JP3232044B2 - 回転速センサの製造方法 - Google Patents
回転速センサの製造方法Info
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- JP3232044B2 JP3232044B2 JP19688298A JP19688298A JP3232044B2 JP 3232044 B2 JP3232044 B2 JP 3232044B2 JP 19688298 A JP19688298 A JP 19688298A JP 19688298 A JP19688298 A JP 19688298A JP 3232044 B2 JP3232044 B2 JP 3232044B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の回転速な
どを検出する回転速センサの製造方法に関し、自動車な
どのABS(Anti-lock Brake System)における車輪の
回転速を検出するのに適した回転速センサの製造方法に
関するものである。
どを検出する回転速センサの製造方法に関し、自動車な
どのABS(Anti-lock Brake System)における車輪の
回転速を検出するのに適した回転速センサの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に装備されているABSにおいて
車輪の回転速を検出するために用いられる回転速センサ
は、例えば、車輪と共に回転する歯車の直近に、その歯
車の歯先と回転速センサのセンシング面とが互いに対向
する向きに固定されており、歯車の回転に伴う磁束の変
化を検出することにより、車輪の回転速に応じたセンサ
信号を出力する。
車輪の回転速を検出するために用いられる回転速センサ
は、例えば、車輪と共に回転する歯車の直近に、その歯
車の歯先と回転速センサのセンシング面とが互いに対向
する向きに固定されており、歯車の回転に伴う磁束の変
化を検出することにより、車輪の回転速に応じたセンサ
信号を出力する。
【0003】この種の回転速センサとして、出願人は、
図5,6に示す回転速センサ71を既に開発している。
この回転速センサ71は、両図に示すように、コア部2
および巻線部72からなるセンサ本体73と、回転速セ
ンサ71を自動車に固定するための固定用金具8とを備
えており、センサ本体73および固定用金具8は、イン
サート成形時に樹脂80によって一体的に固着されてい
る。コア部2は、図6に示すように、平板状に形成され
たマグネット片21と、マグネット片21の両側面を挟
み込むように固着されたステンレス板のポールピース2
2,22と、樹脂製の蓋部23とで一体的に形成されて
いる。巻線部72は、同図に示すように、樹脂で形成さ
れたリール(巻枠)74と、リール74に巻き回された
巻線Wとを備えて構成されている。リール74には、同
図の矢印Aの方向からコア部2を圧入するための圧入用
穴32と、後述する信号ケーブル10内の2本のケーブ
ル10a,10b(以下、区別しないときには総称して
「信号ケーブル10」ともいう)、および巻線Wの両端
部の各々を互いに中継接続するための中継端子75,7
5(同図では一方の中継端子75のみを示している)を
固定するための端子固定部78と、信号ケーブル10の
引き出し方向を規制しつつ仮固定するケーブルホルダ7
9とが形成されている。
図5,6に示す回転速センサ71を既に開発している。
この回転速センサ71は、両図に示すように、コア部2
および巻線部72からなるセンサ本体73と、回転速セ
ンサ71を自動車に固定するための固定用金具8とを備
えており、センサ本体73および固定用金具8は、イン
サート成形時に樹脂80によって一体的に固着されてい
る。コア部2は、図6に示すように、平板状に形成され
たマグネット片21と、マグネット片21の両側面を挟
み込むように固着されたステンレス板のポールピース2
2,22と、樹脂製の蓋部23とで一体的に形成されて
いる。巻線部72は、同図に示すように、樹脂で形成さ
れたリール(巻枠)74と、リール74に巻き回された
巻線Wとを備えて構成されている。リール74には、同
図の矢印Aの方向からコア部2を圧入するための圧入用
穴32と、後述する信号ケーブル10内の2本のケーブ
ル10a,10b(以下、区別しないときには総称して
「信号ケーブル10」ともいう)、および巻線Wの両端
部の各々を互いに中継接続するための中継端子75,7
5(同図では一方の中継端子75のみを示している)を
固定するための端子固定部78と、信号ケーブル10の
引き出し方向を規制しつつ仮固定するケーブルホルダ7
9とが形成されている。
【0004】この回転速センサ71を製造する場合に
