JP3234823B2 - 道路データの処理方法、地図データ処理装置、地図データ処理システム、道路データを処理するためのソフトウエア・プロダクトを格納した記憶媒体 - Google Patents
道路データの処理方法、地図データ処理装置、地図データ処理システム、道路データを処理するためのソフトウエア・プロダクトを格納した記憶媒体Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、地図データの特定方
法または編集方法に関するものである。
法または編集方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、カーナビゲーション・システ
ムにおいてダイクストラ法、特開平１０−２６０６２８
号公報等、２点間の最短経路を探索し、探索結果を地図
表示に重ねて表示する技術が存在する。また、各道路に
速度情報や高速道路や一般道路を示す種別情報を付与
し、最短時間で到達する経路を探索する手法も存在す
る。さらに、無線・赤外線通信・電話等により、道路の
渋滞情報を取得し、各道路の速度情報を更新する方式も
存在している。
ムにおいてダイクストラ法、特開平１０−２６０６２８
号公報等、２点間の最短経路を探索し、探索結果を地図
表示に重ねて表示する技術が存在する。また、各道路に
速度情報や高速道路や一般道路を示す種別情報を付与
し、最短時間で到達する経路を探索する手法も存在す
る。さらに、無線・赤外線通信・電話等により、道路の
渋滞情報を取得し、各道路の速度情報を更新する方式も
存在している。
【０００３】また、各道路データに道路速度や高速道路
か一般道路かの種別情報等を持たせ、出発点から目的の
地点まで最適な経路をナビゲーションすることができ
る。しかし、特定の道路は常に渋滞し、その道路の制限
速度で走行できない道路や、事故が多発する地点があ
り、その地点の走行を望まない等が要求があり、ユーザ
が、特定の道路区間を指定して、その道路属性情報（道
路速度、距離、危険度等）を修正したい場合がある。ま
た、所定の道路区間に隣接する所定範囲についても、同
時に道路属性情報を変更したい場合がある。
か一般道路かの種別情報等を持たせ、出発点から目的の
地点まで最適な経路をナビゲーションすることができ
る。しかし、特定の道路は常に渋滞し、その道路の制限
速度で走行できない道路や、事故が多発する地点があ
り、その地点の走行を望まない等が要求があり、ユーザ
が、特定の道路区間を指定して、その道路属性情報（道
路速度、距離、危険度等）を修正したい場合がある。ま
た、所定の道路区間に隣接する所定範囲についても、同
時に道路属性情報を変更したい場合がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、地図
上の行程を指定する複数の交差点と、変更情報を入力す
ることにより所望の区間、または、所望の区間とその所
定範囲にある道路区間を特定し、所望の道路属性情報の
変更を行なうことにある。
上の行程を指定する複数の交差点と、変更情報を入力す
ることにより所望の区間、または、所望の区間とその所
定範囲にある道路区間を特定し、所望の道路属性情報の
変更を行なうことにある。
【０００５】本発明の他の一つの目的は、地図上の道路
属性情報を編集するに際し、オペレータの作業量を可能
な限り低減された地図データ編集システムを提供するこ
とにある。
属性情報を編集するに際し、オペレータの作業量を可能
な限り低減された地図データ編集システムを提供するこ
とにある。
【０００６】本発明の他の一つの目的は、地図上の道路
属性情報を編集するに際し、オペレータが直感的に理解
できる操作性の優れた地図データ編集システムを提供す
ることにある。
属性情報を編集するに際し、オペレータが直感的に理解
できる操作性の優れた地図データ編集システムを提供す
ることにある。
【０００７】本発明の他の一つの目的は、地図上の道路
属性情報を編集するに際し、使用する資源の量を可能な
限り低減させることのできる地図データ編集システムを
提供することにある。
属性情報を編集するに際し、使用する資源の量を可能な
限り低減させることのできる地図データ編集システムを
提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】地図上の所定区間の始点
と終点の座標（中継点の座標を入力することもできる）
を入力する。始点終点の各々において、最寄りの交差点
を探索する。この交差点情報により経路探索を行い、修
正対象区間の道路情報を特定する。修正対象区間に含ま
れる交差点情報から、その交差点に所定の範囲内で接続
している道路情報を特定し、併せて修正対象とする。変
更データを受け付け、その変更データに基づいて修正対
象の道路の道路属性情報を更新する。
と終点の座標（中継点の座標を入力することもできる）
を入力する。始点終点の各々において、最寄りの交差点
を探索する。この交差点情報により経路探索を行い、修
正対象区間の道路情報を特定する。修正対象区間に含ま
れる交差点情報から、その交差点に所定の範囲内で接続
している道路情報を特定し、併せて修正対象とする。変
更データを受け付け、その変更データに基づいて修正対
象の道路の道路属性情報を更新する。
【０００９】本発明の一態様においては、交差点の座標
情報と道路属性情報を有する複数の道路データを含む地
図データから所定の道路データを特定する方法であっ
て、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
段階と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する段階と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する段階と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する段階と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する段階と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する段階と、 を含む道路データの処理方法が提供される。
情報と道路属性情報を有する複数の道路データを含む地
図データから所定の道路データを特定する方法であっ
て、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
