JP3232249B2 - Pga基板の欠ピン検査方法 - Google Patents

Pga基板の欠ピン検査方法

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JP3232249B2 JP27703496A JP27703496A JP3232249B2 JP 3232249 B2 JP3232249 B2 JP 3232249B2 JP 27703496 A JP27703496 A JP 27703496A JP 27703496 A JP27703496 A JP 27703496A JP 3232249 B2 JP3232249 B2 JP 3232249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PGA(pin
grid array)基板の欠ピンの有無を検査する
ための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミック製又はプラスチッ
ク製PGA基板の製造においては、ロー付け工程におい
てピンロー付けミスにより欠ピン品が生じることがある
ため、この欠ピン品が後工程に流出しないように欠ピン
検査を行うようにしている。現在のPGAはピン配置が
例えばハーフピッチ(1.27mm)で296本である
ため、目視によっては欠ピンの有無の判別は困難であ
る。そこで、従来より、CCDカメラを使用してPGA
基板を撮像し、これにより得られた画像を情報処理して
ピン数を計測して欠ピンの有無を判定する方法が採られ
ている。
【0003】すなわち、従来は、図3に示すように、黒
色で光が反射しないようにつや消し処理されたプレート
1に予めPGA基板2のピン配列に対応させた多数の穴
を開けておく。そして、このプレート1にPGA基板2
をセットし、各ピン3を突出させる(図4(a)参
照)。そして、リング照明4により、前記突出したピン
部3に照明が当たるようにし、その反射光をCCDカメ
ラ5で撮像して、画像データを得る(図4(b)参
照)。次に、この得られた画像データを、予め設定した
基準レベルで2値化する(図4(c)参照)。そして、
この2値化されたデータに基づいて、ピン数をカウント
して、欠ピンの有無を判定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の検査方法では、前記プレート1上にゴミ(図
4(a)の6参照)が付着していたり、前記プレート1
の穴にバリ(図4(a)の7参照)などが存在するとき
は、そのゴミ6やバリ7などの反射光が前記各ピン3の
反射光と一緒にCCDカメラ5で撮像されてしまうの
で、それらの存在が誤ってピン数としてカウントされて
しまう可能性がある。
【0005】すなわち、例えば、図4(b)の9で示す
パルスは前記ゴミ6の反射光を示すパルス、図4(b)
の10で示すパルスは前記バリ7の反射光を示すパル
ス、図4(b)の13で示すパルスは前記各ピン3の反
射光を示すパルスである。これらの9,10及び13の
パルスを全て含む画像データが2値化されると、図4
(c)に示すように、前記バリ7の反射光を示すパルス
10は基準レベルよりも低いためにピン数の中にカウン
トされることはないが、前記ゴミ6の反射光を示すパル
ス9は基準レベルよりも高いために、前記各ピン3の反
射光を示すパルス13と同様に、ピン数の中にカウント
されてしまうという不都合が生じてしまう。このような
不都合を防ぐためには、図4(b)に示すように、2値
化のための基準レベルをなるべく高くしておく必要があ
るが、基準レベルをあまり高くすると今度はピンのカウ
ント漏れが生じてしまうので限界がある。そのため、従
来はどうしても、前記のゴミやバリなどの存在をピンと
誤ってカウントしてしまうことを完全に防ぐことができ
なかった。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題点に着
目してなされたもので、各ピンが挿入され突出されるプ
レートにゴミやバリが存在していても、それらを誤って
ピン数の中にカウントしてしまうことを防止することが
できる、PGA基板の欠ピン検査方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するための本発明によるPGA(pin gridar
ray)基板の欠ピン検査方法は、次の(イ)から
(ホ)までのステップによるものである。
【0008】(イ)PGA基板の各ピンを挿入するため
の穴が形成されているプレートを撮像するステップ。
【0009】(ロ)前記穴に前記PGA基板の各ピンを
挿入したプレートを前記各ピンの先端の方向から撮像す
るステップ。
【0010】(ハ)上記(ロ)で得られた画像データか
ら、上記(イ)で得られた画像データを減算するステッ
プ。
【0011】(ニ)上記(ハ)で得られた画像データを
2値化するステップ。
【0012】(ホ)上記(ニ)で得られた2値データか
ら、欠ピンの有無を判定するステップ。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は本実施形態による欠ピン検査
方法を示すフローチャート、図2は本実施形態を説明す
るための図である。
