JP3229362U - 超音波センサ - Google Patents

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建虎 蕭
建虎 蕭
勇躍 李
勇躍 李
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蘇州易康宝電子有限公司
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    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/48Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using wave or particle radiation means

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Abstract

【課題】小型化し、残留振動を減少し、エコー感度を高める超音波センサを提供する。【解決手段】ケース1と、ケース内に配置された圧電素子2と、を含み、ケースの一端にベース部3が設けられ、ベース部に面する圧電素子の一側にフレキシブル接着剤層が設けられ、他側に整合層4が固定される。接着剤の分注または塗布方法により撹拌されたペースト状の整合層を圧電素子に固定されて圧電素子の表面とシームレスに接着させ、さらに加熱により整合層材料を十分硬化することで、整合層と圧電素子を一体化させる。超音波センサの残留振動は、大幅に減少され、検知不可能ゾーンを減らす。整合層材料は、圧電素子と一体に接着する方法により、エコー感度を向上させる。構造は単純であり、コストが低く、かつ性能が大幅に向上する。【選択図】図2

Description

本考案は、電子デバイスに関し、特に、新型構造の超音波センサに関する。
現在、機器で検知不可能ゾーン0.08mの超音波センサを使用すると、超音波センサが残留振動(クラッター)と1次エコー(有用なフィードバック)を区別できるようにデバイスに十分なスペースを確保する必要があると判断され、このように機器が大きく重くなるよう設計しなければならない。従来の超音波センサの構造は、図1に示すように、整合層材料1と、圧電素子2と、ゴム材3と、を含み、圧電素子2が個別に製造されてからエポキシ樹脂で圧電素子2に接着するため性能が低下し、ゴム材3の減衰効果が、構造の影響を受けて効果が悪い。
本考案の目的は、機器を小型化させ、残留振動を減少し、エコー感度を高めることで、センサの性能を向上できる新型構造の超音波センサを提供することである。
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
超音波センサであって、ケースと、ケース内に配置された圧電素子と、を含み、前記ケースの一端にベース部が設けられ、ベース部に面する前記圧電素子の一側にフレキシブル接着剤層が設けられ、他側に整合層が固定される。
好ましくは、前記整合層は、密度が1.16のエポキシ樹脂を担体とし、エポキシ樹脂:ガラスマイクロビーズ:硬化剤=1:(0.65〜0.75):(0.4〜0.5)の割合でガラスマイクロビーズおよび硬化剤を添加し、次にエポキシ樹脂:エポキシ系シランカップリング剤=1:(0.010〜0.013)でエポキシ系シランカップリング剤を添加し、真空下で均一に攪拌し、それぞれ40℃±5℃で7〜8時間放置、70℃±5℃で8〜10時間放置して硬化されて成る。
好ましくは、接着剤の分注または塗布方法により撹拌されたペースト状の整合層を圧電素子に固定されて整合層と圧電素子の一側の表面をシームレスに接着させ、さらに加熱により整合層材料を十分硬化することで、整合層と圧電素子を一体化させる。
好ましくは、前記ケースは、円筒形また方形を用いるが、これに限定されない。
好ましくは、前記硬化後のフレキシブル接着剤のショア硬度は、A15〜A40の範囲である。
好ましくは、前記フレキシブル接着剤は、UV接着剤、シリカゲル、またはエポキシ接着剤のうちの1つである。
本考案は、従来技術に比べると、次の利点を有する。
1、本考案の超音波センサの残留振動は、大幅に減少され、検知不可能ゾーンを減らす。
2、本考案の整合層材料は、圧電素子と一体に接着する方法により、エコー感度を向上させる。
3、本考案の構造は単純であり、コストが低く、かつ性能が大幅に向上する。
以下、添付図面および実施形態を参照しつつ本考案をさらに説明する。
従来の超音波センサの構造を示す模式図である。 本考案の超音波センサの構造を示す模式図である。 従来の超音波センサの0.04mでの測定効果を示す図である。 本考案の超音波センサの0.04mでの測定効果を示す図である。
図2に示すように、本考案の超音波センサは、ケース1と、ケース1内に配置された圧電素子2と、を含み、前記ケース1の一端にベース部3が設けられ、ベース部3に面する前記圧電素子2の一側にフレキシブル接着剤層が設けられ、他側に整合層4が固定される。具体的に実施する時、次のステップを含む。
ステップ1:前記整合層は、密度が1.16のエポキシ樹脂を担体とし、エポキシ樹脂:ガラスマイクロビーズ:硬化剤=1:(0.65〜0.75):(0.4〜0.5)の割合でガラスマイクロビーズおよび硬化剤を添加し、次にエポキシ樹脂:エポキシ系シランカップリング剤=1:(0.010〜0.013)でエポキシ系シランカップリング剤を添加し、真空下で均一に攪拌し、ペースト状の整合層材料を形成する。
ステップ2:専用の治工具でケースおよび圧電素子を固定し、整合層の厚さを確保するため、圧電素子がケースの中央に配置され、かつケースポートからの距離が2.4mm以上であることを確保する。
ステップ3:接着剤の分注または塗布方法により撹拌されたペースト状の整合層をケース内の圧電素子に固着させてから40℃±5℃で7〜8時間放置、70℃±5℃で8〜10時間放置して硬化させる。
ステップ4:研削方法により、上記硬化した半製品の整合層材料の厚さを2.4±0.2mmにさせ、作業面を平坦にさせる。
ステップ5:研削された半製品を取り出し、圧電素子にフレキシブル接着剤を分注すると共に硬化させる。
ステップ6:ベース部を取り付け、圧電素子のリード線に半田付けする。
ステップ7:ベース部とケースとの間の空洞を再びフレキシブル接着剤で充填し、ベース部とケースを固定させる。
図3および図4に示すように、従来の超音波センサおよび本考案の超音波センサの0.04mでの測定効果を示す図である。図から分かるように、従来の超音波センサの残留振動および1次エコーが混在しており、区別が難しく;本考案の超音波センサの残留振動および1次エコーが一目瞭然し、非常に区別しやすい。
上記の実施形態は、あくまでも本考案の技術的思想および特徴を明らかにするものであって、その目的は、当業者が本考案の内容を理解し、それに応じて実施できるようにすることであり、本考案の保護範囲は上記実施形態に限定されることはない。本考案の主な技術的手段の精神に基づいて行われた潤飾は、本考案の保護範囲に網羅されるべきである。