段階と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する段階と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する段階と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する段階と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する段階と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する段階と、 を含む道路データの処理方法が提供される。
【００１０】本発明の他の一態様においては、前記特定
された複数の道路データを含む範囲を強調表示すること
を特徴とする道路データの処理方法が提供される。
された複数の道路データを含む範囲を強調表示すること
を特徴とする道路データの処理方法が提供される。
【００１１】本発明の他の一態様においては、前記第１
の交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索と前記
道路選択範囲データで特定される複数の道路データの探
索は、ダイクストラ法によってなされることを特徴とす
る道路データの処理方法が提供される。
の交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索と前記
道路選択範囲データで特定される複数の道路データの探
索は、ダイクストラ法によってなされることを特徴とす
る道路データの処理方法が提供される。
【００１２】本発明の他の一態様においては、前記道路
データはさらに道路種別情報を有しており、前記第１の
交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索は、前記
道路種別情報を用いてなされることを特徴とする道路デ
ータの処理方法が提供される。
データはさらに道路種別情報を有しており、前記第１の
交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索は、前記
道路種別情報を用いてなされることを特徴とする道路デ
ータの処理方法が提供される。
【００１３】本発明の他の一態様においては、 （ｇ）道路属性情報の修正データを取得する段階と、 （ｈ）前記特定された複数の道路データの道路属性情報
を前記修正データに基づいて更新する段階と、 をさらに含むことを特徴とする道路データの処理方法が
提供される。
を前記修正データに基づいて更新する段階と、 をさらに含むことを特徴とする道路データの処理方法が
提供される。
【００１４】本発明の他の一態様においては、入力装置
及び表示装置を含み、交差点の座標情報と道路属性情報
を有する複数の道路データを含む地図データから所定の
道路データを特定する地図データ処理装置であって、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
前記表示装置と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する座標入力部
と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する最近傍交差点探索部
と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する交差点間最短経路探索部と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する道路編集範囲入力
部と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する到達圏探索
部と、 を含む地図データ処理装置が提供される。
及び表示装置を含み、交差点の座標情報と道路属性情報
を有する複数の道路データを含む地図データから所定の
道路データを特定する地図データ処理装置であって、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
前記表示装置と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する座標入力部
と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する最近傍交差点探索部
と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する交差点間最短経路探索部と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する道路編集範囲入力
部と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する到達圏探索
部と、 を含む地図データ処理装置が提供される。
【００１５】本発明の他の一態様においては、道路属性
情報の修正データを取得する道路編集内容入力部と、前
記特定された複数の道路データの道路属性情報を前記修
正データに基づいて更新する道路情報加工部と、前記特
定された複数の道路データを含む範囲を強調表示して表
示する地図表示部をさらに含むことを特徴とする地図デ
ータ処理装置が提供される。
情報の修正データを取得する道路編集内容入力部と、前
記特定された複数の道路データの道路属性情報を前記修
正データに基づいて更新する道路情報加工部と、前記特
定された複数の道路データを含む範囲を強調表示して表
示する地図表示部をさらに含むことを特徴とする地図デ
ータ処理装置が提供される。
【００１６】本発明の他の一態様においては、前記第１
の交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索と前記
道路選択範囲データで特定される複数の道路データの探
索は、ダイクストラ法によってなされることを特徴とす
る地図データ処理装置が提供される。
の交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索と前記
道路選択範囲データで特定される複数の道路データの探
索は、ダイクストラ法によってなされることを特徴とす
る地図データ処理装置が提供される。
【００１７】本発明の他の一態様においては、前記道路
データはさらに道路種別情報を有しており、前記第１の
交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索は、前記
道路種別情報を用いてなされることを特徴とする地図デ
ータ処理装置が提供される。
データはさらに道路種別情報を有しており、前記第１の
交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索は、前記
道路種別情報を用いてなされることを特徴とする地図デ
ータ処理装置が提供される。
【００１８】本発明の他の一態様においては、入力装置
及び表示装置を含み、交差点の座標情報と道路属性情報
