JP3229477U - テープホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】テープロールから繰り出される帯状テープを編み糸として好適に使用することができるテープホルダを提供する。【解決手段】テープロール4から繰り出される帯状テープ3を編み糸として使用するためのテープホルダ1Aであって、ホルダ本体6Aと、ホルダ本体に設けられるとともに、テープロールを軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造7Aと、を備える。ホルダ本体には、テープロールから繰り出される帯状テープをしごくように通す絞り部8Aが設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、テープホルダに関し、更に詳しくは、テープロールから繰り出される帯状テープを編み糸として使用するためのテープホルダに関する。
近年、荷造りなどで使われる帯状テープを編み糸として各種バッグや物入れ(例えば、ティッシュケース)等の編み物を作成することが流行している。この編み物は、床面やテーブル上に置かれたテープロールから繰り出される帯状テープをかぎ針で編み上げて作成される。なお、テープロールとしては、比較的安価で容易に入手できるスズランテープ(登録商標)が一般に知られている。
しかし、従来の編み物は、テープロールを床面やテーブル上に置いた状態で編み上げられるので、帯状テープを繰り出す際にテープロールが転がり易い。そのため、帯状テープが絡まり易く、また比較的広い作業空間が必要となる。この問題は、色の異なる複数のテープロールを用いた多色編みの際に顕著となる。
さらに、テープロールは、通常、多彩な色が用意されているが、テープ幅が一定(約50mm)であることが多く、編み糸が比較的太くなる。
なお、特許文献1には、繰り出し方向に並べた2以上の養生接着テープを同時に繰り出し、端を一部重ねたテープを得られるようにしたテープホルダが記載されているが、帯状テープを編み糸として使用することは記載されていない。
本考案は、上記現状に鑑みてなされたものであり、テープロールから繰り出される帯状テープを編み糸として好適に使用することができるテープホルダを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の考案は、テープロールから繰り出される帯状テープを編み糸として使用するためのテープホルダであって、ホルダ本体と、前記ホルダ本体に設けられるとともに、前記テープロールを軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造と、を備えることを要旨とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記ホルダ本体には、前記テープロールから繰り出される前記帯状テープをしごくように通す絞り部が設けられていることを容易とする。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記絞り部は、棒材を部分的に曲げて形成された環状部により構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の考案において、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体の底板上に立ち上げられる支持軸と、前記支持軸に上端から順に通されて垂直軸回りに回転自在に支持される複数の支持部材と、を備え、前記支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周面を支持する内周支持部と、前記内周支持部の外側に延びて前記芯筒の下端面を支持する下端支持部と、を備えることを要旨とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の考案において、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体の底板上に立ち上げられる第1支持部材と、前記第1支持部材上に着脱可能に且つ垂直軸回りに回転自在に支持される第2支持部材と、を備え、前記第1支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周を支持する内周支持部を備え、前記第2支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周を支持する内周支持部と、前記内周支持部の外側に延びて前記芯筒の下端を支持する下端支持部と、を備えることを要旨とする。
請求項6に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の考案において、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて複数の前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備えることを要旨とする。
