JP3234334U - フード付き衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨除けや日除け用の鍔状部材をフードから着脱することなく、降雨等の際は簡便且つ迅速に配置でき、また雨が止んで不要になれば、直ぐに仕舞うことを可能にし、上記部材の保管や紛失といった問題を一掃するフード付き衣服を提供する。【解決手段】フード1の開口部1aの上縁に、鍔状部材2をフード1の内側に折り込み自在に設ける。この鍔状部材2の外縁に、鍔状部材2の形状保持と鍔状部材2の変形用の線状部材3を設ける。この場合、鍔状部材2の外縁に、生地を折り返して細筒状の袋状部を形成し、この袋状部に線状部材3を通すのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、アノラックなどの防寒や防風、防雨のために使用する衣服に関し、更に詳しくは降雨等の際に顔や手が濡れることを、簡単、迅速に防止できるよう形成したフード付き衣服に関するものである。
従来、フード付き衣服としては、例えばアノラックやウィンドヤッケ、カッパやレインコート、或いはポンチョ等がある。この種の衣服は、降雨の際に、フードで頭部が濡れることを防止できるものの、フードの前側から流れ落ちる雨で顔や眼鏡が濡れ易いものであった。
そのため、この種の問題を解消する従来品としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この従来品は、雨除けを兼ねたサンバイザーをフードの前側の上縁に形成したものであり、降雨時はサンバイザーをフードの前側に取り付け、不使用時はフードから取り外して使用する構造である。
而して、例えば山歩き等においては、天気が急変し、突然、降雨に見舞われることがある。このような場合、従来品は、リュック等からサンバイザーを取り出してフードに装着し、サンバイザーが不要になったときは、フードから取り外してリュック等に収納する必要があった。
従って、従来品は、使用時にサンバイザーの着脱操作が必要になり、その分、手間暇がかかるため、使い勝手が悪い、という問題点があった。また従来品は、サンバイザーが嵩張るため、その保管場所を確保する必要があり、またサンバイザーを紛失し易い、という問題点があった。
特開2014−114532号公報
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、雨除けや日除け用の鍔状部材を着脱操作を伴うことなく、簡便且つ迅速に、また楽に装着と収納ができるよう形成して使い勝手を高め、また保管や紛失の問題を解消できるよう形成したフード付き衣服を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、フード1を有し、防水性の生地で形成されているフード1付き衣服であって、上記フード1の開口部1aの上縁から鍔状部材2が前方に凸湾曲の庇状に突き出され、この鍔状部材2がフード1の内側に折り込み自在に形成され、この鍔状部材2の外縁に沿って線状部材3が設けられ、この線状部材3によって鍔状部材2が変形自在に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本考案の場合、線状部材3としては、例えば断面円形や扁平状の針金等の金属線材がある。ここで、鍔状部材2が変形自在に形成されている、とは、鍔状部材2をフード1の内側に、フード1の湾曲に沿って収納でき、また風雨の状況に応じて雨を任意の方向や角度で流すことができるよう形成されている、ということを意味する。従って、線状部材3は、鍔状部材2の変形と形状保持の機能を有する。本考案の場合、線状部材3は、露出しないよう体裁良く設けるのが好ましいが、これに限定されるものではない。
而して、本考案は、鍔状部材2の外縁に、鍔状部材2の生地が折り返されてなる細筒状の袋状部4が形成され、この袋状部4に線状部材3が通されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、線状部材3の露出を簡単な構造で防止できるからである。またこれによると、例えば袋状部4の差し入れ口から線状部材3としてのワイヤーを挿入することにより、簡単、低コストで本考案品を実現できるからである。
