JPH079402B2 - 核燃料用ペレツト端面の欠陥検査方法 - Google Patents

核燃料用ペレツト端面の欠陥検査方法

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JPH079402B2
JPH079402B2 JP61073168A JP7316886A JPH079402B2 JP H079402 B2 JPH079402 B2 JP H079402B2 JP 61073168 A JP61073168 A JP 61073168A JP 7316886 A JP7316886 A JP 7316886A JP H079402 B2 JPH079402 B2 JP H079402B2
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nuclear fuel
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和佳 高柳
純夫 山上
義弘 井上
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Mitsubishi Materials Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、核燃料用ペレットの端面の欠陥検査方法に
関するものである。
「従来の技術」 核燃料用ペレットは、第3図に符号1で示すように円柱
状に成形されていて、その端面2の中央部には凹状のデ
ィッシュ部3が形成されている。このような核燃料用ペ
レット1は、その製造過程において端面2周縁部から周
面4にかけて、第3図に示すような欠け5が生じやすい
ので、この欠け5の有無やその大きさを検査することが
重要である。
従来そのための検査は目視によって行うことが一般的で
あるが、画像処理によって行われることもある。画像処
理による場合には、まず第4図(イ)に示すようにペレ
ット端面2に垂直方向から撮影光をあてて2次元カメラ
(図示せず)により撮像し、端面2の各点からの反射光
の明るさをたとえば256段階に区分するとともに、マス
キング処理を行って、端面2各点の多値化画像データを
作成する。ついで、これらの多値化画像データを、所定
のしきい値によって2値化して、第4図(ロ)に示すよ
うな2値化画像6を作成する。この2値化画像6には、
端面2の欠け5の部分が欠陥部7として、また正常な部
分が正常部8として現されたものとなる。
そして、この2値化画像6から、欠陥部7あるいは正常
部8を現す画素数を計測し、その計測結果を判定基準値
に照らし合わせることにより、ペレット1の合否を判定
するようにしている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが上記従来の方法では、欠け5の形状によっては
正確な判定を行えないことがあった。
たとえば、第5図(イ)に示すように、欠け5中に端面
2とほぼ平行となっている部分があった場合には、その
部分では乱反射が起こらずに端面2と同様に正規に反射
することがある。この場合、2値化画像6においてはそ
の部分は正常部8と同じ明るさとなり、第5図(ロ)に
示すように、疑似正常部9(本来は欠陥部であるにも拘
わらず、画像中においては正常部として現れる部分)と
して欠陥部7中に島の状態で現れてくる。
このような場合、従来においてはどの領域が正常部であ
るかの判断を行えるものではなく、したがって上記のよ
うな疑似正常部9と本来の正常部8とを区別することが
できず、疑似正常部9も正常部8として計測してしま
い、その結果、不良品であるペレット1に対して良品で
あるとの誤判定をしてしまうことがあった。
このため従来においては、このような誤判定を避けるた
めに検査員の目視によるチェックを行わねばならず、検
査の自動化、効率向上を図ることが困難であるという問
題があった。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、疑似正
常部による影響を除外して、正確な判定を行うことので
きる検査方法を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、中央部に凹状のディッシュ部が形成されて
いる核燃料用ペレット端面を撮像して2値化画像を作成
し、その2値化画像に基づいて前記核燃料用ペレット端
面の周縁部に生じる欠け等の欠陥部の有無や大きさを検
査して合否の判定をするに際し、前記2値化画像に現れ
た複数の領域のうち、前記ディッシュ部中の任意の点を
含む領域の画素の数を計測し、その計測結果に基づいて
判定を行うことを特徴としている。
「作用」 この発明は、核燃料用ペレットの端面中央部に形成され
ている凹状のディッシュ部中央には通常欠けが生じるこ
とがなく、この部分における画像データは常に正常部と
なっていることに着目したものである。そして、ディッ
シュ部中の任意の点を含む領域の画素数を計測してそれ
を正常部の画素数とし、その計測結果に基づいてペレッ
トの合否の判定を行う。
「実施例」 以下、この発明の実施例の検査方法を第1図および第2
図を参照して説明する。
まず従来と同様に、二次元カメラ(図示せず)によって
検査対象のペレット1の端面2を撮像し、その端面2各
点の多値化画像データを作成する。
それから、上記で作成した多値化画像データのうちのデ
ィッシュ部3でのデータを複数個サンプリングして、そ
れらのサンプリングしたデータに基づいてしきい値を設
定する。このしきい値は、第2図に示すように、多値化
画像10に現されたディッシュ部3の画像11中の任意の位
置に複数(第2図ではA1〜A5の5箇所)のエリアを設定
し、それらのエリア中の各データの平均値を算定して、
それらの平均値に基づいて設定する。
次に、上記で設定したしきい値によって、上記の端面2
各点の多値化画像データを2値化して、第1図に示すよ
うな2値化画像6を作成する。
そして、この2値化画像6において、ディッシュ部3の
中心点すなわちペレット1の中心点の位置Oを確認し、
