JP3231877B2 - ラジエータグリル - Google Patents
ラジエータグリルInfo
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- JP3231877B2 JP3231877B2 JP03475893A JP3475893A JP3231877B2 JP 3231877 B2 JP3231877 B2 JP 3231877B2 JP 03475893 A JP03475893 A JP 03475893A JP 3475893 A JP3475893 A JP 3475893A JP 3231877 B2 JP3231877 B2 JP 3231877B2
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- Japan
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- radiator grill
- lower body
- mounting members
- upper body
- mounting
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,取付部材の数及び組付
工数が少なく,剛性に優れ,製造容易な,合成樹脂製の
ラジエータグリルに関する。
工数が少なく,剛性に優れ,製造容易な,合成樹脂製の
ラジエータグリルに関する。
【0002】
【従来技術】図5,図6に示すごとく,ラジエータグリ
ル9は,自動車のエンジンルームに配置したラジエータ
(図示略)の前部に取付けられている。上記ラジエータ
グリル9は,上部体91と下部体92と両者を連結する
格子体93とよりなる。このラジエータグリル9は,軽
量化を図るため,合成樹脂により作製されたものがあ
る。
ル9は,自動車のエンジンルームに配置したラジエータ
(図示略)の前部に取付けられている。上記ラジエータ
グリル9は,上部体91と下部体92と両者を連結する
格子体93とよりなる。このラジエータグリル9は,軽
量化を図るため,合成樹脂により作製されたものがあ
る。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には,次の問題がある。即ち,従来ラジエータグリル9
をボディー8に取付けるに当たっては,図5,図6に示
すごとく,取付部材94を上部体91及び下部体92
に,それぞれ3つずつ設け,合計6つの取付部材94に
おいて,その取付穴940を介してボディー8に取付け
ている。
には,次の問題がある。即ち,従来ラジエータグリル9
をボディー8に取付けるに当たっては,図5,図6に示
すごとく,取付部材94を上部体91及び下部体92
に,それぞれ3つずつ設け,合計6つの取付部材94に
おいて,その取付穴940を介してボディー8に取付け
ている。
【0004】そして,取付部材94の配置間隔(ピッ
チ)を小さくし,取付部材94の数を多くすることによ
り,ラジエータグリル9のボディー81に対する取付支
持強度を確保していた。そのため,取付時には,6個の
取付部材94に対してクリップ82,ナット83をそれ
ぞれ用いるため,これら係止具の数も多い。更に,この
ように,取付部材94の数が多くなると,ラジエータグ
リル9の取付け工数も必然的に多くなる。
チ)を小さくし,取付部材94の数を多くすることによ
り,ラジエータグリル9のボディー81に対する取付支
持強度を確保していた。そのため,取付時には,6個の
取付部材94に対してクリップ82,ナット83をそれ
ぞれ用いるため,これら係止具の数も多い。更に,この
ように,取付部材94の数が多くなると,ラジエータグ
リル9の取付け工数も必然的に多くなる。
【0005】その結果,ラジエータグリル9のサービス
性やメンテナンス性が悪くなる。また,ラジエータグリ
ル9は,取付部材94の数が多くなると,取付け工数も
多くなり,コスト高になる。本発明は,かかる従来の問
題点に鑑みてなされたもので,取付部材の数及び組付工
数が少なく,剛性に優れ,製造容易な,ラジエータグリ
ルを提供しようとするものである。
性やメンテナンス性が悪くなる。また,ラジエータグリ
ル9は,取付部材94の数が多くなると,取付け工数も
多くなり,コスト高になる。本発明は,かかる従来の問
題点に鑑みてなされたもので,取付部材の数及び組付工
数が少なく,剛性に優れ,製造容易な,ラジエータグリ
ルを提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,上部体と下部体と両者を
連結する格子体とよりなる合成樹脂製のラジエータグリ
ルであって,上記上部体又は下部体は,その少なくとも
一方が中空部を有する中空形状に形成してあると共に,
該中空部は上記上部体又は下部体の長手方向全体におい
て形成されており,かつ上記中空部を有する上部体又は
下部体においては,合計2個の取付部材が設けてあり,
