JP3236610U - ブローガン - Google Patents

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良和 岩城
達也 尾川
弘一 伊藤
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Abstract

【課題】圧縮ガスを吹き付けて物品に付着した塵埃を清掃するとともに物品に帯電した静電気を除去する機能を備え、ブローガン本体に圧縮ガスのボンベを一体的に取り付けて狭所での作業性を良くし、取扱い容易なブローガンを提供する。【解決手段】ブローガン1はカバー部3とガス制御部10とコロナ放電によりイオンを生成するイオン部30と該イオン部を制御するイオン制御部40および電源部50を備え、前記カバー部は、前記ガス制御部と前記イオン部と前記イオン制御部および前記電源部を内蔵し、前記イオン部はコロナ電極32と圧縮ガスの流入口36およびイオンを含む圧縮ガスを噴射する噴射口34を有し、前記ガス制御部は圧縮ガスの噴出を制御するガス開閉弁14と圧縮ガスのボンベ7をブローガンに取り付けるボンベ接続口12を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、コロナ放電により生成したイオンを含む圧縮ガスを物品に吹き付けて付着した塵埃を清掃するとともに物品に帯電した静電気を除去するブローガンに関する。
圧縮ガスを噴射して物品の表面に付着した塵埃等を吹き飛ばし清掃を行うブローガンは、コンプレッサー、圧縮ガスボンベを備える環境であれば容易に利用できることからあらゆる分野で利用されている。清掃の対象である物品に静電気が帯電している場合にそれを除電するためにコロナ放電により生成したイオンを含むガスを噴射する除電ガンも一般的である。
特許文献1は、コロナ放電で生成したイオンを圧縮ガスボンベから噴出するガスに含ませて物品に吹き付け、静電気の帯電を除去する装置が開示されている。
この装置は、圧縮ガスの供給源としてコンプレッサーを使用せずに持ち運びが容易なガスボンベを用いている。コロナ放電のための電源パックをガスボンベと一体にしたことにより利便性を良くしたが、ブローガン本体とガスボンベ及び電源パックはホースと電源コードで接続されているため、狭所、高所また複数の機器、治工具、ワーク等が煩雑に置かれた作業台等で使用するには作業性が良くない。
特開平9‐136070号 公報
本考案は、コロナ放電により生成したイオンを含む圧縮ガスを吹き付けて物品に付着した塵埃を清掃して且つ物品に帯電した静電気を除去するブローガンにおいて、ブローガン本体に電源及びガスボンベを一体的に備え、狭所、高所での作業性が良く取扱いの容易なブローガンを提供することにある。
圧縮ガスを吹き付けて物品に付着した塵埃を清掃するとともに物品に帯電した静電気を除去する機能を備えたブローガンにおいて、カバー部とガス制御部とコロナ放電によりイオンを生成するイオン部と該イオン部を制御するイオン制御部および電源部を備え、前記カバー部は、前記ガス制御部と前記イオン部と前記イオン制御部および前記電源部を内蔵し、前記イオン部はコロナ電極と圧縮ガスの流入口およびイオンを含む圧縮ガスを噴射する噴射口を有し、前記ガス制御部は圧縮ガスの噴出を制御するガス開閉弁と圧縮ガスのボンベを取り付けるボンベ接続口を有する。カバー部に内蔵されたガス制御部にボンベ接続口を有しているので圧縮ガスのボンベをブローガンに一体的に取り付け取り外しすることができる。
前記カバー部はその底面がブローガンに圧縮ガスのボンベを取り付けた時に該ボンベの底面と同一面になる。ブローガンを作業台等に置いたときカバー底面とボンベの底面が同一平面にあるので安定する。前記噴射口は、前記カバー部の外側に取り付ける細管を含む。噴射口に細長い細管を取り付けて圧縮ガスを噴射できるので、電気配線基板のような細かい部品が密集して実装されている物品の清掃および除電が容易になる。
本考案のブローガンは、コロナ放電のための電源部をブローガン本体のカバー部内に設けたこと、またガス制御部のボンベ接続口に圧縮ガスのボンベを取り付けることができるのでブローガンとボンベが一体になることにより、煩わしいホース、配線を必要とせず狭所、高所での作業性が良く、またカバー部の底面とガスボンベの底面の高さが同一平面になるので安定して作業台に置くことができる。
