JP3236809B2 - リング状に組む支保材の巻き建て方法および支保材の組立装置 - Google Patents

リング状に組む支保材の巻き建て方法および支保材の組立装置

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JP3236809B2
JP3236809B2 JP35987197A JP35987197A JP3236809B2 JP 3236809 B2 JP3236809 B2 JP 3236809B2 JP 35987197 A JP35987197 A JP 35987197A JP 35987197 A JP35987197 A JP 35987197A JP 3236809 B2 JP3236809 B2 JP 3236809B2
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昭治 井上
哲 井上
好人 南
勝 中村
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享一 森岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機に
より掘削されたトンネルの内壁に沿って支保する支保材
の構築作業を能率よく、かつ安全に行うことができるリ
ング状に組む支保材の巻き建て方法および支保材の組立
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル掘削機により掘削された
自立性の高いトンネルにおける内壁の支保は、一般に小
規模の肌落ちもしくは崩落の生じる区間において鋼製の
環状支保工とかけ矢板との組合せにより行われている。
しかしながら、このような環状の支保工とかけ矢板との
組合せによる方法では、かけ矢板の取り付けに時間がか
かって作業効率が極めて悪いのみならず、このかけ矢板
の取り付け作業を行うために熟練作業者が必要になるな
どの問題点がある。
【0003】このようなことから、例えば特開平9−2
1297号公報によって開示されるように、スキンプレ
ートを有しない枠状に形成されて複数のセグメントを接
続することでリング状に組み立てられる構造にされた支
保構造体(支保材)(以下、簡易ライナという)を採用
することが提案され、一部で実用に供されている。そし
て、このような簡易ライナを掘削内壁に巻き建てるに
は、1ピースごとにエレクタで把持して組立位置まで移
動させて組み立てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような支保材(簡易ライナ)を1ピースごとにエレクタ
で把持して組立位置まで移動させて組み立てる作業で
は、エレクタで簡易ライナの1ピースを把持するたびに
支持ピンの着脱操作が必要になり、支保作業に多くの時
間を必要とする。また、簡易ライナを把持したエレクタ
ヘッドが何度も旋回して組立位置が天端部付近になる
と、高所位置で作業者が接続のためのボルト締結作業を
行わねばならず、しかも先に組み立てられている簡易ラ
イナが倒れ懸かり、安定性を失するおそれがあるので、
作業員が補助的に支える操作を行う事態が生じるなど、
支保作業を行うのに危険がともなうなど、作業性に問題
点がある。
【0005】本発明では、このような問題点を解決し
て、支保作業を短時間で安全に行うことができるリング
状に組む支保材の巻き建て方法および支保材の組立装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】このよ
うな目的を達成するために、第1発明によるリング状に
組む支保材の巻き建て方法は、リング状に組む支保材を
巻き建てる方法において、 a)最初のピースをエレクタで把持して所要角度回転さ
せた後、次のピースを組立位置に供給して隣接位置のピ
ースと締結し、 b)前記エレクタの旋回リングに付設される支保材仮保
持手段により前記組立位置のピースを前記旋回リングの
内周側で支持しつつ前記エレクタを所要角度回転させ
て、次のピースを組立位置に供給して隣接位置のピース
と締結し、 c)以後、前記b)項の操作を所要回繰り返して、最後
のピースを組立位置で両隣のピースに締結して1リング
に組み立てることを特徴とするものである。
【0007】このような第1発明の巻き建て方法によれ
ば、最初に供給された支保材のピースをエレクタにて把
持すると、以後は新しく組み立てる支保材の1ピース搬
入するごとにエレクタを所要の方向に順次旋回させて接
