JP6218866B2 - 木製フィギュア - Google Patents

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Description

本発明は、木製フィギュアに関する。
従来より、積木等の組立玩具が広く知られている(例えば特許文献1)。
このような組立玩具は、複数種類のうち、輪郭が角形状あるいは矩形状の扁平形状のものがあり、幼児が適宜載置形態を選択したり、複数を積み上げることで興趣性を満たすものとなっている。
実開昭61−118399号公報
ところで、一般に、幼児は、扁平形状の積木が載置面に対して扁平に載置されている場合、すなわち、扁平形状の積木が載置面に対して厚み方向が直交するように載置されている場合、このような積木を載置面に対して厚み方向が平行になるように直立させたいという欲求が生ずることが知られている。
このような組立玩具は、各端面が平坦面であるため、それぞれの端面を載置面に載置させることにより、複数の直立状態が得られる。
また、近年の組立玩具では、多様な幼児の興趣性を満たすために、輪郭が曲線のものも提供されている。
ところが、このような組立玩具では、端面が円弧面となるため、安定的な直立状態が得難く、幼児にとっての取り扱い性が低いという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、安定的な直立状態等が容易に得ることができ、幼児にとっても取り扱い性のよい木製フィギュアを提供することを目的とする。
本発明に係る木製フィギュアは、頭部と胴体部とが一体に成形された扁平形状とされ、前記胴体部において前記頭部とは反対側の端面に設けられ、載置面に載置することにより前記頭部が前記胴体部の上方となる正立状態が得られる正立支持部と、前記頭部における頭部側面及び頭頂面のうちの一方と、前記胴体部における胴体部側面とに設けられ、前記載置面に載置することにより横立状態が得られる横立支持部と、を備える。本発明に係る木製フィギュアは、頭部と胴体部とが一体に成形された扁平形状とされ、前記胴体部において前記頭部とは反対側の端面に設けられ、載置面に載置することにより前記頭部が前記胴体部の上方となる正立状態が得られる正立支持部と、前記頭部における頭部側面及び頭頂面のうちの一方と、前記胴体部における胴体部側面とに設けられ、前記載置面に載置することにより横立状態が得られる横立支持部と、を備え、前記頭部における頭部正面及び前記胴体部における胴体部正面が同一平坦面であるとともに、前記頭部における頭部背面及び前記胴体部における胴体部背面が同一平坦面であり、前記頭部における頭部側面及び前記胴体部における前記胴体部側面が互いに異なる曲率の円弧面であるとともに、前記頭部側面及び前記胴体部側面の少なくとも一部が窪みを形成する。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記頭部における前記頭頂面に設けられ、前記載置面に載置することにより倒立状態が得られる倒立支持部を備えてもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記頭部における頭部正面及び前記胴体部における胴体部正面が同一平坦面であるとともに、前記頭部における頭部背面及び前記胴体部における胴体部背面が同一平坦面であり、前記頭部における頭部側面及び前記胴体部における前記胴体部側面が互いに異なる曲率の円弧面であるとともに、前記頭部側面及び前記胴体部側面により窪みが形成されるものであってもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記頭部の前記頭部正面に顔面模様が施されているとともに、前記頭部における前記頭頂面、前記頭部正面、前記頭部側面、前記頭部背面のうちの互いに隣り合う複数の面の少なくとも一部に連続した色彩が施され、前記胴体部における前記胴体部正面、前記胴体部側面、前記胴体部背面のうちの互いに隣り合う複数の面の少なくとも一部に連続した色彩が施されていてもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記色彩は透視性を有する塗料により施されていてもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記倒立支持部は、前記頭部における前記頭頂面に設けられた一対の突出部であってもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記各突出部における突出部側面が円弧面であるとともに、前記頭部側面及び前記突出部側面の少なくとも一部により窪みが形成されるものであってもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記突出部側面が前記頭部における