該取付部材は上記中空部を有する上部体又は下部体の両
側部分に設けてあることを特徴とするラジエータグリル
にある。
連結する格子体とよりなる合成樹脂製のラジエータグリ
ルであって,上記上部体又は下部体は,その少なくとも
一方が中空部を有する中空形状に形成してあると共に,
該中空部は上記上部体又は下部体の長手方向全体におい
て形成されており,かつ上記中空部を有する上部体又は
下部体においては,合計2個の取付部材が設けてあり,
該取付部材は上記中空部を有する上部体又は下部体の両
側部分に設けてあることを特徴とするラジエータグリル
にある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記上部体又は下部体の少なくとも一方が,中空部を有す
る中空形状に形成してあること,及び該中空部は,上部
体又は下部体の長手方向全体において形成してあること
である(図1〜図4)。そして,中空部を設けた上部体
又は下部体においては,合計2個の取付部材がその両側
部分に設けてある。
記上部体又は下部体の少なくとも一方が,中空部を有す
る中空形状に形成してあること,及び該中空部は,上部
体又は下部体の長手方向全体において形成してあること
である(図1〜図4)。そして,中空部を設けた上部体
又は下部体においては,合計2個の取付部材がその両側
部分に設けてある。
【0008】本発明のラジエータグリルは,ボディーの
前端中央部に取付け固定するタイプのもの,フードに取
付け固定するタイプのもの,いずれにも適用できる。
前端中央部に取付け固定するタイプのもの,フードに取
付け固定するタイプのもの,いずれにも適用できる。
【0009】上記ラジエータグリルには,上部体又は下
部体のみ,或いは両者に,中空部を形成する。そして,
この中空部は上部体又は下部体の長手方向全体において
形成する(図4参照)。上記取付部材は,中空部を設け
た上記上部体又は下部体の後方部において,その両側部
分に設けるが,その位置はラジエータグリルを支承する
に必要な部位である。また,取付部材は,例えば箱型形
状の取付座を有し,中央部に取付け具を挿入係止するた
めの取付け穴を有する。また,取付部材は,中空部を有
する上部体又は下部体に対して,2個設ける。それ故,
上部体が中空部を有し,下部体が中実体の場合には,上
部体は2個の取付部材を有し,下部体は例えば3〜4個
の取付部材を有する。
部体のみ,或いは両者に,中空部を形成する。そして,
この中空部は上部体又は下部体の長手方向全体において
形成する(図4参照)。上記取付部材は,中空部を設け
た上記上部体又は下部体の後方部において,その両側部
分に設けるが,その位置はラジエータグリルを支承する
に必要な部位である。また,取付部材は,例えば箱型形
状の取付座を有し,中央部に取付け具を挿入係止するた
めの取付け穴を有する。また,取付部材は,中空部を有
する上部体又は下部体に対して,2個設ける。それ故,
上部体が中空部を有し,下部体が中実体の場合には,上
部体は2個の取付部材を有し,下部体は例えば3〜4個
の取付部材を有する。
【0010】上記ラジエータグリルは,例えばアクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂,ポリ
プロピレン(PP)樹脂,ポリカーボネート(PC)樹
脂,アクリロニトリル−エチレン−プロピレン−ジエン
ラバースチレン(AES)樹脂等の合成樹脂により作製
する。上記中空形状の形成は,いわゆる中空成形法を用
いて行う。即ち,まずラジエータグリルを形成するキャ
ビティ内に軟化状態の合成樹脂を射出する。次いで,上
部体又は下部体において中空部を形成する部分に対し
て,軟化状態にある合成樹脂の内部に対し,窒素ガス又
は空気等の加圧流体を注入する。
ニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂,ポリ
プロピレン(PP)樹脂,ポリカーボネート(PC)樹
脂,アクリロニトリル−エチレン−プロピレン−ジエン
ラバースチレン(AES)樹脂等の合成樹脂により作製
する。上記中空形状の形成は,いわゆる中空成形法を用
いて行う。即ち,まずラジエータグリルを形成するキャ
ビティ内に軟化状態の合成樹脂を射出する。次いで,上
部体又は下部体において中空部を形成する部分に対し
て,軟化状態にある合成樹脂の内部に対し,窒素ガス又
は空気等の加圧流体を注入する。
【0011】
【作用及び効果】本発明のラジエータグリルにおいて
は,中空部を有する上部体又は下部体においては,取付
部材を合計で2個設けてある。それ故,従来のラジエー
タグリルにおいては,上部体及び下部体に対して合計で
6個の取付部材が設けられていたものに比し,本発明で
は,4個又は5個に取付部材を減少することができる。
は,中空部を有する上部体又は下部体においては,取付
部材を合計で2個設けてある。それ故,従来のラジエー
タグリルにおいては,上部体及び下部体に対して合計で