続するだけでよく、エレクタを支保材の受入位置と組立
位置との間で1ピースごとに往復させなくともよいの
で、支保材組立作業時間が短縮できて、作業能率が向上
するという効果を奏する。また、前記の機内での支保材
の組立に際し、エレクタの旋回リングに付設される支保
材仮保持手段によって組立位置にある支保材のピースが
前記旋回リングの内周側で支持されるので、エレクタに
よって旋回される支保材が上部に移動した際に自重で内
側に撓むのが防止でき、エレクタの旋回動作に過度の負
荷が作用することもなく、安定状態を保って組立作業を
安全に行うことができるという効果を奏するのである。
したがって、一部に自立性の乏しい地質の区間が介在す
るような地層でのトンネル掘削における地山の支保作業
に採用して効率よく支保できて有効であるといえる。
【0008】発明においては、前記支保材のピースを
供給して組み立てるに際し、その支保材のピース供給位
置を下側にして、この供給位置で先に回転移動させた隣
接するピースとの接続組み立てを行うようにするのが
(第2発明)。こうすると、新しく連結する支保材の
1ピースを常に下方位置で連結することになるので、支
保材組立作業が簡単になるのみならず、安全に作業する
ことができる効果を奏するのである。
【0009】本発明方法により巻き建てられる支保材ピ
ースには、その最先端に位置するピースの旋回移動方向
開放端を傾斜面にして、最後に組み込むピースが前記最
先端のピースの傾斜面に沿って嵌挿係合して組み立てら
れるようにするのが(第3発明)。こうすると、支
保材を1リングに組み立てる最終組立操作が円滑にでき
ることになり、作業性を一層高めることができる。
【0010】前記第1発明乃至第3発明において、リン
グ状に組み立てられる前記支保材ピースのうちの最後に
組み込むピースを、組み立て済の支保材を径方向または
周方向に拡張してその最後に組み込むピースの挿入間隔
を広げた後に組み込むようにするのが好ましい(第4発
明)。このように最後に組み込むピースの挿入間隔がそ
のピース長さより広げられることにより、ピースの最終
組立操作をより円滑に行うことができる。また、例え
ば、最後に組み込むピースを除く既に組み立てられた支
保材ピースに若干の撓みが生じて最後に組み込むピース
の挿入間隔がこのピースの長さに満たない場合であって
も、無理なく前記最後のピースを組み込むことができ
る。
【0011】本発明の巻き建て方法において用いられる
リング状に組む支保材としては、簡易ライナのみなら
ず、鋼製の環状支保工、あるいは軽量化されたシ−ルド
タイプのセグメントであっても応用できるのである。
【0012】次に、第発明によるリング状に組む支保
材の組立装置、リング状に組む支保材の組立装置にお
いて、トンネルの軸心線回りに動力を受けて旋回するよ
うに配設されるリング体と、このリング体の適所に取り
付けられてリング状支保材の最初のピースを着脱可能に
把持する支保材把持体と、前記リング体に所要の配分で
装着されて、前記リング状支保材の最初のピースに続い
て順次連結される支保材のピースを前記リング体の内周
側で保持するように設けられる複数の支保材仮保持手段
を備えることを特徴とするものである。
【0013】このような第発明によるリング状に組む
支保材の組立装置によれば、構造や操作を複雑化するこ
となく、前記第1発明によるリング状に組む支保材の巻
き建て作業を合理的に実施することができる効果を奏す
るものである。
【0014】前記第5発明において、前記支保材仮保持
手段は支保材に当接される当て金を有し、この当て金
が、前記支保材に押し当てられる当接位置と、この支保
材の搬入時に退避する退避位置との間で回動可能に構成
されているのが好ましい(第6発明)。こうすること
で、狭い作業スペースであっても、各ピースを組立位置
に搬入する際に支障のないように退避させて組立作業を
容易にすることができる。支保材の搬入組立を容易に行
うことができる。
【0015】前記第5発明におけるリング体としては、
エレクタにおける旋回リングを、支保材把持体としては
エレクタヘッドを、それぞれ充当するのがよい。こうす
ると、掘削機の構造を簡単に構成できて有効に活用でき
る効果を奏する。なお、このリング体としてトンネル掘
削機と別体のものを使用することもできる。また、前記
支保材仮保持手段は、前記リング体の外周部に基端を取
り付けられて、そのリング体の中心から外向き放射状に
装着される部材(アーム)に求心方向に進退可能な部材
