JP3235936U - 緩衝仕切り部材及びこれを用いた包装箱 - Google Patents

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Abstract

Figure 0003235936000001
【課題】良好な緩衝性能を有し、さらに消費者の目を惹き付ける独特な機能を備えた緩衝仕切り部材及びこれを用いた包装箱を提供する。
【解決手段】第一の仕切り形成部20は、底板18、第一の縦板24、第一の上板26、第一の仕切り板28及び第一の下板30が四角形の角筒体を形成し、第一の下板30が底板18の内面に接合されずに重なって形成される。第二の仕切り形成部22は、底板18、第二の縦板44、第二の上板46、第二の仕切り板48及び第二の下板50で四角形の角筒体を形成し、第二の下板50が底板18の内面に糊付けされ、第三の上板54が第二の上板46の内面に糊付けされ、第三の仕切り板52が第二の仕切り板48に対向して形成される。第二及び第三の仕切り板48、52が第一の仕切り板28に対向する位置に配されて第一、第二及び第三の収容物ガイド孔40(1)、68(1)、70(1)が連通する。
【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は、小型の瓶等の略円柱形状の物品を包装するための緩衝仕切り部材、及びこれを用いた包装箱に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、アンプル及びバイアルを緩衝的に保護する機能を備えた仕切り付き包装箱があった。この仕切り付き包装箱は、1枚の台紙から成り、台紙には、底板の一端辺に、左外側板、左天板、左内側板及び左固定板が順に連接され、底板の反対側の端辺に、右外側板、右天板、右内側板及び右固定板が順に連接され、左内側板及び左天板に跨る位置に左透孔(狭小部及び装入孔)が設けられ、右内側板及び右天板に跨る位置に右透孔(狭小部及び装着孔)が設けられている。そして、組み立て状態で、左外側板、左天板、左内側板及び左固定板が四角形の角筒体を形成し、左固定板が底板の上面に固着されることによって頭部仕切りを形成し、右外側板、右天板、右内側板及び右固定板が四角形の角筒体を形成し、右固定板が底板の上面に固着されることによって底部仕切りを形成し、左透孔と右透孔とが連通する位置に配置される。アンプル及びバイアルは、左透孔及び右透孔の内側空間に各々装着され、物品の頭部及び底部が左透孔及び右透孔の周縁部により位置決め又は挟持され、左内側板及び右内側板以外の板に接触しない状態に支持される。
実開平6-14022号公報
特許文献1の仕切り付き包装箱は、良好な緩衝性能を有しており、医療用のアンプルやバイアル等の包装に適している。しかし、一般消費者が購入する香料や化粧液が入った瓶等の包装に適用した場合、日常的な使用において取り出しにくく、使いづらいものであった。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、良好な緩衝性能を有し、使いやすくする独特な機能を備えた緩衝仕切り部材及びこれを用いた包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、1枚の台紙から成り、台紙には、四角形の底板、第一の仕切り形成部及び第二の仕切り形成部が設けられ、
前記第一の仕切り形成部は、順に平行に連接された第一の縦板、第一の上板、第一の仕切り板及び第一の下板を有し、前記第一の縦板の連接方向の端辺が、前記底板の一端辺に連続し、前記第一の仕切り板の内側に、又は、前記第一の仕切り板及び前記第一の上板の内側に跨るように、第一の収容物ガイド孔が設けられており、
前記第二の仕切り形成部は、順に平行に連接された第二の縦板、第二の上板、第二の仕切り板、第二の下板、第三の仕切り板及び第三の上板を有し、前記第二の縦板の連接方向の端辺が、前記底板の、前記第一の縦板と反対側の辺に連続し、前記第二の仕切り板及び前記第二の上板の内側に跨るように、第二の収容物ガイド孔が設けられ、前記第三の仕切り板の内側に第三の収容物ガイド孔が設けられており、
組み立て状態で、前記底板、前記第一の縦板、前記第一の上板、前記第一の仕切り板及び前記第一の下板が四角形の角筒体を形成し、前記第一の下板が前記底板の内面に接合されずに重なって第一の仕切り体を形成し、前記底板、前記第二の縦板、前記第二の上板、前記第二の仕切り板及び前記第二の下板で四角形の角筒体を形成し、前記第二の下板が前記底板の内面に糊付けされ、前記第三の上板が前記第二の上板の内面に糊付けされ、前記第三の仕切り板が前記第二の仕切り板に対向する第二の仕切り体を形成し、前記第二及び第三の仕切り板が前記第一の仕切り板に対向する位置に配されて前記第一、第二及び第三の収容物ガイド孔が連通し、
