JP3230637B2 - 任意波形発生器 - Google Patents

任意波形発生器

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JP3230637B2 JP31958793A JP31958793A JP3230637B2 JP 3230637 B2 JP3230637 B2 JP 3230637B2 JP 31958793 A JP31958793 A JP 31958793A JP 31958793 A JP31958793 A JP 31958793A JP 3230637 B2 JP3230637 B2 JP 3230637B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリに記憶された波
形データを順次読み出してアナログ化する方式により任
意の波形を発生することのできる任意波形発生器に関
し、詳しくは波形データの構成ビット数に対する制約を
大幅に緩和するための改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、予めメモリに波形データを記
憶しておき、これを順次読み出してアナログ化すること
により任意の波形を発生する任意波形発生器がある。発
生した波形は通常表示器上に表示される。ところで波形
メモリからデータを読み出す場合、波形メモリのサイク
ルタイムには限度があり要求される速度に追い付かない
ため、一度に数個のデータを波形メモリから読み出し、
それを高速のシフトレジスタへロードして要求される速
度に変換する方式を採っている。例えば、図2に示すよ
うに、波形メモリ10から8ビットずつデータを読み出
しシフトレジスタ20にロードする。シフトレジスタ2
0では8ビットの並列データ(パラレルデータ)を基準
のクロックCLKに同期して1ビットずつ直列に出力す
る。このような方式によれば、波形メモリ10からデー
タを読み出す周期はクロックCLKの周期の8倍とな
り、メモリの許容サイクルタイム以下の速度でデータを
読み出すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では波形データに制約があるという問題があっ
た。すなわち、図2に示すように8ビットのシフトレジ
スタ20を使用した場合、波形データ(1波形データを
構成するビット数)は8の倍数に固定されてしまい、波
形データの自由度が全くないという欠点がある。取り扱
う波形データの分解能の関係から、1波形データを例え
ば10ビットや13ビット構成とする場合もあり得る
が、そのような波形データを8ビットのシフトレジスタ
ではうまく直列変換できない。10ビット構成の波形デ
ータには10ビットのシフトレジスタを、13ビット構
成の波形データには13ビットのシフトレジスタを用意
する必要がある。しかしながら、波形データのあらゆる
構成ビット数に合わせてシフトレジスタを用意するのは
冗長であり高価にもなる。任意のビット数に対応できる
並列・直列変換回路が要求される。
【0004】本発明の目的は、このような点に鑑み、波
形データのシフトレジスタへのロード周期を13分周か
ら16分周までの適宜の切り替えにより、1種類のシフ
トレジスタで52ビット以上の任意の波形構成データ数
を取り扱うことのできる任意波形発生器を実現しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、16ビット構成の波形メモリに記
憶された波形データを順次読み出しアナログ化する方式
により任意の波形を連続発生するように構成された任意
波形発生器において、設定されたプリセット値を初期値
として基準のクロックをダウンカウントし、カウント値
が0より小さくなるとボロー信号を発生するダウンカウ
ンタと、前記ボロー信号により波形メモリから16ビッ
ト長の並列波形データがロードされ、前記クロックに同
期して並列波形データを下位ビットから順次直列に出力
するシフトレジスタを具備し、前記ダウンカウンタのプ
リセット値を12から15の範囲で設定することによ
り、前記波形データのシフトレジスタへのロード周期を
13分周から16分周の範囲で切り替え、シフトレジス
タより前記並列波形データの1回のロードのビット長を
上回る52ビット長以上の直列波形データが連続出力
きるように構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】ダウンカウンタの分周数を13〜16の範囲で
変化させて複数回分周することにより、52以上の任意
のデータ数の直列波形データを発生させることができ
る。
【0007】
【実施例】以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は本発明に係る任意波形発生器のシフトレジスタ部
分の一実施例を示す構成図である。図において、10は
波形メモリ、20aは16ビットのシフトレジスタ、3
0はダウンカウンタである。波形メモリ10からは常に
16ビットの並列データが出力され、シフトレジスタ2
0aにはロード信号が入力されるごとにその16ビット
の並列データがロードされる。シフトレジスタ20aは
ロードされた16ビットのデータをクロックCLKに同
期して1ビットずつのシリアルデータにして送出する。
【0008】ダウンカウンタ30はクロックCLKが入
力されるごとにダウンカウントするものである。プリセ
ット値は4ビット2進値で設定できるが、ここでは下2
ビット(FRA0とFRA1)を適宜制御することによ
り12〜15のプリセット値を設定することができるよ
うになっている。なお、下2ビットの値は図示しないプ
ロセッサにより設定される。また、ダウンカウンタ30
はカウント値が0より小さくなるときボロー信号(Borr
ow)を発生する。このボロー信号は、シフトレジスタ2
0aのロード信号として利用されるが、プリセット値
(12〜15)に応じて発生のタイミングが変わる。そ
のため、シフトレジスタ20aではロード信号が入力さ
れるまでの間にシリアル出力できるデータのビット長が
プリセット値に応じて変わる。
【0009】このような構成における動作を次に説明す
る。16ビット構成のメモリからデータを読み出すサイ
クルタイムは、シフトレジスタ20aでの直列波形デー
タの出力周期の13倍に相当する。波形発生器において
は、波形出力が連続出力である必要から、分周数を13
