JP3234608B2 - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JP3234608B2 JP3234608B2 JP07313691A JP7313691A JP3234608B2 JP 3234608 B2 JP3234608 B2 JP 3234608B2 JP 07313691 A JP07313691 A JP 07313691A JP 7313691 A JP7313691 A JP 7313691A JP 3234608 B2 JP3234608 B2 JP 3234608B2
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- data
- terminal
- clock pulse
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- Communication Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば交通管制システム
における中央制御部等、端末機との間での通信及び通信
データの処理を行うデータ処理装置に関する。
における中央制御部等、端末機との間での通信及び通信
データの処理を行うデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交通管制システムは図7に示すように中
央制御部50と、これに通信回線を介して接続されている
多数の端末機 (信号機、車輌感知機等) 54,54 …からな
る。中央制御部50は制御中枢である中央処理部51、これ
と端末機54,54 …との間のデータ通信の制御をする通信
制御部52、及びこれと端末機54,54 …夫々との間にあっ
て各端末機に対応する通信制御を行う端末対応部53,53
…とからなる。
央制御部50と、これに通信回線を介して接続されている
多数の端末機 (信号機、車輌感知機等) 54,54 …からな
る。中央制御部50は制御中枢である中央処理部51、これ
と端末機54,54 …との間のデータ通信の制御をする通信
制御部52、及びこれと端末機54,54 …夫々との間にあっ
て各端末機に対応する通信制御を行う端末対応部53,53
…とからなる。
【0003】図8は中央制御部50における従来のデータ
通信のタイミングチャートである。中央処理部51は端末
機から受信したデータの処理を行い、次いでこの処理結
果に基づいて端末機54,54 …へ送信すべきデータ作成の
処理を行い、このデータを通信制御部52へ転送する。通
信制御部52は送信対象の端末機54,54 …ごとにデータを
分離し、端末対応部53,53 …へ転送する。端末対応部5
3,53 …は転送されたデータを通信回線を介して端末機5
4,54 …へ送信する。このような一連の制御は中央処理
部51内のタイマにより、受信データ処理が1秒間隔で開
始されるように反復的に実行される。
通信のタイミングチャートである。中央処理部51は端末
機から受信したデータの処理を行い、次いでこの処理結
果に基づいて端末機54,54 …へ送信すべきデータ作成の
処理を行い、このデータを通信制御部52へ転送する。通
信制御部52は送信対象の端末機54,54 …ごとにデータを
分離し、端末対応部53,53 …へ転送する。端末対応部5
3,53 …は転送されたデータを通信回線を介して端末機5
4,54 …へ送信する。このような一連の制御は中央処理
部51内のタイマにより、受信データ処理が1秒間隔で開
始されるように反復的に実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方端末機54,54 …、
特に信号機においては、中央制御部50側からの不正な指
令による不適切な動作を防止し、或いは雑音混入の対策
等を目的として歩進信号(信号機の灯色変更を1段階進
める信号)の受信間隔が0.95秒以内となったときは異常
であるとして安全のために端末機54,54 …側で独自の歩
進を行うようにしてある。前述した中央処理部51で行う
受信データの処理のための時間t1 ,t2は受信データ
量によって変動する。これに対して通信制御部52、端末
対応部53,53 …での所要時間は送信データ長によってさ
ほどの変化は無く、またそのデータ長自体あまり変化し
ない。従って相前後するこの処理時間t1 ,t2 が0.1
秒、0.02秒であったとすると端末機54,54 …でのデータ
受信間隔t0 は0.92秒となり端末機54,54 …側では受信
データによる制御を停止することになる。このために信
