JP3236426B2 - 光結合器 - Google Patents
光結合器Info
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Description
力ポートとの間を接続する導波路型の光結合器に関する
ものである。
路を並置することにより構成されたものがある(例えば
文献I:「光集積回路」,オーム社,昭和60年2月,
p304〜307)。この方向性結合器では、2本の導
波路のうちの一方の導波路の入力ポートより入力された
光は、他方の導波路に光のパワーを移して行き、この移
行する長さ(結合長と呼ばれる。)が結合器の長さに等
しいときに該他方の導波路の出力ポートより出射され
る。この動作は2本の導波路の固有モード(対称、反対
称)の干渉効果として表現できる。2つの固有モード間
の位相差をφとすると、これは(1)式で示される。
は2つの固有モード間の等価屈折率差である。この方向
性結合器では、φ=(2m+1)πのときにクロス状態
が得られ、φ=2mπのときにバー状態が得られる(た
だし、mは整数)。したがって、クロス状態は(バー状
態も同様であるが)、Lとλとが特定の関係でなければ
達成できない。
を伝搬する多モードチャネル導波路を具え、かつ、該多
モードチャネル導波路の長さ方向の両端それぞれに2本
ずつの入出力導波路具えるものがあった(例えば文献I
I:アイイーイーイー フォトニクス テクノロジー
レターズ(IEEE Photonics Technology Letters ),V
ol.p.701,(1993.6))。この種の光結
合器の場合、多モードチャネル導波路の長さをLとした
とき、Lは下記の(2)式で示される値とされる。
多モードチャネル導波路の幅、mは整数、λは入力光の
波長である。
は、上記(2)式中のmが奇数でクロス状態となり、m
が偶数でバー状態となる。この場合もLとλとが特定の
関係でなければクロス状態は(バー状態も同様である
が)得られない。ただし、多モードチャネル導波路を用
いた光結合器の方が、上述の2本の導波路を並置した型
のものより、クロストークの低いクロス状態及びバー状
態を得ることが出来るL及びλの範囲はかなり広いと言
われている。また、この範囲を広くするには多モードチ
ャネル導波路の幅Wを広くする(〜20μm)のが良い
と言われている。
ドチャネル導波路を用いた従来の光結合器では、クロス
トークの低いクロス状態及びバー状態を得ることが出来
るL及びλの範囲を広くするために多モードチャネル導
波路の幅を広くすると、(2)式から明らかなように、
多モードチャネル導波路の長さLがかなり増加してしま
うという問題点があった。例えば、λ=1.55μm、
ng =3.5と仮定し上記(2)式よりLを求めた場合
L>3.5mmとなってしまう。
来の光結合器では、Lとλとが特定の関係の時のみでク
ロス状態(バー状態)が達成されるので、波長が異なる
光に対する汎用性が乏しいという問題点があった。
のであり、したがってこの発明の目的は、多モードチャ
ネル導波路を利用する光結合器であって基本的には波長
に無依存で(等価屈折率の(弱い)波長依存性は除いて
の意味。)、かつ、従来より素子長の短い光結合器を提
供することにある。
めこの発明によれば、多モードを伝搬する多モードチャ
ネル導波路と、該多モードチャネル導波路の長さ方向の
両端それぞれに接続された2本ずつの入出力導波路とを
具える光結合器において、多モードチャネル導波路の幅
方向の中央領域に当たりかつ該導波路の長さ方向の中央
領域を含む該長さ方向に帯状の部分の屈折率若しくは等
価屈折率を他の部分より高くしてあり、さらにこの発明
の実施に当たり、前記帯状部分の前記長さ方向の両端部
に帯状部分の屈折率または等価屈折率より低い屈折率ま
たは等価屈折率を有する部分(この部分を「低屈折率部
分」と称することもある。)をそれぞれ設けることもで
きる。なお、低屈折率部分は多モードチャネル導波路の
長さ方向の端部まで達するように設けるのが良い。
チャネル導波路の幅方向の中央領域に当たりかつ該導波
路の長さ方向の中央領域を含む該長さ方向に帯状の部分