によって先端に取り付く当て金を組み立てられる支保材
のピースの内周面部に当てがうようにする構成であるの
がよい。こうすると、組み立てられる支保材のピースを
正しくリング状に保持する操作が容易に行える利点があ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、第1発明によるリング状に
組む支保材の巻き建て方法について、第2発明の支保材
の組立装置を交えて、その具体的な実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0017】図1は本発明のリング状に組む支保材の巻
き建て方法が実施されるトンネル掘削に用いられるトン
ネル掘削機の一実施例外形図である。図2は図1におけ
るA−A視断面図である。図3はトンネル掘削機の後部
内側に付設されるエレクタと支保材との関係を表す図で
ある。図4はエレクタの旋回リングに取り付く支保材の
保持金具と支保材との支持態様を表す一具体例の図であ
って、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
図5は本実施例で用いられる支保材のピースの一具体例
を示す斜視図である。
【0018】本実施例のリング状に組む支保材の巻き建
て方法を実施するには、図1において示されるようなト
ンネル掘削機1によって掘削されたトンネル3で、その
内壁を支保する必要がある状態の地山に対して支保材を
構築する場合、周知の手段でそのトンネル掘削機1のテ
ール部2に所要寸法の支保材(簡易ライナ10)を搬入
して、エレクタ5によって1リングに組み立てて、その
後にそのテール部2内からジャッキ装置(図示せず)に
より掘削されて支保するトンネル3内に押し出して支保
する。
【0019】ここで使用される簡易ライナ10として
は、例えば図5によって示されるように、掘削されるト
ンネル3内壁に沿わせ得る直径でその周面を複数個に分
割されて所要幅にされた外形寸法に、一対の円弧状溝形
鋼11,11の互いに対向する端部同士を断面コ字状の
一対の直線状型鋼12,12により連結して枠体に形成
され、この枠体における前記一対の円弧状溝形鋼11,
11の対向部同士が複数本の補強用部材13にて連結さ
れた構造のものが用いられる。そして、この簡易ライナ
10は、円周方向の端部の部材(直線状型鋼12)に設
けられるボルト接続孔14の個所においてのみ組立時ボ
ルト締結される。なお、図示省略するが、エレクタ5に
よって把持されて最初に組み立てられるこの簡易ライナ
10には、その内面側の中央部にエレクタヘッド5aに
把持されるブラケットが付設されている。また、この簡
易ライナ10は、地山の肌落ちや崩落の状況に応じて補
強部材の補強条件を異ならせたものを用いることができ
る。
【0020】次に、前記簡易ライナ10を使用しての本
実施例の巻き建て方法を具体的に説明する。この簡易ラ
イナ10の巻き建て方法が、図6によって模式的に示さ
れている。まず、簡易ライナ10によって支保するリン
グを1リング形成するには、図6(a)で示されるよう
に、標準的な形状のピースA,円周方向の一端部を傾斜
面にされているピースB,一端部を前記ピースBの傾斜
面に合致する斜面にされた最後に組み合わせるピースK
の3種類を、この実施例ではピースAを3個とピースB
を1個およびピースKを1個の割で準備する。
【0021】まず、周知の搬送手段によってトンネル掘
削機1のテール部2内下部に、図6(I)で示すように
ピースBを供給してエレクタヘッド5aによってそのピ
ースBの内側中央部を把持させる。
【0022】次いで、エレクタヘッド5aによって把持
されたピースBは、そのまま所要角度旋回され、下部位
置には次に標準的な形状のピースAが供給される(図6
(II))そこで、先にエレクタヘッド5aによって持ち
上げられたピースBの一端と新たに供給されたピースA
とを接続端部にてボルト締結する。
【0023】ピースBにピースAが1個接続されたな
ら、エレクタヘッド5aをその接続されたピースAの長
さ分上方に旋回させて次のピースAを供給位置に運び込
み、先に接続されて移動したピースAにその次のピース
Aをボルト接続する(図6(III))。
【0024】再びエレクタヘッド5aを旋回させてピー
スAの長さ分接続されたピースを移動させる。そして、
残りのピースAを下部位置に供給して先に接続されたピ
ースAにボルト接続する。この状態で、図6(IV)で示
されるようにピースBを先頭にして3個のピースAが接
