JP3233992B2 - 火災報知システム - Google Patents
火災報知システムInfo
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- JP3233992B2 JP3233992B2 JP19304792A JP19304792A JP3233992B2 JP 3233992 B2 JP3233992 B2 JP 3233992B2 JP 19304792 A JP19304792 A JP 19304792A JP 19304792 A JP19304792 A JP 19304792A JP 3233992 B2 JP3233992 B2 JP 3233992B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙濃度や、温度等の変
化を感知する感知器と、この感知器の出力に基づいて警
報を発生させる受信機とから構成される火災報知システ
ムに係わり、特に感知器として、受信機からの呼び出し
に対してアドレスや、感知器の固有の特性および現状の
性能を音声で報知する機能、または、返送する機能を有
するアナログ式火災感知器を用いた火災報知システムに
関する。
化を感知する感知器と、この感知器の出力に基づいて警
報を発生させる受信機とから構成される火災報知システ
ムに係わり、特に感知器として、受信機からの呼び出し
に対してアドレスや、感知器の固有の特性および現状の
性能を音声で報知する機能、または、返送する機能を有
するアナログ式火災感知器を用いた火災報知システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルなどの施設には火災報知
システムが設置されており、火災の監視という大きな役
割を担っている。図13は従来の火災報知システムの概
略構成を示すブロック図であり、この図に示すように、
複数の感知器11〜1nと、これら感知器11〜1nの各々
を動作させるとともに、これらより出力される信号を入
力して警報(例えば地区ベル)を発生させる受信機2と
から構成されている。
システムが設置されており、火災の監視という大きな役
割を担っている。図13は従来の火災報知システムの概
略構成を示すブロック図であり、この図に示すように、
複数の感知器11〜1nと、これら感知器11〜1nの各々
を動作させるとともに、これらより出力される信号を入
力して警報(例えば地区ベル)を発生させる受信機2と
から構成されている。
【0003】各感知器11〜1nと受信機2は信号線3に
よって互いに接続されている。また、各感知器11〜1n
は、それぞれ図示のように本体AとベースBとから構成
されている。ここで、図14は感知器11の側面図であ
り、また、図15は同感知器11の正面図である。な
お、図15において符号Lは発報表示灯であり、感知器
11の動作中に点灯する。
よって互いに接続されている。また、各感知器11〜1n
は、それぞれ図示のように本体AとベースBとから構成
されている。ここで、図14は感知器11の側面図であ
り、また、図15は同感知器11の正面図である。な
お、図15において符号Lは発報表示灯であり、感知器
11の動作中に点灯する。
【0004】各感知器11〜1nには、それぞれ固有の番
号(アドレス)が付与されており、受信機2からの同期
的な呼出し(ポーリング)に応答して、逐次、煙濃度
や、温度等の変化に応じた火災信号電流を返送する。こ
の場合、煙感知用のものは一般的に散乱光を利用してお
り、受信機2からのポーリングにより検出部(図示略)
が起動されると煙検出用の発光ダイオードが発光し、煙
が入ると散乱光が生じてフォトダイオードの出力が増大
する。このフォトダイオードの出力、すなわち火災信号
電流の大きさによって受信機2は火災の有無を判定す
る。
号(アドレス)が付与されており、受信機2からの同期
的な呼出し(ポーリング)に応答して、逐次、煙濃度
や、温度等の変化に応じた火災信号電流を返送する。こ
の場合、煙感知用のものは一般的に散乱光を利用してお
り、受信機2からのポーリングにより検出部(図示略)
が起動されると煙検出用の発光ダイオードが発光し、煙
が入ると散乱光が生じてフォトダイオードの出力が増大
する。このフォトダイオードの出力、すなわち火災信号
電流の大きさによって受信機2は火災の有無を判定す
る。
【0005】一方、感知器のなかにはアナログ式感知器
と呼ばれるものがあり、この感知器はアドレスの返送の
他、感知器自体の固有の特性および現状の性能を返送す
る機能を有している。例えば、煙を感知するものは、煙
濃度、種別(煙感知用)、感度(一般的に1種〜3種の
3種類あり、数値が大きくなる程鈍くなる)、および、
零点(煙が無い状態での受光出力)を出力する。
と呼ばれるものがあり、この感知器はアドレスの返送の
他、感知器自体の固有の特性および現状の性能を返送す
る機能を有している。例えば、煙を感知するものは、煙
濃度、種別(煙感知用)、感度(一般的に1種〜3種の
3種類あり、数値が大きくなる程鈍くなる)、および、
零点(煙が無い状態での受光出力)を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の火災
報知システムにあっては、施工時の設定ミスや、点検や
修理時における設定ミス、あるいは故障などが原因し
て、感知器に付与されているアドレスが本来設定しよう
とした値と違っていたり、変ってしまっていたりするこ
とがある。そこで、アドレスを確認しなければならない
ような場合には、いちいち取り外す必要があり、確認に
多くの時間を費やさなければならないという問題点があ
った。
報知システムにあっては、施工時の設定ミスや、点検や
修理時における設定ミス、あるいは故障などが原因し
て、感知器に付与されているアドレスが本来設定しよう
とした値と違っていたり、変ってしまっていたりするこ
とがある。そこで、アドレスを確認しなければならない
ような場合には、いちいち取り外す必要があり、確認に
多くの時間を費やさなければならないという問題点があ
った。
【0007】特に、上述したアナログ式感知器にあって
は、アドレスの他に感知器自体の固有の特性および現状
の性能の確認を受信機にて行うことができるが、特性を
変えたり、性能の改善をはかったりした場合にもいちい
ち受信機2にて確認するしなければならず、この場合も
確認に多くの時間が費やされた。
は、アドレスの他に感知器自体の固有の特性および現状
の性能の確認を受信機にて行うことができるが、特性を
変えたり、性能の改善をはかったりした場合にもいちい
ち受信機2にて確認するしなければならず、この場合も
確認に多くの時間が費やされた。
【0008】そこで本発明は、アナログ式感知器をその
取り付け箇所から取り外すことなく、該感知器自体のア
ドレス、固有の特性および現状の性能を短時間で確認す
ることができる火災報知システムを提供することを目的
としている。
取り付け箇所から取り外すことなく、該感知器自体のア
ドレス、固有の特性および現状の性能を短時間で確認す
ることができる火災報知システムを提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明による火災報知システムは、煙濃
度、温度等の変化を感知する少なくとも一つのアナログ
式感知器と、該アナログ式感知器より出力される信号を
入力して警報を発生させる受信機とを備えた火災報知シ
ステムにおいて、前記アナログ式感知器および前記受信
機と別個に、前記アナログ式感知器に対してアドレス、
固有の特性および現状の性能を確認させるための指令信
号を送信する確認装置を設け、前記アナログ式感知器
は、前記指令信号を受信する受信手段と、受信した前記
指令信号に従い自身のアドレス、固有の特性および現状
の性能を確認する確認手段と、該確認手段の確認結果を
音声として出力する音声出力手段とを有することを特徴
とする。
請求項1記載の発明による火災報知システムは、煙濃
度、温度等の変化を感知する少なくとも一つのアナログ
式感知器と、該アナログ式感知器より出力される信号を
入力して警報を発生させる受信機とを備えた火災報知シ
ステムにおいて、前記アナログ式感知器および前記受信
機と別個に、前記アナログ式感知器に対してアドレス、
固有の特性および現状の性能を確認させるための指令信
号を送信する確認装置を設け、前記アナログ式感知器
は、前記指令信号を受信する受信手段と、受信した前記
指令信号に従い自身のアドレス、固有の特性および現状
の性能を確認する確認手段と、該確認手段の確認結果を
音声として出力する音声出力手段とを有することを特徴
とする。
【0010】また、請求項2記載の発明による火災報知
システムは、煙濃度、温度等の変化を感知する少なくと
も一つのアナログ式感知器と、該アナログ式感知器より
