JP3233274B2 - マイクロコンピュータのプログラムリブート方法およびプログラムリブート装置 - Google Patents

マイクロコンピュータのプログラムリブート方法およびプログラムリブート装置

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JP3233274B2
JP3233274B2 JP34028497A JP34028497A JP3233274B2 JP 3233274 B2 JP3233274 B2 JP 3233274B2 JP 34028497 A JP34028497 A JP 34028497A JP 34028497 A JP34028497 A JP 34028497A JP 3233274 B2 JP3233274 B2 JP 3233274B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、CPUシステム等
を構成するマイクロコンピュータにおいて内蔵メモリに
障害が生じた際に、内蔵メモリのプログラムを復帰させ
るのに利用されるコンピュータのプログラムリブート方
法およびプログラムリブート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高信頼性コンピュータシステムでは、自
己故障の監視を強化するために、例えばアップセットに
よるビットデータの破壊などの対応策として、メモリに
パリティやECC(Error Checking a
nd Correction)による検出・訂正回路を
設けているのが一般的である。
【0003】また、近年のCPUの発達は目覚しく、と
くに、民生機器や家電製品等の機器には、メモリや出入
力装置などの周辺デバイスを同一パッケージにしたワン
チップマイクロコンピュータが採用されており、これに
より低消費電力、小型軽量化および低コスト化を実現し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、汎用の
ワンチップマイクロコンピュータに内蔵されているメモ
リ(フラッシュROM,EEPROM等)には上記の検
出・訂正回路を外部から付加することができず、高信頼
性コンピュータシステムでは故障分離が難しくなること
から、例えば、高信頼性を必要とする宇宙機器搭載用の
コンピュータシステムにおいては、メモリを内蔵したワ
ンチップマイクロコンピュータの採用を見合わせてい
た。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来の状況に鑑みて成さ
れたもので、高信頼性コンピュータシステムにおいて汎
用のワンチップマイクロコンピュータの採用を可能に
し、しかも、内蔵メモリに障害が発生した際に特別なイ
ンタフェイスを用いなくても再プログラミングすること
ができるマイクロコンピュータのプログラムリブート方
法およびプログラムリブート装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるマイクロ
コンピュータのプログラムリブート方法は、請求項1と
して、マイクロコンピュータの内蔵メモリに障害が発生
した際に、その内蔵メモリのプログラムを他のコンピュ
ータの支援により復帰させる方法であって、マイクロコ
ンピュータに設けたウオッチドッグタイマにより内蔵メ
モリの障害を検出し、その検出信号をリセットおよび障
害発生の割込み信号としてマイクロコンピュータおよび
他のコンピュータに送信し、割込み信号を受信した他の
コンピュータからマイクロコンピュータにモード変更信
号を送信し、ウオッチドッグタイマからのリセットと他
のコンピュータからのモード変更信号によりマイクロコ
ンピュータのモードを演算モードからプログラミングモ
ードに変更し、他のコンピュータからの停止信号により
ウオッチドッグタイマを停止させたのち、他のコンピュ
ータからマイクロコンピュータにプログラムを転送し、
プログラムの転送後、他のコンピュータがマイクロコン
ピュータへのモード変更信号とウオッチドッグタイマへ
の停止信号を解除し、動作を再開したウオッチドッグタ
