JP3236742B2 - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイ用の
ガラス基板を洗浄する洗浄ユニットを備えた塗布装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示ディスプレイ(LC
D)装置の製造工程においては、LCD基板(ガラス基
板)上に例えばITO(Indium Tin Oxi
de)の薄膜や電極パターン等を形成するために、半導
体製造工程において用いられるものと同様なフォトリソ
グラフィ技術を用いて回路パターン等を縮小してフォト
レジストに転写し、これを現像処理する一連の処理が施
される。
【0003】このような処理においては、ガラス基板上
にレジスト液を塗布し、その後露光工程、現像工程が行
われるが、こうした一連の所定の処理を行う前に、回路
パターンの欠陥発生や配線のショートなどを防止するた
めにレジスト液が塗布されるガラス基板の表面を洗浄す
ると共に、露光時の焦点のずれやパーティクルの発生を
防止するためにガラス基板の裏面をも洗浄する必要があ
る。
【0004】このため塗布・現像装置の中には、洗浄装
置が設けられている。図11は従来の洗浄装置の概略を
示す図であり、この装置では、ガラス基板Gの両側縁の
例えば端から5〜10mmの領域を送りローラRにより
両面側から、挟圧してガラス基板Gを一方向に送りなが
ら、図示しないノズルから洗浄水をガラス基板Gの両面
に吹き付け、ガラス基板Gの幅方向に沿って伸びる回転
ブラシBによりガラス基板Gの両面を洗浄している。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
の洗浄装置ではガラス基板Gを移動させながら洗浄を行
っているため、横方向(進行方向)については、ガラス
基板Gの長さのおよそ2倍のスペースが少なくとも必要
である。ここでLCDパネルの大型化に伴いガラス基板
Gのサイズが大きくなっており、ガラス基板Gの2枚分
のスペースを確保すると洗浄装置の占有面積が広くなっ
てしまう。一方塗布・現像装置は、洗浄装置、冷却装
置、塗布装置、現像装置など多くの処理装置が組み込ま
れており、単位面積当りのコストが非常に高価なクリー
ンルーム内に設置するために、冷却装置や加熱装置など
を多段化したり、搬送系の構造を工夫して小型化を図る
ようにしている。従って従来の洗浄装置は塗布・現像の
小型化を阻んでいるという問題がある。
【0006】本発明は、このような事情の下になされた
ものであり、その目的は、液晶ディスプレイ用のガラス
基板を洗浄する洗浄ユニットとガラス基板上に塗布処理
を行う塗布ユニットを備えた塗布装置において、装置の
小型化を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚の液晶
ディスプレイ用のガラス基板を収納したキャリアが載置
されるキャリアステージと、ガラス基板を洗浄する洗浄
ユニットと、洗浄後のガラス基板に対して塗布処理する
塗布ユニットと、前記キャリアステージに載置されたキ
ャリアから取り出されたガラス基板を前記洗浄ユニット
に搬送し、次いで塗布ユニットに搬送するためのメイン
アームと、を備えた塗布装置において、前記洗浄ユニッ
トは、メインアームから搬送されたガラス基板の両側縁
を当該ガラス基板が水平になるように保持する保持手段
と、この保持手段により保持されたガラス基板の一面を
洗浄する洗浄部と、この洗浄部をガラス基板の一縁から
他縁に向かって移動させる移動手段と、前記洗浄部で洗
浄されたガラス基板の他面を当該洗浄部で洗浄するため
に、前記ガラス基板の水平な中心軸を回転軸として前記
保持手段を回転させて当該ガラス基板を反転させる反転
手段と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、ガラス基板の一面を洗浄し
た後そのガラス基板を反転させ、他面を洗浄するように
しているため、洗浄ガラス基板の一面側に配置すれ
ばよく、従って洗浄を大掛りな構造としなくてよい。
【0009】
【実施例】以下に本発明を、レジスト塗布・現像装置に