を有する複数の道路データを含む地図データから所定の
道路データを特定する地図データ処理装置であって、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
前記表示装置と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する座標入力部
と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する最近傍交差点探索部
と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する交差点間最短経路探索部と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する道路編集範囲入力
部と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する到達圏探索
部と、 （ｇ）前記特定された複数の道路データを含む範囲を強
調表示して表示する地図表示部と、 （ｈ）道路属性情報の修正データを取得する道路編集内
容入力部と、 （ｉ）前記特定された複数の道路データの道路属性情報
を前記修正データに基づいて更新する道路情報加工部
と、 をさらに含む地図データ処理システムが提供される。
及び表示装置を含み、交差点の座標情報と道路属性情報
を有する複数の道路データを含む地図データから所定の
道路データを特定する地図データ処理装置であって、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
前記表示装置と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する座標入力部
と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する最近傍交差点探索部
と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する交差点間最短経路探索部と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する道路編集範囲入力
部と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する到達圏探索
部と、 （ｇ）前記特定された複数の道路データを含む範囲を強
調表示して表示する地図表示部と、 （ｈ）道路属性情報の修正データを取得する道路編集内
容入力部と、 （ｉ）前記特定された複数の道路データの道路属性情報
を前記修正データに基づいて更新する道路情報加工部
と、 をさらに含む地図データ処理システムが提供される。
【００１９】本発明の他の一態様においては、前記道路
データはさらに道路種別情報を有しており、前記第１の
交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索は、前記
道路種別情報を用いてなされることを特徴とする地図デ
ータ処理システムが提供される。
データはさらに道路種別情報を有しており、前記第１の
交差点と前記第２の交差点との間の経路の探索は、前記
道路種別情報を用いてなされることを特徴とする地図デ
ータ処理システムが提供される。
【００２０】本発明の他の一態様においては、交差点の
座標情報と道路属性情報を有する複数の道路データを含
む地図データから所定の道路データを特定するためのソ
フトウエアプロダクトを格納した記録媒体であって、該
ソフトウエアプロダクトは、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
ためのプログラムコードと、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得するためのプログ
ラムコードと、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得するためのプログラムコ
ードと、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定するためのプログラムコードと、 （ｅ）道路選択範囲データを取得するためのプログラム
コードと、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定するためのプロ
グラムコードと、 を含む記憶媒体が提供される。
座標情報と道路属性情報を有する複数の道路データを含
む地図データから所定の道路データを特定するためのソ
フトウエアプロダクトを格納した記録媒体であって、該
ソフトウエアプロダクトは、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
ためのプログラムコードと、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得するためのプログ
ラムコードと、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得するためのプログラムコ
ードと、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定するためのプログラムコードと、 （ｅ）道路選択範囲データを取得するためのプログラム
コードと、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定するためのプロ
グラムコードと、 を含む記憶媒体が提供される。
【００２１】
【実施例】Ａ．ハードウエア構成 図１は、本発明の地図データ編集システム１００を実施
するためのハードウェア構成の概観図である。地図デー
タ編集システム１００は、中央処理装置（ＣＰＵ）１と
メモリ４とを含んでいる。ＣＰＵ１とメモリ４は、バス
２等を介して、補助記憶装置としてのハードディスク装
置１３、３１とを接続してある。フロッピーディスク装
置（またはＭＯ２８、ＣＤ−ＲＯＭ２６、２９等の媒体
駆動装置２６、２８、２９、３０）２０はフロッピーデ
ィスクコントローラ（またはＩＤＥコントローラ２５、
ＳＣＳＩコントローラ２７等の各種コントローラ）１９
を介してバス２へ接続されている。
するためのハードウェア構成の概観図である。地図デー
タ編集システム１００は、中央処理装置（ＣＰＵ）１と
メモリ４とを含んでいる。ＣＰＵ１とメモリ４は、バス
２等を介して、補助記憶装置としてのハードディスク装
置１３、３１とを接続してある。フロッピーディスク装
置（またはＭＯ２８、ＣＤ−ＲＯＭ２６、２９等の媒体
駆動装置２６、２８、２９、３０）２０はフロッピーデ
ィスクコントローラ（またはＩＤＥコントローラ２５、
ＳＣＳＩコントローラ２７等の各種コントローラ）１９
