JP3234902B2 - ドアヒンジ - Google Patents
ドアヒンジInfo
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- JP3234902B2 JP3234902B2 JP32619693A JP32619693A JP3234902B2 JP 3234902 B2 JP3234902 B2 JP 3234902B2 JP 32619693 A JP32619693 A JP 32619693A JP 32619693 A JP32619693 A JP 32619693A JP 3234902 B2 JP3234902 B2 JP 3234902B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半開位置においてド
アの開き動作を仮規制でき、半開位置と全開位置の二段
階にドア開量を選択できるドアヒンジに関する。
アの開き動作を仮規制でき、半開位置と全開位置の二段
階にドア開量を選択できるドアヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のドアヒンジは実公平3−121
38号公報に公知である。このドアヒンジは、2個のヒ
ンジ軸を備えたピボットヒンジ式であって、上下に重な
る3枚のヒンジ板を有し、第1・第3のヒンジ板に挟ま
れた第2ヒンジ板が第1軸まわりに90度開き回動で
き、第3ヒンジ板が第2軸まわりに90度開き回動でき
る。第2ヒンジ板には、第2ヒンジ板と第3ヒンジ板を
記載順に開閉回動させるためのロック具が組み込まれて
いる。ロック具は第1ヒンジ板と第3ヒンジ板のいずれ
か一方と係合する。第1・第2のヒンジ板間、および第
2・第3のヒンジ板間には、それぞれ第2・第3のヒン
ジ板の開量を90度ずつに規制する円弧溝とピンの対が
設けてある。実開平2−11983号公報、実開平1−
138080号公報、実開昭63−76177号公報に
も同種のドアヒンジが開示されている。
38号公報に公知である。このドアヒンジは、2個のヒ
ンジ軸を備えたピボットヒンジ式であって、上下に重な
る3枚のヒンジ板を有し、第1・第3のヒンジ板に挟ま
れた第2ヒンジ板が第1軸まわりに90度開き回動で
き、第3ヒンジ板が第2軸まわりに90度開き回動でき
る。第2ヒンジ板には、第2ヒンジ板と第3ヒンジ板を
記載順に開閉回動させるためのロック具が組み込まれて
いる。ロック具は第1ヒンジ板と第3ヒンジ板のいずれ
か一方と係合する。第1・第2のヒンジ板間、および第
2・第3のヒンジ板間には、それぞれ第2・第3のヒン
ジ板の開量を90度ずつに規制する円弧溝とピンの対が
設けてある。実開平2−11983号公報、実開平1−
138080号公報、実開昭63−76177号公報に
も同種のドアヒンジが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のドアヒン
ジは、第1ヒンジ板を家具本体側に固定し、第3ヒンジ
板をドア側に固定して、ドアを吊元の上下両端で支持す
る形態を採る。そのため、ドア閉じ状態において、上下
のドアヒンジがドアの上隅および下隅に露出することを
避けられない。ドアの大きさや重量が変わるのに対応し
て、耐荷重値の異なるドアヒンジを何種類も用意しなけ
ればならず、その製造コストが高く付くところに問題が
あった。
ジは、第1ヒンジ板を家具本体側に固定し、第3ヒンジ
板をドア側に固定して、ドアを吊元の上下両端で支持す
る形態を採る。そのため、ドア閉じ状態において、上下
のドアヒンジがドアの上隅および下隅に露出することを
避けられない。ドアの大きさや重量が変わるのに対応し
て、耐荷重値の異なるドアヒンジを何種類も用意しなけ
ればならず、その製造コストが高く付くところに問題が
あった。
【0004】本発明の目的は、2個のヒンジ軸を備えて
いて、半開位置と全開位置の二段階にドア開量を選択で
きる管蝶番式のドアヒンジを得ることにある。本発明の
他の目的は、隠し蝶番と同様に、ドア閉じ状態において
ヒンジをドアで覆い隠すことができる、2個のヒンジ軸
を備えた管蝶番式のドアヒンジを得ることにある。
いて、半開位置と全開位置の二段階にドア開量を選択で
きる管蝶番式のドアヒンジを得ることにある。本発明の
他の目的は、隠し蝶番と同様に、ドア閉じ状態において
ヒンジをドアで覆い隠すことができる、2個のヒンジ軸
を備えた管蝶番式のドアヒンジを得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のドアヒンジは、
それぞれ一端にボス部11・11を有する一対のヒンジ
体4・5と、両端にボス部17・17を有し、各ヒンジ