イマからのリセットによりマイクロコンピュータのモー
ドをプログラミングモードから演算モードに変更する構
成とし、請求項2として、障害を検出したウオッチドッ
グタイマからのリセットによりマイクロコンピュータの
障害が正常に復帰した場合に、他のコンピュータにおい
て割込み信号の所定の受信待ち時間が経過したところで
マイクロコンピュータへのモード変更信号を解除する構
成とし、請求項3として、マイクロコンピュータおよび
他のコンピュータがワンチップマイクロコンピュータで
ある構成としており、上記の構成を従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0007】また、本発明に係わるマイクロコンピュー
タのプログラムリブート装置は、請求項4として、マイ
クロコンピュータの内蔵メモリに障害が発生した際に、
その内蔵メモリのプログラムを他のコンピュータの支援
により復帰させる装置であって、マイクロコンピュータ
に設けられて内蔵メモリの障害を検出するウオッチドッ
グタイマと、ウオッチドッグタイマによる検出信号をリ
セットおよび障害発生の割込み信号としてマイクロコン
ピュータおよび他のコンピュータに送信した状態におい
て割込み信号を受信した他のコンピュータからマイクロ
コンピュータにモード変更信号を送信する手段と、ウオ
ッチドッグタイマからのリセットと他のコンピュータか
らのモード変更信号によりマイクロコンピュータのモー
ドを演算モードからプログラミングモードに変更した状
態において他のコンピュータからウオッチドッグタイマ
に停止信号を送信する手段と、他のコンピュータからマ
イクロコンピュータにプログラムを転送する手段と、プ
ログラムの転送後において他のコンピュータがマイクロ
コンピュータへのモード変更信号とウオッチドッグタイ
マへの停止信号を解除する手段を備え、動作を再開した
ウオッチドッグタイマからのリセットによりマイクロコ
ンピュータのモードをプログラミングモードから演算モ
ードに変更する構成としており、上記の構成を従来の課
題を解決するための手段としている。
【0008】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるマイクロコン
ピュータのプログラムリブート方法では、マイクロコン
ピュータに設けたウオッチドッグタイマによって内蔵メ
モリの障害を検出する。この検出は、内蔵メモリの障害
によりソフトウェアが暴走して、リフレッシュ(タイマ
更新)されなくなったウオッチドックタイマのタイムア
ウトからハード的に行い得る。そして、ウオッチドッグ
タイマの検出信号は、リセットとしてマイクロコンピュ
ータに送信されると共に、障害発生の割込み信号として
他のコンピュータに送信される。これらの信号は周期的
に送信される。
【0009】すると、割込み信号を受信した他のコンピ
ュータからマイクロコンピュータにモード変更信号が送
信される。マイクロコンピュータでは、ウオッチドッグ
タイマからのマイクロコンピュータリセットによりモー
ド変更信号の状態を認識すると、自らモードを演算モー
ドからプログラミングモードに変更する。このようにマ
イクロコンピュータのモード変更が行われると、他のコ
ンピュータからの停止信号によりウオッチドッグタイマ
を停止状態にし、これによりプログラム転送中のマイク
ロコンピュータにリセットが入力されないようにする。
こののち、他のコンピュータからマイクロコンピュータ
にプログラムの転送を行う。
【0010】そして、プログラムの転送が終了すると、
他のコンピュータによってマイクロコンピュータへのモ
ード変更信号とウオッチドッグタイマへの停止信号が解
除される。これにより、ウオッチドッグタイマが動作を
再開して周期的にリセットを発信するようになり、その
信号を受信したマイクロコンピュータのモードがプログ
ラミングモードから演算モードに変更され、マイクロコ
ンピュータは復帰完了となる。
【0011】本発明の請求項2に係わるマイクロコンピ
ュータのプログラムリブート方法では、障害を検出した
ウオッチドッグタイマからのリセットによってマイクロ
