JP3234661U - 水道蛇口のハンドルカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】感染防止のため、水道蛇口のハンドルに嵌って取付けられる水道蛇口のハンドルカバーを提供する。
【解決手段】ハンドル1は3つの凸部6a、6b、6cを外方向へ突出するヒトデ型を有し、ハンドルカバー2は樹脂製であって上記ハンドルより一回り大きく、抗菌・抗ウイルス処理が施され、そして下側に凹部7を設けてハンドルに被せて嵌ることが出来、ハンドルカバーがハンドルに嵌って取付けた場合にはツメがハンドルの下面に係止することが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】ハンドル1は3つの凸部6a、6b、6cを外方向へ突出するヒトデ型を有し、ハンドルカバー2は樹脂製であって上記ハンドルより一回り大きく、抗菌・抗ウイルス処理が施され、そして下側に凹部7を設けてハンドルに被せて嵌ることが出来、ハンドルカバーがハンドルに嵌って取付けた場合にはツメがハンドルの下面に係止することが出来る。
【選択図】図1
Description
本考案は、水道水を蛇口から出す際に回転操作するハンドルに取付けられるカバーに関するものである。
水道水は、水源と成る河川、湖、又は地下水などから水道管を流れ、各家庭や多くの色々な施設に設けている蛇口から流れ出るように成っている。そこで、蛇口には必要に時に水を流したり、止水したりすることが出来るようにハンドルやレバーが設けられ、これらハンドルやレバーを操作することで水の流れをコントロールしている。
蛇口本体にはスピンドルが取付けられていて、流れ出る水量の調節を行い、該スピンドルの位置が変化することで流出水量を増やしたり、止水することが出来る。
ところで、蛇口から水を流し出す場合には、ハンドルやレバーを操作し、止水する際にもハンドルやレバーを操作しなくてはならない。
近年では、手を蛇口に近づけることでセンサーが感知して水が流出し、手を遠ざけることで止水することが出来るように構成している蛇口も知られている。
ところで、蛇口から水を流し出す場合には、ハンドルやレバーを操作し、止水する際にもハンドルやレバーを操作しなくてはならない。
近年では、手を蛇口に近づけることでセンサーが感知して水が流出し、手を遠ざけることで止水することが出来るように構成している蛇口も知られている。
学校や公共施設に設けている水道蛇口には多くの不特定多数の人が接触して水を使うことは出来るが、その為に衛生面では問題がある。
すなわち、水道の蛇口ハンドルに先に使った人の手から細菌やウイルスが付着する場合、後に使う人は細菌やウイルスが付着したハンドルに触ることになる。
細菌やウイルスにも色々あるが、最近流行しているコロナウイルスであれば、水道の蛇口ハンドルを介して他人に感染するリスクは大きい。
すなわち、水道の蛇口ハンドルに先に使った人の手から細菌やウイルスが付着する場合、後に使う人は細菌やウイルスが付着したハンドルに触ることになる。
細菌やウイルスにも色々あるが、最近流行しているコロナウイルスであれば、水道の蛇口ハンドルを介して他人に感染するリスクは大きい。
今日のように、感染力の強いコロナウイルスが流行している環境下において水道水を使う場合には、ハンドルを操作して水を流し、同時に洗剤で手を洗うことで付着している細菌やウイルスは除去される。しかし、洗った手で再びハンドルを操作しなくてはならず、該ハンドルに付着している細菌やウイルスが手に付着してしまう。
このように水道蛇口には上記のような問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、蛇口のハンドルに細菌やウイルスが付着しても直ちに死滅するように、抗菌・抗ウイルス処理を施したハンドルカバーを提供する。
すなわち、ハンドルカバーをハンドルに被せて取付け、該ハンドルに直接触れないように操作することが出来るハンドルカバーである。
すなわち、ハンドルカバーをハンドルに被せて取付け、該ハンドルに直接触れないように操作することが出来るハンドルカバーである。
本考案が対象とするハンドルは、中心から外方向へ突出する3つの凸部を有すヒトデ型をなし、最も基本的な形態である。このハンドルを回して緩めるならば水圧の作用でスピンドルが上昇して水が流れ、逆に締めるならばスピンドルは降下して水の流出は阻止される。
ハンドルは金属製であり、ハンドルカバーは該ハンドルの上側から押圧して取付けられる。
ハンドルは金属製であり、ハンドルカバーは該ハンドルの上側から押圧して取付けられる。