号機のオンライン制御が行えないことがまま惹起され
る。
特に信号機においては、中央制御部50側からの不正な指
令による不適切な動作を防止し、或いは雑音混入の対策
等を目的として歩進信号(信号機の灯色変更を1段階進
める信号)の受信間隔が0.95秒以内となったときは異常
であるとして安全のために端末機54,54 …側で独自の歩
進を行うようにしてある。前述した中央処理部51で行う
受信データの処理のための時間t1 ,t2は受信データ
量によって変動する。これに対して通信制御部52、端末
対応部53,53 …での所要時間は送信データ長によってさ
ほどの変化は無く、またそのデータ長自体あまり変化し
ない。従って相前後するこの処理時間t1 ,t2 が0.1
秒、0.02秒であったとすると端末機54,54 …でのデータ
受信間隔t0 は0.92秒となり端末機54,54 …側では受信
データによる制御を停止することになる。このために信
号機のオンライン制御が行えないことがまま惹起され
る。
【0005】これを解消するには受信データ処理の開始
時間の周期を1秒より長時間化すればよいように考えら
れるが、それに伴って端末機54,54 …側での異常判定の
時間長も0.95秒より長くする必要があり、解決にはなら
ない。また中央処理部51の処理能力面から受信データの
処理に0.15秒という比較的長い時間を費やせるとして
も、後続サイクルでの受信データ処理に要する時間が短
い場合との差が0.05秒を超えると端末機54,54 …側での
時間が0.95秒以下となるから、それを回避するために、
受信データ処理に費やす時間を能力一杯にすることがで
きないという不具合がある。本発明は斯かる問題を解決
するためになされたものであり、クロックパルスにより
端末対応部から端末機への送信タイミングを規制する構
成とすることにより、端末機でのデータ受信時間間隔の
ばらつきがなく、交通管制システムに適用する場合は信
号機ののオンライン制御に支障を来すことなく、また中
央処理部の受信データ処理能力を限界まで使用すること
を可能ならしめるデータ処理装置を提供することを目的
とする。
時間の周期を1秒より長時間化すればよいように考えら
れるが、それに伴って端末機54,54 …側での異常判定の
時間長も0.95秒より長くする必要があり、解決にはなら
ない。また中央処理部51の処理能力面から受信データの
処理に0.15秒という比較的長い時間を費やせるとして
も、後続サイクルでの受信データ処理に要する時間が短
い場合との差が0.05秒を超えると端末機54,54 …側での
時間が0.95秒以下となるから、それを回避するために、
受信データ処理に費やす時間を能力一杯にすることがで
きないという不具合がある。本発明は斯かる問題を解決
するためになされたものであり、クロックパルスにより
端末対応部から端末機への送信タイミングを規制する構
成とすることにより、端末機でのデータ受信時間間隔の
ばらつきがなく、交通管制システムに適用する場合は信
号機ののオンライン制御に支障を来すことなく、また中
央処理部の受信データ処理能力を限界まで使用すること
を可能ならしめるデータ処理装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ処理
装置は、端末機から受信したデータを処理した後、端末
機へ送信すべきデータの処理をする中央処理部と、端末
機へ送信すべきデータを対応する端末機へ送信する端末
対応部とを備えるデータ処理装置において、クロックパ
ルス発生回路と、該クロックパルス発生回路が発するク
ロックパルスの前縁に同期して端末機からの受信データ
の処理を開始する手段と、前記クロックパルスの後縁に
同期して端末機へのデータ送信を実行する手段とを具備
することを特徴とする。
装置は、端末機から受信したデータを処理した後、端末
機へ送信すべきデータの処理をする中央処理部と、端末
機へ送信すべきデータを対応する端末機へ送信する端末
対応部とを備えるデータ処理装置において、クロックパ
ルス発生回路と、該クロックパルス発生回路が発するク
ロックパルスの前縁に同期して端末機からの受信データ
の処理を開始する手段と、前記クロックパルスの後縁に
同期して端末機へのデータ送信を実行する手段とを具備
することを特徴とする。
【0007】
【作用】クロックパルスの前縁に同期して中央処理部は
受信データ処理を行い、次いで送信データの処理を行
う。送信データは通信制御部を経て端末対応部へ送られ
るが、端末対応部はクロックパルスの後縁に同期して端
末機へこのデータを送信する。後続サイクルも同様にク
ロックパルスに同期して行われるから端末機での受信タ