本考案のブローガンの三面図で、(a)は上面図、(b)は右側面図、(c)は正面図 ブローガン内部の構成図 ブローガンの使用説明図 ブローガンの噴射口に細管を取付けた説明図 ブローガンと外付ボンベとの接続図
本考案のブローガン1を、図をもって説明する。図1はブローガン1の三面図であり、ブローガン1の外形側面は略Tの字の形状をなしている。ブローガン1全体を覆うカバー部3は、ガス制御部10とイオン部30とイオン制御部40および電源部50とを内蔵し、圧縮ガスを噴射する噴射口34のあるカバー先端部3aは薄肉で、内部にガス制御部10およびイオン制御部40を内蔵したカバー後端部3bと、内部に電源部50を内蔵したカバー下肢部3cは肉厚の形状である。カバー後端部3bの上部にはガスの開閉レバー16が設けられており、カバー部3の右側面には電源スイッチ42と開閉レバー16の作動を止める開閉レバー止め18が操作可能に設けられている。圧縮ガスのボンベ7は、カバー後端部3bの下面にカバー下肢部3cの後方に位置して取り付けられる。カバー部3は図1(c)で示すA‐A線で左右の部材に分かれ、一方は各機構を取り付ける筐体とし、他方は各機構を覆うカバーとすることができる。
図2はブローガン1内部の構成図である。ブローガン1は、カバー部3とその内部にガス制御部10とコロナ放電によりイオンを生成するイオン部30と該イオン部30を制御するイオン制御部40と電源部50、およびガスの通路である連絡管20備えている。ガス制御部10は、カバー後端部3b内に設けられおり圧縮ガスの噴出を制御するガス開閉弁14、開閉レバー16、ボンベ7から噴出する圧縮ガスの圧力を一定に制御するレギュレータ(図示なし)、開閉レバー16の作動を阻止する開閉レバー止め18の機構を備えている。ボンベ7から噴出した圧縮ガスは、レギュレータ(図示なし)、ガス開閉弁14を通り連絡管20に噴出される。
開閉レバー16と開閉レバー止め18の操作部は、カバー部3の対応する開口から露出し作業者が操作可能である。必要により、レギュレータ(図示なし)の調整機構をカバー部3から露出しても良い。さらにガス制御部10はその下部に圧縮ガスを充填したボンベ7を取り付けるボンベ接続口12を有している。ボンベ接続口12は対応するカバー部3の開口を通してボンベ7の金口と接続される。それによりブローガン1とボンベ7は一体となりホース等の接続手段を必要としないため作業性が良くなり特に狭所、高所での作業が容易になる。ボンベ接続口12は、対応するボンベ7の金口のネジに対応したメネジとすることができる。
イオン部30はカバー先端部3a内に設けられ、コロナ電極32とガスの流入口36および噴射口34を有する。ボンベ7から噴出したガスは、ガス制御部10から連絡管20を通って流入口36からイオン部30に入る。コロナ電極32は、カバー後端部3b内に設けられたイオン制御部40により操作される。電源スイッチ42をオンにすることでコロナ電極32はコロナ放電してイオンを生成し、イオン部30内を流れるガス流はイオンを含むガス流となりカバー部3を貫通した噴射口34から噴射する。イオン部30は、ガスの流入口36および噴射口34を除いて密閉空間とすることができる。ガス制御部10とイオン部30は連絡管20で接続されているが、イオン部30を大きく取り直接ガス制御部10と連絡しても良い。
イオン制御部40は、コロナ電極32に通電する電源スイッチ42、電圧を制御するコンデンサ44等を搭載した実装基板でありカバー後端部3b内に設けられ、電源スイッチ42の操作部はカバー部3の対応する開口から露出している。電源部50は、カバー下肢部3c内に設けられ、市販の乾電池を複数個設置できる構造である。カバー下肢部3cの形状寸法は乾電池を効率よく設置できる寸法とすることができる。カバー部3の底面3dは、ボンベ7を取り付けた時にボンベ7の底面8aと同一平面になる位置とすることができる。それによりボンベ7と一体となったブローガン1の底面面積は大きくなり、また電池を内蔵したカバー下肢部3dと圧縮ガスを充填したボンベ7は質量が大きいことからプローブガン1を作業台等に置くときに安定して置くことができる。