Claims (6)

  1. ケースと、前記ケース内に配置された圧電素子と、を含む超音波センサであって、前記ケースの一端にベース部が設けられ、前記ベース部に面する前記圧電素子の一側にフレキシブル接着剤層が設けられ、他側に整合層が固定されることを特徴とする、超音波センサ。
  2. 前記整合層は、密度が1.16のエポキシ樹脂を担体とし、エポキシ樹脂:ガラスマイクロビーズ:硬化剤=1:(0.65〜0.75):(0.4〜0.5)の割合でガラスマイクロビーズおよび硬化剤を添加し、次にエポキシ樹脂:エポキシ系シランカップリング剤=1:(0.010〜0.013)でエポキシ系シランカップリング剤を添加し、真空下で均一に攪拌し、それぞれ40℃±5℃で7〜8時間放置、70℃±5℃で8〜10時間放置して硬化されて成ることを特徴とする、請求項1に記載の超音波センサ。
  3. 接着剤の分注または塗布方法により撹拌されたペースト状の前記整合層を前記圧電素子に固定されて前記圧電素子の表面とシームレスに接着させ、さらに加熱により前記整合層材料を十分硬化することで、前記整合層と前記圧電素子を一体化させることを特徴とする、請求項2に記載の超音波センサ。
  4. 前記ケースは、円筒形また方形を用いるが、これに限定されないことを特徴とする、請求項1に記載の超音波センサ。
  5. 前記硬化後のフレキシブル接着剤のショア硬度は、A15〜A40の範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の超音波センサ。
  6. 前記フレキシブル接着剤は、UV接着剤、シリカゲル、またはエポキシ接着剤のうちの1つであることを特徴とする、請求項1に記載の超音波センサ。


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