の屈折率若しくは等価屈折率を他の部分より高くし、前
記帯状部分と該帯状部分に前記多モードチャネル導波路
の幅方向で接する導波路部分(該導波路部分を「帯状部
分側方の導波路部分」と称することもある。)との屈折
率の大小関係を逆転させるための屈折率制御用電極を設
けるのが好適である。これは、例えば帯状部分上にこの
部分の屈折率を低下し得る屈折率制御用電極を設けると
か、この逆に、帯状部分側方の導波路部分上に該導波路
部分の屈折率を帯状部分より高め得る屈折率制御用電極
を設けるとかの方法で実現出来る。
導波路の中央部に帯状に屈折率または等価屈折率が他の
部分より高い部分を具えるので、入力導波路から入力さ
れ多モードチャネル導波路に至った光は、多モードチャ
ネル導波路を伝搬するとき、上記帯状部分を設けた分、
多モードチャネル導波路の対角線方向に伝搬し易くな
る。したがって、入力光の波長にかかわらず入力光をク
ロス状態に伝搬させることができ、また、多モードチャ
ネル導波路の全長を従来より短くしても入力光をクロス
状態に伝搬させることができる。このため、この光結合
器によれば、例えば、全長の短い交差導波路が実現さ
れ、かつ、帯状部分の長さ方向の両端部に低屈折率部分
を設ける構成では、多モードチャネル導波路の端部近傍
部分における多モードチャネル導波路の横方向の光の行
き来を低減できることになるので、クロストークの低減
がより図れる。
ネル導波路の中央部に帯状に屈折率または等価屈折率が
他の部分より高い部分を具えるので、入力導波路から入
力され多モードチャネル導波路に至った光は、多モード
チャネル導波路を伝搬するとき、上記帯状部分を設けた
分、多モードチャネル導波路の対角線方向に伝搬し易く
なる。したがって、入力光の波長にかかわらず入力光を
クロス状態に伝搬させることができ、また、多モードチ
ャネル導波路の全長を従来より短くしても入力光をクロ
ス状態に伝搬させることができる。このため、この光結
合器によれば、例えば、全長の短い交差導波路が実現さ
れ、かつ、屈折率制御用電極を設ける構成では、光結合
器にバー状態を形成することが出来るから、基本的には
波長に無依存性でかつ全長が短い光結合器型の光スイッ
チが実現される。
実施例について説明する。なお、説明に用いる各図はこ
の発明を理解出来る程度に各構成成分の寸法、形状及び
配置関係を概略的に示してあるにすぎない。また、各図
において同様な構成成分には同一の番号を付して示しそ
の重複説明を省略する。
つこの発明で言う帯状部分を多モードチャネル導波路の
長さ方向全域としてある例(参考例)について説明す
る。図1(A)〜(C)はこの参考例の光結合器10の
説明に供する図である。ここで、(A)図はその平面
図、(B)図は(A)図のI−I線での断面図、(C)
図は(A)図のII−II線での断面図である。
る基板、13は多モードを伝搬する多モードチャネル導
波路、15a〜15dは多モードチャネル導波路13に
所定関係(後述する)で接続されている入出力導波路で
ある。ただし、多モードチャネル導波路13は、該導波
路の幅(図1(A)のW)方向の中央領域に当たりかつ
該導波路の長さ(図1(A)のL)方向の中央領域を含
む該長さ方向に帯状の部分13aの屈折率または等価屈
折率を、他の部分13b,13c(以下、「帯状部分側
方の導波路部分13b,13c」とも称する。)より高
くしたものとしてある。
して化合物半導体基板や、LiNbO3 基板等の種々の
ものを用いることが出来る。ここでは化合物半導体基板
を用いている。化合物半導体基板としては、InP基
板、GaAs基板などが挙げられる。
入出力導波路15a〜15dは基板材料等を考慮した任
意の構成と出来る。ここでは化合物半導体層を用い構成
している。具体的には、基板11上に厚さがT(図1
(B)参照)の化合物半導体層を形成し、該層の、上記
帯状部分13aとしたい部分は厚さTのリッジ状になる
ように、また上記帯状部分側方の導波路部分13b,1
3cとしたい部分及び入出力導波路15a〜15dとし
たい部分それぞれは厚さt(T>t)のリッジ状になる
ように該化合物半導体層を加工し各導波路構造を形成し