用いられる洗浄装置(洗浄ユニット)に適用した実施例
について説明する。先ず本発明の実施例に係る洗浄装置
を説明する前に塗布・現像装置の全体構成について図1
を参照しながら簡単に述べておく。図1中1aはキャリ
アステージ、1bは搬送機構であり、被処理基板、例え
ばLCDパネルに用いられるガラス基板Gを複数枚収納
したキャリア1cが載置される。11、12は基板搬送
用のメインアーム、10は中継部であり、キャリア1c
内のガラス基板Gは、搬送機構1b及びメインアーム1
1を介して本発明の実施例に係る洗浄装置13に搬送さ
れ、ブラシにより水洗される。その後必要に応じてジェ
ット水洗装置14にてガラス基板Gは、ジェット水洗さ
れ、更にアドヒージョン処理部15にて疎水化処理が施
され、冷却処理部16にて冷却された後、塗布(塗布ユ
ニット)装置17にてフォトレジスト膜すなわち感光膜
が塗布形成される。そして、このフォトレジスト膜が加
熱処理部18にて加熱されてプリベーキング処理が施さ
れた後、この装置の右側に配置された図示しない露光装
置にて所定のパターンが露光される。そして、露光後の
ガラス基板は現像処理部19内へ搬送され、現像液によ
り現像された後、メインアーム12、11及び搬送機構
1bを通じて例えば元のキャリア1c内に戻される。
【0010】次に本発明の実施例に係る洗浄装置につい
て図2及び図3を参照しながら説明する。この洗浄装置
は、被処理基板として方形状のガラス基板Gの周縁部の
相対する両側縁を凹部に嵌込んだ状態で保持する一対の
保持アーム21、22と、この保持アーム21、22を
X方向に開閉する駆動部23、24と、ガラス基板Gの
両面を洗浄するための一対の洗浄部3a、3bと、ガラ
ス基板Gの下方側に昇降機構41により昇降し、ガラス
基板Gを上面に保持する昇降ステージ42と、を有して
いる。
【0011】前記洗浄部3a(3b)は、概水平に横設
された回転軸30により回転し、例えば最小の長さがガ
ラス基板Gの端縁から例えば5〜10mmの部分を除い
た領域の横幅に応じた大きさの円筒状の洗浄部材である
洗浄ブラシ31と、この洗浄ブラシ31の洗浄時の進行
方向側(図2中右側)に接近して設けられた洗浄液供給
管32とを備えている。なお、洗浄液供給管を左側にも
設け洗浄液をガラス基板Gと洗浄ブラシ31との接触部
分に向けて噴射するようにすることもできる。洗浄ブラ
シ31の両端側には、図3に示すように基台33に設け
られたガイド部34に沿って上下に連動して互いにZ方
向に接離する接離機構35a、35bが配設されてい
る。
【0012】そして上側の洗浄ブラシ31については、
回転軸30の一端が接離機構35a、35aの一方に設
けられた図示しないモータにより駆動されると共に、他
端が接離機構35a、35aの他方に回転自在に支承さ
れている。下側の洗浄ブラシ31に関連する部分に関し
ても同一であり、接離機構35b、35bの一方及び他
方に夫々回転軸30のモータ及び軸受けが設けられてい
る。また前記基台33はX方向に伸びるX機構36によ
りX方向に移動できるようになっており、従って上下に
配置された一対の洗浄ブラシ31は、Z方向に接離でき
かつX方向に移動できることとなる。
【0013】更に前記洗浄液供給管32は、接離機構3
5a、35aの例えば一方に固定され(両方に固定して
もよい)、その一方の中あるいは外に配管された図示し
ない給水路に接続されると共に、洗浄時における洗浄ブ
ラシ31の移動路の前方領域のガラス基板G上に洗浄
液、例えば水を供給するように長さ方向に沿って、図で
は見えないが多数の噴射孔が穿設されている。なおこの
実施例では、洗浄部3a、3b、基台33、接離機構3
5a、35b、X機構36などにより洗浄手段が構成さ
れている。以上のように説明した主要部分がドアを備え
たケース内に収納され、図1に示す洗浄装置13が構成
されている。
【0014】次いで上述の洗浄装置の作用について述べ
る。先ず図1に示すメインアーム11から保持アーム2
1、22に被処理基板例えばガラス基板Gが受け渡され
る。この受け渡しは、図4(a)に示すように保持アー
ム21、22を開いた状態にしておき、メインアーム1
