JP3231981U - タイヤすべり止めベルト - Google Patents

タイヤすべり止めベルト Download PDF

Info

Publication number
JP3231981U
JP3231981U JP2019003848U JP2019003848U JP3231981U JP 3231981 U JP3231981 U JP 3231981U JP 2019003848 U JP2019003848 U JP 2019003848U JP 2019003848 U JP2019003848 U JP 2019003848U JP 3231981 U JP3231981 U JP 3231981U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
tires
slip
carbon fiber
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019003848U
Other languages
English (en)
Inventor
▲ショウ▼ 工藤
▲しょう▼ 工藤
Original Assignee
▲ショウ▼ 工藤
▲しょう▼ 工藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ▲ショウ▼ 工藤, ▲しょう▼ 工藤 filed Critical ▲ショウ▼ 工藤
Priority to JP2019003848U priority Critical patent/JP3231981U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3231981U publication Critical patent/JP3231981U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Abstract

【課題】サイドにも炭素繊維製ロープを使用し、高速走行に十分に耐えられるタイヤすべり止めベルトを提供する。【解決手段】炭素繊維を素材とした梯子状のトレット部と六角形状のカーカス部から構成される。【選択図】図1

Description

平成6年に凍結路面走行用スライドピン付きタイヤを考案して出願(特許願第260034号)した。当初、スタットレスタイヤの性能が悪くて、スパイクタイヤに慣れているドライバーから、性能の良い雪道タイヤが作れないかという要望で開発した。平成7年に登録(第2718899号)されたタイヤは、期待された。しかしながら、開発したタイヤは「スパイクタイヤと見なす」という指導が環境庁から示された。これにより、タイヤの商品化を自粛して、これに変わるトレットベルトを考案して平成7年に特許(第2716958号)を登録した。
当時、炭素繊維材料は製品化されていたが、炭素繊維はコストが高価で、スタットレスタイヤより高価になり、商品化を自粛した。近年、炭素繊維が普及して、コストが低減された結果、炭素複合繊維による、すべり止め装置「アラミドベルト」の商品化を提案する。
商品化されているスタットレスタイヤは、5000キロメートル以上走行後、または1年以上経過すると、摩耗あるいは硬化して劣化する。この結果、凍結路面を走行すると制動力が減少し、トレット溝が十分に残っているにも関わらず、摩擦力が減少して停止するまでの距離が延びる。
スッタットレスタイヤの使用時間を延長するため、本装置「タイヤすべり止めアラミドベルト」を装着することにより強力な摩擦力が復活される。
タイヤすべり止めアラミドベルトは炭素複合繊維のため、金属チェーンと違い、走行による衝撃で、チェーンと路面間に発生する火花が出ないだけでなく、通電性がない。従って、すべての車両のすべり止め装置として、危険物を輸送するタンクローリー車にも安全な装置として提供できる。
アラミドベルトは比重が1.45と軽量で、除雪用大型車両にも運転手だけで、ベルトの脱着を容易にする。更に繊維直径12.5μm当たり引っ張り強さが850MPaと強力で、鋼製チェーンと比較しても約4倍強である。反面、嵩密度が0.16だから空隙率が80%以上で、タイヤが路面を圧縮した際に生じる水分を吸収し、すべり止め効果を倍増する。
また、軽自動車から大型バス、超大型車両まで、炭素繊維製耐熱ロープの太さを、タイヤ幅に比例して変えるだけでマッチできる。また、より強い駆動力を要求する場合は、梯子状耐熱ロープの取り付け間隔を狭くして本数を増やす事により課題解決できる。
本ベルトは、スタットレスタイヤだけでなく、ノーマルタイヤにも装着すれば、降雪量が少ない西日本地域では、積雪時に重いチェーンを装着する必要がなく、交通渋滞が緩和できる。更にドライバー1人で簡単に脱着できるので、冬季間に必要なチェーン脱着要員が不要になり、人件費の節約にも貢献する。また、ベルトを装着しても金属製に比較し軽いため、振動や衝撃が少なく、粉塵・火花発生の心配がない高速走行を可能にする。
本考案の主要部分となる構成図である。
1・・・トレット部耐熱ロープ
2・・・サイド部カーカスロープ
3・・・耐熱ロープ固定フック
4・・・1の耐熱ロープ詳細図
凍結路面走行用スライドピン付きタイヤを考案して、平成7年に登録(第2718899号)したタイヤは「スパイクタイヤと見なす」という見解が環境庁から示された。これにより、タイヤの商品化を自粛して、これに変わるトレットベルトを考案して平成7年に特許(第2716958号)を登録した。
当時、炭素繊維材料は製品化されていたが、炭素繊維はコストが高く、スタットレスタイヤより高価になり商品化を断念した。近年、炭素繊維が普及しコストが低減された結果、炭素複合繊維による、タイヤすべり止めベルトの商品化を提案する。
商品化されているスタットレスタイヤは、5000キロメートル以上走行後、または1年以上経過すると、摩耗あるいは硬化して劣化する。この結果、凍結路面を走行すると制動力が減少し、トレット溝が十分に残っているにも関わらず、摩擦力が減少して停止するまでの距離が延びる。
スッタットレスタイヤの使用時間を延長するため、「タイヤすべり止めベルト」を装着することにより強力な摩擦力が復元される。
タイヤすべり止めベルトは炭素繊維のため、金属チェーンと違い、走行中に、チェーンと路面間に発生する衝撃が少ない。従って大型車等にも軽量なすべり止めベルトとして提供できる。
炭素繊維ベルトは比重が1.45と軽量で、除雪用大型車両でも運転手だけで、ベルトの脱着を容易にする。更に繊維直径12.5μm当たりの引っ張り強さが850MPaと強力で、鋼製チェーンと比較しても約4倍強である。反面、嵩密度が0.16で空隙率が80%以上となり、タイヤが路面を圧縮した際に生じる水分を吸収し、すべり止め効果を倍増する。また軽自動車から大型車両まで、炭素繊維トレット部の長辺と短辺をタイヤ幅に比例して変えることにより対応できる。
本ベルトは、スタットレスタイヤだけでなく、ノーマルタイヤに装着すればチェーンを装着したタイヤと同等のすべり止め効果が得られる。また軽量のため、運転手1人で脱着できるので、冬期間に必要なチェーン脱着要員が不要となり人件費の節約にも貢献できる。また炭素繊維ベルトは金属製に比べ、アスファルト粉塵等の発生がないため環境にやさしい走行を可能にする。
要約書に記載した試作品では、サイドカーカス装着部にチェーンを使用したが、質量があり速度40キロ/時以上になれば、遠心力により外側に膨れた。これを改良するため、両側カーカス装着部にも炭素繊維アラミドロープを使用し、高速走行に十分に耐えられるベルトとした。
本ベルトをスタットレスタイヤに装着した全体図 本ベルトを梯子状に広げた全体図 炭素繊維すべり止めトレット部(6本構成の1本)&両端の結束バンド