収容物は、前記第一、第二及び第三の収容物ガイド孔に囲まれた空間に収容され、当該3つの収容物ガイド孔の内周縁部で位置決めされ又は挟持されることによって、前記第一、第二及び第三の前記仕切り板以外の板に接触しないように支持された状態になり、
前記収容物を取り出すため、前記第一の上板と前記第一の仕切り板との境界部分を上向きに移動させる操作が行われると、収容物は、前記前記第一及び第三の収容物ガイド孔から抜け出て前記第二の下板の上面に立ち上がり、前記収容物の一端部が前記第二の収容物ガイド孔を通じて上向きに突出した状態になる緩衝仕切り部材である。
前記台紙の前記第一の仕切り形成部の所定位置に摘み部が設けられ、組み立て状態から前記収容物を取り出す時、前記摘み部を上向きに引き上げることによって、前記第一の上板と前記第一の仕切り板との境界部分を上向きに移動させることができる構成にすることが好ましい。
前記第一の仕切り形成部には、n個(nは2以上の自然数)の前記第一の収容物ガイド孔が設けられ、前記第二の仕切り形成部には、前記第一の仕切り形成部が有するn個の前記第一の収容物ガイド孔に各々対応するn組の前記第二及び第三の収容物ガイド孔が設けられている構成にすることができる。
また、前記台紙には、n組(nは2以上の自然数)の前記第一の仕切り形成部及び1組の前記第二の仕切り形成部が設けられ、前記第二の仕切り形成部には、n組の前記第一の仕切り形成部が有するn個の前記第一の収容物ガイド孔に各々対応するn組の前記第二及び第三の収容物ガイド孔が設けられている構成にすることができる。
また、本考案は、上記の緩衝仕切り部材とこれを収容する外箱とで構成され、前記緩衝仕切り部材が前記外箱に収容された状態で、前記緩衝仕切り部材の組み立て状態の形状が、前記緩衝仕切り部材の端部が前記外箱の底面及び側面に係止されることによって保持される包装箱である。
本考案の緩衝仕切り部材及びこれを用いた包装箱は、収容物を3つの仕切り板で位置決めし、その他の板に接触しないように支持する構成なので、従来と同等又はそれ以上の緩衝性能が得られる。また、収容物を取り出す時、第一の仕切り体の特定部位を引き上げる操作が行われると、収容物が自動的に立ち上がるので、簡単に取り出すことができる。また、この独特な動作によって使用者に驚きや楽しい印象を与えるので、収容物の広告宣伝にも大きく寄与することができる。
本考案の緩衝仕切り部材の第一の実施形態を構成する台紙を表面側から見た展開図である。 第一の実施形態の緩衝仕切り部材及び包装箱の組み立て工程を順に示す斜視図(a)、(b)である。 図2(b)の状態における、第二の緩衝用仕切り体の構造を示す縦断面図(a)、(b)である。 図2(b)の状態から、台紙に収容物をセットする操作を示す縦断面図(a)、(b)である。 図4(a)、(b)の操作が行われて収容物が収容された台紙の状態[緩衝仕切り部材の組み立て状態]を示す縦断面図(a)、(b)である。 緩衝仕切り部材が図5(a)、(b)に示す組み立て状態になった時の包装箱を示す斜視図(a)、外箱の蓋部が閉鎖された状態[包装箱の組み立て状態]を示す斜視図(b)である。 図5(a)の緩衝仕切り部材に対して収容物を取り出す操作が行われた状態を示す縦断面図(a)、(b)である。 図5(a)の緩衝仕切り部材に対して収容物を取り出す操作が行われた状態を示す斜視図である。 本考案の緩衝仕切り部材の第二の実施形態を構成する台紙を表面側から見た展開図である。 第二の実施形態の緩衝仕切り部材及び包装箱の組み立て工程を順に示す斜視図(a)、(b)である。 第二の実施形態の緩衝仕切り部材に収容物が収容された状態[緩衝仕切り部材の組み立て状態]を示す縦断面図(a)、(b)である。 緩衝仕切り部材が図11(a)、(b)に示す組み立て状態になった時の包装箱を示す斜視図(a)、外箱の蓋部が閉鎖された状態[包装箱の組み立て状態]を示す斜視図(b)である。 図12(a)の緩衝仕切り部材に対して収容物を取り出す操作が行われた状態を示す縦断面図(a)、(b)である。
以下、本考案の緩衝仕切り部材及びこれを用いた包装箱の第一の実施形態について、図1~図8に基づいて説明する。この実施形態の緩衝仕切り部材10は、図5、図6に示すように、互いに組み合わせて使用される1組のアンプルAP及びバイアルBAの包装に用いられる部材で、この実施形態の包装箱12は、緩衝仕切り部材10を外箱14内に設置することによって形成される箱である。