出力される信号を入力して警報を発生させる受信機とを
備えた火災報知システムにおいて、前記アナログ式感知
器および前記受信機と別個に、前記感知器に対してアド
レス、固有の特性および現状の性能を確認させるための
指令信号を送信する送信手段と、前記アナログ式感知器
より送信された確認結果を受信する受信手段と、受信し
た確認結果を音声として出力する音声出力手段または受
信した確認結果の内容を表示する表示手段とを有する確
認装置を設け、前記アナログ式感知器は、前記確認装置
より送信された指令信号を受信する受信手段と、受信し
た指令信号に従い自身のアドレス、固有の特性および現
状の性能を確認する確認手段と、該確認手段の確認結果
を送信する送信手段とを有することを特徴とする。
システムは、煙濃度、温度等の変化を感知する少なくと
も一つのアナログ式感知器と、該アナログ式感知器より
出力される信号を入力して警報を発生させる受信機とを
備えた火災報知システムにおいて、前記アナログ式感知
器および前記受信機と別個に、前記感知器に対してアド
レス、固有の特性および現状の性能を確認させるための
指令信号を送信する送信手段と、前記アナログ式感知器
より送信された確認結果を受信する受信手段と、受信し
た確認結果を音声として出力する音声出力手段または受
信した確認結果の内容を表示する表示手段とを有する確
認装置を設け、前記アナログ式感知器は、前記確認装置
より送信された指令信号を受信する受信手段と、受信し
た指令信号に従い自身のアドレス、固有の特性および現
状の性能を確認する確認手段と、該確認手段の確認結果
を送信する送信手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、確認装置よりアナロ
グ式感知器のアドレス、固有の特性および現状の性能を
確認するための指令信号が送信され、この指令信号がア
ナログ式感知器で受信されると、その感知器自身に与え
られたアドレスの確認が行われ、次いで固有の特性(煙
用か温度用かの種別)の確認が行われ、その後、現状の
性能(感度すなわち1種、2種、3種等、零点すなわち
煙が無い状態での受光出力)の確認が行われる。これら
の確認が行われた後、各確認結果が音声として出力され
る。例えば、『アドレスは10番です。煙感知用です。
感度は2種です。現在の零点での受光出力は何%/mで
す。』と、音声メッセージが出力される。
グ式感知器のアドレス、固有の特性および現状の性能を
確認するための指令信号が送信され、この指令信号がア
ナログ式感知器で受信されると、その感知器自身に与え
られたアドレスの確認が行われ、次いで固有の特性(煙
用か温度用かの種別)の確認が行われ、その後、現状の
性能(感度すなわち1種、2種、3種等、零点すなわち
煙が無い状態での受光出力)の確認が行われる。これら
の確認が行われた後、各確認結果が音声として出力され
る。例えば、『アドレスは10番です。煙感知用です。
感度は2種です。現在の零点での受光出力は何%/mで
す。』と、音声メッセージが出力される。
【0012】したがって、アナログ式感知器を、取り付
け箇所から取り外すことなく、その場所において該感知
器自体のアドレス、固有の特性および現状の性能の確認
を行うことができる。
け箇所から取り外すことなく、その場所において該感知
器自体のアドレス、固有の特性および現状の性能の確認
を行うことができる。
【0013】請求項2記載の発明では、確認装置よりア
ナログ式感知器のアドレス、固有の特性および現状の性
能を確認するための指令信号が送信され、この指令信号
が感知器に受信されると、その感知器自身に与えられた
アドレスの確認が行われ、次いで固有の特性の確認が行
われる。そして、さらに現状の性能の確認が行われる。
これらの確認が行われた後、確認結果が送信される。そ
して、この確認結果が確認装置に受信されると、この確
認結果が音声メッセージとして出力されるか、または、
表示される。
ナログ式感知器のアドレス、固有の特性および現状の性
能を確認するための指令信号が送信され、この指令信号
が感知器に受信されると、その感知器自身に与えられた
アドレスの確認が行われ、次いで固有の特性の確認が行
われる。そして、さらに現状の性能の確認が行われる。
これらの確認が行われた後、確認結果が送信される。そ
して、この確認結果が確認装置に受信されると、この確
認結果が音声メッセージとして出力されるか、または、
表示される。
【0014】したがって、上記同様にアナログ式感知器
を、取り付け箇所から取り外すことなく、その場所にお
いて該感知器自体のアドレス、固有の特性および現状の
性能の確認を行うことができる。特に、確認結果を表示
する場合は、より確実にアナログ式感知器自体のアドレ
ス、固有の特性および現状の性能を確認することができ
る。
を、取り付け箇所から取り外すことなく、その場所にお
いて該感知器自体のアドレス、固有の特性および現状の
性能の確認を行うことができる。特に、確認結果を表示
する場合は、より確実にアナログ式感知器自体のアドレ
ス、固有の特性および現状の性能を確認することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。 ◎第1実施例 図1は本発明に係る火災報知システムの第1実施例のア
ナログ式感知器10の構成を示すブロック図である。ま
た、図2は同実施例の確認装置11の外観を示す斜視図
である。また、図3は同確認装置11の構成を示すブロ
ック図である。なお、この実施例のアナログ式感知器1
0は煙感知用とした。
ナログ式感知器10の構成を示すブロック図である。ま
た、図2は同実施例の確認装置11の外観を示す斜視図
である。また、図3は同確認装置11の構成を示すブロ
ック図である。なお、この実施例のアナログ式感知器1
0は煙感知用とした。
【0016】アナログ式感知器10の構成 図1において、13は検出部であり、従来と同様に煙検
出用の発光ダイオードとフォトダイオードとから構成さ
れており、発光ダイオードからの光が煙に当ることによ
り生ずる散乱光をフォトダイオードで検出するものであ
る。14は受信部であり、赤外線を検出する検出素子お
よび検出素子の出力を増幅する増幅回路等を有して構成
されている。
出用の発光ダイオードとフォトダイオードとから構成さ
れており、発光ダイオードからの光が煙に当ることによ
り生ずる散乱光をフォトダイオードで検出するものであ
る。14は受信部であり、赤外線を検出する検出素子お
よび検出素子の出力を増幅する増幅回路等を有して構成
されている。
【0017】15はアナログ式感知器10の種別を設定
する種別設定器である。この種別としては煙検出用と温
度検出用とがある。なお、この実施例では“煙検出”に
設定されている。16はアナログ式感知器10の感度を
設定する感度設定器である。なお、この実施例では“2
種”に設定されている。17は例えばディップスイッチ
を用いたアドレス設定器であり、アナログ式感知器10
のアドレスを決定する。なお、この実施例では“10”
に設定されている。
する種別設定器である。この種別としては煙検出用と温
度検出用とがある。なお、この実施例では“煙検出”に
設定されている。16はアナログ式感知器10の感度を
設定する感度設定器である。なお、この実施例では“2
種”に設定されている。17は例えばディップスイッチ
を用いたアドレス設定器であり、アナログ式感知器10
のアドレスを決定する。なお、この実施例では“10”
に設定されている。
【0018】18はインタフェースであり、上述した検
出部13、受信部14、種別設定器15、感度設定器1
6およびアドレス設定器17の各々とCPU(中央処理
装置)19とを接続するものである。CPU19は、R
OM(リードオンリメモリ)20に書き込まれたプログ
ラムに従ってアナログ式感知器10の各部の制御を行
う。すなわち、受信機2からのポーリング信号を伝送部
21を介して入力すると、ポーリング信号中のコマンド
に応答して例えば検出部13の出力、および、種別設定
器15、感度設定器16、アドレス設定器17の各々の
設定値を読み込み、これらを伝送部21を介して受信機
2に送出する。
出部13、受信部14、種別設定器15、感度設定器1
6およびアドレス設定器17の各々とCPU(中央処理
装置)19とを接続するものである。CPU19は、R
OM(リードオンリメモリ)20に書き込まれたプログ
ラムに従ってアナログ式感知器10の各部の制御を行
う。すなわち、受信機2からのポーリング信号を伝送部
21を介して入力すると、ポーリング信号中のコマンド
に応答して例えば検出部13の出力、および、種別設定
器15、感度設定器16、アドレス設定器17の各々の
設定値を読み込み、これらを伝送部21を介して受信機
2に送出する。
【0019】また、受信部14の出力を所定周期(例え
ば1msec)毎に入力し、確認装置11(図2に示