1から上昇状態の昇降ステージ42にガラス基板Gを受
け渡し、続いて図4(b)に示すように保持アーム2
1、22が閉じてガラス基板Gの両側縁を保持した後、
昇降ステージ42が降下することにより行われる。
【0015】この間洗浄部3a、3bは、ガラス基板G
の載置領域の一端側において互いに上下に離れた状態で
待機している。そして洗浄部3a、3bの洗浄ブラシ3
1は、図4(c)に示すように互いに接近して夫々ガラ
ス基板Gの両面に接触し、例えば矢印方向に回転しなが
ら図中左から右に移動する。このとき洗浄液供給管32
より、ガラス基板Gの両面における洗浄ブラシ31の進
行方向に対して前方側に洗浄液例えば水が吹き付けら
れ、洗浄ブラシ31の擦過作用によりガラス基板Gの両
面が洗浄される。洗浄部3a、3bは図4(d)に示す
ようにガラス基板Gの図中右端側で互いに上下に離れ、
その後保持アーム21、22から上昇した昇降ステージ
42にガラス基板Gが受け渡され、更にメインアーム1
1により洗浄装置から取り出されて次工程へ送られる。
【0016】このような実施例によれば、ガラス基板G
を固定して、洗浄部3a、3bがガラス基板Gの両面に
沿って移動するので、ガラス基板G、及び保持アーム2
1、22などの機構部分を配置するスペースを確保すれ
ばよく、ガラス基板Gを移動しながら洗浄する場合に比
べて格段に占有面積が小さくて済み洗浄装置の小型化、
ひいては塗布現像装置の小型化を図ることができる。
【0017】また洗浄部3a、3bとしては、図5及び
図6に示すようにガラス基板Gにおける洗浄ブラシ31
の通過した直後の領域に、即ち洗浄ブラシの通過跡に、
乾燥用の気体例えばN2 ガスやエアーなどを吹き付ける
ための気体吹き付け手段5を設けてもよい。この気体吹
き付け手段5は、この例では例えば前記接離機構35
a、35bから伸び出し、洗浄部3a、3bの後方側に
多数分岐したノズル部51により構成される。このよう
に構成すれば、洗浄後にガラス基板Gに付着している洗
浄液を例えばN2 ガスにより吹き飛ばして概乾燥させる
ことができるので、その後の振り切り乾燥の時間を短縮
でき、スループットが向上する。
【0018】更に洗浄部材としては、水平な軸のまわり
に回転する円筒状の洗浄ブラシ31に限らず、例えば図
7に示すように垂直な軸のまわりに回転する円柱状の複
数の洗浄ブラシ52を、洗浄部の移動方向と直交する方
向に配列する構成としてもよい。この場合Y方向におい
て洗浄漏れ(未洗浄部分)が生じないように、洗浄ブラ
シ52を千鳥状に配列しかつX方向において各洗浄領域
が多少重なり合うように配置することが望ましい。なお
図中53は洗浄ブラシ52を保持しかつ駆動する部分を
備えたブラシ保持部材である。
【0019】ここでガラス基板Gの裏面側を洗浄する場
合に便利な洗浄装置の実施例について図8及び図9を参
照しながら述べる。この洗浄装置は、ガラス基板Gの周
縁部例えば四隅部分を保持する保持手段6と、この保持
手段6に保持されたガラス基板Gの下面側に設けられた
洗浄部7とを備えている。保持手段6は、回転カップ6
1と、この回転カップ61からガラス基板Gの四隅部分
に対応する部位まで放射状に伸びるように設けられ、各
四隅部分の直角に交差する2辺が係合して保持される段
部62を備えた保持部材63と、回転カップ61の底部
から下方に伸び、固定部64aに軸受け部64bを介し
て軸受けされている小径の筒部64とを有しており、前
記筒部64にプーリ65を介して掛けられたベルト66
により鉛直軸のまわりに回転できるように構成されてい
る。67はモータであり、これらモータ67及びベルト
66などにより保持手段6を回転させる回転手段が構成
される。
【0020】洗浄部7は、前記筒部64の中を貫通し、
ガラス基板Gの中心軸に重なる昇降軸71上に設けられ
た昇降ステージ72と、この昇降ステージ72上に設け
られた洗浄部材例えば鉛直方向に植毛された洗浄ブラシ
73、洗浄液供給管74(図9参照)及び気体吹き付け
手段75とを備えている。71aは昇降機構である。洗
浄ブラシ73及び洗浄液供給管74は、各々昇降ステー
ジ72の半径方向に沿って伸びるように、かつ周方向に