前記頭部側面と異なる曲率の円弧面であってもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記頭部の幅寸法が、前記胴体部の幅寸法よりも大きくてもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記頭部及び前記胴体部のうちの少なくとも一方は、人物、動植物、キャラクターのうちのいずれか1つを模した輪郭形状であってもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記頭部の輪郭形状及び前記胴体部の輪郭形状は、他の種類の木製フィギュアにおける頭部の輪郭形状及び胴体部の輪郭形状と異なってもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、前記横立支持部は、他の種類の木製フィギュアにおける横立支持部と異なる位置に設けられていてもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、他の種類の木製フィギュアと、厚み方向及び厚み方向に対して直交する方向に沿って重畳可能であってもよい。
また、本発明に係る木製フィギュアにおいては、他の種類の木製フィギュアと、厚み方向に対して直交する方向に沿って前記窪みを介して重畳可能であってもよい。
本発明によれば、頭部が胴体部の上方となるように支持する正立状態及び頭部と胴体部とで支持する横立状態が可能なので、幼児にとっても取り扱い性のよい木製フィギュアを提供することができる。
(A)は本発明の実施形態である木製フィギュアの正立状態を示す正面図であり、(B)は前上方から見た斜視図であり、(C)は後上方から見た斜視図である。 (A)は本発明の実施形態である木製フィギュアの横立状態を示す正面図であり、(B)は倒立状態を示す正面図である。 載置面に平たく載置された木製フィギュアを正立状態に起こす動作を示す斜視図である。 (A)〜(C)には、他の種類の木製フィギュアの斜視図である。 (A)〜(C)は図4で示した木製フィギュアの正立状態、横立状態及び倒立状態を示す正面図である。 (A)及び(B)は異なる種類の木製フィギュアを2線支持で重ねた状態の正面図である。 異なる種類の木製フィギュアを3線支持で重ねた状態の正面図である。 異なる種類の木製フィギュアを厚さ方向に重ねた状態の平面図である。
[本発明の実施の形態]
図1(A)は、本発明の実施形態を説明するための、木製フィギュアの全体構成を示す正面図である。また、図1(B)は前上方から見た斜視図であり、図1(C)は後上方から見た斜視図である。
図1に示す木製フィギュア10は、胴体部20を有しており、胴体部20には頭部30が一体的に連結された扁平形状である。胴体部20及び頭部30は、一定値よりも大きな板厚Tを有する(図1(B)参照)。ここで、一定値よりも大きな板厚Tとは、後述する正立状態、横立状態及び倒立状態の保持が可能な板厚Tよりも大きいことを意味する。
なお、木製フィギュア10は、例えば平板状の木製板材から切り抜いて製造することができるが、製造方法は特に限定しない。
胴体部20及び胴体部20に連続して設けられている頭部30は、投影輪郭線の少なくとも一部が凸状の曲線である。
胴体部20は、例えば、正面から見て外側に凸の一対の曲線(曲面)からなる胴体部側面21、21と、胴体部側面21の下端部に連続し頭部30とは反対側の端面である胴体部底面22で形成することができる。また、頭部30は、例えば、全体円形とすることができる。
また、頭部30の輪郭を形成する頭頂面31及び左右の頭部側面32、32には、一対の耳(突出部)33が設けられている。耳側面(突出部側面)331は、頭部側面32と異なる曲率の円弧面で形成されており、一部が頭部30に埋没した形状となっている。耳側面331と頭部側面32は、少なくとも一部が凹んで入隅(窪み)S2となっている。
なお、突出部として、耳のかわりに角を設けることもできる。
頭部正面35と胴体部正面25とは、同一平坦面である。また、頭部背面36と胴体部背面26とは、同一平坦面である。
従って、木製フィギュア10は、胴体部20及び頭部30を同じ板厚Tの材料で形成することができる。あるいは、木製フィギュア10の最下面である胴体部底面22から頭頂面31まで、板厚Tが直線的に変化する材料を用いることもできる。
頭部30における頭部側面32及び胴体部20における胴体部側面21は、互いに異なる曲率の円弧面で形成することができる。このとき、頭部側面32と胴体部側面21とが交わる部分が凹んで入隅(窪み)S1が形成されている(図1(A)参照)。頭部30の幅寸法W1は、胴体部20の幅寸法W2よりも大きい。
また、頭部30及び胴体部20のうちの少なくとも一方は、人物、動植物、キャラクターのうちのいずれか1つを模した輪郭形状となっている。
