JP3235683U - 自転車用ペダルの弾性結合構造 - Google Patents

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Abstract

Figure 0003235683000001
【課題】自転車騎乗時の安全性が高く、自転車用ペダルを踏むときの円滑性と踏み込みの効率を高め、安定性と安全性が向上する自転車用ペダルの弾性結合構造を提供すること。
【解決手段】ペダル1の前端部に嵌入槽13が設けられ、クリート2の前端部に、嵌入槽13に嵌入可能な嵌合部23が設けられ、弾性装置3が、取り外し可能にペダル1の後端部12とクリート2の後端部22との間に連接され、クリート2の後端部22を押し下げて、ペダル1の後端部12とクリート2の後端部22との間を弾性的に圧縮可能であり、クリート2の後端部22を上へ移動させて、ペダル1の後端部12とクリート2の後端部22との間を弾性的に展開可能であり、クリート2の後端部22が弾性装置3により弾性的にペダル1の後端部12を持ち上げて動かすことができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、使用者のクリートと自転車用ペダルの弾性結合構造に関する。
現在、自転車のビンディング構造(即ち、クリートとペダルの結合構造)は、スナップ構造を応用し、使用者の靴の靴底を自転車のペダル上に固定しているが、主に、自転車に乗ったとき、使用者の両足の足前部(靴底)がペダルから離脱しないようにすることで、自転車のペダルを速く踏むときの空踏みを回避し、高速で安全な自転車騎乗を達成することを目的としている。
自転車のペダルに靴底を固定するには、自転車に乗る前に、足前部に相当する位置で靴底にクリートを固定する必要がある。
従来のクリートは、通常、前端部に突出した取付部が設けられ、ペダルの前端部に係止部が設けられ、かつペダルの後端部にクランプまたは嵌合構造が設置されている。使用時はクリート前端部の取付部をペダル前端部の係止部に挿入し、同時にクリート後端部を下方向へ押してペダル後端部のクランプまたは嵌合構造内に嵌め込み、クリート前端部をペダル前端部に固定し、クリート後端部をペダル後端部に固定する。
従来のクリートは前端部と後端部がいずれもペダル上に固定され、かつクリート後端部がペダル後端部のクランプまたは嵌合構造に嵌め込まれており、使用者が停車または下車したいときは、まず足首をひねり、クリート後端部を足首とともにひねってクランプまたは嵌合構造から離脱させることで、足をペダル上から持ち上げて地面に着くことができる。
しかし、緊急時(ブレーキ時など)や操作に慣れないうちは、足首をひねるのが間に合わなかったり、足首をひねるのを忘れたりしやすく、直接足を持ち上げてペダルから離そうとしてしまい、クリートがペダルに固定されたままだと、どうしても落車や転倒を引き起こしてしまうため、使用者の騎乗時の安全性に重大な影響を与える。
本考案が解決しようとする課題は、自転車騎乗時の安全性が高く、自転車用ペダルを踏むときの円滑性と踏み込みの効率を高め、安定性と安全性が向上する自転車用ペダルの弾性結合構造を提供することにある。
本考案の自転車用ペダルの弾性結合構造は、ペダルと、クリートと、少なくとも1つの弾性装置を含み、前記ペダルの前端部に嵌入槽が設けられ、前記クリートの前端部に、前記嵌入槽に嵌入可能な嵌合部が設けられ、前記少なくとも1つの弾性装置が、取り外し可能な手段で前記ペダルの後端部と前記クリートの後端部との間に連接され、前記クリートの後端部を押し下げて、前記ペダルの後端部と前記クリートの後端部との間を弾性的に圧縮可能であり、前記クリートの後端部を上へ移動させ、前記ペダルの後端部と前記クリートの後端部との間を弾性的に展開可能であり、かつ前記クリートの後端部が前記弾性装置により弾性的に前記ペダルの後端部を持ち上げて動かすことができる。
一実施例において、前記ペダルの後端部に第1組込み部材が設置され、前記弾性装置の一端が前記クリート後端部の底部に固定され、前記弾性装置の他端に第2組込み部材が設置され、前記第1組込み部材と前記第2組込み部材を相互に結合及び分離することができる。
あるいは、前記クリートの後端部に第1組込み部材が設置され、前記弾性装置の一端が前記ペダルの後端部の頂部に固定され、前記弾性装置の他端に第2組込み部材が設置され、前記第1組込み部材と前記第2組込み部材を相互に結合及び分離することができる。
一実施例において、前記第1組込み部材が少なくとも1つの磁石であり、前記第2組込み部材が金属底板または磁石である。
