JP3229321B2 - 改良された風味保持性及び透明性を有するポリエステル/ポリアミドブレンド - Google Patents

改良された風味保持性及び透明性を有するポリエステル/ポリアミドブレンド

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JP3229321B2 JP51768493A JP51768493A JP3229321B2 JP 3229321 B2 JP3229321 B2 JP 3229321B2 JP 51768493 A JP51768493 A JP 51768493A JP 51768493 A JP51768493 A JP 51768493A JP 3229321 B2 JP3229321 B2 JP 3229321B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、優れた気体遮断性及び改良された風味(又
はフレーバー)保持性、並びに透明性を有するポリエス
テル/ポリアミドブレンドに関する。更に詳しくは、本
発明は、ポリエステル中に含まれるアセトアルデヒドの
濃度を減少させることによって、曇りを生じずに食品な
どの貯蔵性並びに風味保持性及び芳香保持性が非常に改
良された、優れた気体遮断性を有するポリエチレンテレ
フタレート/低分子量ポリアミドブレンドに関する。
発明の背景 ポリエチレンテレフタレート(PET)は、二次成形適
性及び耐クリープ性のような機械的性質が優れているの
で、軽量プラスチック成形品の製造に広く使用されてい
る。しかしながら、成形又は押出プロセスの間に、ポリ
エステルの熱分解によってアセトアルデヒドが形成さ
れ、ポリエステルを二次成形して成形品とする際に成形
品の壁面中のアルデヒドが成形品内容物中に移行(又は
泳動)する。少量のアセトアルデヒドは食品及び飲料の
風味保持性並びに食品、飲料、化粧品及び他の容器内容
物の芳香保持性に悪影響を与える。このために、アセト
アルデヒドの容器内容物への移行を最小にすることが望
ましい。
気体遮断性が優れた熱可塑性ポリエステルが提案され
ている。例えば、米国特許第4,398,017号は、酸成分と
してテレフタル酸及びイソフタル酸を含み且つジオール
成分としてエチレングリコール及びビス(2−ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼンを含むコポリエステルを開示して
いる。しかしながら、このような気体遮断性ポリエステ
ルを容器の構成材料として使用する場合には、酸素及び
二酸化炭素のような気体の透過は制御されるが、食品又
は飲料へのアセトアルデヒドの移行は制御されず、従っ
て、内容物の風味及び芳香が影響を受ける。
ポリエチレンテレフタレート樹脂の気体遮断性を増大
させるためにポリアミドを使用することは、米国特許第
4,837,155号、第4,052,481号及び第4,501,781号に開示
されている。
米国特許第4,837,115号は、ポリエチレンテレフタレ
ートと、ポリエステル中に含まれる残留アセトアルデヒ
ドを減少させるように作用する高分子量ポリアミドを含
む熱可塑性組成物を開示している。米国特許第4,837,11
5号は、ポリアミドがフィルム形成能を有する場合に
は、その分子量は決定的ではないと述べている。従っ
て、このようなポリアミドはフィルムを形成するのに充
分に高い分子量を有する必要がある。フィルムを形成す
るためには少なくとも12,000の分子量を有するポリアミ
ドが必要であることは公知である。
米国特許第4,052,481号は、芳香族コポリエステル、
ポリアミド及びポリアルキレンフェニレンエステル又は
ポリアルキレンフェニレンエステルエーテルを含む樹脂
組成物を開示している。芳香族コポリエステルはテレフ
タル酸、イソフタル酸及びビスフェノールを含む。
米国特許第4,501,781号、対応するヨーロッパ特許021
2339及び0092979号は、ポリエチレンテレフタレート樹
脂70〜95重量%及びキシレン基含有ポリアミド樹脂5〜
30重量%を含む混合物を開示している。米国特許第4,50
1,781号はアセトアルデヒドには触れていないが、高い
気体遮断性を有する容器を形成するためには樹脂混合物
材料がPETに対してできる限り30重量%に近いキシリレ
ン基含有ポリアミド樹脂を含むべきであると述べてい