ハンドルカバーは樹脂製であって、ハンドルより一回り大きなヒトデ型を成し、下側は開口して凹部を形成している。したがって、開口した凹部にハンドルが嵌められ、またハンドルの中心上部に設けているハンドルビスが嵌るように、ハンドルカバーの凹部には中央凹部を有している。
ところで、ハンドルに被さって嵌ったハンドルカバーが外れないようにツメを設け、該ツメはハンドルの下面に係止して取付けられる。
ところで、ハンドルに被さって嵌ったハンドルカバーが外れないようにツメを設け、該ツメはハンドルの下面に係止して取付けられる。
そして、上記ハンドルカバーには抗菌・抗ウイルス機能を備えた処理が施されている。例えば、抗菌・抗ウイルス機能成分を含有した材料を含んで成形することが出来る。又は、抗菌・抗ウイルス機能成分を含有した塗料を塗布する場合もあり、具体的な処理手段は限定しない。
本考案に係るハンドルカバーは抗菌・抗ウイルス機能が備わっていて、水道蛇口のハンドルに取付けられる。従って、水道水を使う場合にハンドルを操作して水を出し、また止水した際にハンドルに付着する細菌やウイルスは死滅してしまう。したがって、水道の蛇口ハンドルを介して細菌やウイルスが感染することはない。
そして、本考案のハンドルカバーは樹脂製であって、ハンドルに簡単に取付けることが出来る。
そして、本考案のハンドルカバーは樹脂製であって、ハンドルに簡単に取付けることが出来る。
また、凸部先端に設けているツメがハンドル下面に係止することで、外れることはなく安定し、ハンドルと一体化して組み付けられる。
本考案の樹脂製のハンドルカバーは安く製作できるために、学校の洗面所やトイレなど、無数に近いほど存在している水道蛇口のハンドルに多くの費用をかけることなく取付けることが出来、感染防止に大きな効果がある。
本考案の樹脂製のハンドルカバーは安く製作できるために、学校の洗面所やトイレなど、無数に近いほど存在している水道蛇口のハンドルに多くの費用をかけることなく取付けることが出来、感染防止に大きな効果がある。
図1は水道蛇口のハンドルに取付ける前のハンドルカバーを表している。(a)は下面側が見える状態のハンドルカバー、(b)は上面側が見える状態のハンドルカバーを示している。
同図において、1はハンドル、2はハンドルカバー、3はハンドルビス、4は蛇口スパウト、5は蛇口本体をそれぞれ表している。
同図において、1はハンドル、2はハンドルカバー、3はハンドルビス、4は蛇口スパウト、5は蛇口本体をそれぞれ表している。
上記蛇口スパウト4は蛇口本体5に取付けられ、ハンドル1を回して緩めるならば蛇口スパウト4から水が流出し、逆にハンドル1を回して締めるならば止水することが出来る。
蛇口本体5の内部にはスピンドルが配置され、ハンドル1を回して緩めるならば、スピンドルは水圧の作用で上昇して水が流れ、ハンドル1を締めるならばスピンドルは降下して止水する。
蛇口本体5の内部にはスピンドルが配置され、ハンドル1を回して緩めるならば、スピンドルは水圧の作用で上昇して水が流れ、ハンドル1を締めるならばスピンドルは降下して止水する。
ところで、蛇口本体5に取付けられる上記ハンドル1は外方向へ突出する3つの凸部6a,6b,6cを有すヒトデ型を成し、該ハンドル1は中央に設けているハンドルビス3にて固定されている。
このハンドル1にハンドルカバー2が取付けられ、その為にハンドルカバー2の下側は開口して凹部7を有している。凹部7には上記ハンドル1が嵌ることが出来るように一回り大きなヒトデ型をしている。
このハンドル1にハンドルカバー2が取付けられ、その為にハンドルカバー2の下側は開口して凹部7を有している。凹部7には上記ハンドル1が嵌ることが出来るように一回り大きなヒトデ型をしている。
ハンドルカバー2の凹部7はヒトデ型を成し、一回り小さいハンドル1が嵌ることが出来る。そして、凹部7には3つの凸部6a,6b,6cが嵌ると共に、中央にはハンドルヒス3が嵌合する中央凹部も形成されている。
図2はハンドルカバー2を取付けた場合のハンドル1を表している。ここで、ハンドル1に取付けたハンドルカバー2が外れないように、該ハンドルカバー2にはツメ9a,9b,9cが設けられている。
図2はハンドルカバー2を取付けた場合のハンドル1を表している。ここで、ハンドル1に取付けたハンドルカバー2が外れないように、該ハンドルカバー2にはツメ9a,9b,9cが設けられている。
図3はハンドルカバー2に設けた凸部8aの下側先端に設けたツメ9aを表している。該ツメ9aは下面10に設けられて内側へ延びている。
ハンドル1の上方からハンドルカバー2を押圧することで凹部7に嵌るが、樹脂製のハンドルカバー2は弾性変形してツメ9aはハンドル1の下面11に係止することが出来る。3か所に設けたツメ9a,9b,9cがハンドル1の下面11に係止することでハンドルカバー2はハンドル1に安定して取付けられる。