ている。ただし、入出力導波路15a〜15dと多モー
ドチャネル導波路13との接続関係は、帯状部分側方の
導波路部分13b,13cそれぞれの長さ方向端部に入
出力導波路が1本づつ接続される関係となっている。こ
れら入出力導波路15a〜15dの端面は、それぞれ入
出力ポート17a〜17dとなる。なお、多モードチャ
ネル導波路13及び入出力導波路15a〜15dを形成
するための化合物半導体層としては、基板がInPであ
れば例えばInGaAsP層を、基板がGaAsであれ
ばGaAs層を用いることが出来る。また、図1では図
示を省略しているが、必要に応じて、基板と導波路層と
の間に下側クラッド層を設け、導波路上に上側クラッド
層を設ける。
器10の動作について説明する。
入出力導波路15aを通って多モードチャネル導波路1
3の、帯状部分側方の導波路部分13bに入力される。
帯状部分側方の導波路部分13bを通る光21aは帯状
部分13aに位相整合する光21bに変換され、そし
て、該光21bは、 n1 cosQ=n2 ・・・(a) で与えられる角度Qで帯状部分13aを伝搬する。そし
て、この光21bは帯状部分側方の導波路部分13bに
位相整合する光21cに変換される。この光21cは入
出力導波路15dを通って出力ポート17dより出射さ
れる。
1 は帯状部分13aの屈折率であり、n2 は帯状部分側
方の導波路部分13bの屈折率である。
すれば、上記角度Qは次式で近似的に与えられる。
長依存性がない)ことが分かるから、この発明の光結合
器は広い波長範囲で動作可能なものであることが分か
る。ただし、Lが波長依存性がないとは、等価屈折率の
弱い波長依存性を除いての意味である。
3を介し入出力ポート17dに光が移行することについ
て、BPM(Beam Propagation Method )により計算し
てみた結果を説明する。この計算に当たり、多モードチ
ャネル導波路の長さLを800μm、同幅Wを32μ
m、入力光の波長を1.55μm、上記Δnを3×10
-3、多モードチャネル導波路13の帯状部分13aの屈
折率を3.44としている。この条件は上記(c)式を
ほぼ成立させているものである。
光結合器10での、BPMにより計算した光の伝搬の様
子を示した図、(B)は同じく等価屈折率分布を示した
図である。なお、図3(A)及び(B)において、縦軸
は光結合器10における全長方向での位置、横軸は光結
合器10における幅方向での位置である。また、図3
(A)において、Z軸相当の物理量は光強度、図3
(B)において、Z軸相当の物理量は屈折率である。ま
た、図3(A)(以下の図5(A)でも同じ)では、図
1との対応を明確にするため、多モードチャネル導波路
13や入出力導波路を示す図1に示した番号をも示して
ある。
合器10においては、入出力ポート15aより入力され
た光は、多モードチャネル導波路13の帯状部分13a
を経て入出力ポート15dに至ることが分かる。入力光
を1.3μmとした場合も全く同様な特性を示した。ま
た、クロストークは入力光の波長が1.55μm場合、
1.3μmの場合何れも、20dB以上の値が得られて
いる。
と帯状部分側方の導波路部分13b,13cとの屈折率
の大小関係を逆転させるための屈折率制御用電極を具え
た光結合器の例(第1実施例)について説明する。図4
はその説明に供する平面図である。
ードチャネル導波路13の帯状部分13a上に屈折率制
御用電極31を具えている。ただし、図示例では帯状部
分13aの中央部分に電極31を具える例を示してあ
る。しかし、帯状部分13aの全域上に電極31を設け
ても良い。なお、該電極31の他方の極は基板11(図
1(B)参照)の裏面に設けてある(図示せず)。この
電極31に電圧を加えることにより帯状部分13aの屈
折率は帯状部分側方の導波路部分13b,13cより低
下する。
力ポート17aから入力された光は、参考例同様、入出
力導波路15aを通って帯状部分側方の導波路部分13
bに至る。該至った光21a(図4参照)は、位相整合
する光21bに変換され帯状部分31aに入るが、電極
31が駆動されて帯状部分13aの電極31下の屈折率
