JP3229494B2 - 外装部品取付用パネルユニット - Google Patents

外装部品取付用パネルユニット

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JP3229494B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の屋外に外階段や
ベランダ、或いは庇等の外装部品を取り付けるために使
用される外装部品取付用パネルユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般の住宅や集合住宅のような建物の外
壁には、外階段やベランダ、或いは庇等の外装部品を取
り付けることが多い。
【0003】図3は、建物の外壁に外装部品としての外
階段を取り付ける場合の従来の施工法を示すものであ
る。
【0004】この施工法では、先ずH形鋼からなる建物
の躯体1に固定部材2を複数のボルト3により取り付け
ると共にその背板部分にブラケット6を予め固着し、外
装パネル4に開けた貫通孔5に、固定部材2に固着した
ブラケット6を挿通して外装パネル4を躯体1に固定す
る。その際、貫通孔5とブラケット6との間隙を防水性
の充填材7で充填して該部分に防水シール性を施す。
【0005】次に、外装パネル4の屋外側に突出したブ
ラケット6を利用して外装部品8を外装パネル4に取り
付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の外装部品の取付方法は、施工現場で多数の部
品を組み立てて取り付ける必要があるので、工程がきわ
めて多く、現場作業が複雑になるという課題があった。
【0007】すなわち、先ず現場で外装パネル4に貫通
孔5を所定位置に穿設し、躯体1に固定部材2を取り付
け、さらに、外装パネル4にブラケット6を貫通させて
から外装パネル4を固定部材2に取り付け、次に、防水
シールのための充填材7の充填を行った後、ようやく外
装部品8を外装パネル4に取り付けることが可能にな
る。しかも、固定部材2の取り付けや外装部品8の取付
工程と、防水シール工程は現場では別の職種が担当して
おり、各職種の作業が順序よく入らないと工程が遅延す
るという課題があった。
【0008】さらに、充填材7による防水シール作業を
現場で行うために防水性能が不完全になりやすいという
課題もあった。
【0009】そこで、本発明は、このような従来の種々
の課題を解決するための外装部品取付用パネルユニット
の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の外装
部品取付用パネルユニットは、外装パネルと、該外装パ
ネルを建物の躯体に固定するためにその片側に取り付け
られた固定部材と、該固定部材から延長し、外装パネル
を防水シール性を維持して貫通し、反対側に突出させた
外装部品取付用のブラケットとを備えていることを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】本発明の外装部品取付用パネルユニットは、外
装パネル、固定部材、及びブラケット等が予め工場等で
一体的なユニットとして製作されるので、それを躯体に
固定するだけで外装部品が直ちに取り付けられる。この
ため、工程が簡単になり、工期も大幅に短縮することが
できる。しかも、外装部品を取り付けるためのブラケッ
トは、前もって防水性を維持して外装パネルの貫通孔を
貫通させているので、現場施工による防水性の維持に比
べて著しく防水性の信頼性を高めることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面により説明する。
【0013】図1はこの発明に係る外装部品取付用パネ
ルユニットの一例を使用して外装部品である外階段を取
り付けている状態を示す斜視図であり、図2は図1のよ
うにして外装部品を取り付けた状態の断面図である。
【0014】外装部品取付用パネルユニット10は、外装
パネル11、固定部材12及びそれから延長した一対の平行
する板状のブラケット13を備えており、固定部材12は鋼
板等の剛性の高い金属材料を加工して形成され、外装パ
ネル11の片側に複数のボルトやタッピングビス等の固定
手段14により取り付けられている。
【0015】ブラケット13も固定部材12と同様な金属材
料で形成され、外装パネル11に設けられた一対のスリッ
ト状の貫通孔15を通して固定部材12と反対側に突出され
ている。
【0016】そして、固定部材12と貫通孔13との間隙
は、ウレタン系、変形シリコン系等のシーリング材のよ
うな充填材16で充填され、該部分に防水性シールがなさ
れている。