一実施例において、前記磁石が前記ペダルの後端部の頂部に設置され、前記クリートの後端部に前記ペダルの後端部の頂部に対向したガイド溝が設けられ、前記金属底板が前記ガイド溝内に設置され、前記弾性装置が前記ガイド溝内に配置され、前記弾性装置の一端が前記ガイド溝の内面に設置され、前記弾性装置の他端が前記金属底板に連接される。
一実施例において、前記ペダルの後端部の頂部に収容槽が設けられ、前記磁石が前記収容槽内に設置され、前記ガイド溝が前記ペダルの後端部の頂部に対向した溝入口を備え、前記ガイド溝の内面に、前記溝入口から奥方へ延伸された少なくとも1つのガイドレールが設置され、前記金属底板の周縁に少なくとも1つの耳板が張り出して設けられ、前記耳板に切欠部が形成され、前記切欠部が前記ガイドレールに外嵌され、前記金属底板が前記ガイドレールに沿って移動可能であり、前記溝入口の内面に、前記耳板を止めるための少なくとも1つのリブが設けられる。
一実施例において、前記金属底板と前記弾性装置とが、固定座体を介して相互に組み立てられる。
一実施例において、前記磁石が複数設置され、大きい磁石1個と小さい磁石2個との組み合わせ、3個の同じ大きさの磁石の組み合わせ、または、4個の磁石の組み合わせのいずれかであり、前記大きい磁石1個と小さい磁石2個の吸着力が、3400ガウス(GS)~5100ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値であり、前記3個の同じ大きさの磁石の吸着力が、4200ガウス(GS)~5200ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値であり、前記4個の磁石の吸着力が、4000ガウス(GS)~5100ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値である。
一実施例において、前記磁石上に導磁金属片が設置される。
一実施例において、前記磁石の吸着力が、2800ガウス(GS)~5200ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値である。
一実施例において、前記弾性装置がばねである。
一実施例において、前記ペダルの後端部の頂部に、前記クリートの後端部の後面に当接させることができる後部ストッパが設けられる。
一実施例において、前記クリートの後端部の両側にそれぞれ保持部が設けられ、前記保持部が前記ペダルの後端部の両側に外嵌され、前記クリート後端部をガイドして前記ペダル後端部に結合可能であり、前記ペダルの両側面間に軸孔が設けられ、前記軸孔内に自転車のクランクの軸棒が枢着され、前記軸棒の外周面に複数のボールベアリングが設置され、前記クリートに、靴固定用の複数の靴底ネジ孔が設けられる。
一実施例において、前記嵌入槽の立ち上がり部の内面には、上端に近づくほど後方へ向かうよう傾斜する内斜面が設けられ、前記嵌合部の外面に、前記内斜面に当接可能な外斜面が設けられ、前記嵌合部と前記嵌入槽が相互に嵌合され、前記内斜面と水平面の挟角が55度~75度の範囲内のいずれかの角度であり、前記外斜面と水平面の挟角が55度~75度の範囲内のいずれかの角度である。
一実施例において、前記嵌合部の底部に凹面が設けられ、前記凹面と前記嵌入槽の内面との間に空隙が形成される。
本考案によれば、使用者の脚の運動状態に合わせて自然な動作で足前部の後縁部を上げ下げすることができ、同時にクリートの後端部が弾性装置の弾性によりペダルの後端部を持ち上げて動かすことができ、使用者が自転車に騎乗する過程で停車、下車または急ブレーキを行いたいとき、直接足を持ち上げるだけで磁石の磁力を克服し、クリートを速やかにペダルから離脱させることができ、これにより、自転車騎乗時の円滑性と安全性を向上するとともに、従来技術の踏み込み運動が円滑でない、足首をひねらずに足を持ち上げて落車や転倒を引き起こすといった欠点を改善することができる。
本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の斜視図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の分解斜視図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の別角度から見た分解斜視図である。 本考案の実施例に係るペダルの分解斜視図である。 本考案の実施例に係るクリートの分解斜視図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の断面図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の使用状態における断面図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の使用状態における概略図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の別の使用状態における概略図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造のさらに別の使用状態において順序を示す概略図である。 