JP3233935U - 嵌め合わせパズル - Google Patents
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Abstract
【課題】経年劣化が起こりにくく、かつ使い勝手に優れる嵌め合わせパズルを提供する。【解決手段】組み立て可能なパズルであって、複数のパズル部品Aを備え、パズル部品Aは、複数のパズル部品Aを組み立てた状態で互いに当接する当接部Tを有し、当接部Tは、漆によって被膜される漆層Uが設けられるパズルであり、パズル部品Aは、パズルピース1と、パズルピース1を嵌め込む台座2を含む。【選択図】図2
Description
本発明は、表面に漆による被膜が形成される、嵌め合わせパズルに関する。
例えば特許文献1に示すような立体的なブロックを嵌め合わせるパズル玩具は、指先の器用さや思考力を向上させる作用を持ち、また、安全性が高いため、知育または脳の老化抑制を目的として世界的に普及している。
一方、特許文献1に記載の考案のような木材同士を篏合して使用する嵌め合わせ玩具には、種々の改良点がある。
例えば、気候の変化で木片が水分を吸収し木片が膨潤すると、篏合の具合が変動しパズル同士をうまく嵌めることができなくなることや、使用によってささくれが生じけがをする恐れが出てくること、篏合する際に木片同士の摩擦によって摩耗してしまうこと等であり、いずれも経年劣化によって発生し、パズルとしての利用に不都合を生ずる。
例えば、気候の変化で木片が水分を吸収し木片が膨潤すると、篏合の具合が変動しパズル同士をうまく嵌めることができなくなることや、使用によってささくれが生じけがをする恐れが出てくること、篏合する際に木片同士の摩擦によって摩耗してしまうこと等であり、いずれも経年劣化によって発生し、パズルとしての利用に不都合を生ずる。
本考案は、上述の課題に鑑みて、経年劣化が起こりにくく、かつ使い勝手に優れる嵌め合わせパズルを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本考案は、組み立て可能なパズルであって、複数のパズル部品を備え、前記パズル部品は、複数の前記パズル部品を組み立てた状態で互いに当接する当接部を有し、前記当接部は、漆によって被膜される漆層が設けられるパズルである。
このような構成にすることによって、前記当接部における摩擦が低減し、組立を簡単にすることができるようになるとともに、前記漆層による被膜作用によって耐久性や意匠性が高まる。
このような構成にすることによって、前記当接部における摩擦が低減し、組立を簡単にすることができるようになるとともに、前記漆層による被膜作用によって耐久性や意匠性が高まる。
本発明の好ましい形態では、前記パズル部品は、パズルピースと、前記パズルピースを嵌め込む台座を含む。
このような構成にすることによって、前記パズルピースを前記台座に嵌め込むパズルの耐久性を高め、同時に嵌め込みの際の摩擦を低減させることで前記パズルの使い勝手を良くすることができる。さらに、意匠性に優れたパズルを製作することが可能になる。
このような構成にすることによって、前記パズルピースを前記台座に嵌め込むパズルの耐久性を高め、同時に嵌め込みの際の摩擦を低減させることで前記パズルの使い勝手を良くすることができる。さらに、意匠性に優れたパズルを製作することが可能になる。
本発明の好ましい形態では、前記パズルピースは、複数の前記パズルピースが組み合わさった状態で前記台座に嵌め込まれる。
このような構成にすることによって、複数の前記パズルピース同士を組み合わせる際にも、前記パズルピースの摩擦を低減し、さらに耐久性を向上させることができる。
このような構成にすることによって、複数の前記パズルピース同士を組み合わせる際にも、前記パズルピースの摩擦を低減し、さらに耐久性を向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記パズルピースは、平面視で略同一形状である。
このような構成にすることによって、使用者の形状識別能力を高めることができるようになる。
このような構成にすることによって、使用者の形状識別能力を高めることができるようになる。
本発明の好ましい形態では、前記パズルピースは、同一の色彩に着色されている。
このような構成にすることによって、使用者の色彩識別能力を高めることができ、また、前記漆層の意匠性をより生かすことができる。
このような構成にすることによって、使用者の色彩識別能力を高めることができ、また、前記漆層の意匠性をより生かすことができる。
本発明の好ましい形態では、前記パズルピースは、柱状に設けられている。
このような構成にすることによって、当接部に被膜を塗布することを容易に行うことができるようになるとともに、角が生じることで使用者がパズルピースを誤って飲み込むことを防ぐことができる。