イミングの時間間隔はクロックパルスの周期と一致する
ことになる。
受信データ処理を行い、次いで送信データの処理を行
う。送信データは通信制御部を経て端末対応部へ送られ
るが、端末対応部はクロックパルスの後縁に同期して端
末機へこのデータを送信する。後続サイクルも同様にク
ロックパルスに同期して行われるから端末機での受信タ
イミングの時間間隔はクロックパルスの周期と一致する
ことになる。
【0008】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明のデータ処理装置と、これを
接続すべき端末機とを示すブロック図である。このデー
タ処理装置は交通管制システムに用いる場合は図8に示
す中央制御部として用いられるものであり、従来装置同
様に中央処理部1、通信制御部2及び端末対応部3,3
…からなり、端末対応部3,3…の夫々に通信回線を介
して端末機4,4…が接続されている。中央処理部1は
端末機4,4…からの受信データを処理し、これに基づ
いて送信すべきデータの作成処理をし、通信制御部2へ
送り出すものであり、制御中枢であるマイクロプロセッ
サ11及び送受信データを一時的に格納するデータバッフ
ァ12がデータバス5に接続されている。13はクロックパ
ルス発生器であり、10msec周期のクロックパルスAを出
力する。このクロックパルスAは1/10分周回路14,15 で
順次分周され、遅延回路6へ入力され、この発明に係る
クロックパルスBとなって出力される。本発明の要旨に
係るクロックパルスBの発生回路はこの実施例ではクロ
ックパルス発生器13、1/10分周回路14,15 及び遅延回路
16からなるが、これに限るものではない。クロックパル
ス発生器13はまたマイクロプロセッサ11の基本クロック
を供給する。
て詳述する。図1は本発明のデータ処理装置と、これを
接続すべき端末機とを示すブロック図である。このデー
タ処理装置は交通管制システムに用いる場合は図8に示
す中央制御部として用いられるものであり、従来装置同
様に中央処理部1、通信制御部2及び端末対応部3,3
…からなり、端末対応部3,3…の夫々に通信回線を介
して端末機4,4…が接続されている。中央処理部1は
端末機4,4…からの受信データを処理し、これに基づ
いて送信すべきデータの作成処理をし、通信制御部2へ
送り出すものであり、制御中枢であるマイクロプロセッ
サ11及び送受信データを一時的に格納するデータバッフ
ァ12がデータバス5に接続されている。13はクロックパ
ルス発生器であり、10msec周期のクロックパルスAを出
力する。このクロックパルスAは1/10分周回路14,15 で
順次分周され、遅延回路6へ入力され、この発明に係る
クロックパルスBとなって出力される。本発明の要旨に
係るクロックパルスBの発生回路はこの実施例ではクロ
ックパルス発生器13、1/10分周回路14,15 及び遅延回路
16からなるが、これに限るものではない。クロックパル
ス発生器13はまたマイクロプロセッサ11の基本クロック
を供給する。
【0009】図2はクロックパルスA,Bを示すタイミ
ングチャートであり、クロックパルスBの周期は10μse
c の1/100 の1secとなっており、パルス幅を200msec と
している。このパルス幅はこのデータ処理装置における
受信データの処理及び送信データの作成, 転送に要する
時間の想定最大値を下回らない値に定めておく。遅延回
路16は数十μsec の遅延を与えるものであり、クロック
パルスA,Bの立上りタイミングは1/10分周回路14,15
での遅延時間と遅延回路16の遅延時間分だけずれてい
る。これらのクロックパルスA,Bは割込制御部17を介
してマイクロプロセッサ11の割込端子に割込信号として
与えられる。前述の遅延時間の存在により割込信号の立
上りが重なることはない。
ングチャートであり、クロックパルスBの周期は10μse
c の1/100 の1secとなっており、パルス幅を200msec と
している。このパルス幅はこのデータ処理装置における
受信データの処理及び送信データの作成, 転送に要する
時間の想定最大値を下回らない値に定めておく。遅延回
路16は数十μsec の遅延を与えるものであり、クロック
パルスA,Bの立上りタイミングは1/10分周回路14,15
での遅延時間と遅延回路16の遅延時間分だけずれてい
る。これらのクロックパルスA,Bは割込制御部17を介
してマイクロプロセッサ11の割込端子に割込信号として
与えられる。前述の遅延時間の存在により割込信号の立
上りが重なることはない。