6個の取付部材が設けられていたものに比し,本発明で
は,4個又は5個に取付部材を減少することができる。
【0012】そのため,ラジエータグリルの取付けに際
して,取付部材の取付け工数が減少し,ラジエータグリ
ルのサービス性やメンテナンス性が向上する。このよう
に,取付部材を2個に減少できる理由は,上記中空部を
形成した上部体又は下部体においては,その部分の剛性
が向上し,取付部材を2個にしても,ラジエータグリル
の取付支持強度が保持されるからである。
して,取付部材の取付け工数が減少し,ラジエータグリ
ルのサービス性やメンテナンス性が向上する。このよう
に,取付部材を2個に減少できる理由は,上記中空部を
形成した上部体又は下部体においては,その部分の剛性
が向上し,取付部材を2個にしても,ラジエータグリル
の取付支持強度が保持されるからである。
【0013】また,上記ラジエータグリルは,取付部材
が少ないため,製造容易でコストが安くなる。また,上
記上部体又は下部体の少なくとも一方は中空形状であ
り,その中空部は上部体又は下部体の長手方向全体の全
体において形成してあるため,ラジエータグリル全体の
剛性も向上する。それ故,本発明によれば,取付部材の
数及び組付工数が少なく,剛性に優れ,製造容易な,ラ
ジエータグリルを提供することができる。
が少ないため,製造容易でコストが安くなる。また,上
記上部体又は下部体の少なくとも一方は中空形状であ
り,その中空部は上部体又は下部体の長手方向全体の全
体において形成してあるため,ラジエータグリル全体の
剛性も向上する。それ故,本発明によれば,取付部材の
数及び組付工数が少なく,剛性に優れ,製造容易な,ラ
ジエータグリルを提供することができる。
【0014】
実施例1 本発明の実施例にかかるラジエータグリルにつき,図1
〜図3を用いて説明する。本例のラジエータグリルは,
ボディーに取付け固定するタイプのものである。図1,
図2に示すごとく,本例のラジエータグリル1は,上部
体11と下部体12と両者を連結する格子体13とより
なる。
〜図3を用いて説明する。本例のラジエータグリルは,
ボディーに取付け固定するタイプのものである。図1,
図2に示すごとく,本例のラジエータグリル1は,上部
体11と下部体12と両者を連結する格子体13とより
なる。
【0015】上記上部体11及び下部体12は,図1に
示すごとく,両者がそれぞれ中空部110,120を有
する中空形状に形成してある。また,上記中空部11
0,120を有する上部体11及び下部体12において
は,その両側部分においてそれぞれ2個の上部体用の取
付部材111,112,下部体用の取付部材121,1
22(図4(b)参照)が設けてある。
示すごとく,両者がそれぞれ中空部110,120を有
する中空形状に形成してある。また,上記中空部11
0,120を有する上部体11及び下部体12において
は,その両側部分においてそれぞれ2個の上部体用の取
付部材111,112,下部体用の取付部材121,1
22(図4(b)参照)が設けてある。
【0016】上記ラジエータグリル1は,全体が合成樹
脂により作成されている。合成樹脂としては,アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂を用い
る。このABS樹脂は,総合的にバランスのとれた物性
を有し,優れた2次加工性(メッキ,塗装)を有する。
上記格子体13は,図1に示すごとく,中央バー130
と横バー131と縦バー132を有する。
脂により作成されている。合成樹脂としては,アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂を用い
る。このABS樹脂は,総合的にバランスのとれた物性
を有し,優れた2次加工性(メッキ,塗装)を有する。
上記格子体13は,図1に示すごとく,中央バー130
と横バー131と縦バー132を有する。
【0017】上記ラジエータグリル1を成形するに当た
っては,ラジエータグリル1を成形するための金型キャ
ビティー(図示略)内に,軟化状態にある上記ABS樹
脂を注入する。次いで,上記上部体11及び下部体12
において中空部を成形する部分の溶融樹脂内に,窒素ガ
ス(N2 )等の加圧流体を注入する。
っては,ラジエータグリル1を成形するための金型キャ
ビティー(図示略)内に,軟化状態にある上記ABS樹
脂を注入する。次いで,上記上部体11及び下部体12
において中空部を成形する部分の溶融樹脂内に,窒素ガ
ス(N2 )等の加圧流体を注入する。
【0018】これにより,図1〜図3に示すごとく,上
部体11と下部体12と格子体13とよりなるラジエー
タグリル1を得る。上記上部体11及び下部体12は,
図1,図3に示すごとく,中空部110,120を有す
る中空形状に形成される。
部体11と下部体12と格子体13とよりなるラジエー
タグリル1を得る。上記上部体11及び下部体12は,
図1,図3に示すごとく,中空部110,120を有す