す)から送信される指令信号を検出すると、この指令信
号からコードを抽出し、ワーキングRAM25に書き込
む。ここで、コードは検出部13の出力(零点)を確認
する指示、種別設定器15、感度設定器16またはアド
レス17の設定値を確認する指示、または、これらの組
み合わせで構成されており、このコードの前後にスター
トビットおよびストップビットを付加することで指令信
号となる。
ば1msec)毎に入力し、確認装置11(図2に示
す)から送信される指令信号を検出すると、この指令信
号からコードを抽出し、ワーキングRAM25に書き込
む。ここで、コードは検出部13の出力(零点)を確認
する指示、種別設定器15、感度設定器16またはアド
レス17の設定値を確認する指示、または、これらの組
み合わせで構成されており、このコードの前後にスター
トビットおよびストップビットを付加することで指令信
号となる。
【0020】ワーキングRAM25にコードを書き込ん
だ後、その内容にしたがって少なくとも一つ、検出部1
3の出力、種別設定器15、感度設定器16またはアド
レス17の設定値を読み込み、音声データ変換して音声
合成部22に供給する。例えば、コードが種別設定器1
5の出力の確認を行う内容のものであれば、CPU19
は種別設定器15の出力を読み込み、音声データに変換
して音声合成部22に供給する。また、コードが検出部
13の出力、種別設定器15、感度設定器16およびア
ドレス17の設定値の各設定値の確認を行う内容のもの
であれば、CPU19は検出部13の出力、種別設定器
15、感度設定器16およびアドレス17の各設定値を
読み込み、これらを音声データに変換して音声合成部2
2に供給する。
だ後、その内容にしたがって少なくとも一つ、検出部1
3の出力、種別設定器15、感度設定器16またはアド
レス17の設定値を読み込み、音声データ変換して音声
合成部22に供給する。例えば、コードが種別設定器1
5の出力の確認を行う内容のものであれば、CPU19
は種別設定器15の出力を読み込み、音声データに変換
して音声合成部22に供給する。また、コードが検出部
13の出力、種別設定器15、感度設定器16およびア
ドレス17の設定値の各設定値の確認を行う内容のもの
であれば、CPU19は検出部13の出力、種別設定器
15、感度設定器16およびアドレス17の各設定値を
読み込み、これらを音声データに変換して音声合成部2
2に供給する。
【0021】音声合成部22は、供給される音声データ
に基づいて音声の合成および組み合わせを行い、アナロ
グの音声信号に変換して出力する。23は増幅部であ
り、音声合成部22より出力される音声信号を入力し、
これを増幅してスピーカ24に供給する。ワーキングR
AM(ランダムアクセスメモリ)25は上述のようにC
PU19の動作において使用される。26はCPU19
にリセットをかけるためのリセットスイッチである。
に基づいて音声の合成および組み合わせを行い、アナロ
グの音声信号に変換して出力する。23は増幅部であ
り、音声合成部22より出力される音声信号を入力し、
これを増幅してスピーカ24に供給する。ワーキングR
AM(ランダムアクセスメモリ)25は上述のようにC
PU19の動作において使用される。26はCPU19
にリセットをかけるためのリセットスイッチである。
【0022】確認装置11の構成 次に、図2に示す確認装置11において、30A〜33
Aは各々発光ダイオードであり、それぞれ対応する設定
スイッチ30B〜33Bが押されたときに点灯するよう
になっている。すなわち、発光ダイオード30Aはアド
レス確認スイッチ30Bが押されたときに点灯し、発光
ダイオード31Aは種別確認スイッチ31Bが押された
ときに点灯する。また、発光ダイオード32Aは感度確
認スイッチ32Bが押されたときに点灯し、発光ダイオ
ード33Aは零(0)点確認スイッチ33Bが押された
ときに点灯する。
Aは各々発光ダイオードであり、それぞれ対応する設定
スイッチ30B〜33Bが押されたときに点灯するよう
になっている。すなわち、発光ダイオード30Aはアド
レス確認スイッチ30Bが押されたときに点灯し、発光
ダイオード31Aは種別確認スイッチ31Bが押された
ときに点灯する。また、発光ダイオード32Aは感度確
認スイッチ32Bが押されたときに点灯し、発光ダイオ
ード33Aは零(0)点確認スイッチ33Bが押された
ときに点灯する。
【0023】34は実行スイッチであり、各設定スイッ
チ30B〜33Bのうちの押されたものに対応する確認
内容(例えばアドレス確認スイッチ30Bが押された場
合にはアドレスを確認する内容)のコードの作成、およ
び、このコードの送信を行う動作の開始を指示する。こ
のコードはアナログ式感知器10において説明したコー
ドのことである。35は電源スイッチであり、“ON”
側に設定することにより装置各部に電源が供給される。
チ30B〜33Bのうちの押されたものに対応する確認
内容(例えばアドレス確認スイッチ30Bが押された場
合にはアドレスを確認する内容)のコードの作成、およ
び、このコードの送信を行う動作の開始を指示する。こ
のコードはアナログ式感知器10において説明したコー
ドのことである。35は電源スイッチであり、“ON”
側に設定することにより装置各部に電源が供給される。
【0024】続いて、図3の確認装置11のブロック図
において、36は上記各発光ダイオード30A〜33A
からなる表示部、37は上記各設定スイッチ30B〜3
3Bからなるスイッチ部である。38はインタフェース
であり、送信部39とCPU40とを接続する。
において、36は上記各発光ダイオード30A〜33A
からなる表示部、37は上記各設定スイッチ30B〜3
3Bからなるスイッチ部である。38はインタフェース
であり、送信部39とCPU40とを接続する。
【0025】CPU40は、ROM41に書き込まれた
プログラムにしたがって装置各部を制御する。すなわ
ち、例えばアドレス確認スイッチ30Bが押されたとす
ると、発光ダイオード30Aを点灯させた後、アドレス
を確認する内容のコードを作成し、これをRAM42に
書き込む。アドレス確認スイッチ30Bに続いて例えば
種別確認スイッチ31Bが押されたとすると、発光ダイ
オード31Aを点灯させた後、種別を確認する内容のコ
ードを作成し、これをRAM42に書き込む。そして、
種別確認スイッチ31Bが押された後、実行スイッチ3
4が押されると、RAM42に書き込んでおいた各コー
ドを読み出し、これらを一緒にしてその前後にスタート
ビットおよびストップビットを付加して指令信号を作成
してインタフェース38を介して送信部39に供給す
る。
プログラムにしたがって装置各部を制御する。すなわ
ち、例えばアドレス確認スイッチ30Bが押されたとす
ると、発光ダイオード30Aを点灯させた後、アドレス
を確認する内容のコードを作成し、これをRAM42に
書き込む。アドレス確認スイッチ30Bに続いて例えば
種別確認スイッチ31Bが押されたとすると、発光ダイ
オード31Aを点灯させた後、種別を確認する内容のコ
ードを作成し、これをRAM42に書き込む。そして、
種別確認スイッチ31Bが押された後、実行スイッチ3
4が押されると、RAM42に書き込んでおいた各コー
ドを読み出し、これらを一緒にしてその前後にスタート
ビットおよびストップビットを付加して指令信号を作成
してインタフェース38を介して送信部39に供給す
る。
【0026】送信部39は、赤外線ダイオードを有して
構成され、CPU40で作成された指令信号にしたがう
赤外線パルス信号を送信する。
構成され、CPU40で作成された指令信号にしたがう
赤外線パルス信号を送信する。
【0027】上記受信部14は受信手段に対応する。上
記CPU19、ROM20およびワーキングRAM25
は確認手段100を構成する。また、音声合成部22、
増幅部23およびスピーカ24は音声出力手段101を
構成する。
記CPU19、ROM20およびワーキングRAM25
は確認手段100を構成する。また、音声合成部22、
増幅部23およびスピーカ24は音声出力手段101を
構成する。
【0028】このように構成されたアナログ式感知器1
0および確認装置11において、確認装置11の動作を
図4に示すフローチャートに基づいて説明し、アナログ
式感知器10の動作を図5に示すフローチャートに基づ
いて説明する。この場合、アナログ式感知器10の動作
は確認装置11からの指令信号によるもののみとする。
0および確認装置11において、確認装置11の動作を
図4に示すフローチャートに基づいて説明し、アナログ
式感知器10の動作を図5に示すフローチャートに基づ
いて説明する。この場合、アナログ式感知器10の動作
は確認装置11からの指令信号によるもののみとする。
【0029】確認装置11の動作 図4において、電源スイッチ35の投入後、CPU40
