JP3234956U - パーテーション - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、使用時には周囲と十分に遮蔽されることにより集中して使用することのできる、新規かつ改良されたパーテーションを提供する。【解決手段】卓上の空間を間仕切るパーテーション100であって、正面板110、左右面板120a、120b及び天井面板130を有し、左右面板120a、120bの開口側の下端には、卓の前面に係止可能な係止部120c、120dが下方に突出して形成されており、卓の奥方向への移動が規制されている。かかる構成によれば、正面、左右面に加えて天井面により、周囲から十分に遮蔽された空間を提供することができる。特に、係止部が卓に係止されることにより、パーテーションの位置ずれを防止することができる。特に、係止部は卓の前面に係止されるため、奥行方向の位置ずれを効果的に防止することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、机に設置して使用者と周囲との遮蔽を行うパーテーションに関する。
従来、事務机や学習机などに、使用者の周囲を囲むように設置するパーテーションが知られている。
従来のパーテーションの一例として、実用新案登録第3229360号公報(特許文献1)に示されるパーテーションがある。同文献に示されるパーテーションは、薄板状の仕切り体からなる卓上パーテーションであって、仕切り体の左右方向の一端部及び他端部に、非使用時には左右方向中央側に折り畳んだ状態にするとともに、使用時には厚さ方向に互いに逆向きに折り曲げた状態にすることにより卓上に自立させて設置できる折り畳み部を有する。このような構成により、折り畳み及び机上への設置が可能となる。
また従来のパーテーションの別の例として、近年のリモートワークの推進などにより自宅で仕事をするスペースを確保するため、半個室型のワークスペースを提供できるパーテーションも提案されている。例えば特許6866955号公報(特許文献2)に示されるパーテーションがある。同文献に示されるパーテーションは、天井と床との間に取り外し可能に設けられる一対の支持部材と、この支持部材間に固定された前面板と、前面板に回動可能に取り付けられ前面板との接続部分を軸として上下方向に回動可能なテーブル板とを備えている。さらに、テーブル板を挟んで支持部材それぞれに個別に設けられ、支持部材との接続部分を軸として開閉可能な一対の扉を備えている。
特許文献1記載のパーテーションは、折り畳んで容易に運搬することが可能であり、必要なときに容易に設置することができる。また、非使用時には折り畳んで収納することができる。
ここで、特許文献1記載のようなパーテーションを仕事あるいは学習に利用しようとする場合を考える。特許文献1記載のようなパーテーションは、利用者の正面及び左右を遮蔽するものであるが、これでは天井部分が遮蔽されておらず、周囲からの遮蔽が不十分である。したがって、集中して仕事あるいは学習したい利用者にとって、十分集中できない場合がある。
また、特許文献1記載のようなパーテーションは単に机上に置かれるだけのものであるため、容易に位置が変動してしまい、これも利用者の集中を妨げる要因になってしまうおそれがある。
また特許文献2記載のようなパーテーションも、利用者の正面及び左右を遮蔽するものであるが、これも天井部分が遮蔽されておらず、周囲からの遮蔽が不十分である。さらに、この特許文献2記載のパーテーションは前面板、両側部に位置する一対の扉と共にテーブル板を有しており、構造が大掛かりであるのに加えて既存の机に対して設置できるものではない。
そこで本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成で、使用時には周囲と十分に遮蔽されることにより集中して使用することができ位置ずれを防止できる新規かつ改良されたパーテーションを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案によれば、卓上の空間を間仕切るパーテーションであって、正面、左右面及び天井面を有し、左右面の開口側の下端には卓の前面に係止可能な係止部が下方に突出して形成されており、卓の奥方向への移動が規制されていることを特徴とするパーテーションが提供される。
かかる構成によれば、正面、左右面に加えて天井面により、周囲から十分に遮蔽された空間を提供することができる。また、係止部が卓に係止されることにより、パーテーションの位置ずれを防止することができる。特に、係止部は卓の前面に係止されるため、奥行方向の位置ずれを効果的に防止することができる。なお、係止部の摩擦等によって、卓の左右方向への移動も一定程度防止される。
本考案は様々な応用が可能である。以下の応用例は適宜組み合わせることが可能である。
例えば、正面と左右面の各々の接続部分、さらに正面と天井面との接続部分はヒンジ構造であり、パーテーションが折り畳み可能であってもよい。これにより非使用時には折り畳んで収納することができる。
正面、左右面及び天井面は、半透明の素材から構成されていてもよい。これにより透光性が確保され、周囲からの遮蔽と内部の明るさとを両立させることができる。
本考案によれば、簡単な構成で、周囲から十分に遮蔽された空間を提供することができるパーテーションを提供することができる。本考案のその他の効果については、後述する考案を実施するための形態においても説明する。