【0014】まず、PGA基板2の各ピンを挿入する穴
を有する、黒色の光を反射しないようにつや消し処理さ
れたプレート1を用意する(図2(a)参照)。そし
て、このプレート1を、PGA基板2をセットする前の
状態で、CCDカメラにより撮像する(図1のステップ
S1)。これにより、プレート1に付着したゴミ11の
反射光やプレート1から突出したバリ12の反射光を含
むプレート1の画像が得られる。図2(b)はこの場合
に得られる画像データを示す図で、11aは前記ゴミ1
1の反射光を示すパルス、12aは前記バリ12の反射
光を示すパルスである。
【0015】次に、このプレート1にPGA基板2をセ
ットして、前記穴からPGA基板2の各ピン3を突出さ
せる(図1のステップS2及び図2(c)参照)。そし
て、この突出した各ピン3を前記プレート1と共に、前
記各ピン3の先端の方向から撮像する(図1のステップ
S3)。この場合、前記各ピン3と、前記プレート1
と、前記プレート1に付着したゴミ11やバリ12とが
一緒に撮像される。これにより、図2(d)に示すよう
な、前記各ピン3の反射光を示すパルス13、前記ゴミ
11の反射光を示すパルス11a、及び前記バリ12の
反射光を示すパルス12aなどを含む画像が得られる。
【0016】次に、前記ステップS3で得られた画像デ
ータから、前記ステップS1で得られた画像データを減
算する(図1のステップS4)。これにより、図2
(e)に示すような、前記ゴミ11の反射光を示すパル
ス11aと前記バリ12の反射光を示すパルス12aと
が除去された、各ピン3の反射光を示すパルス13だけ
から成る画像データが得られる。つまり、前記の減算処
理により、前記ゴミ11及びバリ12を示すパルス11
a及び12aが画像データから除去されて、前記ピン3
を示すパルス13のみが残されることになる。
【0017】こうして得られた各ピン3の反射光を示す
パルス13のみから成る画像データを2値化すると(図
1のステップS5)、図2(f)に示すような、前記各
ピン3にそれぞれ対応する各パルス23が得られる。こ
れらの“1”の値を有するパルス23の数をカウントす
ることにより、検査対象であるPGA基板2のピン数が
得られる。そして、このカウントして得られたピン数と
予め設定された基準ピン数とを比較することにより、前
記PGA基板2の欠ピンの有無を判定する(図1のステ
ップS7)。
【0018】以上のように、この実施形態によれば、プ
レート1に付着したゴミ11やバリ12の反射光のデー
タを除去したピン3だけの画像データを得て、これを2
値化するようにしているので、従来のように基準レベル
を高めに設定しなくても、前記ゴミ11やバリ12の反
射光をピン3と誤ってピン数の中にカウントしてしまう
という不都合が防止できるようになる。よって、従来と
比較して、PGA基板2の欠ピンの有無の判定がより高
精度に行えるようになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレートとピンを含む画像データからプレートのみの画
像データを減算することにより、プレートに付着したゴ
ミやバリの反射光のデータを除去したピンだけの画像デ
ータを得るようにし、このようにして得られた画像デー
タに基づいて欠ピンの有無を判定するようにしている。
よって、従来のようにプレートに付着したゴミやバリの
反射光をピンと誤ってピン数の中にカウントしてしまう
という不都合を防止できるようになり、PGA基板の欠
ピンの有無の判定が極めて高精度に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態によるPGA基板の欠ピン
検査方法を説明するためのフローチャートである。
【図2】 本実施形態によるPGA基板の欠ピン検査方
法を説明するための図である。
【図3】 従来のPGA基板の欠ピン検査方法を説明す
るための図である。
【図4】 従来のPGA基板の欠ピン検査方法を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 プレート 2 PGA基板 3 ピン 4 リング照明 5 CCDカメラ 6,11 ゴミ 7,12 バリ 9,11a ゴミの反射光を示すパルス 10,12a バリの反射光を示すパルス 13 ピンの反射光を示すパルス 23 ピンに対応するパルス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(イ)から(ホ)までのステップ
    を有することを特徴とする、PGA(pin grid
    array)基板の欠ピン検査方法。 (イ)PGA基板の各ピンを挿入するための穴が形成さ
    れているプレートを撮像するステップ。 (ロ)前記穴に前記PGA基板の各ピンを挿入したプレ
    ートを前記各ピンの先端の方向から撮像するステップ。 (ハ)上記(ロ)で得られた画像データから、上記
    (イ)で得られた画像データを減算するステップ。 (ニ)上記(ハ)で得られた画像データを2値化するス
    テップ。 (ホ)上記(ニ)で得られた2値データから、欠ピンの
    有無を判定するステップ。
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