請求項7に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記帯状テープは、一対のテープ層が積層されて構成されており、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備え、前記ホルダ本体には、一対の巻取軸が着脱可能に且つ水平軸回りに回転自在に支持されており、前記一対の巻取軸のそれぞれには、前記テープ層を巻き取る巻筒が保持されており、前記一対の巻取軸の間には、該一対の巻取軸を同期して回転させる連動構造が設けられており、前記一対の巻取軸のうちの一方の巻取軸には、該一方の巻取軸を回転させる操作部が設けられていることを要旨とする。
請求項8に記載の考案は、請求項7に記載の考案において、前記ホルダ本体には、前記巻筒に巻き取られた前記テープ層をしごくように通す絞り部が設けられていることを要旨とする。
請求項9に記載の考案は、請求項7又は8に記載の考案において、前記一対の巻取軸のそれぞれは、前記巻筒を挟持するように軸方向に連結可能な一対の分割体により構成されていることを要旨とする。
請求項10に記載の考案は、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の考案において、前記連動構造は、前記一対の巻取軸の間に巻き回される無端状のベルトを備えることを要旨とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記ホルダ本体には、前記テープロールから繰り出される前記帯状テープをしごくように通す絞り部が設けられていることを容易とする。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記絞り部は、棒材を部分的に曲げて形成された環状部により構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の考案において、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体の底板上に立ち上げられる支持軸と、前記支持軸に上端から順に通されて垂直軸回りに回転自在に支持される複数の支持部材と、を備え、前記支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周面を支持する内周支持部と、前記内周支持部の外側に延びて前記芯筒の下端面を支持する下端支持部と、を備えることを要旨とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の考案において、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体の底板上に立ち上げられる第1支持部材と、前記第1支持部材上に着脱可能に且つ垂直軸回りに回転自在に支持される第2支持部材と、を備え、前記第1支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周を支持する内周支持部を備え、前記第2支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周を支持する内周支持部と、前記内周支持部の外側に延びて前記芯筒の下端を支持する下端支持部と、を備えることを要旨とする。
請求項6に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の考案において、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて複数の前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備えることを要旨とする。
請求項7に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記帯状テープは、一対のテープ層が積層されて構成されており、前記支持軸構造は、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備え、前記ホルダ本体には、一対の巻取軸が着脱可能に且つ水平軸回りに回転自在に支持されており、前記一対の巻取軸のそれぞれには、前記テープ層を巻き取る巻筒が保持されており、前記一対の巻取軸の間には、該一対の巻取軸を同期して回転させる連動構造が設けられており、前記一対の巻取軸のうちの一方の巻取軸には、該一方の巻取軸を回転させる操作部が設けられていることを要旨とする。
請求項8に記載の考案は、請求項7に記載の考案において、前記ホルダ本体には、前記巻筒に巻き取られた前記テープ層をしごくように通す絞り部が設けられていることを要旨とする。
請求項9に記載の考案は、請求項7又は8に記載の考案において、前記一対の巻取軸のそれぞれは、前記巻筒を挟持するように軸方向に連結可能な一対の分割体により構成されていることを要旨とする。
請求項10に記載の考案は、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の考案において、前記連動構造は、前記一対の巻取軸の間に巻き回される無端状のベルトを備えることを要旨とする。