図1(A)及び図1(B)に示すように、頭部正面35には、目、鼻、口、眉等の顔面模様が施されており、耳33の形状と相まって小熊のような印象を与える。さらに、頭頂面31、頭部正面35、頭部側面32、頭部背面36のうちの互いに隣り合う複数の面の少なくとも一部には、連続した色彩が施されている。ここでは、頬の模様が、頭部正面35及び頭部側面32に連続して設けられている。
また、図1(B)及び図1(C)に示すように、胴体部正面25、胴体部側面21、胴体部背面26のうちの互いに隣り合う複数の面の少なくとも一部に連続した色彩が施されている。ここでは、胴体部20の下部に全周にわたって模様が設けられている。
頭部30及び胴体部20に設けられている色彩は、透視性を有する塗料により施されている。
このため、木製フィギュア10を形成している材料の木目等が透けて見えるので、材料の特性を生かすことができる。
次に、木製フィギュア10の動作について説明する。
木製フィギュア10を机や台や床等の上面である載置面40に載置する際に、胴体部底面22を正立支持部23として載置することにより、頭部30が胴体部20の上方となる正立状態が得られる(図1(A)参照)。すなわち、正立状態は、胴体部底面22が載置面40に面接触することにより行われているので、正立支持部23は、一面で構成される。
また、図2(A)に示すように、頭部30における頭部側面32及び頭頂面31のうちの一方(ここでは、頭部側面32)と胴体部20における胴体部側面21とを、横立支持部24として載置面40に載置することにより、横立状態が得られる。すなわち、横立状態は、頭部側面32を厚さ方向に横切る1本の直線と、胴体部側面21を厚さ方向に横切る1本の直線とが、載置面40に接触することにより得られる。従って、横立支持部24は、2本の直線により構成される。
なお、ここでは、胴体部側面21を厚さ方向に横切る直線が、胴体部側面21と胴体部底面22との交線となっているが、胴体部側面21の曲率が大きい場合には、胴体部側面21の途中部分に位置することもある。この場合、頭部側面32と胴体部側面21の共通接線(すなわち、載置面40)が胴体部側面21を支持する位置となる。
さらに、図2(B)に示すように、頭頂面31に設けられた一対の耳33を倒立支持部34として載置面40に載置することにより、倒立状態が得られる。すなわち、倒立状態は、一対の耳33の頂点を厚さ方向に横切る2本の直線が、載置面40に接触することにより得られる。従って、倒立支持部34は、2本の直線により構成される。
図3に示すように、木製フィギュア10を載置面40に載置する際には、頭部30と胴体部20との間の入隅(窪み)S1(図1(A)参照)を指Fで摘んで木製フィギュア10を持ち上げる。
このため、木製フィギュア10を容易に指等で把持することができる。
次に、本実施形態に係る木製フィギュアの作用、効果について説明する。
本実施形態に係る木製フィギュア10は、胴体部20における頭部30とは反対側の胴体部底面22に設けられ、載置面40に載置することにより頭部30が胴体部20の上方となる正立状態が得られる正立支持部23と、頭部側面32及び頭頂面31のうちの一方と、胴体部側面21とに設けられ、載置面40に載置することにより横立状態が得られる横立支持部24と、を備える。
このため、木製フィギュア10は、安定的な直立状態を容易に得ることができ、幼児にとっても取り扱い性のよい木製フィギュア10を提供することができる。また、木製フィギュア10は、正立状態及び横立状態の起立状態が可能になるので、興趣性を増すことができる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、頭頂面31に設けられ、載置面40に載置することにより倒立状態が得られる倒立支持部34を備える。
このため、倒立状態の起立状態が可能になるので、興趣性を増すことができる。
また、頭部側面32及び胴体部側面21が互いに異なる曲率の円弧面であるとともに、頭部側面32及び胴体部側面21の少なくとも一部が入隅(窪み)S1を形成する。このため、入隅(窪み)S1を指で摘むことにより、容易かつ確実に木製フィギュア10を摘むことができる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、頭部正面35に顔面模様が施され、頭頂面31、頭部正面35、頭部側面32、頭部背面36のうちの互いに隣り合う複数の面の一部に連続した色彩が施されているので、頭部30の立体感が得られる。
また、胴体部正面25、胴体部側面21、胴体部背面26のうちの互いに隣り合う複数の面の一部に連続した色彩が施されている。このため、胴体部20の立体感が得られる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、色彩は透視性を有する塗料により施されている。