る中空形状に形成される。
【0019】上記取付部材111,112は,図1〜図
3に示すごとく,上記中空部110の後方に突出した状
態の板状片よりなる。また,上記取付部材111,11
2は,それぞれ取付け穴1110,1120を有する。
下部体用の取付部材121,122も同様に取付穴12
10を有する。また,上記取付部材111,112は,
ボルト,クリップ等の係止具82,83(図6参照)を
用いて,ボディー8に取付ける。その他は,従来と同様
である。
3に示すごとく,上記中空部110の後方に突出した状
態の板状片よりなる。また,上記取付部材111,11
2は,それぞれ取付け穴1110,1120を有する。
下部体用の取付部材121,122も同様に取付穴12
10を有する。また,上記取付部材111,112は,
ボルト,クリップ等の係止具82,83(図6参照)を
用いて,ボディー8に取付ける。その他は,従来と同様
である。
【0020】次に,作用効果につき説明する。本例のラ
ジエータグリル1においては,図1,図2,図4(b)
に示すごとく,上部体用の取付部材111,112,下
部体用の取付部材121,122が,上部体11,下部
体12にそれぞれ2つずつ設けてある。それ故,従来の
ラジエータグリル9(図5参照)においては,上部体9
1及び下部体92に対して取付部材94が合計で6個設
けられていたものに比し,取付部材をその3分の2の4
個に減少することができる。
ジエータグリル1においては,図1,図2,図4(b)
に示すごとく,上部体用の取付部材111,112,下
部体用の取付部材121,122が,上部体11,下部
体12にそれぞれ2つずつ設けてある。それ故,従来の
ラジエータグリル9(図5参照)においては,上部体9
1及び下部体92に対して取付部材94が合計で6個設
けられていたものに比し,取付部材をその3分の2の4
個に減少することができる。
【0021】そのため,ラジエータグリルの取付けに際
して,取付部材の取付け工数が減少し,ラジエータグリ
ル1のサービス性やメンテナンス性が向上する。このよ
うに,取付部材を2個減少できる理由は,上記中空部を
形成した上部体又は下部体においては,その部分の剛性
が向上し,取付部材を減少しても,ラジエータグリル1
の取付支持強度が保持されるからである。
して,取付部材の取付け工数が減少し,ラジエータグリ
ル1のサービス性やメンテナンス性が向上する。このよ
うに,取付部材を2個減少できる理由は,上記中空部を
形成した上部体又は下部体においては,その部分の剛性
が向上し,取付部材を減少しても,ラジエータグリル1
の取付支持強度が保持されるからである。
【0022】また,上記ラジエータグリル1は,取付部
材111,112及び係止具の使用が少ないため,製造
容易でコストが安くなる。また,ラジエータグリル1
は,上部体11及び下部体12において,中空部11
0,120を有するため,剛性が向上する。また,全体
が合成樹脂で作製されており,しかも上部体11及び下
部体12が中空形状に形成してあるため,軽量になる。
材111,112及び係止具の使用が少ないため,製造
容易でコストが安くなる。また,ラジエータグリル1
は,上部体11及び下部体12において,中空部11
0,120を有するため,剛性が向上する。また,全体
が合成樹脂で作製されており,しかも上部体11及び下
部体12が中空形状に形成してあるため,軽量になる。
【0023】実施例2 本例は,図4に示すごとく,上部体11,下部体12に
おいて,中空部をその一方又は双方に設けたラジエータ
グリルを示すものである。そして,上記の中空部は,上
部体11,下部体12の長手方向全体において形成され
ている。まず,図4(a)に示すラジエータグリル1
は,上部体11のみに中空部110を設けたもので,下
部体12は中空部を有しない中実体である。そこで,上
部体11には2つの取付部材111,112を設け,下
部体12には3つの取付部材123,124,125が
設けてある。その結果,上記取付部材の数を,従来に比
して1個少なくすることができる。
おいて,中空部をその一方又は双方に設けたラジエータ
グリルを示すものである。そして,上記の中空部は,上
部体11,下部体12の長手方向全体において形成され
ている。まず,図4(a)に示すラジエータグリル1
は,上部体11のみに中空部110を設けたもので,下
部体12は中空部を有しない中実体である。そこで,上
部体11には2つの取付部材111,112を設け,下
部体12には3つの取付部材123,124,125が
設けてある。その結果,上記取付部材の数を,従来に比
して1個少なくすることができる。
【0024】次に,図4(b)に示すラジエータグリル
1は,上記上部体11及び下部体12がそれぞれ中空部
110,120を有する。上部体11には2つの取付部
材111,112を設け,下部体12にも同様に2つの
取付部材121,122を設ける。これは,実施例1に
示したものである。この例では,上部体11及び下部体