以下に図面を参照しながら、本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係るパーテーション100について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態のパーテーション100を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態のパーテーション100の組み立て途中の状態を示す展開図である。なお、本実施形態では、パーテーション100を一人用の机に用いる例について説明する。特に、新JIS規格に対応したサイズの机を想定して説明する。ただし本考案はこれに限定されず、複数人が囲んで座る机や卓などに用いてもよい。
第1の実施形態に係るパーテーション100について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態のパーテーション100を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態のパーテーション100の組み立て途中の状態を示す展開図である。なお、本実施形態では、パーテーション100を一人用の机に用いる例について説明する。特に、新JIS規格に対応したサイズの机を想定して説明する。ただし本考案はこれに限定されず、複数人が囲んで座る机や卓などに用いてもよい。
本実施形態のパーテーション100は、図1及び図2に示したように、正面板110、左面板120a、右面板120b、及び天井面板130を有する。正面板110、左面板120a、右面板120bは、机の天板TPより垂直に立ち上がる面として、内部の空間を外部から遮蔽する機能を果たす。利用者は、左面板120aと右面板120bとの間の空間を作業スペースとして利用する。なお、ここで利用者は図1の右方向から左方向に向けて、机に向かって座る姿勢をとる。
上記で正面板110、左面板120a、及び右面板120bと表記したが、これは、利用者が図1の右方向から左方向に向けて座った場合、正面板110が利用者の正面に正対し、左面板120aは利用者の左側に、一方で右面板120bは利用者の右側に位置することになるためである。
(開口部140)
その一方で、利用者が座る位置には天井面板130と左面板120a及び右面板120bにより上方向及び左右方向を遮蔽される開口部140が形成される。
その一方で、利用者が座る位置には天井面板130と左面板120a及び右面板120bにより上方向及び左右方向を遮蔽される開口部140が形成される。
(天井面板130の支持)
天井面板130には、その左にフラップ130aが、その右にフラップ130bが形成されている。これらフラップ130a及びフラップ130bは、図1に示したように、本実施例のパーテーション100が組み立てられて使用状態にされた際には下方向に90度、それぞれ左面板120a及び右面板120bの外側に接するように折り曲げられる。この結果、折り曲げられたフラップ130a及びフラップ130bが、それぞれ左面板120a及び右面板120bの上辺にて支持されることになる。したがって、天井面板130が水平に固定される。
天井面板130には、その左にフラップ130aが、その右にフラップ130bが形成されている。これらフラップ130a及びフラップ130bは、図1に示したように、本実施例のパーテーション100が組み立てられて使用状態にされた際には下方向に90度、それぞれ左面板120a及び右面板120bの外側に接するように折り曲げられる。この結果、折り曲げられたフラップ130a及びフラップ130bが、それぞれ左面板120a及び右面板120bの上辺にて支持されることになる。したがって、天井面板130が水平に固定される。
(ヒンジ構造)
これら正面板110、左面板120a、右面板120b、及び天井面板130は、一体に形成されていてもよい。あるいは、これらが別々の板材で形成され、それぞれが接合するための部材によって接合される構成であってもよい。本実施形態では、パーテーション100が折り畳まれることを可能とするため、それぞれの板が相互間の角度を変えられるような構成を有する必要がある(ここではヒンジ構造と称する)。前者のような構成であれば、それぞれの間には折り畳みのための折り線LNが設けられていて、折り畳みを可能とする構成であればよい。また後者のような構成であれば、それぞれの板を接合する部材は、折り畳みのためのヒンジ機能を有していればよい。また天井面板130とフラップ130a及びフラップ130bについても、それぞれの間にヒンジ構造を有しているとよい。
これら正面板110、左面板120a、右面板120b、及び天井面板130は、一体に形成されていてもよい。あるいは、これらが別々の板材で形成され、それぞれが接合するための部材によって接合される構成であってもよい。本実施形態では、パーテーション100が折り畳まれることを可能とするため、それぞれの板が相互間の角度を変えられるような構成を有する必要がある(ここではヒンジ構造と称する)。前者のような構成であれば、それぞれの間には折り畳みのための折り線LNが設けられていて、折り畳みを可能とする構成であればよい。また後者のような構成であれば、それぞれの板を接合する部材は、折り畳みのためのヒンジ機能を有していればよい。また天井面板130とフラップ130a及びフラップ130bについても、それぞれの間にヒンジ構造を有しているとよい。