本考案のテープホルダによると、ホルダ本体と、ホルダ本体に設けられるとともに、テープロールを軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造と、を備える。これにより、編み物の編み上げ中に帯状テープを繰り出す際にテープロールが自由に転がることが防止される。そのため、帯状テープが絡まり難く、さらに作業空間の省スペース化を図ることができる。
また、前記ホルダ本体に、絞り部が設けられている場合は、テープロールから繰り出される帯状テープを絞り部に通すことで、しごかれた状態の帯状テープを編み糸として使用できる。
また、前記絞り部が、棒材を部分的に曲げて形成された環状部により構成されている場合は、帯状テープを絞り部に容易に通すことができるとともに、絞り部を容易に作成することができる。
また、前記支持軸構造が、支持軸と、前記支持軸に上端から順に通されて垂直軸回りに回転自在に支持される複数の支持部材と、を備え、前記支持部材が、内周支持部と、下端支持部と、を備える場合は、複数のテープロールを垂直軸回りに独立して回転自在に支持できる。
また、前記支持軸構造が、第1支持部材と、前記第1支持部材上に着脱可能に且つ垂直軸回りに回転自在に支持される第2支持部材と、を備え、前記第1支持部材が、内周支持部を備え、前記第2支持部材が、内周支持部と、下端支持部と、を備える場合は、複数のテープロールを垂直軸回りに独立して回転自在に支持できる。
また、前記支持軸構造が、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて複数の前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備える場合は、複数のテープロールを水平軸回りに独立して回転自在に支持できる。
また、前記帯状テープが、一対のテープ層が積層されて構成されており、前記支持軸構造が、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備え、前記ホルダ本体に、一対の巻取軸が着脱可能に且つ水平軸回りに回転自在に支持されており、前記一対の巻取軸のそれぞれに、巻筒が保持されており、前記一対の巻取軸の間に、連動構造が設けられており、一方の巻取軸に、操作部が設けられている場合は、操作部の操作により連動構造で一対の巻取軸を同期して回転させることで、テープロールから繰り出される帯状テープの一対のテープ層のそれぞれが巻筒に巻き取られる。この巻筒に巻き取られたテープ層を比較的細い編み糸として使用できる。
また、前記ホルダ本体に、絞り部が設けられている場合は、巻筒に巻き取られたテープ層を絞り部に通すことで、しごかれた状態のテープ層を比較的細い編み糸として使用できる。
また、前記一対の巻取軸のそれぞれが、一対の分割体により構成されている場合は、一対の分割体の連結解除により巻筒を容易に着脱できる。
さらに、前記連動構造が、前記一対の巻取軸の間に巻き回される無端状のベルトを備える場合は、簡易な構造の連動構造を提供できる。
本考案について、本考案による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係るテープホルダの斜視図である。
上記テープホルダの一部を断面とした側面図である。
上記テープホルダの支持軸構造を構成する支持部材の斜視図である。
上記テープホルダの作用説明図であり、(a)は支持軸に支持部材(テープロール)をセットする状態を示し、(b)は絞り部に帯状テープを通した状態を示す。
上記テープホルダの作用説明図である。
実施例2に係るテープホルダの斜視図である。
上記テープホルダの一部を断面とした側面図である。
上記テープホルダの支持軸構造を構成する第2支持部材の斜視図である。
上記テープホルダの作用説明図であり、(a)は第1支持部材にテープロールをセットする状態を示し、(b)は第1支持部材上に第2支持部材(テープロール)をセットする状態を示す。
実施例3に係るテープホルダの斜視図である。
上記テープホルダの側面図である。
上記テープホルダの作用説明図であり、(a)は支持軸にテープロールをセットする状態を示し、(b)はホルダ本体に支持軸(テープロール)をセットする状態を示す。
実施例4に係るテープホルダの斜視図である。
上記テープホルダの一部を断面とした平面図である。
上記テープホルダの一部を破断した側面図である。
上記テープホルダの巻取軸の分解斜視図である。
帯状テープの縦断面図である。
上記テープホルダの作用説明図であり、(a)は巻筒にテープ層が巻き取られる状態を示し、(b)は巻筒にテープ層が巻き取られた状態を示し、(c)は巻筒に巻き取られたテープ層を編み糸として使用する状態を示す。
ここで示される事項は例示的なものおよび本考案の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本考案の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本考案の根本的な理解のために必要である程度以上に本考案の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本考案の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係るテープホルダは、例えば、図1及び図2等に示すように、テープロール(4)から繰り出される帯状テープ(3)を編み糸として使用するためのテープホルダ(1A〜1D)であって、ホルダ本体(6A〜6D)と、ホルダ本体(6A〜6D)に設けられるとともに、テープロール(4)を軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造(7A〜7D)と、を備える。