は、まず、図6の矢印Aの方向から、リール74の圧入
用穴32に、予め製造しておいたコア部2を挿入すると
共に、リール74の周囲に巻線Wを巻き回す。次に、巻
線Wの一方の端部を一方の中継端子75の巻線側端部7
5aに半田付けすると共に、巻線Wの他方の端部を他方
の中継端子75の巻線側端部75aに半田付けする。こ
の際、図7に示すように、巻線Wの両端部の各々を半田
付けした状態の中継端子75,75の巻線側端部75
a,75aを折り曲げてリール74の溝部78a内に押
し込む。次いで、図8(a)に示すように、折り曲げた
状態の巻線側端部75a,75aおよび巻線Wの両端部
に、半液体状のシリコン81を均一に塗布した後、シリ
コン81が固化するまで一昼夜ほど放置する。
は、まず、図6の矢印Aの方向から、リール74の圧入
用穴32に、予め製造しておいたコア部2を挿入すると
共に、リール74の周囲に巻線Wを巻き回す。次に、巻
線Wの一方の端部を一方の中継端子75の巻線側端部7
5aに半田付けすると共に、巻線Wの他方の端部を他方
の中継端子75の巻線側端部75aに半田付けする。こ
の際、図7に示すように、巻線Wの両端部の各々を半田
付けした状態の中継端子75,75の巻線側端部75
a,75aを折り曲げてリール74の溝部78a内に押
し込む。次いで、図8(a)に示すように、折り曲げた
状態の巻線側端部75a,75aおよび巻線Wの両端部
に、半液体状のシリコン81を均一に塗布した後、シリ
コン81が固化するまで一昼夜ほど放置する。
【0005】この場合、シリコン81を塗布しないで、
センサ本体73および固定用金具8を金型内に配置して
インサート成形を行うとすれば、金型内に勢いよく注入
される高温の樹脂80が、リール74の溝部78a内に
侵入して巻線Wを被覆する際に、巻線Wを引っ張って中
継端子75に半田付けした付近で断線させてしまうおそ
れがある。また、その際に断線しなかった場合でも、金
型内に注入した樹脂80が固まる際の収縮や、使用時の
環境条件に応じての樹脂80の膨張や収縮などに起因し
て、巻線Wが断線してしまうおそれがある。このため、
この回転速センサ71を製造する際には、巻線Wの両端
部にシリコン81を塗布することにより樹脂80による
巻線Wに対しての直接的な被覆を回避し、かつ、シリコ
ン81の不均一な塗布に起因しての巻線Wの断線を防止
するために、図8(b)に示すように、溝部78aの周
囲に耐熱テープ82を幾重にも巻き回すことにより、イ
ンサート成形時における樹脂80の溝部78aへの侵入
を阻止している。
センサ本体73および固定用金具8を金型内に配置して
インサート成形を行うとすれば、金型内に勢いよく注入
される高温の樹脂80が、リール74の溝部78a内に
侵入して巻線Wを被覆する際に、巻線Wを引っ張って中
継端子75に半田付けした付近で断線させてしまうおそ
れがある。また、その際に断線しなかった場合でも、金
型内に注入した樹脂80が固まる際の収縮や、使用時の
環境条件に応じての樹脂80の膨張や収縮などに起因し
て、巻線Wが断線してしまうおそれがある。このため、
この回転速センサ71を製造する際には、巻線Wの両端
部にシリコン81を塗布することにより樹脂80による
巻線Wに対しての直接的な被覆を回避し、かつ、シリコ
ン81の不均一な塗布に起因しての巻線Wの断線を防止
するために、図8(b)に示すように、溝部78aの周
囲に耐熱テープ82を幾重にも巻き回すことにより、イ
ンサート成形時における樹脂80の溝部78aへの侵入
を阻止している。
【0006】次に、図8(b)に示すように、ケーブル
10aを一方の中継端子75のケーブル側端部75bに
圧着すると共に、ケーブル10bを他方の中継端子75
のケーブル側端部75bに圧着する。次いで、両ケーブ
ル10a,10bをケーブルホルダ79の溝内に嵌め込
むことにより、信号ケーブル10の引き出し方向を所定
方向に規制しつつ仮固定する。続いて、センサ本体73
および固定用金具8をインサート成形用の金型内に配置
した後に、高温の樹脂80を金型内に注入することによ
り、樹脂80によってセンサ本体73、固定用金具8お
よび信号ケーブル10を一体的に固着させる。これによ
り、図5に示すように、回転速センサ71が製造され
る。
10aを一方の中継端子75のケーブル側端部75bに
圧着すると共に、ケーブル10bを他方の中継端子75
のケーブル側端部75bに圧着する。次いで、両ケーブ
ル10a,10bをケーブルホルダ79の溝内に嵌め込
むことにより、信号ケーブル10の引き出し方向を所定
方向に規制しつつ仮固定する。続いて、センサ本体73
および固定用金具8をインサート成形用の金型内に配置
した後に、高温の樹脂80を金型内に注入することによ
り、樹脂80によってセンサ本体73、固定用金具8お
よび信号ケーブル10を一体的に固着させる。これによ