(係止部120c及び120d)
左面板120a及び右面板120bに関し、図1に示したように、それぞれ開口部側の下端には係止部120c及び120dが、下方に突出するように形成されている。これら係止部120c及び120dは、机の天板TPの端部に係止される。この結果、左面板120a及び右面板120bはそれぞれ、机から利用者に向けて突出して配置されることになる。したがって、利用者の左右について、左面板120a及び右面板120bの奥行き方向(図1における左右方向の長さ)をより長くとることができる。
左面板120a及び右面板120bに関し、図1に示したように、それぞれ開口部側の下端には係止部120c及び120dが、下方に突出するように形成されている。これら係止部120c及び120dは、机の天板TPの端部に係止される。この結果、左面板120a及び右面板120bはそれぞれ、机から利用者に向けて突出して配置されることになる。したがって、利用者の左右について、左面板120a及び右面板120bの奥行き方向(図1における左右方向の長さ)をより長くとることができる。
また、この係止部120c及び120dが机の天板TPの端部に係止されることにより、本実施形態のパーテーション100を机に置いた際に、パーテーション100が机の天板TPの上でずれ動くことを抑止することができる。
本実施形態のパーテーション100は、半透明の素材で作られていることが望ましい。素材としては、例えば硬質プラスチック、プラスチックダンボールなどを用いることができる。これにより、外部から内部が見えるのを防止すると共に、外部の光をパーテーション100内部まで届かせることができ、内外の空間の遮断と、内部の明るさの確保とを両立することができる。なお、パーテーション100の素材は、これ以外にも適切なものを用いることができる。
本実施形態のパーテーション100を学校における児童、生徒の学習に用いる場合には、左面板120a及び右面板120bの机上における奥行きを、学校の机の大きさを規定する規格で規定されている奥行きと対応させることが好適である。これにより、机の奥行きを最大限に活用することができる。
(組み立て動作)
以下、特に図2を用いて、本実施形態のパーテーション100を組み立てる動作について説明する。図2は、正面板110を中心に配置し、その上辺に接続される天井面板130、左辺に接続される左面板120a及び右辺に接続される右面板120bが、それぞれ図2の奥方向から手前方向に起立してくる状態を示している。すなわち、図1に示すパーテーション100の組み立て途中の状態を示している。
以下、特に図2を用いて、本実施形態のパーテーション100を組み立てる動作について説明する。図2は、正面板110を中心に配置し、その上辺に接続される天井面板130、左辺に接続される左面板120a及び右辺に接続される右面板120bが、それぞれ図2の奥方向から手前方向に起立してくる状態を示している。すなわち、図1に示すパーテーション100の組み立て途中の状態を示している。
図2に示すように、正面板110に接続される左面板120a及び右面板120bを正面板110に対して直角に起こし、次に正面板110に接続される天井面板130を正面板110に対して直角に起こす。さらに、天井面板130に接続されるフラップ130a及びフラップ130bを天井面板130に対して直角に下方に折り、左面板120a及び右面板120bの外側に垂れ下がるようにすればよい。このとき、フラップ130a及びフラップ130bそれぞれと、左面板120a及び右面板120bとを面ファスナーで接合、固定するようにするのが好適である。これにより天井面板130を左面板120a及び右面板120bに固定し、パーテーション100の機械的強度を確保することができる。なお、この固定は面ファスナーによるものに限らない。例えばスナップボタンや、その他の方法によっても固定することができる。
(折り畳み動作)
一方、本実施形態のパーテーション100は、非使用時には折りたたむことが可能である。その場合には、図2に示す状態から、天井面板130、左面板120a及び右面板120bを、それぞれ図2の手前方向から奥方向に折り畳めばよい。ここで、正面板110と、左面板120a及び右面板120bそれぞれにも面ファスナーを配置しておくことが好適である。これにより、正面板110と、左面板120a及び右面板120bを折り畳んだときに、これらの板を面ファスナーで接合、固定することができる。この結果、折り畳んだパーテーションの各板が固定され、不用意に開いたりすることがなく収納の際に都合がよい。なお、この折り畳み方は一例に過ぎず、任意の方法で折り畳むことができる。面ファスナーも必要最小限設ければよい。