並んで設けられており、洗浄液供給管74は上方に向け
て洗浄水を噴射する噴射孔74aが長さ方向に配列され
ている。前記気体吹き付け手段75は、昇降ステージ7
2の中心部から偏移した位置から例えば保持手段6上の
ガラス基板Gの中心部に向けて乾燥用の気体例えばN2
ガスを吹き付けるためのノズルよりなり、このノズル
は、昇降軸71内を通るガス流路を介して外部のN2 ガ
ス供給管76に接続されている。
【0021】図8及び図9に示す洗浄装置では、次のよ
うな作用、効果がある。即ち昇降ステージ72を降下さ
せておいてメインアーム11から保持手段6にガラス基
板Gが受け渡され、続いて洗浄ブラシ73がガラス基板
Gの裏面に接触する位置まで昇降ステージ72が上昇
し、モータ67により保持手段6が図9中反時計まわり
に回転する。このとき洗浄液供給管74から洗浄水がガ
ラス基板Gの裏面に噴射され、洗浄水で濡れたガラス基
板Gが洗浄ブラシ73により擦過されるのでガラス基板
Gの裏面が洗浄される。この洗浄工程が終った後、保持
手段6を回転させながら気体吹き付け手段75からN2
ガスをガラス基板Gの裏面に吹き付けて洗浄水を吹き飛
ばす。
【0022】ガラス基板Gの洗浄工程では、ガラス基板
Gの裏面側の中央部分のみを洗浄すれば足りる場合があ
り、この場合上述の装置を用いれば、保持手段6を昇降
ステージ72に対して回転させることにより洗浄を行っ
ているので占有スペースが小さくて済むし、装置構成も
簡単であり、非常に有利である。ただし保持手段6を固
定して昇降ステージ72側を回転させるようにしてもよ
いし、保持手段6側を昇降させるようにしてもよい。両
者を回転させるようにしてもよい。またガラス基板Gの
被洗浄面にN2 ガスをノズル75から一方向に吹き付け
ているため、被洗浄面に付着している水滴がスムーズに
周縁部に向かって移動するので液切りを早く行うことが
できる。なお、ガラス基板Gの裏面側部分をなるべく広
く洗浄する場合には、洗浄ブラシ73及び洗浄液供給管
74を長く形成し、ガラス基板Gの四隅部分の保持手段
6の段部62付近まで洗浄可能なように構成する。ま
た、洗浄ブラシ73及び洗浄液供給管74は、ガラス基
板Gの対角線の長さ程度まで長く形成することもでき
る。
【0023】ここで図10を参照しながら本発明の他の
実施例について述べる。この実施例に係る洗浄装置は、
ガラス基板Gの両側縁を保持する一対の保持アーム2
1、22と、この保持アーム21、22を開閉する駆動
部23、24と、これら駆動部23、24を水平な軸の
まわりに回転させるために駆動部23を回転自在に支承
する軸支部81及び駆動部24を回転させる回転機構8
2と、ガラス基板Gの一面側に設けられ、ガラス基板G
に対して接離自在かつ保持アーム21、22間を移動で
きるように構成された洗浄部例えば洗浄ブラシ91と、
この洗浄ブラシ91の近傍に設けられた洗浄液供給管9
2と、を有している。洗浄ブラシ91及び洗浄液供給管
92は、洗浄部をなすものであり、これらは図2及び図
3で述べた機構と類似の機構を組み合わせることができ
る。なお軸支部81及び回転機構82は、反転機構を構
成するものである。
【0024】このような構成によれば、図10(a)に
示すようにガラス基板Gを保持アーム21、22で保持
してガラス基板Gの一面側を洗浄ブラシ91により洗浄
した後、図10(b)に示すように反転機構により保持
アーム21、22を回転させてガラス基板Gを反転させ
ると共に洗浄ブラシ91を、反転前または反転後に図中
左側の鎖線位置まで戻しておき、同様にガラス基板Gの
他面側を洗浄する。
【0025】従ってガラス基板Gの両面側に洗浄部を設
けることなく片面側に設ければよいので、洗浄手段の構
成を簡素化できる。なおガラス基板Gを反転させる工程
は、保持アーム21、22で行わなくとも、洗浄装置の
外で例えばメインアームに吸着部を設けておき、このメ
インアームにより反転させるようにしてもよい。またこ
のようなガラス基板Gを反転させる発明では、洗浄部を
固定してガラス基板Gを移動させることにより洗浄を行
ってもよい。
【0026】以上において洗浄ブラシの移動方向は、保
