JP3232561B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波、ある
いはミリ波用アナログICに特に有用な半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術について、図3を用いて説明す
る。
【0003】従来、マイクロ波やミリ波帯の電力増幅用
ICにおいては、図3に示すように、増幅部分のFET
を必要な性能に応じてFETの数を横方向に増やしてい
た。図3において、符号11は半導体チップ、12はド
レイン電極、13はソース電極、14はバイアホール、
15は配線、31は入力側合成回路、32は出力側合成
回路を示す。
【0004】図3に示した従来の構成では、複数の単体
FETを平面的に横方向に並べることで、増幅部分に必
要な性能を得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
ようにして横方向にFETを増やした場合、配線15か
ら見て最も近くに配置されているFETと、最も外側に
配置されているFETとの間で、入力合成回路31の配
線長の差が生じ、これにより入力されるRF信号に位相
差が生じる。
【0006】したがってFET部分では、位相差を持っ
た状態で電力増幅されるために、出力合成回路32で合
成する際に、位相差によりRF信号が打ち消し合ってし
まい、合成効率を低下させる上に、FETの数の増加に
伴って入力合成回路31や出力合成回路32の配線長が
長くなるために、配線による損失が大きくなり、合成効
率がさらに低減することになる。また、当然のことなが
ら、横方向にFETを増やしていく場合には、FETの
数に応じてICの横方向の長さも大きくなり、IC全体
のチップ面積の縮小が難しくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、マイク
ロ波、ミリ波用アナログICにおいて、電力増幅部分の
複数のFETを縦型に積み重ねることで、FETの入力
及び出力の合成回路を短くし、これにによりFETの入
力及び出力信号の位相差を低減すると同時に、ICの横
幅を小さくすることが可能になる。
【0008】また必要に応じて、単体FETに、その実
装位置に応じて、位相差を調整する回路を設けておくこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
を用いて説明する。
【0010】まず、図1−aは、FET、ゲート電極1
1,ドレイン電極12、ソース電極13の3つの電極が
形成されている半導体チップ10の表面を示し、図1−
bはその裏面を示す。図1−bに示すように、半導体チ
ップ10の裏面には、バイアホール14を介して、表面
の3つの電極と同じ形状の電極が形成されている。
【0011】図1−cは、ICの配線15及び増幅部分
の単体FET16が形成されているGaAsIC基板1
7を示す平面図であり、この単体FET16の上に、図
1−a及び図1−bに示した同一構成の複数(この例で
は3個)の半導体チップ10を、相互に重なり合うよう
に積み重ねて実装して本発明の半導体装置を構成する。
図1−dは、この半導体装置の側面図であり、単体FE
T16及びその上に縦型に積み重ねられた各半導体チッ
プ10の各電極は、AuSn等のマウント材18を用い
て接続されている。
【0012】通常、半導体チップ10の厚さは50μm
から100μm、横幅としては400μmから500μ
m程度であるため、本発明のように縦方向に積載するこ
とで、従来のように横方向にFETを配置する場合と比
較して、FETの入出力部分での合成回路の配線長は1
/8から1/10に短くできる。
【0013】したがって、マイクロ波やミリ波用の電力
増幅用のICでは、FETの入出力信号の合成回路にお
ける位相差はきわめて小さくなり、電力の合成効率が向
上する。さらに、GaAs等のIC基板17の横幅も、
単体FET16の横幅以上になることがないために、従
来のICに比べてチップ面積を大幅に縮小できる。
【0014】つぎに本発明の第2の実施の形態を図2を
用いて説明する。
【0015】この実施の形態では、単体FETとして、
図2−aのような構造を有する単体FET21と、図2
−bに示すような構造を有する単体FET22と、2−
cに示すような構造を有する単体FET23とが用いら
れる。符号24は、図2−bに示した構造の単体FET
22,23において、RF信号の入力部分であるゲート
電極の部分に縦型実装を行った場合に生じるわずかな位
相差を解消するために形成された位相調整回路を示し、
その実効長は、単体FET22と,単体FET2との間
で所定の値だけ相違している。
【0016】図2−aから図2−cに示した単体FET
b22、23、24は、図2−dに示すように、IC配
線が形成されているアルミナ基板25の上に下から単体
FETc23、単体FETb22単体FETa21の順
番に縦型に混晶半田26を用いて実装する。この位相調
整回路24は、個々の単体FETが実装される位置に応
じて、配線長で調整するようにしてある。
【0017】このように単体FETを縦型に実装する場
合、その実装部分の位置に応じて入力部分に位相差を調
整する回路を付けることにより、特に動作周波数の高い
ミリ波用の電力増幅用のICでは入力信号に対して実装
されたFETが全て同一の位相で動作するために、電力
の合成効率が向上するうえに、アルミナ基板25の面積
を縮小できる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の半導体装
置によれば、複数個の単体FETが相互に積み重なるよ
うに縦型に実装されているので、従来のように横方向に
FETを配置する場合と比較して、FETの入出力部分
での合成回路の配線長が大幅に短くでき、したがって、
マイクロ波やミリ波用の電力増幅用のICでは、FET
の入出力信号の合成回路における位相差はきわめて小さ
くなり、電力の合成効率が向上する。
【0019】また、単体FETに、その実装位置に応じ
て、位相差を調整する回路を設けておくことにより、位
相差の影響をさらに小さくすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体装置
を示し、(a)半導体チップの表面の平面図、(b)は
裏面の平面図、(c)はIC基板の平面図、(d)は半
導体装置の側面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態における半導体装置
を示し、(a)は第1の半導体チップの平面図、(b)
は第2の半導体チップの平面図、(c)は第3の半導体
チップの平面図、(d)は半導体装置の側面図。
【図3】従来の半導体装置の平面図。
【符号の説明】
10 半導体チップ 11 ゲート電極 12 ドレイン電極 13 ソース電極 14 バイアホール 15 配線 16 単体FET 17 IC基板 21〜23 単体FET 24 位相調整回路 25 アルミナ基板 26 混晶半田

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面及び裏面に電極を有する複数の半導
    体チップが、各々の電極が隣接する半導体チップの電極
    と接続されるように縦型に積み重ねた状態でIC基板に
    実装されており、かつ、前記半導体チップが縦型実装を
    行った場合に生じる位相差を解消する位相調整回路を有
    することを特徴とする半導体装置。
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