また本考案は、図1等に示されるように、袖6を有し、この袖6の先端に、袖口6aから露出する手8を覆う長さの延長部7が、袖6内と連通状に接続され、この延長部7が袖6の内側に折り込み自在に形成され、また延長部7の開口状の先端の周縁に沿って線状部材3が設けられ、この線状部材3によって延長部7が変形自在に形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、降雨や降雪等で気温が低い時、延長部7を袖6の内側から引き出して手8を覆い、手8が濡れることを防止できると共に、手8を保温できるからである。またこれによると、延長部7をすぼめ、手8に密着させることができ、保温性を高めることができるからである。
この場合、本考案は、延長部7が開放状の先端に向かって先広がり状に形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、延長部7で手8をすっぽりと覆い易くなるからである。またこれによると、延長部7の面積が大きくなるため、その分、手8の形に合わせて延長部7を形作ることが容易になり、手8に延長部7を、より密着させて手8を覆うことができるからである。
本考案のフード付き衣服は、上記のように、フードの開口部の上縁から鍔状部材が前方に凸湾曲の庇状に突き出され、この鍔状部材がフードの内側に折り込み自在に形成され、この鍔状部材の外縁に沿って線状部材が設けられ、この線状部材によって鍔状部材が変形自在に形成されているものである。
従って、本考案によれば、降雨時はフードから鍔状部材を直ぐに取り出して使用でき、不使用時は直ぐに仕舞うことができる。それ故、本考案品は、着脱操作が必要な従来品に比べ、使い勝手が良くなる、という実用上優れた効果を奏する。
また本考案は、鍔状部材をフード内に収納、保管できるから、保管場所を確保する必要がなく、紛失のおそれもない。
また本考案は、鍔状部材の形を適宜変えることができる。
従って、これによれば、風雨の状態に合わせて鍔状部材の形を変え、雨を流す方向や角度を任意に調節できる、という利点がある。
本考案品の好適な一実施形態を示す使用状態の斜視図である。 Aは同上本考案品の通常時の使用例を説明するための側面図、Bは降雨時の使用例を説明するための側面図である。 同上本考案品の一部を切欠した要部側面図である。 図3のIV−IV線拡大断面図である。 鍔状部材の平面図である。 同上本考案品の一部を切欠した要部側面図である。 図6のVII−VII線拡大断面図である。 延長部を袖内に収納した状態を示す要部正面図である。 図8のIX−IX線拡大断面図である。 延長部を袖内に収納した状態を示す要部正面図である。 延長部の形作りの他例を説明するための要部正面図である。
以下、本考案の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案は、フード1を有し、防水状の生地で形成されているフード1付き衣服である。
本考案は、フード1の開口部1aの上縁から鍔状部材2が前方に凸湾曲の庇状に突き出されている。そして、この鍔状部材2は、フード1の内側、換言するとフード1の裏側に折り込み自在に形成されている。鍔状部材2は、この実施形態ではフード1の上縁に縫い付けられている。
鍔状部材2は、衣服の生地と同じ防水性の生地で作られ、ポリエステルの芯地2aが入れられている。鍔状部材2は、この実施形態では図5において、DIが80mm、D2が310mmに選定されている。
また本考案は、鍔状部材2の外縁に沿って線状部材3が設けられ、この線状部材3によって鍔状部材2が変形自在に形成されている。線状部材3は、この実施形態では直径2mmのアルミ製の屈曲自在ワイヤーである。
この実施形態の本考案の場合、線状部材3は、細筒状の袋状部4に通されている。袋状部4は、生地が折り返され、裏生地5(図4参照)と重ね合わされて縫い付けられることにより形成されている。
またこの実施形態の本考案品は、図1等に示されるように、フード1と共に、袖6を有している。そして、袖6の先端に、袖6の延長部7が縫い付けられて接続されている。この延長部7は、袖6と同じ防水性の生地で作られ、袖6内と連通状に、袖口6aから露出する手8を覆う長さに選定されている。
また延長部7は、開放状の先端に向かって先広がり状に形成されていると共に、袖6の内側に折り込み自在に形成されている。また延長部7の先端は、周縁が折り返されると共に、裏生地5(図7参照)と重ね合わされて細筒状の袋状部4に形成され、この袋状部4に線状部材3が通されている。
延長部7の袋状部4に通される線状部材3は、この実施形態では直径1mmのアルミ自在ワイヤーである。延長部7は、この線状部材3によって変形自在に形成されている。延長部7は、この実施形態では図6において、D3が90mm、D4が160mm、図10において、D5が100mm、D6が20mmに選定されている。