このような構成にすることによって、当接部に被膜を塗布することを容易に行うことができるようになるとともに、角が生じることで使用者がパズルピースを誤って飲み込むことを防ぐことができる。
上記の構成によって、上述の課題に鑑みて、経年劣化が起こりにくく、かつ使い勝手に優れる嵌め合わせパズルを提供することができる。
以下、図面を用いて、本発明の各実施形態に係るパズルについて説明する。説明は、各実施形態に係るパズルの各々の構成要素についての説明を行い、次に製造方法、最後にパズルの利用方法について詳述を行う。
なお、以下に示す各実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の各実施形態に限定するものではない。
なお、以下に示す各実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の各実施形態に限定するものではない。
《第一の実施形態》
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係るパズルの構造について詳述する。以下において、符号Xはパズルを表す。
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係るパズルの構造について詳述する。以下において、符号Xはパズルを表す。
図1は、本実施形態に係るパズルの一部である第一パズルX1を表した斜視図である。第一パズルX1は、複数のパズル部品Aによって構成され、パズル部品Aは、パズルピース1と、台座2を備える。
パズルピース1は、円柱ピース1a、三角柱ピース1b、直方体ピース1cの3つの柱状のピースによって構成されており、それぞれが同質の木材によって形成されている。なお、パズルピース1の高さは、パズルピース1の幅よりも短く構成することが好ましく、これにより上面がどの向きかを識別しやすくする。
台座2は、略平板形状に形成された基台21と、基台21と平面視で同一形状に形成され、複数の孔を設けた穴板22と、を貼り合わせることによって構成される。なお、基台21の高さと穴板22の高さは略同一である。
穴板22には、パズルピース1が嵌め込み可能となるように打ち抜くことによって形成される穴が複数設けられている。穴は、円柱ピース1aが嵌め込み可能となる円柱穴22aと、三角柱ピース1bが嵌め込み可能となる三角柱穴22bと、直方体ピース1cが嵌め込み可能となる四角柱孔22cを含み、それぞれの穴は略等間隔に設けられている。
パズルピース1を穴に嵌め合わせると、パズルピース1の下面と基台21の上面、及びパズルピース1の側面と穴の内周面はお互いに当接する当接部Tとなる。
図2は、パズルピース1が穴に嵌め合っている状態における、当接部Tの断面の拡大模式図を示す。
本図において、左側のパズル部品Aはパズルピース1を表し、右側のパズル部品Aが、台座2を表している。
本図において、左側のパズル部品Aはパズルピース1を表し、右側のパズル部品Aが、台座2を表している。
パズルピース1の表面は漆層Uで被膜されており、台座2の表面にも同様にして漆層Uで被膜されている。パズルピース1の漆層Uと、台座2の漆層Uは、当接部Tにおいて、互いに当接している。
漆層Uの厚さは、0.1mm〜5mm程度であり、これによってパズル部品Aの表面を保護するとともに、当接部Tにおける摩擦を軽減する。
漆層Uの厚さは、0.1mm〜5mm程度であり、これによってパズル部品Aの表面を保護するとともに、当接部Tにおける摩擦を軽減する。
なお、漆層Uはパズルピース1の全面を被膜していても、台座2の全面を被膜していてもよく、このような構成とすることによれば、パズルXの耐久性がさらに向上する。
《第二の実施形態》
以下、図3を用いて、第一パズルX1に類似した別の形態である第二パズルX2について説明を行う。
なお、第一の実施形態と同様の構成については、第一パズルX1と同じ符号を用いて説明を省略する。
以下、図3を用いて、第一パズルX1に類似した別の形態である第二パズルX2について説明を行う。
なお、第一の実施形態と同様の構成については、第一パズルX1と同じ符号を用いて説明を省略する。
第二パズルX2は、パズルピース1と、台座2を備え、台座2に設けられた穴にパズルピース1を嵌め合わせられるように構成しており、少なくともパズルピース1は、漆層Uを有する。
また、パズルピース1は、円柱ピース1a、三角柱ピース1b、直方体ピース1cの3つの柱状のピースによって構成されており、それぞれのパズルピース1は、複数の構成体に分割し、また組み合わせることができる。
また、パズルピース1は、円柱ピース1a、三角柱ピース1b、直方体ピース1cの3つの柱状のピースによって構成されており、それぞれのパズルピース1は、複数の構成体に分割し、また組み合わせることができる。