体4・5に第1軸7および第2軸8で連結される中間ヒ
ンジ体6とを備えている。中間ヒンジ体6は、ヒンジ中
心軸と交差する平面に沿ってコ字状に屈曲し、両端が開
口するガイド筒18を備えている。各ヒンジ体4・5の
ボス部11・11の周面と対向するガイド筒18の両開
口端に、第1ロック具23と第2ロック具24をそれぞ
れ出退自在に支持し、前記ボス部11・11に、各ロッ
ク具23・24に対応して第1凹部12と第2凹部13
とをそれぞれ設ける。片方のロック具23の出退動作を
他方のロック具24へ伝動する伝動体25を、ガイド筒
18内の両ロック具23・24間に配置する。中間ヒン
ジ体6と各ヒンジ体4・5の開量を規制するストッパー
21・22を、一方のヒンジ体4と中間ヒンジ体6との
間、および他方のヒンジ体5と中間ヒンジ体6との間に
それぞれ設ける。一方のストッパー21で規定される半
開位置において、第1ロック具23と第1凹部12、お
よび第2ロック具24と第2凹部13を、それぞれ係脱
自在に対向配置する。具体的には、中間ヒンジ体6をそ
れぞれ断面コ字状に折り曲げられて、内外に重なる状態
で接合された主板15およびカバー16で構成し、主板
15に設けた断面U字状の溝19と、溝19の開口面を
塞ぐカバー16とでガイド筒18を構成する。伝動体2
5は多数個の鋼製のボール25aからなる。
それぞれ一端にボス部11・11を有する一対のヒンジ
体4・5と、両端にボス部17・17を有し、各ヒンジ
体4・5に第1軸7および第2軸8で連結される中間ヒ
ンジ体6とを備えている。中間ヒンジ体6は、ヒンジ中
心軸と交差する平面に沿ってコ字状に屈曲し、両端が開
口するガイド筒18を備えている。各ヒンジ体4・5の
ボス部11・11の周面と対向するガイド筒18の両開
口端に、第1ロック具23と第2ロック具24をそれぞ
れ出退自在に支持し、前記ボス部11・11に、各ロッ
ク具23・24に対応して第1凹部12と第2凹部13
とをそれぞれ設ける。片方のロック具23の出退動作を
他方のロック具24へ伝動する伝動体25を、ガイド筒
18内の両ロック具23・24間に配置する。中間ヒン
ジ体6と各ヒンジ体4・5の開量を規制するストッパー
21・22を、一方のヒンジ体4と中間ヒンジ体6との
間、および他方のヒンジ体5と中間ヒンジ体6との間に
それぞれ設ける。一方のストッパー21で規定される半
開位置において、第1ロック具23と第1凹部12、お
よび第2ロック具24と第2凹部13を、それぞれ係脱
自在に対向配置する。具体的には、中間ヒンジ体6をそ
れぞれ断面コ字状に折り曲げられて、内外に重なる状態
で接合された主板15およびカバー16で構成し、主板
15に設けた断面U字状の溝19と、溝19の開口面を
塞ぐカバー16とでガイド筒18を構成する。伝動体2
5は多数個の鋼製のボール25aからなる。
【0006】
【作用】使用に際しては、一対のヒンジ体4・5のうち
一方を開口枠2の内面に固定し、他方をドア3の内面に
固定する。ドア閉じ状態においては、ドア3側のヒンジ
体5に設けた第2凹部13に第2ロック具24が係合
し、第1ロック具23は第1凹部12が形成されたボス
部11の周面に接当している。従って、ドア3側のヒン
ジ体5と中間ヒンジ体6は相対回動できず、ドア3は中
間ヒンジ体6が第1軸7のまわりに揺動することで半開
位置へ開き移動できる。この半開位置において、ドア3
の開き動作を仮規制するために、中間ヒンジ体6と開口
枠2側のヒンジ体4との間にストッパー21を設けてい
る。別のストッパー22は全開位置においてドア3の開
き角度を規制する。
一方を開口枠2の内面に固定し、他方をドア3の内面に
固定する。ドア閉じ状態においては、ドア3側のヒンジ
体5に設けた第2凹部13に第2ロック具24が係合
し、第1ロック具23は第1凹部12が形成されたボス
部11の周面に接当している。従って、ドア3側のヒン
ジ体5と中間ヒンジ体6は相対回動できず、ドア3は中
間ヒンジ体6が第1軸7のまわりに揺動することで半開
位置へ開き移動できる。この半開位置において、ドア3
の開き動作を仮規制するために、中間ヒンジ体6と開口
枠2側のヒンジ体4との間にストッパー21を設けてい
る。別のストッパー22は全開位置においてドア3の開
き角度を規制する。
【0007】半開位置において、第1ロック具23は第
1凹部12の外面に位置しており、両ロック具23・2
4と伝動体25の三者は、第1ロック具23が第1凹部
12と係合する向きに限って、ガイド筒18内を移動で
きる状態にある。従って、ドア3をさらに開き操作する
と、図7に示すように第2凹部13の凹部壁が第2ロッ
ク具24を押し出して、そこでのロック係合を解除し、