ホルダ本体(6A〜6D)の構造、材質等は特に問わない。ホルダ本体(6A〜6C)には、例えば、図1等に示すように、テープロール(4)から繰り出される帯状テープ(3)をしごくように通す絞り部(8A〜8C)が設けられていることができる。この絞り部(8A)は、例えば、棒材(14)を部分的に曲げて形成された環状部(15)により構成されていることができる。
支持軸構造(7A〜7D)の支持形態(例えば、テープロールの支持個数、姿勢など)等は特に問わない。この支持軸構造としては、例えば、以下の第1〜第3の支持軸構造(7A〜7C)が挙げられる。
第1の支持軸構造(7A)は、例えば、図2等に示すように、ホルダ本体(6A)の底板(11)上に立ち上げられる支持軸(16)と、支持軸(16)に上端から順に通されて垂直軸回りに回転自在に支持される複数の支持部材(17)と、を備え、支持部材(17)は、テープロール(4)の芯筒(2)の内周面を支持する内周支持部(17a)と、内周支持部(17a)の外側に延びて芯筒(2)の下端面を支持する下端支持部(17b)と、を備えることができる。
なお、内周支持部(17a)及び外周支持部(17b)の構造、形状等は、その機能を発揮し得る限り特に問わない。
なお、内周支持部(17a)及び外周支持部(17b)の構造、形状等は、その機能を発揮し得る限り特に問わない。
第2の支持軸構造(7B)は、例えば、図7等に示すように、ホルダ本体(6B)の底板(11)上に立ち上げられる第1支持部材(21)と、第1支持部材(21)上に着脱可能に且つ垂直軸回りに回転自在に支持される第2支持部材(22)と、を備え、第1支持部材(21)は、テープロール(4)の芯筒(2)の内周を支持する内周支持部(21a)を備え、第2支持部材(22)は、テープロール(4)の芯筒(2)の内周を支持する内周支持部(22a)と、内周支持部(22a)の外側に延びて芯筒(2)の下端を支持する下端支持部(22b)と、を備えることができる。
なお、内周支持部(21a、22a)及び外周支持部(22b)の構造、形状等は、その機能を発揮し得る限り特に問わない。
なお、内周支持部(21a、22a)及び外周支持部(22b)の構造、形状等は、その機能を発揮し得る限り特に問わない。
第3の支持軸構造(7C)は、例えば、図12等に示すように、ホルダ本体(6C)に着脱可能に設けられて複数のテープロール(4)を水平軸回りに回転自在に支持する支持軸(34)を備えることができる。
本実施形態に係るテープホルダ(1D)としては、例えば、図13〜図15等に示すように、帯状テープ(3)は、一対のテープ層(3a)が積層されて構成されており、支持軸構造(7D)は、ホルダ本体(6D)に着脱可能に設けられてテープロール(4)を水平軸回りに回転自在に支持する支持軸(44)を備え、ホルダ本体(6D)には、一対の巻取軸(47)が着脱可能に且つ水平軸回りに回転自在に支持されており、一対の巻取軸(47)のそれぞれには、テープ層(3a)を巻き取る巻筒(45)が保持されており、一対の巻取軸(47)の間には、該一対の巻取軸(47)を同期して回転させる連動構造(51)が設けられており、一対の巻取軸(47)のうちの一方の巻取軸には、該一方の巻取軸を回転させる操作部(53)が設けられている形態が挙げられる。
上述の形態では、例えば、図13及び図18(c)等に示すように、ホルダ本体(6D)には、巻筒(45)に巻き取られたテープ層(3a)をしごくように通す絞り部(8D)が設けられていることができる。
上述の形態では、例えば、図16等に示すように、一対の巻取軸(47)のそれぞれは、巻筒(45)を挟持するように軸方向に連結可能な一対の分割体(55a、55b)により構成されていることができる。
上述の形態では、例えば、図15等に示すように、連動構造(51)は、一対の巻取軸(47)の間に巻き回される無端状のベルト(52)を備えることができる。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本考案を具体的に説明する。
なお、本実施例では、本発明に係る「テープロール」として、芯筒2に帯状テープ3を巻き回して構成されるテープロール4(具体的に、スズランテープ(登録商標))を例示する(図1参照)。この帯状テープ3は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂(合成繊維)により形成されている。また、帯状テープ3は、テープ幅が約50mmである。さらに、帯状テープ3は、一対のテープ層3aが積層されて構成されている(図17参照)。
なお、本実施例では、本発明に係る「テープロール」として、芯筒2に帯状テープ3を巻き回して構成されるテープロール4(具体的に、スズランテープ(登録商標))を例示する(図1参照)。この帯状テープ3は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂(合成繊維)により形成されている。また、帯状テープ3は、テープ幅が約50mmである。さらに、帯状テープ3は、一対のテープ層3aが積層されて構成されている(図17参照)。