Claims (1)

  1. 炭素複合材料「アラミド繊維」を素材にした耐熱ロープを梯子状に編んだタイヤすべり止め用「アラミドベルト」を請求する。本ベルトは、ノーマルタイヤ、及びスタットレスタイヤに装着すれば、圧雪・凍結路面を走行するタイヤに摩擦力を与えることを目的とする「タイヤすべり止めベルト」である。
JP2019003848U 2019-09-19 2019-09-19 タイヤすべり止めベルト Active JP3231981U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003848U JP3231981U (ja) 2019-09-19 2019-09-19 タイヤすべり止めベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003848U JP3231981U (ja) 2019-09-19 2019-09-19 タイヤすべり止めベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3231981U true JP3231981U (ja) 2021-05-13

Family

ID=75801736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019003848U Active JP3231981U (ja) 2019-09-19 2019-09-19 タイヤすべり止めベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3231981U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3231981U (ja) タイヤすべり止めベルト
CN101289053A (zh) 一种u形车轮防滑带
CN201447650U (zh) 用于铺设在道路上的车用防滑带
CN104875563A (zh) 一种多功能组合式轮胎履带
ATE537981T1 (de) Reifenketten ausgerüstet mit spikes für fahrzeuge
CN204172615U (zh) 用于轮胎防滑的橡胶垫片
CN107776344B (zh) 一种易拉扣车轮防滑带
CN203019966U (zh) 汽车轮胎防滑装置
CN201186593Y (zh) 带状防滑链
CN201841902U (zh) 车轮防滑板
RU96818U1 (ru) Противобуксовочное устройство
CN203186003U (zh) 一种新型便捷防滑链
CN202115288U (zh) 汽车轮胎套
US1627806A (en) Nonslip attachment for automobile wheels
CN201333908Y (zh) 一种履带式汽车防滑链
CN203793029U (zh) 防滑轮毂
CN208277753U (zh) 汽车用组装式便携越野防滑履带
RU183153U1 (ru) Съёмное приспособление для увеличения проходимости колёсной техники (задней тележки)
CN216268507U (zh) 一种轮毂抱锁式防滑构件
US2525122A (en) Traction wheel grip
US1753349A (en) Traction device
CN209904902U (zh) 一种车用履带链条
CN203126418U (zh) 汽车防滑链
CN2501710Y (zh) 汽车防滑链
RU2795330C1 (ru) Противобуксовочное устройство для колеса автомобиля

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3231981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150