代わりに第1ロック具23が第1凹部12に係合して、
中間ヒンジ体6と開口枠2側のヒンジ体4との回動を阻
止する。このように、2個のロック具23・24を、ヒ
ンジ体4・5のいずれか一方と択一的に係合させるの
は、ドア閉じおよびドア開き動作時に、中間ヒンジ体6
とドア3側のヒンジ体5の両者が同時に回動するのを阻
止し、規定した順次動作を行わせるためである。
1凹部12の外面に位置しており、両ロック具23・2
4と伝動体25の三者は、第1ロック具23が第1凹部
12と係合する向きに限って、ガイド筒18内を移動で
きる状態にある。従って、ドア3をさらに開き操作する
と、図7に示すように第2凹部13の凹部壁が第2ロッ
ク具24を押し出して、そこでのロック係合を解除し、
代わりに第1ロック具23が第1凹部12に係合して、
中間ヒンジ体6と開口枠2側のヒンジ体4との回動を阻
止する。このように、2個のロック具23・24を、ヒ
ンジ体4・5のいずれか一方と択一的に係合させるの
は、ドア閉じおよびドア開き動作時に、中間ヒンジ体6
とドア3側のヒンジ体5の両者が同時に回動するのを阻
止し、規定した順次動作を行わせるためである。
【0008】一対のヒンジ体4・5の片方は開口枠2に
固定されて、第1軸7と中間ヒンジ体6の一端とを開口
面より内側で支持している。この状態でドア3を180
度前後の開き角度まで全開させるためには、第2軸8を
第1軸7まわりに回動させて、半開状態において開口枠
2の外面に位置させる必要がある。この半開位置への回
動時に、中間ヒンジ体6が開口枠2と接当干渉するのを
避けるために、ガイド筒18がヒンジ中心軸と交差する
平面に沿ってコ字状に屈曲形成されている。
固定されて、第1軸7と中間ヒンジ体6の一端とを開口
面より内側で支持している。この状態でドア3を180
度前後の開き角度まで全開させるためには、第2軸8を
第1軸7まわりに回動させて、半開状態において開口枠
2の外面に位置させる必要がある。この半開位置への回
動時に、中間ヒンジ体6が開口枠2と接当干渉するのを
避けるために、ガイド筒18がヒンジ中心軸と交差する
平面に沿ってコ字状に屈曲形成されている。
【0009】
【発明の効果】本発明では、コ字状に屈曲するガイド筒
18を備えた中間ヒンジ体6と、中間ヒンジ体6の両端
に接続した一対のヒンジ体4・5とで2個のヒンジ軸を
備えた管蝶番式のドアヒンジを構成し、中間ヒンジ体6
と開口枠2側のヒンジ体4の間に設けたストッパー21
で、ドア3の開き動作を半開位置において仮規制する。
さらに、ガイド筒18の両開口端と各ヒンジ体4・5の
ボス部11・11との間に、第1ロック具23と第1凹
部12、および第2ロック具24と第2凹部13をそれ
ぞれ設け、各ロック具23・24を各凹部12・13に
対して択一的に係合させて、中間ヒンジ体6とドア3側
のヒンジ体5とが規定された順番で開き動作し、あるい
は閉じ動作できるようにした。これにより、半開位置と
全開位置の二段階にドア開量を選択できる管蝶番式のド
アヒンジが得られ、従来のピボット式のドアヒンジでは
適用が困難であった形態のドア3においても、ドア開量
を二段階に選択し、その使い勝手を向上できる。ガイド
筒18をコ字状に屈曲して、両ヒンジ体4・5および中
間ヒンジ体6をドア内面側に配置できるようにしたの
で、ドア閉じ状態において、ドアヒンジがドア外面に露
出するのを防止し、ドア3の外観上の体裁を向上でき
る。ドアヒンジは必要に応じて何個でもドア3に装着で
き、その装着個数を変えることでドア3の大きさや重量
の変化に対応できるので、ドア3の大きさや重量が広い
範囲にわたって変化する場合でも、耐荷重が異なる数種
のドアヒンジはを用意するだけでよく、その分だけドア
ヒンジの製造コストを減少できる。
18を備えた中間ヒンジ体6と、中間ヒンジ体6の両端
に接続した一対のヒンジ体4・5とで2個のヒンジ軸を
備えた管蝶番式のドアヒンジを構成し、中間ヒンジ体6
と開口枠2側のヒンジ体4の間に設けたストッパー21
で、ドア3の開き動作を半開位置において仮規制する。
さらに、ガイド筒18の両開口端と各ヒンジ体4・5の
ボス部11・11との間に、第1ロック具23と第1凹
部12、および第2ロック具24と第2凹部13をそれ
ぞれ設け、各ロック具23・24を各凹部12・13に
対して択一的に係合させて、中間ヒンジ体6とドア3側
のヒンジ体5とが規定された順番で開き動作し、あるい
は閉じ動作できるようにした。これにより、半開位置と
全開位置の二段階にドア開量を選択できる管蝶番式のド
アヒンジが得られ、従来のピボット式のドアヒンジでは
適用が困難であった形態のドア3においても、ドア開量
を二段階に選択し、その使い勝手を向上できる。ガイド