このため、材料の木目が透けて見えるので、材料の特性を生かすことができる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、倒立支持部34は、頭頂面31に設けられた一対の耳33である。
これにより、倒立状態が可能になる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、各耳33における耳側面331が円弧面であるとともに、頭部側面32と耳側面331の少なくとも一部が入隅(窪み)S2を形成する。
このため、入隅(窪み)S2を指で摘むことにより、木製フィギュア10を容易に摘むことができる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、耳側面331が頭部側面32と異なる曲率の円弧面であってもよい。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、頭部30の幅寸法W1が、胴体部20の幅寸法W2よりも大きい。
すなわち、胴体部20よりも頭部30の方が大きくなるので、全体として仮分数(頭でっかち)の状態となり、かわいい印象を与える。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、頭部30及び胴体部20のうちの少なくとも一方は、人物、動植物、キャラクターのうちのいずれか1つを模した輪郭形状である。
このため、木製フィギュア10は、かわいい印象を与える。
次に、複数の木製フィギュアを用いる場合について説明する。
複数個の木製フィギュアを用いて遊ぶ際には、輪郭形状が異なる他の種類の木製フィギュアを用いることができる。このとき、横立支持部を異なる位置に設けることもできる。
図4(A)〜図4(C)には、前述した木製フィギュア10とは輪郭形状及び図柄等が異なる他の種類の木製フィギュアが示されている。
図4(A)に示す木製フィギュア10Aでは、頭部30Aに設けられている耳33Aの形状が前述した木製フィギュア10の場合と異なり、先端が尖っている。また、一対の耳33A、33Aが離れて設けられている。さらに、頭部正面35Aに描かれている顔の図柄が、タヌキのような印象を与える。
胴体部20Aでは、胴体部正面25A及び胴体部側面21Aに跨って図柄が設けられるとともに、胴体部正面25Aの中央部には、腹が白色等で設けられている。
図4(B)に示す木製フィギュア10Bでは、頭部30Bに設けられている耳33Bの形状が前述した木製フィギュア10の場合と異なり、先端が尖っているが、一対の耳33B、33Bが設けられている位置は、前述した木製フィギュア10と同様である。さらに、頭部正面35Bに描かれている顔の図柄が、ブタのような印象を与える。
胴体部20Bは、頭部30Bと比べて非常に小さい。胴体部正面25B及び胴体部側面21Bに跨って、丸印の図柄が設けられる。なお、胴体部背面(図示省略)にも同様な図柄が連続して設けられている。
図4(C)に示す木製フィギュア10Cでは、頭部30Cに設けられている耳33Cの形状が前述した木製フィギュア10の場合と異なり、先端が尖っている。また、一対の耳33C、33Cが接近して設けられている。さらに、頭部正面35Cに描かれている顔の図柄が、キツネのような印象を与える。
胴体部20Cでは、胴体部正面25C及び胴体部側面21Cに跨って図柄が設けられるとともに、胴体部正面25Cの中央部には、腹が白色等で設けられている。
図5(A)には、図4(A)に示した木製フィギュア10Aの正立状態が示されている。正立状態では、胴体部底面22Aを正立支持部23Aとして載置面40に載置する。
横立状態では、耳側面331Aの一部及び胴体部側面21Aの一部を通る直線を横立支持部24Aとする。従って、頭部側面32Aは載置面40に接触しない。なお、耳側面331Aの一部としては、耳側面331Aにおける接点または耳側面331Aの先端点がある。同様に、胴体部側面21Aの一部としては、胴体部側面21Aにおける接点または胴体部側面21Aと胴体部底面22Aとの交点(交線)がある。
さらに、倒立状態では、一対の耳33A、33Aの共通接線、あるいは一対の耳33A、33Aの先端を結ぶ線を倒立支持部34Aとする。
図5(B)には、図4(B)に示した木製フィギュア10Bの正立状態が示されている。正立状態では、胴体部底面22Bを正立支持部23Bとして載置面40に載置する。
横立状態では、頭部側面32Bと胴体部側面21Bとの共通接線、あるいは胴体部側面21Bと胴体部底面22Bとの交点(交線)を通る頭部側面32Bの接線を横立支持部24Bとする。
さらに、倒立状態では、一対の耳33B、33Bの共通接線、あるいは一対の耳33B、33Bの先端を結ぶ線を倒立支持部34Bとする。
図5(C)には、図4(C)に示した木製フィギュア10Cの正立状態が示されている。正立状態では、胴体部底面22Cを正立支持部23Cとして載置面40に載置する。