はステップS1〜ステップS8でアドレス確認スイッチ
30B、種別確認スイッチ31B、感度確認スイッチ3
2Bおよび零点確認スイッチ33Bのいずれかが押され
たか否かの判定を行う。この判定において例えばアドレ
ス確認スイッチ30Bが押されたと判断すると、ステッ
プS2で発光ダイオード30Aを点灯させる。また、種
別確認スイッチ31Bが押されたと判断すると、ステッ
プS4で発光ダイオード31Aを点灯させる。また、感
度確認スイッチ32Bが押されたと判断すると、ステッ
プS6で発光ダイオード32Aを点灯させる。さらに、
零点確認スイッチ33Bが押されたと判断すると、ステ
ップS8で発光ダイオード33Aを点灯させる。一方、
CPU40は押された確認スイッチに対応する発光ダイ
オードを点灯させた後、押された確認スイッチに対応す
る番号を自身のレジスタに記憶する。
はステップS1〜ステップS8でアドレス確認スイッチ
30B、種別確認スイッチ31B、感度確認スイッチ3
2Bおよび零点確認スイッチ33Bのいずれかが押され
たか否かの判定を行う。この判定において例えばアドレ
ス確認スイッチ30Bが押されたと判断すると、ステッ
プS2で発光ダイオード30Aを点灯させる。また、種
別確認スイッチ31Bが押されたと判断すると、ステッ
プS4で発光ダイオード31Aを点灯させる。また、感
度確認スイッチ32Bが押されたと判断すると、ステッ
プS6で発光ダイオード32Aを点灯させる。さらに、
零点確認スイッチ33Bが押されたと判断すると、ステ
ップS8で発光ダイオード33Aを点灯させる。一方、
CPU40は押された確認スイッチに対応する発光ダイ
オードを点灯させた後、押された確認スイッチに対応す
る番号を自身のレジスタに記憶する。
【0030】各確認スイッチ30B〜33Bのいずれか
が押されたか否かの判定を行った後、ステップS9にお
いて、実行スイッチ34が押されたか否かの判定を行
う。この判定において、実行スイッチ34が押されたと
判断すると、ステップS10で各確認スイッチ30B〜
33Bが押されていたか否かの判定を行う。すなわち、
自身のレジスタを参照し、押された確認スイッチに対応
する番号が書き込まれているか否かの判定を行う。確認
スイッチが押されてあれば、ステップS11で押された
確認スイッチに基づくコードを作成する。例えば、アド
レス確認スイッチ30Bが押されてあった場合はアナロ
グ式感知器10のアドレスを確認させる内容のアドレス
確認コードを作成する。
が押されたか否かの判定を行った後、ステップS9にお
いて、実行スイッチ34が押されたか否かの判定を行
う。この判定において、実行スイッチ34が押されたと
判断すると、ステップS10で各確認スイッチ30B〜
33Bが押されていたか否かの判定を行う。すなわち、
自身のレジスタを参照し、押された確認スイッチに対応
する番号が書き込まれているか否かの判定を行う。確認
スイッチが押されてあれば、ステップS11で押された
確認スイッチに基づくコードを作成する。例えば、アド
レス確認スイッチ30Bが押されてあった場合はアナロ
グ式感知器10のアドレスを確認させる内容のアドレス
確認コードを作成する。
【0031】コードの作成を行った後、その前後にスタ
ートビットおよびストップビットを付加することで指令
信号を作成する。次いで、ステップS12で作成した指
令信号を送信部39に供給し、この指令信号に従う赤外
線パルス信号を送信する。指令信号を送信部39に供給
した後、ステップS1に戻る。一方、ステップS10の
判定において、CPU40は、いずれの確認スイッチも
押されていないと判断すると何もせずにステップS1に
戻る。
ートビットおよびストップビットを付加することで指令
信号を作成する。次いで、ステップS12で作成した指
令信号を送信部39に供給し、この指令信号に従う赤外
線パルス信号を送信する。指令信号を送信部39に供給
した後、ステップS1に戻る。一方、ステップS10の
判定において、CPU40は、いずれの確認スイッチも
押されていないと判断すると何もせずにステップS1に
戻る。
【0032】アナログ式感知器10の動作 図5において、CPU19はステップS20で所定周期
毎に受信部14の出力を入力し、指令信号の有無を判定
する。この判定において、指令信号が有るものと判断す
るとステップS21で指令信号からコードの抽出を行
う。そして、コードの抽出を行った後、ステップS22
〜ステップS29で抽出したコードの解読を行い、その
結果に従って所定の処理を行う。すなわち、ステップS
22でアドレス確認コードが有るか否かの判定を行い、
有ると判断するとステップS23でアドレス設定器17
の設定値を読み込み、これをRAM25に書き込む。こ
の処理後、ステップS24に進む。他方、ステップS2
2の判定でアドレス確認コードが無いと判断した場合、
何もせずステップS24に進む。
毎に受信部14の出力を入力し、指令信号の有無を判定
する。この判定において、指令信号が有るものと判断す
るとステップS21で指令信号からコードの抽出を行
う。そして、コードの抽出を行った後、ステップS22
〜ステップS29で抽出したコードの解読を行い、その
結果に従って所定の処理を行う。すなわち、ステップS
22でアドレス確認コードが有るか否かの判定を行い、
有ると判断するとステップS23でアドレス設定器17
の設定値を読み込み、これをRAM25に書き込む。こ
の処理後、ステップS24に進む。他方、ステップS2
2の判定でアドレス確認コードが無いと判断した場合、
何もせずステップS24に進む。
【0033】ステップS24に進むと、種別確認コード
が有るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップ
S25で種別設定器15の設定値を読み込み、これをR
AM25に書き込む。この処理後、ステップS26に進
む。他方、種別確認コードが無いと判断した場合、何も
せずステップS26に進む。
が有るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップ
S25で種別設定器15の設定値を読み込み、これをR
AM25に書き込む。この処理後、ステップS26に進
む。他方、種別確認コードが無いと判断した場合、何も
せずステップS26に進む。
【0034】ステップS26に進むと、感度確認コード
が有るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップ
S27で感度設定器16の設定値を読み込み、これをR
AM25に書き込む。この処理後、ステップS28に進
む。他方、感度確認コードが無いと判断した場合、何も
せずステップS28に進む。
が有るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップ
S27で感度設定器16の設定値を読み込み、これをR
AM25に書き込む。この処理後、ステップS28に進
む。他方、感度確認コードが無いと判断した場合、何も
せずステップS28に進む。
【0035】ステップS28に進むと、零点確認コード
が有るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップ
S29で検出部13の出力を読み込み、これをRAM2
5に書き込む。この処理後、ステップS30に進む。他
方、零点確認コードが無いと判断した場合、何もせずス
テップS30に進む。なお、零点とは上述したように煙
が無い状態での検出部13の出力である。
が有るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップ
S29で検出部13の出力を読み込み、これをRAM2
5に書き込む。この処理後、ステップS30に進む。他
方、零点確認コードが無いと判断した場合、何もせずス
テップS30に進む。なお、零点とは上述したように煙
が無い状態での検出部13の出力である。
【0036】ステップS30に進むと、CPU19はR
AM25に少なくとも一つ書き込んだコードを読み出
し、音声データに変換して音声合成部22に供給する。
これにより、音声合成部22は供給された音声データに
基づいて音声の合成および組み合わせを行い、アナログ
の音声信号に変換して増幅部23に供給する。増幅部2
3で増幅された音声信号はスピーカ24に供給され、音
声メッセージが出力される。ここで、例えば受信した指
令信号のコードに、アドレス確認コードと、種別確認コ
ードと、感度確認コードと、零点確認コードの全てが含
まれていたとすると、音声メッセージは、『アドレスは
10に設定されています。種別は煙検出用に設定されて
います。感度は2種に設定されています。現在の零点は
1%/mです。』となる。
AM25に少なくとも一つ書き込んだコードを読み出
し、音声データに変換して音声合成部22に供給する。
これにより、音声合成部22は供給された音声データに