り、図5に示すように、回転速センサ71が製造され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、出願人が既
に開発している回転速センサ71の製造方法には、以下
のような改善すべき課題がある。すなわち、この回転速
センサ71の製造方法では、樹脂80の膨張および収縮
などに起因する巻線Wの断線を防止するために、巻線W
の両端部にシリコン81を塗布することにより、巻線W
の両端部が樹脂80によって直接的に被覆されないよう
にしている。しかし、半液体状のシリコン81を所定の
厚みで均一に塗布するのが困難であるため、この製造工
程を自動化することができず、人手に頼っているのが現
状である。したがって、人件費に起因して製造コストの
上昇を招いているという課題がある。また、シリコン8
1が塗布されてから固化するまでに一昼夜ほど要するた
め、1つの自動ライン上で原料から完成品に至るまで連
続させて製造するのが困難である結果、複数の自動化ラ
インを設置しなければならず、より製造コストを高騰さ
せているという課題がある。
に開発している回転速センサ71の製造方法には、以下
のような改善すべき課題がある。すなわち、この回転速
センサ71の製造方法では、樹脂80の膨張および収縮
などに起因する巻線Wの断線を防止するために、巻線W
の両端部にシリコン81を塗布することにより、巻線W
の両端部が樹脂80によって直接的に被覆されないよう
にしている。しかし、半液体状のシリコン81を所定の
厚みで均一に塗布するのが困難であるため、この製造工
程を自動化することができず、人手に頼っているのが現
状である。したがって、人件費に起因して製造コストの
上昇を招いているという課題がある。また、シリコン8
1が塗布されてから固化するまでに一昼夜ほど要するた
め、1つの自動ライン上で原料から完成品に至るまで連
続させて製造するのが困難である結果、複数の自動化ラ
インを設置しなければならず、より製造コストを高騰さ
せているという課題がある。
【0008】また、この回転速センサ71の製造方法で
は、塗布時にはシリコン81が均一の厚みであったとし
ても、固化する以前に流れ出すことにより、固化状態の
シリコン81の塗布厚が不均一になることがある。した
がって、この塗布厚の不均一に起因しての巻線Wの断線
を防止するために、溝部78aの周囲に耐熱テープ82
を巻き回す必要がある。このため、テープ82のテーピ
ング工程が回転速センサ71の製造コストをさらに上昇
させているという課題がある。
は、塗布時にはシリコン81が均一の厚みであったとし
ても、固化する以前に流れ出すことにより、固化状態の
シリコン81の塗布厚が不均一になることがある。した
がって、この塗布厚の不均一に起因しての巻線Wの断線
を防止するために、溝部78aの周囲に耐熱テープ82
を巻き回す必要がある。このため、テープ82のテーピ
ング工程が回転速センサ71の製造コストをさらに上昇
させているという課題がある。
【0009】本発明は、かかる改善点に鑑みてなされた
ものであり、巻線Wの断線を防止しつつ、回転速センサ
の製造コストを低減することが可能な回転速センサの製
造方法を提供することを主目的とする。
ものであり、巻線Wの断線を防止しつつ、回転速センサ
の製造コストを低減することが可能な回転速センサの製
造方法を提供することを主目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の回転速センサの製造方法は、巻枠に巻き回
されセンサ部を構成する巻線の両端部を、巻枠の端子取
付部に固定されて互いに独立した中継端子にそれぞれ固
着させ、端子取付部にキャップ状部材を装着して巻線の
中継端子側端部を被覆した後に、樹脂成形によって巻枠
およびキャップ状部材の各外周にケーシングを形成する
ことにより回転速センサを製造することを特徴とする。
求項1記載の回転速センサの製造方法は、巻枠に巻き回
されセンサ部を構成する巻線の両端部を、巻枠の端子取
付部に固定されて互いに独立した中継端子にそれぞれ固
着させ、端子取付部にキャップ状部材を装着して巻線の
中継端子側端部を被覆した後に、樹脂成形によって巻枠
およびキャップ状部材の各外周にケーシングを形成する
ことにより回転速センサを製造することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の回転速センサの製造方法
は、請求項1記載の回転速センサの製造方法において、
キャップ状部材には、中継端子の各々の一端を挿通させ
て露出可能な中継端子挿通孔が形成され、キャップ状部
材によって巻線の中継端子側端部を被覆した後、キャッ
プ状部材から露出している中継端子の一端にセンサ信号
出力用ケーブルの一端を固着し、その後に、樹脂成形を