続され、その3個目のピースAと先端のピースBとの間
に狭い空間が残される。この状態に至るまで、エレクタ
ヘッド5aはピースBを把持したままで旋回動作するこ
とになり、この間各ピースは接続端部において隣接する
ピース同士をボルト接続するだけでよい。
【0025】その後に、前記ピースKを組み込む位置に
対応するだけエレクタヘッド5aを旋回させる。最後に
残った空間部にピースKを埋め込んでリングに接続形成
する。このピースKを供給して空間部に組み合わせる際
には、接続する一方のピースAの接続端部は直立面にな
っているが、他方のエレクタヘッド5aに把持されて移
動のピースBの端部が傾斜面にされているので、填め合
わせるピースKの一方の斜面をピースBの傾斜面に合わ
せて滑らせるように挿入すれば、難なく填め合わせるこ
とができて組み立て操作が容易になる(図6(V)参
照)。かくして簡易ライナ10のリングが組み立てられ
ると、エレクタヘッド5aを先とは逆の方向に旋回させ
てピースKを上側に移動させ、その後にエレクタヘッド
5aによるピースBの把持を解くことにより1リングの
組立が完了する。
【0026】このようにして組み立てられた簡易ライナ
10の1リングは、予めトンネル掘削機1に組み付けら
れている押し出し用ジャッキ(図示せず)によってトン
ネル掘削機1のテール部2から後方の掘削されたトンネ
ル3内に押し出される。この状態では簡易ライナ10の
リングの外周とトンネル3の内壁面との間に間隙が生じ
ているので、簡易ライナ10の分割された各ピースにお
ける接続部の少なくとも1個所に予め設けられる拡張用
ジャッキ装置(図示省略)を用い、当該接続部の接続ボ
ルトを緩めてその拡張用ジャッキ装置によってリングを
トンネル3の内壁面に沿うように拡張させ、簡易ライナ
10の外周面がトンネル内壁面に接触して支保できるよ
うに操作する。前記ジャッキ装置を2個所以上に設けて
おくようにすれば、トンネル3の内壁面に対する接触を
手早く行えて好都合である。
【0027】このようにして、簡易ライナ10を1リン
グ組み立ててトンネル掘削機1のテール部2後方に送り
出して支保し、支保作業を継続して行うならば、再び前
記要領で順次テール部2内に簡易ライナ10の所要のピ
ースを供給して組み立てる操作を行えばよい。そして、
簡易ライナ10のピースを組み立てるに際しては、前述
のようにテール部2内の下部にピースが供給されて、こ
の下部位置で接続組み立て作業を行うことになるので、
エレクタヘッド5aと先頭のピース(ピースB)との把
持部でのピン接続をリング組み立て完成後に外す操作以
外は殆どすべて下部位置にて行えることになり、安全に
作業を実施できる。
【0028】前述のようにして簡易ライナ10の各ピー
スがエレクタヘッド5aによる先頭のピースBの把持力
で、そのエレクタヘッド5aの旋回につれてテール部2
の内周部で連結された簡易ライナ10のピースが移動す
るに際し、例えば図6(IV),(V)で示す状態に移動
した場合、エレクタヘッド5aによって把持されるピー
スBを除いて後続するピースAが、上側の位置に移動す
ると連結部でのみ前後連接するピース同士が円弧状に保
形されるだけで、それらの自重によって内周側に撓む傾
向を示す。したがって、エレクタヘッド5aによる先頭
のピースBを介して接続のために旋回するとき過度な負
荷が作用して円滑な旋回ができなくなる虞がある。
【0029】そこで、図3および図4によって示される
ように、エレクタリング5bの外周部に予め所定の位置
で簡易ライナ10の枠体の一部、すなわち円弧状溝形鋼
11の内周面に当接するようにして保持する支持金具2
0を複数個所に取り付けておき、この支持金具20の保
持座片(当て金26)を、組立時におけるピースの供給
位置で、その簡易ライナ10の枠体の内周面に当接させ
て当該簡易ライナ10(ピース)を定位置に保持できる
ようにし、前記要領で組み立てを行うようにすれば、上
部位置に達してもそのピースが内側に撓むことなく保持
されてエレクタ5とともに円滑に旋回移動できるのであ
る。
【0030】前記簡易ライナ10の支持金具20として
は、図4で示されるように、エレクタリング5bの外周
面の所定の位置で放射状に付設されるブラケット21に
基端の取付座22をボルトにて取り付けられて、前方下
部に突き出すアーム23の先端に図上下向きに(エレク
タリング5bの中心から外向き放射状に)軸線を定めて
取り付くボス24にスクリュー軸25を螺合支持させ
て、このスクリュー軸25の先端に支持させた当て金2