コンピュータの障害が正常に復帰した場合に、他のコン
ピュータにおいて割込み信号の所定の受信待ち時間が経
過したところでマイクロコンピュータへのモード変更信
号を解除するので、この時点で他のコンピュータによる
支援が中断されることとなり、このとき、マイクロコン
ピュータにおいてモードが演算モードからプログラミン
グモードに変更されていても、動作し続けているウオッ
チドッグタイマからのリセットにより、マイクロコンピ
ュータのモードはプログラミングモードから演算モード
に速やかに復帰する。
【0012】本発明の請求項3に係わるマイクロコンピ
ュータのプログラムリブート方法では、冗長並列で運用
されるワンチップマイクロコンピュータ同士において、
請求項1および2に記載した再プログラミングが行われ
る。
【0013】本発明の請求項4に係わるマイクロコンピ
ュータのプログラムリブート装置では、マイクロコンピ
ュータに設けたウオッチドッグタイマによって内蔵メモ
リの障害を検出する。この検出は、内蔵メモリの障害に
よりリフレッシュ(タイマ更新)されなくなったウオッ
チドックタイマのタイムアウトからハード的に行い得
る。そして、当該プログラムリブート装置は、ウオッチ
ドッグタイマの検出信号をリセットとしてマイクロコン
ピュータに送信すると共に、同検出信号を障害発生の割
込み信号として他のコンピュータに送信する。他のコン
ピュータは、障害発生の割り込み信号を受信すると、マ
イクロコンピュータにモード変更信号を送信する。これ
により、マイクロコンピュータは、ウオッチドッグタイ
マからのリセットと他のコンピュータからのモード変更
信号により、モードを演算モードからプログラミングモ
ードに変更する。
【0014】次に、当該プログラムリブート装置では、
マイクロコンピュータのモード変更が行われると他のコ
ンピュータからウオッチドッグタイマに停止信号を送信
し、ウオッチドッグタイマを停止させる。これにより、
ウオッチドッグタイマのタイムアウトによってマイクロ
コンピュータにリセットが入力されないようにする。こ
ののち、当該プログラムリブート装置は、他のコンピュ
ータからマイクロコンピュータにプログラムを転送す
る。
【0015】そして、プログラムの転送が終了すると、
当該プログラムリブート装置は、他のコンピュータによ
り、マイクロコンピュータのモード変更信号およびウオ
ッチドッグタイマの停止信号を解除する。これにより、
マイクロコンピュータは、動作を再開したウオッチドッ
グタイマからのリセットを受信してモードをプログラミ
ングモードから演算モードに変更し、復帰完了となる。
【0016】
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるマイクロコン
ピュータのプログラムリブート方法によれば、例えばマ
イクロコンピュータと他のコンピュータを冗長並列で運
用する場合に、マイクロコンピュータに障害が生じた際
に相手系と共倒れをすることがなく、特別なインタフェ
イスを用いなくてもマイクロコンピュータが他のコンピ
ュータの支援により自らプログラミングモードに移行
し、さらに復帰することができるようになる。これによ
り、マイクロコンピュータとしては検出・訂正回路を外
部から付加することができない汎用のワンチップマイク
ロコンピュータを採用することが可能になると共に、他
のコンピュータをもワンチップマイクロコンピュータと
したり、コンピュータ同士で支援し合ったりすることも
可能であり、低消費電力、小型軽量および低コストなど
の数々の利点を有する汎用のワンチップマイクロコンピ
ュータを用いて、宇宙機器搭載用などの高信頼性コンピ
ュータシステムを実現することができ、例えば、放射線
によって自己判断が不可能となるCPU暴走のような障
害が生じた場合にも確実に対処することができる。
【0018】本発明の請求項2に係わるマイクロコンピ
ュータのプログラムリブート方法によれば、請求項1と
同様の効果を得ることができるうえに、一旦障害を検出
したのちにマイクロコンピュータの障害が正常に復帰し
た場合に、他のコンピュータによる支援を速やかに中断