行うことにより、中継端子の一端およびセンサ信号出力
用ケーブルにおける一端側の外周にケーシングを形成す
ることを特徴とする。
は、請求項1記載の回転速センサの製造方法において、
キャップ状部材には、中継端子の各々の一端を挿通させ
て露出可能な中継端子挿通孔が形成され、キャップ状部
材によって巻線の中継端子側端部を被覆した後、キャッ
プ状部材から露出している中継端子の一端にセンサ信号
出力用ケーブルの一端を固着し、その後に、樹脂成形を
行うことにより、中継端子の一端およびセンサ信号出力
用ケーブルにおける一端側の外周にケーシングを形成す
ることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の回転速センサの製造方法
は、請求項2記載の回転速センサの製造方法において、
キャップ状部材には、センサ信号出力用ケーブルを仮固
定可能なケーブル保持部が形成され、センサ信号出力用
ケーブルにおける一端に対する固着の後にセンサ信号出
力用ケーブルをケーブル保持部に仮固定し、その後に、
樹脂成形を行うことにより、ケーブル保持部の外周にケ
ーシングを形成することを特徴とする。
は、請求項2記載の回転速センサの製造方法において、
キャップ状部材には、センサ信号出力用ケーブルを仮固
定可能なケーブル保持部が形成され、センサ信号出力用
ケーブルにおける一端に対する固着の後にセンサ信号出
力用ケーブルをケーブル保持部に仮固定し、その後に、
樹脂成形を行うことにより、ケーブル保持部の外周にケ
ーシングを形成することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る回転速センサの製造方法を、回転速を検出する
ためのABS用センサの製造方法に適用した実施の形態
について説明する。なお、出願人が既に開発している回
転速センサ71と同一の構成要素については、同一の符
号を付して重複した説明を省略する。
明に係る回転速センサの製造方法を、回転速を検出する
ためのABS用センサの製造方法に適用した実施の形態
について説明する。なお、出願人が既に開発している回
転速センサ71と同一の構成要素については、同一の符
号を付して重複した説明を省略する。
【0014】最初に、回転速センサ1の構成について図
1を参照して説明する。
1を参照して説明する。
【0015】回転速センサ1は、図1に示すように、コ
ア部2および巻線部3からなるセンサ本体4と、保護キ
ャップ7とを備えて構成されている。コア部2は、回転
速センサ71と同様にして、平板状に形成されたマグネ
ット片21と、マグネット片21の両側面を挟み込むよ
うに固着されたステンレス板のポールピース22,22
と、回転速センサ1を自動車などに取り付ける際に取付
角度を決めるための溝24,24が形成された樹脂製の
蓋部23とで一体的に形成されている。この場合、蓋部
23の表面中央部(つまりセンシング面S)には、歯車
などが摩耗して発生する鉄粉が付着することによる磁気
ショートの誘発を防止するためのシリコンが埋め込まれ
ると共に、そのシリコンの一部をポールピース22,2
2の幅方向と平行に窪ませることによって溝24が形成
されている。
ア部2および巻線部3からなるセンサ本体4と、保護キ
ャップ7とを備えて構成されている。コア部2は、回転
速センサ71と同様にして、平板状に形成されたマグネ
ット片21と、マグネット片21の両側面を挟み込むよ
うに固着されたステンレス板のポールピース22,22
と、回転速センサ1を自動車などに取り付ける際に取付
角度を決めるための溝24,24が形成された樹脂製の
蓋部23とで一体的に形成されている。この場合、蓋部
23の表面中央部(つまりセンシング面S)には、歯車
などが摩耗して発生する鉄粉が付着することによる磁気
ショートの誘発を防止するためのシリコンが埋め込まれ
ると共に、そのシリコンの一部をポールピース22,2
2の幅方向と平行に窪ませることによって溝24が形成
されている。
【0016】巻線部3は、全体形状が円筒状に形成され
ると共に、巻溝が形成されたリール31と、その巻溝に
巻き回された巻線Wとを備えて構成されている。この場
合、リール31の一方の側面には、コア部2を圧入する
ための圧入用穴32が形成され、他方の側面には、本発
明における端子取付部に相当し中継端子5,6を固定す
る端子固定部33が形成されている。また、リール31
には、同図に示すように、巻き回した巻線Wの両端部を
中継端子5,6側にそれぞれ引き出すための溝34,3
4(同図では一方の溝34のみを示している)が形成さ
れ、この溝34,34は、後述するインサート成型時に
おいてこの部分を介しての注入樹脂の中継端子5,6側
への侵入を防止するために、巻線Wの直径よりもやや幅
広で、かつやや深めに形成されている。