6を、そのスクリュー軸25の後端に付設のハンドル2
7によって回転させることにより進退させて前記簡易ラ
イナ10の枠体(片側の円弧状溝形鋼11)の内周面に
押し当て、この当て金26によって所定の位置に保持さ
せるようなものが用いられる。なお、図中符号28は当
て金26の廻り止め片である。
【0031】前述の簡易ライナ10の支持金具20はそ
の取付姿勢がエレクタリング5bに固定的に付設される
ので、簡易ライナ10のピースが前述のようにして組み
立て位置に供給されるときには、前記当て金26を引き
上げておいて、所定の位置に供給される簡易ライナ10
のピースの一部をその当て金26の下に滑り込ませるよ
うに供給するのが好ましい。しかしながら、狭い作業ス
ペースでのピースの搬入になるので、前記支持金具20
のアーム23aを図7で例示されるように、上下に回動
できる構造にして、ピースの組立位置への搬入時にはア
ーム23aを持ち上げて(二点鎖線で示す)当て金26
を退避させておき、組み立て後そのアーム23aを所定
の姿勢に戻してボルトなどによって固定して、その後に
当て金26をピースの内周面に当接させて保持できるよ
うにする方式を採用することができる。こうすれば、簡
易ライナ10のピースの搬入組立が容易となる。
【0032】以上の説明では、簡易ライナ10の各ピー
スをシリーズに接続して組み立てる手順の場合について
説明したが、他の組立手順として図8によって例示する
ようにエレクタヘッド5aによる最初のピースAを把持
した後に、その旋回方向を左右交互に切り換えて把持し
たピースの両側に交互に次のピースを接続する操作で組
み立てるようにしてもよい。なお、この組立手順につい
て、前述の組立手順で説明した場合と同じ種類の簡易ラ
イナ10のピースを使用するものとして説明すれば、次
の通りである。
【0033】この要領で組み立てる場合は、まず図8
(I)で示されるように、ピースAを供給位置に搬入し
てエレクタヘッド5aにより把持させる。次いで、矢印
aの方向にエレクタヘッド5aを所要角度旋回させる。
その後に図8(II)で示されるように今度はピースBを
供給位置に搬入してエレクタヘッド5aに把持されてい
るピースAと接続する。その後はエレクタヘッド5aを
矢印bの方向に逆旋回させて、図8(III)で示されるよ
うに、次のピースAを供給位置に搬入して最初にエレク
タヘッド5aにて把持されて移動させられているピース
Aと接続する。こうして3個のピースを接続したなら
ば、図8(IV)で示されるように、そのままエレクタヘ
ッド5aを矢印bの方向にピース1個分旋回させ、搬入
されるピースAを接続する。その後、最後のピースKが
供給組立できるように旋回させ、図8(V)で示される
ように、これまで接続されたピースBと最後のピースA
との間にピースKを挿入してすべてのピースが接続さ
れ、リングが形成される。したがって、以後は前述の工
程と同様にテール部2内から後方に押し出し用ジャッキ
装置(図示せず)によってトンネル3内の支保位置に前
記リングを押し出し、その後リングを拡張操作して地山
に接触保持させるようにすればよい。
【0034】このような操作によれば、簡易ライナ10
の各ピースがエレクタヘッド5aにより把持されている
ピースの両側でほぼバランスをとって組み立てられて旋
回することになるので、接続されたピースが上方に移動
して内側に撓む傾向が少なくなり、前述のような支持金
具20による保持手段を省略することも可能である。も
ちろん、前述のような支持金具20による保持を行えば
より安全であることはいうまでもない。
【0035】以上の説明によれば、簡易ライナ10の最
後のピースKを組み込む際に、このピースKの一方の斜
面をピースBの傾斜面に合わせて滑らせるように挿入す
る手順を説明しているが、他の組立手順として、図9に
示されるように最後のピースKを組み込む直前に、組み
立て済の支保材を径方向または周方向に拡張して前記最
後に組み込むピースの挿入間隔を広げた後、この最後の
ピースKを組み込んでもよい。なお、この組立手順につ
いて、前述の組立手順で説明した場合と同じ種類の簡易
ライナ10のピースを使用するものとして説明すれば、
次の通りである。
【0036】図9(I)〜(IV)に示される組立手順
は、図6(I)〜(IV)に示される組立手順と同様であ
り、エレクタヘッド5aによってピースBを把持させ、
所要角度旋回させつつ順次標準的な形状のピースAを供
給接続する。こうして図9(IV)に示されるように、ピ
ースBを先頭にして3個のピースAが接続され、その3