本考案の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の結合解除時における断面図である。 本考案の他の実施例を示す自転車用ペダルの弾性結合構造の概略図である。 ペダル及び軸棒の斜視図である。 ペダルの可能な実施態様を示す断面図である。 ペダルの別の可能な実施態様を示す断面図である。 ペダルのさらに別の可能な実施態様を示す断面図である。 ペダルのまた別の実施態様を示す断面図である。
以下、本考案の実施例を図面を参照する等して説明する。なお、本考案は、以下の実施例に限定されないことはいうまでもない。
図1から図3に示すように、本実施例において、自転車用ペダルの弾性結合構造は、ペダル1と、クリート2と、少なくとも1つの弾性装置3を含む。
ペダル1は、両端にそれぞれ前端部11と後端部12が設けられる。
ペダル1の前端部11には嵌入槽13が設けられる。
ペダル1の前後方向中間部には両側面間に軸孔14が設けられ、ペダル1が軸孔14を介して自転車用ペダルのクランクに枢着される。
ペダル1の前後方向中間区域の頂部にステンレス材質の耐摩耗板4が設置される。
クリート2は両端にそれぞれ前端部21と後端部22が設けられる。
クリート2の前端部21に嵌合部23が設けられ、嵌合部23が嵌入槽13に嵌入可能である。
クリート2には複数の靴底ネジ孔24が設けられ、ボルト9(図5参照)を挿入してクリート2を使用者の靴Bの鞋底における足前部A1の相対する位置に螺着することができるようになっている(図8参照)。
弾性装置3は、取り外し可能な手段でペダル1の後端部12とクリート2の後端部22との間に連接される。具体的には、弾性装置3はばね31とすることができる。
ペダル1の後端部12に第1組込み部材5が設置される。第1組込み部材5は少なくとも1つの磁石51とすることができ、磁石51の吸着力は2800ガウス(GS)~5200ガウス(GS)(ガウス単位Gauss Unit)の範囲内のいずれかの値である。
弾性装置3(ばね31)の一端がクリート2の後端部22の底部に固定され、弾性装置3(ばね31)の他端に第2組込み部材6が設置される。第2組込み部材6は金属底板61または磁石のいずれかとすることができ、第1組込み部材5(磁石51)と第2組込み部材6(金属底板61または磁石)は相互に結合及び分離可能である。
図4と図6に示すように、ペダル1の後端部12の頂部に収容槽15が設けられ、かつ収容槽15がペダル1の後端部12の頂部と底部との間を連通する。
ペダル1の後端部12の底部に収容槽15の底部を封鎖する底板16が設置され、収容槽15がペダル1の後端部12の頂部から上方に向かって開放される。そして、磁石51が収容槽15内に設置され、かつペダル1の後端部12の頂部に位置する。
ペダル1の後端部12の頂部において、収容槽15の溝入口外部に後部ストッパ17が設置され、この後部ストッパ17がクリート2の後端部22の後方に位置する。
図5から図7に示すように、クリート2の後端部22にペダル1の後端部12の頂部と対向する垂直のガイド溝25が設けられ、かつガイド溝25がクリート2の後端部22の頂部と底部との間を連通する。
クリート2の後端部22の頂部にガイド溝25の上端を封鎖する防塵カバー26が設置される。
ガイド溝25はペダル1の後端部12の頂部に対向する溝入口251を備え、ガイド溝25の内面に、溝入口251から奥方へ垂直に延伸された少なくとも1つのガイドレール252(図5参照)が設けられる。本実施例において、ガイドレール252はガイド溝25の両側の内壁にそれぞれ設置される。
ガイド溝25内には金属底板61が設置される。金属底板61の周辺に少なくとも1つの耳板62が設けられる。本実施例において、耳板62は金属底板61の両側にそれぞれ設置される。
耳板62には切欠部63が形成され、切欠部63がガイドレール252に外嵌され、これにより、金属底板61をガイドし、ガイドレール252に沿ってガイド溝25内で上下に移動させることができる。
また、ガイド溝25の溝入口251の内壁に少なくとも1つのリブ253が設置され、金属底板61の耳板62を止めて、金属底板61がガイド溝25内で移動しないようにすることができる。本実施例では、2つのリブ253がガイド溝25の溝入口251の内壁両側にそれぞれ設置される。