円柱ピース1aは、平面視で同一の形状を持つ2つの円柱構成体1a’によって、分割、また組み合わせることができるように構成されている。円柱構成体1a’は、平面視で凸部と凹部を有する勾玉形状の部材であって、一方の凸部が他方の凹部に嵌め合わさることによって円柱形状を形成する柱状部材である。
三角柱ピース1bは、平面視で同一の形状を持つ3つの三角柱構成体1b’によって、分割、また組み合わせができるように構成されている。詳述すると、三角柱構成体1b’は、平面視で三角形である三角柱ピース1bの各辺の中点から三角形の重心へ向かって切れ目を入れることによって分割することによって形成される。
直方体ピース1cは、4つの直方体構成体1c’によって、分割、また組み合わせができるように構成されている。詳述すると、直方体構成体1c’は、平面視で四角形である直方体ピース1cの各辺の垂直二等分線に沿って分割することで、同一形状の直方体構成体1c’を4つ形成する。
好ましくは、直方体構成体1c’は立方体であることが好ましい。これによって、使用者は立方体の底面形状が全ての面において同一であることを理解することができる。
また、好ましくは、構成体の各面の色彩を別々とする。これによって、上面の色彩を構成体の向きによって様々に変更し、一つのパズルピース1で様々な意匠を生み出すことができる。
なお、構成体はパズル部品Aの一部であり、構成体同士が組み合わさる面は当接部Tとなる。当該当接部Tにも、図2のように漆層Uを設けることによって、摩擦によるささくれや経年劣化が生じにくく、長期間にわたって嵌め合わせ可能なパズルを形成することができる。
《第三の実施形態》
以下、図4を用いて、第一パズルX1に類似した別の形態である第三パズルX3について説明を行う。
なお、第一の実施形態と同様の構成については、第一パズルX1と同じ符号を用いて説明を省略する。
以下、図4を用いて、第一パズルX1に類似した別の形態である第三パズルX3について説明を行う。
なお、第一の実施形態と同様の構成については、第一パズルX1と同じ符号を用いて説明を省略する。
第三パズルX3は、パズルピース1と、台座2を備え、台座2に設けられた孔に、パズルピース1が嵌め合わさるように構成しており、少なくともパズルピース1は漆層Uを有する。
また、パズルピース1は、円柱ピース1a、三角柱ピース1b、直方体ピース1cの3つの柱状のピースによって構成されており、それぞれのパズルピース1は、複数の構成体に分割し、また組み合わせることができるようになっている。
また、パズルピース1は、円柱ピース1a、三角柱ピース1b、直方体ピース1cの3つの柱状のピースによって構成されており、それぞれのパズルピース1は、複数の構成体に分割し、また組み合わせることができるようになっている。
詳述すると、円柱ピース1aは、複数の円柱同色構成体1a”に分割、また組み合わせることができるように構成しており、各円柱同色構成体1a”の表面が、同一又は類似の色彩となるように彩色してある。
同様にして、三角柱ピース1bは複数の三角柱同色構成体1b”に、直方体ピース1cは複数の直方体色構成体1c”に分割、また組み合わせることができるように構成しており、それぞれが同一又は類似の色彩になるように彩色している。
ここで、各パズルピース1の色彩は、それぞれ異なる色となるように彩色している。これによって使用者は色彩をもとにパズルXの組み合わせを推理することができるため、思考力が向上する。
特に好ましくは、各パズルピース1の色の組み合わせは、色弱の者にも判断が付きやすいものを選択することが好ましい。例えば、黄緑色、水色、橙色の明度が高い組み合わせであるとよい。
特に好ましくは、各パズルピース1の色の組み合わせは、色弱の者にも判断が付きやすいものを選択することが好ましい。例えば、黄緑色、水色、橙色の明度が高い組み合わせであるとよい。
さらに好ましくは、パズルピース1の前面に漆層Uを設け、漆の精製度合いや、漆への添加物の有無、漆層Uの厚みによって色彩を区別する方式としてもよく、また色彩だけでなく触覚による差別化を行ってもよい。
《第四の実施形態》
以下、図5を用いて、第一パズルX1に類似した別の形態である第四パズルX4について説明を行う。
なお、第一の実施形態と同様の構成については、第一パズルX1と同じ符号を用いて説明を省略する。
以下、図5を用いて、第一パズルX1に類似した別の形態である第四パズルX4について説明を行う。
なお、第一の実施形態と同様の構成については、第一パズルX1と同じ符号を用いて説明を省略する。
第四パズルX4は、パズルピース1と、台座2を備え、台座2に設けられた孔に、パズルピース1が嵌め合わさるように構成しており、少なくともパズルピース1は漆層Uを有する。