を介してバス２へ接続されている。
【００２２】フロッピーディスク装置（またはＭＯ、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ等の媒体駆動装置２６、２８、２９、３０）
２０には、フロッピーディスク（またはＭＯ、ＣＤ−Ｒ
ＯＭ等の媒体）が挿入され、このフロッピーディスク等
やハードディスク装置１３、ＲＯＭ１４等の記憶媒体に
は、オペレーティング・システムと協働してＣＰＵ等に
命令を与え、本発明を実施するためのコンピュータ・プ
ログラムのコードを記録することができ、メモリ４にロ
ードされることによって実行される。このコンピュータ
・プログラムのコードは圧縮し、または、複数に分割し
て、複数の媒体にまたがって記録することもできる。
Ｄ−ＲＯＭ等の媒体駆動装置２６、２８、２９、３０）
２０には、フロッピーディスク（またはＭＯ、ＣＤ−Ｒ
ＯＭ等の媒体）が挿入され、このフロッピーディスク等
やハードディスク装置１３、ＲＯＭ１４等の記憶媒体に
は、オペレーティング・システムと協働してＣＰＵ等に
命令を与え、本発明を実施するためのコンピュータ・プ
ログラムのコードを記録することができ、メモリ４にロ
ードされることによって実行される。このコンピュータ
・プログラムのコードは圧縮し、または、複数に分割し
て、複数の媒体にまたがって記録することもできる。
【００２３】地図データ編集システム１００は更に、ユ
ーザ・インターフェース・ハードウェアを備えたシステ
ムとすることができ、ユーザ・インターフェース・ハー
ドウェアとしては、例えば、画面位置情報を入力をする
ためのポインティング・デバイス（マウス、ジョイステ
ィック、トラックボール等）７、キー入力をサポートす
るキーボード６や、イメージデータをユーザに提示する
ためのディスプレイ１１、１２がある。また、スピーカ
２３は、オーディオ・コントローラ２１から音声信号
を、アンプ２２を介して受領し、音声として出力する。
ーザ・インターフェース・ハードウェアを備えたシステ
ムとすることができ、ユーザ・インターフェース・ハー
ドウェアとしては、例えば、画面位置情報を入力をする
ためのポインティング・デバイス（マウス、ジョイステ
ィック、トラックボール等）７、キー入力をサポートす
るキーボード６や、イメージデータをユーザに提示する
ためのディスプレイ１１、１２がある。また、スピーカ
２３は、オーディオ・コントローラ２１から音声信号
を、アンプ２２を介して受領し、音声として出力する。
【００２４】この地図データ編集システム１００は、シ
リアルポート１５およびモデムまたは、トークンリング
等の通信アダプタ１８等を介して、他のコンピュータや
通信衛星等と通信を行うことができる。
リアルポート１５およびモデムまたは、トークンリング
等の通信アダプタ１８等を介して、他のコンピュータや
通信衛星等と通信を行うことができる。
【００２５】本発明は、通常のパーソナルコンピュータ
（ＰＣ）やワークステーション、テレビやＦＡＸ等の各
種家電製品に組み込まれたコンピュータ、車両や航空機
等に搭載されるコンピュータ（カーナビゲーション・シ
ステム等）又はこれらの組合せによって実施可能であ
る。ただし、これらの構成要素は例示であり、その全て
の構成成要素が本発明の必須の構成要素となるわけでは
ない。特に、本発明は、地図データの特定や編集に関す
るものであるため、パラレルポート１６、シリアルポー
ト１５等の構成要素は本発明の一態様においては必須の
ものではない。
（ＰＣ）やワークステーション、テレビやＦＡＸ等の各
種家電製品に組み込まれたコンピュータ、車両や航空機
等に搭載されるコンピュータ（カーナビゲーション・シ
ステム等）又はこれらの組合せによって実施可能であ
る。ただし、これらの構成要素は例示であり、その全て
の構成成要素が本発明の必須の構成要素となるわけでは
ない。特に、本発明は、地図データの特定や編集に関す
るものであるため、パラレルポート１６、シリアルポー
ト１５等の構成要素は本発明の一態様においては必須の
ものではない。
【００２６】地図データ編集システム１００のオペレー
ティング・システムとしては、ＷｉｎｄｏｗｓＮＴ（マ
イクロソフトの商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ９ｘ（マイクロ
ソフトの商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ３．ｘ（マイクロソフ
トの商標）、ＯＳ／２（ＩＢＭの商標）、ＭａｃＯＳ
（Ａｐｐｌｅ社の商標）、Ｌｉｎｕｘ（Ｌｉｎｕｓ Ｔ
ｏｒｖｌｄｓの商標）、ＡＩＸ（ＩＢＭの商標）上のＸ
−ＷＩＮＤＯＷシステム（ＭＩＴの商標）などの、標準
でＧＵＩマルチウインドウ環境をサポートするものや、
ＰＣ−ＤＯＳ（ＩＢＭの商標）、ＭＳ−ＤＯＳ（マイク
ロソフトの商標）などのキャラクタ・ベース環境のも
の、さらにはＯＳ／Ｏｐｅｎ（ＩＢＭの商標）、ＶｘＷ
ｏｒｋｓ（Ｗｉｎｄ Ｒｉｖｅｒ Ｓｙｓｔｅｍｓ，
Ｉｎｃ．の商標）等のリアルタイムＯＳ、ＪａｖａＯＳ
等のネットワークコンピュータに組み込まれたＯＳでも
実現可能であり、特定のオペレーティング・システム環
境に限定されるものではない。
ティング・システムとしては、ＷｉｎｄｏｗｓＮＴ（マ
イクロソフトの商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ９ｘ（マイクロ
ソフトの商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ３．ｘ（マイクロソフ
トの商標）、ＯＳ／２（ＩＢＭの商標）、ＭａｃＯＳ
（Ａｐｐｌｅ社の商標）、Ｌｉｎｕｘ（Ｌｉｎｕｓ Ｔ
ｏｒｖｌｄｓの商標）、ＡＩＸ（ＩＢＭの商標）上のＸ
−ＷＩＮＤＯＷシステム（ＭＩＴの商標）などの、標準
でＧＵＩマルチウインドウ環境をサポートするものや、
ＰＣ−ＤＯＳ（ＩＢＭの商標）、ＭＳ−ＤＯＳ（マイク
ロソフトの商標）などのキャラクタ・ベース環境のも
の、さらにはＯＳ／Ｏｐｅｎ（ＩＢＭの商標）、ＶｘＷ
ｏｒｋｓ（Ｗｉｎｄ Ｒｉｖｅｒ Ｓｙｓｔｅｍｓ，
Ｉｎｃ．の商標）等のリアルタイムＯＳ、ＪａｖａＯＳ
等のネットワークコンピュータに組み込まれたＯＳでも
実現可能であり、特定のオペレーティング・システム環
境に限定されるものではない。
【００２７】Ｂ．システム構成 図２は、本発明の好適な実施例における地図データ編集
システムの処理要素を示す機能ブロック図である。本発
明の好適な実施例における地図データ編集システム１０
０は、主にデータ部１１０、編集範囲選択部１２０、入
出力部１４０から成る。
システムの処理要素を示す機能ブロック図である。本発
明の好適な実施例における地図データ編集システム１０
０は、主にデータ部１１０、編集範囲選択部１２０、入