筒18をコ字状に屈曲して、両ヒンジ体4・5および中
間ヒンジ体6をドア内面側に配置できるようにしたの
で、ドア閉じ状態において、ドアヒンジがドア外面に露
出するのを防止し、ドア3の外観上の体裁を向上でき
る。ドアヒンジは必要に応じて何個でもドア3に装着で
き、その装着個数を変えることでドア3の大きさや重量
の変化に対応できるので、ドア3の大きさや重量が広い
範囲にわたって変化する場合でも、耐荷重が異なる数種
のドアヒンジはを用意するだけでよく、その分だけドア
ヒンジの製造コストを減少できる。
【0010】
【実施例】図1ないし図7は本発明に係るドアヒンジの
実施例を示す。図2において、符号1は事務用キャビネ
ット、2は開口枠、3はドアである。ドア3は開口枠2
の外面と面一状に閉じ操作でき、全開操作すると閉じ位
置から180度開くことができる。ドア内面と開口枠2
の内面の上下二個所に本発明のドアヒンジHが設けられ
る。
実施例を示す。図2において、符号1は事務用キャビネ
ット、2は開口枠、3はドアである。ドア3は開口枠2
の外面と面一状に閉じ操作でき、全開操作すると閉じ位
置から180度開くことができる。ドア内面と開口枠2
の内面の上下二個所に本発明のドアヒンジHが設けられ
る。
【0011】図3においてドアヒンジHは、開口枠2お
よびドア3の内面に装着される左右一対のヒンジ体4・
5と、両ヒンジ体4・5間に配置した中間ヒンジ体6
と、各ヒンジ体4・5と中間ヒンジ体6とを相対回動自
在に連結する第1軸7および第2軸8などで構成する。
左右のヒンジ体4・5は、板面の上下にビス穴を設けた
座板10を有し、座板10の一端にボス部11を一体に
折り曲げたプレス成形品からなる。図4に示すように各
ボス部11・11の周方向1個所には、後述するロック
具23・24に対応して、球面状の第1凹部12および
第2凹部13をそれぞれ形成する。各凹部12・13の
形成位置は、開口枠2側のヒンジ体4とドア3側のヒン
ジ体5とで異なる。図5に示すように前者のヒンジ体4
では、位相がボス部11の折り曲げ基端から時計回転方
向へ90度ずれた位置に第1凹部12を設ける。後者の
ヒンジ体5では、位相がボス部11の折り曲げ基端から
反時計回転方向へ180度ずれた位置に第2凹部13を
設ける。
よびドア3の内面に装着される左右一対のヒンジ体4・
5と、両ヒンジ体4・5間に配置した中間ヒンジ体6
と、各ヒンジ体4・5と中間ヒンジ体6とを相対回動自
在に連結する第1軸7および第2軸8などで構成する。
左右のヒンジ体4・5は、板面の上下にビス穴を設けた
座板10を有し、座板10の一端にボス部11を一体に
折り曲げたプレス成形品からなる。図4に示すように各
ボス部11・11の周方向1個所には、後述するロック
具23・24に対応して、球面状の第1凹部12および
第2凹部13をそれぞれ形成する。各凹部12・13の
形成位置は、開口枠2側のヒンジ体4とドア3側のヒン
ジ体5とで異なる。図5に示すように前者のヒンジ体4
では、位相がボス部11の折り曲げ基端から時計回転方
向へ90度ずれた位置に第1凹部12を設ける。後者の
ヒンジ体5では、位相がボス部11の折り曲げ基端から
反時計回転方向へ180度ずれた位置に第2凹部13を
設ける。
【0012】図4において中間ヒンジ体6は、それぞれ
横断面コ字形の主板15とカバー16とを内外に重ねた
状態で接合して形成されており、主板15の左右端の上
下に連結用のボス部17・17を2個ずつ一体に折り曲
げ形成し、板面中央に沿ってコ字状に屈曲するガイド筒
18を設けてなる。ガイド筒18は、主板15の板面に
凹設した断面U字状の溝19と、溝19の開口面を塞ぐ
前記カバー16とで形成されており、その中心軸線を第
1軸7および第2軸8のヒンジ中心軸と直交する平面に
沿わせる。上記の各ボス部17・17と左右のヒンジ体
4・5のボス部11・11とを第1軸7および第2軸8
で連結することにより、左右のヒンジ体4・5と中間ヒ
ンジ体6とは、それぞれ各軸7・8まわりに相対回動で
きる。この連結状態において、ガイド筒18の開口端
は、それぞれ左右のヒンジ体4・5のボス部11の周面
と対向している。
横断面コ字形の主板15とカバー16とを内外に重ねた
状態で接合して形成されており、主板15の左右端の上
下に連結用のボス部17・17を2個ずつ一体に折り曲
げ形成し、板面中央に沿ってコ字状に屈曲するガイド筒
18を設けてなる。ガイド筒18は、主板15の板面に
凹設した断面U字状の溝19と、溝19の開口面を塞ぐ
前記カバー16とで形成されており、その中心軸線を第
1軸7および第2軸8のヒンジ中心軸と直交する平面に
沿わせる。上記の各ボス部17・17と左右のヒンジ体