【0010】クロックパルスBは通信制御部2のAND ゲ
ート23の一入力としている。故障発生時の対応のために
中央処理部1及び通信制御部2は同構成のものが2系統
分用意されて二重化システムとしている(図示せず)。
使用系統側には上位コンピュータから又は手動により現
用信号が与えられるが、この現用信号を前記AND ゲート
23の他入力としている。データバス5には通信制御部2
のデータバッファ22が接続されており、ここにも受信デ
ータ、送信データが一時的に格納される。マイクロプロ
セッサ21は通信制御部2におけるデータの送受信を制御
するものであり、送信データについてみると中央処理部
1から転送されて来たデータから端末機4,4…を特定
し、対応する端末対応部3,3…へそのデータを転送す
る制御をする。
ート23の一入力としている。故障発生時の対応のために
中央処理部1及び通信制御部2は同構成のものが2系統
分用意されて二重化システムとしている(図示せず)。
使用系統側には上位コンピュータから又は手動により現
用信号が与えられるが、この現用信号を前記AND ゲート
23の他入力としている。データバス5には通信制御部2
のデータバッファ22が接続されており、ここにも受信デ
ータ、送信データが一時的に格納される。マイクロプロ
セッサ21は通信制御部2におけるデータの送受信を制御
するものであり、送信データについてみると中央処理部
1から転送されて来たデータから端末機4,4…を特定
し、対応する端末対応部3,3…へそのデータを転送す
る制御をする。
【0011】またマイクロプロセッサ21に接続されたデ
ータバス6には端末対応部3,3…のデータバッファ3
2,32 …が接続されている。このデータバッファ32にも
送受信データが一時的に格納される。各端末対応部3の
マイクロプロセッサ31はこれに接続された端末機4から
送信されてきたデータをデータバッファ32に格納し、ま
た中央処理部1側から転送されてデータバッファ32に格
納されたデータを読出して端末機4へ送信する制御を行
う。各端末対応部3には立下り検出回路33が設けられて
いる。立下り検出回路33はAND ゲート23の出力を入力
し、クロックパルスBの立下りを検出するものであり、
微分回路等からなる。立下り検出回路33はその立下りを
検出すると所定パルス信号を発し、これをマイクロプロ
セッサ31の割込端子に与える。
ータバス6には端末対応部3,3…のデータバッファ3
2,32 …が接続されている。このデータバッファ32にも
送受信データが一時的に格納される。各端末対応部3の
マイクロプロセッサ31はこれに接続された端末機4から
送信されてきたデータをデータバッファ32に格納し、ま
た中央処理部1側から転送されてデータバッファ32に格
納されたデータを読出して端末機4へ送信する制御を行
う。各端末対応部3には立下り検出回路33が設けられて
いる。立下り検出回路33はAND ゲート23の出力を入力
し、クロックパルスBの立下りを検出するものであり、
微分回路等からなる。立下り検出回路33はその立下りを
検出すると所定パルス信号を発し、これをマイクロプロ
セッサ31の割込端子に与える。
【0012】このように構成された本発明装置の動作を
図3に示すタイミングチャート並びに中央処理部1、通
信制御部2及び端末対応部3の各マイクロプロセッサ1
1,21及び31の処理手順を示すフローチャート (図4,5
及び6)に基づいて説明する。マイクロプロセッサ11は
クロックパルスAに基づいて割込制御部17が作成する割
込信号により、以下に記す受信データ処理、送信データ
処理以外の処理を行う。割込制御部17はクロックパルス
Bの前縁、この例では立上りを検出して割込信号を発す
る。マイクロプロセッサ11はこの割込信号で受信データ
処理(#1,#2) に入る。この処理は、端末機4,4…から
送信されてデータバッファ12に格納されていたデータを
読出し、所要の演算を行う等の処理である。受信データ
処理が完了すると(#3)、送信すべきデータを作成する等
の送信データ処理を実行する(#4)。これが完了すると(#
5)、通信制御部2へ送信データを転送する(#6)。送信デ
ータはデータバス5を介して行われるがその完了(#7)後
に図示しない信号線を介して通信制御部2のマイクロプ
ロセッサ21へ割込をかける(#8)。
図3に示すタイミングチャート並びに中央処理部1、通
信制御部2及び端末対応部3の各マイクロプロセッサ1
1,21及び31の処理手順を示すフローチャート (図4,5
及び6)に基づいて説明する。マイクロプロセッサ11は
クロックパルスAに基づいて割込制御部17が作成する割