一方、本実施形態のパーテーション100は、非使用時には折りたたむことが可能である。その場合には、図2に示す状態から、天井面板130、左面板120a及び右面板120bを、それぞれ図2の手前方向から奥方向に折り畳めばよい。ここで、正面板110と、左面板120a及び右面板120bそれぞれにも面ファスナーを配置しておくことが好適である。これにより、正面板110と、左面板120a及び右面板120bを折り畳んだときに、これらの板を面ファスナーで接合、固定することができる。この結果、折り畳んだパーテーションの各板が固定され、不用意に開いたりすることがなく収納の際に都合がよい。なお、この折り畳み方は一例に過ぎず、任意の方法で折り畳むことができる。面ファスナーも必要最小限設ければよい。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、正面板110、左右面板120a、120b及び天井面板130を有するパーテーション100が提供される。正面板110及び左右面板120a、120bは机の天板TPから垂直に立ち上がる面を提供し、天井面板130は水平に配置され、これらにより外部から内部の空間を遮蔽している。このような構成により使用者を覆い、使用者が個室にいるような、囲われる安心感を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、正面板110、左右面板120a、120b及び天井面板130を有するパーテーション100が提供される。正面板110及び左右面板120a、120bは机の天板TPから垂直に立ち上がる面を提供し、天井面板130は水平に配置され、これらにより外部から内部の空間を遮蔽している。このような構成により使用者を覆い、使用者が個室にいるような、囲われる安心感を提供することができる。
両側面下部に突起して形成される係止部120c、120dにより、利用者の左右について、左右面板120a、120bをより長くとることができる。このため、利用者をより長く側面で覆い隠すことが可能となり、より個室感を作り出すことができる。
また、この係止部120c、120dが机の天板TPの端部に係止されることにより、本実施形態のパーテーション100を机の天板TPに置いた際に、パーテーション100が机の天板TPの上でずれ動くことを抑止することができる。
パーテーション100の素材として硬質プラスチックやプラスチックダンボールなど、比較的安価なものを使用している。このため、手頃な価格でパーテーション100を提供することができる。
本実施形態のパーテーション100を用いることにより、仕事や学習などの作業中に、個室に入ったような精神的な安心感を与え、集中力を高めることが可能となる。また周りの視覚情報によって注意力が阻害されることを防ぐことができる。これにより、作業パフォーマンスを向上させることができる。なかなか学習に集中できない子供に対応する教員や親の負担を軽減させることも可能である。
本実施形態のパーテーション100は、折り畳むことにより省スペースで収納することが可能である。したがって、比較的広いスペースが必要な、特許文献2に記載されるような簡易個室タイプのパーテーションの設置が難しい場合でも導入しやすい。
本実施形態におけるパーテーション100は、学校において、支援教育や試験の際に使うと有効である。また家庭や塾において、子供が家庭学習や自習をする際に一時的に机の天板TPやテーブルに設置するという使い方も有効である。さらに、職場において、一人で行う作業に集中したいときに使うことも有効である。その他、集中して作業を行いたいときなどに使うことが有効である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るパーテーション200について、図3を参照しながら説明する。図3は、第2の実施形態のパーテーション200を示す斜視図である。
次に、第2の実施形態に係るパーテーション200について、図3を参照しながら説明する。図3は、第2の実施形態のパーテーション200を示す斜視図である。
(パーテーション200の構成)
本実施形態のパーテーション200は、図3に示したように、正面板210、左面板220a、右面板220b、及び天井面板230を有する。正面板210、左面板220a、右面板220bは、床面より垂直に立ち上がる面として、内部の空間を外部から遮蔽する機能を果たす。また天井面板230は、正面板210、左面板220a、右面板220bの上辺に接続され、水平に配置される。この天井面板230も他の面と共に、内部の空間を外部から遮蔽する機能を果たす。
本実施形態のパーテーション200は、図3に示したように、正面板210、左面板220a、右面板220b、及び天井面板230を有する。正面板210、左面板220a、右面板220bは、床面より垂直に立ち上がる面として、内部の空間を外部から遮蔽する機能を果たす。また天井面板230は、正面板210、左面板220a、右面板220bの上辺に接続され、水平に配置される。この天井面板230も他の面と共に、内部の空間を外部から遮蔽する機能を果たす。
(ゲート板)
左面板220a、右面板220b、及び天井面板230に関し、正面板210と反対側にはゲート板250が取り付けられている。このゲート板250は略コの字形であり、左面板220a、右面板220b、及び天井面板230の端部に接合されている。また、このゲート板250により開口部240が形成される。このゲート板250を設けることにより、パーテーション200の内部が見えないよう遮蔽の機能を果たすとともに、構造的な補強の機能も果たす。
左面板220a、右面板220b、及び天井面板230に関し、正面板210と反対側にはゲート板250が取り付けられている。このゲート板250は略コの字形であり、左面板220a、右面板220b、及び天井面板230の端部に接合されている。また、このゲート板250により開口部240が形成される。このゲート板250を設けることにより、パーテーション200の内部が見えないよう遮蔽の機能を果たすとともに、構造的な補強の機能も果たす。