る。更に、その特許は、PETに対して5〜10重量%のキ
シリレン基含有ポリアミド樹脂を使用すると、高い気体
遮断性を有さない容器が製造されるであろうと述べてい
る。
高分子量ポリアミドはポリエステルに対して曇りを与
えずに残留アセトアルデヒドを充分に減少させることは
ないので、前記特許は不十分である。このような特許に
少量の高分子量ポリアミドを使用する場合には、許容さ
れ得るレベルの曇りを達成し得るが、残留アセトアミド
は極めて多い。他方、比較的多量の高分子量ポリアミド
を使用する場合には、残留アセトアルデヒドは減少し得
るが、曇りが犠牲になる。
これに対して、本発明者は意外にも、15,000未満の数
平均分子量を有する低分子量の部分芳香族ポリアミド及
び7,000未満の数平均分子量を有する低分子量の脂肪族
ポリアミドからなる群から選ばれたポリアミドが、臨界
量で使用された場合に、ポリエチレンテレフタレートを
基材とするポリエステル中の残留アセトアルデヒドの減
少に、高分子量ポリアミドよりも有効であることを見出
した。更に、PETの0.05〜2.0重量%の臨界量で使用され
る本発明の低分子量ポリアミドは曇りを生じない。従っ
て、本発明は、曇りを犠牲にする場合にのみ低残量アセ
トアルデヒドが達成できた二律背反性を克服した。
発明の要約 従って、本発明の目的は、ポリエチレンテレフタレー
トを基材とするポリエステル中に含まれる残留アセトア
ルデヒドを減少させ且つ、このポリエステルから形成さ
れた容器中における内容物の風味保持性及び芳香保持性
を改良することにある。
本発明の別の目的は、優れた透明性を示すポリエステ
ル/ポリアミドブレンド及び該ブレンドの製造方法を提
供することにある。
本発明の更に別の目的は、耐衝撃性、耐応力亀裂性及
び耐熱性のような優れた機械的性質を示し、且つその成
形時に優れた溶融流動性を示すポリエステル/ポリアミ
ドブレンドを提供すること、並びに該ブレンドの製造方
法を提供することにある。
これらの及び他の目的は、 (A)(1)少なくとも85モル%のテレフタル酸からの
反復単位を含んでなるジカルボン酸成分;及び (2)少なくとも85モル%のエチレングリコールから
の反復単位を含むジオール成分(ジカルボン酸100モル
%及びジオール100モル%基準) を含んでなるポリエステル98.0〜99.95重量%;並びに (B)15,000未満の数平均分子量を有する低分子量の部
分芳香族ポリアミド、7,000未満の数平均分子量を有す
る低分子量の脂肪族ポリアミド、及びそれらの組合せか
らなる群から選ばれたポリアミド2.0〜0.05重量%
((A)及び(B)の総重量は100%である)を含んで
なる、改良された風味保持性を有する半結晶質ポリエス
テル組成物によって達成される。
発明の説明 本発明のポリエステル、成分(A)は、ポリエチレン
テレフタレート(PET)樹脂である。PETのコポリエステ
ルもまた、使用できる。ポリエチレンテレフタレート樹
脂はジカルボン酸100モル%及びジオール100モル%基準
で、少なくとも85モル%のテレフタル酸及び少なくとも
85モル%のエチレングリコールからの反復単位を含む。
ポリエステルのジカルボン酸成分は、場合によって
は、テレフタル酸以外の1種又はそれ以上の種々のジカ
ルボン酸又はジメチルテレフタレートのような適当な合
成相当物15モル%以下で改質されていてもよい。このよ
うな追加のジカルボン酸としては、炭素数が好ましくは
8〜14の芳香族ジカルボン酸、炭素数が好ましくは4〜
12の脂肪族シカルボン酸、又は炭素数が好ましくは8〜
12の脂環式ジカルボン酸が挙げられる。テレフタル酸と
共に含ませることができるジカルボン酸の例は以下の通
りである:フタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6
−ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロ
ヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン酸、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸など。ポリエステルは2種又はそれ以上の前記
ジカルボン酸から製造できる。
用語「ジカルボン酸」にはこれらの酸の対応する酸無