また、パズルピース1は、円柱ピース1a、三角柱ピース1b、直方体ピース1cの3つの柱状のピースによって構成されており、それぞれのパズルピース1は、複数の構成体に分割し、また組み合わせることができるようになっている。
また、パズルピース1は、円柱ピース1a、三角柱ピース1b、直方体ピース1cの3つの柱状のピースによって構成されており、それぞれのパズルピース1は、複数の構成体に分割し、また組み合わせることができるようになっている。
円柱ピース1aは、複数の円柱篏合構成体1a^に分割、また嵌め込みができるように構成している。それぞれの円柱篏合構成体1a^は、複数の円柱篏合構成体1a^をまたがるように模様が描かれており、正しい向きで嵌め込まれた状態で絵柄が合致する。これによって、使用者の思考力や手先を器用にすることができる。
三角柱ピース1bを構成する複数の三角柱立体構成体1b^は、図6に示すように、内部の球体1bAと、球体を嵌め込む球体穴1bBと、球体を上部から篏合する球体押さえ1bCと、側面の構成体である側面構成体1bDと、によって構成されている。これによって、組み合わせの難易度を高めるとともに、使用者の立体的な空間把握能力を高めることができる。
直方体ピース1cは、複数の直方体地図構成体1c^に、分割、組み合わせができるように構成している。直方体地図構成体1c^は、平面視で島や、地理上の境界線を模した形状の柱状の構成体であり、それぞれを組み合わせることによって一つの地図が完成するようになっている。これによって、使用者の地勢への関心を高めることができる。
なお、パズルピース1は、上記の実施例によらず、どのように分割されていてもよい。
また、パズルとしての利用を効果的に行うためには、図7に記載のように、同一形状のパズルピース1と台座2を複数用意し、複数のパズルピース1を同時に分割ができるように構成することが好ましい。
図7(a)では、第一パズルX1、第二パズルX2、第三パズルX3、第四パズルX4が同時に使用される様子を表しており、図7(b)では、穴板22に設ける穴を、それぞれの台座2で同一形状にして複数設けた図7(a)の変更例を表している。
また、パズルとしての利用を効果的に行うためには、図7に記載のように、同一形状のパズルピース1と台座2を複数用意し、複数のパズルピース1を同時に分割ができるように構成することが好ましい。
図7(a)では、第一パズルX1、第二パズルX2、第三パズルX3、第四パズルX4が同時に使用される様子を表しており、図7(b)では、穴板22に設ける穴を、それぞれの台座2で同一形状にして複数設けた図7(a)の変更例を表している。
《実施形態の製造方法》
以下、本実施形態に係るパズルXの製造方法について詳述する。本実施形態のパズルは、製造者によって製造される。なお、製造の方法は以下に限らず、その順番は前後してもよい。
以下、本実施形態に係るパズルXの製造方法について詳述する。本実施形態のパズルは、製造者によって製造される。なお、製造の方法は以下に限らず、その順番は前後してもよい。
まず、製造者は、パズル部品Aを作成する。パズル部品Aは、パズルピース1と、台座2が含む。
パズルピース1は、木材を柱状に切削加工を行うことで作成する。その後、パズルピース1の少なくとも側面部分に漆塗りを行い、漆をパズルピース1の表面に定着させ漆層Uを形成する。
台座2は、木製の穴板22に、パズルピース1を平面視した形状よりも少し大きくなるように円柱穴22a、三角柱穴22b、四角柱孔22cを設け、それらの穴の少なくとも内周面に漆塗りを行い、穴板22に漆層Uを形成する。
次に、穴板22を平面視で略同一形状の基台21に貼り付け、台座2とする。
パズルピース1は、木材を柱状に切削加工を行うことで作成する。その後、パズルピース1の少なくとも側面部分に漆塗りを行い、漆をパズルピース1の表面に定着させ漆層Uを形成する。
台座2は、木製の穴板22に、パズルピース1を平面視した形状よりも少し大きくなるように円柱穴22a、三角柱穴22b、四角柱孔22cを設け、それらの穴の少なくとも内周面に漆塗りを行い、穴板22に漆層Uを形成する。
次に、穴板22を平面視で略同一形状の基台21に貼り付け、台座2とする。
その後、製造者は、パズルピース1を台座2に嵌め込み、パズルXを製造する。
好ましくは、第一パズルX1〜第四パズルX4を同時に収納することができる漆塗りの収納箱に収納する。さらに好ましくは、収納を効率的に行うために、台座2の縦幅は、台座2の横幅の略定数倍に構成する。
好ましくは、第一パズルX1〜第四パズルX4を同時に収納することができる漆塗りの収納箱に収納する。さらに好ましくは、収納を効率的に行うために、台座2の縦幅は、台座2の横幅の略定数倍に構成する。
《実施形態の使用方法》
以下、本実施形態に係るパズルXの使用方法について詳述する。本実施形態のパズルは、使用者によって使用される。なお、使用の方法は以下に限らず、その順番は前後してもよい。