弾性装置3(ばね31)は複数設置してもよく、ガイド溝25内に配置される。弾性装置3(ばね31)は一端がガイド溝25の内壁に設置され、弾性装置3(ばね31)の他端が金属底板61の上面に連接される。
具体的に、金属底板61と弾性装置3との間は、ばね31の固定座体7を介して相互に結合される。固定座体7は金属底板61の上面に固定され、かつ固定座体7の頂部に複数の位置決め柱71が設けられる。ばね31の上端が防塵カバー26の内壁に設置され、かつばね31の下端が位置決め柱71に被着される。
図6と図8に示すように、使用時は、まず靴Bの靴底の足前部A1に相対する位置にクリート2をネジで固定し、クリート2の前端部21の嵌合部23をペダル1の前端部11の嵌入槽13に嵌入して、クリート2の前端部21をペダル1の前端部11に組込む。続いて、使用者の足前部A1の後縁部A2で下向きの下圧力P1をクリート2の後端部22に加え、クリート2の後端部22を下に押してペダル1の後端部12に接触させ、ペダル1の後端部12の頂部に設けた磁石51をクリート2の後端部22の底部に設けた金属底板61に吸着させることで、クリート2の後端部22をペダル1の後端部12に弾性的に結合させることができ、同時に、後部ストッパ17がクリート2の後端部22の後面に当接される。
図6、図8、図10の(A)~(D)に示すように、使用者が前方と下方へ自転車用ペダル1を踏む環状の踏み込み運動をするとき、大腿部と下腿部が同様に前方と下方へと伸びるが、このとき靴Bの足前部A1の後縁部A2に相対する部位が自然にクリート2の後端部22とともに下降され、ペダル1の後端部12に押し当てられて、金属底板61が上方向にばね31を圧縮させ、ペダル1の後端部12とクリート2の後端部22との間を弾性的に圧縮させる。
図7、図9、図10の(E)~(H)に示すように、使用者が後方と上方へ自転車用ペダル1を持ち上げて環状の踏み込み運動をするとき、大腿部と下腿部が同様に後方F1、上方F2に向かって湾曲するが、このとき使用者は足前部A1の後縁部A2が下腿部の運動に伴い上方向への引き上げ力P2を発生し、使用者の足前部A1の後縁部A2に相対する靴Bの部位が自然に上方向へやや曲がり、クリート2の後端部22を湾曲させて上へ移動させる。かつ、ばね31の下端が金属底板61を介してペダル1の後端部12に設けられた磁石51に吸着固定されているため、ばね31が弾性的に上方向へ高さ距離G分伸び、ペダル1の後端部12とクリート2の後端部22との間を弾性的に展開することができる。このとき、クリート2の後端部22も伸びたばね31によりペダル1の後端部12を弾性的に持ち上げて上に移動させることができるため、使用者は脚の環状の踏み込み運動に伴い、足前部A1の後縁部A2を自然に持ち上げたり、下ろしたりすることができ、これにより自転車騎乗時の円滑性を向上することができる。
図7と図9、図10の(D)~(F)に示すように、使用者が後方F1、上方F2に向かってペダル1を掛けて持ち上げ、環状の踏み込み運動をするとき、クリート2の後端部22が後方に向かって後部ストッパ17の内側に押し当てられ、後部ストッパ17によりクリート2がペダル1から後方へ離脱しないようにすることができ、クリート2とペダル1間の相互結合の安定性をより向上することができる。
図6と図7に示すように、嵌入槽13の立ち上がり部の内面には、上端に近づくほど後方へ向かうよう傾斜する内斜面131が設けられ、嵌合部23の前壁外面には、内斜面131に当接可能な外斜面231が設けられ、内斜面131と外斜面231は立ち上がり部がやや傾斜したL字形で相互に嵌合させることができ、かつ前記L字形の角部が円弧状を呈する。
本実施例では、図に示す嵌入槽13の内斜面131、外斜面231両者と水平面の挟角がいずれも約65度であるが、55度~75度の範囲のいずれかの挟角とすることができる。
嵌合部23を嵌入槽13に嵌入したとき、嵌合部23の外斜面231が嵌入槽13の内斜面131に当接され、使用者がペダル1を踏んだとき、嵌入槽13の内斜面131が嵌合部23の前方と上方を係止し、嵌合部23を嵌入槽13内にしっかりと位置決めして固定することができる。
嵌合部23の底部に凹面232が設けられ、嵌合部23が嵌入槽13に嵌入されたとき、凹面232と嵌入槽13の内面との間に空隙Sを形成することができる。これにより、クリート2に設けられた嵌合部23を嵌入槽13から離脱させやすくする。つまり、空隙Sにより、嵌合部23が嵌入槽13に嵌入されたときに気密の嵌合状態が形成されて離脱させにくくなる状況を回避することができる。