水物、エステル、及び酸塩化物の使用を含むものとす
る。
更に、ポリエステル、成分(A)は場合によっては、
15モル%以下の、エチレングリコール以外の1種又はそ
れ以上の種々のジオールで改質されていてもよい。この
ような追加のジオールとしては、炭素数が好ましくは6
〜20の脂環式ジオール又は炭素数が好ましくは3〜20の
脂肪族ジオールが挙げられる。エチレングリコールと共
に含ませることができるこのようなグリコールの例は以
下の通りである:ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、プロ
パン−1,−ジオール、ブタン−1,4−ジオール、ペンタ
ン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、3−メ
チルペンタンジオール−(2,4)、2−メチルペンタン
ジオール−(1,4)、2,2,4−トリメチルペンタン−ジオ
ール−(1,3)、2−エチルヘキサンジオール−(1,
3)、2,2−ジエチルプロパン−ジオール−(1,3)、ヘ
キサンジオール−(1,3)、1,4−ジ−(ヒドロキシエト
キシ)−ベンゼン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−プロパン、2,4−ジヒドロキシ−1,1,3,3
−テトラメチル−シクロブタン、2,2−ビス−(3−ヒ
ドロキシエトキシフェニル)−プロパン及び2,2−ビス
−(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロパン。
ポリエステルは2種又はそれ以上の前記ジオールから製
造できる。
ポリエチレンテレフタレート樹脂はまた、少量の三官
能価又は四官能価コモノマー、例えば、トリメリット酸
無水物、トリメチロールプロパン、ピロメリット酸二無
水物、ペンタエリトリトール及び一般に当業界で知られ
た他のポリエステル形成性多酸又はポリオールを含むこ
とができる。
本発明のブレンドを熱成形、結晶化PET成形品の製造
に使用する場合には、実質的にジメチルテレフタレート
及びエチレングリコールのみからなるポリエステルが好
ましい。
本発明の、ポリエチレンテレフタレートを基材とする
ポリエステルは公知の常用の重縮合法によって製造でき
る。このような方法としては、1種又はそれ以上のジカ
ルボン酸と1種又はそれ以上のジオールとの直接縮合又
はジアルキルジカルボキシレートを用いたエステル交換
によるものが挙げられる。例えば、ジメチルテレフタレ
ートのようなジアルキルテレフタレートは触媒の存在下
において高温で1種又はそれ以上のジオールによってエ
ステル交換される。ポリエステルはまた、固相重合法に
供することもできる。
本発明の第2の成分は、15,000未満の数平均分子量を
有する低分子量の部分芳香族ポリアミド及び7,000未満
の数平均分子量を有する低分子量の脂肪族ポリアミドか
らなる群から選ばれたポリアミドである。このようなポ
リアミドの組合せも、本発明の範囲内に含まれる。「部
分芳香族ポリアミド」とは、部分芳香族ポリアミドのア
ミド結合が少なくとも1個の芳香環及び非芳香族のもの
を含むことを意味する。部分芳香族ポリアミドはI.V.が
0.8dL/g未満である。好ましくは、部分芳香族ポリアミ
ドのI.V.は0.7dL/g未満であり、数平均分子量は12,000
未満である。脂肪族ポリアミドはI.V.が1.1dL/g未満で
ある。好ましくは、脂肪族ポリアミドのI.V.は0.8dL/g
未満であり、数平均分子量は6,000未満である。
本発明の組成物又は成形品は2重量%以下、好ましく
は1重量%未満の低分子量ポリアミドを含むことができ
る。ポリエステルの重量基準で2重量%より多いポリア
ミドを使用すると不所望のレベルの曇り及び色が生じる
ことが測定された。
イソフタル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカル
ボン酸、m−もしくはp−キシリレンジアミン、1,3−
もしくは1,4−シクロヘキサン(ビス)メチルアミン、
炭素数6〜12の脂肪族二酸、炭素数6〜12の脂肪族アミ
ノ酸もしくはラクタム、炭素数4〜12の脂肪族ジアミ
ン、並びに他の一般に公知のポリアミド形成性二酸及び
ジアミンから形成された低分子量ポリアミドも使用でき
る。低分子量ポリアミドはまた、少量の三官能価又は四