緩衝仕切り部材10は、厚紙等のブランクシートを打ち抜いて形成された1枚の台紙16を組み立てることによって形成される。台紙16は、図1に示すように、略長方形の底板18と、組み立て状態で立体的な第一の仕切り体20Rとなる第一の仕切り形成部20と、立体的な第二の仕切り体22Rとなる第二の仕切り形成部22とを備えている。
第一の仕切り形成部20は、順に平行に連接された第一の縦板24、第一の上板26、第一の仕切り板28及び第一の下板30を有し、第一の縦板24の連接方向の端辺が、底板18の一方の長辺に、折罫線32を介して連続している。また、第一の縦板24、第一の上板26、第一の仕切り板28及び第一の下板30は、折罫線32と平行な折罫線34,36,38で各々区切られている。第一の上板26及び第一の下板30の連接方向長さは、底板18の長辺の約1/2よりも少し短くて互いにほぼ等しく、第一の縦板24及び第一の仕切り板28の連接方向長さは、第一の上板26よりもさらに短くて互いにほぼ等しい。
また、第一の仕切り板28の内側には、バイアルBAの頭部を挿入可能な第一の収容物ガイド孔40(1)と、アンプルAPの頭部を挿入可能な第一の収容物ガイド孔40(2)とが並設されている。さらに第一の仕切り部28の内側に、折罫線36を途中で中断した部分と円弧状の切り込み線42aとで囲まれた摘み部42が設けられている。
第二の仕切り形成部22は、順に平行に連接された第二の縦板44、第二の上板46、第二の仕切り板48、第二の下板50、第三の仕切り板52及び第三の上板54を有し、第二の縦板44の連接方向の端辺が、底板18の、折罫線32と反対側の長辺に、折罫線56を介して連続している。また、第二の縦板44、第二の上板46、第二の仕切り板48、第二の下板50、第三の仕切り板52及び第三の上板54は、折罫線56と平行な折罫線58,60,62,64,66で各々区切られている。第二の上板46の連接方向長さは、底板18の長辺の約1/2よりも少し短く、第一の上板26の連接方向長さとほぼ等しい。第二の縦板44、第二の仕切り板48及び第三の仕切り板52の連接方向長さは、第一の縦板24の連接方向長さよりもさらに短くて、互いにほぼ等しい。第二の下板50及び第三の上板54の連接方向長さは、第二の上板46の連接方向長さよりも少し短くて、互いほぼ等しい。
また、第二の仕切り板48及び第二の上板46の内側には、2つの板に跨るように、バイアルBAの胴部を挿入可能な第二の収容物ガイド孔68(1)と、アンプルAPの胴部を挿入可能な第二の収容物ガイド孔68(2)とが並設されている。また、第三の仕切り板52の内側に、バイアルBAの底に近い部分を位置決め可能な第三の収容物ガイド孔70(1)と、アンプルAPの底に近い部分を位置決め可能な第三の収容物ガイド孔70(2)とが並設されている。
さらに、第二の縦板44及び第二の上板46の内側に、2つの板に跨る透孔72が設けられ、第三上板54の連接方向の端部に、U字形の切り欠き74(1),74(2)が並設されている。透孔72は、中のバイアルBAやアンプルAPの底に近い部分を視認可能にするために設けられ、切り欠き74(1),74(2)は、後で第三の上板54が第二の上板46の内面に糊付けされた時に、第三の上板54が第二の収容物ガイド孔68(1),68(2)に掛からないようにするために設けられている。
その他、底板18の、第一及び第二の縦板24,44が連続していない2つの端辺に、側板76,78が一対に延設され、折罫線80,82で底板18と各々区切られている。側板76,78の延出方向長さは、第一の縦板24の連接方向長さとほぼ等しい。さらに、第二の上板46の、連接方向と直角な2つの端辺に、補助側板84,86が一対に延設され、折罫線88,90で第二の上板46と各々区切られている。補助側板84,86の延出方向長さは、第二の縦板44の連接方向長さとほぼ等しい。
次に、緩衝仕切り部材16及び包装箱10の組み立て方法の一例を説明する。ここでは、図1に示す台紙16を組み立てる時の各折罫線の折り曲げ方について、表面が凸になる折り方を正折りと称し、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず台紙16を用意し、折罫線64を正折りして第三の仕切り板52及び第三の上板54を第二の仕切り板48及び第二の下板50に重ねる。そして、第三の上板54の表面に糊92を塗布した後、折罫線60を正折りして第三の仕切り板52及び第三の上板54を第二の縦板44及び第二の上板46に重ね、第三の上板54を第二の上板46の裏面に糊付けする。さらに、第二の下板50の表面に糊93を塗布した後、折罫線56を正折りして第二の仕切り板48及び第二の下板50を底板18に重ね、第二の下板50を底板18の裏面の、折罫線56の近い端部に糊付けする。