個目のピースAと先頭のピースBの先端との間に狭い空
間が残されるまで旋回動作が行われる。その後、図9
(V)に示されるように、エレクタヘッド5aに把持さ
れる先頭のピース(ピースB)に対して反対側のピース
(ピースA’)をテール部2内に設けられる固定用部材
6によって固定する。この状態で、エレクタヘッド5a
を先とは逆方向(空間を広げる方向)に旋回させて、前
記ピースKを組み込む空間部の間隔を広げるようにす
る。こうして、ピースKの長さより広くされた前記空間
部に前記ピースKが填め込まれた後、前記エレクタヘッ
ド5aを元の方向(空間を閉じる方向)に旋回させて前
記ピースKがボルト締めされる(図9(VI))。このよ
うに、ピースKの長さに比べてこのピースKが組み込ま
れる挿入間隔が広げられるため、最後のピースKの填め
合わせを無理なく行うことができ、簡易ライナ10の組
み立てを円滑に行うことができる。
【0037】かくして簡易ライナ10がリング状に接続
形成された後に、前記エレクタヘッド5aによるピース
Bの把持が解かれ、前記固定用部材6によるピースA’
の固定が解かれることにより1リングの組立が完成す
る。この後、前記簡易ライナ10は前述の組立手順と同
様に、押し出し用ジャッキ(図示せず)によってトンネ
ル掘削機1のテール部2から後方の掘削されたトンネル
3内に押し出され、拡張ジャッキ装置によってトンネル
内壁面に沿うように設置される。
【0038】また、図9に示される組み立て済の支保材
を径方向に拡張して、その最後に組み込むピースの挿入
間隔を広げた後に組み込む手順の別態様が図10に例示
されている。なお、この場合はエレクタヘッド5aおよ
び支持金具20は伸縮可能であるとともに各ピースに押
付力を付加できる機構であることが望ましい。また、こ
の組立手順について、前述の組立手順で説明した場合と
同じ種類の簡易ライナ10のピースを使用するもとのし
て説明すれば、次の通りである。
【0039】図10(I)〜(IV)に示される組立手順
は、図6(I)〜(IV)に示される組立手順と同様であ
り、エレクタヘッド5aによってピースBを把持させ、
所要角度旋回させつつ順次標準的な形状のピースAを供
給接続する。こうして図10(IV)に示されるように、
ピースBを先頭にして3個のピースAが接続され、その
3個目のピースAと先頭のピースBの先端との間に狭い
空間が残されるまで旋回動作が行われる。その後、図1
0(V)に示されるように、前記エレクタヘッド5aお
よび支持金具20(図10には図示されていない。)を
伸長させることにより、接続されているすべてのピース
に押付力が付与され、前記3個目のピースAと先頭ピー
スBとの間の空間が広げられる。こうして広げられた空
間部にピースKが挿入され、前記エレクタヘッド5aお
よび支持金具20を収縮させた後、ピースKを接続して
各ピースがリング状に形成される。したがって、以後は
前述の工程と同様にテール部2内から後方に押し出し用
ジャッキ装置(図示せず)によってトンネル3内の支保
位置に前記リングを押し出し、その後リングを拡張操作
して地山に接触保持させるようにすればよい。
【0040】前記エレクタヘッド5aが伸縮可能でない
場合は、エレクタヘッド5aの把持部に過度な負荷がか
からないようにするにするため、エレクタヘッド5aに
把持されるピースBに接触しないピースに押付力を付加
して、空間部を広げるようにしてもよい。
【0041】また、前述の場合は、エレクタヘッド5a
および支持金具20が伸縮可能で、かつ押付力が付加さ
れるようにされているが、このような機構を設けていな
い場合はエレクタヘッド5aおよび支持金具20の他に
エレクタリング5bに例えば油圧ジャッキ等の伸縮機構
を設けて用いることもできる。
【0042】以上の最後のピースKの挿入間隔を広げる
手順の説明においては、図6に示される組立手順に適用
されているが、これに限らず、例えば図8に示されるよ
うな組立手順に適用してもよく、最後のピースを組み込
む直前に適用されるのであれば組立手順は問わないもの
である。
【0043】以上の簡易ライナの組立手順の説明におい
ては、その簡易ライナの供給組立位置をテール部の下部
位置で行う場合について説明したが、組立手順として
は、これに限定されるものではなく、最初のピースを下
部位置に置いてからエレクタによってそのピースに接続
できる位置に以後のピースを供給して接続し、上部での
接続となる時点で既に組み立てられている部分をエレク