出力部１４０から成る。
【００２８】データ部１１０には、地図データ１１１が
格納されている。本発明の好適な実施例における地図デ
ータ１１１は、交差点間を結ぶ道路データを含んでお
り、その道路情報は、始点の交差点の座標、終点の交差
点の座標、交差点間の道路の距離、速度、道路種別等の
情報を有している。
格納されている。本発明の好適な実施例における地図デ
ータ１１１は、交差点間を結ぶ道路データを含んでお
り、その道路情報は、始点の交差点の座標、終点の交差
点の座標、交差点間の道路の距離、速度、道路種別等の
情報を有している。
【００２９】この一方、編集範囲選択部１２０は、最近
傍交差点探索部１２１、交差点間最短経路探索部１２
３、到達圏探索部１２５、道路種別選択部１２７、道路
情報加工部１２９、選択範囲表示部１３１を備えてい
る。
傍交差点探索部１２１、交差点間最短経路探索部１２
３、到達圏探索部１２５、道路種別選択部１２７、道路
情報加工部１２９、選択範囲表示部１３１を備えてい
る。
【００３０】最近傍交差点探索部１２１は、入力装置等
によって指定された座標に最も近い交差点を探索する。
特定された２つの交差点間の最短経路を探索する。到達
圏探索部１２５は、交差点間最短経路探索部１２３によ
って探索された道路区間に含まれる交差点に所定範囲で
接続する範囲を探索する。道路種別選択部１２７は、所
定の道路種別情報を有する道路データを特定する。道路
情報加工部１２９は、入力された修正データに基づき、
道路データの道路属性情報を更新する。選択範囲表示部
１３１は、到達圏探索部１２５によって特定された範囲
を表示画面上に表示する。
によって指定された座標に最も近い交差点を探索する。
特定された２つの交差点間の最短経路を探索する。到達
圏探索部１２５は、交差点間最短経路探索部１２３によ
って探索された道路区間に含まれる交差点に所定範囲で
接続する範囲を探索する。道路種別選択部１２７は、所
定の道路種別情報を有する道路データを特定する。道路
情報加工部１２９は、入力された修正データに基づき、
道路データの道路属性情報を更新する。選択範囲表示部
１３１は、到達圏探索部１２５によって特定された範囲
を表示画面上に表示する。
【００３１】入出力部１４０は、座標入力部１４１、道
路種別選択入力部１４３、道路編集範囲入力部１４５、
道路編集内容入力部１４７を備えている。座標入力部１
４１は、所定区間の始点、終点、中継点等を特定する座
標値を入力する。マウスポインタ、タッチパネル等のポ
インティングデバイスから入力された座標データを受け
付けることや、通信衛星等と接続する通信装置から始
点、終点、中継点の交差点情報を取得したり、所定区間
に含まれる全ての交差点のセットを取得することもでき
る。後者の場合においては、最近傍交差点探索部１２１
と交差点間最短経路探索部１２３の構成要素は不要とな
る。
路種別選択入力部１４３、道路編集範囲入力部１４５、
道路編集内容入力部１４７を備えている。座標入力部１
４１は、所定区間の始点、終点、中継点等を特定する座
標値を入力する。マウスポインタ、タッチパネル等のポ
インティングデバイスから入力された座標データを受け
付けることや、通信衛星等と接続する通信装置から始
点、終点、中継点の交差点情報を取得したり、所定区間
に含まれる全ての交差点のセットを取得することもでき
る。後者の場合においては、最近傍交差点探索部１２１
と交差点間最短経路探索部１２３の構成要素は不要とな
る。
【００３２】道路種別選択入力部１４３は、道路種別の
選択するための入力を可能にする。ここで入力された道
路種別に該当する道路区間が編集対象道路区間または、
編集範囲道路区間として選択されるようになる。道路編
集範囲入力部１４５は、道路編集範囲データの入力を可
能にする。道路編集範囲データには、編集対象道路区間
から何ｍ、または何秒（何分）といった形式で設定する
ことができる。道路編集内容入力部１４７は、道路属性
情報の修正データの内容の入力を可能にする。
選択するための入力を可能にする。ここで入力された道
路種別に該当する道路区間が編集対象道路区間または、
編集範囲道路区間として選択されるようになる。道路編
集範囲入力部１４５は、道路編集範囲データの入力を可
能にする。道路編集範囲データには、編集対象道路区間
から何ｍ、または何秒（何分）といった形式で設定する
ことができる。道路編集内容入力部１４７は、道路属性
情報の修正データの内容の入力を可能にする。
【００３３】Ｃ．処理手順 本発明の処理手順を図３に示すフローチャートを用いて
説明する。
説明する。
【００３４】まず、表示装置上に所定範囲に存在する地
図データ（道路データ）を表示する（ステップ４０
３）。図４は、このときの地図表示部によって生成され
る画像情報の概念図を示すものである。そして、地図上
の座標の入力を受け付ける（ステップ４０５）この例に
おいては、ユーザは、マウス等のポインティングデバイ
スを用いて所定の座標の入力を行なっている。
図データ（道路データ）を表示する（ステップ４０
３）。図４は、このときの地図表示部によって生成され
る画像情報の概念図を示すものである。そして、地図上
の座標の入力を受け付ける（ステップ４０５）この例に
おいては、ユーザは、マウス等のポインティングデバイ
スを用いて所定の座標の入力を行なっている。
【００３５】これに応答して、地図データ編集システム
の最近傍交差点探索部１２１は、入力された座標値に最
も近い交差点を探索する（ステップ４０７）そして、ス
テップ４０５、４０７を繰り返し、始点、中継点、終点
の交差点を得る（ステップ４０９）。図５は、始点、中
継点、終点の交差点を得たときの地図表示部によって生
成される画像情報の概念図を示すものである。選択され
た交差点は選択されたことが判るように強調表示が行わ
れる。
の最近傍交差点探索部１２１は、入力された座標値に最
も近い交差点を探索する（ステップ４０７）そして、ス
テップ４０５、４０７を繰り返し、始点、中継点、終点
の交差点を得る（ステップ４０９）。図５は、始点、中
継点、終点の交差点を得たときの地図表示部によって生
成される画像情報の概念図を示すものである。選択され
た交差点は選択されたことが判るように強調表示が行わ
れる。
【００３６】始点、中継点、終点の交差点の入力が終了
すると、オペレータは、道路種別の入力、道路選択範囲
の入力、道路編集内容の入力を行なう（ステップ４１１
〜４１５）。本発明の好適な実施例においては、地図デ
ータ部に道路の属性等の付加情報がある場合にはその道
路属性を道路種別選択入力部より受け取り以降の最短経
路の探索、修正対象道路の選択において用いている。ま
た、修正対象となる道路の範囲を道路選択範囲入力部よ
り入力し、入力する値は編集対象道路区間から連結され
ている道路の周辺道路を選択する際に使われ、主道路か