持アームの一方から他方に向かう方向でなくとも、保持
アームを結ぶラインと直交する方向であってもよい。ま
た被処理基板としては、ガラス基板に限らず、プリント
基板、ガラスマスク、半導体ウエハなどであってもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ガラ
基板の一面側に洗浄部を設ければよいため、洗浄部の
構造を大掛かりなものにしなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る洗浄装置を含む塗布・現
像装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る洗浄装置を示す斜視図で
ある。
【図3】洗浄手段を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例の作用を示す説明図である。
【図5】図2の実施例に用いた洗浄部に気体吹き付け手
段を付加した実施例を示す側面図である。
【図6】図5の洗浄部を示す斜視図である。
【図7】洗浄部の他の例を示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図10】本発明の洗浄方法の実施例を示す説明図であ
る。
【図11】従来の洗浄装置の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
21、22 保持アーム 3a、3b 洗浄部 31 洗浄ブラシ 32 洗浄液供給管 G ガラス基板 35a、35b 接離機構 36 X機構 5 気体吹き付け手段 51 ノズル 52 洗浄ブラシ 6 保持手段 63 保持部材 7 洗浄部 72 昇降ステージ 73 洗浄ブラシ 75 気体吹き付け手段 91 洗浄ブラシ 92 洗浄液供給管 81 モータ 82 軸支部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/304 651 H01L 21/304 651Z (56)参考文献 特開 平6−45303(JP,A) 特開 平4−213826(JP,A) 特開 平5−218625(JP,A) 特開 平6−267918(JP,A) 特開 平3−85791(JP,A) 特開 平5−38602(JP,A) 実開 平4−123532(JP,U) 実開 昭62−164347(JP,U) 実開 平5−85070(JP,U) 実開 昭57−35785(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 3/00 - 3/14 H01L 21/304

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の液晶ディスプレイ用のガラス基
    板を収納したキャリアが載置されるキャリアステージ
    と、 ガラス基板を洗浄する洗浄ユニットと、 洗浄後のガラス基板に対して塗布処理する塗布ユニット
    と、 前記キャリアステージに載置されたキャリアから取り出
    されたガラス基板を前記洗浄ユニットに搬送し、次いで
    塗布ユニットに搬送するためのメインアームと、を備え
    た塗布装置において、 前記洗浄ユニットは、メインアームから搬送されたガラ
    ス基板の両側縁を当該ガラス基板が水平になるように保
    持する保持手段と、 この保持手段により保持されたガラス基板の一面を洗浄
    する洗浄部と、 この洗浄部をガラス基板の一縁から他縁に向かって移動
    させる移動手段と、 前記洗浄部で洗浄されたガラス基板の他面を当該洗浄部
    で洗浄するために、前記ガラス基板の水平な中心軸を回
    転軸として前記保持手段を回転させて当該ガラス基板を
    反転させる反転手段と、を備えていることを特徴とする
    塗布装置。
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JPH0889910A (ja) 1996-04-09

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