JP3234344U - 包装用箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】載置面に沿った摺動移動に適した包装用箱を提供すること。【解決手段】包装用箱は、天面、底面、及び複数の側面を具備する。前記複数の側面のうち少なくとも1つの側面は、前記底面が載置される載置面に沿って当該包装用箱が摺動移動される際に用いられる持ち手部を有する。前記持ち手部は、所定形状の切り込みと、当該切り込みの両端を接続する折り曲げ線と、当該切り込みにより当該折り曲げ線で内側へ折り曲げ可能なフラップ部とを有する。当該折り曲げ線は前記摺動移動方向に対して垂直になるように形成される。【選択図】図1
Description
本考案は、段ボール板から組み立てられ、例えば缶飲料やボトル飲料等の容器を収容・包装する包装用箱に関する。
従来から、段ボール製の包装用箱においては、商品等の内容物が収容された状態で箱を運搬する際に用いられる持ち手が形成されたものが存在する。
例えば、特許文献1には、上部が開口になっている直方体状の包装箱の一対の側面の中央に、切り込みと折り曲げ線によって構成される長丸状の持ち手部分がそれぞれ形成されることが開示されている(段落0024、図1乃至3等)。
しかしながら、上記特許文献1に記載のような従来の持ち手は、商品等を収容した包装用箱を、天面を開口させた状態で持ち上げるのには適しているが、当該包装用箱を床やテーブル(作業台)等の載置面に載置した状態で載置面に沿って摺動させて移動させるのには適していない。
以上のような事情に鑑み、本考案の目的は、載置面に沿った摺動移動に適した包装用箱を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の一形態に係る包装用箱は、天面、底面、及び複数の側面を具備する。前記複数の側面のうち少なくとも1つの側面は、前記底面が載置される載置面に沿って当該包装用箱が摺動移動される際に用いられる持ち手部を有する。前記持ち手部は、所定形状の切り込みと、当該切り込みの両端を接続する折り曲げ線と、当該切り込みにより当該折り曲げ線で内側へ折り曲げ可能なフラップ部とを有する。当該折り曲げ線は前記摺動移動方向に対して垂直になるように形成される。
この構成により、持ち手部の折り曲げ線が摺動移動方向に対して垂直になるように形成することで、折り曲げ線部分に摺動移動方向への力を容易に加えることができ、作業台や床等の載置面に沿った摺動移動に適した包装用箱を提供することができる。
前記持ち手部は、一対の前記側面の対向する位置に形成されてもよい。
これにより作業者は、両手で各持ち手部に指を掛けて摺動移動させることでより効率よく包装用箱を移動させることができる。
(一対の側面)
前記持ち手部は、前記一対の側面の、前記摺動移動方向における一端側と他端側にそれぞれ一対ずつ設けられてもよい。
前記持ち手部は、前記一対の側面の、前記摺動移動方向における一端側と他端側にそれぞれ一対ずつ設けられてもよい。
これにより作業者は、載置されている包装用箱を回り込んだり回転させたりする必要なく、自身に近い方の持ち手部を適宜用いることで、容易に移動させることができる。
少なくとも前記天面部分を開放し当該包装用箱に収容された収容物を露出させるための破断用のミシン目を有してもよい。この場合前記持ち手部は前記側面のうち前記ミシン目により開放されない位置に設けられてもよい。
これにより、ミシン目で天面部分を開放し収容物を露出させた状態でも持ち手部を使用可能とすることができる。
前記持ち手部は、当該包装用箱に収容された複数の所定形状の収容物と当該包装用箱との間に前記フラップ部を折り曲げるスペースが生じるような位置に形成されてもよい。
これにより、フラップ部を確実に包装用箱内部に略90度折り曲げて摺動移動時に作業者の指をフラップ部に当接させて摺動方向の力をかけることができる。
本考案によれば、載置面に沿った摺動移動に適した包装用箱を提供することができる。しかしながら、本効果は本考案を限定するものではない。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施形態を説明する。尚、本明細書において、「同じ」、「同一」及び「等しい」という意味には、本考案が属する技術分野で一般的に許容される誤差の範囲が含まれ得る。
[包装用箱及び持ち手の構成]