4・5のボス部11・11とを第1軸7および第2軸8
で連結することにより、左右のヒンジ体4・5と中間ヒ
ンジ体6とは、それぞれ各軸7・8まわりに相対回動で
きる。この連結状態において、ガイド筒18の開口端
は、それぞれ左右のヒンジ体4・5のボス部11の周面
と対向している。
【0013】開口枠2側のヒンジ体4に対する中間ヒン
ジ体6の開量を規制するために、それぞれのボス部11
・17の上下隣接部にストッパー21を設ける。同様に
中間ヒンジ体6に対するドア3側のヒンジ体5の開量を
規制するために、それぞれのボス部11・17の上下隣
接部に別のストッパー22を設ける。図6において両ス
トッパー21・22は、各ボス部11・17の接合端を
所定の角度ずつ切り欠いて形成した一対の段部11a・
17aからなり、両段部11a・17aで挟まれる角度
を90度として、この角度範囲でのみ連結相手の回動を
許す構造になっている。
ジ体6の開量を規制するために、それぞれのボス部11
・17の上下隣接部にストッパー21を設ける。同様に
中間ヒンジ体6に対するドア3側のヒンジ体5の開量を
規制するために、それぞれのボス部11・17の上下隣
接部に別のストッパー22を設ける。図6において両ス
トッパー21・22は、各ボス部11・17の接合端を
所定の角度ずつ切り欠いて形成した一対の段部11a・
17aからなり、両段部11a・17aで挟まれる角度
を90度として、この角度範囲でのみ連結相手の回動を
許す構造になっている。
【0014】ドア3を開き操作するとき、閉じ位置から
半開位置までは中間ヒンジ体6のみを開き回動させ、半
開位置から全開位置まではドア3側のヒンジ体5のみを
開き回動させるために、図5に示すようにガイド筒18
の両端開口に第1、第2のロック具23・24を内嵌
し,それぞれを出退自在に支持している。さらにガイド
筒18内には、両ロック具23・24間に一群の鋼製の
ボール25aからなる伝動体25を隙間なく配置してい
る。各ロック具23・24はリベット状に形成されてお
り、軸部の一端に第1凹部12および第2凹部13と係
合する球面状の頭部23a・24aを有する。図5に示
すドア閉じ状態において、第1ロック具23はボス部1
1の周面に外接し、第2ロック具24は第2凹部13と
係合している。従って、ドア3側のヒンジ体5と中間ヒ
ンジ体6は相対回動できず、中間ヒンジ体6が開口枠2
側のヒンジ体4に対して相対回動できる。
半開位置までは中間ヒンジ体6のみを開き回動させ、半
開位置から全開位置まではドア3側のヒンジ体5のみを
開き回動させるために、図5に示すようにガイド筒18
の両端開口に第1、第2のロック具23・24を内嵌
し,それぞれを出退自在に支持している。さらにガイド
筒18内には、両ロック具23・24間に一群の鋼製の
ボール25aからなる伝動体25を隙間なく配置してい
る。各ロック具23・24はリベット状に形成されてお
り、軸部の一端に第1凹部12および第2凹部13と係
合する球面状の頭部23a・24aを有する。図5に示
すドア閉じ状態において、第1ロック具23はボス部1
1の周面に外接し、第2ロック具24は第2凹部13と
係合している。従って、ドア3側のヒンジ体5と中間ヒ
ンジ体6は相対回動できず、中間ヒンジ体6が開口枠2
側のヒンジ体4に対して相対回動できる。
【0015】次に、ドア3を開閉操作するときのドアヒ
ンジHの動作を説明すると、ドア閉じ状態において、ス
トッパー21・22は図6に示すごとくいずれも中間ヒ
ンジ体6およびドア3側のヒンジ体5の開き回動を許す
状態になっている。しかし、第2ロック具24が第2凹
部13に係合しているので、ドア3側のヒンジ体5は開
き回動できない。従って、ドア3を開き操作すると、ヒ
ンジ体5および中間ヒンジ体6は、第1軸7を中心にし
て同行回動する。ドア3の開き角度が90度になると、
第1軸7側のストッパー21の段部11a・17aどう
しが接当して、中間ヒンジ体6がそれ以上開き回動する
のを規制する。つまり、ドア3は半開位置において開き
回動動作が仮規制される。
ンジHの動作を説明すると、ドア閉じ状態において、ス
トッパー21・22は図6に示すごとくいずれも中間ヒ
ンジ体6およびドア3側のヒンジ体5の開き回動を許す
状態になっている。しかし、第2ロック具24が第2凹
部13に係合しているので、ドア3側のヒンジ体5は開
き回動できない。従って、ドア3を開き操作すると、ヒ
ンジ体5および中間ヒンジ体6は、第1軸7を中心にし
て同行回動する。ドア3の開き角度が90度になると、
第1軸7側のストッパー21の段部11a・17aどう
しが接当して、中間ヒンジ体6がそれ以上開き回動する
のを規制する。つまり、ドア3は半開位置において開き
回動動作が仮規制される。