官能価コモノマー、例えば、トリメリット酸無水物、ピ
ロメリット酸二無水物、又は公知の他のポリアミド形成
性多酸及びポリアミンも含むことができる。
好ましい低分子量の部分芳香族ポリアミドとしては以
下のものが挙げられる:ポリ(m−キシリレンアジパミ
ド)、ポリ(ヘキサメチレンイソフタルアミド)、ポリ
(ヘキサメチレンアジパミド−コ−イソフタルアミ
ド)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド−コ−テレフタ
ルアミド)、及びポリ(ヘキサメチレンイソフタルアミ
ド−コ−テレフタルアミド)。最も好ましい低分子量の
部分芳香族ポリアミドは、数平均分子量が4,000〜7,000
及びインヘレント粘度が0.3〜0.6dL/gのポリ(m−キシ
リレンアジパミド)である。好ましい低分子量の脂肪族
ポリアミドとしては、ポリ(ヘキサメチレンアジパミ
ド)及びポリ(カプロラクタム)が挙げられる。最も好
ましい低分子量の脂肪族ポリアミドは、数平均分子量が
3,000〜6,000及びインヘレント粘度が0.4〜0.9dL/gのポ
リ(ヘキサメチレンアジパミド)である。
ポリエステル、成分(A)と共に使用する、本発明の
低分子量の脂肪族及び部分芳香族ポリアミドは、このよ
うなブレンドから成形される成形品中のアセトアルデヒ
ド濃度を均一に減少させる。しかしながら、透明性及び
分散性が決定的である場合には、低分子量の部分芳香族
ポリアミドは脂肪族ポリアミドよりも好ましい。
低分子量ポリアミドは一般に、その場において又は別
の工程において製造できる二酸−ジアミンのコンプレッ
クスからの溶融相重合によって製造される。いずれの方
法においても、二酸及びジアミンが出発原料として使用
される。あるいは、二酸のエステル型、好ましくはジメ
チルエステルも使用できる。エステルを使用する場合に
は、エステルがアミドに転化されるまで、反応は比較的
低温において、一般に、80〜120℃において実施しなけ
ればならない。次いで、混合物は重合温度まで加熱され
る。ポリカプロラクタムの場合には、カプロラクタム又
は6−アミノカプロン酸が出発原料として使用でき、重
合は、ナイロン6/66コポリマーを生成するアジピン酸/
ヘキサメチレンジアミン塩の添加によって触媒され得
る。二酸−ジアミンコンプレックスを使用する場合に
は、混合物は溶融するまで加熱し、平衡に達するまで攪
拌される。
分子量は二酸−ジアミン比によって制御される。過剰
のジアミンは、アセトアルデヒドとの反応に使用できる
比較的高濃度の末端アミノ基を生成する。二酸−ジアミ
ンコンプレックスが別の工程で製造される場合には、過
剰のジアミンは重合前に添加される。重合は大気圧又は
高圧のいずれにおいても実施できる。
本発明のポリエステル/ポリアミドブレンドの製造方
法は、ポリエステル及び低分子量ポリアミドを各々、前
述の方法によって製造することを含む。ポリエステル及
びポリアミドは乾燥空気又は乾燥窒素の雰囲気におい
て、又は減圧下で乾燥される。ポリエステル及びポリア
ミドは混合されてから、例えば、一軸又は二軸スクリュ
ー押出機中で溶融配合される。溶融温度は少なくともポ
リエステルの融点と同じ温度でなければならず、代表的
には260〜310℃である。好ましくは、溶融配合温度は前
記範囲内でできるだけ低く保たれる。溶融配合の完了
後、押出物はストランドの形態で取り出され、切断のよ
うな通常の方法によって回収される。溶融配合の代わり
に、ポリエステル及びポリアミドがドライブレンドさ
れ、そしてプラスチック成形品に加熱成形又は圧押成形
されることもできる。
ポリアミドはポリエステル製造の後半の段階で添加さ
れることができる。例えば、ポリアミドは、重縮合反応
器から取り出された時に、ペレット化される前に溶融ポ
リエステルとブレンドされることができる。しかしなが
ら、この方法は、ポリエステル/ポリアミドブレンドが
固相重合に供される場合には、長時間、高温において不
所望の色及び/又は曇りが発生し得るので、望ましくな
い。ポリアミドはまた、透明性が決定的ではない場合
に、例えば、結晶化熱成形品の場合にはポリオレフィン
を基材とする成核剤濃縮物の一部として添加されること
ができる。
本発明のブレンドは、押出又は射出成形による全ての
型の成形品の製造に優れた出発原料として役立つ。具体