ると共に、巻溝が形成されたリール31と、その巻溝に
巻き回された巻線Wとを備えて構成されている。この場
合、リール31の一方の側面には、コア部2を圧入する
ための圧入用穴32が形成され、他方の側面には、本発
明における端子取付部に相当し中継端子5,6を固定す
る端子固定部33が形成されている。また、リール31
には、同図に示すように、巻き回した巻線Wの両端部を
中継端子5,6側にそれぞれ引き出すための溝34,3
4(同図では一方の溝34のみを示している)が形成さ
れ、この溝34,34は、後述するインサート成型時に
おいてこの部分を介しての注入樹脂の中継端子5,6側
への侵入を防止するために、巻線Wの直径よりもやや幅
広で、かつやや深めに形成されている。
【0017】中継端子5,6は、同図に示すように、L
字状に形成され、巻線側端部5a,6aとケーブル側端
部5b,6bとの中間部位が、リール31の成形時に、
端子固定部33内にそれぞれ埋め込まれている。保護キ
ャップ7は、本発明における固体部材であるキャップ状
部材に相当し、非導電性の樹脂を用いて、内径がリール
31の外径とほぼ同径の有底円筒形状に形成されてい
る。この保護キャップ7の底部7bには、中継端子5,
6のケーブル側端部5b,6bを挿通可能な端子挿通用
孔41,41が形成されており、この端子挿通用孔4
1,41は、中継端子5,6の幅および厚みよりもやや
大き目に形成されている。また、保護キャップ7の底部
7bの表面側には、本発明におけるケーブル保持部に相
当するケーブルホルダ42が形成されている。このケー
ブルホルダ42は、端子挿通用孔41,41を挿通させ
た状態の中継端子5,6におけるケーブル側端部5b,
6bに接続される信号ケーブル10内の2本のケーブル
10a,10bの引き出し方向を規制しつつ仮固定す
る。
字状に形成され、巻線側端部5a,6aとケーブル側端
部5b,6bとの中間部位が、リール31の成形時に、
端子固定部33内にそれぞれ埋め込まれている。保護キ
ャップ7は、本発明における固体部材であるキャップ状
部材に相当し、非導電性の樹脂を用いて、内径がリール
31の外径とほぼ同径の有底円筒形状に形成されてい
る。この保護キャップ7の底部7bには、中継端子5,
6のケーブル側端部5b,6bを挿通可能な端子挿通用
孔41,41が形成されており、この端子挿通用孔4
1,41は、中継端子5,6の幅および厚みよりもやや
大き目に形成されている。また、保護キャップ7の底部
7bの表面側には、本発明におけるケーブル保持部に相
当するケーブルホルダ42が形成されている。このケー
ブルホルダ42は、端子挿通用孔41,41を挿通させ
た状態の中継端子5,6におけるケーブル側端部5b,
6bに接続される信号ケーブル10内の2本のケーブル
10a,10bの引き出し方向を規制しつつ仮固定す
る。
【0018】次に、回転速センサ1の製造方法につい
て、図1〜3を参照して説明する。
て、図1〜3を参照して説明する。
【0019】まず、予めコア部2およびリール31を樹
脂成形によって製造する。次に、リール31の圧入用穴
32に図1のA方向からコア部2を圧入することにより
センサ本体4を形成する。次いで、リール31の巻溝に
巻線Wを巻き回した後、巻線Wの一方の端部を一方の溝
34を介して端子固定部33側に引き出すと共に、中継
端子5の巻線側端部5aに半田付けする。同様にして、
巻線Wの他方の端部を他方の溝34(図示せず)を介し
て端子固定部33側に引き出すと共に、中継端子6の巻
線側端部6aに半田付けする。続いて、リール31の端
子固定部33に、図1の矢印Bの方向から保護キャップ
7を嵌め込む。この際に、保護キャップ7の端子挿通用
孔41,41に、中継端子5,6のケーブル側端部5
b,6bを挿通させる。これにより、図2(a),
(b)に示すように、リール31の端子固定部33近傍
が保護キャップ7によって被覆されると共に、中継端子
5,6のケーブル側端部5b,6bが保護キャップ7の
端子挿通用孔41,41から突出して外部に露出する。
脂成形によって製造する。次に、リール31の圧入用穴
32に図1のA方向からコア部2を圧入することにより
センサ本体4を形成する。次いで、リール31の巻溝に
巻線Wを巻き回した後、巻線Wの一方の端部を一方の溝
34を介して端子固定部33側に引き出すと共に、中継
端子5の巻線側端部5aに半田付けする。同様にして、
巻線Wの他方の端部を他方の溝34(図示せず)を介し
て端子固定部33側に引き出すと共に、中継端子6の巻
線側端部6aに半田付けする。続いて、リール31の端
子固定部33に、図1の矢印Bの方向から保護キャップ
7を嵌め込む。この際に、保護キャップ7の端子挿通用
孔41,41に、中継端子5,6のケーブル側端部5
b,6bを挿通させる。これにより、図2(a),