タによって高所作業とならない組立位置に旋回移動させ
て組み立てるようにすることもできる。
【0044】以上の説明においては、前述のような簡易
ライナを使用して支保作業を行う場合について述べた
が、本発明の趣旨に従えば、例えばH形鋼製の支保工リ
ングを組み立てるような場合、あるいはその他の構造の
支保部材をリングに組み立てて作業する場合に適用でき
るのである。また、エレクタによる支保材の組立時にお
ける撓みの仮保持手段としては、前述の支持金具に限定
されるものではなく、支保材の撓みが生じないように保
持できる機構であれば他の形式によってもよい。
【0045】また、本実施例においては、トンネル掘削
機1のテール部2内で簡易ライナ10の各ピースが組み
立てられた後、トンネル坑壁へ押し出すようにされてい
るが、これに限らず、エレクタヘッド5aによって直接
トンネル坑壁内に組立られてもよい。このようにトンネ
ル坑壁内に直接組み立てられる場合は、前記固定用部材
により固定されていたピースAが杭等により地山に固定
され、空間部が設けられて最後のピースKが組み込まれ
る。こうして、各ピースがリング状に接続形成され、エ
レクタヘッド5aによる把持が解かれる。なお、この場
合は、前記ピースAの杭等による固定は、解かれても解
かれなくてもよい。さらに、ピースA’の固定手段は上
記実施例に限らず、既組のリング状簡易ライナ側から固
定してもよいし、スキンプレートが下部にない場合には
底部の地山に直接固定してもよい。
【0046】本実施例において、簡易ライナ10は標準
的な形状のピースと円周方向の一端部を傾斜面にされて
いるピースと前記一端部を傾斜面に合致する斜面にされ
た最後に組み合わせるピースとにより組み立てられてい
るが、これに限らず、すべて標準的な形状等の同一形状
のピースにより組み立てられてもよい。また、これらを
組み立てるピースの個数も限定されるものではなく、ト
ンネル径等に応じて任意に設定することができる。
【0047】また、本発明の支保材の巻き建て方法を採
用することで、トンネル掘進機としては、エレクタの内
空径を大きくとれるというメリットが生じ、支保材の巻
き建て作業の能率向上のみならず、装置的にも有効なも
のであるといえる。
【0048】また、本実施例においては支保材の組立装
置のリング体として、トンネル掘削機のエレクタリング
を利用する場合について説明したが、その組立装置をト
ンネル掘削機と別体のものとして、トンネル内に支保材
を組み立てることができる。このようにすれば、その支
保材の組立装置をトンネル掘削機の後方に残置させるこ
とで、掘削機の移動に伴い組み立てられた支保材が後方
に相対移動できる利点がある。
【0049】本実施例においては、リング状に組む支保
材として簡易ライナが用いられているが、これに限ら
ず、鋼製の環状支保工、あるいは軽量化されたシ−ルド
タイプのセグメントであっても応用できるのである。
【0050】本実施例における簡易ライナの支持金具は
本発明の支保材仮保持手段に、エレクタの旋回リングは
リング体に、エレクタヘッドは支保材把持体に、それぞ
れ対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のリング状に組む支保材の巻き
建て方法が実施されるトンネル掘削に用いられるトンネ
ル掘削機の一実施例外形図である。
【図2】図2は、図1におけるA−A視断面図である。
【図3】図3は、トンネル掘削機の後部内側に付設され
るエレクタと支保材との関係を表す図である。
【図4】図4は、エレクタの旋回リングに取り付く支保
材の支持金具と支保材との支持態様を表す一具体例の図
であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図であ
る。
【図5】図5は、本実施例で用いられる支保材のピース
の一具体例を示す斜視図である。
【図6】図6は、本実施例における簡易ライナ(支保
材)の巻き建て手順を示す模式図である。
【図7】図7は、エレクタの旋回リングに取り付く支保
材の支持金具の他の実施例を示す図である。
【図8】図8は、簡易ライナ(支保材)の巻き建て手順
における他の実施態様を示す模式図である。
【図9】図9は、簡易ライナ(支保材)の巻き建て手順
における他の実施態様を示す模式図である。
【図10】図10は、簡易ライナ(支保材)の巻き建て
手順における他の実施態様を示す模式図である。
【符号の説明】