〜16にする必要がある。 以下本発明の動作を説明する
前に、ダウンカウンタ30のプリセット値の設定により
52以上の任意の整数を発生する方式について説明す
る。ダウンカウンタ30のプリセット値を12〜15に
することにより13〜16分周できる。13分周、14
分周、15分周、16分周の回数をそれぞれa,b,
c,d回としたとき、合計分周Nは、 N=13×a+14×b+15×c+16×d である。上式を変形すると、 N=13(a+b+c+d)+0×a+1×b+2×c
+3×d となる。
【0010】ここで、Y=0×a+1×b+2×c+3
×dとし、このYの値について考察する。いま、a+b
+c+d=4とし、a〜dの各回数を配列の形式(aの
回数,bの回数,cの回数,dの回数)で表わすと、 (4,0,0,0)→0 (1,1,0,2)→7 (3,1,0,0)→1 (1,0,1,2)→8 (3,0,1,0)→2 (1,0,0,3)→9 (3,0,0,1)→3 (0,1,0,3)→10 (2,1,0,1)→4 (0,0,1,3)→11 (2,0,1,1)→5 (0,0,0,4)→12 (2,0,0,2)→6 となる。a〜dの値の設定により、Yは0〜12のいず
れかの値になり、Nは52〜64のいずれかの値とな
る。さらに、a+b+c+d>4の条件の下に、a〜d
の値を適宜に設定すれば、Nは65以上の任意の値をと
ることができる。
【0011】以上の説明から明らかなように、a+b+
c+d≧4の条件下で、a〜dを適宜に設定すれば、N
をN≧52を満たす任意の整数とすることができる。
【0012】さて、例えば60分周(1波形データが6
0ビットシリアル出力である場合)を例にとって説明す
る。60分周とは、N=60であり、前記の関係式によ
れば、a=1,b=0,c=1,d=2の場合である。
すなわち、13分周を1回、14分周は行わず、15分
周を1回、16分周を2回行う。以下各分周ごとに順を
追って説明する。
【0013】(1) 13分周のときの動作 ダウンカウンタ30でのボロー信号発生により、波形
メモリ10より出力されたデータ(16ビット構成のデ
ータ)がシフトレジスタ20aにロードされる。同時に
プロセッサ(図示しない)によりダウンカウンタ30に
13がプリセットされる。 ダウンカウンタ30はクロックCLKを13個カウン
トし終わるとボロー信号を発生するが、そのボロー信号
が発生するまでの間、シフトレジスタ20aは入力の1
6ビット並列データをクロックCLKに同期して下位ビ
ットより順次1ビットずつ出力する。波形メモリ10か
ら出力されるデータは常に16ビット構成のデータであ
るが、この場合有効なデータは下13ビットである。上
3ビットはシフトレジスタにロードされるものの出力は
されない。波形メモリ上では意味のないデータがセット
されている。 13分周後にボロー信号が発生すると次の15分周に
移る。
【0014】(2) 15分周のときの動作 上記13分周の後に発生するボロー信号により波形メ
モリ10より次のデータがシフトレジスタ20aにロー
ドされ、同時にダウンカウンタ30にはプリセット値1
5がセットされる。 クロックCLKに同期してシフトレジスタ20aから
下位15ビットがシリアル出力される。ロードされた波
形データの最上位の1ビットは出力されない。 15分周後にボロー信号が発生すると次の16分周に
移る。
【0015】(3) 16分周のときの動作 上記15分周の後に発生するボロー信号により波形メ
モリ10より次のデータがシフトレジスタ20aにロー
ドされ、同時にダウンカウンタ30にはプリセット値1
6がセットされる。 クロックCLKに同期してシフトレジスタ20aから
下位15ビットがシリアル出力される。
【0016】以上の13分周、15分周、16分周を1
単位として、これを繰り返すことにより、60ビット構
成のデータをシリアル出力することができる。他の分周
についても上記に準じた動作により実現することができ
る。
【0017】なお、上記動作説明からも明らかなよう
に、波形メモリ10に記憶しておく波形データは分周の
態様に応じて有効ビットが異なるため、それを勘案して
波形データをセットしておく必要がある。また、実施例
では、a+b+c+d≧4の条件下での動作について説
明したが、a+b+c+d<4でも動作に支障を来すこ
とはない。ただしこの場合は、任意の分周とすることは
できない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の条件下では、シフトレジスタを交換することなく波
形構成データ数が52以上の任意のデータを取り扱うこ
とができ、実用に供して効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る任意波形発生器のシフトレジスタ
部分の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の任意波形発生器のシフトレジスタ部分の
一例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 波形メモリ 20a シフトレジスタ 30 ダウンカウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】16ビット構成の波形メモリに記憶された
    波形データを順次読み出しアナログ化する方式により任
    意の波形を連続発生するように構成された任意波形発生
    器において、 設定されたプリセット値を初期値として基準のクロック
    をダウンカウントし、カウント値が0より小さくなると
    ボロー信号を発生するダウンカウンタと、 前記ボロー信号により波形メモリから16ビット長の並
    列波形データがロードされ、前記クロックに同期して並
    列波形データを下位ビットから順次直列に出力するシフ
    トレジスタを具備し、前記ダウンカウンタのプリセット
    値を12から15の範囲で設定することにより、前記波
    形データのシフトレジスタへのロード周期を13分周か
    ら16分周の範囲で切り替え、シフトレジスタより前記
    並列波形データの1回のロードのビット長を上回る52
    ビット長以上の直列波形データが連続出力できるように
    構成したことを特徴とする任意波形発生器。
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