JP2003245475A - カエルの竹細工品およびその製造方法 - Google Patents

カエルの竹細工品およびその製造方法

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JP2003245475A JP2002099376A JP2002099376A JP2003245475A JP 2003245475 A JP2003245475 A JP 2003245475A JP 2002099376 A JP2002099376 A JP 2002099376A JP 2002099376 A JP2002099376 A JP 2002099376A JP 2003245475 A JP2003245475 A JP 2003245475A
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bamboo
frog
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eye
sliced
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JP2002099376A
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Yasushi Miyatsu
泰 宮津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な材料で、特別な加工技術も必要とせ
ず、しかも製造された一つ一つの姿形が異なる情緒ある
カエルの置き物を提供する。 【解決手段】 竹の笹部を有する節部を輪切りにし、前
記笹部の基部を残して切断して目部を形成した顔部に、
輪切りにした胴部を一部を重ねて結合し、さらに輪切り
にした2個の足部を前記胴部に一部を重ねて結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、素朴な竹細工のカ
エルおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカエルの置き物には、樹脂成形の
物、木を削り出した物などがあるが、それらはカエルの
顔部、胴部および足部が一体に形成された物がほとんど
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
樹脂成形品では型が必要であり、大量生産用のため製作
されたものが同形で趣に欠けるものである。また木の加
工品は加工技術が必要であり誰でも製造できるものでは
なく高価となるものである。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、輪切りにした竹そのものを材料
としているので、安価であり、また特別の加工技術も必
要とせず、何よりも出来上がった姿形がそれぞれ異なる
情緒のあるカエルの竹細工品を提供することを目的とす
る。また上述の通り特別の加工技術を必要とせず子供に
でも簡単にできるので、自然科学教育の教材としても利
用できるカエルの竹細工品を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の竹細工品は、笹部を有する節部を輪切りに
し前記笹部の基部を残して目部を構成してなる顔部と、
それに結合された輪切りの胴部と、その胴部に結合され
た2個の足部とから構成される。
【0006】上記目的を達成するために、本発明の竹細
工品は、笹部を有する節部を輪切りにし前記笹部の基部
を残して切断して目部を構成するとともにその目部に目
が描かれてなる顔部と、それに結合された輪切りの胴部
と、その胴部に結合された2個の足部とから構成され
る。
【0007】上記目的を達成するために、本発明の竹細
工品は、笹部を有する節部を輪切りにし前記笹部の基部
を残して切断して目部が形成された顔部と、その顔部に
結合され上方よりも下方が幅広となるように切断される
とともに底部が平面状となるように形成された胴部と、
その胴部に結合された2個の足部とから構成される。
【0008】上記の目的を達成するために、本発明は、
竹の笹部を有する節部を輪切りにして顔部を形成し、前
記笹部の基部を残して笹部を切断することにより目部を
形成し、前記顔部にそれより大きな径の胴部を結合し、
前記胴部にそれより小さな径の2個の足部を結合する。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明によれば、胴部と足
部または胴部のみにより台上に安定して置かれる。
【0010】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様を実施
例に基づき図面を参照して説明する。図1は本実施例の
カエルの置き物を斜め上から見た正面図、図2はその側
面図である。
【0011】カエルの顔部1は、竹の笹部を有する節部
2を輪切りしたもので、前記笹部の基部を残して切断す
ることにより目部3が形成される。前記笹部は通常節部
から二股状に伸びているので、その基部を水平に切断す
るとあたかも2個の目のように見える。なお前記顔部1
は、上方が幅狭で、下方が幅広となるように、前面側が
斜めに切断されている。
