JP3230375U

JP3230375U - 電動ナイフ

Info

Publication number: JP3230375U
Application number: JP2020004800U
Authority: JP
Inventors: 勝幸井上
Original assignee: 勝幸井上
Priority date: 2020-11-06
Filing date: 2020-11-06
Publication date: 2021-01-21
Anticipated expiration: 2030-11-06

Abstract

【課題】駆動部への防水性を維持しつつ、刃部の往復運動をスムーズに行える電動ナイフを提供する。【解決手段】刃部２と本体３とが連結部により連結されており、連結部は蛇腹状の防水部４により覆われ、防水部の一端部は、本体に固着され、防水部の他端部には刃部固定部５が固着され、刃部固定部には刃部が固定されていて、本体の内部にはカム状の外形回転体７ａを備えたモーター７と、該モーター駆動用のバッテリー８を有し、刃部固定部の反刃部側には、一対のコイルスプリング１０の一端部が並列に取り付けられ、一対のコイルスプリングの他端部は外形回転体と当接している。【選択図】図２

Description

本考案は、料理等で食材を切るための電動ナイフに関する。

従来より刃部を前後方向（刃軸方向）に往復運動させて使用する電動ナイフが知られており、動作のためにモーターとギア装置を有したものや、電磁石を利用したものなどが考えられている。

特開昭６０−６６７８０

しかしながら、従来の電動ナイフにおいては、その構造上、防水性が問題になることが多く、内部の駆動部が浸水により動作不能になることがあった。

上記課題を解決するために、本考案の電動ナイフは、刃を支持する支持部と一体となった蛇腹状の防水部が本体端部に固着されたことを特徴とする。

本考案の電動ナイフによれば、蛇腹状の防水部により、駆動部への防水性を維持しつつ、刃部の往復運動をスムースに行える。

本考案の電動ナイフの外観図である。本考案の電動ナイフの側面断面図である。本考案の電動ナイフの平面断面図である。

図１は本考案の電動ナイフの外観図である。図１において、電動ナイフ１は、片側の辺に鋸歯２ａを備えた刃部２と本体３とが連結されており、その連結部は蛇腹状の防水部４により覆われている。防水部４の一端部は、本体３に固着されており、防水部４の他端部には鞘状の刃部固定部５が固着されている。刃部固定部５には刃部２が挿入され、ピン６により固定されている。

図２は本考案の電動ナイフの側面断面図、図３は本考案の電動ナイフの平面断面図である。これらの図において、本考案の電動ナイフの内部構造について説明する。本体３の内部には、カム状の外形回転体７ａを備えたモーター７と、該モーター７駆動用の充電池等のバッテリー８を有し、刃部固定部５の反刃部側には連結部材９を介して２本のコイルスプリング１０の各一端部１０ａが並列に取り付けられ、２本のコイルスプリング１０の各他端部はカム受け部１１を介して前記外形回転体７ａと当接している。なお、コイルスプリング１０は図３の状態が最も縮んだ状態で付勢力が最大であり、図３の状態から前記外形回転体７ａが９０°回転したときに付勢力が最小となるように取り付けられている。なお、１２はモーター７の軸受けである。

図示せぬスイッチの操作でバッテリー８から給電されることより、モーター７が回転し、カム状の外形回転体７ａも一緒に回転する。この外形回転体７ａの回転により、前記コイルスプリング１０が伸縮を繰り返す。これにより、連結部材９を介してコイルスプリング１０と連携した前記刃部固定部５が刃部軸方向に往復運動を行う。そして、刃部２も往復運動を行うので、刃部２に形成された鋸歯２ａにより食材等を切ることができる。

１・・・電動ナイフ、２・・・刃部、２ａ・・・鋸歯、３・・・本体、４・・・防水部、５・・・刃部固定部、６・・・ピン、７・・・モーター、
７ａ・・・外形回転体、８・・・バッテリー、９・・・連結部材、１０・・・コイルスプリング、１１・・・カム受け部

Claims

刃部と本体とが連結部により連結されており、前記連結部は蛇腹状の防水部により覆われ、防水部の一端部は、本体に固着され、防水部の他端部には刃部固定部が固着され、前記刃部固定部には前記刃部が固定されていて、前記本体の内部にはカム状の外形回転体を備えたモーターと、該モーター駆動用のバッテリーを有し、前記刃部固定部の反刃部側には、一対のコイルスプリングの一端部が並列に取り付けられ、前記一対のコイルスプリングの他端部は前記外形回転体と当接していることを特徴とする電動ナイフ。