特に、本実施例では、嵌合部23と嵌入槽13間の相互嵌合によるストッパ作用、及び後部ストッパ17のストッパ作用により、ペダル1の後端部12は吸着力を備えた磁石51を設置するだけでよく、磁石51がクリート2の後端部22の底部に設けられた金属底板61を吸着し、ばね31を弾性的に伸長させたとき、後部ストッパ17がクリート2の後端部22の後面に当接され、前述したように、使用者がペダル1を掛けて持ち上げたとき、脚部の上方F2、後方F1に向かう力がそれぞれ嵌合部23及び嵌入槽13の相互嵌合による前方のストッパ作用と、後部ストッパ17による後方のストッパ作用をそれぞれ受けるため、磁石51が限られた吸着力を備えているのみであっても、使用者のクリート2はペダル1から離脱することがない。
このほか、後部ストッパ17のストッパ作用と、磁石51の吸着作用により、嵌合部23と嵌入槽13の間にはやや傾斜したL字形での相互嵌合のみを必要とし、かつ前記L字形の角部が円弧状を呈しており、その他のほぞや嵌め込み構造はない。
さらに、嵌合部23の底部に設けられた凹面232と嵌入槽13の内面との間に構成される空隙Sを組み合わせ、嵌合部23を嵌入槽13から容易に離脱させる効果を達成することができる。
このほか、上述の部材の相互の組み合わせにより、嵌入槽13と嵌合部23の間にはやや傾斜したL字形での相互嵌合のみが必要であり、前記L字形の傾斜角度は55度~75度の間であればいずれも実施可能である。
このため、使用者が自転車に騎乗する過程で停車、下車または急ブレーキの必要があるとき、自然な動作で脚を持ち上げれば磁石の磁力を克服していつでも迅速にクリートをペダルから離脱させることができる。これにより、自転車騎乗時の安全性を確保することができる。
使用者が自転車に騎乗する過程で停車、下車または急ブレーキの必要があり、脚(足前部A1、靴B、クリート2)をペダル1上から持ち上げて地面に移動するときは、前述のように、磁石51は基本的な吸着力のものを設置すればよいだけであるため、使用者は自然に脚を上げる動作の力で磁石51の磁力を克服し、クリート2を迅速にペダル1から離脱させ、自然な(直感的な)動作で脚をペダル1上から持ち上げて地面に移動することができる。
このため、従来技術による製品のように、足首をひねっていない、または足首をひねるのが間に合わずに足を持ち上げて落車や転倒等の危険な状況を引き起こすことがなく、自転車騎乗時の安全性を効果的に高めることができる。
上述をまとめると、本考案の技術的特徴は、弾性装置3(ばね31)、嵌合部23と嵌入槽13、後部ストッパ17と磁石51間で互いに補完し合う組み合わせを同時に利用することで、磁石51は基本の限定的な吸着力を備えていればよく、ビンディングをいつでも簡単に外す効果を達成することができることにある。磁石51の吸着力は2800~4500GS(ガウス単位Gauss Unit)の範囲内のいずれかの値で実施することができる。
図4と図6に示すように、磁石51上には導磁金属片8を重ねて設置してもよく、磁石51と導磁金属片8の間に発生する磁気回路により、使用者の実際の必要性に応じて磁石51の吸着力を高めることができる。
図1から図3に示すように、クリート2の後端部22の両側にもそれぞれ保持部27を設置することができ、クリート2の後端部22をペダル1の後端部12に弾性的に結合したとき、保持部27がペダル1の後端部12の両側に外嵌され、これによりクリート2の後端部22をガイドしてペダル1の後端部12に結合させることができる。
図12に示すように、クリート2の後端部22の底部に第1組込み部材5(磁石51)を設置し、弾性装置3(ばね31)の下端をペダル1の後端部12の頂部に固定して、弾性装置3の上端に第2組込み部材6(金属底板61または磁石)を設置してもよい。
第1組込み部材5と第2組込み部材6は相互に結合及び分離させることが可能であり、ペダル1の後端部12とクリート2の後端部22との間を弾性的に展開・圧縮させることができ、かつクリート2の後端部22が弾性装置3の弾性により持ち上がり、ペダル1の後端部12を動かすことができる。
図13に示すように、ペダル1の軸孔14内に自転車のクランクの軸棒18が枢着され、軸棒18の外周面に複数のボールベアリング19が設置される。軸棒18には軸孔14の一端の位置に広径部181が設けられ、ボールベアリング19が軸孔14の他端、及び広径部181に隣接する位置にそれぞれ設置され、軸棒18がペダル1の軸孔14内に枢着されたときの構造強度が高められる。
図14から図17に示すように、磁石51は複数設置され、1個の大きい磁石51aと2個の小さい磁石51bの組み合わせ、或いは、3個の同じ大きさの磁石51c、51dの組み合わせ、または、4個の磁石51e、51fの組み合わせ、または、4個の磁石51g、51hの組み合わせのいずれかを含む。電磁学の磁力応用原理によると、複数の磁石は異なる大きさ、数量、異なるS極とN極の配置方式により、発生する磁力線の方向性と吸着力がすべて異なる。