基づいて音声の合成および組み合わせを行い、アナログ
の音声信号に変換して増幅部23に供給する。増幅部2
3で増幅された音声信号はスピーカ24に供給され、音
声メッセージが出力される。ここで、例えば受信した指
令信号のコードに、アドレス確認コードと、種別確認コ
ードと、感度確認コードと、零点確認コードの全てが含
まれていたとすると、音声メッセージは、『アドレスは
10に設定されています。種別は煙検出用に設定されて
います。感度は2種に設定されています。現在の零点は
1%/mです。』となる。
【0037】以上のように、本実施例の確認装置11
は、各確認スイッチ30B〜33Bのいずれかが押され
ると、押された確認スイッチの内容に基づいた指令信号
を作成し、送信部39から赤外線のパルス信号として送
信する。また、本実施例のアナログ式感知器10は、確
認装置11より送信される指令信号を受信し、この指令
信号に基づいてアドレス、種別、感度または零点の確認
を行い、その確認結果を音声メッセージとして出力す
る。
は、各確認スイッチ30B〜33Bのいずれかが押され
ると、押された確認スイッチの内容に基づいた指令信号
を作成し、送信部39から赤外線のパルス信号として送
信する。また、本実施例のアナログ式感知器10は、確
認装置11より送信される指令信号を受信し、この指令
信号に基づいてアドレス、種別、感度または零点の確認
を行い、その確認結果を音声メッセージとして出力す
る。
【0038】◎第2実施例 次に、図6は本発明に係る火災報知システムの第2実施
例のアナログ式感知器50の構成を示すブロック図であ
る。また、図7は同実施例の確認装置51の外観を示す
斜視図である。また、図8は同確認装置51の構成を示
すブロック図である。なお、この実施例のアナログ式感
知器10は煙感知用とした。また、この実施例において
上述した図1〜図3と共通する部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。
例のアナログ式感知器50の構成を示すブロック図であ
る。また、図7は同実施例の確認装置51の外観を示す
斜視図である。また、図8は同確認装置51の構成を示
すブロック図である。なお、この実施例のアナログ式感
知器10は煙感知用とした。また、この実施例において
上述した図1〜図3と共通する部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0039】本実施例は、アナログ式感知器50にアド
レス、種別、感度および零点の確認結果を確認装置51
に対して送信する機能を持たせる一方、確認装置51に
はアナログ式感知器50より送信された確認結果を音声
として出力する機能と、確認結果を表示する表示機能を
持たせた点が上述した第1実施例と異なっている。
レス、種別、感度および零点の確認結果を確認装置51
に対して送信する機能を持たせる一方、確認装置51に
はアナログ式感知器50より送信された確認結果を音声
として出力する機能と、確認結果を表示する表示機能を
持たせた点が上述した第1実施例と異なっている。
【0040】図6において、CPU19は、受信部14
より受信した指令信号からコードを抽出し、これに基づ
いてアドレス、種別、感度、および零点のうちの少なく
とも一つの確認を行う。そして、確認した結果を確認コ
ードに変換して送信部53に供給する。これを受けて送
信部53は確認コードを赤外線のパルス信号として送信
する。このような動作を行わせるプログラムがROM2
0に書き込まれている。なお、この場合、アナログ式感
知器50に予め設けられている発報表示灯を駆動してパ
ルス信号を送信するようにしても良い。
より受信した指令信号からコードを抽出し、これに基づ
いてアドレス、種別、感度、および零点のうちの少なく
とも一つの確認を行う。そして、確認した結果を確認コ
ードに変換して送信部53に供給する。これを受けて送
信部53は確認コードを赤外線のパルス信号として送信
する。このような動作を行わせるプログラムがROM2
0に書き込まれている。なお、この場合、アナログ式感
知器50に予め設けられている発報表示灯を駆動してパ
ルス信号を送信するようにしても良い。
【0041】一方、図7において、55は例えば液晶表
示器を使用した表示器であり、アナログ式感知器50か
ら送信されたアドレス、種別、感度および零点のうちの
少なくとも一つの確認コードが文字変換されて表示され
る。例えばアドレス10の場合は、アドレス表示領域に
“10”と表示される。56は小径の孔が複数個開けら
れたスピーカ孔である。上記表示器55は発光ダイオー
ド30A〜33Aとともに図8のブロック図に示す表示
部58を構成する。
示器を使用した表示器であり、アナログ式感知器50か
ら送信されたアドレス、種別、感度および零点のうちの
少なくとも一つの確認コードが文字変換されて表示され
る。例えばアドレス10の場合は、アドレス表示領域に
“10”と表示される。56は小径の孔が複数個開けら
れたスピーカ孔である。上記表示器55は発光ダイオー
ド30A〜33Aとともに図8のブロック図に示す表示
部58を構成する。
【0042】図8において、57は受信部であり、アナ
ログ式感知器50より送信された確認コードを受信し、
出力する。59は音声合成部であり、図1に示す音声合
成部22と同様の機能を有し、音声データに基づいて音
声の合成および組み合わせを行い、それをアナログの音
声信号に変換して出力する。60は増幅部であり、音声
合成部59より供給される音声信号を増幅し、スピーカ
61に供給する。
ログ式感知器50より送信された確認コードを受信し、
出力する。59は音声合成部であり、図1に示す音声合
成部22と同様の機能を有し、音声データに基づいて音
声の合成および組み合わせを行い、それをアナログの音
声信号に変換して出力する。60は増幅部であり、音声
合成部59より供給される音声信号を増幅し、スピーカ
61に供給する。
【0043】上記送信部39は送信手段に対応する。ま
た、上記受信部57は受信手段に対応する。また、上記
音声合成部59、増幅部60およびスピーカ61は音声
出力手段110を構成する。また、上記送信部53は送
信手段に対応する。また、上記表示器55は表示手段に
対応する。また、上記CPU19、ROM20およびワ
ーキングRAM25は、上述した第1実施例と同様に確
認手段100を構成する。
た、上記受信部57は受信手段に対応する。また、上記
音声合成部59、増幅部60およびスピーカ61は音声
出力手段110を構成する。また、上記送信部53は送
信手段に対応する。また、上記表示器55は表示手段に
対応する。また、上記CPU19、ROM20およびワ
ーキングRAM25は、上述した第1実施例と同様に確
認手段100を構成する。
【0044】このように構成された感知器50および確
認装置51において、確認装置51の動作を図9および
図10に示すフローチャートに基づいて説明し、アナロ
グ式感知器50の動作を図11に示すフローチャートに
基づいて説明する。この場合、アナログ式感知器50の
動作は確認装置51からの指令信号によるもののみとす
る。
認装置51において、確認装置51の動作を図9および
図10に示すフローチャートに基づいて説明し、アナロ
グ式感知器50の動作を図11に示すフローチャートに
基づいて説明する。この場合、アナログ式感知器50の
動作は確認装置51からの指令信号によるもののみとす
る。
【0045】確認装置51の動作 図9および図10において、電源スイッチ35の投入
後、CPU40は、図4におけるステップS1〜ステッ
プS8と同様にステップS40〜ステップS47でアド
レス確認スイッチ30B、種別確認スイッチ31B、感
度確認スイッチ32Bおよび零点確認スイッチ33Bの
いずれかが押されたか否かの判定を行い、押された確認
スイッチに対応する発光ダイオードを点灯させる。さら
に、押された確認スイッチに対応する番号を自身のレジ
スタに記憶する。
後、CPU40は、図4におけるステップS1〜ステッ
プS8と同様にステップS40〜ステップS47でアド
レス確認スイッチ30B、種別確認スイッチ31B、感
度確認スイッチ32Bおよび零点確認スイッチ33Bの
いずれかが押されたか否かの判定を行い、押された確認
スイッチに対応する発光ダイオードを点灯させる。さら
に、押された確認スイッチに対応する番号を自身のレジ
スタに記憶する。
【0046】次いで、ステップS48で実行スイッチ3
4が押されたか否かの判定を行い、押されていないと判
断するとステップS40に戻り、押されたと判断すると
ステップS49に進む。ステップS49では確認スイッ
チ31B〜33Bのうち、少なくとも一つのものが押さ
れているか否かの判定を行い、一つも押されていないと
判断するとステップS40に戻り、一つでも押されてい