その中心点Oが含まれている領域12中に存する画素数の
みを計測する。この計測に際しては、まずこの領域の輪
郭線をX-Y座標にて確認し、ついで第1図に示すよう
に、その輪郭線をたどりながら領域内のデータ数を順次
カウントしていく。
このディッシュ部3の中心点Oを含む領域12は、上述し
たようにディッシュ部3においては欠け等の欠陥部が生
じることがないことから自ずと正常部となっているの
で、この領域12における画素数をもって正常部の画素数
とする。そして、その領域12以外の領域13は欠陥部とす
る。
それから、上記で得た領域12内の画素数(正常部の画素
数)を予め設定していた判定基準値に照らし合わせるこ
とにより、このペレット1の合否の判定を行う。すなわ
ち、この領域12内の画素数が判定基準値より大きければ
良品とし、小さければ不良品とする。
以上の手順によれば、ペレット1の中心点Oを含む領域
12を正常部として計測するので、2値化画像6が多数の
領域に分割されているような場合であってもどの領域が
正常部であるかの判断は必要なく、直ちに計測を行うこ
とができ、検査を極めて速やかに行うことができる。
また、その領域12以外の部分に、第5図(ロ)に示した
ような疑似正常部9があったとしても、その疑似正常部
9は計測されることがないから、検査の精度、信頼性が
向上して合否の判定を正確に行うことができる。したが
って、従来において必要であった検査員によるチェック
は不要であり、検査の自動化、迅速化を図ることができ
る。
さらに、上記実施例においては、しきい値の値を、欠け
等の欠陥が生じないディッシュ部3でのデータに基づい
て設定するようにしたので、検査対象の端面2の正常部
の平均的な明るさに対応した正確な2値化を行うことが
できる。したがって、たとえば撮影光の照度やカメラの
感度が変化したために検査条件が変化した場合にも、各
ペレット1をほぼ同一の条件で検査することができ、検
査の精度、信頼性が向上して正確な判定を行うことがで
きる。
以上この発明の実施例を説明したが、この発明は上記に
限定されるものではない。たとえば、上記実施例では計
測すべき領域をディッシュ部の中心点Oを含む領域とし
たが、ディッシュ部3中の任意の点を選択し、その点を
含む領域を計測しても全く同様であることは勿論であ
る。また、上記の領域12中の画素数を計測する際には、
例えばラベリング法等の手法を用いても良い。さらに、
合否の判定に当たっては、全画素数から上記の領域12中
の画素数を減じた値が欠陥部の画素数となるので、その
値により判定を行っても良い。
なお、上記実施例では、2値化するに際してしきい値を
ディッシュ部のデータから設定するようにしたが、この
発明においては必ずしもそうすることはなく、固定した
しきい値により2値化することでも良い。
「発明の効果」 以上で詳細に説明したように、この発明によれば、ディ
ッシュ部中の任意の点を含む領域の画素数を計測し、そ
の計測結果に基づいて合否の判定を行うようにしたの
で、2値化画像中に多数の領域があった場合にもどの領
域が正常部であるかの判断を行う必要がなく、直ちに計
測を行うことができるとともに、疑似正常部を正常部と
して計測してしまうことが防止できる。したがって、画
像処理のアルゴリズムが単純でありながら、ペレットの
合否の判定を速やかにかつ正確に行うことができ、信頼
性の高い検査を効率良く行うことができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を説明するた
めの図であって、第1図は中心点を含む領域を計測して
いる状態を示す図、第2図はしきい値の設定を行ってい
る状態を示す図である。 第3図は核燃料用ペレットの形状を示す斜視図、第4図
(イ)は核燃料用ペレットの端面の撮像状態を示す断面
図、第4図(ロ)は2値化された画像を示す図、第5図
(イ)は疑似正常部が現れる場合の撮像状態を示す図、
第5図(ロ)は疑似正常部が現れた2値化画像を示す図
である。 1……核燃料用ペレット、2……端面、3……ディッシ
ュ部、5……欠け(欠陥部)、6……2値化画像、12…
…ディッシュ部中の任意の点を含む領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−192942(JP,A) 特開 昭53−125057(JP,A) 特開 昭62−229053(JP,A) 特開 昭55−154442(JP,A) 特開 昭55−162178(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に凹状のディッシュ部が形成されて
    いる核燃料用ペレット端面を撮像して2値化画像を作成
    し、その2値化画像に基づいて前記核燃料用ペレット端
    面の周縁部に生じる欠け等の欠陥部の有無や大きさを検
    査して合否の判定をするに際し、前記2値化画像に現れ
    た複数の領域のうち、前記ディッシュ部中の任意の点を
    含む領域の画素数を計測し、その計測結果に基づいて判
    定を行うことを特徴とする核燃料用ペレット端面の欠陥
    検査方法。
JP61073168A 1986-03-31 1986-03-31 核燃料用ペレツト端面の欠陥検査方法 Expired - Lifetime JPH079402B2 (ja)

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JPS62229054A JPS62229054A (ja) 1987-10-07
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GB9219550D0 (en) * 1992-09-16 1992-10-28 British Nuclear Fuels Plc The inspection of cylindrical
JP3214942B2 (ja) * 1993-02-25 2001-10-02 三菱原子燃料株式会社 ペレット端面検査方法及び装置

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