<実施例1>
本実施例に係るテープホルダ1Aは、図1及び図2に示すように、テープロール4から繰り出される帯状テープ3を編み糸として使用するためのものである。このテープホルダ1Aは、ホルダ本体6Aと、ホルダ本体6Aに設けられるとともに、テープロール4を軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造7Aと、を備えている。
本実施例に係るテープホルダ1Aは、図1及び図2に示すように、テープロール4から繰り出される帯状テープ3を編み糸として使用するためのものである。このテープホルダ1Aは、ホルダ本体6Aと、ホルダ本体6Aに設けられるとともに、テープロール4を軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造7Aと、を備えている。
ホルダ本体6Aは、底板11を備えている。この底板11の裏面には、ゴム製の滑り止め12が設けられている。また、ホルダ本体6Aには、テープロール4から繰り出される帯状テープ3をしごくように通す絞り部8Aが設けられている。この絞り部8Aは、棒材14を部分的に曲げて形成された環状部15により構成されている(図4(b)参照)。
支持軸構造7Aは、図2に示すように、ホルダ本体6Aの底板11上に立ち上げられる支持軸16と、支持軸16に上端から順に通されて垂直軸回りに回転自在に支持される複数(図中3つ)の支持部材17と、を備えている。
支持部材17は、図3に示すように、テープロール4の芯筒2の内周面を支持する内周支持部17aと、内周支持部17aの外側に延びて芯筒2の下端面を支持する下端支持部17bと、を備えている。この内周支持部17aは、4枚のL字状の板材18を組み付けて構成されている。さらに、外周支持部17bは、内周支持部17aの下端に取り付けられた円板19により構成されている。
次に、上記構成のテープホルダ1Aの作用及び効果について説明する。先ず、テープロール4を支持部材17で支持したものを複数用意する(図3参照)。次に、図4(a)に示すように、支持部材17を支持軸16に上端から順に通し、複数のテープロール4を垂直軸回りに回転自在に支持する(図2参照)。次いで、図4(b)に示すように、複数のテープロール4から繰り出される帯状テープ3を絞り部8Aに差し通す。この状態より、図5に示すように、複数のテープロール4から繰り出されて絞り部8Aでしごかれた状態の帯状テープ3を編み糸として編み物Kを編み上げる。
なお、テープロール4が空となった場合には、支持軸16から支持部材17を取り外すことで新たなテープロール4と容易に交換できる。
本実施例のテープホルダ1Aによると、ホルダ本体6Aと、ホルダ本体6Aに設けられるとともに、テープロール4を軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造7Aと、を備える。これにより、編み物Kの編み上げ中に帯状テープ3を繰り出す際にテープロール4が自由に転がることが防止される。そのため、帯状テープ3が絡まり難く、さらに作業空間の省スペース化を図ることができる。
また、本実施例では、ホルダ本体6Aには、絞り部8Aが設けられている。これにより、テープロール4から繰り出される帯状テープ3を絞り部8Aに通すことで、しごかれた状態の帯状テープ3を編み糸として使用できる。
また、本実施例では、絞り部8Aは、棒材14を部分的に曲げて形成された環状部15により構成されている。これにより、帯状テープ3を絞り部8Aに容易に通すことができるとともに、絞り部8Aを容易に作成することができる。
さらに、本実施例では、支持軸構造7Aは、支持軸16と、支持軸16に上端から順に通されて垂直軸回りに回転自在に支持される複数の支持部材17と、を備え、支持部材17は、内周支持部17aと、下端支持部17bと、を備える。これにより、複数のテープロール4を垂直軸回りに独立して回転自在に支持できる。
<実施例2>
次に、実施例2に係るテープホルダ1Bについて説明するが、実施例1のテープホルダ1Aと略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
次に、実施例2に係るテープホルダ1Bについて説明するが、実施例1のテープホルダ1Aと略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
本実施例に係るテープホルダ1Bは、図6及び図7に示すように、テープロール4から繰り出される帯状テープ3を編み糸として使用するためのものである。このテープホルダ1Bは、ホルダ本体6Bと、ホルダ本体6Bに設けられるとともに、テープロール4を軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造7Bと、を備えている。
ホルダ本体6Bには、テープロール4から繰り出される帯状テープ3をしごくように通す絞り部8Bが設けられている。この絞り部8Bは、円管20により構成されている。