次に、この実施形態に係る本考案品の使用例を、図1、図2等に従って説明する。
本考案品は、図2Aに示されるように、通常時は鍔状部材2をフード1内に折り込み、延長部7は袖6内に折り込んだ状態で使用する。
降雨時は、図2Bに示されるように、使用者は、鍔状部材2をフード1内から引き出して外側に折り返し、庇状に配置すると共に、延長部7を袖6の内側から引き出し、円形に拡げて着用する。
而して、本考案は、このように形成されているから、これによれば、使用者は、雨がフード1から流れ落ちても鍔状部材2で顔や眼鏡を濡らすことがない。また袖6から雨が流れ落ちても、延長部7によって手8が濡れることがない。
また本考案品は、鍔状部材2がフード1に折り込み自在に設けられ、従来品のように着脱して使用するものではない。従って、これによれば、鍔状部材2の保管や紛失といった従来品の問題点を一掃できる。
また本考案品は、延長部7が袖6の内側に折り込み自在に形成されているから、延長部7を使用しないときは袖6の内側に折り込んで配置できる。従って、これによれば、延長部7が手8の動きに支障を及ぼすことを防止できる。
また本考案品は、上記の通り、鍔状部材2や延長部7を変形できる。従って、本考案品は、鍔状部材2や延長部7を使用者が任意の形に、換言すれば、フード1や袖6の内側の形に合わせて鍔状部材2を折り込んで配置できる。それ故、これによれば、鍔状部材2や延長部7が着心地に悪影響を与えることがない。
また本考案は、風雨等の状況に応じて鍔状部材2の形を変え、雨を流す方向や角度を変えることができる。また本考案は、延長部7をすぼめ、手8に密着させて使用することができるから、これによれば、延長部7の中に風や冷気が入ることを防止でき、手8を確実に保温できる。
なお本考案の場合、延長部7は、手指の5本全てを一緒に覆うよう形作る場合には限られない。即ち、図11に示されるように、任意の手指に分けて覆うよう、延長部7を形作って使用するのでも良い。この実施形態は、親指8aと、それ以外の4本の指8bとに分けて覆う例である。本考案は、このように、延長部7をすぼめて手指にぴったりあてがって手8を覆えば、より一層、保温性を高めることができ、体温の低下を確実に防止できる。
以上の処において、本考案は、フード1の付いた衣服であれば、そのデザインは任意である。鍔状部材2や延長部7を、フード1や袖6と異なる材質や色で形成し、鍔状部材2や延長部7が、デザイン上、ワンポイントのアクセントになるよう形成されているのでも良い。
また本考案の場合、線状部材3は、上例のように袋状部4に通されて設けられる場合には限られず、他の手段によって講じられているのでも良い。
また延長部7は、先広がり状に形成されるのが好ましいが、これに限定されるものではない。なお、鍔状部材2や延長部7の上記した各寸法は、適宜選定されるので良く、上例に限定されるものではない。
1 フード
1a 開口部
2 鍔状部材
2a 芯地
3 線状部材
4 袋状部
5 裏生地
6 袖
6a 袖口
7 延長部
8 手
8a 親指
8b 親指以外の4本の指

Claims (4)

  1. フードを有し、防水性の生地で形成されているフード付き衣服であって、上記フードの開口部の上縁から鍔状部材が前方に凸湾曲の庇状に突き出され、この鍔状部材がフードの内側に折り込み自在に形成され、この鍔状部材の外縁に沿って線状部材が設けられ、この線状部材によって鍔状部材が変形自在に形成されていることを特徴とするフード付き衣服。
  2. 請求項1記載のフード付き衣服であって、鍔状部材の外縁に、鍔状部材の生地が折り返されてなる細筒状の袋状部が形成され、この袋状部に線状部材が通されていることを特徴とするフード付き衣服。
  3. 請求項1又は2記載のフード付き衣服であって、袖を有し、この袖の先端に、袖口から露出する手を覆う長さの延長部が、袖内と連通状に接続され、この延長部が袖の内側に折り込み自在に形成され、また延長部の開口状の先端の周縁に沿って線状部材が設けられ、この線状部材によって延長部が変形自在に形成されていることを特徴とするフード付き衣服。
  4. 請求項3記載のフード付き衣服であって、延長部が開放状の先端に向かって先広がり状に形成されていることを特徴とするフード付き衣服。
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