込信号により、以下に記す受信データ処理、送信データ
処理以外の処理を行う。割込制御部17はクロックパルス
Bの前縁、この例では立上りを検出して割込信号を発す
る。マイクロプロセッサ11はこの割込信号で受信データ
処理(#1,#2) に入る。この処理は、端末機4,4…から
送信されてデータバッファ12に格納されていたデータを
読出し、所要の演算を行う等の処理である。受信データ
処理が完了すると(#3)、送信すべきデータを作成する等
の送信データ処理を実行する(#4)。これが完了すると(#
5)、通信制御部2へ送信データを転送する(#6)。送信デ
ータはデータバス5を介して行われるがその完了(#7)後
に図示しない信号線を介して通信制御部2のマイクロプ
ロセッサ21へ割込をかける(#8)。
【0013】通信制御部2では割込があると(#11) デー
タバッファ22へのデータの取込、通信対象の端末機4,
4…の識別等の送信データ処理(#12) を行い、これが完
了すると(#13) 、各端末対応部3,3…へ送信データの
転送を行う(#14) 。通信制御部2のマイクロプロセッサ
21には端末対応部3,3…のマイクロプロセッサ31,31
…が接続されており、各端末対応部3への転送を行って
データバッファ32,32…の内容を更新すると、マイクロ
プロセッサ31,31 …に設けた更新ポインタをセットする
(#15) 。全端末対応部3,3…への転送を完了すると(#
16) リターンする。端末対応部3のマイクロプロセッサ
31は更新ポインタを読み(#21) 、これがセットされると
(#22) 、シリアルデータへの変換等の送信データ処理を
行う(#23)。この処理が完了して(#24) 、検出回路33か
らパルス信号が入力されると(#25)、端末機4への送信
を開始する(#26) 。
タバッファ22へのデータの取込、通信対象の端末機4,
4…の識別等の送信データ処理(#12) を行い、これが完
了すると(#13) 、各端末対応部3,3…へ送信データの
転送を行う(#14) 。通信制御部2のマイクロプロセッサ
21には端末対応部3,3…のマイクロプロセッサ31,31
…が接続されており、各端末対応部3への転送を行って
データバッファ32,32…の内容を更新すると、マイクロ
プロセッサ31,31 …に設けた更新ポインタをセットする
(#15) 。全端末対応部3,3…への転送を完了すると(#
16) リターンする。端末対応部3のマイクロプロセッサ
31は更新ポインタを読み(#21) 、これがセットされると
(#22) 、シリアルデータへの変換等の送信データ処理を
行う(#23)。この処理が完了して(#24) 、検出回路33か
らパルス信号が入力されると(#25)、端末機4への送信
を開始する(#26) 。
【0014】本発明装置はこのような処理をクロックパ
ルスBの周期、つまり1秒周期で反復する。#2の受信デ
ータ処理に要する時間は各処理サイクルで相異するが、
端末対応部3,3…から端末機4,4…へ送信を開始す
るタイミングはクロックパルスの後縁、つまり立下りタ
イミングに同期しているから端末機4における受信開始
のタイミングは正しく1秒周期となる。従って交通管制
システムにおいて中央制御部1から端末機4へ送られて
くる歩進信号の時間間隔が変動することがない。従って
異常判定の時間である0.95秒以内となることがない。
ルスBの周期、つまり1秒周期で反復する。#2の受信デ
ータ処理に要する時間は各処理サイクルで相異するが、
端末対応部3,3…から端末機4,4…へ送信を開始す
るタイミングはクロックパルスの後縁、つまり立下りタ
イミングに同期しているから端末機4における受信開始
のタイミングは正しく1秒周期となる。従って交通管制
システムにおいて中央制御部1から端末機4へ送られて
くる歩進信号の時間間隔が変動することがない。従って
異常判定の時間である0.95秒以内となることがない。
【0015】
【発明の効果】以上の如き本発明による場合は端末機側
でのデータ受信の周期が安定し、交通管制システムに適
用する場合は中央処理部の受信データ処理時間の変動に
拘らず信号機のオンライン制御が確実に行える。また受
信データ処理時間を中央処理部1のマイクロプロセッサ
11の能力一杯にとっても、オンライン制御停止の問題が
生じないので資源の効率的運用を図ることができる等本
発明は優れた効果を奏する。
でのデータ受信の周期が安定し、交通管制システムに適
用する場合は中央処理部の受信データ処理時間の変動に
拘らず信号機のオンライン制御が確実に行える。また受
信データ処理時間を中央処理部1のマイクロプロセッサ
11の能力一杯にとっても、オンライン制御停止の問題が