図1は、本考案の一実施形態に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。また図2は、当該包装用箱の展開図(組立前のブランクの図)である。
図1は、本考案の一実施形態に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。また図2は、当該包装用箱の展開図(組立前のブランクの図)である。
両図に示すように、包装用箱100は、段ボール板から組み立てられるものであり、天面1、底面2、一対の側面3(3a,3b)、及びそれら天面1、底面2及び側面3に接続されたフラップ4を有する。当該包装用箱100には、例えば飲料缶等の収容物が収容される。
図2に示すように、側面3aの底面2とは反対側の長辺には糊代部6が延設されており、組立時には当該糊代部6が天面1の側面3bとは反対側の端部に接着される。
一対の側面3の、長手方向(図1のX方向)における一端側と他端側のそれぞれの対向する位置には、持ち手部5が一対ずつ設けられている。
当該持ち手部5は、当該包装用箱100(の底面2)が載置される床や作業台等の載置面Pに沿って包装用箱100が摺動移動される際に用いられるものである。
図1に示すように、持ち手部5は、ほぼ弓型の切り込み51と、当該切り込み51の両端を接続する折り曲げ線52と、当該切り込み51により当該折り曲げ線52で内側へ折り曲げ可能なフラップ部53とを有する。
上記切り込み51は例えばミシン目とされるが、連続的な切り込みであってもよい。
上記折り曲げ線52は、例えばミシン目や罫線(溝)であり、包装用箱100の摺動移動方向(X方向)に対して垂直又はほぼ垂直と同一になるように(側面3の上記X方向(長手方向)における両端辺と平行な方向に)形成されている。
[包装用箱の摺動移動方法]
次に、当該包装用箱100を摺動移動させる方法について説明する。包装用箱100には飲料缶等が収容されているものとする。
次に、当該包装用箱100を摺動移動させる方法について説明する。包装用箱100には飲料缶等が収容されているものとする。
図3に示すように、作業者はまず、一対の持ち手部5の切り込み51に沿って両手指でフラップ部53を押し開け、折り曲げ線52で内側へ折り曲げる。
そして図4に示すように、作業者は、フラップ部53の折り曲げによって形成された一対の開口51aに両手の指を(第一関節くらいまで)挿入し、フラップ部53に指が当接した状態で、載置面P上を同図矢印方向へ摺動移動させる。
この際、作業者の指の折り曲げ線52部分及びフラップ53部分への当接方向が摺動移動方向と同一方向となるため、作業者は摺動移動方向への力を容易に加えることができる。
ここで、同図に示すように、持ち手部5は、包装用箱100に収容された複数の所定形状の収容物C(飲料缶等)と当該包装用箱100との間に、フラップ部53を折り曲げるスペースが生じるような位置に形成されている。
具体的に、本実施形態において、持ち手部5は、隣接する2つの飲料缶の表面と、側面3の内面との間に生じる、概略三角柱状の空間にフラップ部53が折り曲げ可能な位置に形成されている。例えば飲料缶Cが一般的な350ml缶(缶サイズは211径(66mm))である場合、持ち手部5は、折り曲げ線52が、側面3の左右端(図1のX方向の両端)から66mmまたはその倍数となる位置に設けられることが好ましい。
これにより、フラップ部53を確実に包装用箱100の内部に90度又は90度と同一に折り曲げることができ、摺動移動時に作業者の指をフラップ部53に当接させて摺動方向の力をかけることができる。
また、持ち手部5が、一対の側面3の長手方向の一端側と他端側のそれぞれ設けられることで、作業者は、載置されている包装用箱100を回り込んだり回転させたりする必要なく、自身に近い方の持ち手部を5適宜用いることで、容易に摺動移動させることができる。
なお図5に示すように、上記持ち手部5は、包装用箱100を、天面1及び底面2が載置面Pに対して垂直又は垂直と同一になるように回転させ、上方(同図矢印方向)へ持ち上げて移動する際にも使用可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、持ち手部5を、持ち手部5の折り曲げ線52が摺動移動方向に対して垂直又は垂直と同一になるように形成することで、折り曲げ線52部分に摺動移動方向への力を容易に加えることができ、作業台や床等の載置面Pに沿った摺動移動に適した包装用箱100を提供することができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態において、飲料缶等の収容物が、包装用箱100に収容された状態で、店舗における販売等のために店舗内の載置面Pに展示されてもよい。この場合、例えば天面1が切り取られて開放され、収容物が露出されてもよいし、予め包装用箱100に天面及びそれに連なる側面の一部の開放のための破断用のミシン目が設けられていてもよい。