以下は、4つの可能な実施形態であり、かつ各実施形態の配置と組み合わせは、使用者の異なるニーズに応じてそれぞれ大きさの異なる吸着力を提供することができる。
図14に示すように、1個の大きい磁石51aと2個の小さい磁石51bのうち、大きい磁石51aはS極磁石51aとし、小さい磁石51b2個はそれぞれN極磁石51bとすることができ、大きい磁石51aが2個の小さい磁石51bの間に設置され、磁石51a、51bがN極、S極、N極の順に配置される。1個の大きい磁石51aと2個の小さい磁石51bの吸着力は3400ガウス(GS)~5100ガウス(GS)の間の範囲内のいずれかの値である。
図15に示すように、3個の同じ大きさの磁石51c、51dのうち、1個の磁石51cはS極磁石51cとし、2個の磁石51dはそれぞれN極磁石51dとすることができ、磁石51c、51dがN極、S極、N極の順に配置される。3個の同じ大きさの磁石51c、51dの吸着力は4200ガウス(GS)~5200ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値である。
図16に示すように、4個の磁石51e、51fのうち、2個の磁石51eはそれぞれS極磁石51eとし、2個の磁石51fはそれぞれN極磁石51fとすることができ、磁石51e、51fがN極、S極、N極、S極の順に配置される。4個の磁石51e、51fの吸着力は4000ガウス(GS)~5100ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値である。
図17に示すように、4個の磁石51g、51hのうち、2個の磁石51gはそれぞれS極磁石51gとし、2個の磁石51hはそれぞれN極磁石51hとすることができ、磁石51g、51hがN極、S極、S極、N極の順に配置される。4個の磁石51g、51hの吸着力は4000ガウス(GS)~5100ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値である。
上述の磁石は、S極、N極、S極の順に配置しても、S極、N極、N極、S極の順に配置してもよい。これにより、ペダル1の磁石51がクリート2の金属底板61を吸着する吸着力を強化し、第1組込み部材5(磁石51)と第2組込み部材6(金属底板61)の相互結合の安定性を高めることができる。
以上に説明した自転車用ペダルの弾性結合構造は、従来技術と比較して、以下の利点がある。
(一)自転車用ペダル1を踏むときの円滑性と踏み込みの効率を高める。
a.踏む脚の力を無駄にせず、効率的に騎乗速度に変換する。
b.坂を上がるとき、または長時間騎乗するとき、実際の踏み込み効果を感じることができる。
c.ペダル1が足裏の最適な位置に固定され、長距離騎乗したときの疲労感を軽減し、最善の騎乗姿勢を維持するとともに、良好な調和性を保つことができる。
d.使用者が自転車に乗り、脚部を環状に踏み込む運動で前方と下方へペダル1を踏み、図10(B)~図10(D)の状態になるとき、安定した踏み込み動作により前側の大腿筋が動かされるため、良好かつ正確な動作を維持することができる。使用者が後方と上方へペダル1を回して図10(E)~図10(F)の状態になるとき、クリート2が磁石51によりペダル1を吸着して上に持ち上げ、後ろ側の筋力を強化するとともに、前側の大腿筋の緊張を分散させ、良好な回転効果を達成することができる。
(二)自転車騎乗時の安全性を向上する。
a.プロスポーツの分野では、主に運動傷害から自分自身を保護するために、適切な補助用品を組み合わせる必要があり、クリート2とペダル1の間にばね31を連接した構造で、多くの人がビンディングの領域に足を踏み入れることを恐れる問題を解決できる。
b.従来のビンディング構造では、騎乗の過程で停車したいときペダルから外しにくく、転倒してしまうことがあったが、特に坂道の上り下りの際に脚力が弱くなったり、脚が硬くなったりして自然に回転させることができず、ビンディングを離脱させることができずに転倒してしまうなどの状況を防止することができる。
c.初心者が自転車に騎乗する過程で停車、下車または急ブレーキの必要があるとき、ビンディングの使用をまだ完全に熟知していないため、特にビンディングの離脱が間に合わずに転倒することがある。例えば信号で停止するときビンディングの離脱に注意を払わず重心を失ったり、使用者が左右の慣れたほうの足を使用してビンディングを離脱させることに慣れていなかったりすると、転倒などの状況が発生しやすくなる。この自転車用ペダルの弾性結合構造は、類似の状況の発生を未然に防ぐことができる。
(三)よくない騎乗姿勢を改善する。