(b)に示すように、リール31の端子固定部33近傍
が保護キャップ7によって被覆されると共に、中継端子
5,6のケーブル側端部5b,6bが保護キャップ7の
端子挿通用孔41,41から突出して外部に露出する。
【0020】次に、図3に示すように、信号ケーブル1
0のケーブル10aを中継端子5のケーブル側端部5b
に半田付けすると共に、ケーブル10bを中継端子6の
ケーブル側端部6bに半田付けする。これにより、ケー
ブル10a,10bおよび巻線Wが、中継端子5,6を
介して電気的に接続される。この後、ケーブル10a,
10bをケーブルホルダ42の溝内に嵌め込むことによ
り、信号ケーブル10の引き出し方向を所定方向に規制
しつつ仮固定する。次いで、インサート成型用の金型内
に、信号ケーブル10が接続された状態のセンサ本体4
と、これに対して所定の位置に仮固定した固定用金具8
とを設置した後に、約230℃に熱した樹脂9を注入し
てインサート成形する。以上により、センサ本体73お
よび固定用金具8が樹脂9によって一体的に固着され、
回転速センサ1が完成する。
0のケーブル10aを中継端子5のケーブル側端部5b
に半田付けすると共に、ケーブル10bを中継端子6の
ケーブル側端部6bに半田付けする。これにより、ケー
ブル10a,10bおよび巻線Wが、中継端子5,6を
介して電気的に接続される。この後、ケーブル10a,
10bをケーブルホルダ42の溝内に嵌め込むことによ
り、信号ケーブル10の引き出し方向を所定方向に規制
しつつ仮固定する。次いで、インサート成型用の金型内
に、信号ケーブル10が接続された状態のセンサ本体4
と、これに対して所定の位置に仮固定した固定用金具8
とを設置した後に、約230℃に熱した樹脂9を注入し
てインサート成形する。以上により、センサ本体73お
よび固定用金具8が樹脂9によって一体的に固着され、
回転速センサ1が完成する。
【0021】上記したインサート成型時においては、図
4に示すように、この回転速センサ1では、リール31
に嵌め込んだ保護キャップ7によって、中継端子5,6
の巻線側端部5a,6aおよび巻線Wの端部を内部に含
み閉塞された空間Pが形成される。したがって、インサ
ート成形時において、金型内に注入された樹脂9の空間
P内への侵入が阻止される。このため、巻線Wの両端部
が樹脂9によって直接的に被覆されることがなく、樹脂
9の収縮および膨張に起因しての巻線Wの断線を有効に
防止することができる。この結果、従来の回転速センサ
71の製造方法とは異なり、巻線Wの両端部へのシリコ
ン81の塗布工程や耐熱テープ82の巻き回し工程を省
略することができ、製造コストを低減することができ
る。また、以上の製造工程を1つの自動化ライン上で連
続して行うことができるため、より製造コストの低減を
図ることができる。
4に示すように、この回転速センサ1では、リール31
に嵌め込んだ保護キャップ7によって、中継端子5,6
の巻線側端部5a,6aおよび巻線Wの端部を内部に含
み閉塞された空間Pが形成される。したがって、インサ
ート成形時において、金型内に注入された樹脂9の空間
P内への侵入が阻止される。このため、巻線Wの両端部
が樹脂9によって直接的に被覆されることがなく、樹脂
9の収縮および膨張に起因しての巻線Wの断線を有効に
防止することができる。この結果、従来の回転速センサ
71の製造方法とは異なり、巻線Wの両端部へのシリコ
ン81の塗布工程や耐熱テープ82の巻き回し工程を省
略することができ、製造コストを低減することができ
る。また、以上の製造工程を1つの自動化ライン上で連
続して行うことができるため、より製造コストの低減を
図ることができる。
【0022】なお、本発明は、上記した本発明の実施の
形態に示した製造方法に限定されない。例えば、本発明
の実施の形態では、中継端子5,6のケーブル側端部5
b,6bを含めて端子固定部33の全体を被覆する保護
キャップ7を用いた例について説明したが、本発明にお
いて用いるキャップ状部材は、中継端子5,6の巻線側
端部5a,6a近傍のみを被覆できる形状であればよ
く、適宜変更することができる。また、輪ゴム状のバン
ドによって中継端子5,6の巻線側端部5a,6aおよ
び巻線Wを被覆するようにしてもよい。さらに、リール
31の形状は、適宜変更することができ、保護キャップ
7の形状についても、リール31の端子固定部33の形
状に応じて適宜変更することができる。
形態に示した製造方法に限定されない。例えば、本発明
の実施の形態では、中継端子5,6のケーブル側端部5
b,6bを含めて端子固定部33の全体を被覆する保護
キャップ7を用いた例について説明したが、本発明にお
いて用いるキャップ状部材は、中継端子5,6の巻線側
端部5a,6a近傍のみを被覆できる形状であればよ