的な用途としては、熱成形又は射出成形トレイ、蓋及び
カップ;射出延伸ブロー成形ボトル、フィルム及びシー
ト;押出ブロー成形ボトル及び多層成形品のような種々
の包装への用途が挙げられる。包装材料内容物の例とし
ては食品、飲料及び化粧品が挙げられるが、それらに限
定されない。
ブレンドの性能特性を向上させるために、本発明の組
成物に多くの他の成分が添加されることができる。例え
ば、結晶化助剤、耐衝撃性改良剤、離型剤、嵌め外し
剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属不活性化
剤、着色剤、例えば、二酸化チタン及びカーボンブラッ
ク、成核剤、例えば、ポリエチレン及びポリプロピレ
ン、ホスフェート安定剤、充填剤などを本発明の組成物
に含ませることができる。これらの添加剤の全て及びそ
れらの使用は当業界で公知であり、詳しい解説を必要と
しない。従って、言及するのは限られた数であるが、本
発明の目的の達成を妨げない限りにおいて、これらの化
合物を全て使用できることを理解されたい。
無色透明の樹脂が望ましい用途においては、加工の間
に発生するかすかな黄色い色は青色染色の添加によって
消させることができる。着色剤は重合の間にはブレンド
のいずれかの成分に、又は配合の間にはブレンドに直接
添加され得る。ブレンドの間に添加される場合には、着
色剤は純粋な形態で添加されることもできるし、濃縮物
として添加されることもできる。着色剤の量は、その吸
光係数及びその用途に望ましい色に依存する。好ましい
着色剤は、1−シアノ−6−(4−(2−ヒドロキシエ
チル)アニリノ)−3−メチル−3H−ジベンゾ(F,I,
J)−イソキノリン−2,7−ジオンであり、2〜15ppmの
量で使用される。
望ましい添加剤としては更に、耐衝撃性改質剤及び酸
化防止剤が挙げられる。当業界で公知であって、本発明
において有用な、代表的な市販の耐衝撃性改良剤の例と
しては、エチレン/プロピレンターポリマー、スチレン
基材ブロックコポリマー及び種々のアクリル樹脂コア/
シェル型耐衝撃性改良剤が挙げられる。耐衝撃性改良剤
は全組成物の0.1〜25重量%の常用量で、好ましくは0.1
〜10重量%の量で使用され得る。本発明において有用
な、代表的な市販の酸化防止剤の例としては、ヒンダー
ドフェノール、ホスファイト、ジホスファイト、ポリホ
スファイト、及びそれらの混合物が挙げられるが、それ
らに限定されない。芳香族及び脂肪族ホスファイト化合
物の組合せもまた、挙げることができる。
本明細書中に示した結果に関して使用した材料及び試
験方法は以下の通りである: ポリエステルAは、本質的に、I.V.が0.76のポリエチ
レンテレフタレートのホモポリマーである。
ポリエステルBは、本質的に、I.V.が0.90のポリエチ
レンテレフタレートのホモポリマーである。
ポリエステルCは、テレフタル酸100モル%、エチレ
ングリコール98〜99もる%及び1,4−シクロヘキサンジ
メタノール1〜2モル%からなる、I.V.が0.76のコポリ
エステルである。
なお、これらのポリエステルA,B,Cはそれぞれ以下の
市販品(いずれもEastman Chemical Co.より市販)を用
いた。
ポリエステルA:Eastapak Polymer 7352 ポリエステルB:Eastapak Versatray Plastic 12822 ポリエステルC:Eastapak Polymer 9921W アセトアルデヒドの発生(AA Gen)は、以下の方法に
よって測定した。180℃において30分間結晶化後、ペレ
ット化したポリエステルを真空オーブン中で、120℃に
おいて一晩中、乾燥させた。Tinius−Olsenメルトイン
デックサーにポリエステル5gを装填し、5分間、試験温
度に保持した。溶融ポリエステルを水中に押し出し、粉
砕まで−40℃の温度で貯蔵した。サンプルを20メッシュ
又はそれより細かく粉砕し、0.5gをサンプル管に入れ
て、それを直ちにシールした。パーキンエルマー自動熱
脱着(Perkin Elmer Automatic Thermal Desorption)A
TD−50を注入システムとするヒューレット−パッカード
(Hewlett−Packard)5890ガスクロマトグラフを用い
て、動的ヘッドスペースのガスクロマトグラフィー分析
によってサンプルを分析した。サンプルを150℃におい