12に設ける取付部材を,従来に比し,2個少なくする
ことができる。
1は,上記上部体11及び下部体12がそれぞれ中空部
110,120を有する。上部体11には2つの取付部
材111,112を設け,下部体12にも同様に2つの
取付部材121,122を設ける。これは,実施例1に
示したものである。この例では,上部体11及び下部体
12に設ける取付部材を,従来に比し,2個少なくする
ことができる。
【0025】次に図4(c)に示すラジエータグリル1
は,下部体12のみに中空部120を設けたもので,上
部体11は中空部を有しない中実体である。そこで,下
部体12には2つの取付部材121,122を設け,上
部体11には3つの取付部材113,114,115が
設けてある。そのため,上記取付部材の数を,従来に比
して1個少なくすることができる。その他は,実施例1
と同様である。
は,下部体12のみに中空部120を設けたもので,上
部体11は中空部を有しない中実体である。そこで,下
部体12には2つの取付部材121,122を設け,上
部体11には3つの取付部材113,114,115が
設けてある。そのため,上記取付部材の数を,従来に比
して1個少なくすることができる。その他は,実施例1
と同様である。
【図1】実施例1にかかるラジエータグリルの断面図
で,図2のY−Y線矢視断面図。
で,図2のY−Y線矢視断面図。
【図2】実施例1にかかるラジエータグリルの斜視図。
【図3】実施例1にかかるラジエータグリルの上部体近
傍の断面図。
傍の断面図。
【図4】実施例2にかかる,各種ラジエータグリルの背
面説明図。
面説明図。
【図5】従来のラジエータグリルの斜視図。
【図6】従来のラジエータグリルの取付状態を示す,図
6のZ−Z線矢視断面相当図。
6のZ−Z線矢視断面相当図。
1...ラジエータグリル, 11...上部体, 110,120...中空部, 111,112...取付部材, 12...下部体, 13...格子体,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藪谷 正雄 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 下田 拓司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−44228(JP,A) 特開 平6−58310(JP,A) 実開 平2−117946(JP,U) 実開 平3−11961(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/52
Claims (1)
- 【請求項1】 上部体と下部体と両者を連結する格子体
とよりなる合成樹脂製のラジエータグリルであって, 上記上部体又は下部体は,その少なくとも一方が中空部
を有する中空形状に形成してあると共に,該中空部は上
記上部体又は下部体の長手方向全体において形成されて
おり, かつ上記中空部を有する上部体又は下部体においては,
合計2個の取付部材が設けてあり,該取付部材は上記中
空部を有する上部体又は下部体の両側部分に設けてある
ことを特徴とするラジエータグリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03475893A JP3231877B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ラジエータグリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03475893A JP3231877B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ラジエータグリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219225A JPH06219225A (ja) | 1994-08-09 |
JP3231877B2 true JP3231877B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=12423222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03475893A Expired - Fee Related JP3231877B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ラジエータグリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231877B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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