支持軸構造7Bは、図7に示すように、ホルダ本体6Bの底板11上に立ち上げられる第1支持部材21と、第1支持部材21上に着脱可能に且つ垂直軸回りに回転自在に支持される第2支持部材22と、を備えている。
第1支持部材21は、テープロール4の芯筒2の内周面を支持する内周支持部21aを備えている。この第1支持部材21は、底面11上に取り付けられる筒体23と、筒体23の上部開口を塞ぐ円板24と、を備えている。この筒体23の外周面により内周支持部21aが構成されている。円板24の中央部には、後述の支持棒27が挿通される挿通孔24aが形成されている。
第2支持部材22は、テープロール4の芯筒2の内周面を支持する内周支持部22aと、内周支持部22aの外側に延びて芯筒2の下端面を支持する下端支持部22bと、を備えている。この第2支持部材22は、筒体25と、筒体25の下部開口を塞ぐ円板26と、円板26の中央部から下方に延びる支持棒27と、を備えている。この筒体25の外周面により内周支持部22aが構成されており、円板26の上面外周側により下端支持部22bが構成されている。さらに、支持棒27が挿通孔24aに挿通されることで、第2支持部材22が第1支持部材21上に垂直軸回りに回転自在に支持される。
次に、上記構成のテープホルダ1Bの作用及び効果について説明する。先ず、図9(a)に示すように、第1支持部材21にテープロール4の芯筒2を通す。次に、図9(b)に示すように、テープロール4を支持した第2支持部材22を第1支持部材21上に支持する。次いで、2つのテープロール4から繰り出される帯状テープ3を絞り部8Bに差し通す。この状態より、2つのテープロール4から繰り出されて絞り部8Bでしごかれた状態の帯状テープ3を編み糸として編み物を編み上げる。
なお、テープロール4が空となった場合には、第1支持部材21から第2支持部材22を取り外すことで新たなテープロール4と容易に交換できる。
本実施例のテープホルダ1Bによると、実施例1のテープホルダ1Aと略同様に作用効果を奏するとともに、支持軸構造7Bは、第1支持部材21と、第1支持部材21上に着脱可能に且つ垂直軸回りに回転自在に支持される第2支持部材22と、を備え、第1支持部材21は、内周支持部21aを備え、第2支持部材22は、内周支持部22aと、下端支持部22bと、を備えるので、複数のテープロール4を垂直軸回りに独立して回転自在に支持できる。
<実施例3>
次に、実施例3に係るテープホルダ1Cについて説明するが、実施例1のテープホルダ1Aと略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
次に、実施例3に係るテープホルダ1Cについて説明するが、実施例1のテープホルダ1Aと略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
本実施例に係るテープホルダ1Cは、図10及び図11に示すように、テープロール4から繰り出される帯状テープ3を編み糸として使用するためのものである。このテープホルダ1Cは、ホルダ本体6Cと、ホルダ本体6Cに設けられるとともに、テープロール4を軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造7Cと、を備えている。
ホルダ本体6Cは、底板31と、底板31上に立ち上げられる左右の側板32及び前板33と、を備えている。これら底板31、側板32及び前板33は、予め組み付けられていてもよいが、重ねられた状態で保管・輸送等され、テープホルダ1Cの使用者がそれらを組み付けるようにしてもよい。
ホルダ本体6Cには、テープロール4から繰り出される帯状テープ3をしごくように通す絞り部8Cが設けられている。この絞り部8Cは、前板33に形成された貫通孔33aにより構成されている。さらに、ホルダ本体6C(具体的に、左右の側板32)には、後述の支持軸34を支持するための切欠き32aが形成されている。
支持軸構造7Cは、図12に示すように、ホルダ本体6C(具体的に、左右の側板32)に着脱可能に設けられて複数(図中3つ)のテープロール4を水平軸回りに回転自在に支持する支持軸34を備えている。
次に、上記構成のテープホルダ1Cの作用及び効果について説明する。先ず、図12(a)に示すように、テープロール4の芯筒2に支持軸34を挿通する。次に、図12(b)に示すように、複数のテープロール4を支持した支持軸34をホルダ本体6Cに支持する。次いで、複数のテープロール4から繰り出される帯状テープ3を絞り部8Cに差し通す。この状態より、複数のテープロール4から繰り出されて絞り部8Cでしごかれた状態の帯状テープ3を編み糸として編み物を編み上げる。
なお、テープロール4が空となった場合には、ホルダ本体6Cから支持軸34を取り外すことで新たなテープロール4と容易に交換できる。
本実施例のテープホルダ1Cによると、実施例1のテープホルダ1Aと略同様に作用効果を奏するとともに、支持軸構造7Cは、ホルダ本体6Cに着脱可能に設けられて複数のテープロール4を水平軸回りに回転自在に支持する支持軸34を備えるので、複数のテープロール4を水平軸回りに独立して回転自在に支持できる。
<実施例4>
次に、実施例4に係るテープホルダ1Dについて説明するが、実施例1のテープホルダ1Aと略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