してマイクロコンピュータを正常な状態に維持すること
ができ、信頼性のさらなる向上などに貢献し得る。
【0019】本発明の請求項3に係わるマイクロコンピ
ュータのプログラムリブート方法によれば、冗長並列で
運用されるワンチップマイクロコンピュータ同士におい
て、請求項1および2と同様の効果を得ることができ
る。
【0020】本発明の請求項4に係わるマイクロコンピ
ュータのプログラムリブート装置によれば、例えばマイ
クロコンピュータと他のコンピュータを冗長並列で運用
する場合に、マイクロコンピュータの内蔵メモリに障害
が生じた際に相手系と共倒れをすることがなく、特別な
インタフェイスを用いなくてもマイクロコンピュータが
他のコンピュータの支援により自らプログラミングモー
ドに移行し、さらに復帰することができるようになる。
これにより、マイクロコンピュータとしては検出・訂正
回路を外部から付加することができない汎用のワンチッ
プマイクロコンピュータを採用することが可能になると
共に、他のコンピュータをもワンチップマイクロコンピ
ュータとしたり、コンピュータ同士で支援し合ったりす
ることも可能であり、低消費電力、小型軽量および低コ
ストなどの数々の利点を有する汎用のワンチップマイク
ロコンピュータを用いて、宇宙機器搭載用などの高信頼
性コンピュータシステムを実現することができ、例え
ば、放射線によって自己判断が不可能となるCPU暴走
のような障害が生じた場合にも確実に対処することがで
きる。
【0021】
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明に係わるマイ
クロコンピュータのプログラムリブート方法ならびにプ
ログラムリブート装置の一実施例を説明する。
【0023】図1(a)に示すコンピュータシステムC
S1は、互いに独立した系のCPUとして用いられる2
つのワンチップマイクロコンピュータ(以下、『ワンチ
ップマイコン』とする)A,Bを備えている。すなわ
ち、請求項に記載したマイクロコンピュータと他のコン
ピュータの双方にワンチップマイコンを用いている。
【0024】両ワンチップマイコンA,Bは、いずれも
同じ構成であって、内蔵メモリM、データ送受信用のシ
リアル通信コントローラS、および一定の監視時間経過
毎にマイクロコンピュータリセットと他系への割込み信
号を発生させるウオッチドッグタイマWa,Wbを備え
ている。内蔵メモリMは、例えば、再書込みが可能なフ
ラッシュROMであって、自己のプログラムの他に、相
手側のプログラムPa,Pbが記憶されている。各ウオ
ッチドッグタイマWa,Wbは、正常な状態では、各々
のワンチップマイコンA,Bからのリフレッシュ信号R
fによりリセットされる。
【0025】また、各ワンチップマイコンA,Bは、ウ
オッチドッグタイマWa,WbからのリセットSrが入
力されるリセット端子(RESET)1と、相手側のウ
オッチドッグタイマWa,Wbからの障害発生の割込み
信号Sfが入力される割込み端子(INTERRUP
T)2と、相手側にモード変更信号Smを出力する第1
出力端子(PORT1)3と、相手側からのモード変更
信号Smが入力されるモード端子(MODE)4と、相
手側のウオッチドッグタイマWa,Wbに停止信号Ss
を出力する第2出力端子(PORT2)5と、相手側に
相手用プログラムPa,Pbを送る転送用出力端子(T
x)6と、相手側から自己用プログラムPa,Pbを取
入れる転送用入力端子(Rx)7を備えている。
【0026】さらに、ワンチップマイコンA,Bは、内
蔵されたシリアル通信コントローラSで受信したプログ
ラムPa,Pbを内蔵メモリMに再書込みする機能を有
している。演算モードからプログラミングモードあるい
はその逆のモード変更は、ウオッチドッグタイマWa,
Wbのリセット入力タイミングで確定される。
【0027】上記構成を備えたコンピュータシステムC
S1において、各ワンチップマイコンA,Bは、いずれ
も相手側に対するプログラムリブート装置でもある。す
なわち、一方のワンチップマイコンAに対して、他方の
ワンチップマイコンBは、相手側のウオッチドッグタイ
マWaにより検出された障害発生の割込み信号Sfを受