本実施形態のパーテーション200は、開口部240から内部に机DKを運び入れることにより、作業スペースとして利用することができる。利用者は、開口部240からパーテーション200に出入りする。そして左面板220aと右面板220bとの間の空間を作業スペースとして利用する。
本実施形態のパーテーション200も、半透明の素材で作られていることが望ましい。素材としては、例えば硬質プラスチック、プラスチックダンボールなどを用いることができる。これにより、外部から内部が見えるのを防止すると共に、外部の光をパーテーション200の内部まで届かせることができ、内外の空間の遮断と、内部の明るさの確保とを両立することができる。なお、パーテーション200の素材は、これ以外にも適切なものを用いることができる。このような素材を用いることにより、パーテーション200を安価にて構成することができる。このため、一般家庭などでも導入がしやすい。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、正面板210、左右面板220a、220b及び天井面板230を有するパーテーション200が提供される。正面板210及び左右面板220a、220bは床面から垂直に立ち上がる面を提供し、天井面板230は水平に配置され、これらにより外部から内部の空間を遮蔽している。このような構成により使用者を覆い、使用者が個室にいるような、囲われる安心感を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、正面板210、左右面板220a、220b及び天井面板230を有するパーテーション200が提供される。正面板210及び左右面板220a、220bは床面から垂直に立ち上がる面を提供し、天井面板230は水平に配置され、これらにより外部から内部の空間を遮蔽している。このような構成により使用者を覆い、使用者が個室にいるような、囲われる安心感を提供することができる。
パーテーション200の素材として硬質プラスチックやプラスチックダンボールなど、比較的安価なものを使用している。このため、手頃な価格でパーテーション200を提供することができる。また、既存の机DKを内部に運び入れて周囲を遮蔽するものであり、構成が簡易であるため、この点でも安価に提供することができる。
本実施形態のパーテーション200を用いることにより、仕事や学習などの作業中に、個室に入ったような精神的な安心感を与え、集中力を高めることが可能となる。また周りの視覚情報によって注意力が阻害されることを防ぐことができる。これにより、作業パフォーマンスを向上させることができる。なかなか学習に集中できない子供に対応する教員や親の負担を軽減させることも可能である。
本実施形態におけるパーテーション200は、学校において、支援教育や試験の際に使うと有効である。また家庭や塾において、子供が家庭学習や自習をする際に一時的に机DKやテーブルに設置するという使い方も有効である。さらに、職場において、一人で行う作業に集中したいときに使うことも有効である。その他、集中して作業を行いたいときなどに使うことが有効である。
以上、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
以上説明した実施形態・応用例・変形例等は、適宜組み合わせて実施することができる。
100、200 パーテーション
110、210 正面板
120a、220a 左面板
120b、220b 右面板
120c、120d 係止部
130、230 天井面板
140、240 開口部
250 ゲート板
140、240 開口部
LN 折り線
TP 机の天板
DK 机
110、210 正面板
120a、220a 左面板
120b、220b 右面板
120c、120d 係止部
130、230 天井面板
140、240 開口部
250 ゲート板
140、240 開口部
LN 折り線
TP 机の天板
DK 机
Claims (3)
- 卓上の空間を間仕切るパーテーションであって、
正面、左右面及び天井面を有し、
前記左右面の開口側の下端には、前記卓の前面に係止可能な係止部が下方に突出して形成されており、前記卓の奥方向への移動が規制されていることを特徴とする、パーテーション。 - 折り畳み可能であることを特徴とする、請求項1に記載のパーテーション。
- 前記正面、前記左右面及び前記天井面は、半透明の素材からなることを特徴とする、請求項1又は2に記載のパーテーション。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102674894B1 (ko) * | 2023-11-20 | 2024-06-14 | 김인태 | 집중력 향상에 도움이 되는 책상용 쉴드 디바이스 |
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2021
- 2021-09-06 JP JP2021003449U patent/JP3234956U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102674894B1 (ko) * | 2023-11-20 | 2024-06-14 | 김인태 | 집중력 향상에 도움이 되는 책상용 쉴드 디바이스 |
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