が帯状部分側方の導波路部分帯状部分側方の導波路部分
13b,13cより低くされているとここで反射されて
光21b’となる。該光21b’は再び帯状部分側方の
導波路部分13bに戻されて光21a’となり、その
後、入出力ポート15cから出射される(バー状態の光
伝搬が行なわれる)。
光結合器30での光が移行する様子をBPMにより計算
してみた結果を、図5(A)及び(B)に示す。なお、
図5(A)及び(B)は図3(A)及び(B)と同様な
表記方法で示してある。
ート17aからの光は該ポートと対角線相当位置の入出
力ポート17dには移れないことが分かる。現在までの
ところ、多モードチャネル導波路13の長さLを800
μmその幅Wを25μmとした光結合器においてバー状
態を得るために必要な電気的屈折率変化δnの最低値は
3.5×10-3であった。
1 )1/2 ]=V/2) であるので、入力光の波長を1.55μmとし、δnを
3.5×10-3とし、Lを上記800μmとすると、こ
の実施例の光結合器では、ΔβL/π=3.6となる。
2本の導波路を並置した型の方向性結合器のΔβL/π
が1.73程度であるので、この発明の光結合器は、2
本の導波路を並置した型の方向性結合器に比べ2倍程度
の効率で動作可能なものといえる。
めに最低限必要な電気的屈折率変化δnは、図4中の光
21bが帯状部分13aの電極31を設けてある部分と
設けてない部分との界面で全反射される条件であるの
で、δn=Δn(電極31の有無の両部分の屈折率差)
と予想される。しかし、BPMの計算からは、δn=Δ
nの条件では、光は出力ポート17c,17d(図4参
照)から等分に出力されることが分かり、完全なスイッ
チング状態を得るためにはδnの値としてΔnの2〜3
倍の値(この例では上記3.5×10-3という値)が必
要となっている。
分を設ける例(第2実施例)を説明する。図6はその説
明に供する平面図である。
の構成での帯状部分13aの両端部に該帯状部分13a
の屈折率または等価屈折率より低い屈折率または等価屈
折率を有する低屈折率部分41a,41bを設けてあ
る。低屈折率部分41a,41bの屈折率は、例えば基
板11(図1(B)参照)の屈折率と同程度で良い。ま
た、この場合の低屈折率部41a、41bは三角形状の
ものとしてあり、かつ、その一辺が帯状部分の長さ方向
の端部の辺に一致するようにしてある。これら低屈折率
部分41a,41bは次のような働きを示す。入出力ポ
ート17aより入力され多モードチャネル導波路13
の、帯状部分側方の導波路部分13bに至った光21a
は帯状部分13aに位相整合する光21bに変換され、
そして帯状部分13aを伝搬し、次に、帯状部分側方の
導波路部分13bに位相整合する光21cに変換され
る。ここまでは参考例と同じである。ここで光21cが
もし光21a→光21bと同様な過程で光21dとなる
とこの光21dは入出力導波路15c側に至る危険性を
持つ。そして、この光21dが入出力導波路15cに至
るとクロストークとなるのでクロストーク特性は悪化す
る。ところが、この第2実施例では帯状部分13aの両
端部に低屈折率部分41a,41bを設けてあるので、
この光21dは図示例では低屈折率部分41bにより反
射されて入出力導波路15d側に戻される。このため、
上記クロストークは防止される。低屈折率部分41a,
41bを設けることで上記クロストークが低減されると
いう点については、後の、スイッチング特性の説明の項
にて説明する。
さや形状は設計に応じ任意なものと出来る。
れぞれにおいて、帯状部分13aの屈折率と帯状部分側
方の導波路部分13b,13cの屈折率との差を種々に
違えた場合に、入出力ポート17aから入れた光が入出
力ポート17c及び17dそれぞれにどういう強度で出
力されるかをBPMにより計算した結果を、図7(A)
及び(B)に示した。なお、この計算に当たり、入力光
の波長を1.55μm、多モードチャネル導波路の長さ
を800μmその幅を23μmとしている。またここ
で、Δnが正の値というのは、帯状部分側方の導波路部
分13b、13cの方が帯状部分13aより等価屈折率
が高いことを意味し、Δnが負の値というのは両部分