生じないので資源の効率的運用を図ることができる等本
発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明のデータ処理装置のブロック図である。
【図2】クロックパルスのタイミングチャートである。
【図3】本発明のデータ処理装置全体の動作説明のため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図4】中央処理部の処理手順を示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図5】通信制御部の処理手順を示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図6】端末対応部の処理手順を示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図7】交通管制システムの概略ブロック図である。
【図8】従来の交通管制システムの動作説明のためのタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
1 中央処理部 2 通信制御部 3 端末対応部 4 端末機 11,21,31 マイクロプロセッサ 13 クロックパルス発生器 14,15 1/10 分周回路 16 遅延回路 23 AND ゲート 33 立下り検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢居 国一 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友 電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 上條 文雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 神山 忠秋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 池内 雅博 京都市右京区花園土堂町10番地 オムロ ン株式会社内 (72)発明者 藤本 成二 京都市右京区花園土堂町10番地 オムロ ン株式会社内 (56)参考文献 特公 平7−95738(JP,B2) 特許2698606(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/02 H04L 12/40
Claims (1)
- 【請求項1】 端末機から受信したデータを処理した
後、端末機へ送信すべきデータの処理をする中央処理部
と、端末機へ送信すべきデータを対応する端末機へ送信
する端末対応部とを備えるデータ処理装置において、 クロックパルス発生回路と、 該クロックパルス発生回路が発するクロックパルスの前
縁に同期して端末機からの受信データの処理を開始する
手段と、 前記クロックパルスの後縁に同期して端末機へのデータ
送信を実行する手段とを具備することを特徴とするデー
タ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07313691A JP3234608B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07313691A JP3234608B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314043A JPH05314043A (ja) | 1993-11-26 |
JP3234608B2 true JP3234608B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=13509489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07313691A Expired - Fee Related JP3234608B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234608B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP07313691A patent/JP3234608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05314043A (ja) | 1993-11-26 |
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