らの距離での到達範囲、または時間での到達範囲等で指
定する。そして、修正対象となる主道路および周辺道路
に対する速度、混雑度といった道路属性の編集内容を道
路編集内容入力部より入力する。
すると、オペレータは、道路種別の入力、道路選択範囲
の入力、道路編集内容の入力を行なう（ステップ４１１
〜４１５）。本発明の好適な実施例においては、地図デ
ータ部に道路の属性等の付加情報がある場合にはその道
路属性を道路種別選択入力部より受け取り以降の最短経
路の探索、修正対象道路の選択において用いている。ま
た、修正対象となる道路の範囲を道路選択範囲入力部よ
り入力し、入力する値は編集対象道路区間から連結され
ている道路の周辺道路を選択する際に使われ、主道路か
らの距離での到達範囲、または時間での到達範囲等で指
定する。そして、修正対象となる主道路および周辺道路
に対する速度、混雑度といった道路属性の編集内容を道
路編集内容入力部より入力する。
【００３７】なお、本発明の好適な実施例においては、
道路種別のデフォルトは、「一般幹線道路」、道路選択
範囲のデフォルトは、「５００ｍ」、道路編集内容のデ
フォルトは、「道路速度の３０％低下」となっている。
また、道路種別は、「一般幹線道路」の他、「高速道
路」、「一般非幹線道路」、「隘路」等の種別がある。
道路選択範囲を０ｍとすることにより、編集対象道路区
間のみを指定することもできる。
道路種別のデフォルトは、「一般幹線道路」、道路選択
範囲のデフォルトは、「５００ｍ」、道路編集内容のデ
フォルトは、「道路速度の３０％低下」となっている。
また、道路種別は、「一般幹線道路」の他、「高速道
路」、「一般非幹線道路」、「隘路」等の種別がある。
道路選択範囲を０ｍとすることにより、編集対象道路区
間のみを指定することもできる。
【００３８】そして、道路種別の入力、道路選択範囲の
入力、道路編集内容の入力の終了後に、ステップ４０
５、４０７において指定された交差点間の最短経路探索
がなされる（ステップ４１７）。本発明の好適な実施例
においては、道路種別の入力、道路選択範囲の入力、道
路編集内容の入力等の入力作業の終了後に、最短経路探
索を行なっているが、ステップ４０５、４０７において
交差点が指定された際に随時交差点間の最短経路探索を
行ない、道路種別の入力、道路選択範囲の入力、道路編
集内容の入力等の入力作業により表示状態の変更や最短
経路の再計算を行なってもよい。
入力、道路編集内容の入力の終了後に、ステップ４０
５、４０７において指定された交差点間の最短経路探索
がなされる（ステップ４１７）。本発明の好適な実施例
においては、道路種別の入力、道路選択範囲の入力、道
路編集内容の入力等の入力作業の終了後に、最短経路探
索を行なっているが、ステップ４０５、４０７において
交差点が指定された際に随時交差点間の最短経路探索を
行ない、道路種別の入力、道路選択範囲の入力、道路編
集内容の入力等の入力作業により表示状態の変更や最短
経路の再計算を行なってもよい。
【００３９】この状態において、図６のように交差点間
最短経路探索部１２３は、指定された複数の交差点をそ
の順番に通過する道路のうち距離または時間が最短とな
る経路をダイクストラ法などの方法を用い探索し、決定
する。これにより指定された交差点を通る最短経路が経
由する全ての交差点が得られる。
最短経路探索部１２３は、指定された複数の交差点をそ
の順番に通過する道路のうち距離または時間が最短とな
る経路をダイクストラ法などの方法を用い探索し、決定
する。これにより指定された交差点を通る最短経路が経
由する全ての交差点が得られる。
【００４０】なお、編集対象道路区間の複数の交差点を
指定する方式ではなく、多角形で囲いこんだ地図上の範
囲を指定編集対象として指定する方式も考えられるが、
多角形で囲いこむ方法では高速道路に下をくぐる一般幹
線道路を編集対象として特定したい場合に、高速道路も
編集対象として指定されてしまうという問題が発生す
る。また、交差点間を結ぶ道路区間を一つひとつ指定す
るといった方法では入力作業が非常に繁雑になるという
問題が発生する。
指定する方式ではなく、多角形で囲いこんだ地図上の範
囲を指定編集対象として指定する方式も考えられるが、
多角形で囲いこむ方法では高速道路に下をくぐる一般幹
線道路を編集対象として特定したい場合に、高速道路も
編集対象として指定されてしまうという問題が発生す
る。また、交差点間を結ぶ道路区間を一つひとつ指定す
るといった方法では入力作業が非常に繁雑になるという
問題が発生する。
【００４１】最短経路の探索が終了すると、次にステッ
プ４１３において指定された範囲での到達可能な道路の
探索が行われる（ステップ４１９）。具体的には、ステ
ップ４１７で探索された編集対象道路区間に含まれる全
ての交差点より指定範囲内で到達可能な道路がダイクス
トラ法等により探索される。ステップ４１７で探索され
た編集対象道路区間のみに速度を遅く設定する等の編集
を行なうと、修正した区間を避けたわき道が新たな行程
となる場合が多く、他の幹線道路による迂回をうまく計
算することができない。また、混んでいる幹線道路の周
辺のわき道も混んでいるのが通例であり、隣接する道路
も同時に修正したい場合が多いといった問題を解決する
ことができる。
プ４１３において指定された範囲での到達可能な道路の
探索が行われる（ステップ４１９）。具体的には、ステ
ップ４１７で探索された編集対象道路区間に含まれる全
ての交差点より指定範囲内で到達可能な道路がダイクス
トラ法等により探索される。ステップ４１７で探索され
た編集対象道路区間のみに速度を遅く設定する等の編集
を行なうと、修正した区間を避けたわき道が新たな行程
となる場合が多く、他の幹線道路による迂回をうまく計
算することができない。また、混んでいる幹線道路の周
辺のわき道も混んでいるのが通例であり、隣接する道路
も同時に修正したい場合が多いといった問題を解決する
ことができる。
【００４２】そして、ステップ４１９の探索の結果編集
対象範囲道路が選択される（ステップ４２１）図７は、
編集対象範囲道路が選択された状態を示している。この
編集対象範囲道路の道路属性情報が更新される（ステッ
プ４２３）。この更新情報には、速度の変更、道路の閉
鎖等がある。
対象範囲道路が選択される（ステップ４２１）図７は、
編集対象範囲道路が選択された状態を示している。この
編集対象範囲道路の道路属性情報が更新される（ステッ
プ４２３）。この更新情報には、速度の変更、道路の閉
鎖等がある。
【００４３】その後、ステップ４０５、４０７で指定さ
れた交差点、ステップ４１７で決定された編集対象道路
区間、ステップ４２１で選択された編集範囲周辺道路を
識別できるうように、図８に示すように、周辺道路の色
を変える、または、表示線の幅を変える、または、全て