以下、本実施形態に係るパズルXの使用方法について詳述する。本実施形態のパズルは、使用者によって使用される。なお、使用の方法は以下に限らず、その順番は前後してもよい。
使用者は、台座2に形成された穴にパズルピース1を適宜嵌め込むことによって、パズルXを使用する。
嵌め込みの際、漆層Uによって摩擦が低減することで、使用者は引掛りなくスムーズな嵌め込み動作が可能となる。また、漆層Uがパズル部品Aを保護することで、耐久性及び安全性が向上する。
嵌め込みの際、漆層Uによって摩擦が低減することで、使用者は引掛りなくスムーズな嵌め込み動作が可能となる。また、漆層Uがパズル部品Aを保護することで、耐久性及び安全性が向上する。
X パズル
A パズル部品
1 パズルピース
2 台座
21 基台
22 穴板
T 当接部
U 漆層
A パズル部品
1 パズルピース
2 台座
21 基台
22 穴板
T 当接部
U 漆層
本考案は、表面に漆による被膜が形成される、嵌め合わせパズルに関する。
本考案の好ましい形態では、前記パズル部品は、パズルピースと、前記パズルピースを嵌め込む台座を含む。このような構成にすることによって、前記パズルピースを前記台座に嵌め込むパズルの耐久性を高め、同時に嵌め込みの際の摩擦を低減させることで前記パズルの使い勝手を良くすることができる。さらに、意匠性に優れたパズルを製作することが可能になる。
本考案の好ましい形態では、前記パズルピースは、複数の前記パズルピースが組み合わさった状態で前記台座に嵌め込まれる。このような構成にすることによって、複数の前記パズルピース同士を組み合わせる際にも、前記パズルピースの摩擦を低減し、さらに耐久性を向上させることができる。
本考案の好ましい形態では、前記パズルピースは、平面視で略同一形状である。このような構成にすることによって、使用者の形状識別能力を高めることができるようになる。
本考案の好ましい形態では、前記パズルピースは、同一の色彩に着色されている。このような構成にすることによって、使用者の色彩識別能力を高めることができ、また、前記漆層の意匠性をより生かすことができる。
本考案の好ましい形態では、前記パズルピースは、柱状に設けられている。このような構成にすることによって、当接部に被膜を塗布することを容易に行うことができるようになるとともに、角が生じることで使用者がパズルピースを誤って飲み込むことを防ぐことができる。
以下、図面を用いて、本考案の各実施形態に係るパズルについて説明する。説明は、各実施形態に係るパズルの各々の構成要素についての説明を行い、次に製造方法、最後にパズルの利用方法について詳述を行う。なお、以下に示す各実施形態は本考案の一例であり、本考案を以下の各実施形態に限定するものではない。
Claims (6)
- 組み立て可能なパズルであって、
複数のパズル部品を備え、
前記パズル部品は、複数の前記パズル部品を組み立てた状態で互いに当接する当接部を有し、
前記当接部は、漆によって被膜される漆層が設けられるパズル。 - 前記パズル部品は、
パズルピースと、前記パズルピースを嵌め込む台座を含む請求項1に記載のパズル。 - 前記パズルピースは、複数の構成体によって構成され、
前記複数の構成体が組み合わさった状態で前記台座に嵌め込まれる請求項2に記載のパズル。 - 前記構成体は、平面視で略同一形状である請求項3に記載のパズル。
- 前記構成体は、同一の色彩に着色されている請求項3又は4に記載のパズル。
- 前記パズルピースは、柱状である請求項2〜5の何れかに記載のパズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002562U JP3233935U (ja) | 2021-07-01 | 2021-07-01 | 嵌め合わせパズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002562U JP3233935U (ja) | 2021-07-01 | 2021-07-01 | 嵌め合わせパズル |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=77549817
Family Applications (1)
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JP2021002562U Active JP3233935U (ja) | 2021-07-01 | 2021-07-01 | 嵌め合わせパズル |
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2021
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