(13aと13b,13cとの間)の等価屈折率の大小
関係が上記関係の逆であることを意味する。また、図7
(A)は参考例の光結合器での特性を示し、図7(B)
は第2実施例の光結合器での特性を示す。
に、参考例及び第2実施例いずれの光結合器の場合も、
広いΔnの範囲(図7(A)、(B)中にIA 〜IIB を
付した範囲)で、クロストークが低いことが分かる。ま
た、参考例のものに比べ第2実施例のもの(低屈折率部
分を設けたもの)の方が、クロス状態におけるクロスト
ーク(バー方向への漏れ光)は低くなることが分かる
(図7(A)のIA と図7(B)のIIA とを比較。)。
の発明の光結合器によれば多モードチャネル導波路の中
央部に高屈折率部分を設けたので、基本的には波長に無
依存で、然も、従来に比べ短い光結合器(実施例の例で
言えば多モードチャネル導波路の全長が800μmのも
ので波長1.3〜1.55μmの光に対し同様な特性を
示す光結合器)が提供出来る。
トークをより低減できる。また、電極を設ける構成で
は、従来に比べ波長依存性が小さくかつ全長の短い光結
合器型の光スイッチが得られる。
である。
る。
説明図(その2)である。
動作説明図である。
各光結合器のスイッチング特性の説明図である。
部分) 13b,13c:帯状部分の側方部分 15a〜15d:入出力導波路 17a〜17d:入出力ポート 21a〜21c:光 21d:クロストークを悪化させる可能性の光 30:第1実施例の光結合器 31:屈折率制御用電極 40:第2実施例の光結合器 41a,41b:低屈折率部分
Claims (2)
- 【請求項1】 多モードを伝搬する多モードチャネル導
波路と、該多モードチャネル導波路の長さ方向の両端そ
れぞれに接続された2本ずつの入出力導波路とを具える
光結合器において、 多モードチャネル導波路の幅方向の中央領域に当たりか
つ該導波路の長さ方向の中央領域を含む該長さ方向に帯
状の部分の屈折率若しくは等価屈折率を他の部分より高
くしてあり、 前記帯状部分の前記長さ方向の両端部に帯状部分の屈折
率または等価屈折率より低い屈折率または等価屈折率を
有する部分(低屈折率部分)をそれぞれ設けてあること
を特徴とする光結合器。 - 【請求項2】 多モードを伝搬する多モードチャネル導
波路と、該多モードチャネル導波路の長さ方向の両端そ
れぞれに接続された2本ずつの入出力導波路とを具える
光結合器において、 多モードチャネル導波路の幅方向の中央領域に当たりか
つ該導波路の長さ方向の中央領域を含む該長さ方向に帯
状の部分の屈折率若しくは等価屈折率を他の部分より高
くしてあり、 前記帯状部分と該帯状部分に前記多モードチャネル導波
路の幅方向で接する導波路部分(帯状部分側方の導波路
部分)との屈折率の大小関係を逆転させるための屈折率
制御用電極を具えたことを特徴とする光結合器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP25681293A JP3236426B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 光結合器 |
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JP25681293A JP3236426B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 光結合器 |
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JPH07110411A JPH07110411A (ja) | 1995-04-25 |
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1993
- 1993-10-14 JP JP25681293A patent/JP3236426B2/ja not_active Expired - Fee Related
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