1 トンネル掘削機 2 テール部 3 掘削されたトンネル 5 エレクタ 5a エレクタヘッド 5b エレクタリング 6 固定用部材 10 簡易ライナ 11 円弧状溝形鋼 12 直線状型鋼 13 補強用部材 14 ボルト接続孔 20 支持金具 21 ブラケット 23,23a アーム 24 ボス 25 スクリュー軸 26 当て金 27 ハンドル A 簡易ライナのピース B 簡易ライナの先端になるピース K 簡易ライナの最後のピース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 潤治 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社奥村組内 (72)発明者 井上 昭治 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社奥村組内 (72)発明者 井上 哲 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社奥村組内 (72)発明者 南 好人 大阪府枚方市上野3丁目1−1 株式会 社小松製作所大阪工場内 (72)発明者 中村 勝 大阪府枚方市上野3丁目1−1 株式会 社小松製作所大阪工場内 (72)発明者 深田 昌生 大阪府枚方市上野3丁目1−1 株式会 社小松製作所大阪工場内 (72)発明者 森岡 享一 大阪府枚方市上野3丁目1−1 株式会 社小松製作所大阪工場内 (56)参考文献 特開 昭61−72197(JP,A) 特開 平9−78997(JP,A) 特公 昭63−27520(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状に組む支保材を巻き建てる方法
    において、 a)最初のピースをエレクタで把持して所要角度回転さ
    せた後、次のピースを組立位置に供給して隣接位置のピ
    ースと締結し、 b)前記エレクタの旋回リングに付設される支保材仮保
    持手段により前記組立位置のピースを前記旋回リングの
    内周側で支持しつつ前記エレクタを所要角度回転させ
    て、次のピースを組立位置に供給して隣接位置のピース
    と締結し、 c)以後、前記b)項の操作を所要回繰り返して、最後
    のピースを組立位置で両隣のピースに締結して1リング
    に組み立てることを特徴とするリング状に組む支保材の
    巻き建て方法。
  2. 【請求項2】 前記支保材のピースを供給して組み立て
    るに際し、その支保材のピース供給位置を下側にして、
    この供給位置で先に回転移動させた隣接するピースとの
    接続組み立てを行うようにすることを特徴とする請求項
    1に記載のリング状に組む支保材の巻き建て方法。
  3. 【請求項3】 巻き建てられる前記支保材ピースには、
    その最先端に位置するピースの旋回移動方向開放端を傾
    斜面にして、最後に組み込むピースが前記最先端のピー
    スの傾斜面に沿って嵌挿係合して組み立てられるように
    する請求項1または2に記載のリング状に組む支保材の
    巻き建て方法。
  4. 【請求項4】 リング状に組み立てられる前記支保材ピ
    ースのうちの最後に組み込むピースを、組み立て済の支
    保材を径方向または周方向に拡張してその最後に組み込
    むピースの挿入間隔を広げた後に組み込むようにする請
    求項1〜3のいずれかに記載のリング状に組む支保材の
    巻き建て方法。
  5. 【請求項5】 リング状に組む支保材の組立装置におい
    て、 トンネルの軸心線回りに動力を受けて旋回するように配
    設されるリング体と、このリング体の適所に取り付けら
    れてリング状支保材の最初のピースを着脱可能に把持す
    る支保材把持体と、前記リング体に所要の配分で装着さ
    れて、前記リング状支保材の最初のピースに続いて順次
    連結される支保材のピースを前記リング体の内周側で
    持するように設けられる複数の支保材仮保持手段を備え
    ることを特徴とするリング状に組む支保材の組立装置。
  6. 【請求項6】 前記支保材仮保持手段は支保材に当接さ
    れる当て金を有し、この当て金が、前記支保材に押し当
    てられる当接位置と、この支保材の搬入時に退避する退
    避位置との間で回動可能に構成されている請求項5に記
    載のリング状に組む支保材の組立装置。
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