【0016】キャビネット1に対する書類や物品の出し
入れ量がごく僅かな場合には、ドア3を半開位置まで開
いただけで用が足りる。しかし、書類等の出し入れ量が
多い場合や、キャビネット内を清掃する場合には、ドア
3がキャビネット1の前面に突出するので邪魔になる。
こうした場合に備えて、ドア3は全開位置までさらに開
き操作できる。
入れ量がごく僅かな場合には、ドア3を半開位置まで開
いただけで用が足りる。しかし、書類等の出し入れ量が
多い場合や、キャビネット内を清掃する場合には、ドア
3がキャビネット1の前面に突出するので邪魔になる。
こうした場合に備えて、ドア3は全開位置までさらに開
き操作できる。
【0017】半開位置においては、第2ロック具24と
第2凹部13とが係合し、第1ロック具23は第1凹部
12の外面に位置して、第1凹部12の凹部深さ分だけ
移動できる状態になっている(図1参照)。従って、ド
ア3を開き操作すると、そのモーメントがヒンジ体5の
ボス部11を介して第2ロック具24の頭部24aに作
用し、図7に示すように第2ロック具24の全体が第2
凹部13の凹部壁で押し出され、そこでのロック係合状
態を解除する。これにより、ドア3は第2軸8を中心に
して支障なく全開位置へ開き回動できる。一方、第2ロ
ック具24の退入動作は、伝動体25を介して第1ロッ
ク具23へ伝えられるので、第2ロック具24が第2凹
部13から押し出されるのと同時に、第1ロック具23
は第1凹部12内へ進入して係合する。このように、両
ロック具23・24と両凹部12・13の係合状態を択
一的に切り換えることによって、中間ヒンジ体6とヒン
ジ体5を順に開き回動させることができる。
第2凹部13とが係合し、第1ロック具23は第1凹部
12の外面に位置して、第1凹部12の凹部深さ分だけ
移動できる状態になっている(図1参照)。従って、ド
ア3を開き操作すると、そのモーメントがヒンジ体5の
ボス部11を介して第2ロック具24の頭部24aに作
用し、図7に示すように第2ロック具24の全体が第2
凹部13の凹部壁で押し出され、そこでのロック係合状
態を解除する。これにより、ドア3は第2軸8を中心に
して支障なく全開位置へ開き回動できる。一方、第2ロ
ック具24の退入動作は、伝動体25を介して第1ロッ
ク具23へ伝えられるので、第2ロック具24が第2凹
部13から押し出されるのと同時に、第1ロック具23
は第1凹部12内へ進入して係合する。このように、両
ロック具23・24と両凹部12・13の係合状態を択
一的に切り換えることによって、中間ヒンジ体6とヒン
ジ体5を順に開き回動させることができる。
【0018】ドア3を閉じ操作するときは、第2ロック
具24が非係合状態になっているので、ドア3は全開位
置から半開位置まで第2軸8を中心にして閉じ回動し、
ストッパー22によって半開位置で閉じ回動が仮規制さ
れる。この状態からドア3をさらに閉じ操作すると、第
1ロック具23が第1凹部12から押し出され、代わり
に第2ロック具24が第2凹部13と係合する。中間ヒ
ンジ体6はドア側のヒンジ体5に同行して、第1軸7ま
わりに閉じ回動し、図5のドア閉じ状態へ復帰する。
具24が非係合状態になっているので、ドア3は全開位
置から半開位置まで第2軸8を中心にして閉じ回動し、
ストッパー22によって半開位置で閉じ回動が仮規制さ
れる。この状態からドア3をさらに閉じ操作すると、第
1ロック具23が第1凹部12から押し出され、代わり
に第2ロック具24が第2凹部13と係合する。中間ヒ
ンジ体6はドア側のヒンジ体5に同行して、第1軸7ま
わりに閉じ回動し、図5のドア閉じ状態へ復帰する。
【0019】ドア3を半開位置まで開いた状態では、第
2軸8が開口枠2の外面外方に位置する。このとき中間
ヒンジ体6が開口枠2と接当干渉するのを避けるため
に、中間ヒンジ体6およびガイド筒18のそれぞれを横
断面コ字状に屈曲させている。
2軸8が開口枠2の外面外方に位置する。このとき中間
ヒンジ体6が開口枠2と接当干渉するのを避けるため
に、中間ヒンジ体6およびガイド筒18のそれぞれを横
断面コ字状に屈曲させている。
【0020】図8は中間ヒンジ体6の変形実施例を示
す。そこでは、コ字状に屈曲した管材26でガイド筒1
8を形成し、この管材26と、管材26の両端に溶接し
た左右一対のヒンジ板27・28とで中間ヒンジ体6を
構成した。
す。そこでは、コ字状に屈曲した管材26でガイド筒1
8を形成し、この管材26と、管材26の両端に溶接し
た左右一対のヒンジ板27・28とで中間ヒンジ体6を
構成した。
【0021】上記以外に、中間ヒンジ体6はダイキャス
ト成形品やプラスチック形成品で形成することができ