ハンドル1の上方からハンドルカバー2を押圧することで凹部7に嵌るが、樹脂製のハンドルカバー2は弾性変形してツメ9aはハンドル1の下面11に係止することが出来る。3か所に設けたツメ9a,9b,9cがハンドル1の下面11に係止することでハンドルカバー2はハンドル1に安定して取付けられる。
図4はハンドル1に嵌って取付けられたハンドルカバー2を表している。このように、ハンドルカバー2はハンドル1に嵌って取付けられると共に、下面10に設けた3つのツメ9a,9b,9cはハンドル下面11に係止することで外れることなく安定する。
また、汚れた際には取り外して新たなハンドルカバー2と交換することが出来る。
また、汚れた際には取り外して新たなハンドルカバー2と交換することが出来る。
ところで、本考案のハンドルカバーに関し、抗ウイルス性効果のテストを行っている。
試験方法 ISO21702:2019
測定方法 プラーク測定法
試験は、 1.インフルエンザウイルス:エンベローブありと、
2.猫カリシウイルス:エンベローブなしの2種類
試験結果 [エンベローブあり]:抗ウイルス活性値は24時間後で2.0以上
[エンベローブなし]:抗ウイルス活性値は24時間後で2.0以上
抗菌・抗ウイルス機能成分を含有した材料を用いて水栓カバーを成形するならば、24時間後であっても抗ウイルス活性値が2.0以上であり、ハンドルカバーからウイルスの感染を防止することが出来る。
試験方法 ISO21702:2019
測定方法 プラーク測定法
試験は、 1.インフルエンザウイルス:エンベローブありと、
2.猫カリシウイルス:エンベローブなしの2種類
試験結果 [エンベローブあり]:抗ウイルス活性値は24時間後で2.0以上
[エンベローブなし]:抗ウイルス活性値は24時間後で2.0以上
抗菌・抗ウイルス機能成分を含有した材料を用いて水栓カバーを成形するならば、24時間後であっても抗ウイルス活性値が2.0以上であり、ハンドルカバーからウイルスの感染を防止することが出来る。
1 ハンドル
2 ハンドルカバー
3 ハンドルヒス
4 蛇口スパウト
5 蛇口本体
6 凸部
7 凹部
8 凸部
9 ツメ
10 下面
11 下面
2 ハンドルカバー
3 ハンドルヒス
4 蛇口スパウト
5 蛇口本体
6 凸部
7 凹部
8 凸部
9 ツメ
10 下面
11 下面
Claims (2)
- 水道蛇口のハンドルに嵌って取付けられるハンドルカバーにおいて、上記ハンドルは3つの凸部を外方向へ突出するヒトデ型を有し、ハンドルカバーは樹脂製であって上記ハンドルより一回り大きくて外方向へ突出する3つの凸部を有すと共に、抗菌・抗ウイルス処理が施され、そして下側に凹部を設けてハンドルに被せて嵌ることが出来る大きさとし、上記凸部の先端部下面には内側へ延びるツメを形成し、ハンドルカバーがハンドルに嵌って取付けた場合には上記ツメがハンドル下面に係止することが出来るようにしたことを特徴とする水道蛇口のハンドルに取付けられるハンドルカバー。
- 上記ハンドルの中央にはハンドルビスが取付けられ、ハンドルカバーの下側に形成される凹部中央には上記ハンドルビスが嵌る形状とした請求項1記載の水道蛇口のハンドルに取付けられるハンドルカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003169U JP3234661U (ja) | 2021-08-17 | 2021-08-17 | 水道蛇口のハンドルカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003169U JP3234661U (ja) | 2021-08-17 | 2021-08-17 | 水道蛇口のハンドルカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3234661U true JP3234661U (ja) | 2021-10-28 |
Family
ID=78118064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021003169U Active JP3234661U (ja) | 2021-08-17 | 2021-08-17 | 水道蛇口のハンドルカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234661U (ja) |
-
2021
- 2021-08-17 JP JP2021003169U patent/JP3234661U/ja active Active
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