信(端子2)して相手側にモード変更信号Smを送信
(端子3)する手段と、相手側のモードが演算モードか
らプログラミングモードに変更された状態において相手
側のウオッチドッグタイマWaに停止信号Ssを送信
(端子5)する手段と、相手側のウオッチドッグタイマ
Waが停止した状態において相手側にプログラムPaを
転送(端子6)する手段と、プログラムPaの転送後に
おいて相手側へのモード変更信号Smおよびウオッチド
ッグタイマWaの停止信号Ssを解除(端子3,5)す
る手段を備えている。これらの手段は、他方のワンチッ
プマイコンBに対して、一方のワンチップマイコンAも
同様に備えている。
【0028】次に、上記コンピュータシステムCS1の
作用とともに本発明に係わるマイクロコンピュータのプ
ログラムリブート方法を説明する。
【0029】一方のワンチップマイコンAの内蔵メモリ
Mに障害が発生したとする。この障害とは、例えば、宇
宙空間において、放射線によるシングルイベントアップ
セット等を想定する。このうち、自己診断ソフトウエア
によるベリファイチェックやサムチェックで検出できる
程度の故障モードは、ソフトウエアの運用方法によっ
て、パッチ修正等の対応であるため、自己診断も不可能
となるCPU暴走等の状態に陥った場合の障害を対象と
する。
【0030】一方のワンチップマイコンAの内蔵メモリ
Mに発生した障害は、同ワンチップマイコンAのウオッ
チドッグタイマWaにおいて検出される。この検出は、
内蔵メモリMの障害によりリフレッシュ(タイマ更新)
されなくなったウオッチドックタイマWaのタイムアウ
トからハード的に行い得る。障害の検出信号は、リセッ
トSrとして一方のワンチップマイコンAに送信される
と共に、障害発生の割込み信号Sfとして他方のワンチ
ップマイコンBに送信される。これらの信号Sr,Sf
は、図1(b)に示すように、内蔵メモリMがマイクロ
コンピュータシステムの初期化処理などによって、正常
に復帰するか、他方のワンチップマイコンBからの停止
信号Ssを受信するまで、周期的に発信される。
【0031】割込み信号Sfを受信した他方のワンチッ
プマイコンBは、一方のワンチップマイコンAにモード
変更信号Smを送信する。図1(b)においてモード変
更信号SmがLOWとなる。これにより、一方のワンチ
ップマイコンAは、ウオッチドッグタイマWaからのリ
セットSrと他方のワンチップマイコンBからのモード
変更信号Smの両方を受信した時点で、自らをリセット
すると共に、モードを演算モードPrからプログラミン
グモードPgに変更する。
【0032】このように一方のワンチップマイコンAの
モード変更が行われると、他方のワンチップマイコンB
から一方のワンチップマイコンAのウオッチドッグタイ
マWaに停止信号Ssが送信される。図1(b)におい
て停止信号SsがLOWとなる。これにより、リセット
の発生を阻止し、一方のワンチップマイコンAのプログ
ラミングモードPgが中断しないようにする。このの
ち、他方のワンチップマイコンBから一方のワンチップ
マイコンAにプログラムPaの転送(Tx→Rx)を行
う。一方のワンチップマイコンAは、シリアル通信コン
トローラSを通じてプログラムPaの取込みを行う。
【0033】そして、プログラムPaの転送が終了する
と、他方のワンチップマイコンBが一方のワンチップマ
イコンAへのモード変更信号Smと停止信号Ssを解除
(HIGH)する。これにより、一方のワンチップマイ
コンAのウオッチドッグタイマWaが動作を再開して、
周期的にリセットSrを発信するようになり、一方のワ
ンチップマイコンAは、リセットSrの受信によりモー
ドをプログラミングモードPgから演算モードPrに変
更し、復帰完了となる。
【0034】このように、上記実施例で説明したマイク
ロコンピュータのプログラムリブート方法ならびにプロ
グラムリブート装置では、冗長並列での運用において、
一方に障害が生じた際に相手系と共倒れをする故障モー
ドを持たないものとなっており、暴走した相手系の制御
力によって相手系のCPUを強制的にプログラミングモ
ードへ移行させるような危険なインタフェイスを使用せ