ると判断するとステップS50に進む。ステップS50
では押された確認スイッチに基づくコードを作成する。
例えばアドレス確認スイッチ30Bが押された場合には
アドレス確認コードを作成する。
4が押されたか否かの判定を行い、押されていないと判
断するとステップS40に戻り、押されたと判断すると
ステップS49に進む。ステップS49では確認スイッ
チ31B〜33Bのうち、少なくとも一つのものが押さ
れているか否かの判定を行い、一つも押されていないと
判断するとステップS40に戻り、一つでも押されてい
ると判断するとステップS50に進む。ステップS50
では押された確認スイッチに基づくコードを作成する。
例えばアドレス確認スイッチ30Bが押された場合には
アドレス確認コードを作成する。
【0047】コードを作成した後、その前後にスタート
ビットおよびストップビットを付加して指令信号を作成
する。そして、ステップS51に進み、作成した指令信
号を送信部39に供給し、この指令信号に従う赤外線パ
ルス信号を送信する。
ビットおよびストップビットを付加して指令信号を作成
する。そして、ステップS51に進み、作成した指令信
号を送信部39に供給し、この指令信号に従う赤外線パ
ルス信号を送信する。
【0048】次いで、ステップS52において受信部5
7の出力を所定周期毎(例えば1msec毎)に読み込
み、アナログ式感知器50からの返送信号(後述する)
の有無を判定する。この判定において、返送信号が有る
と判断するとステップS53に進み、返送信号からコー
ドの抽出を行う。そして、ステップS54〜ステップS
61(図10)で抽出したコードの解読を行い、この結
果に従って所定の処理を行う。すなわち、ステップS5
4でアドレスコードが有るか否かの判定を行い、有ると
判断するとステップS55においてアドレスコードをR
AM42に書き込み、次いで文字変換を行って表示器5
5のアドレス表示領域に表示する。この処理後、ステッ
プS56に進む。また、ステップS54の判定において
アドレスコードが無いと判断した場合、何もせずステッ
プS56に進む。
7の出力を所定周期毎(例えば1msec毎)に読み込
み、アナログ式感知器50からの返送信号(後述する)
の有無を判定する。この判定において、返送信号が有る
と判断するとステップS53に進み、返送信号からコー
ドの抽出を行う。そして、ステップS54〜ステップS
61(図10)で抽出したコードの解読を行い、この結
果に従って所定の処理を行う。すなわち、ステップS5
4でアドレスコードが有るか否かの判定を行い、有ると
判断するとステップS55においてアドレスコードをR
AM42に書き込み、次いで文字変換を行って表示器5
5のアドレス表示領域に表示する。この処理後、ステッ
プS56に進む。また、ステップS54の判定において
アドレスコードが無いと判断した場合、何もせずステッ
プS56に進む。
【0049】ステップS56では、種別コードが有るか
否かの判定を行い、有ると判断するとステップS57に
おいて種別コードをRAM42に書き込み、次いで文字
変換を行って表示器55の種別表示領域に表示する。こ
の処理後、ステップS58に進む。また、ステップS5
6の判定において種別コードが無いと判断した場合、何
もせずステップS58に進む。
否かの判定を行い、有ると判断するとステップS57に
おいて種別コードをRAM42に書き込み、次いで文字
変換を行って表示器55の種別表示領域に表示する。こ
の処理後、ステップS58に進む。また、ステップS5
6の判定において種別コードが無いと判断した場合、何
もせずステップS58に進む。
【0050】ステップS58に進むと、感度コードが有
るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップS5
9において感度コードをRAM42に書き込み、次いで
文字変換を行って表示器55に表示する。この処理後、
ステップS60に進む。また、ステップS58の判定に
おいて感度コードが無いと判断した場合、何もせずステ
ップS60に進む。
るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップS5
9において感度コードをRAM42に書き込み、次いで
文字変換を行って表示器55に表示する。この処理後、
ステップS60に進む。また、ステップS58の判定に
おいて感度コードが無いと判断した場合、何もせずステ
ップS60に進む。
【0051】ステップS60に進むと、零点コードが有
るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップS6
1において零点コードをRAM42に書き込み、次いで
文字変換を行って表示器55に表示する。この処理後、
ステップS62に進む。また、ステップS60の判定に
おいて零点コードが無いと判断した場合、何もせずステ
ップS62に進む。なお、零点とは上述したように煙が
無い状態での検出部13の出力である。
るか否かの判定を行い、有ると判断するとステップS6
1において零点コードをRAM42に書き込み、次いで
文字変換を行って表示器55に表示する。この処理後、
ステップS62に進む。また、ステップS60の判定に
おいて零点コードが無いと判断した場合、何もせずステ
ップS62に進む。なお、零点とは上述したように煙が
無い状態での検出部13の出力である。
【0052】ステップS62に進むと、CPU40はR
AM42に書き込んだ少なくとも一つのコードを読み出
し、音声データに変換して音声合成部59に供給する。
これにより、音声合成部59は供給された音声データに
基づいて音声の合成および組み合わせを行い、それをア
ナログの音声信号に変換して増幅部60に供給する。そ
して、増幅された音声信号がスピーカ61に供給され、
音声メッセージが出力される。ここで、例えば受信した
返送信号に、アドレスコード、種別コード、感度コー
ド、零点コードの全てが含まれていたとすると、『アド
レスは10に設定されています。種別は煙検出用に設定
されています。感度は2種に設定されています。現在の
零点は1%/mです。』という音声メッセージが出力さ
れる。ステップS62の処理が終了すると、ステップS
40に戻る。
AM42に書き込んだ少なくとも一つのコードを読み出
し、音声データに変換して音声合成部59に供給する。
これにより、音声合成部59は供給された音声データに
基づいて音声の合成および組み合わせを行い、それをア
ナログの音声信号に変換して増幅部60に供給する。そ
して、増幅された音声信号がスピーカ61に供給され、
音声メッセージが出力される。ここで、例えば受信した
返送信号に、アドレスコード、種別コード、感度コー
ド、零点コードの全てが含まれていたとすると、『アド
レスは10に設定されています。種別は煙検出用に設定
されています。感度は2種に設定されています。現在の
零点は1%/mです。』という音声メッセージが出力さ
れる。ステップS62の処理が終了すると、ステップS
40に戻る。
【0053】アナログ式感知器50の動作 図11において、CPU19はステップS80〜ステッ
プS89で上述した図5におけるステップS20〜ステ
ップS29と同様の処理を行う。すなわち、指令信号を
受信すると、コードの抽出を行い、それをRAM25に
書き込む。そして、ステップS82で抽出したコードの
中にアドレスを確認するアドレス確認コードが有るか否
かの判定を行い、有ると判断するとステップS83でア
ドレス設定器17の設定値を読み込み、RAM25に書
き込む。この処理後、ステップS84に進む。また、ス
テップS82でアドレス確認信号が無いと判断した場
合、何もせずステップS84に進む。
プS89で上述した図5におけるステップS20〜ステ
ップS29と同様の処理を行う。すなわち、指令信号を
受信すると、コードの抽出を行い、それをRAM25に
書き込む。そして、ステップS82で抽出したコードの
中にアドレスを確認するアドレス確認コードが有るか否
かの判定を行い、有ると判断するとステップS83でア
ドレス設定器17の設定値を読み込み、RAM25に書
き込む。この処理後、ステップS84に進む。また、ス
テップS82でアドレス確認信号が無いと判断した場
合、何もせずステップS84に進む。
【0054】ステップS84に進むと、種別を確認する
種別確認コードが有るか否かの判定を行い、有ると判断
すると、ステップS85で種別設定器15の設定値を読
み込み、RAM25に書き込む。この処理後、ステップ
S86に進む。また、ステップS84で種別確認信号が
無いと判断した場合、何もせずステップS86に進む。
種別確認コードが有るか否かの判定を行い、有ると判断
すると、ステップS85で種別設定器15の設定値を読
み込み、RAM25に書き込む。この処理後、ステップ
S86に進む。また、ステップS84で種別確認信号が