次に、実施例4に係るテープホルダ1Dについて説明するが、実施例1のテープホルダ1Aと略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
本実施例に係るテープホルダ1Dは、図13〜図15に示すように、テープロール4から繰り出される帯状テープ3(具体的に、テープ層3a)を編み糸として使用するためのものである。このテープホルダ1Dは、ホルダ本体6Dと、ホルダ本体6Dに設けられるとともに、テープロール4を軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造7Dと、を備えている。
ホルダ本体6Dは、底板と41、底板41上に立ち上げられる左右の側板42及び前板43と、を備えている。これら底板41、側板42及び前板43は、予め組み付けられていてもよいが、重ねられた状態で保管・輸送等され、テープホルダ1Dの使用者がそれらを組み付けるようにしてもよい。
支持軸構造7Dは、ホルダ本体6Dに着脱可能に設けられてテープロール4を水平軸回りに回転自在に支持する支持軸44を備えている。この支持軸44は、ホルダ本体6D(具体的に、左右の側板42)に形成された切欠き42aに支持される。
ホルダ本体6Dには、一対の巻取軸47が着脱可能に且つ水平軸回りに回転自在に支持されている。具体的に、ホルダ本体6D(具体的に、左右の側板42)には、巻取軸47を支持するためのL字状の切欠き42bが形成されている。
一対の巻取軸47のそれぞれには、テープ層3aを巻き取る巻筒45が保持されている。これら各巻取軸47は、図16に示すように、巻筒45を挟持するようにネジ止めにより軸方向に連結可能な一対の分割体55a、55bにより構成されている。これら一対の分割体55a、55bのそれぞれは、巻筒45を挟持するつば56を有している。このつば56は、巻筒45に巻き取られたテープ層3aの側面を覆い得る大きさに形成されている。
一対の巻取軸47の間には、図14及び図15に示すように、該一対の巻取軸47を同期して回転させる連動構造51が設けられている。この連動構造51は、一対の巻取軸47の間に巻き回される無端状のベルト52を備えている。また、一方の巻取軸47には、該巻取軸47を回転させる操作部53が設けられている。
ホルダ本体6Dには、図13に示すように、巻筒45に巻き取られたテープ層3aをしごくように通す絞り部8Dが設けられている。この絞り部8Dは、前板43に形成された貫通孔43aにより構成されている。
次に、上記構成のテープホルダ1Dの作用及び効果について説明する。先ず、ホルダ本体6Dに満のテープロール4及び空の巻筒45をセットし、一対の巻取軸47の間にベルト52を巻き回す。次に、テープロール4から繰り出される帯状テープ3の先端部を指先等でしごいて一対のテープ層3aに分け(図17参照)、各テープ層3aの先端を巻筒45に接着テープ等で取り付ける。次いで、操作部53の操作によりベルト52を所定方向に周回させることで、図18(a)に示すように、テープロール4から繰り出される帯状テープ3の各テープ層3aが巻筒45に巻き取られる。
その後、テープロール4が空となったら、図18(b)に示すように、ベルト52を外してホルダ本体6Dから巻取軸47を取り外す。そして、一対の分割体55a、55bのネジ止めを解除して巻筒45を取り出して実施例1〜3のテープホルダ1A〜1Cにセットすることで、巻筒45に巻き取られたテープ層3aを比較的細い編み糸として編み物を編み上げる。
あるいは、図18(c)に示すように、巻筒45に巻き取られたテープ層3aを絞り部8Dに差し通すことで、巻筒45から繰り出されて絞り部8Dでしごかれた状態のテープ層3aを比較的細い編み糸として編み物を編み上げる。
本実施例のテープホルダ1Dによると、実施例1のテープホルダ1Aと略同様に作用効果を奏するとともに、支持軸構造7Dは、ホルダ本体6Dに着脱可能に設けられてテープロール4を水平軸回りに回転自在に支持する支持軸44を備え、ホルダ本体6Dには、一対の巻取軸47が着脱可能に且つ水平軸回りに回転自在に支持されており、一対の巻取軸47のそれぞれには、巻筒45が保持されており、一対の巻取軸47の間には、連動構造51が設けられており、一方の巻取軸47には、操作部53が設けられているので、操作部53の操作により連動構造51で一対の巻取軸47を同期して回転させることで、テープロール4から繰り出される帯状テープ3の一対のテープ層3aのそれぞれが巻筒45に巻き取られる。この巻筒45に巻き取られたテープ層3aを比較的細い編み糸として使用できる。
また、本実施例では、ホルダ本体6Dには、絞り部8Dが設けられている。これにより、巻筒45に巻き取られたテープ層3aを絞り部8Dに通すことで、しごかれた状態のテープ層3aを比較的細い編み糸として使用できる。
また、本実施例では、一対の巻取軸47のそれぞれは、一対の分割体55a、55bにより構成されている。これにより、一対の分割体55a、55bの連結解除により巻筒45を容易に着脱できる。
さらに、本実施例では、連動構造51は、一対の巻取軸47の間に巻き回される無端状のベルト52を備える。これにより、簡易な構造の連動構造51を提供できる。