電源部50を内蔵するカバー下肢部3cを、カバー部3本体から切り離し、取り付け取り外し可能な構造としても良い。
圧縮ガスを充填したガスボンベ7は、市販の物(例えば、日本炭酸瓦斯株式会社 製品名:ミニガスカートリッジ)を使用することができる。圧縮ガスのボンベ7を容易に取り付け取り外しできることから使用する圧縮ガスは必要に応じて交換すればよく、例えば、電子部品の実装基板、半導体、センサー等の酸化を嫌う対象物に対しては、ボンベ7の充填ガスは窒素、二酸化炭素を使用すれば良い。ボンベ7の高さ寸法が違う時にはボンベ座8等を使用することで調整することができる。
本考案のブローガン1は上記のような構成であるため、図3に示すように作業者が片手で持って電源スイッチ42をオンにし、その後開閉レバー16を押し下げてガス開閉弁14を開くことによりボンベ7内に充填された圧縮ガスはガス制御部10のレギュレータ、ガス開閉弁14を通り連絡管20からイオン部30に流入してコロナ電極32のコロナ放電で生成されたイオンを含み噴射口34から外部に噴射される。電源50をカバー部3に内蔵したことにより外部電源との接続コードが必要なく、圧縮ガスを充填したボンベ7をブローガン1の下部に一体的に取り付けられるので外部ボンベとの接続ホースが必要ないことから狭所、高所での使用において作業性が良い。作業の終了後は誤動作を防ぐため開閉レバー止め18を操作し開閉レバー16の動作を抑止する。
ブローガン1のボンベ接続口12に圧縮ガスを充填したボンベ7を取り付けた時にカバー部3の底面3dはボンベ7の底面8aと同一平面となるので、作業台等に安定して置くことができる。
図4は、ブローガン1の噴射口34に細長い細管60を取り付けて使用する例を示している。細管60は、噴射口34からカバー部3の外側に突出して取り付けられる。電気配線基板のような細かい部品が密集して実装されているような物品、または狭い溝等を除電、清掃する場合には有効であり作業性が良い。
図5は、外付のガスボンベ74にホース72を用いて接続する例を示している。ボンベ接続口12に変換アダプタ70を取り付けることで必要により他に設置されているボンベ74を使用する場合にホース72により接続して使用することができる。
本考案のブローガンは、工場、大学等の作業場、研究室、実験室、工事現場等様々なところで物品に付着した塵埃の清掃、帯電した静電気の除電を行う際に使用することができる。また、家庭内での家具や装飾品等の清掃などにも容易に使用することができる。
1 ブローガン
3 カバー
3aカバー先端部
3bカバー後端部
3cカバー下肢部
3dカバー底面
7 ボンベ
8 ボンベ座
8aボンベ底面
10 ガス制御部
12 ボンベ接続口
14 ガス開閉弁
16 開閉レバー
18 開閉レバー止め
20 連絡管
30 イオン部
32 コロナ電極
34 噴射口
36 流入口
40 イオン制御部
42 電源スイッチ
44 変圧器
50 電源部
60 細管
70 変換アダプタ
72 ホース
74 外付ボンベ

Claims (3)

  1. 圧縮ガスを吹き付けて物品に付着した塵埃を清掃するとともに物品に帯電した静電気を除去する機能を備えたブローガンにおいて、カバー部とガス制御部とコロナ放電によりイオンを生成するイオン部と該イオン部を制御するイオン制御部および電源部を備え、前記カバー部は、前記ガス制御部と前記イオン部と前記イオン制御部および前記電源部を内蔵し、前記イオン部はコロナ電極と圧縮ガスの流入口およびイオンを含む圧縮ガスを噴射する噴射口を有し、前記ガス制御部は圧縮ガスの噴出を制御するガス開閉弁と圧縮ガスのボンベを取り付けるボンベ接続口を有することを特長とするブローガン。
  2. 前記カバー部は、その底面がブローガンに圧縮ガスのボンベを取り付けた時に該ボンベの底面と同一面になることを特長とする請求項1に記載のブローガン。
  3. 前記噴射口は、前記カバー部の外側に取り付ける細管を含むことを特長とする請求項2に記載のブローガン。
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