く、適宜変更することができる。また、輪ゴム状のバン
ドによって中継端子5,6の巻線側端部5a,6aおよ
び巻線Wを被覆するようにしてもよい。さらに、リール
31の形状は、適宜変更することができ、保護キャップ
7の形状についても、リール31の端子固定部33の形
状に応じて適宜変更することができる。
【0023】さらに、本発明におけるセンサ部は、コア
部2および巻線部3の構成に限定されず、MR素子やホ
ール素子などの磁気抵抗素子を用いて構成してもよい。
この場合においても、各素子に接続されている細導線と
中継端子との接続部位が樹脂9によって直接的に被覆さ
れないようにして樹脂成形することにより、細導線の断
線を防止しつつ、製造コストを低減することができる。
また、本発明に係る回転速センサは、自動車などの車輪
の回転速の検出に限定されず、種々の用途に適用が可能
である。
部2および巻線部3の構成に限定されず、MR素子やホ
ール素子などの磁気抵抗素子を用いて構成してもよい。
この場合においても、各素子に接続されている細導線と
中継端子との接続部位が樹脂9によって直接的に被覆さ
れないようにして樹脂成形することにより、細導線の断
線を防止しつつ、製造コストを低減することができる。
また、本発明に係る回転速センサは、自動車などの車輪
の回転速の検出に限定されず、種々の用途に適用が可能
である。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1,2記載の回転
速センサの製造方法によれば、巻線の中継端子側端部を
キャップ状部材によって被覆して注入樹脂の侵入を阻止
しつつ巻枠およびキャップ状部材の各外周に樹脂成形に
よってケーシングを形成することにより、巻線の断線を
防止するためのシリコンなどを塗布する製造方法と比較
して、製造コストを低減することができる。また、製造
工程を1つの自動化ライン上で連続して行うことができ
るため、製造コストの大幅な低減を図ることができる。
速センサの製造方法によれば、巻線の中継端子側端部を
キャップ状部材によって被覆して注入樹脂の侵入を阻止
しつつ巻枠およびキャップ状部材の各外周に樹脂成形に
よってケーシングを形成することにより、巻線の断線を
防止するためのシリコンなどを塗布する製造方法と比較
して、製造コストを低減することができる。また、製造
工程を1つの自動化ライン上で連続して行うことができ
るため、製造コストの大幅な低減を図ることができる。
【0025】また、請求項3記載の回転速センサの製造
方法によれば、センサ信号出力用ケーブルをケーブル保
持部によって仮固定した状態で樹脂成形することによ
り、キャップ状部材以外の他の部材を用いることなく、
センサ信号出力用ケーブルの引き出し方向を規制しつつ
仮固定することができる。これにより、安価に回転速セ
ンサを製造することができる。
方法によれば、センサ信号出力用ケーブルをケーブル保
持部によって仮固定した状態で樹脂成形することによ
り、キャップ状部材以外の他の部材を用いることなく、
センサ信号出力用ケーブルの引き出し方向を規制しつつ
仮固定することができる。これにより、安価に回転速セ
ンサを製造することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る回転速センサにおけ
るセンサ本体の分解斜視図である。
るセンサ本体の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る回転速センサにおけ
るセンサ本体の斜視図であって、(a)はセンシング面
側から見たセンサ本体の斜視図、(b)は保護キャップ
側から見たセンサ本体の斜視図である。
るセンサ本体の斜視図であって、(a)はセンシング面
側から見たセンサ本体の斜視図、(b)は保護キャップ
側から見たセンサ本体の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る回転速センサのセン
サ本体に信号ケーブルを接続した状態の斜視図である。
サ本体に信号ケーブルを接続した状態の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る回転速センサの断面
図である。
図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る回転速センサおよび
出願人が既に開発している回転速センサの完成後の斜視
図である。
出願人が既に開発している回転速センサの完成後の斜視
図である。
【図6】出願人が既に開発している回転速センサにおけ
るセンサ本体の分解斜視図である。
るセンサ本体の分解斜視図である。
【図7】出願人が既に開発している回転速センサにおけ
るセンサ本体の他の斜視図である。
るセンサ本体の他の斜視図である。