ずに、あくまでも障害が発生したCPUが相手系のCP
Uの支援を得て、自らプログラミングモードPgに移行
し、さらに復帰し得るものとなっている。したがって、
この実施例のコンピュータシステムCS1は、検出・訂
正回路を外部から付加することができない汎用のワンチ
ップマイコンA,Bを用いて、宇宙機器搭載用に好適な
高信頼性を有するものとなっている。
【0035】また、コンピュータシステムCS1は、一
方のワンチップマイコンAのウオッチドッグタイマWa
により障害が検出されたものの、ウオッチドッグタイマ
WaからのリセットSrによって内蔵メモリMが正常に
復帰した場合には、他方のワンチップマイコンBにおい
て割込み信号Sfの所定の受信待ち時間が経過したとこ
ろで、一方のワンチップマイコンAへのモード変更信号
Smを解除する。
【0036】これにより、他方のワンチップマイコンB
による支援が中断され、一方のワンチップマイコンAは
正常な状態に維持される。このとき、一方のワンチップ
マイコンAにおいてモードが演算モードPrからプログ
ラミングモードPgに変更されていても、動作し続けて
いるウオッチドッグタイマWaからのリセットSrによ
り、一方のワンチップマイコンAのモードは演算モード
Prに速やかに復帰する。
【0037】なお、上記実施例のコンピュータシステム
CS1にあっては、他方のワンチップマイコンBの内蔵
メモリMに障害が発生した場合には、一方のワンチップ
マイコンAの支援により、他方のワンチップマイコンB
が自らプログラミングモードPrに移行し、さらに復帰
することとなり、両ワンチップマイコンA,Bが互いに
支援し合うものとなっている。
【0038】また、上記実施例では、2つのワンチップ
マイコンA,Bを用いた場合を説明したが、一方のマイ
クロコンピュータに対して、他方は全く別の形式のコン
ピュータであってもよい。さらに、この実施例のコンピ
ュータシステムCS1は、被制御機器に対して一方のワ
ンチップマイコンAを用いると共に、他方のワンチップ
マイコンBを補助として用いたり、両ワンチップマイコ
ンA,Bを別々の被制御機器の制御に用いたりすること
が可能である。
【0039】図2は、本発明に係わるマイクロコンピュ
ータのプログラムリブート方法ならびにプログラムリブ
ート装置の他の実施例を説明する図である。なお、先の
実施例と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0040】図示のコンピュータシステムCS2は、3
個のワンチップマイコンA,B,Cを備えている。各ワ
ンチップマイコンA,B,Cは、それぞれウオッチドッ
グタイマWa,Wb,Wcを備えると共に、リセット端
子1と、割込み端子2と、第1出力端子3と、モード端
子4と、第2出力端子5と、転送用出力端子6と、転送
用入力端子7を備えている。
【0041】ここで、第1のワンチップマイコンAにお
けるリセット端子1以外の各端子2〜7は、相手側とな
る2つのワンチップマイコンB,Cに対応する端子2b
〜7b,2c〜7cを備えており、同様にして、第2の
ワンチップマイコンBの各端子2〜7は、相手側ワンチ
ップマイコンA,Cに対応する端子2a〜7a,2c〜
7cを備え、第3のワンチップマイコンCの各端子2〜
7は、相手側ワンチップマイコンA,Bに対応する端子
2a〜7a,2b〜7bを備えている。
【0042】また、第1のワンチップマイコンAの内蔵
メモリMには、相手側2つのプログラムPb,Pcが記
憶してあり、同様に、第2のワンチップマイコンBの内
蔵メモリMには相手側2つのプログラムPa,Pcが、
第3のワンチップマイコンCの内蔵メモリMには相手側
2つのプログラムPa,Pbが記憶してある。
【0043】すなわち、上記のコンピュータシステムC
S2では、3個のワンチップマイコンA,B,Cが相手
側のプログラムPa,Pb,Pcおよび相互間の信号の
送受信手段を備えて互いに支援し合うようになってお
り、また、1個のワンチップマイコンに対して、相手側
の2つのワンチップマイコンがプログラムリブート装置
でもある。
【0044】上記のコンピュータシステムCS2では、