無いと判断した場合、何もせずステップS86に進む。
【0055】ステップS86に進むと、感度を確認する
感度確認コードが有るか否かの判定を行い、有ると判断
するとステップS87に進み、感度設定器16の設定値
を読み込み、RAM25に書き込む。この処理後、ステ
ップS88に進む。また、ステップS86で感度確認コ
ードが無いと判断した場合、何もせずステップS88に
進む。
感度確認コードが有るか否かの判定を行い、有ると判断
するとステップS87に進み、感度設定器16の設定値
を読み込み、RAM25に書き込む。この処理後、ステ
ップS88に進む。また、ステップS86で感度確認コ
ードが無いと判断した場合、何もせずステップS88に
進む。
【0056】ステップS88に進むと、零点を確認する
零点確認コードが有るか否かの判定を行い、有ると判断
するとステップS89に進み、検出部13の出力を読み
込み、RAM25に書き込む。この処理後、ステップS
90に進む。また、ステップS88で零点確認コードが
無いと判断した場合、何もせずステップS90に進む。
零点確認コードが有るか否かの判定を行い、有ると判断
するとステップS89に進み、検出部13の出力を読み
込み、RAM25に書き込む。この処理後、ステップS
90に進む。また、ステップS88で零点確認コードが
無いと判断した場合、何もせずステップS90に進む。
【0057】ステップS90に進むと、CPU19はR
AM25に書き込んだ少なくとも一つのコードを読み出
し、前後にスタートビットおよびストップビットを付加
して返送信号を作成する。そして、作成した返送信号を
ステップS91で送信部53に供給し、この返送信号に
従う赤外線パルス信号を送信する。
AM25に書き込んだ少なくとも一つのコードを読み出
し、前後にスタートビットおよびストップビットを付加
して返送信号を作成する。そして、作成した返送信号を
ステップS91で送信部53に供給し、この返送信号に
従う赤外線パルス信号を送信する。
【0058】以上のように、本実施例の確認装置51
は、各確認スイッチ30B〜33Bのいずれかが押され
ると、押された確認スイッチの内容に基づいた指令信号
を作成し、送信部39から赤外線のパルス信号として送
信する。そして、アナログ式感知器50より送信された
返送信号を受信し、この返送信号に基づいてアナログ式
感知器50で行われたアドレス、種別、感度または零点
の確認結果を音声として出力する。また、本実施例のア
ナログ式感知器50は、確認装置51より送信される指
令信号を受信し、この指令信号に基づいてアドレス、種
別、感度または零点の確認を行い、その結果を返送信号
として送信する。
は、各確認スイッチ30B〜33Bのいずれかが押され
ると、押された確認スイッチの内容に基づいた指令信号
を作成し、送信部39から赤外線のパルス信号として送
信する。そして、アナログ式感知器50より送信された
返送信号を受信し、この返送信号に基づいてアナログ式
感知器50で行われたアドレス、種別、感度または零点
の確認結果を音声として出力する。また、本実施例のア
ナログ式感知器50は、確認装置51より送信される指
令信号を受信し、この指令信号に基づいてアドレス、種
別、感度または零点の確認を行い、その結果を返送信号
として送信する。
【0059】なお、上記第1実施例および第2実施例に
おいて、赤外線を利用して指令信号および返送信号を送
信するようにしたが、赤外線の他に光や電磁波等の利用
も可能である。
おいて、赤外線を利用して指令信号および返送信号を送
信するようにしたが、赤外線の他に光や電磁波等の利用
も可能である。
【0060】また、上記第1実施例および第2実施例に
おいては、確認装置11,51より指令信号を送信する
ことにより、アドレス、種別、感度または零点の確認を
行うようにしたが、受信機2からの指令信号に基づいて
アドレス、種別、感度または零点の確認を行うようにし
ても良い。
おいては、確認装置11,51より指令信号を送信する
ことにより、アドレス、種別、感度または零点の確認を
行うようにしたが、受信機2からの指令信号に基づいて
アドレス、種別、感度または零点の確認を行うようにし
ても良い。
【0061】◎第3実施例 図12は本発明に係る火災報知システムの第3実施例の
アナログ式感知器70の構成を示すブロック図である。
この実施例のアナログ式感知器70は煙の感知を行うも
のである。また、この実施例において上述した図1と共
通する部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
アナログ式感知器70の構成を示すブロック図である。
この実施例のアナログ式感知器70は煙の感知を行うも
のである。また、この実施例において上述した図1と共
通する部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0062】本実施例はリードスイッチ71を設け、こ
れに磁石を近付けてオンさせることで、CPU19にア
ドレス、種別、感度または零点の確認を行わせ、その結
果を音声として出力させるようにしたものである。この
場合、アドレス、種別、感度または零点の確認および確
認結果を音声として出力させる動作は上述した第1実施
例と同様であり、その説明は省略する。
れに磁石を近付けてオンさせることで、CPU19にア
ドレス、種別、感度または零点の確認を行わせ、その結
果を音声として出力させるようにしたものである。この
場合、アドレス、種別、感度または零点の確認および確
認結果を音声として出力させる動作は上述した第1実施
例と同様であり、その説明は省略する。
【0063】リードスイッチ71をオンさせるものとし
ては、例えば先端に磁石を装着した棒状部材(図示略)
や、従来より使用されている加煙試験器(棒状の先端部
分に煙を発生させる器具が装着されたもの)に磁石を取
り付けたものなどが挙げられる。
ては、例えば先端に磁石を装着した棒状部材(図示略)
や、従来より使用されている加煙試験器(棒状の先端部
分に煙を発生させる器具が装着されたもの)に磁石を取
り付けたものなどが挙げられる。
【0064】本実施例は、第1実施例および第2実施例
における確認装置11,51を必要としない分、コスト
を低く抑えることができるという利点を有している。
における確認装置11,51を必要としない分、コスト
を低く抑えることができるという利点を有している。
【0065】なお、本実施例では磁石をリードスイッチ
71に近付けることで、アナログ式感知器70よりアド
レス、種別、感度または零点の確認結果を音声として出
力させるようにしたが、磁石をリードスイッチ71に近
付けることで、アドレス、種別、感度または零点の確認
結果を送信するようにし、送信した確認結果を上記した
先端に磁石を装着した棒状部材や、加煙試験器に装着し
た確認装置(図示略)で受信して、音声で出力または表
示するようにしても良い。
71に近付けることで、アナログ式感知器70よりアド
レス、種別、感度または零点の確認結果を音声として出
力させるようにしたが、磁石をリードスイッチ71に近
付けることで、アドレス、種別、感度または零点の確認
結果を送信するようにし、送信した確認結果を上記した
先端に磁石を装着した棒状部材や、加煙試験器に装着し
た確認装置(図示略)で受信して、音声で出力または表
示するようにしても良い。
【0066】さらに、本実施例ではリードスイッチ71
をオンすることにより、アドレス、種別、感度または零
点の確認を行うようにしたが、受信機2からの指令信号
に基づいてアドレス、種別、感度または零点の確認を行
うようにしても良い。
をオンすることにより、アドレス、種別、感度または零
点の確認を行うようにしたが、受信機2からの指令信号
に基づいてアドレス、種別、感度または零点の確認を行
うようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、アナログ式火災感知器
自体にそのアドレス、固有の特性および現状の性能を確
認させて、その確認内容を音声メッセージとして出力さ
せるか、または、該確認内容をアナログ式火災感知器か
ら送信させるようにして、確認装置で該確認内容を音声
メッセージとして出力させるようにしたので、アナログ
式火災感知器自体を取り付け箇所から取り外すことな
く、その場所においてアドレス、固有の特性および現状
の性能を短時間で確認することができ、点検作業の効率
化を図ることができる。そして、現状の性能を確認でき
ることから、特にアナログ式火災感知器が煙検出用で、
かつ光学式検出部を有している場合には、その光検出部
の汚れをその場所で確認することができる。
自体にそのアドレス、固有の特性および現状の性能を確
認させて、その確認内容を音声メッセージとして出力さ
せるか、または、該確認内容をアナログ式火災感知器か
ら送信させるようにして、確認装置で該確認内容を音声