の編集対象の道路とその交差点を含む多角形で囲む。ま
たその多角形を面積最小となる凸多角形で囲む、また
は、編集対象となった道路とそうでない道路の境目の交
差点を多角形で囲むといった方法で地図表示部上に強調
表示する。
れた交差点、ステップ４１７で決定された編集対象道路
区間、ステップ４２１で選択された編集範囲周辺道路を
識別できるうように、図８に示すように、周辺道路の色
を変える、または、表示線の幅を変える、または、全て
の編集対象の道路とその交差点を含む多角形で囲む。ま
たその多角形を面積最小となる凸多角形で囲む、また
は、編集対象となった道路とそうでない道路の境目の交
差点を多角形で囲むといった方法で地図表示部上に強調
表示する。
【００４４】そして、編集された結果に基づき、公知の
ナビゲーションシステムの入力情報となり、最速経路の
誘導等に使用される。編集された道路属性情報は、必用
であればこれらの編集後の地図データを地図データ部に
保管する（ステップ４２７）。
ナビゲーションシステムの入力情報となり、最速経路の
誘導等に使用される。編集された道路属性情報は、必用
であればこれらの編集後の地図データを地図データ部に
保管する（ステップ４２７）。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
地図上の行程を指定する複数の交差点と、変更情報を入
力することにより所望の区間、または、所望の区間とそ
の所定範囲にある道路区間を特定し、所望の道路属性情
報の変更を行なうことができる。
地図上の行程を指定する複数の交差点と、変更情報を入
力することにより所望の区間、または、所望の区間とそ
の所定範囲にある道路区間を特定し、所望の道路属性情
報の変更を行なうことができる。
【００４６】
【図１】 本発明の地図データ編集装置のハードウェア
構成の一実施例を示すブロック図である。
構成の一実施例を示すブロック図である。
【図２】 本発明の好適な実施例における地図データ編
集システムの処理要素のブロック図である。
集システムの処理要素のブロック図である。
【図３】 本発明の好適な実施例における処理手順を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図４】 本発明の好適な実施例における地図データの
編集される状態を示す概念図である。
編集される状態を示す概念図である。
【図５】 本発明の好適な実施例における地図データの
編集される状態を示す概念図である。
編集される状態を示す概念図である。
【図６】 本発明の好適な実施例における地図データの
編集される状態を示す概念図である。
編集される状態を示す概念図である。
【図７】 本発明の好適な実施例における地図データの
編集される状態を示す概念図である。
編集される状態を示す概念図である。
【図８】 本発明の好適な実施例における地図データの
編集される状態を示す概念図である。
編集される状態を示す概念図である。
１００ 地図データ編集システム １１０ データ部 １１１ 地図データ格納部 １２０ 編集範囲選択部 １２１ 最近傍交差点探索部 １２３ 交差点間最短経路探索部 １２５ 到達圏探索部 １２７ 道路種別選択部 １２９ 道路情報加工部 １３１ 選択範囲表示部 １４０ 入出力部 １４１ 座標入力部 １４３ 道路種別選択入力部 １４５ 道路編集範囲入力部 １４７ 道路編集内容入力部 １４９ 地図表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米澤 隆 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 特開 平８−202729（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−103996（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−44791（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−285625（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01C 21/00 G06F 17/30 G08G 1/00 - 1/137 G09B 29/00 - 29/10
Claims (12)
- 【請求項１】交差点の座標情報と道路属性情報を有する
複数の道路データを含む地図データから所定の道路デー
タを特定する方法であって、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
段階と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する段階と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する段階と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する段階と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する段階と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する段階と、 を含む道路データの処理方法。 - 【請求項２】前記特定された複数の道路データを含む範
囲を強調表示することを特徴とする請求項１に記載の方
法。 - 【請求項３】前記第１の交差点と前記第２の交差点との
間の経路の探索と前記道路選択範囲データで特定される
複数の道路データの探索は、ダイクストラ法によってな
されることを特徴とする請求項１または２に記載の方
法。 - 【請求項４】前記道路データはさらに道路種別情報を有
しており、前記第１の交差点と前記第２の交差点との間
の経路の探索は、前記道路種別情報を用いてなされるこ
とを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項５】（ｇ）道路属性情報の修正データを取得す
る段階と、 （ｈ）前記特定された複数の道路データの道路属性情報
を前記修正データに基づいて更新する段階と、 をさらに含むことを特徴とする請求項１乃至４のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項６】入力装置及び表示装置を含み、交差点の座
標情報と道路属性情報を有する複数の道路データを含む
地図データから所定の道路データを特定する地図データ
処理装置であって、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
前記表示装置と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する座標入力部