る。ガイド筒18は、中間ヒンジ体6の上下複数個所に
設けることができる。この場合は、左右のヒンジ体4・
5に複数個のボス部11を設ける。伝動体25の伝動要
素は、ボール25aを用いる以外に、ローラ、フレキシ
ブル軸、チェンなどを適用でき、あるいはこれらを組み
合わせてもよい。必要があれば、左右のロック具23・
24間にオイルを封入して、液体を伝動要素とすること
ができる。両ロック具23・24は、一端あるいは両端
が半球状に丸められた短軸を用いることができ、場合に
よっては鋼製のボールを適用してもよい。本発明のドア
ヒンジは、家具用や事務用家具のドアおよび建物用のド
アなどの各種のドアに適用できる。ドア3の半開時の開
き角度は鋭角から鈍角の範囲で任意に設定できる。全開
時の開き角度も180度以外の角度を自由に選定でき
る。
ト成形品やプラスチック形成品で形成することができ
る。ガイド筒18は、中間ヒンジ体6の上下複数個所に
設けることができる。この場合は、左右のヒンジ体4・
5に複数個のボス部11を設ける。伝動体25の伝動要
素は、ボール25aを用いる以外に、ローラ、フレキシ
ブル軸、チェンなどを適用でき、あるいはこれらを組み
合わせてもよい。必要があれば、左右のロック具23・
24間にオイルを封入して、液体を伝動要素とすること
ができる。両ロック具23・24は、一端あるいは両端
が半球状に丸められた短軸を用いることができ、場合に
よっては鋼製のボールを適用してもよい。本発明のドア
ヒンジは、家具用や事務用家具のドアおよび建物用のド
アなどの各種のドアに適用できる。ドア3の半開時の開
き角度は鋭角から鈍角の範囲で任意に設定できる。全開
時の開き角度も180度以外の角度を自由に選定でき
る。
【0022】上記の実施例では、ヒンジ体4を開口枠2
の内面に装着したがその必要はなく、開口枠2と直交す
る側方区分壁にヒンジ体4を装着してもよい。ストッパ
ー21・22は、上下に隣接するボス部11・17間に
設ける必要はなく、互いに連結したヒンジ体4と中間ヒ
ンジ体6、および中間ヒンジ体6とヒンジ体5との間で
あればどこに設けてあってもよい。例えば、ボス部17
と座板10との間や、ボス部11と主板15との間に設
けることができる。上記の実施例において、ボール25
aの中間位置に圧縮コイル形のばねを介装できる。この
場合はドア3が半開位置へ開くのと同時に、第1ロック
具23を第1凹部12に係合させることができる。
の内面に装着したがその必要はなく、開口枠2と直交す
る側方区分壁にヒンジ体4を装着してもよい。ストッパ
ー21・22は、上下に隣接するボス部11・17間に
設ける必要はなく、互いに連結したヒンジ体4と中間ヒ
ンジ体6、および中間ヒンジ体6とヒンジ体5との間で
あればどこに設けてあってもよい。例えば、ボス部17
と座板10との間や、ボス部11と主板15との間に設
けることができる。上記の実施例において、ボール25
aの中間位置に圧縮コイル形のばねを介装できる。この
場合はドア3が半開位置へ開くのと同時に、第1ロック
具23を第1凹部12に係合させることができる。
【図1】ドアヒンジの半開位置における横断平面図であ
る。
る。
【図2】ドアヒンジの適用例を示す斜視図である。
【図3】ドアヒンジの全閉位置における正面図である。
【図4】ドアヒンジの分解斜視図である。
【図5】図3におけるA−A線断面図である。
【図6】図3におけるB−B線断面図である。
【図7】ロック具の切り換え動作を示す説明図である。
【図8】中間ヒンジ体の別実施例を示す縦断側面図であ
る。
る。
2 開口枠 3 ドア 4 開口枠側のヒンジ体 5 ドア側のヒンジ体 6 中間ヒンジ体 7 第1軸 8 第2軸 12 第1凹部 13 第2凹部 17 ボス部 18 ガイド筒 21 ストッパー 22 ストッパー 23 第1ロック具 24 第2ロック具 25 伝動体
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ一端にボス部11・11を有す
る一対のヒンジ体4・5と、両端にボス部17・17を
有し、各ヒンジ体4・5に第1軸7および第2軸8で連
結される中間ヒンジ体6とを備えており、 中間ヒンジ体6は、ヒンジ中心軸と交差する平面に沿っ
てコ字状に屈曲し、両端が開口するガイド筒18を備え
ており、 各ヒンジ体4・5のボス部11・11の周面と対向する
ガイド筒18の両開口端に、第1ロック具23と第2ロ
ック具24がそれぞれ出退自在に支持され、前記ボス部
11・11に、各ロック具23・24に対応して第1凹
部12と第2凹部13とがそれぞれ設けられており、 片方のロック具23の出退動作を他方のロック具24へ
伝動する伝動体25が、ガイド筒18内の両ロック具2