【0012】胴部4は、空洞部を有する竹を輪切りにし
たもので、前記顔部1の下方と一部が重なり合うように
してアロンアルファ等の接着剤により固定されている。
その胴部4は、上方が幅狭で、下方が幅広となるよう
に、前面側が斜めに切断されている。従って顔部1と胴
部4とを固定したとき、顔部1は上向きとなりその表情
がよく見える。またその胴部4は前記顔部1より大径の
ものを用いると見栄えが良い。
【0013】2個の足部5は、空洞部を有する竹を輪切
りにしたもので、前記胴部4の下方の左右に、それらの
一部が重なり合うように、アロンアルファ等の接着剤に
より固定されている。その足部5は前記胴部4の形状に
合わせて斜めに切断されており、前記胴部4と協働して
全体を台上に安定して置けるように構成されている。ま
たその足部5は前記胴部4よりも小径のものを用いると
見栄えが良い。
【0014】以上説明したように、特別の細工をするこ
となく、カエルを想像できる置き物を製造することがで
きる。
【0015】なお、本発明は、以上説明した実施例に限
定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、変更を加えることが可能である。
【0016】たとえば、前記実施例はカエルの置き物と
して説明したが、顔部の一部に穴を開けて紐を通し、壁
に掛けるようにしても良い。この場合、顔部1、胴部4
および足部5が接着剤などで固定されている必要はな
く、カエルのイメージを壊さない程度に釘などで連結さ
れていれば良い。
【0017】また、置き物として安定して置けるよう
に、胴部4の断面が図1のように変形した材料を使用す
るのが望ましいが、たとえば断面が真円に近い場合に
は、図3に示すように、その胴部4の下方部分を水平に
削って安定性を保つようにしても良い。
【0018】また、素朴な趣を出すためには顔部に何の
細工も施す必要はないが、たとえば図4に示すように、
目部3に笑った目6を、節部2に舌7などを絵の具で描
き、実物のカエルに近いイメージを与えるようにしても
良い。
【0019】また、胴部および足部は必ずしも竹である
必要はなく、木を輪切りにしたものでも良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、安価な竹材を使用し、その構成も極め
て簡単で、しかも製造された一つ一つがそれぞれ個性を
持ったカエルの竹細工品を提供することができる。
【0021】本発明によれば、目部に相当する部分に絵
の具等で目を描くことにより、実物に近いイメージのカ
エルの竹細工品を提供することができる。
【0022】本発明によれば、胴部の下面を平面状に形
成することにより、台上に安定しておくことができるカ
エルの竹細工品を提供することができる。
【0023】本発明によれば、竹などを輪切りにして顔
部、胴部および足部を形成し、それらを結合するだけで
カエルの竹細工品を製造できるので、子供でも簡単にで
き、自然科学の教材としても利用できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1の実施例として示すカ
エルの置き物を斜め上から見た正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】胴部の他の実施例を示す正面図である。
【図4】顔部に目、舌などを描いた図1相当図である。
【符号の説明】
1 顔部 2 節部 3 目部 4 胴部 5 足部 6 目 7 舌

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竹の笹部を有する節部を輪切りにし、前
    記笹部の基部を残して切断して目部が形成された顔部
    と、その顔部に結合された輪切りの胴部と、その胴部に
    結合された2個の輪切りの足部とからなるカエルの竹細
    工品。
  2. 【請求項2】前記顔部の目部には、目が描かれてなる請
    求項1記載のカエルの竹細工品。
  3. 【請求項3】前記胴部は、上方よりも下方が幅広となる
    ように切断され且つその底部が平面状に形成されている
    請求項1記載のカエルの竹細工品。
  4. 【請求項4】笹部を有する竹の節部を輪切りにして顔部
    を形成し、前記笹部の基部を残して切断することにより
    目部を形成し、前記顔部より大きな径の胴部を前記顔部
    に結合し、前記胴部より小さな径の2個の足部を前記胴
    部に結合してなるカエルの竹細工品の製造方法。
JP2002099376A 2002-02-25 2002-02-25 カエルの竹細工品およびその製造方法 Pending JP2003245475A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108290074A (zh) * 2016-01-28 2018-07-17 株式会社万代 木制模型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108290074A (zh) * 2016-01-28 2018-07-17 株式会社万代 木制模型
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