例えば、第1のワンチップマイコンAに障害が発生した
場合には、先の実施例と同様の作用により、それ以外の
2個のワンチップマイコンB,Cあるいは選択された1
個のワンチップマイコンが支援を行い、第1のワンチッ
プマイコンAにおける内蔵メモリMの再プログラミング
を行う。また、当該コンピュータシステムCS2では、
仮に2個のワンチップマイコンに障害が発生した場合で
も、残る1個のワンチップマイコンによる支援を得て、
2個のワンチップマイコンにおける内蔵メモリMの再プ
ログラミングを行うことが可能である。そして、上記実
施例においても、先の実施例と同様の効果を得ることが
できる。
【0045】図3は、本発明に係わるマイクロコンピュ
ータのプログラムリブート方法ならびにプログラムリブ
ート装置のさらに他の実施例を説明する図である。な
お、先の実施例と同一の構成部位は、同一符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0046】図示のコンピュータシステムCS3は、3
個のワンチップマイコンA,B,Cを備えている。各ワ
ンチップマイコンA,B,Cは、それぞれウオッチドッ
グタイマWa,Wb,Wcを備えると共に、リセット端
子1と、割込み端子2と、第1出力端子3と、モード端
子4と、第2出力端子5と、転送用出力端子6と、転送
用入力端子7を備えている。
【0047】また、第1のワンチップマイコンAの内蔵
メモリMには、第3のワンチップマイコンCのプログラ
ムPcが記憶してあり、第2のワンチップマイコンBの
内蔵メモリMには、第1のワンチップマイコンAのプロ
グラムPaが記憶してあり、第3のワンチップマイコン
Cの内蔵メモリMには、第2のワンチップマイコンBの
プログラムPbが記憶してある。
【0048】すなわち、上記のコンピュータシステムC
S3では、相手側の一方のプログラムPa,Pb,Pc
および相互間の信号の送受信手段を備えて、相手側の一
方のワンチップマイコンを支援するようになっており、
第1のワンチップマイコンAに対しては第2のワンチッ
プマイコンBがプログラムリブート装置でもあり、ま
た、第2のワンチップマイコンBに対しては第3のワン
チップマイコンCが、第3のワンチップマイコンCに対
しては第1のワンチップマイコンAがプログラムリブー
ト装置でもある。
【0049】上記のコンピュータシステムCS3では、
第1のワンチップマイコンAの内蔵メモリMに障害が生
じた場合には、先の実施例と同様の作用により、第2の
ワンチップマイコンBが支援を行って、第1のワンチッ
プマイコンにおける内蔵メモリMの再プログラミングを
行うこととなり、第2のワンチップマイコンBに障害が
生じた場合には第3のワンチップマイコンCが、第3の
ワンチップマイコンCに障害が生じた場合には第1のワ
ンチップマイコンAが支援を行うこととなる。この実施
例においても先の各実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるマイクロコンピュータのプログ
ラムリブート方法ならびにプログラムリブート装置の一
実施例を説明する回路図(a)および障害発生から復帰
までのタイムチャート(b)である。
【図2】本発明に係わるマイクロコンピュータのプログ
ラムリブート方法ならびにプログラムリブート装置の他
の実施例を説明する回路図である。
【図3】本発明に係わるマイクロコンピュータのプログ
ラムリブート方法ならびにプログラムリブート装置のさ
らに他の実施例を説明する回路図である。
【符号の説明】
A ワンチップマイクロコンピュータ
(マイクロコンピュータ/プログラムリブート装置) B ワンチップマイクロコンピュータ
(他のコンピュータ/プログラムリブート装置) C ワンチップマイクロコンピュータ