尚、本考案においては、上記実施例に限られず、目的、用途に基づいて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例1〜3では、帯状テープ3を繰り出す際に複数のテープロール4が同じ方向に回転する形態を例示したが、これに限定されず、例えば、帯状テープ3を繰り出す際に異なる方向に回転するテープロール4の組み合わせが存在していてもよい。
また、上記実施例1、3では、3つのテープロール4を支持可能なテープホルダ1A、1Cを例示したが、これに限定されず、例えば、2つ又は4つ以上のテープロール4を支持可能なテープホルダ1A、1Cとしてもよい。
また、上記実施例2では、2つのテープロール4を支持可能なテープホルダ1Bを例示したが、これに限定されず、例えば、3つ以上のテープロール4を支持可能なテープホルダ1Bとしてもよい。
さらに、上記実施例4では、連動構造51として無端状のベルト52を例示したが、これに限定されず、例えば、連動構造51としてギヤ機構を採用してもよい。
さらに、上記実施例4のテープホルダ1Dを複数並べて使用して多色編みを行うようにしてもよい。
本考案は上記で詳述した実施形態に限定されず、本考案の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本考案は、帯状テープを編み糸として使用するための技術として広く利用される。
1A〜1D;テープホルダ、2;芯筒、3;帯状テープ、3a;テープ層、4;テープロール、6A〜6D;ホルダ本体、7A〜7D;支持軸構造、8A〜8D;絞り部、11;底板、14;棒材、15;環状部、16;支持軸、17;支持部材、17a;内周支持部、17b;下端支持部、21;第1支持部材、21a;内周支持部、22;第2支持部材、22a;内周支持部、22b;下端支持部、34,44;支持軸、45;巻筒、47;巻取軸;51;連動構造、52;ベルト、53;操作部、55a,55b;分割体。
Claims (10)
- テープロールから繰り出される帯状テープを編み糸として使用するためのテープホルダであって、
ホルダ本体と、
前記ホルダ本体に設けられるとともに、前記テープロールを軸心回りに回転自在に支持する支持軸構造と、を備えることを特徴とするテープホルダ。 - 前記ホルダ本体には、前記テープロールから繰り出される前記帯状テープをしごくように通す絞り部が設けられている請求項1に記載のテープホルダ。
- 前記絞り部は、棒材を部分的に曲げて形成された環状部により構成されている請求項2に記載のテープホルダ。
- 前記支持軸構造は、前記ホルダ本体の底板上に立ち上げられる支持軸と、前記支持軸に上端から順に通されて垂直軸回りに回転自在に支持される複数の支持部材と、を備え、
前記支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周面を支持する内周支持部と、前記内周支持部の外側に延びて前記芯筒の下端面を支持する下端支持部と、を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載のテープホルダ。 - 前記支持軸構造は、前記ホルダ本体の底板上に立ち上げられる第1支持部材と、前記第1支持部材上に着脱可能に且つ垂直軸回りに回転自在に支持される第2支持部材と、を備え、
前記第1支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周を支持する内周支持部を備え、
前記第2支持部材は、前記テープロールの芯筒の内周を支持する内周支持部と、前記内周支持部の外側に延びて前記芯筒の下端を支持する下端支持部と、を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載のテープホルダ。 - 前記支持軸構造は、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて複数の前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載のテープホルダ。
- 前記帯状テープは、一対のテープ層が積層されて構成されており、
前記支持軸構造は、前記ホルダ本体に着脱可能に設けられて前記テープロールを水平軸回りに回転自在に支持する支持軸を備え、
前記ホルダ本体には、一対の巻取軸が着脱可能に且つ水平軸回りに回転自在に支持されており、
前記一対の巻取軸のそれぞれには、前記テープ層を巻き取る巻筒が保持されており、
前記一対の巻取軸の間には、該一対の巻取軸を同期して回転させる連動構造が設けられており、
前記一対の巻取軸のうちの一方の巻取軸には、該一方の巻取軸を回転させる操作部が設けられている請求項1に記載のテープホルダ。 - 前記ホルダ本体には、前記巻筒に巻き取られた前記テープ層をしごくように通す絞り部が設けられている請求項7に記載のテープホルダ。
- 前記一対の巻取軸のそれぞれは、前記巻筒を挟持するように軸方向に連結可能な一対の分割体により構成されている請求項7又は8に記載のテープホルダ。
- 前記連動構造は、前記一対の巻取軸の間に巻き回される無端状のベルトを備える請求項7乃至9のいずれか一項に記載のテープホルダ。
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