と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する最近傍交差点探索部
と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する交差点間最短経路探索部と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する道路編集範囲入力
部と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する到達圏探索
部と、 を含む地図データ処理装置。 - 【請求項７】道路属性情報の修正データを取得する道路
編集内容入力部と、 前記特定された複数の道路データの道路属性情報を前記
修正データに基づいて更新する道路情報加工部と、 前記特定された複数の道路データを含む範囲を強調表示
して表示する地図表示部をさらに含むことを特徴とする
請求項６に記載の方法。 - 【請求項８】前記第１の交差点と前記第２の交差点との
間の経路の探索と前記道路選択範囲データで特定される
複数の道路データの探索は、ダイクストラ法によってな
されることを特徴とする請求項６または７に記載の方
法。 - 【請求項９】前記道路データはさらに道路種別情報を有
しており、前記第１の交差点と前記第２の交差点との間
の経路の探索は、前記道路種別情報を用いてなされるこ
とを特徴とする請求項６乃至８のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項１０】入力装置及び表示装置を含み、交差点の
座標情報と道路属性情報を有する複数の道路データを含
む地図データから所定の道路データを特定する地図デー
タ処理装置であって、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
前記表示装置と、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得する座標入力部
と、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得する最近傍交差点探索部
と、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定する交差点間最短経路探索部と、 （ｅ）道路選択範囲データを取得する道路編集範囲入力
部と、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定する到達圏探索
部と、 （ｇ）前記特定された複数の道路データを含む範囲を強
調表示して表示する地図表示部と、 （ｈ）道路属性情報の修正データを取得する道路編集内
容入力部と、 （ｉ）前記特定された複数の道路データの道路属性情報
を前記修正データに基づいて更新する道路情報加工部
と、 をさらに含む地図データ処理システム。 - 【請求項１１】前記道路データはさらに道路種別情報を
有しており、前記第１の交差点と前記第２の交差点との
間の経路の探索は、前記道路種別情報を用いてなされる
ことを特徴とする請求項１０に記載の地図データ処理シ
ステム。 - 【請求項１２】交差点の座標情報と道路属性情報を有す
る複数の道路データを含む地図データから所定の道路デ
ータを特定するためのソフトウエアプロダクトを格納し
た記録媒体であって、 該ソフトウエアプロダクトは、 （ａ）所定範囲に位置する複数の道路データを表示する
ためのプログラムコードと、 （ｂ）第１及び第２の座標入力を取得するためのプログ
ラムコードと、 （ｃ）前記第１及び第２の座標入力に対応する第１及び
第２の交差点の座標情報を取得するためのプログラムコ
ードと、 （ｄ）前記第１の交差点と前記第２の交差点との間の経
路を探索することにより、該経路上に存在する複数の交
差点を特定するためのプログラムコードと、 （ｅ）道路選択範囲データを取得するためのプログラム
コードと、 （ｆ）前記複数の交差点の座標に対し前記道路選択範囲
データによって特定される範囲内にある複数の交差点を
探索し、前期特定される範囲内にある複数の交差点の座
標情報を有する複数の道路データを特定するためのプロ
グラムコードと、 を含む記憶媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27664599A JP3234823B2 (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 道路データの処理方法、地図データ処理装置、地図データ処理システム、道路データを処理するためのソフトウエア・プロダクトを格納した記憶媒体 |
| US09/672,259 US6311125B1 (en) | 1999-09-29 | 2000-09-28 | Road selecting and editing using shortest path tree |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27664599A JP3234823B2 (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 道路データの処理方法、地図データ処理装置、地図データ処理システム、道路データを処理するためのソフトウエア・プロダクトを格納した記憶媒体 |
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|---|---|
| JP2001116571A JP2001116571A (ja) | 2001-04-27 |
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Family
ID=17572345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27664599A Expired - Fee Related JP3234823B2 (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 道路データの処理方法、地図データ処理装置、地図データ処理システム、道路データを処理するためのソフトウエア・プロダクトを格納した記憶媒体 |
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|---|---|
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| JP (1) | JP3234823B2 (ja) |
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