(他のコンピュータ/プログラムリブート装置) M 内蔵メモリ Pa Pb Pc プログラム Pg プログラミングモード Pr 演算モード Sf 障害発生の割込み信号 Sm モード変更信号 Sr リセット Ss ウオッチドッグタイマの停止信号 Wa Wb Wc ウオッチドッグタイマ 1 リセット端子 2 割込み端子 3 第1出力端子 4 モード端子 5 第2出力端子 6 転送用出力端子 7 転送用入力端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/00 G06F 11/14 - 11/16 G06F 11/30 G06F 15/16 - 15/177 G06F 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータの内蔵メモリに障
    害が発生した際に、その内蔵メモリのプログラムを他の
    コンピュータの支援により復帰させる方法であって、マ
    イクロコンピュータに設けたウオッチドッグタイマによ
    り内蔵メモリの障害を検出し、その検出信号をリセット
    および障害発生の割込み信号としてマイクロコンピュー
    タおよび他のコンピュータに送信し、割込み信号を受信
    した他のコンピュータからマイクロコンピュータにモー
    ド変更信号を送信し、ウオッチドッグタイマからのリセ
    ットと他のコンピュータからのモード変更信号によりマ
    イクロコンピュータのモードを演算モードからプログラ
    ミングモードに変更し、他のコンピュータからの停止信
    号によりウオッチドッグタイマを停止させたのち、他の
    コンピュータからマイクロコンピュータにプログラムを
    転送し、プログラムの転送後、他のコンピュータがマイ
    クロコンピュータへのモード変更信号とウオッチドッグ
    タイマへの停止信号を解除し、動作を再開したウオッチ
    ドッグタイマからのリセットによりマイクロコンピュー
    タのモードをプログラミングモードから演算モードに変
    更することを特徴とするマイクロコンピュータのプログ
    ラムリブート方法。
  2. 【請求項2】 障害を検出したウオッチドッグタイマか
    らのリセットによりマイクロコンピュータの障害が正常
    に復帰した場合に、他のコンピュータにおいて割込み信
    号の所定の受信待ち時間が経過したところでマイクロコ
    ンピュータへのモード変更信号を解除することを特徴と
    する請求項1に記載のマイクロコンピュータのプログラ
    ムリブート方法。
  3. 【請求項3】 マイクロコンピュータおよび他のコンピ
    ュータがワンチップマイクロコンピュータであることを
    特徴とする請求項1または2に記載のマイクロコンピュ
    ータのリブート方法。
  4. 【請求項4】 マイクロコンピュータの内蔵メモリに障
    害が発生した際に、その内蔵メモリのプログラムを他の
    コンピュータの支援により復帰させる装置であって、 マイクロコンピュータに設けられて内蔵メモリの障害を
    検出するウオッチドッグタイマと、 ウオッチドッグタイマによる検出信号をリセットおよび
    障害発生の割込み信号としてマイクロコンピュータおよ
    び他のコンピュータに送信した状態において割込み信号
    を受信した他のコンピュータからマイクロコンピュータ
    にモード変更信号を送信する手段と、 ウオッチドッグタイマからのリセットと他のコンピュー
    タからのモード変更信号によりマイクロコンピュータの
    モードを演算モードからプログラミングモードに変更し
    た状態において他のコンピュータからウオッチドッグタ
    イマに停止信号を送信する手段と、 他のコンピュータからマイクロコンピュータにプログラ
    ムを転送する手段と、プログラムの転送後において他の
    コンピュータがマイクロコンピュータへのモード変更信
    号とウオッチドッグタイマへの停止信号を解除する手段
    を備え、 動作を再開したウオッチドッグタイマからのリセットに
    よりマイクロコンピュータのモードをプログラミングモ
    ードから演算モードに変更することを特徴とするマイク
    ロコンピュータのプログラムリブート装置。
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