横立状態では、頭部側面32Cと胴体部側面21Cとの共通接線、あるいは胴体部側面21Cと胴体部底面22Cとの交点(交線)を通る頭部側面32Cの接線を横立支持部24Cとする。
さらに、倒立状態では、一対の耳33C、33Cの共通接線、あるいは一対の耳33C、33Cの先端を結ぶ線を倒立支持部34Cとする。
図6(A)には、異なる種類の木製フィギュアを2線支持で重ねた状態の一例が示されている。
載置面40に、木製フィギュア10Bを図5(B)で示される横立状態で載置し、木製フィギュア10Bの上に木製フィギュア10Cを横立状態で重ねた。この場合、木製フィギュア10Bの頭部側面32Bの上に、木製フィギュア10Cの頭部側面32C及び胴体部側面21Cが載置されており、2本の直線により横立状態が保持されている。
図6(B)には、異なる種類の木製フィギュアを2線支持で重ねた状態の別の例が示されている。
載置面40に、木製フィギュア10Aを図5(A)で示される横立状態で載置し、木製フィギュア10Aの上に木製フィギュア10Cを横立状態で重ねた。この場合、木製フィギュア10Aの耳側面331Aの上に、木製フィギュア10Cの胴体部側面21Cを載置し、木製フィギュア10Aの胴体部側面21Aの上に木製フィギュア10Cの頭部側面32Cを載置している。この場合も、2本の直線により横立状態が保持されている。
なお、ここでは横立状態の木製フィギュアに別の種類の木製フィギュアを厚み方向に対して直交する方向に沿って横立状態で重ねて2線で支持した場合について例示したが、これに限定するものではない。種々の重ね方で2線支持が可能である。
また、複数の木製フィギュアを重ねる際に、入隅(窪み)S1、S2を用いることも可能である。
図7には、異なる種類の木製フィギュアを3線支持で重ねた状態の一例が示されている。
載置面40には、木製フィギュア10Aが正立状態で載置されている。木製フィギュア10Aの頭部30Aには、木製フィギュア10Bが横立状態で載置されている。木製フィギュア10Bは、3線支持で木製フィギュア10Aの上に載置されている。
ここでは、木製フィギュア10Aの頭頂面31Aと木製フィギュア10Bの頭部側面32Bが接触し、木製フィギュア10Aの耳側面331Aと木製フィギュア10Bの頭部側面32Bが接触し、さらに、木製フィギュア10Aの耳側面331Aと木製フィギュア10Bの胴体部側面21Bが接触している。これにより、3本の直線で保持される。
なお、ここでは正立状態の木製フィギュア10Aに別の種類の木製フィギュア10Bを厚み方向に対して直交する方向に沿って横立状態で重ねた場合について例示したが、これに限定するものではない。種々の重ね方で3線支持が可能である。
また、複数の木製フィギュアを重ねる際に、入隅(窪み)S1、S2を用いることも可能である。
図8には、異なる種類の木製フィギュアを厚さ方向に重ねた平積み状態の一例が示されている。
まず、載置面40に木製フィギュア10を厚さ方向が直交するように載置し、木製フィギュア10の上に木製フィギュア10Bを厚さ方向が直交するように平積みし、さらに木製フィギュア10Bの上に木製フィギュア10Cを厚さ方向が直交するように平積している。
これにより、この木製フィギュアを複数個用いて遊ぶ際や、他の種類の木製フィギュアをも用いる際に、厚み方向に重畳する(積み重ねる)ことができる。
次に、本実施形態に係る木製フィギュアを複数用いる際の作用、効果について説明する。
本実施形態に係る木製フィギュア10においては、頭部30の輪郭形状及び胴体部20の輪郭形状は、他の種類の木製フィギュア10A、10B、10Cにおける頭部30A、30B、30Cの輪郭形状及び胴体部20A、20B、20Cの輪郭形状と異なってもよい。
これにより、色々な遊び方ができる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、横立支持部24は、他の種類の木製フィギュア10A、10B、10Cにおける横立支持部24A、24B、24Cと異なる位置に設けられていてもよい。
これにより、色々な遊び方ができる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、他の種類の木製フィギュア10A、10B、10Cと、厚み方向及び厚み方向に対して直交する方向に沿って重畳可能であってもよい。
これにより、異なる複数の木製フィギュア10、10A、10B、10Cを容易に積層することができる。
また、本実施形態に係る木製フィギュア10においては、他の種類の木製フィギュア10A、10B、10Cと、厚み方向に対して直交する方向に沿って入隅(窪み)S1、S2を介して重畳可能であってもよい。
これにより、入隅(窪み)を利用して、異なる複数の木製フィギュア10、10A、10B、10Cを容易に積層することができる。