【0017】なお、各ブラケット13はそれに取り付けら
れるべき外装部品の取付部に適合した形状に形成され、
さらに、それぞれには外装部品との間で例えばボルト結
合するためのボルト孔13a が一対づつ設けられている。
【0018】外装パネル11としては、例えば、軽量気泡
コンクリート等のセメント系パネル、それらと金属板等
との複合パネル、または石膏ボード等のサイデング材等
がある。
【0019】この外装パネル11は所定形状に切断及び貫
通孔の加工がなされ、さらに、外壁を構成する同種の外
装パネルと相互に接続できる形状とされる。
【0020】固定部材12は外装パネル11の片側に面接触
する背部12a と、その上部から前方へ略直角に折り曲げ
られて形成された上部取付部12b と、背部12a の下部か
ら前方へ略直角に折り曲げられ、さらに、そこから下方
へ略直角に折り曲げられて形成された先端部に溶接等に
より固着されたL型の下部取付部12c を有している。
【0021】そして、上部取付部12b 及び下部取付部12
c にはそれぞれボルト挿通孔が設けられている。
【0022】次に、上記外装部品取付用パネル10の建物
の躯体への固定及び外装部品の取付方法を説明する。
【0023】図2に示すように、この例は建物の2階の
ベランダ部分の軒先に外階段を取り付けるものである。
【0024】建物の2階のベランダ部分には床板20の上
に床仕上げ材21が設けられ、その下方にH形鋼等の建物
の躯体1が配置されている。
【0025】そして、躯体1の外壁部分として外装部品
取付用パネルユニット10が固定されると共に、それに外
装部品22(外階段)が取り付けられる。
【0026】尚、符号23は軒天材、24は軒天支持金物で
あり、躯体1は上フランジ1aと下フランジ1bを有し、そ
れぞれにボルト挿通孔が設けられている。
【0027】先ず、外装部品取付用パネルユニット10を
躯体1に固定するには、固定部材12の上部取付部12b を
躯体1の上フランジ1aにボルト・ナット等の固定手段17
で固定すると共に、下部取付部12c を同様にボルト・ナ
ット等の固定手段17で固定する。次に、外装部品取付用
パネルユニット10に外装部品22を取り付けるには、外装
パネル11から外側に突出されたブラケット13に外装部品
22を取付部22a を合わせ、ボルト等の取付手段25により
取り付ける。
【0028】
【発明の効果】以上のような構成からなる本発明の外装
部品取付用パネルユニットは、外装パネル、固定部材及
びブラケット等が予め工場等で一体的なユニットとして
製作されるので、それを躯体に固定するだけで外装部品
を直ちに取り付けることができる。このため、工程が簡
単になり、工期も大幅に短縮することができる。
【0029】しかも、外装部品を取り付けるためのブラ
ケットは、前もって防水性を維持して外装パネルの貫通
孔を貫通させているので、現場施工による防水性の維持
に比べると著しく防水性の信頼性を高めることができ
る。
【0030】さらに、外装パネルに予め固定部材が取り
付けられているので、現場施工に比べて外装パネルの取
付精度が高く、隣接される他の外装パネルとの不陸を生
じるおそれが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外付け部品取付用パネルユニットの一
例を使用して外装部品である外階段を取り付けている状
態を示す斜視図である。
【図2】図1のようにして外装部品を取り付けた状態の
断面図である。
【図3】建物の外壁に外装部品としての外階段を取り付
ける場合の従来の施工法を示す説明図である。
【符号の説明】
1…躯体、2…固定部材、3…ボルト、4…外装パネ
ル、5…貫通孔、6…ブラケット、7…充填材、8…外
装部品、10…外装部品取付用パネルユニット、11…外装
パネル、12…固定部材、12a …背部、12b …上部取付
部、12c …下部取付部、13…ブラケット、13a …ボルト
孔、14…固定手段、15…貫通孔、16…充填材、17…固定
板、20…床板、21…床仕上材、22…外装部品、23…軒天
材、24…軒天支持金物、25…取付手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装パネル11と、該外装パネル11を建物
    の躯体1に固定するためにその片側に取り付けられた固
    定部材12と、該固定部材12から延長し、防水シール性を
    維持して前記外装パネル11を貫通し、さらに反対側に突
    出させた外装部品取付用のブラケット13とを備えてなる
    ことを特徴とする外装部品取付用パネルユニット。
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