メッセージとして出力させるようにしたので、アナログ
式火災感知器自体を取り付け箇所から取り外すことな
く、その場所においてアドレス、固有の特性および現状
の性能を短時間で確認することができ、点検作業の効率
化を図ることができる。そして、現状の性能を確認でき
ることから、特にアナログ式火災感知器が煙検出用で、
かつ光学式検出部を有している場合には、その光検出部
の汚れをその場所で確認することができる。
【図1】本発明に係る火災報知システムの第1実施例の
アナログ式火災感知器の構成を示すブロック図である。
アナログ式火災感知器の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例の確認装置の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】同実施例の確認装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】同実施例の確認装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】同実施例の感知器の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】本発明に係る火災報知システムの第2実施例の
アナログ式火災感知器の構成を示すブロック図である。
アナログ式火災感知器の構成を示すブロック図である。
【図7】同実施例の確認装置の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】同実施例の確認装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図9】同実施例の確認装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】同実施例の確認装置の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】同実施例のアナログ式火災感知器の動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図12】本発明に係る火災報知システムの第3実施例
のアナログ式火災感知器の構成を示すブロック図であ
る。
のアナログ式火災感知器の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】従来の火災報知システムの概略構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図14】従来の火災報知システムのアナログ式火災感
知器を示す側面図である。
知器を示す側面図である。
【図15】従来の火災報知システムのアナログ式火災感
知器を示す平面図である。
知器を示す平面図である。
10、50 アナログ式火災感知器 11、51 確認装置 14、57 受信部(受信手段) 19 CPU 20 ROM 22、59 音声合成部 23、60 増幅部 24、61 スピーカ 25 ワーキングRAM 39、53 送信部(送信手段) 55 表示器(表示手段) 100 確認手段 101、110 音声出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 照夫 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 松岡 直哉 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 島 裕史 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 小沢 利幸 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 加藤 賢司 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 不破 好章 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−133198(JP,A) 特開 平2−274090(JP,A) 特開 平3−276393(JP,A) 特開 平3−30096(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 31/00 H04Q 9/00 - 9/16
Claims (2)
- 【請求項1】 煙濃度、温度等の変化を感知する少なく
とも一つのアナログ式感知器と、 該アナログ式感知器より出力される信号を入力して警報
を発生させる受信機と、を備えた火災報知システムにお
いて、 前記アナログ式感知器および前記受信機と別個に、前記
アナログ式感知器に対してアドレス、固有の特性および
現状の性能を確認させるための指令信号を送信する確認
装置を設け、 前記アナログ式感知器は、前記指令信号を受信する受信
手段と、 受信した前記指令信号に従い自身のアドレス、固有の特
性および現状の性能を確認する確認手段と、 該確認手段の確認結果を音声として出力する音声出力手
段と、を有することを特徴とする火災報知システム。 - 【請求項2】 煙濃度、温度等の変化を感知する少なく
とも一つのアナログ式感知器と、 該アナログ式感知器より出力される信号を入力して警報
を発生させる受信機と、を備えた火災報知システムにお
いて、 前記アナログ式感知器および前記受信機と別個に、前記
感知器に対してアドレス、固有の特性および現状の性能
を確認させるための指令信号を送信する送信手段と、 前記アナログ式感知器より送信された確認結果を受信す
る受信手段と、 受信した確認結果を音声として出力する音声出力手段ま
たは受信した確認結果の内容を表示する表示手段とを有
する確認装置を設け、 前記アナログ式感知器は、前記確認装置より送信された
指令信号を受信する受信手段と、 受信した指令信号に従い自身のアドレス、固有の特性お
よび現状の性能を確認する確認手段と、 該確認手段の確認結果を送信する送信手段と、を有する
ことを特徴とする火災報知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19304792A JP3233992B2 (ja) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | 火災報知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19304792A JP3233992B2 (ja) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | 火災報知システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612582A JPH0612582A (ja) | 1994-01-21 |
JP3233992B2 true JP3233992B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=16301299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19304792A Expired - Fee Related JP3233992B2 (ja) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | 火災報知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3233992B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08171687A (ja) * | 1994-12-16 | 1996-07-02 | Hochiki Corp | アドレス設定器 |
JP4713097B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2011-06-29 | 新コスモス電機株式会社 | 警報器 |
KR102489359B1 (ko) * | 2022-05-24 | 2023-01-17 | (주)빅트론 | 센서 확장형 복합 화재 감지기를 이용한 배터리 보관 랙 내부 상태 모니터링 시스템 |
-
1992
- 1992-06-27 JP JP19304792A patent/JP3233992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612582A (ja) | 1994-01-21 |
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