本発明の木製フィギュア10は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
10、10A、10B、10C 木製フィギュア
20、20A、20B、20C 胴体部
21、21A、21B、21C 胴体部側面
22、22A、22B、22C 胴体部底面(端面)
23、23A、23B、23C 正立支持部
24、24A、24B、24C 横立支持部
25、25A、25B、25C 胴体部正面
26 胴体部背面
30、30A、30B、30C 頭部
31 頭頂面
32、32A、32B、32C 頭部側面
33、33A、33B、33C 耳(突出部)
331、331A 耳側面(突出部側面)
34、34A、34B、34C 倒立支持部
35、35A、35B、35C 頭部正面
36 頭部背面
40 載置面
S1、S2 入隅(窪み)
W1 頭部の幅寸法
W2 胴体部の幅寸法

Claims (13)

  1. 頭部と胴体部とが一体に成形された扁平形状とされ、
    前記胴体部において前記頭部とは反対側の端面に設けられ、載置面に載置することにより前記頭部が前記胴体部の上方となる正立状態が得られる正立支持部と、
    前記頭部における頭部側面及び頭頂面のうちの一方と、前記胴体部における胴体部側面とに設けられ、前記載置面に載置することにより横立状態が得られる横立支持部と、を備え
    前記頭部における頭部正面及び前記胴体部における胴体部正面が同一平坦面であるとともに、前記頭部における頭部背面及び前記胴体部における胴体部背面が同一平坦面であり、
    前記頭部における頭部側面及び前記胴体部における前記胴体部側面が互いに異なる曲率の円弧面であるとともに、前記頭部側面及び前記胴体部側面の少なくとも一部が窪みを形成する木製フィギュア。
  2. 請求項1記載の木製フィギュアであって、
    前記頭部における前記頭頂面に設けられ、前記載置面に載置することにより倒立状態が得られる倒立支持部を備える木製フィギュア。
  3. 請求項1または請求項2記載の木製フィギュアであって、
    前記頭部の前記頭部正面に顔面模様が施されているとともに、
    前記頭部における前記頭頂面、前記頭部正面、前記頭部側面、前記頭部背面のうちの互いに隣り合う複数の面の少なくとも一部に連続した色彩が施され、
    前記胴体部における前記胴体部正面、前記胴体部側面、前記胴体部背面のうちの互いに隣り合う複数の面の少なくとも一部に連続した色彩が施されている木製フィギュア。
  4. 請求項記載の木製フィギュアであって、
    前記色彩は透視性を有する塗料により施されている木製フィギュア。
  5. 請求項2記載の木製フィギュアであって、
    前記倒立支持部は、前記頭部における前記頭頂面に設けられた一対の突出部である木製フィギュア。
  6. 請求項記載の木製フィギュアであって、
    前記各突出部における突出部側面が円弧面であるとともに、前記頭部側面及び前記突出部側面の少なくとも一部が窪みを形成する木製フィギュア。
  7. 請求項記載の木製フィギュアであって、
    前記突出部側面が前記頭部における前記頭部側面と異なる曲率の円弧面である木製フィギュア。
  8. 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の木製フィギュアであって、
    前記頭部の幅寸法が、前記胴体部の幅寸法よりも大きい木製フィギュア。
  9. 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の木製フィギュアであって、
    前記頭部及び前記胴体部のうちの少なくとも一方は、人物、動植物、キャラクターのうちのいずれか1つを模した輪郭形状である木製フィギュア。
  10. 請求項1ないし請求項のうちのいずれか1項記載の木製フィギュアであって、
    前記頭部の輪郭形状及び前記胴体部の輪郭形状は、他の種類の木製フィギュアにおける頭部の輪郭形状及び胴体部の輪郭形状と異なる木製フィギュア。
  11. 請求項1ないし請求項10のうちのいずれか1項記載の木製フィギュアであって、
    前記横立支持部は、他の種類の木製フィギュアにおける横立支持部と異なる位置に設けられている木製フィギュア。
  12. 請求項1ないし請求項11のうちのいずれか1項記載の木製フィギュアであって、
    他の種類の木製フィギュアと、厚み方向及び厚み方向に対して直交する方向に沿って重畳可能である木製フィギュア。
  13. 請求項記載の木製フィギュアであって、
    他の種類の木製フィギュアと、厚み方向に対して直交する方向に沿って前記窪みを介して重畳可能である木製フィギュア。
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