次に、折罫線56,58,60,62を各々90度に正折りし、底板18、第二の縦板44、第二の上板46、第二の仕切り板48及び第二の下板50を立体的な角筒体に形成する。これにより、折罫線64,66も自動的に正折りされ、第三の仕切り板52が所定の位置に移動する。その結果、図2(a)に示すように、台紙12の第二の仕切り形成部22により、立体的な第二の仕切り体22Rが形成される。
その後、折罫線88,90を各々90度に正折りして補助側板84,86を倒し、折罫線80,82を各々90度に正折りして側板76,78を補助側板84,86の外面に重ね、さらに折罫線32を90度に正折りして第一の仕切り形成部20を底板18から起立させる。そして、図2(b)に示すように、別に組み立てた外箱14の本体部14aの中に、台紙16の底板18側の部分をセットすると、台紙16の、第一の仕切り形成部20(第一の縦板24を除く)以外の部分が、外箱14の本体部14の中に収容される。
なお、外箱14は、天面が開放した四角形の箱体である本体部14aと、本体部14aの天面を開閉するための蓋部14bと、一対のサイドフラップ14cとで構成される一般的な箱である。
図2(b)の状態における第二の仕切り体22Rの構造を詳しく説明すると、第二及び第三の収容物ガイド孔68(1),70(1)を設けた部分は、図3(a)のような構造になる。つまり、第二の下板50が底板18の上面に糊93で固定されて、底板18、第二の縦板44、第二の上板46及び第二の仕切り板48で成る角筒体が形成される。さらに、第三の上板54が第二の受け板46の内面に糊92で固定されて、第三の仕切り板52が第二の仕切り板48と第二の縦板44との間の位置に配置される。そして、第二の収容物ガイド孔68(1)が、角筒体の、第一の縦板24に近い上側の角部に配置され、第三の収容物ガイド孔70(1)が、第二の収容物ガイド孔68(1)の、第二の仕切り部材48に設けた部分に連通する位置に配される。また、第二及び第三の収容物ガイド孔68(2),70(2)を設けた部分もほぼ同様であり、図3(b)に示すように、図3(a)と類似した構造になる。
次に、台紙16の第一の仕切り形成部20を立体的にする操作と、収容物を台紙16の中にセットする操作とを複合的に行う。まず、図4(a)、(b)に示すように、折罫線34,36,38を適宜の角度に正折りし、第一の縦板24、第一の上板26、第一の仕切り板28及び第一の下板30で略平行四辺形の角筒を形成させる。そして、バイアルBAの底部を第二の収容物ガイド孔68(1)に差し込んで第三の収容物ガイド孔70(1)の周縁部に係止させ、バイアルBAの頭部を第一の収容物ガイド孔40(1)に差し込む。同様に、アンプルAPの底部を第二の収容物ガイド孔68(2)に差し込んで第三の収容物ガイド孔70(2)の周縁部に係止させ、アンプルAPの頭部を第一の収容物ガイド孔40(2)に差し込む。
バイアルBA及びアンプルAPを差し込んだ後は、第一の上板26及び第一の仕切り板28の境界部分を下向きに押し込み、折罫線34,36,38の折り角度を90度にすると、図5(a)、(b)及び図6(a)に示す緩衝仕切り部材10の組み立て状態になる。
緩衝仕切り部材10の組み立て状態の構造を詳しく説明すると、第一の仕切り体20Rは、第一の下板30が底板18の上面に接合されずに重なって、底板18、第一の縦板24、第一の上板26及び第一の仕切り板28で成る角筒体を形成している。そして、第一の仕切り板28が第二及び第三の仕切り板48,52に対向し、第一、第二及び第三の収容物ガイド孔40(1),68(1),70(1)が連通し、第一、第二及び第三の収容物ガイド孔40(2),68(2),70(2)も連通する。
2つの補助側板84,86は、第二の上板46の端辺から下向きに立ち上がり、第二の仕切り体22Rを間に挟んで互いに対向する。また、2つの側板76,78は、底板18の端辺から上向きに立ち上がり、第一及び第二の仕切り体20R,22Rと補助側板84,86とを間に挟んで互いに対向する。また、第一の仕切り板28の摘み部42が切り込み線42aから抜け出し、第一の上板26と面一になって側方に突出する。そして、この組み立て状態の形状が、緩衝仕切り部材10の端部が外箱14の底面及び側面に係止されることによって保持される。
緩衝仕切り部材10に収容されたバイアルBAは、3つの収容物ガイド孔40(1),68(1),70(1)に囲まれた空間に収容され、少し細くなった首部が収容物ガイド孔40(1),68(1)の周縁部によって位置決め又は挟持され、底部に近い側周面が収容物ガイド孔70(1)の周縁部によって位置決め又は挟持され、3つの仕切り板28,48,52以外の板に接触しないように支持される。