従来のペダルを使い続けると、かかとを下げたり八の字に足を開いたり等の踏み込み姿勢や、力任せに下に踏み込んだり等の悪い癖がついてしまい、膝の怪我や脚のつりが発生しやすくなる。クリート2、ペダル1、弾性装置3を組み合わせた構造は、両足をペダル1の位置に固定できるため、使用者の習慣となっている元の踏み込み位置を矯正し、正しい騎乗姿勢を確保することができる。
(四)安定性と安全性を向上する。
クリート2、ペダル1、弾性装置3を組み合わせた構造を使用することで、穴や凹凸のある道、登り坂、追い越し、高回転数でのペダリング時であっても、両足がペダル1上にしっかりと固定されたままに保たれるため、空踏みで発生する危険を回避することができる。
(五)使用者の体型に応じて自転車のペダル1に設置する磁石51の磁力を調整し、自転車に異なる磁力(ガウス値)のペダル1とクリート2(ビンディング)を組み合わせ、例えば体型が大きい人には磁力がより強いペダル1とクリート2を適用することができる。これにより、自転車に乗ってペダルを踏む過程で、踏み込む力が大きすぎてペダル1とクリート2が分離してしまい、脚が外れて空踏みする状況が引き起こされることがなくなる。また、体型が小さく、力が弱い人には磁力がより小さいペダル1とクリート2を適用することができる。これにより、自転車の踏み込みを停止したとき、磁石51の磁力が大きすぎ、脚を外す力が十分でないと、脚のクリート2とペダル1を分離させることが困難になり、脚で速やかに地面を踏んで支えることができず、転んでしまう状況が引き起こされることがなくなる。
以上は本考案の実施例の説明にすぎず、本考案の要旨を逸脱しない軽微な変更を加えたすべての技術は、本考案の権利範囲に含まれる。
1 ペダル
11、21 前端部
12、22 後端部
13 嵌入槽
131 内斜面
14 軸孔
15 収容槽
16 底板
17 後部ストッパ
18 軸棒
181 広径部
19 ボールベアリング
2 クリート
23 嵌合部
231 外斜面
232 凹面
24 靴底ネジ孔
25 ガイド溝
251 溝入口
252 ガイドレール
253 リブ
26 防塵カバー
27 保持部
3 弾性装置
31 ばね
4 耐摩耗板
5 第1組込み部材
51、51a、51b、51c、51d、51e、51f、51g、51h 磁石
6 第2組込み部材
61 金属底板
62 耳板
63 切欠部
7 固定座体
71 位置決め柱
8 導磁金属片
9 ボルト
A1 足前部
A2 後縁部
B 靴
F1 後方
F2 上方
G 高さ距離
P1 下圧力
P2 引き上げ力
S 空隙

Claims (15)

  1. 自転車用ペダルの弾性結合構造であって、ペダルと、クリートと、少なくとも1つの弾性装置を含み、
    前記ペダルの前端部に嵌入槽が設けられ、
    前記クリートの前端部に、前記嵌入槽に嵌入可能な嵌合部が設けられ、
    前記少なくとも1つの弾性装置が、取り外し可能な手段で前記ペダルの後端部と前記クリートの後端部との間に連接され、前記クリートの後端部を押し下げて、前記ペダルの後端部と前記クリートの後端部との間を弾性的に圧縮可能であり、前記クリートの後端部を上へ移動させて、前記ペダルの後端部と前記クリートの後端部との間を弾性的に展開可能であり、かつ前記クリートの後端部が前記弾性装置により弾性的に前記ペダルの後端部を持ち上げて動かすことができる、ことを特徴とする、自転車用ペダルの弾性結合構造。
  2. 前記ペダルの後端部に第1組込み部材が設置され、前記弾性装置の一端が前記クリートの後端部の底部に固定され、前記弾性装置の他端に第2組込み部材が設置され、前記第1組込み部材と前記第2組込み部材を相互に結合及び分離することができる、ことを特徴とする、請求項1に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  3. 前記第1組込み部材が少なくとも1つの磁石であり、前記第2組込み部材が金属底板である、ことを特徴とする、請求項2に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  4. 前記磁石が前記ペダルの後端部の頂部に設置され、前記クリートの後端部に前記ペダルの後端部の頂部に対向したガイド溝が設けられ、前記金属底板が前記ガイド溝内に設置され、前記弾性装置が前記ガイド溝内に配置され、前記弾性装置の一端が前記ガイド溝の内面に設置され、前記弾性装置の他端が前記金属底板に連接される、ことを特徴とする、請求項3に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  5. 