3・24間に配置されており、 中間ヒンジ体6と各ヒンジ体4・5の開量を規制するス
トッパー21・22が、一方のヒンジ体4と中間ヒンジ
体6との間、および他方のヒンジ体5と中間ヒンジ体6
との間にそれぞれ設けられており、 一方のストッパー21で規定される半開位置において、
第1ロック具23と第1凹部12、および第2ロック具
24と第2凹部13が、それぞれ係脱自在に対向配置し
てあるドアヒンジ。 - 【請求項2】 中間ヒンジ体6が、それぞれ断面コ字状
に折り曲げられて、内外に重なる状態で接合された主板
15およびカバー16で構成されており、 主板15に設けた断面U字状の溝19と、溝19の開口
面を塞ぐカバー16とでガイド筒18が構成してある請
求項1記載のドアヒンジ。 - 【請求項3】 伝動体25が多数個の鋼製のボール25
aからなる請求項1または2記載のドアヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32619693A JP3234902B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | ドアヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32619693A JP3234902B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | ドアヒンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150850A JPH07150850A (ja) | 1995-06-13 |
JP3234902B2 true JP3234902B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18185093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32619693A Expired - Fee Related JP3234902B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | ドアヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234902B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7386764B2 (ja) | 2020-06-29 | 2023-11-27 | 株式会社クボタ | 制御バルブ |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2764711B2 (ja) * | 1996-07-10 | 1998-06-11 | 株式会社オーデン | 空気清浄機 |
JP5069420B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2012-11-07 | グローリー株式会社 | 扉装置 |
JP2009121179A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Caterpillar Japan Ltd | 曲面フードのドア開閉機構 |
ITRM20110505A1 (it) * | 2011-09-26 | 2013-03-27 | Sapa Profili S R L | Sistema di ancoraggio per installazioni di impianti su coperture non planari |
CN114382365B (zh) * | 2021-11-29 | 2023-07-28 | 王力安防科技股份有限公司 | 一种大角度开合暗铰链 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP32619693A patent/JP3234902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7386764B2 (ja) | 2020-06-29 | 2023-11-27 | 株式会社クボタ | 制御バルブ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07150850A (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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