同様に、緩衝仕切り部材10に収容されたアンプルAPは、3つの収容物ガイド孔40(2),68(2),70(2)に囲まれた空間に収容され、少し細くなった首部が収容物ガイド孔40(2),68(2)の周縁部によって位置決め又は挟持され、底部に近い側周面が収容物ガイド孔70(2)の周縁部によって位置決め又は挟持され、3つの仕切り板28,48,52以外の板に接触しないように支持さる。
緩衝仕切り部材10を組み立てて図6(a)の状態にすると、後は、外箱14のサイドフラップ14cを倒し、蓋部14bを倒して本体部14aの天面を閉鎖すれば、包装箱12が図6(b)に示す状態となり、組み立て作業が終了する。
バイアルBA及びアンプルAPを取り出す時は、外箱14の蓋部14b及びサイドフラップ14cを開いて図6(a)の状態にした後、第一の上板26と第一の仕切り板28との境界部分を上向きに引き上げる操作を行う。緩衝仕切り部材10の場合は摘み部42を設けてあるので、この摘み部42を摘まんで引き上げればよい。
摘み部42を上向きに引き上げる操作を行うと、バイアルBAは、首部が第一の収容物ガイド孔40(1)の下端部に引っ掛かって起き上がり、第一及び第三の収容物ガイド孔40(1),70(1)から抜け出て第二の下板50の上面に起立する。そして、図7(a)及び図8に示すように、バイアルBAの上部が第二の収容物ガイド孔68(1)を通じて突出するので、バイアルBAを簡単に取り出すことができる。また、摘み部42を上向きに引き上げる操作によってアンプルAPも一緒に起立し、図7(b)及び図8に示すように、アンプルAPの上部が第二の収容物ガイド孔68(2)を通じて突出するので、アンプルAPも簡単に取り出すことができる。
以上説明したように、緩衝仕切り部材10及び包装箱12は、バイアルBA及びアンプルAPを3つの仕切り板28,48,52で位置決めし、その他の板に接触しないように支持する構成なので、従来と同等又はそれ以上の緩衝性能が得られる。また、バイアルBA及びアンプルAPを取り出す時、第一の仕切り体20Rの摘み部42を引き上げる操作が行われると、バイアルBA及びアンプルAPが1アクションで一緒に立ち上がるので、両方を簡単に取り出すことができる。
なお、上述した組み立て方法は、「組み立て途中の台紙16を外箱14の本体部14aにセットした後、バイアルBA及びアンプルAPを台紙16の中に収容し、緩衝仕切り部材10を組み立て状態にする。」という流れにしたが、その他の方法として、例えば、「台紙16の中にバイアルBA及びアンプルAPを収容して緩衝仕切り部材10を組み立て状態にした後、緩衝仕切り部材10を外箱14の本体部14aにセットする。」という流れで組み立てることも可能である。
また、第一、第二及び第三の収容物ガイド孔のレイアウト(形状、大きさ、配置)は、収容物のサイズや形状に合わせて適宜設定すれよい。例えば、緩衝仕切り部材の試作を何回か行い、組み立て時に収容物を容易に収容できることや、組み立て状態で収容物が確実にガイドされることや、収容物を取り出す時に収容物がスムーズに立ち上がることを評価して調整することにより、それほど手間を掛けずに適正化することができる。
これは、収容物がバイアルBAやアンプルAP以外の物品の場合も同様である。つまり、緩衝仕切り部材10及び包装箱12の用途は、医療用の物品の包装に限定されるものではなく、一般消費者向けの商品の包装に使用すれば、商品を取り出す時の独特な動作により、消費者に驚きや楽しい印象を与えるので、商品の広告宣伝にも大きく寄与することができる。
次に、本考案の緩衝仕切り部材及びこれを用いた包装箱の第二の実施形態について、図9~図13に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の緩衝仕切り部材94は、図11、図12に示すように、エッセンシャルオイル等が入った2つの容器YO(1),YO(2)の包装に用いられる。また、この実施形態の包装箱96は、上記と同様の外箱14内に緩衝仕切り部材94を設置することによって形成される箱体である。
容器YO(1),YO(2)の中身は同じであるが、キャップの部分の外形が少し異なっている。容器YO(1)は、先に取り出して使用される方で、キャップがキャップ本体Ca、スポイトゴムSg及びガラススポイトGsで構成されている。一方、容器YO(2)は、容器YO(1)の中身が無くなってから取り出して使用される方で、キャップは、キャップ本体Caだけで構成され、使用する時、容器YO(1)のキャップと交換されることになる。