【図8】出願人が既に開発している回転速センサにおけ
るセンサ本体の一部の斜視図であって、(a)は巻線W
の両端部にシリコンを塗布した状態の斜視図、(b)は
端子固定部の周囲に耐熱テープを巻き回した状態の斜視
図である。
るセンサ本体の一部の斜視図であって、(a)は巻線W
の両端部にシリコンを塗布した状態の斜視図、(b)は
端子固定部の周囲に耐熱テープを巻き回した状態の斜視
図である。
1 回転速センサ 3 巻線部 4 センサ本体 5 中継端子 5a 巻線側端部 5b ケーブル側端部 6 中継端子 6a 巻線側端部 6b ケーブル側端部 7 保護キャップ 9 樹脂 10 信号ケーブル 10a ケーブル 10b ケーブル 31 リール 33 端子固定部 34 溝 41 端子挿通用孔 42 ケーブルホルダ W 巻線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/487 - 3/488 G01D 5/20 - 5/245 G01D 11/24
Claims (3)
- 【請求項1】 巻枠に巻き回されセンサ部を構成する巻
線の両端部を、前記巻枠の端子取付部に固定されて互い
に独立した中継端子にそれぞれ固着させ、前記端子取付
部にキャップ状部材を装着して前記巻線の中継端子側端
部を被覆した後に、樹脂成形によって前記巻枠および前
記キャップ状部材の各外周にケーシングを形成すること
により回転速センサを製造することを特徴とする回転速
センサの製造方法。 - 【請求項2】 前記キャップ状部材には、前記中継端子
の各々の一端を挿通させて露出可能な中継端子挿通孔が
形成され、 前記キャップ状部材によって前記巻線の前記中継端子側
端部を被覆した後、当該キャップ状部材から露出してい
る前記中継端子の前記一端にセンサ信号出力用ケーブル
の一端を固着し、その後に、前記樹脂成形を行うことに
より、前記中継端子の前記一端および当該センサ信号出
力用ケーブルにおける前記一端側の外周に前記ケーシン
グを形成する ことを特徴とする請求項1記載の回転速セ
ンサの製造方法。 - 【請求項3】 前記キャップ状部材には、前記センサ信
号出力用ケーブルを仮固定可能なケーブル保持部が形成
され、 前記センサ信号出力用ケーブルにおける前記一端に対す
る前記固着の後に当該センサ信号出力用ケーブルを前記
ケーブル保持部に仮固定し、その後に、前記樹脂成形を
行うことにより、前記ケーブル保持部の外周に前記ケー
シングを形成することを特徴とする請求項2記載の 回転
速センサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19688298A JP3232044B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 回転速センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19688298A JP3232044B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 回転速センサの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000028626A JP2000028626A (ja) | 2000-01-28 |
JP3232044B2 true JP3232044B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=16365232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19688298A Expired - Fee Related JP3232044B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 回転速センサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232044B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109534091B (zh) * | 2019-01-21 | 2024-06-11 | 金昌劲邦水泵有限公司 | 电磁线自动卷线装置 |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP19688298A patent/JP3232044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000028626A (ja) | 2000-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |