JP3231788B2 - 連続的な操作において材料のウエブを折り畳み取り扱う方法 - Google Patents
連続的な操作において材料のウエブを折り畳み取り扱う方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、連続的な製造操作において材料のウエブ
を折り畳み取り扱う方法に関係している。より詳細に
は、本発明は、使い捨て吸収体を製造するプロセスの間
に材料のウエブを折り畳み取り扱う方法に関係してい
る。
を折り畳み取り扱う方法に関係している。より詳細に
は、本発明は、使い捨て吸収体を製造するプロセスの間
に材料のウエブを折り畳み取り扱う方法に関係してい
る。
発明の背景 例えば月経分泌物、尿、及び便の如き体液の吸収の為
に形作られている吸収体の全ての方法及び変形は当然良
く知られている。ウイング（wing）又はフラップ（fla
p）を有している吸収体、特に生理用ナプキンは、文献
に開示されており、市場において入手しうる。一般にこ
のような生理用ナプキンのフラップは、中央吸収手段か
ら側方に延びており、股部において装着者のパンティー
の縁の周りに折り畳まれるようになっている。
に形作られている吸収体の全ての方法及び変形は当然良
く知られている。ウイング（wing）又はフラップ（fla
p）を有している吸収体、特に生理用ナプキンは、文献
に開示されており、市場において入手しうる。一般にこ
のような生理用ナプキンのフラップは、中央吸収手段か
ら側方に延びており、股部において装着者のパンティー
の縁の周りに折り畳まれるようになっている。
フラップを有しているいくつかの好ましい生理用ナプ
キンは、1986年５月20日にヴァン・チルバーク（Van T
ilburg）に対し発行された「生理用ナプキン（Sanitary
Napkin）」と題された米国特許第4,589,876号、1987
年８月18日にヴァン・チルバーク（Van Tilburg）に対
して発行された「フラップを伴っている整形された生理
用ナプキン（Shaped Sanitary Napkin with Flap
s）」と題された米国特許第4,687,478号、1995年２月14
日にラバッシュその他（Lavash,et al.）に対し発行さ
れた「フラップ及び伸び性に差がある領域を有している
吸収体（Absorbent Article Having Flaps and Zo
nes of Differential Extensibility）」と題された
米国特許第5,389,094号、そして凹んでいる部分中に折
り畳まれているとともに挟み込まれているフラップを有
している特に好ましい生理用ナプキンについて記載して
いる1994年１月25日にオズボーンその他（Osborn et
al.）に対し発行された「挟み込まれたフラップを有し
ている吸収体（Absorbent Article Having Tucked
Flaps）」と題された米国特許第5,281,209号中に記載さ
れている。
キンは、1986年５月20日にヴァン・チルバーク（Van T
ilburg）に対し発行された「生理用ナプキン（Sanitary
Napkin）」と題された米国特許第4,589,876号、1987
年８月18日にヴァン・チルバーク（Van Tilburg）に対
して発行された「フラップを伴っている整形された生理
用ナプキン（Shaped Sanitary Napkin with Flap
s）」と題された米国特許第4,687,478号、1995年２月14
日にラバッシュその他（Lavash,et al.）に対し発行さ
れた「フラップ及び伸び性に差がある領域を有している
吸収体（Absorbent Article Having Flaps and Zo
nes of Differential Extensibility）」と題された
米国特許第5,389,094号、そして凹んでいる部分中に折
り畳まれているとともに挟み込まれているフラップを有
している特に好ましい生理用ナプキンについて記載して
いる1994年１月25日にオズボーンその他（Osborn et
al.）に対し発行された「挟み込まれたフラップを有し
ている吸収体（Absorbent Article Having Tucked
Flaps）」と題された米国特許第5,281,209号中に記載さ
れている。
多量の生理用ナプキン、またはフラップを有している
他の吸収体を製造する為には、幾つかの厄介な問題が生
じている。これは特に、フラップが吸収体の主本体部分
に取り付けられる別の要素を備えている時である。この
ような吸収体の製造は、前述した米国特許第５、281,20
9号中に記載されている如くフラップがひだ付けられて
いる時により複雑である。
他の吸収体を製造する為には、幾つかの厄介な問題が生
じている。これは特に、フラップが吸収体の主本体部分
に取り付けられる別の要素を備えている時である。この
ような吸収体の製造は、前述した米国特許第５、281,20
9号中に記載されている如くフラップがひだ付けられて
いる時により複雑である。
使い捨て吸収体の製造における挑戦の１つは、出来る
限り経済的に製造プロセスを造ることと、このような吸
収体は使い捨ての為に値段が付けられなければならない
のでこのようなプロセスにおける材料の無駄な量を減少
させることが望まれていることである。
限り経済的に製造プロセスを造ることと、このような吸
収体は使い捨ての為に値段が付けられなければならない
のでこのようなプロセスにおける材料の無駄な量を減少
させることが望まれていることである。
無駄な材料を減少させる目的は、このような吸収体の
構成要素は通常は連続した四角形状の材料ウエブから切
断されるので、フラップまたは他の側方延出部材を有し
ている吸収体を製造する時に特に挑戦されている。多く
の試みがこの問題を解決する為に努力されている。しか
しながら、これら従来のプロセスはたくさんの欠点にさ
らされている。
構成要素は通常は連続した四角形状の材料ウエブから切
断されるので、フラップまたは他の側方延出部材を有し
ている吸収体を製造する時に特に挑戦されている。多く
の試みがこの問題を解決する為に努力されている。しか
しながら、これら従来のプロセスはたくさんの欠点にさ
らされている。
例えば、1993年４月28日にブリセボイスその他（Bris
ebois,et al.）の名前で公開されているユーロッパ特
許庁公開（EPO Publication）第０ 539 032 A1号は
タブまたはフラップ材料の為の積み重ねられた切断配列
を使用するタブ付き吸収体の製造方法に向けられてい
る。ブリセボイスの明細書はタブまたはフラップを伴っ
た吸収体を製造する欠点の１つを示している。フラップ
材料のウエブの積み重ねられた切断は吸収体のウエブの
悪い側に切断されたフラップを表すが、この悪い側には
切断されたフラップが取り付けられる必要がある。この
ことは、フラップ材料のウエブが吸収体のウエブの両側
に向かい交差されてこれらが吸収体の適当な側に接合さ
れることが出来ることを要求している。このことは、複
数の軌跡及び位置合わせの複雑さを創出することが出来
る。
ebois,et al.）の名前で公開されているユーロッパ特
許庁公開（EPO Publication）第０ 539 032 A1号は
タブまたはフラップ材料の為の積み重ねられた切断配列
を使用するタブ付き吸収体の製造方法に向けられてい
る。ブリセボイスの明細書はタブまたはフラップを伴っ
た吸収体を製造する欠点の１つを示している。フラップ
材料のウエブの積み重ねられた切断は吸収体のウエブの
悪い側に切断されたフラップを表すが、この悪い側には
切断されたフラップが取り付けられる必要がある。この
ことは、フラップ材料のウエブが吸収体のウエブの両側
に向かい交差されてこれらが吸収体の適当な側に接合さ
れることが出来ることを要求している。このことは、複
数の軌跡及び位置合わせの複雑さを創出することが出来
る。
このような吸収体のウイング又はフラップを折り畳む
ために一般に用いられてきた先行技術は、「折り畳みボ
ード（folding boards）」又は「折り畳みプラウ（fol
ding plows）」としばしば呼ばれている１つ又はそれ
以上の幾何学的に整形された要素を採用している。これ
らの要素は、材料の連続しているウエブの一部分をウエ
ブの別の部分の上に徐々に曲げて折り目を形成する。フ
ラップ材料のウエブを折り曲げる必要性は、吸収体の主
本体部分に対する個々のフラップの取り付けに先立って
フラップ材料のウエブを交差させておく必要があるプロ
セスをさらに複雑にしている。
ために一般に用いられてきた先行技術は、「折り畳みボ
ード（folding boards）」又は「折り畳みプラウ（fol
ding plows）」としばしば呼ばれている１つ又はそれ
以上の幾何学的に整形された要素を採用している。これ
らの要素は、材料の連続しているウエブの一部分をウエ
ブの別の部分の上に徐々に曲げて折り目を形成する。フ
ラップ材料のウエブを折り曲げる必要性は、吸収体の主
本体部分に対する個々のフラップの取り付けに先立って
フラップ材料のウエブを交差させておく必要があるプロ
セスをさらに複雑にしている。
従って、この発明の目的は、最小の無駄な量でフラッ
プを有している使い捨て吸収体を製造する為の方法を提
供することである。
プを有している使い捨て吸収体を製造する為の方法を提
供することである。
この発明のさらなる目的は、フラップ材料を吸収本体
に接合させる為の切断されたフラップ材料のウエブ上へ
のいかなる交差も要求しない、吸収体に対するフラップ
の取り付けの為の方法を提供することである。
に接合させる為の切断されたフラップ材料のウエブ上へ
のいかなる交差も要求しない、吸収体に対するフラップ
の取り付けの為の方法を提供することである。
本発明のこれらの目的及びその他の目的は、次の記載
を参照して考慮し添付の図面を見た時により明白になる
であろう。
を参照して考慮し添付の図面を見た時により明白になる
であろう。
発明の概要 本発明は、連続した製造操作において材料のウエブを
折り畳みそして取り扱う方法に関係している。より詳し
くは本発明は、例えば生理用ナプキン等の使い捨て吸収
体の製造プロセスの間に材料のウエブを折り畳みそして
取り扱う方法に関係している。
折り畳みそして取り扱う方法に関係している。より詳し
くは本発明は、例えば生理用ナプキン等の使い捨て吸収
体の製造プロセスの間に材料のウエブを折り畳みそして
取り扱う方法に関係している。
本発明の方法の好適な例においては、折り畳まれる材
料のウエブが、一方の縁に沿って連続している部分と他
方の縁に沿って不連続な部分とを有しているフラップ材
料のウエブを備えている。この方法の好ましい実施例に
おいては、フラップ材料のウエブの不連続な部分が複数
の外方に向かい延出しているタブまたはフラップを備え
ているとともに、これらの間に切り欠きまたは凹まされ
た部位を有している。
料のウエブが、一方の縁に沿って連続している部分と他
方の縁に沿って不連続な部分とを有しているフラップ材
料のウエブを備えている。この方法の好ましい実施例に
おいては、フラップ材料のウエブの不連続な部分が複数
の外方に向かい延出しているタブまたはフラップを備え
ているとともに、これらの間に切り欠きまたは凹まされ
た部位を有している。
一般的には、連続部分と非連続部分とを備えている材
料のウエブを折り畳む為に従来の折り畳み技術が使用さ
れた時、折り畳みプロセスは連続部分の制御を維持し、
そいて折り畳みプラウ（plow）が非連続部分を折り畳む
為に使用される。これに対し、本発明の方法の特に好ま
しい実施例においては、折り畳み操作の少なくとも１つ
の間に、フラップ材料のウエブの末端縁により規定され
ている非連続部分（またはタブ）が好ましくは縦方向中
心線に対する所定の位置に保持され、またフラップ材料
のウエブの連続部分（または連続的なリボン）が折り曲
げられる。タブ部分は、所望の方法でフラップ材料のウ
エブを折り畳む為に連続的なリボンが折り畳みプラウを
通過して移動する間に、例えば真空コンベヤの如きどの
ような適当な手段によっても所定の位置に保持すること
が出来る。
料のウエブを折り畳む為に従来の折り畳み技術が使用さ
れた時、折り畳みプロセスは連続部分の制御を維持し、
そいて折り畳みプラウ（plow）が非連続部分を折り畳む
為に使用される。これに対し、本発明の方法の特に好ま
しい実施例においては、折り畳み操作の少なくとも１つ
の間に、フラップ材料のウエブの末端縁により規定され
ている非連続部分（またはタブ）が好ましくは縦方向中
心線に対する所定の位置に保持され、またフラップ材料
のウエブの連続部分（または連続的なリボン）が折り曲
げられる。タブ部分は、所望の方法でフラップ材料のウ
エブを折り畳む為に連続的なリボンが折り畳みプラウを
通過して移動する間に、例えば真空コンベヤの如きどの
ような適当な手段によっても所定の位置に保持すること
が出来る。
従って本発明の、連続部分及び非連続部分を有してい
る材料のウエブの折り畳み方法は： （ａ）連続部分及び非連続部分を有している材料のウエ
ブを提供する工程と； （ｂ）縦方向中心線に関する側方移動から材料のウエブ
が略中心保持されながら縦方向に材料のウエブを搬送す
る工程と； （ｃ）縦方向中心線に対して材料のウエブの非連続部分
を所定位置に維持する工程と；そして、 （ｄ）非連続部分の回りに材料のウエブの連続部分を折
り畳む工程と； を備えている。
る材料のウエブの折り畳み方法は： （ａ）連続部分及び非連続部分を有している材料のウエ
ブを提供する工程と； （ｂ）縦方向中心線に関する側方移動から材料のウエブ
が略中心保持されながら縦方向に材料のウエブを搬送す
る工程と； （ｃ）縦方向中心線に対して材料のウエブの非連続部分
を所定位置に維持する工程と；そして、 （ｄ）非連続部分の回りに材料のウエブの連続部分を折
り畳む工程と； を備えている。
図面の簡単な説明 明細書は、本発明を構成すると見做されている主題を
特に指摘し明確に請求している請求の範囲で終了してい
るが、本発明は添付図面と共に考慮される以下の記載か
らよりよく理解されると信じられている。ここにおい
て： 第１図は、本発明の方法に従って折り畳むことができ
る形式の生理用ナプキンをそのフラップが広げられてい
る状態で示す底面図である。
特に指摘し明確に請求している請求の範囲で終了してい
るが、本発明は添付図面と共に考慮される以下の記載か
らよりよく理解されると信じられている。ここにおい
て： 第１図は、本発明の方法に従って折り畳むことができ
る形式の生理用ナプキンをそのフラップが広げられてい
る状態で示す底面図である。
第２図は、第１図中に示されている生理用ナプキンの
主本体部分の概略的な上面図である。
主本体部分の概略的な上面図である。
第３図は、第１図中に示されている生理用ナプキンへ
の取り付けの為にフラップを切断するプロセス中の１つ
の工程を示している平面図である。
の取り付けの為にフラップを切断するプロセス中の１つ
の工程を示している平面図である。
第４図は、先行した図面中に示されている生理用ナプ
キンを形成するプロセスの間にこの発明のフラップ材料
を折り畳む方法の好ましい実施例の概略的な側面図であ
る。
キンを形成するプロセスの間にこの発明のフラップ材料
を折り畳む方法の好ましい実施例の概略的な側面図であ
る。
第５図は、この発明の方法において使用されている折
り畳みプラウ（plow）の１つの斜視図である。
り畳みプラウ（plow）の１つの斜視図である。
第６図は、この発明の方法において使用されている別
の折り畳みプラウの斜視図であり（図示を明瞭にするた
めに第５図における方向からは正反対にされて示されて
いる）。
の折り畳みプラウの斜視図であり（図示を明瞭にするた
めに第５図における方向からは正反対にされて示されて
いる）。
第6A図は、折り畳む前のフラップ材料の連続ウエブの
一部分の上面図である。
一部分の上面図である。
第6B図は、第6A図の線6B−6Bに沿った第6A図中に示さ
れている材料ウエブの断面図である。
れている材料ウエブの断面図である。
第7A図は、一度折られた後のフラップ材料の連続ウエ
ブの一部分の上面図である。
ブの一部分の上面図である。
第7B図は、第7A図の線7B−7Bに沿った第7A図中に示さ
れている材料ウエブの断面図である。
れている材料ウエブの断面図である。
第8A図は、二度折られた後のフラップ材料の連続ウエ
ブの一部分の上面図である。
ブの一部分の上面図である。
第8B図は、第8A図の線8B−8Bに沿った第8A図中に示さ
れている材料ウエブの断面図である。
れている材料ウエブの断面図である。
第９図は、この発明の方法に従い形成された生理用ナ
プキンを、フラップ材料のウエブが折り畳まれ、個々の
フラップへと切断され、そして主本体部分の衣類対面側
に取り付けられた後に示す、底面図である。
プキンを、フラップ材料のウエブが折り畳まれ、個々の
フラップへと切断され、そして主本体部分の衣類対面側
に取り付けられた後に示す、底面図である。
発明の詳細な説明 この発明は、連続的な製造操作において材料のウエブ
を折り畳み、そして取り扱う方法に関係している。より
詳しくは本発明は、例えば生理用ナプキン等の使い捨て
吸収体の製造プロセスの間に材料のウエブを折り畳み、
そして取り扱う方法に関係している。
を折り畳み、そして取り扱う方法に関係している。より
詳しくは本発明は、例えば生理用ナプキン等の使い捨て
吸収体の製造プロセスの間に材料のウエブを折り畳み、
そして取り扱う方法に関係している。
ここで用いられている「吸収体（absorbent articl
e）」という用語は、体内からの排泄物を吸収して封じ
込める物品を意味している。より詳細には、この用語
は、装着者の体に対面して、または接近して配置されて
体から排出された種々の排泄物を吸収し保持する物品を
意味している。「吸収体」という用語は、生理用ナプキ
ン、パンティライナー、失禁パッド、及びおむつを含む
ことを意図している。「使い捨て（disposal）」という
用語は、ただ一回の使用後に捨てられる、好ましくはリ
サイクルされるか、堆肥にされるか、あるいはまた環境
に優しい方法で処分されることを意図されている物品を
意味している。（すなわちこれらは洗濯されたり、ある
いは吸収体として復元されるか再使用されることを意図
していない。） 本発明によって製造される生理用ナプキン20の好まし
い実施例が第１図中に示されている。ここで用いられて
いる「生理用ナプキン（sanitary napkin）」という用
語は、体から排出された様々な排泄物（例えば血液、月
経分泌物、及び尿）を吸収し封じ込めることを意図して
いて、外陰部に隣接して女性が装着する物品を意味して
いる。しかしながら本発明の方法は、図面に示された吸
収体の特定の型又は形状の製造に限定されない。第１図
中に示されている如く、生理用ナプキン20は基本的に、
中央吸収性パッド（あるいは「主本体部分」）22によっ
て代表された吸収性手段と２つのフラップ24とを備えて
いる。
e）」という用語は、体内からの排泄物を吸収して封じ
込める物品を意味している。より詳細には、この用語
は、装着者の体に対面して、または接近して配置されて
体から排出された種々の排泄物を吸収し保持する物品を
意味している。「吸収体」という用語は、生理用ナプキ
ン、パンティライナー、失禁パッド、及びおむつを含む
ことを意図している。「使い捨て（disposal）」という
用語は、ただ一回の使用後に捨てられる、好ましくはリ
サイクルされるか、堆肥にされるか、あるいはまた環境
に優しい方法で処分されることを意図されている物品を
意味している。（すなわちこれらは洗濯されたり、ある
いは吸収体として復元されるか再使用されることを意図
していない。） 本発明によって製造される生理用ナプキン20の好まし
い実施例が第１図中に示されている。ここで用いられて
いる「生理用ナプキン（sanitary napkin）」という用
語は、体から排出された様々な排泄物（例えば血液、月
経分泌物、及び尿）を吸収し封じ込めることを意図して
いて、外陰部に隣接して女性が装着する物品を意味して
いる。しかしながら本発明の方法は、図面に示された吸
収体の特定の型又は形状の製造に限定されない。第１図
中に示されている如く、生理用ナプキン20は基本的に、
中央吸収性パッド（あるいは「主本体部分」）22によっ
て代表された吸収性手段と２つのフラップ24とを備えて
いる。
生理用ナプキン20は２つの中心線、主長手方向中心線
Ｌ及び主横断方向中心線Ｔ、を有している。ここで用い
られている「長手方向（longitudinal）」という用語
は、生理用ナプキン20が装着された時に立っている装着
者を左半身と右半身とに二分する垂直面と略一直線にな
る（例えば略平行になる）生理用ナプキン20の平面内の
線、軸、又は方向を意味している。ここで用いられてい
る「横断方向（transverse）」又は「側面方向（latera
l）」は相互に交換可能であり、長手方向に対し大略直
交する生理用ナプキン20の平面内にある線、軸、又は方
向を意味している。
Ｌ及び主横断方向中心線Ｔ、を有している。ここで用い
られている「長手方向（longitudinal）」という用語
は、生理用ナプキン20が装着された時に立っている装着
者を左半身と右半身とに二分する垂直面と略一直線にな
る（例えば略平行になる）生理用ナプキン20の平面内の
線、軸、又は方向を意味している。ここで用いられてい
る「横断方向（transverse）」又は「側面方向（latera
l）」は相互に交換可能であり、長手方向に対し大略直
交する生理用ナプキン20の平面内にある線、軸、又は方
向を意味している。
生理用ナプキン20の本体部分22は、２つの表面、液体
透過性の体接触表面或いは「体側表面」22A、及び液体
不透過性衣服側表面22B、を有している。生理用ナプキ
ンは第１図では衣服側表面22Bから見て示されており、
第２図では体側表面から見て示されている。体側表面22
Aは装着者の体に隣接して装着されることを意図してい
る。主本体部分22の衣服側表面22Bは、生理用ナプキン2
0が装着された時に装着者の下着に隣接して配置される
ことを意図している。
透過性の体接触表面或いは「体側表面」22A、及び液体
不透過性衣服側表面22B、を有している。生理用ナプキ
ンは第１図では衣服側表面22Bから見て示されており、
第２図では体側表面から見て示されている。体側表面22
Aは装着者の体に隣接して装着されることを意図してい
る。主本体部分22の衣服側表面22Bは、生理用ナプキン2
0が装着された時に装着者の下着に隣接して配置される
ことを意図している。
第２図中に示されている如く生理用ナプキン20の主本
体部分22は、一般に少なくとも１つの表シート26、裏シ
ート28、そして吸収核30を備えている。表シート、裏シ
ート、そして吸収核は、これらの特定の目的に一般的に
使用されている材料のあらゆるものを具備していること
が出来る。これらの要素の為に適した材料及びこれらの
組み立てのために好ましい配置は、1995年２月14日にラ
バシュその他（Lavash,et al.）対し発行された「伸展
性に差がある領域及びフラップを有している吸収体（Ab
sorbent Article Having Flaps and Zones of D
ifferential Extensibility）」と題された米国特許第
5,389,094号及び1994年１月25日にオズボーンその他（O
sborn,et al.）に対し発行された「押し込められたフ
ラップを有している吸収体（Absorbent Article Havi
ng Tucked Flaps）」と題された米国特許第5,281,209
号中に詳細に記載されている。
体部分22は、一般に少なくとも１つの表シート26、裏シ
ート28、そして吸収核30を備えている。表シート、裏シ
ート、そして吸収核は、これらの特定の目的に一般的に
使用されている材料のあらゆるものを具備していること
が出来る。これらの要素の為に適した材料及びこれらの
組み立てのために好ましい配置は、1995年２月14日にラ
バシュその他（Lavash,et al.）対し発行された「伸展
性に差がある領域及びフラップを有している吸収体（Ab
sorbent Article Having Flaps and Zones of D
ifferential Extensibility）」と題された米国特許第
5,389,094号及び1994年１月25日にオズボーンその他（O
sborn,et al.）に対し発行された「押し込められたフ
ラップを有している吸収体（Absorbent Article Havi
ng Tucked Flaps）」と題された米国特許第5,281,209
号中に詳細に記載されている。
フラップ24は各々、接合部に沿って主本体部分22と対
応されている。これは一般には、例えば接合線32の如き
長手方向に向いた（longitudinally−oriented）（ある
いは「長手方向（longitudinal）」）接合部である。こ
こで用いられている「接合部（juncture）」（あるいは
「接合線（line of juncture）」）という用語は、フ
ラップ24が主本体部分22から延びているか、あるいは主
本体部分22に接合されている部位を意味している。フラ
ップ24は、主本体部分22あるいは主本体部分の要素と一
体的にされていることが出来、あるいはこれらは主本体
部分22に接合されている別の要素（すなわち材料片）を
備えていることが出来る。図１中に示されている実施例
においては、フラップ24は主本体部分22に接合されてい
る別の材料片を備えている。別のフラップ片は接合部32
を形成するようになる部位においてフラップ片に接着剤
を塗布することによって主本体部分22に接合されること
が好ましい。
応されている。これは一般には、例えば接合線32の如き
長手方向に向いた（longitudinally−oriented）（ある
いは「長手方向（longitudinal）」）接合部である。こ
こで用いられている「接合部（juncture）」（あるいは
「接合線（line of juncture）」）という用語は、フ
ラップ24が主本体部分22から延びているか、あるいは主
本体部分22に接合されている部位を意味している。フラ
ップ24は、主本体部分22あるいは主本体部分の要素と一
体的にされていることが出来、あるいはこれらは主本体
部分22に接合されている別の要素（すなわち材料片）を
備えていることが出来る。図１中に示されている実施例
においては、フラップ24は主本体部分22に接合されてい
る別の材料片を備えている。別のフラップ片は接合部32
を形成するようになる部位においてフラップ片に接着剤
を塗布することによって主本体部分22に接合されること
が好ましい。
フラップ24は、接合線32に隣接した基縁34を有する。
末端縁（あるいは「自由端」）36は、接合線32から離れ
ている。第１図中に示されている如く、各フラップ24は
フラップ横断方向中心線T1によって前半分38と後半分40
とに分けられている。好ましくは第１図中に示されてい
る如く、生理用ナプキン20のフラップ24には、異なった
伸展性の４つの領域42が設けられており、１つは各フラ
ップの前半分に、そして１つは各フラップの後半分にあ
る。ここで用いられている「異なった伸展性の領域（zo
ne of differential extensiblility）」という用語
は、生理用ナプキン20の周りの部分とは異なった量（好
ましくはより大きい量）を伸長しうる生理用ナプキン20
の部分（この場合では、フラップ24の部分）を意味して
いる。異なった伸展性の領域42は、フラップ24がパンテ
ィーの股部の周りで折り畳まれた時にフラップ24中に発
生する応力を緩和する。異なった伸展性の領域42は、生
理用ナプキンの周囲の部分よりも大量に伸展することが
出来るあらゆる構造を備えていることが出来る。異なっ
た伸展性の領域42の為に適した構造は、ラバッシュその
他（Lavash,et al.）に対し発行された米国特許第5,38
9,094号中に記載されている。第１図中に示されている
好ましい実施例においては、異なった伸展性の領域50は
予め波形が付けられているか（precorrugated）、ある
いは「リングロールされている（ring rolled）」フラ
ップ24の部位を備えている。「リングロール」という用
語は、フラップを備えている材料がかみ合い波形ロール
を通って供給される工程を意味している。
末端縁（あるいは「自由端」）36は、接合線32から離れ
ている。第１図中に示されている如く、各フラップ24は
フラップ横断方向中心線T1によって前半分38と後半分40
とに分けられている。好ましくは第１図中に示されてい
る如く、生理用ナプキン20のフラップ24には、異なった
伸展性の４つの領域42が設けられており、１つは各フラ
ップの前半分に、そして１つは各フラップの後半分にあ
る。ここで用いられている「異なった伸展性の領域（zo
ne of differential extensiblility）」という用語
は、生理用ナプキン20の周りの部分とは異なった量（好
ましくはより大きい量）を伸長しうる生理用ナプキン20
の部分（この場合では、フラップ24の部分）を意味して
いる。異なった伸展性の領域42は、フラップ24がパンテ
ィーの股部の周りで折り畳まれた時にフラップ24中に発
生する応力を緩和する。異なった伸展性の領域42は、生
理用ナプキンの周囲の部分よりも大量に伸展することが
出来るあらゆる構造を備えていることが出来る。異なっ
た伸展性の領域42の為に適した構造は、ラバッシュその
他（Lavash,et al.）に対し発行された米国特許第5,38
9,094号中に記載されている。第１図中に示されている
好ましい実施例においては、異なった伸展性の領域50は
予め波形が付けられているか（precorrugated）、ある
いは「リングロールされている（ring rolled）」フラ
ップ24の部位を備えている。「リングロール」という用
語は、フラップを備えている材料がかみ合い波形ロール
を通って供給される工程を意味している。
フラップ24は、1978年８月15日にシソン（Sisson）に
対し発行された米国特許第4,107,364号、1989年５月30
日にサビー（Sabee）に対し発行された米国特許第4,83
4,741号、1992年９月１日にジェラルド エム・ウェー
バーその他（Gerald M.Weber,et al.）に対し発行さ
れた米国特許第5,143,679号、1992年10月20日にケニス
ビー・ブエルその他（Kenneth B.Buell,et al.）に
対し発行された米国特許第5,156,793号、そして1992年1
2月１日にジェラルド エム・ウェーバーその他（Geral
d M.Weber,et al.）に対し発行された米国特許第5,16
7,897号中に記載されている方法に従いリングロールさ
れることが出来る。リングロールは、異なった伸展性の
領域42に波形を形成する。波形は、折り畳み線又は隆起
及び谷44によって規定されている。折り畳み線44は、主
長手方向中心線Ｌに対してあらゆる所望の角度を形成し
てもよい。第１図中に示されている好ましい実施例にお
いては、折り畳み線44は、主長手方向中心線Ｌに対し約
40゜〜45゜の間の角度を形成している。これは、所望の
伸展方向を生じさせる。
対し発行された米国特許第4,107,364号、1989年５月30
日にサビー（Sabee）に対し発行された米国特許第4,83
4,741号、1992年９月１日にジェラルド エム・ウェー
バーその他（Gerald M.Weber,et al.）に対し発行さ
れた米国特許第5,143,679号、1992年10月20日にケニス
ビー・ブエルその他（Kenneth B.Buell,et al.）に
対し発行された米国特許第5,156,793号、そして1992年1
2月１日にジェラルド エム・ウェーバーその他（Geral
d M.Weber,et al.）に対し発行された米国特許第5,16
7,897号中に記載されている方法に従いリングロールさ
れることが出来る。リングロールは、異なった伸展性の
領域42に波形を形成する。波形は、折り畳み線又は隆起
及び谷44によって規定されている。折り畳み線44は、主
長手方向中心線Ｌに対してあらゆる所望の角度を形成し
てもよい。第１図中に示されている好ましい実施例にお
いては、折り畳み線44は、主長手方向中心線Ｌに対し約
40゜〜45゜の間の角度を形成している。これは、所望の
伸展方向を生じさせる。
第１図はまた、生理用ナプキン20を下着の股部に固定
するの適用されている例えば接着剤取り付け手段の如き
留め具、中央パッド接着剤46及びフラップ接着剤48を示
している。中央パッド接着剤46は、主本体部分22をパン
ティーの股部に固定する為の接着剤取り付け手段を提供
している。フラップ24の衣服側表面はフラップ接着剤48
により被覆されていることが好ましい。フラップ接着剤
48は、図示されている如くフラップの末端縁36に隣接し
て配置されていることが出来る。あるいはまたフラップ
接着剤48及び一体型剥離材料50（以下に記載される）の
位置は逆にすることが出来る。フラップ接着剤48は、フ
ラップ24が装着者のパンティーの股部の縁の周りに巻き
付けられた後でフラップ24をその位置に維持するのを助
けるために用いられる。フラップ24は、フラップ24を下
着又は反対側のフラップに取り付けることにより定位置
に維持されることが出来る。適切な接着剤留め具は、米
国特許第4,917,697号中にさらに詳細に記載されてい
る。
するの適用されている例えば接着剤取り付け手段の如き
留め具、中央パッド接着剤46及びフラップ接着剤48を示
している。中央パッド接着剤46は、主本体部分22をパン
ティーの股部に固定する為の接着剤取り付け手段を提供
している。フラップ24の衣服側表面はフラップ接着剤48
により被覆されていることが好ましい。フラップ接着剤
48は、図示されている如くフラップの末端縁36に隣接し
て配置されていることが出来る。あるいはまたフラップ
接着剤48及び一体型剥離材料50（以下に記載される）の
位置は逆にすることが出来る。フラップ接着剤48は、フ
ラップ24が装着者のパンティーの股部の縁の周りに巻き
付けられた後でフラップ24をその位置に維持するのを助
けるために用いられる。フラップ24は、フラップ24を下
着又は反対側のフラップに取り付けることにより定位置
に維持されることが出来る。適切な接着剤留め具は、米
国特許第4,917,697号中にさらに詳細に記載されてい
る。
中央パッド接着剤46は、中央パッド接着剤46が使用前
に外部表面に接着しないようにしておく為に除去可能な
剥離ライナーで覆われていることが好ましい。フラップ
接着剤48もまた別の剥離ライナーで覆われていることが
出来る。好ましくは、しかしながら、フラップ24には、
フラップ24が折り畳み線に沿って折り畳まれた時にフラ
ップ接着剤48に重複される一体型剥離材料50が備えられ
ている。このような配置は、1995年３月13日にラバッシ
ュその他（Lavash,et al.）の名前で出願された米国特
許出願番号第08/402,769号（1994年１月６日にPCT公開
第WO94/00093号として公開されている）中に記載されて
いる。特に好ましい実施例においては、フラップ24が米
国特許第5,281,209号中に記載されているように折り畳
まれて押し込まれた後に中央パッド接着剤46は、中央パ
ッド接着剤46を覆うだけでなく生理用ナプキンの為の個
別包装としても用いられる剥離包装体により覆われる。
生理用ナプキンの為の個別包装として機能する適切な剥
離ライナーは、スワンソンその他（Swanson,et al.）
に対し発行された米国特許第4,556,146号及びミントン
その他（Minton,et al.）に対し発行された米国特許第
5,462,166号中に大略記載されている。
に外部表面に接着しないようにしておく為に除去可能な
剥離ライナーで覆われていることが好ましい。フラップ
接着剤48もまた別の剥離ライナーで覆われていることが
出来る。好ましくは、しかしながら、フラップ24には、
フラップ24が折り畳み線に沿って折り畳まれた時にフラ
ップ接着剤48に重複される一体型剥離材料50が備えられ
ている。このような配置は、1995年３月13日にラバッシ
ュその他（Lavash,et al.）の名前で出願された米国特
許出願番号第08/402,769号（1994年１月６日にPCT公開
第WO94/00093号として公開されている）中に記載されて
いる。特に好ましい実施例においては、フラップ24が米
国特許第5,281,209号中に記載されているように折り畳
まれて押し込まれた後に中央パッド接着剤46は、中央パ
ッド接着剤46を覆うだけでなく生理用ナプキンの為の個
別包装としても用いられる剥離包装体により覆われる。
生理用ナプキンの為の個別包装として機能する適切な剥
離ライナーは、スワンソンその他（Swanson,et al.）
に対し発行された米国特許第4,556,146号及びミントン
その他（Minton,et al.）に対し発行された米国特許第
5,462,166号中に大略記載されている。
第４図は、この発明の、連続した操作中において材料
のウエブを折り畳み、そして取り扱う方法及び装置の好
適な実施例の概略的な側面図である。第４図中の材料の
ウエブは好ましくは、フラップ材料のウエブ24′を備え
ている（しかしながらこの方法の他の実施例中において
は、他の型式の材料を折り畳むことが出来る）。第４図
中に示されている如く装置60は、切断場所80、第１の折
り畳みコンベヤ86、第１の折り畳みプラウ88、第２の折
り畳みコンベヤ90、第２の折り畳みプラウ92、そして折
り畳み圧縮場所94を備えている。
のウエブを折り畳み、そして取り扱う方法及び装置の好
適な実施例の概略的な側面図である。第４図中の材料の
ウエブは好ましくは、フラップ材料のウエブ24′を備え
ている（しかしながらこの方法の他の実施例中において
は、他の型式の材料を折り畳むことが出来る）。第４図
中に示されている如く装置60は、切断場所80、第１の折
り畳みコンベヤ86、第１の折り畳みプラウ88、第２の折
り畳みコンベヤ90、第２の折り畳みプラウ92、そして折
り畳み圧縮場所94を備えている。
図面に示されている生理用ナプキン20の製造プロセス
の好ましい実施例においては、フラップ材料は材料の単
一連続ウエブの形態でこのプロセスに入る。フラップ材
料は好ましくは積層体を備えており、この積層体の少な
くとも１つの層は、裏シート材料として使用されている
ものと同様なポリエチレンフィルムを備えている。積層
体を形成する為にポリエチレンフィルムの上に載せら
れ、これに接着されているのは好ましくは不織布材料
層、又は表シート材料として使用する為に適している開
口フィルムの層である。材料の単一連続ウエブは好まし
くは第３図中に示されている如き修正正弦波パターンと
して、その長さに沿って切断され、生理用ナプキンの各
側に１つずつ、フラップ材料の２つの連続ウエブが形成
される。
の好ましい実施例においては、フラップ材料は材料の単
一連続ウエブの形態でこのプロセスに入る。フラップ材
料は好ましくは積層体を備えており、この積層体の少な
くとも１つの層は、裏シート材料として使用されている
ものと同様なポリエチレンフィルムを備えている。積層
体を形成する為にポリエチレンフィルムの上に載せら
れ、これに接着されているのは好ましくは不織布材料
層、又は表シート材料として使用する為に適している開
口フィルムの層である。材料の単一連続ウエブは好まし
くは第３図中に示されている如き修正正弦波パターンと
して、その長さに沿って切断され、生理用ナプキンの各
側に１つずつ、フラップ材料の２つの連続ウエブが形成
される。
材料のこの単一ウエブがフラップ材料の２つの連続ウ
エブへと切断される前に、材料のこの単一ウエブ上でい
くつかの工程が実施されることが好ましい。しかしなが
らここに記載された工程は、図面中に示された好ましい
生理用ナプキンを形成するために用いられていることを
理解すべきである。ここに記載されている工程の全て
は、他のより単純な形式の吸収体、あるいはその他の物
品のための要素を折り畳む場合に、必要でないかもしれ
ない。ここに記載されている工程の多くの順序は、所望
であれば（少なくともある程度まで）変えることが出来
ることを理解しなければならない。このプロセスの好ま
しい実施例においては、材料の単一ウエブは折り畳みプ
ロセスの段階のあらゆるものの前にリングロールされる
ことが好ましい。
エブへと切断される前に、材料のこの単一ウエブ上でい
くつかの工程が実施されることが好ましい。しかしなが
らここに記載された工程は、図面中に示された好ましい
生理用ナプキンを形成するために用いられていることを
理解すべきである。ここに記載されている工程の全て
は、他のより単純な形式の吸収体、あるいはその他の物
品のための要素を折り畳む場合に、必要でないかもしれ
ない。ここに記載されている工程の多くの順序は、所望
であれば（少なくともある程度まで）変えることが出来
ることを理解しなければならない。このプロセスの好ま
しい実施例においては、材料の単一ウエブは折り畳みプ
ロセスの段階のあらゆるものの前にリングロールされる
ことが好ましい。
折り畳みプロセスは、予め形成された折り畳み線、フ
ラップ材料の単一ウエブにおける第一（あるいは外側）
の予め形成された折り畳み線F1及び第二（あるいは内
側）の予め形成された折り畳み線F2、の形成により開始
する。予め形成された折り畳み線F1及びF2は、第３図中
にもっともよく示されている。外側の予め形成された折
り畳み線F1は、単一連続ウエブを個別ウエブ24′へと切
断した後に、フラップの末端縁36′を形成するフラップ
材料のウエブの部分に最も近い。予め形成された折り畳
み線は、当該技術分野において知られているあらゆる適
切な方法で形成することができる。好ましくは、予め形
成された折り畳み線は、フラップ材料のウエブに溝を形
成することによって（即ち、刻み目を入れることによっ
て）形成される。刻み線はフラップ材料の切断ウエブが
折り畳まれる場所の各々に形成される。予め形成された
折り畳み線F1及びF2は好ましくは、フラップ材料のウエ
ブの衣服側表面24′Ｂに刻み目を付けることによって形
成される。
ラップ材料の単一ウエブにおける第一（あるいは外側）
の予め形成された折り畳み線F1及び第二（あるいは内
側）の予め形成された折り畳み線F2、の形成により開始
する。予め形成された折り畳み線F1及びF2は、第３図中
にもっともよく示されている。外側の予め形成された折
り畳み線F1は、単一連続ウエブを個別ウエブ24′へと切
断した後に、フラップの末端縁36′を形成するフラップ
材料のウエブの部分に最も近い。予め形成された折り畳
み線は、当該技術分野において知られているあらゆる適
切な方法で形成することができる。好ましくは、予め形
成された折り畳み線は、フラップ材料のウエブに溝を形
成することによって（即ち、刻み目を入れることによっ
て）形成される。刻み線はフラップ材料の切断ウエブが
折り畳まれる場所の各々に形成される。予め形成された
折り畳み線F1及びF2は好ましくは、フラップ材料のウエ
ブの衣服側表面24′Ｂに刻み目を付けることによって形
成される。
フラップ接着剤48及び一体型剥離材料50のパッチ片が
次にフラップ材料の連続ウエブに適用されることが好ま
しい。一体型剥離材料50は、フラップ接着剤48に剥離可
能に接着してこれを覆うようなあらゆる適切な材料を備
えることが出来る。好ましくは、一体型剥離材料はシリ
コーン被覆を備えている。次に、フラップ材料の単一連
続ウエブは、切断場所80の上へ移動する。
次にフラップ材料の連続ウエブに適用されることが好ま
しい。一体型剥離材料50は、フラップ接着剤48に剥離可
能に接着してこれを覆うようなあらゆる適切な材料を備
えることが出来る。好ましくは、一体型剥離材料はシリ
コーン被覆を備えている。次に、フラップ材料の単一連
続ウエブは、切断場所80の上へ移動する。
切断場所80は、フラップ材料の単一連続ウエブを吸収
体の各側の為のフラップを形成するようになる２つの連
続ウエブ24′へと切断するために機能する。第５図中に
示されている切断場所は、１対の金属ロール82及び84を
備えていることが好ましい。これらのロールの１つに
は、第３図中に示されている区域Ａにおいてウエブを切
断するように形作られているナイフブレードがその上に
設けられている。第３図中に示されている如く、フラッ
プ材料の連続したウエブは、フラップ材料の切断された
ウエブ24′の間から除去される屑材料が比較的少量にな
るように切断されるのが好ましい。しかしながら好まし
い形状のフラップを得るために、いくらかの材料はフラ
ップ材料のウエブ24′間で除去されることが好ましい
（即ち、ウエブ24′は完全な入れ子状（nested）配列に
ある必要はなく、好ましくは完全には入れ子状にされて
いない）。切断操作中及びここに記載されたプロセスの
間、フラップ材料のウエブ24′は縦方向（machine dir
ection）に連続的に移動し、縦方向中心線（MD）に対し
て中心合わせされている。縦方向はフラップ材料のウエ
ブ24′の移動方向である。生理用ナプキンの為の主本体
部分のウエブの動きもまた一般には縦方向に移動され、
フラップ材料のウエブ24′は個別フラップへと切断され
て、連続的な操作において主本体部分に接合される。
体の各側の為のフラップを形成するようになる２つの連
続ウエブ24′へと切断するために機能する。第５図中に
示されている切断場所は、１対の金属ロール82及び84を
備えていることが好ましい。これらのロールの１つに
は、第３図中に示されている区域Ａにおいてウエブを切
断するように形作られているナイフブレードがその上に
設けられている。第３図中に示されている如く、フラッ
プ材料の連続したウエブは、フラップ材料の切断された
ウエブ24′の間から除去される屑材料が比較的少量にな
るように切断されるのが好ましい。しかしながら好まし
い形状のフラップを得るために、いくらかの材料はフラ
ップ材料のウエブ24′間で除去されることが好ましい
（即ち、ウエブ24′は完全な入れ子状（nested）配列に
ある必要はなく、好ましくは完全には入れ子状にされて
いない）。切断操作中及びここに記載されたプロセスの
間、フラップ材料のウエブ24′は縦方向（machine dir
ection）に連続的に移動し、縦方向中心線（MD）に対し
て中心合わせされている。縦方向はフラップ材料のウエ
ブ24′の移動方向である。生理用ナプキンの為の主本体
部分のウエブの動きもまた一般には縦方向に移動され、
フラップ材料のウエブ24′は個別フラップへと切断され
て、連続的な操作において主本体部分に接合される。
第３図中に示されている如く、フラップ材料のウエブ
24′は切断されて各ウエブの末端縁36′が非連続部分54
を規定する（即ち、末端縁36′はこれから切り取られた
区域を有しており、直線状ではない）。フラップ材料の
各ウエブ24′の基縁34′は、他方では、連続したリボン
部分56を規定している。一般的には、連続部分と非連続
部分とを備えている材料のウエブを折り畳む為に従来の
折り畳み技術が使用されている時は、折り畳みプロセス
は連続部分の制御を維持し、そして折り畳みプラウは非
連続部分を折り畳む為に使用される。これに対し、以下
により詳細に示される如く、この発明の方法においては
折り畳み操作の１つの少なくとも１つの段階の間に、フ
ラップ材料のウエブの制御がウエブの非連続部分54の制
御を維持することによって達成される。
24′は切断されて各ウエブの末端縁36′が非連続部分54
を規定する（即ち、末端縁36′はこれから切り取られた
区域を有しており、直線状ではない）。フラップ材料の
各ウエブ24′の基縁34′は、他方では、連続したリボン
部分56を規定している。一般的には、連続部分と非連続
部分とを備えている材料のウエブを折り畳む為に従来の
折り畳み技術が使用されている時は、折り畳みプロセス
は連続部分の制御を維持し、そして折り畳みプラウは非
連続部分を折り畳む為に使用される。これに対し、以下
により詳細に示される如く、この発明の方法においては
折り畳み操作の１つの少なくとも１つの段階の間に、フ
ラップ材料のウエブの制御がウエブの非連続部分54の制
御を維持することによって達成される。
第４図中に示されているこの発明の方法の特別な実施
例においてフラップ材料のウエブ24′は、各々二度折り
畳まれる。１つの折り目、好ましくは第一折り目、は、
フラップ接着剤48及び一体型剥離材料50を上に載った関
係に配置する。もう１つの折り目、好ましくは第二折り
目、は、フラップが生理用ナプキン20の主本体部分22に
取り付けられた時にフラップが押し込み位置になるよう
フラップを折り畳む。このプロセスのその他の実施例に
おいては、フラップ材料のウエブが一度だけ、あるいは
二度以上、折り畳まれてもよい。
例においてフラップ材料のウエブ24′は、各々二度折り
畳まれる。１つの折り目、好ましくは第一折り目、は、
フラップ接着剤48及び一体型剥離材料50を上に載った関
係に配置する。もう１つの折り目、好ましくは第二折り
目、は、フラップが生理用ナプキン20の主本体部分22に
取り付けられた時にフラップが押し込み位置になるよう
フラップを折り畳む。このプロセスのその他の実施例に
おいては、フラップ材料のウエブが一度だけ、あるいは
二度以上、折り畳まれてもよい。
フラップ材料のウエブ24′は今度は折り畳み装置60を
通過する。折り畳み装置60は好ましくは、例えば第一折
り畳みコンベヤ86及び第二折り畳みコンベヤ90の如き折
り畳みコンベヤと、例えば第一折り畳みプラウ88及び第
二折り畳みプラウ92の如き一対の折り畳みプラウと、を
備えている。一対の折り畳みプラウ88及び92は、フラッ
プ材料のウエブ24′の両方に２つの折り目を連続的に形
成するために使用される。折り畳みプラウ88及び92は、
フラップ材料のウエブ24′中に特別な折り目を形成する
為に適した形状に設けられている。第一折り畳みプラウ
88は第５図中により詳しく示されている。第二折り畳み
プラウ92は第６図中により詳しく示されている。フラッ
プ材料のウエブ24′と接触する折り畳みプラウの各々の
表面全体は好ましくは、当該技術分野においてよく知ら
れている技術に従ってテフロン含浸液（impregnate）に
よりハードコート陽極酸化（annodized）されている。
通過する。折り畳み装置60は好ましくは、例えば第一折
り畳みコンベヤ86及び第二折り畳みコンベヤ90の如き折
り畳みコンベヤと、例えば第一折り畳みプラウ88及び第
二折り畳みプラウ92の如き一対の折り畳みプラウと、を
備えている。一対の折り畳みプラウ88及び92は、フラッ
プ材料のウエブ24′の両方に２つの折り目を連続的に形
成するために使用される。折り畳みプラウ88及び92は、
フラップ材料のウエブ24′中に特別な折り目を形成する
為に適した形状に設けられている。第一折り畳みプラウ
88は第５図中により詳しく示されている。第二折り畳み
プラウ92は第６図中により詳しく示されている。フラッ
プ材料のウエブ24′と接触する折り畳みプラウの各々の
表面全体は好ましくは、当該技術分野においてよく知ら
れている技術に従ってテフロン含浸液（impregnate）に
よりハードコート陽極酸化（annodized）されている。
本発明の方法によって形成された折り目の順序が、第
6A図〜第8B図中に示されている。第6A図及び第6B図は、
フラップ材料のウエブ24′の１つを折り畳む前の、フラ
ップ材料のウエブ24′の１つの縦方向MDに対する位置を
示している。第6A図及び第6B図はまた、折り畳み中心線
Ｃに対するフラップ材料のウエブ24′の１つの位置を示
している。フラップ材料のウエブ24′の各々の為に折り
畳み中心線Ｃがある。折り畳み中心線Ｃは、フラップ材
料のウエブ24′の不連続部分54と連続リボン部分56とを
分けている。フラップ材料のもう１つのウエブ24′は、
第6A図及び第6B図中には示されておらず、縦方向中心線
MDのもう一方の側でフラップ材料のウエブに末端縁36′
を向けている。
6A図〜第8B図中に示されている。第6A図及び第6B図は、
フラップ材料のウエブ24′の１つを折り畳む前の、フラ
ップ材料のウエブ24′の１つの縦方向MDに対する位置を
示している。第6A図及び第6B図はまた、折り畳み中心線
Ｃに対するフラップ材料のウエブ24′の１つの位置を示
している。フラップ材料のウエブ24′の各々の為に折り
畳み中心線Ｃがある。折り畳み中心線Ｃは、フラップ材
料のウエブ24′の不連続部分54と連続リボン部分56とを
分けている。フラップ材料のもう１つのウエブ24′は、
第6A図及び第6B図中には示されておらず、縦方向中心線
MDのもう一方の側でフラップ材料のウエブに末端縁36′
を向けている。
第6A図及び第6B図中に示されている如く、プロセスの
この段階では、フラップ材料のウエブ24′は平坦で折り
畳まれておらず、タブ部分54は縦方向中心線MDに対して
内側に（即ち、フラップ材料のもう１つのウエブの方向
に）向いている。フラップ材料のウエブ24′の連続部分
56は例えば真空圧によって第一折り畳みコンベヤ86上に
保持され、フラップ材料のウエブ24′は第一折り畳みプ
ラウ88中へと移動する。第一折り畳みプラウ88は、第一
折り畳み線F1に沿ってフラップ材料のウエブ24′のタブ
部分54をフラップ材料のウエブ24′の残りの部分の上に
折り畳む。折り畳みの後、タブ部分54は縦方向中心線MD
に対して外側に向いている。
この段階では、フラップ材料のウエブ24′は平坦で折り
畳まれておらず、タブ部分54は縦方向中心線MDに対して
内側に（即ち、フラップ材料のもう１つのウエブの方向
に）向いている。フラップ材料のウエブ24′の連続部分
56は例えば真空圧によって第一折り畳みコンベヤ86上に
保持され、フラップ材料のウエブ24′は第一折り畳みプ
ラウ88中へと移動する。第一折り畳みプラウ88は、第一
折り畳み線F1に沿ってフラップ材料のウエブ24′のタブ
部分54をフラップ材料のウエブ24′の残りの部分の上に
折り畳む。折り畳みの後、タブ部分54は縦方向中心線MD
に対して外側に向いている。
第7A図及び第7B図は、タブ部分54が第一折り畳みプラ
ウによって折り畳まれた後のフラップ材料のウエブ24′
の位置を示している。これによってフラップ接着剤48は
一体型剥離材料50の上に配置される（これは簡易化の為
に第6A図〜第8B図では省略されている）。フラップ材料
のウエブ24′のタブ部分54は次に、第二折り畳みコンベ
ヤ90上に、好ましくはこれも真空圧によって、保持さ
れ、フラップ材料のウエブ24′は第二折り畳みプラウ92
中へと移動する。
ウによって折り畳まれた後のフラップ材料のウエブ24′
の位置を示している。これによってフラップ接着剤48は
一体型剥離材料50の上に配置される（これは簡易化の為
に第6A図〜第8B図では省略されている）。フラップ材料
のウエブ24′のタブ部分54は次に、第二折り畳みコンベ
ヤ90上に、好ましくはこれも真空圧によって、保持さ
れ、フラップ材料のウエブ24′は第二折り畳みプラウ92
中へと移動する。
第8A図及び第8B図は、第二折り畳みプラウ92が、先行
工程において折り畳まれているフラップ材料のウエブの
部分の下に、予め形成された第二折り畳み線F2に沿って
フラップ材料のウエブ24′の連続部分56をどのようにし
て折り畳むかを示している。タブ部分54は縦方向中心線
MDに対して外側に向いたままにされている。従って、本
発明の折り畳みプロセスのこの段階においては、先の折
り畳みプロセスとは異なり、フラップ材料のウエブ24′
の末端縁36′によって規定されている不連続部分（又は
タブ部分）54が好ましくは縦方向中心線MDに対して定位
置に保持され、そしてフラップ材料のウエブ24′の連続
部分（又は連続リボン）56が折り畳まれる。例えば真空
コンベヤの如き従来の手段が、フラップ材料のウエブ2
4′を所望の方法で折り畳むために連続リボンが第二折
り畳みプラウ92を通って移動している間に、タブ部分54
を定位置に保持することができる。
工程において折り畳まれているフラップ材料のウエブの
部分の下に、予め形成された第二折り畳み線F2に沿って
フラップ材料のウエブ24′の連続部分56をどのようにし
て折り畳むかを示している。タブ部分54は縦方向中心線
MDに対して外側に向いたままにされている。従って、本
発明の折り畳みプロセスのこの段階においては、先の折
り畳みプロセスとは異なり、フラップ材料のウエブ24′
の末端縁36′によって規定されている不連続部分（又は
タブ部分）54が好ましくは縦方向中心線MDに対して定位
置に保持され、そしてフラップ材料のウエブ24′の連続
部分（又は連続リボン）56が折り畳まれる。例えば真空
コンベヤの如き従来の手段が、フラップ材料のウエブ2
4′を所望の方法で折り畳むために連続リボンが第二折
り畳みプラウ92を通って移動している間に、タブ部分54
を定位置に保持することができる。
第４図中に示されている如く、折り畳まれた後に、フ
ラップ材料の折り畳まれたウエブ24′は好ましくは一対
のローラ62及び64の間のニップ66を通過させられる。好
ましくは、ローラ62はまた第２の折り畳みコンベヤ90の
為の駆動ローラとして機能する。このニップ66は折り目
をフラップ材料のウエブ24′へと圧縮する。ニップ66を
通過した後には、フラップ材料の折り畳まれたウエブ2
4′中の折り目は、折り目がフラップ材料のウエブ24′
内に圧縮された場合でさえ、わずかに開く。以下により
詳細に説明される如く、これが生じると、折り畳まれた
フラップ材料は、１つ又はそれ以上の折り目が予め形成
された折り畳み線上に正確に形成されなかった場合に、
予め形成された折り畳み線の周りにおいてその折り目を
調節し直線状に配置にさせることが出来るので、上述し
たことは許容しうるし、望ましくさえある。
ラップ材料の折り畳まれたウエブ24′は好ましくは一対
のローラ62及び64の間のニップ66を通過させられる。好
ましくは、ローラ62はまた第２の折り畳みコンベヤ90の
為の駆動ローラとして機能する。このニップ66は折り目
をフラップ材料のウエブ24′へと圧縮する。ニップ66を
通過した後には、フラップ材料の折り畳まれたウエブ2
4′中の折り目は、折り目がフラップ材料のウエブ24′
内に圧縮された場合でさえ、わずかに開く。以下により
詳細に説明される如く、これが生じると、折り畳まれた
フラップ材料は、１つ又はそれ以上の折り目が予め形成
された折り畳み線上に正確に形成されなかった場合に、
予め形成された折り畳み線の周りにおいてその折り目を
調節し直線状に配置にさせることが出来るので、上述し
たことは許容しうるし、望ましくさえある。
フラップ材料の折り畳まれたウエブ24′は次に好まし
くは、静電荷帯電装置68を通過する。この静電荷帯電装
置68は、フラップ材料の折り畳まれたウエブ24′が個々
のフラップへと切断され、生理用ナプキンの主本体部分
に接続され、そして生理用ナプキンが包装されるまで、
それらの折り畳まれた形態にフラップ材料の折り畳まれ
たウエブ24′を維持する為に使用される。静電荷（elec
trostatic charge）は、フラップ材料のウエブ24′を
単に圧縮する以上に良好に折り畳まれた形態に維持す
る。このことはまた、静電荷帯電操作が以下に記載され
る他の多くの利点を有していることからも分かる。
くは、静電荷帯電装置68を通過する。この静電荷帯電装
置68は、フラップ材料の折り畳まれたウエブ24′が個々
のフラップへと切断され、生理用ナプキンの主本体部分
に接続され、そして生理用ナプキンが包装されるまで、
それらの折り畳まれた形態にフラップ材料の折り畳まれ
たウエブ24′を維持する為に使用される。静電荷（elec
trostatic charge）は、フラップ材料のウエブ24′を
単に圧縮する以上に良好に折り畳まれた形態に維持す
る。このことはまた、静電荷帯電操作が以下に記載され
る他の多くの利点を有していることからも分かる。
静電荷帯電装置68は、折り畳まれたウエブの１つの側
に静電荷を与えるとともに折り畳まれたウエブの他の側
に正反対の電荷を与える為のあらゆる適切な装置を備え
ていることが出来る。本発明の方法の好ましい実施例に
おいては、静電荷帯電装置68は、イリノイ州グレンビュ
ー（Glenview,IL）のイリノイ・ツール・ワーク社（Ill
inois Tool Works company）の子会社である、ペン
シルバニア州ハットフィールド（Hatfield,PA）のシム
コ社（SIMCO Company,Inc.）から入手することが出来
る、ウエブの夫々の為の１対の円筒形状をしたチャージ
マスター（CHARGEMASTER）（商標登録済）テトラ（TETR
A）TM RC−３静電荷発生帯電棒（これらの１組の参照
符号72により指摘された要素として示されている）及び
CH50 DC チャージマスター（CHARGEMASTER）静電荷発
生装置電力供給器、あるいはこれらと同等のものを備え
ている。円筒形状の帯電棒72は、第４図中に示されてい
る如く横断方向（CD）に向けることが出来、あるいはそ
れらの長手方向軸が縦方向に向けれられるよう回転され
ていてもよい。好ましくは帯電棒72は、製造ラインが配
置されている区域中に空間を保持するよう、その横断方
向に向けられている。
に静電荷を与えるとともに折り畳まれたウエブの他の側
に正反対の電荷を与える為のあらゆる適切な装置を備え
ていることが出来る。本発明の方法の好ましい実施例に
おいては、静電荷帯電装置68は、イリノイ州グレンビュ
ー（Glenview,IL）のイリノイ・ツール・ワーク社（Ill
inois Tool Works company）の子会社である、ペン
シルバニア州ハットフィールド（Hatfield,PA）のシム
コ社（SIMCO Company,Inc.）から入手することが出来
る、ウエブの夫々の為の１対の円筒形状をしたチャージ
マスター（CHARGEMASTER）（商標登録済）テトラ（TETR
A）TM RC−３静電荷発生帯電棒（これらの１組の参照
符号72により指摘された要素として示されている）及び
CH50 DC チャージマスター（CHARGEMASTER）静電荷発
生装置電力供給器、あるいはこれらと同等のものを備え
ている。円筒形状の帯電棒72は、第４図中に示されてい
る如く横断方向（CD）に向けることが出来、あるいはそ
れらの長手方向軸が縦方向に向けれられるよう回転され
ていてもよい。好ましくは帯電棒72は、製造ラインが配
置されている区域中に空間を保持するよう、その横断方
向に向けられている。
上述した如く静電荷帯電装置68はフラップ材料の折り
畳まれたウエブ24′上に正反対の静電荷を配置させる。
フラップ材料の個々のウエブが２回折り畳まれるこのプ
ロセスの図示された好適な実施例においては、電荷が材
料の３層を貫通することが要求される。これらの電荷は
フィルムの層を相互に引きつけて製造プロセスの間に折
り畳まれていることを維持する強固な折り目をもたら
す。ポリエチレンは良好な絶縁体であるので、もし邪魔
されないのであれば略２週間はこの電荷が残る。
畳まれたウエブ24′上に正反対の静電荷を配置させる。
フラップ材料の個々のウエブが２回折り畳まれるこのプ
ロセスの図示された好適な実施例においては、電荷が材
料の３層を貫通することが要求される。これらの電荷は
フィルムの層を相互に引きつけて製造プロセスの間に折
り畳まれていることを維持する強固な折り目をもたら
す。ポリエチレンは良好な絶縁体であるので、もし邪魔
されないのであれば略２週間はこの電荷が残る。
静電荷は、フラップが個別のフラップへと切断され、
そして生理用ナプキンの主部分に接合されるまで、フラ
ップをそれらの折り畳まれた形状に維持する。また、も
しも折り目が予め形成された折り畳み線と直線状になら
ない場合には、静電荷帯電装置は高く圧縮された折り目
の如くにウエブ材料に対して垂直力（法線力）を全体と
して（as great）発生させるわけではないので、ウエ
ブの折り畳まれた部分は自由に横断方向に動くかあるい
は側面方向にずれる。このことは、ウエブは本来刻み線
に沿って折り畳まれる傾向があるので、折り目のいかな
る直線状の配列からのずれも修正する傾向がある。従っ
て静電荷の使用は、当初はあまり正確でない非圧縮の
（あるいは緩い）折り目を与え、そしてその後に静電荷
帯電装置を使用してこれを修正する能力を創出してい
る。
そして生理用ナプキンの主部分に接合されるまで、フラ
ップをそれらの折り畳まれた形状に維持する。また、も
しも折り目が予め形成された折り畳み線と直線状になら
ない場合には、静電荷帯電装置は高く圧縮された折り目
の如くにウエブ材料に対して垂直力（法線力）を全体と
して（as great）発生させるわけではないので、ウエ
ブの折り畳まれた部分は自由に横断方向に動くかあるい
は側面方向にずれる。このことは、ウエブは本来刻み線
に沿って折り畳まれる傾向があるので、折り目のいかな
る直線状の配列からのずれも修正する傾向がある。従っ
て静電荷の使用は、当初はあまり正確でない非圧縮の
（あるいは緩い）折り目を与え、そしてその後に静電荷
帯電装置を使用してこれを修正する能力を創出してい
る。
このような静電荷帯電動作は、この出願と同じ日にス
トヤン ローカ，その他（Stoyan Lokar,et al.）の
名前で出願された「折り畳みそして折り畳まれた材料を
直線状にし維持する為に静電荷を使用する方法（Method
of Folding and Using Static Charge to Ali
gn and Retain Folded Material）」と題された米
国特許出願番号第08/ 号（出願番号は発行
されてからここに記載される）中に詳細に記載されてい
る。
トヤン ローカ，その他（Stoyan Lokar,et al.）の
名前で出願された「折り畳みそして折り畳まれた材料を
直線状にし維持する為に静電荷を使用する方法（Method
of Folding and Using Static Charge to Ali
gn and Retain Folded Material）」と題された米
国特許出願番号第08/ 号（出願番号は発行
されてからここに記載される）中に詳細に記載されてい
る。
静電荷帯電動作の後に、折り畳まれたウエブ24′の１
つの通路が好ましくは、フラップ材料の２つのウエブ2
4′のフラップ横断方向中心線T1（第３図中に示されて
いる）が直線状に配列されるよう調節される。フラップ
材料のウエブ24′は次に連続切断及び固定操作の方へ移
動し、ここでは一連の主本体部分が連続的にそのプロセ
ス中へと供給される。フラップ材料のウエブ24′は、そ
の基縁34′に沿い接着剤で被覆され、個別のフラップへ
と切断され、そして第９図中に示されている如く主本体
部分22の衣服側22Bに取り付けられる。中央パッド接着
剤46が次に塗布されて最終的な生理用ナプキン20が形成
される。
つの通路が好ましくは、フラップ材料の２つのウエブ2
4′のフラップ横断方向中心線T1（第３図中に示されて
いる）が直線状に配列されるよう調節される。フラップ
材料のウエブ24′は次に連続切断及び固定操作の方へ移
動し、ここでは一連の主本体部分が連続的にそのプロセ
ス中へと供給される。フラップ材料のウエブ24′は、そ
の基縁34′に沿い接着剤で被覆され、個別のフラップへ
と切断され、そして第９図中に示されている如く主本体
部分22の衣服側22Bに取り付けられる。中央パッド接着
剤46が次に塗布されて最終的な生理用ナプキン20が形成
される。
本発明の折り畳みプロセスの利点は、タブ部分を生理
用ナプキンの正しい側から延出させるようにする為に、
フラップ材料のウエブを相互に交差させることなく、折
り畳まれているフラップを生理用ナプキンの主本体部分
の所望の側に取り付ける為に使用することが出来ること
である。この発明の折り畳みプロセスは、ウエブを折り
畳むと同時にその方向を固定する（過去においては分離
した工程であることが通常は望まれていた代わりに）こ
とが出来るというさらなる利点を生じさせている。この
発明の折り畳みプロセスはまた、従来では通過すること
が出来なかったような緊密な軌跡寸法許容差を維持しな
がらウエブを折り畳み、そして方向を変えさせることが
出来る能力を創出する。
用ナプキンの正しい側から延出させるようにする為に、
フラップ材料のウエブを相互に交差させることなく、折
り畳まれているフラップを生理用ナプキンの主本体部分
の所望の側に取り付ける為に使用することが出来ること
である。この発明の折り畳みプロセスは、ウエブを折り
畳むと同時にその方向を固定する（過去においては分離
した工程であることが通常は望まれていた代わりに）こ
とが出来るというさらなる利点を生じさせている。この
発明の折り畳みプロセスはまた、従来では通過すること
が出来なかったような緊密な軌跡寸法許容差を維持しな
がらウエブを折り畳み、そして方向を変えさせることが
出来る能力を創出する。
この発明の方法の種々の変形例が可能である。連続部
分をそこに対して折り畳みながら材料のウエブの非連続
部分を保持することを含むこの発明の方法の工程は、製
造プロセスの間にウエブまたは製品の部分の向いている
方向を変えることが望まれる時にはいつでも使用するこ
とが出来る。この発明の方法の特徴はまた、包装プロセ
スの間にウエブまたは製品の部分の向いている方向を変
える時に使用することが出来る。
分をそこに対して折り畳みながら材料のウエブの非連続
部分を保持することを含むこの発明の方法の工程は、製
造プロセスの間にウエブまたは製品の部分の向いている
方向を変えることが望まれる時にはいつでも使用するこ
とが出来る。この発明の方法の特徴はまた、包装プロセ
スの間にウエブまたは製品の部分の向いている方向を変
える時に使用することが出来る。
生理用ナプキンに加えて、吸収体の他の形式に、本発
明の方法によって折り畳まれたフラップが備えられてい
ることが出来る。パンティライナーの形状の適切な吸収
体は、1988年４月19日にオズボーン（Osborn）に対し発
行され「パンティライナー（Pantiliner）」と題された
米国特許第4,738,676号中に開示されている。このよう
なパンティライナーは、ここに記載されている形状を有
しているフラップを備えられることが出来る。適切な吸
収体、その少なくともいくつかは本発明の方法によって
折り畳まれたフラップを備えることができる大人用失禁
製品の形状にある、は、1994年４月５日にフェイストそ
の他（Feist,et al.）に対し発行された米国特許第5,3
00,054号、及び1994年４月19日にノエルその他（Noel,e
t al.）に対し発行された米国特許第5,304,161号中に
記載されている。
明の方法によって折り畳まれたフラップが備えられてい
ることが出来る。パンティライナーの形状の適切な吸収
体は、1988年４月19日にオズボーン（Osborn）に対し発
行され「パンティライナー（Pantiliner）」と題された
米国特許第4,738,676号中に開示されている。このよう
なパンティライナーは、ここに記載されている形状を有
しているフラップを備えられることが出来る。適切な吸
収体、その少なくともいくつかは本発明の方法によって
折り畳まれたフラップを備えることができる大人用失禁
製品の形状にある、は、1994年４月５日にフェイストそ
の他（Feist,et al.）に対し発行された米国特許第5,3
00,054号、及び1994年４月19日にノエルその他（Noel,e
t al.）に対し発行された米国特許第5,304,161号中に
記載されている。
すべての特許、特許出願（そして、これらに基づいて
発行されるあらゆる特許、及びあらゆる対応する公開さ
れた外国特許出願）、及びこの明細書全体において述べ
られた文献の記載は、これらがこの明細書中に引用され
ることにより本願の明細書の記載に組み込まれる。しか
しながら参照によりここに組み込まれている文献のすべ
てが、本発明を教示又は開示していると明白に認められ
ているわけではない。
発行されるあらゆる特許、及びあらゆる対応する公開さ
れた外国特許出願）、及びこの明細書全体において述べ
られた文献の記載は、これらがこの明細書中に引用され
ることにより本願の明細書の記載に組み込まれる。しか
しながら参照によりここに組み込まれている文献のすべ
てが、本発明を教示又は開示していると明白に認められ
ているわけではない。
本発明の特定の実施例が図示され記載されてはいる
が、様々な他の変更及び変形例を本発明の精神及び権利
範囲から逸脱することなく行なうことが出来ることは当
業者にとり明白であろう。
が、様々な他の変更及び変形例を本発明の精神及び権利
範囲から逸脱することなく行なうことが出来ることは当
業者にとり明白であろう。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61F 13/472 A61F 5/44 A61F 13/15 A61F 13/49 B65H 45/22
Claims (5)
- 【請求項１】（ａ）連続したリボン部分と非連続なタブ
部分とを有している材料のウエブを提供する工程と； （ｂ）材料のウエブが中心線の回りに側方への移動から
略中心合わせをされながら、材料のウエブを縦方向に搬
送する工程と； （ｃ）材料のウエブの非連続なタブ部分を上記中心線に
対する所定の位置に維持する工程と；そして、 （ｄ）材料のウエブの連続したリボン部分を非連続なタ
ブ部分の回りに折り畳む工程と； を備えていることを特徴としている、吸収体を製造する
為のプロセスにおいて、連続部分と非連続部分とを有し
ている材料のウエブを折り畳む方法。 - 【請求項２】（ｅ）材料のウェブを吸収体の為の個々の
フラップへと切断する工程と； （ｆ）吸収体の為の主本体部分を提供する工程と；そし
て、 （ｇ）個々のフラップを主本体部分に取り付けてフラッ
プを伴った吸収体を形成する工程と； をさらに備えている、請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】（ａ）フラップ材料の単一の連続したウエ
ブを提供する工程と； （ｂ）フラップ材料の単一の連続したウエブ中に予め形
成された折り畳み線を形成する工程と； （ｃ）フラップ材料の連続したウエブをフラップ材料の
２つの連続したウエブへと切断新て２つの連続したウエ
ブの夫々に連続したリボン部分と非連続なタブ部分とを
有させ、２つの連続したウエブの非連続なタブ部分を相
互に向き合わせる工程と； （ｄ）フラップ材料のウエブが中心線の回りに側方への
移動から略中心合わせをされながら、フラップ材料のウ
エブの夫々を縦方向に搬送する工程と； （ｅ）フラップ材料のウエブの連続したリボン部分を上
記中心線に対する所定の位置に維持する工程と； （ｆ）フラップ材料のウエブの上記タブ部分の少なくと
も一部をフラップ材料のウエブの少なくとも一部の上に
折り畳み第１の折れ目を提供する工程と； （ｇ）フラップ材料のウエブの非連続なタブ部分を上記
中心線に対する所定の位置に維持する工程と；そして、 （ｈ）連続したリボン部分を非連続なタブ部分の下で折
り畳み第２の折れ目を提供する工程と； を備えている、折り畳まれ、そしてひだ付けされている
フラップを有している吸収体を製造する為のプロセスに
おいてフラップの為の材料を折り畳む方法。 - 【請求項４】（ｉ）フラップ材料のウエブを個々のフラ
ップへと切断する工程と； （ｊ）吸収体の為の主本体部分の連続的な供給を提供
し、そしてこの主本体部分を縦方向に搬送する工程と；
そして、 （ｋ）１対の個々のフラップを主本体部分の夫々に取り
付けて折り畳まれひだ付けされたフラップを有している
吸収体を形成する工程と； をさらに備えている、請求項３に記載の方法。 - 【請求項５】吸収体が、この方法の間にフラップ材料の
ウエブを相対的に交差させることなく、主本体部分から
外側に延出しているフラップのタブ部分を伴って形成さ
れる、請求項４に記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/620,629 US5714027A (en) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | Method of folding and handling a web of material in a continuous operation |
| US620,629 | 1996-03-22 | ||
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