上記の緩衝仕切り部材10の収容物は、互いに組み合わせて使用されるバイアルBA及びアンプルAPなので、緩衝仕切り部材10は、バイアルBA及びアンプルAPを一緒に取り出せるように、2つの収容物の頭部を1個の第一の仕切り体20Rでまとめて保護する構造にしている。
これに対して、収容物が容器YO(1),YO(2)の場合は、2つを別々に取り出せる方が都合が良い。そこで、緩衝仕切り部材94は、上記の第一の仕切り体20Rを2つに分割し、2つの収容物の頭部を2個の第一の仕切り体20R(1),20R(2)で別々に保護する構造になっている。この点が緩衝仕切り部材94の大きな特徴であり、緩衝仕切り部材10との相違点である。
まず、緩衝仕切り部材94の具体的な構成について、緩衝仕切り部材10と異なる点を中心に説明する。緩衝仕切り部材92は、図9に示す台紙98を組み立てることによって形成される。台紙98は、台紙16の第一の仕切り形成部20に対応する部分を細長いスリットで左右に分割し、第一の仕切り形成部20(1)[第一の縦板24、第一の上板26(1)、第一の仕切り板26(1)及び第一の下板30(1)]と、第一の仕切り形成部20(2)[第一の縦板24、第一の上板26(2)、第一の仕切り板26(2)及び第一の下板30(2)]とを設けている。第一の仕切り形成部20(1)は、組み立て状態で、容器YO(1)の頭部を保護する第一の仕切り体20R(1)となり、第一の仕切り形成部20(2)は、組み立て状態で、容器YO(2)の頭部を保護する第一の仕切り体20R(2)となる。
その他、台紙98は、第一の上板26(1),26(2)の各外側端部に、摘み部100(1),100(2)が、折罫線102(1),102(2)を介して各々延設されている。また、第一の下板30(1),30(2)の、第一の仕切り板28(1),28(2)との境界部に、第一の収容物ガイド孔40(1),40(2)の内側に突出する係合舌片104(1),104(2)が各々延設され、第二仕切り板48及び第二の下板50との境界部に、係合舌片104(1),104(2)が差し込み可能な大きさの透孔である係合受け部106(1),106(2)が設けられている。
緩衝仕切り部材94及び包装箱96の組み立て方法は、上記実施形態(緩衝仕切り部材10及び包装箱12)の組み立て方法とほぼ同じである。しかし、図11に示す緩衝仕切り部材94の組み立て状態と、図5を比較して分かるように、緩衝仕切り部材94の場合、第二の上板46の内面に糊付けされている第三の上板54が、折罫線66で反対方向に折られているという違いがある。
その他の相違点を説明すると、緩衝仕切り部材94の場合、図11(a)、(b)に示す組み立て状態で、第一の仕切り体20R(1)の係合舌片104(1)が第二の仕切り体22Rの係合受け部106(1)に差し込まれて係合し、第一の仕切り体20R(2)の係合舌片104(2)が第二の仕切り体22Rの係合受け部106(2)に差し込まれて係合する。また、緩衝仕切り部材94の場合、図12(a)に示す組み立て状態で、2つの摘み部100(1),100(2)が外箱14の本体部14aの上端から突出するため、図12(b)に示すように、折罫線102(1),102(2)で逆折りして摘み部100(1),100(2)を第一の上板26(1),26(2)の外面に重ねた後、外箱14のサイドフラップ14b及び蓋部14cを閉じることになる。
組み立て状態の緩衝仕切り部材94及び包装箱96の中の容器YO(1)は、上記のバイアルBAと同様に、3つの収容物ガイド孔40(1),68(1),70(1)に囲まれた空間に収容され、少し細くなった首部が収容物ガイド孔40(1),68(1)の周縁部によって位置決め又は挟持され、底部に近い側周面が収容物ガイド孔70(1)の周縁部によって位置決め又は挟持され、3つの仕切り板28,48,52以外の板に接触しないように支持される。
また、容器YO(2)は、上記のアンプルAPと同様に、3つの収容物ガイド孔40(2),68(2),70(2)に囲まれた空間に収容され、少し細くなった首部が収容物ガイド孔40(2),68(2)の周縁部によって位置決め又は挟持され、底部に近い側周面が収容物ガイド孔70(2)の周縁部によって位置決め又は挟持され、3つの仕切り板28,48,52以外の板に接触しないように支持される。
容器YO(1)を取り出す時は、外箱14の蓋部14b及びサイドフラップ14cを開いて図12(a)の状態にした後、図13(a)に示すように、第一の上板26(1)と第一の仕切り板28(1)との境界部分を上向きに引き上げる操作を行う。緩衝仕切り部材94の場合は摘み部100(1)を設けてあるので、この摘み部100(1)を摘まんで引き上げればよい。