図6は、開放のための破断用のミシン目が設けられた包装用箱100の外観を示す斜視図であり、図7は、図6の包装用箱100を持ち手部5を用いて摺動移動する様子を示した図である。
図6に示すように、この包装用箱100には、少なくとも天面1部分(及び側面3bの中央上端部分)を開放し包装用箱100に収容された収容物Cを露出させるための破断用のミシン目Mが設けられている。この場合持ち手部5は、当該側面3のうち前記ミシン目Mにより開放されない位置(例えばミシン目Mより下部)に設けられるのが好ましい。
そして図7に示すように、当該ミシン目Mにより天面1及び側面3bの一部を開放して開口1aから収容物Cを露出させた状態(展示状態)のまま、包装用箱100を持ち手部5により摺動移動させることができる。
上述の実施形態では、持ち手部5は両側面3a及び3bに2対、計4つ設けられたが、持ち手5の数はこれに限られず、またその位置も、持ち手部5の数に応じて適宜変更され得る。また持ち手部5の切り込み51の形状も弓形に限られず、矩形、台形、楕円、かまぼこ形等、様々な形状を取り得る。
上述の実施形態においては、包装用箱100は直方体形状とされたが、包装用箱100の形状は直方体形状に限られず、側面が5つ以上形成された多角形柱形状であってもよく、それに応じて持ち手部5の設けられる位置や数も設計され得る。
1…天面
1a…開口
2…底面
3…側面
4…フラップ
5…持ち手部
6…糊代部
51…切り込み
51a…開口
52…折り曲げ線
53…フラップ部
100…包装用箱
P…載置面
C…収容物(飲料缶)
1a…開口
2…底面
3…側面
4…フラップ
5…持ち手部
6…糊代部
51…切り込み
51a…開口
52…折り曲げ線
53…フラップ部
100…包装用箱
P…載置面
C…収容物(飲料缶)
Claims (5)
- 天面、底面、及び複数の側面を具備する包装用箱であって、
前記複数の側面のうち少なくとも1つの側面は、前記底面が載置される載置面に沿って当該包装用箱が摺動移動される際に用いられる持ち手部を有し、
前記持ち手部は、所定形状の切り込みと、当該切り込みの両端を接続する折り曲げ線と、当該切り込みにより当該折り曲げ線で内側へ折り曲げ可能なフラップ部とを有し、当該折り曲げ線は前記摺動移動方向に対して垂直になるように形成される
包装用箱。 - 請求項1に記載の包装用箱であって、
前記持ち手部は、一対の前記側面の対向する位置に形成される
包装用箱。 - 請求項2に記載の包装用箱であって、
前記持ち手部は、前記一対の側面の、前記摺動移動方向における一端側と他端側にそれぞれ一対ずつ設けられる
包装用箱。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の包装用箱であって、
少なくとも前記天面部分を開放し当該包装用箱に収容された収容物を露出させるための破断用のミシン目を有し、
前記持ち手部は、前記側面のうち前記ミシン目により開放されない位置に設けられる
包装用箱。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の包装用箱であって、
前記持ち手部は、当該包装用箱に収容された複数の所定形状の収容物と当該包装用箱との間に前記フラップ部を折り曲げるスペースが生じるような位置に形成される
包装用箱。
Priority Applications (1)
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JP2021002888U JP3234344U (ja) | 2021-07-27 | 2021-07-27 | 包装用箱 |
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2021
- 2021-07-27 JP JP2021002888U patent/JP3234344U/ja active Active
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