前記ペダルの後端部の頂部に収容槽が設けられ、前記磁石が前記収容槽内に設置され、前記ガイド溝が前記ペダルの後端部の頂部に対向した溝入口を備え、前記ガイド溝の内面に、前記溝入口から奥方へ延伸された少なくとも1つのガイドレールが設置され、前記金属底板の周縁に少なくとも1つの耳板が張り出して設けられ、前記耳板に切欠部が形成され、前記切欠部が前記ガイドレールに外嵌され、前記金属底板が前記ガイドレールに沿って移動可能であり、前記溝入口の内面に、前記耳板を止めるための少なくとも1つのリブが設けられる、ことを特徴とする、請求項4に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  6. 前記金属底板と前記弾性装置とが、固定座体を介して相互に組み立てられる、ことを特徴とする、請求項5に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  7. 前記磁石が複数設置され、大きい磁石1個と小さい磁石2個との組み合わせ、3個の同じ大きさの磁石の組み合わせ、または、4個の磁石の組み合わせのいずれかであり、前記大きい磁石1個と小さい磁石2個の吸着力が、3400ガウス(GS)~5100ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値であり、前記3個の同じ大きさの磁石の吸着力が、4200ガウス(GS)~5200ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値であり、前記4個の磁石の吸着力が、4000ガウス(GS)~5100ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値である、ことを特徴とする、請求項3に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  8. 前記クリートの後端部に第1組込み部材が設置され、前記弾性装置の一端が前記ペダルの後端部の頂部に固定され、前記弾性装置の他端に第2組込み部材が設置され、前記第1組込み部材と前記第2組込み部材を相互に結合及び分離することができ、前記第1組込み部材が磁石であり、前記第2組込み部材が金属底板または磁石のいずれかである、ことを特徴とする、請求項1に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  9. 前記磁石上に導磁金属片が設置される、ことを特徴とする、請求項3乃至請求項6及び請求項8のいずれかに記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  10. 前記磁石の吸着力が、2800ガウス(GS)~5200ガウス(GS)の範囲内のいずれかの値である、ことを特徴とする、請求項3乃至請求項6及び請求項8のいずれかに記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  11. 前記弾性装置がばねである、ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  12. 前記ペダルの後端部の頂部に、前記クリートの後端部の後面に当接させることができる後部ストッパが設けられた、ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  13. 前記クリートの後端部の両側にそれぞれ保持部が設けられ、前記保持部が前記ペダルの後端部の両側に外嵌され、前記クリートの後端部をガイドして前記ペダルの後端部に結合可能であり、前記ペダルの両側面間に軸孔が設けられ、前記軸孔内に自転車のクランクの軸棒が枢着され、前記軸棒の外周面に複数のボールベアリングが設置され、前記クリートに、靴固定用の複数の靴底ネジ孔が設けられた、ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  14. 前記嵌入槽の立ち上がり部の内面には、上端に近づくほど後方へ向かうよう傾斜する内斜面が設けられ、前記嵌合部の外面に、前記内斜面に当接可能な外斜面が設けられ、前記嵌合部と前記嵌入槽が相互に嵌合され、前記内斜面と水平面の挟角が55度~75度の範囲内のいずれかの角度であり、前記外斜面と水平面の挟角が55度~75度の範囲内のいずれかの角度である、ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
  15. 前記嵌合部の底部に凹面が設けられ、前記凹面と前記嵌入槽の内面との間に空隙が形成される、ことを特徴とする、請求項14に記載の自転車用ペダルの弾性結合構造。
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