摘み部100(1)を上向きに引き上げる操作を行うと、容器YO(1)は、上記のバイアルBAの時と同様に、首部が第一の収容物ガイド孔40(1)の下端部に引っ掛かって起き上がり、第一及び第三の収容物ガイド孔40(1),70(1)から抜け出て第二の下板50の上面に起立する。そして、容器YO(1)の上部が第二の収容物ガイド孔68(1)を通じて突出するので、容器YO(1)を簡単に取り出すことができる。容器YO(1)を取り出した後は、第一の仕切り体20R(1)及び外箱14を元の組み立て状態に戻し、未使用の容器YO(2)をそのまま保管する。
その後、容器YO(2)を取り出す時は、外箱14の蓋部14b及びサイドフラップ14cを開いた状態で、摘み部100(2)を上向きに引き上げる操作を行う。すると、容器YO(2)は、上記のアンプルAPの時と同様に、首部が第一の収容物ガイド孔40(2)の下端部に引っ掛かって起き上がり、第一及び第三の収容物ガイド孔40(2),70(2)から抜け出て第二の下板50の上面に起立する。そして、容器YO(2)の上部が第二の収容物ガイド孔68(2)を通じて突出するので、容器YO(2)を簡単に取り出すことができる。
緩衝仕切り部材94の場合、係合舌片104(1),104(2)が係合受け部106(1),106(2)に各々係合する構造になっているが、この部分の構造は、第一の仕切り体20R(1),20R(2)が第二の仕切り体22Rに適度な強さで仮固定されるように設計する。具体的には、摘み部100(1)が引き上げられて第一の仕切り体20R(1)が移動した時、係合舌片104(1)及び係合受け部106(1)の係合が容易に解除されるようにし、且つ、第一の仕切り体20R(1)が移動する時に第一の仕切り体20R(2)に接触したとしても、係合舌片104(2)及び係合受け部106(2)の係合が保持されるように設計する。同様に、摘み部100(2)が引き上げられて第一の仕切り体20R(2)が移動した時、係合舌片104(2)及び係合受け部106(2)の係合が容易に解除されるようにし、且つ、第一の仕切り体20R(2)が移動する時に第一の仕切り体20R(1)に接触したとしても、係合舌片104(1)及び係合受け部106(1)の係合が保持されるように設計する。これによって、容器YO(1)とYO(2)を別々に取り出す動作がスムーズに行われる。なお、容器YO(1)とYO(2)を別々に取り出す動作に支障が無ければ、係合舌片104(1),104(2)及び係合受け部106(1),106(2)は削除してもよい。
以上説明したように、緩衝仕切り部材94及び包装箱96は、上記の緩衝仕切り部材10及び包装箱12と同様の効果を得ることができるものであり、容器YO(1),YO(2)のように、別々に取り出して使用される複数の収容物の包装に好適な構成である。
なお、本考案の緩衝仕切り部材及びこれを用いた包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、緩衝仕切り部材10(台紙16)及び緩衝仕切り部材94(台紙98)は、第一の上板と第一の仕切り板との境界部分を上向きに移動させる操作を容易にするため、第一の仕切り部材の所定位置に摘み部を設けているが、摘み部の具体的な形態は適宜変更することができる。また、必要なければ削除してもよい。
緩衝仕切り部材10(台紙16)及び緩衝仕切り部材94(台紙98)に設けた側板76,78や補助側板84,86は、立体的な緩衝仕切り部材10,94を外箱14の中に入れる操作を容易にしたり、緩衝仕切り部材10,94を補強したりするための板であるが、必要なければ削除してもよい。
上記の緩衝仕切り部材10(台紙16)は、2個の収容物を包装し、2個の収容物を一緒に取り出せる構成にしているが、同様のコンセプトでn個(nは2以上の自然数)の収容物を包装する構成にすることができる。その場合、1組の第一の仕切り形成部20にn個の第一の収容物ガイド孔を設け、1組の第二の仕切り形成部22にn組の第二、第三の収容物ガイド孔を設ければよい。収容物の数を1個にする場合も同様である。
上記の緩衝仕切り部材94(台紙98)は、2個の収容物を包装し、2個の収容物を別々に取り出せる構成にしているが、同様のコンセプトでn個(nは2以上の自然数)の収容物を包装する構成にすることができる。その場合、第一の仕切り形成部の数をn組とし、n組の第一の仕切り形成部に各々1個の第一の収容物ガイド孔を設け、1組の第二の仕切り形成部にn組の第二及び第三の収容物ガイド孔を設ければよい。
緩衝仕切り部材を入れる外箱は、少なくとも底面及び側面を有した箱体であればよく、蓋部が無くて天面が開放したものであってもよい。また、外箱のサイズは、中に緩衝仕切り部材がセットされた時、外箱の側面及び底面で緩衝仕切り部材の端部を係止し、これによって緩衝仕切り部材の組み立て状態の形状が保持されるように設定されていればよく、その他の部分の構成は特に限定されない。
10,94 緩衝仕切り部材
12,96 包装箱
14 外箱
16,98 台紙
18 底板
20,20(1),20(2) 第一の仕切り形成部
20R,20R(1),20R(2) 第一の仕切り体
22 第二の仕切り形成部
22R 第二の仕切り体
24 第一の縦板
26,26(1),26(2) 第一の上板
28,28(1),28(2) 第一の仕切り板
30,30(1),30(2) 第一の下板
40(1),40(2) 第一の収容物ガイド孔
42,100(1),100(2) 摘み部
44 第二の縦板
46 第二の上板
48 第二の仕切り板
50 第二の下板
52 第三の仕切り板
54 第三の上板
68(1),68(2) 第二の収容物ガイド孔
70(1),70(2) 第三の収容物ガイド孔
92,93 糊

Claims (5)

  1. 1枚の台紙から成り、台紙には、四角形の底板、第一の仕切り形成部及び第二の仕切り形成部が設けられ、
    前記第一の仕切り形成部は、順に平行に連接された第一の縦板、第一の上板、第一の仕切り板及び第一の下板を有し、前記第一の縦板の連接方向の端辺が、前記底板の一端辺に連続し、前記第一の仕切り板の内側に、又は、前記第一の仕切り板及び前記第一の上板の内側に跨るように、第一の収容物ガイド孔が設けられており、
    前記第二の仕切り形成部は、順に平行に連接された第二の縦板、第二の上板、第二の仕切り板、第二の下板、第三の仕切り板及び第三の上板を有し、前記第二の縦板の連接方向の端辺が、前記底板の、前記第一の縦板と反対側の辺に連続し、前記第二の仕切り板及び前記第二の上板の内側に跨るように、第二の収容物ガイド孔が設けられ、前記第三の仕切り板の内側に第三の収容物ガイド孔が設けられており、
    組み立て状態で、前記底板、前記第一の縦板、前記第一の上板、前記第一の仕切り板及び前記第一の下板が四角形の角筒体を形成し、前記第一の下板が前記底板の内面に接合されずに重なって第一の仕切り体を形成し、前記底板、前記第二の縦板、前記第二の上板、前記第二の仕切り板及び前記第二の下板で四角形の角筒体を形成し、前記第二の下板が前記底板の内面に糊付けされ、前記第三の上板が前記第二の上板の内面に糊付けされ、前記第三の仕切り板が前記第二の仕切り板に対向する第二の仕切り体を形成し、前記第二及び第三の仕切り板が前記第一の仕切り板に対向する位置に配されて前記第一、第二及び第三の収容物ガイド孔が連通し、
    収容物は、前記第一、第二及び第三の収容物ガイド孔に囲まれた空間に収容され、当該3つの収容物ガイド孔の内周縁部で位置決めされ又は挟持されることによって、前記第一、第二及び第三の前記仕切り板以外の板に接触しないように支持された状態になり、
    前記収容物を取り出すため、前記第一の上板と前記第一の仕切り板との境界部分を上向きに移動させる操作が行われると、収容物は、前記前記第一及び第三の収容物ガイド孔から抜け出て前記第二の下板の上面に立ち上がり、前記収容物の一端部が前記第二の収容物ガイド孔を通じて上向きに突出した状態になることを特徴とする緩衝仕切り部材。
  2. 前記台紙の前記第一の仕切り形成部の所定位置に摘み部が設けられ、組み立て状態から前記収容物を取り出す時、前記摘み部を上向きに引き上げることによって、前記第一の上板と前記第一の仕切り板との境界部分を上向きに移動させることができる請求項1記載の緩衝仕切り部材。
  3. 前記第一の仕切り形成部には、n個(nは2以上の自然数)の前記第一の収容物ガイド孔が設けられ、前記第二の仕切り形成部には、前記第一の仕切り形成部が有するn個の前記第一の収容物ガイド孔に各々対応するn組の前記第二及び第三の収容物ガイド孔が設けられている請求項1又は2記載の緩衝仕切り部材。
  4. 前記台紙には、n組(nは2以上の自然数)の前記第一の仕切り形成部及び1組の前記第二の仕切り形成部が設けられ、前記第二の仕切り形成部には、n組の前記第一の仕切り形成部が有するn個の前記第一の収容物ガイド孔に各々対応するn組の前記第二及び第三の収容物ガイド孔が設けられている請求項1又は2記載の緩衝仕切り部材。
  5. 請求項1乃至4のいずれか記載の緩衝仕切り部材とこれを収容する外箱とで構成され、
    前記緩衝仕切り部材が前記外箱に収容された状態で、前記緩衝仕切り部材の組み立て状態の形状が、前記緩衝仕切り部材の端部が前記外箱の底面及び側面に係止されることによって保持されることを特徴とする包装箱。
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