て10分間加熱することによってアセトアルデヒドが脱着
された。ガスクロマトグラフィーカラムは30m×0.53mm
(内径)であった。
押出後のアセトアルデヒド濃度は、ペレット又はシー
ト20メッシュ又はそれより細かく粉砕し、そしてアセト
アルデヒド発生に関して記載したのと同一のガスクロマ
トグラフィー法によってアセトアルデヒド濃度を測定す
ることによって測定した。
色は、ASTM D2244に従ってハンターカラー(Hunter C
olor)Lab計測器を用いて測定した。色の測定はRd、a
及びbとして報告する。
曇りは、ASTM D1003によって測定した。3.0%より大
きい曇り価は目に見える曇りを示す。
ボトル中のヘッドスペースアセトアルデヒド濃度(HS
AA)をガスクロマトグラフィーによって測定した。ボト
ルは、吹き込み後直ちに窒素ガスをパージすることによ
って製造し、そしてシールした。次いで、ボトルは、20
〜23℃及び相対湿度50%において24時間貯蔵してから試
験した。
インヘレント粘度(I.V.)は、フェノール60重量%及
びテトラクロロエタン40重量%からなる溶媒100ml当り
ポリマー0.50gを用いて、25℃において測定した。
ポリアミドの数平均分子量を、ヘキサフルオロイソプ
ロパノールを用いて沸点法によって測定した。
末端カルボキシル基濃度は、電位差滴定によって測定
した。ポリアミド1gをベンジルアルコール50ml中に入
れ、溶解するまで加熱した。滴定剤はイソプロパノール
中0.01N水酸化カリウムであった。
末端アミノ基濃度は、電位差滴定によって測定した。
ポリアミド1gを25℃においてm−クレゾール90ml中に溶
解させた。滴定剤は、2:1の比のイソプロパノール/プ
ロピレングリコール中0.01N過塩素酸であった。滴定剤
は水中70%過塩素酸から製造した。
本発明を更に、以下の例を考慮することによって説明
するが、以下の例は本発明の代表例である。例中の全て
の部及び百分率は特に断わらない限り、重量に基づく。
例1 ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸5.19kg、ヘキサメチレンジアミンの70%水
溶液6.18kg及び水3.64kgを含む混合物を調製した。混合
物を窒素雰囲気下の反応器中に入れ、30分間、攪拌し、
次いで、150℃に加熱し、60分間保持した。反応器を75p
si(517.13kPa)に加圧し、次いで、275℃に加熱し、12
0分間保持した。ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を
水中に押し出し、粉砕し、そして乾燥させた。ポリ(ヘ
キサメチレンアジパミド)の数平均分子量及びI.V.を測
定すると、各々、3,600及び0.61dL/gであった。末端ア
ミノ基濃度は0.16mmol/gであり、末端カルボキシル基濃
度は0.13mmol/gであった。
ポリエステルAと共にポリ(ヘキサメチレンアジパミ
ド)25重量%を含むブレンドを以下の方法で調製した。
ポリアミドをコンエア(ConAir)乾燥機中で120℃に
おいて16時間乾燥させた。ポリエステルAをコンエア乾
燥機中で120℃において16時間乾燥させた。ポリアミド
3.97kg及びポリエステルA11.92kgをドライブレンドし、
中程度のスクリューが装着された1.25インチ(3.175c
m)スターリング(Sterling)一軸スクリュー押出機を
用いて277℃の溶融温度において押出及びペレット過し
た。押出機上の帯域(ゾーン)1〜5に関する温度設定
は各々、250、260、270、270及び265℃であった。
ポリエチレン成核剤3.0重量%と共に前記ブレンドを
2.0及び4.0重量%含むポリエステルBからシートを押し
出した。ポリエステルBを150℃において4時間乾燥さ
せた。ポリアミド濃縮物をポリエステルBとドライブレ
ンドし、助剤供給系を用いて成核剤を添加した。押出機
は、直径12インチ(30.48cm)のロールを有するウェレ
ックス(Welex)3−ロールスタック引き取り装置を用
いる、100HPエディ電流駆動装置(Eddy current driv
e)を有する3.5インチ(8.89cm)24:1プロデックス(Pr
odex)押出機であった。スクリューはミキサーを有さな
い効率のよい型であった。押出条件は以下の通りであっ
た:シリンダー帯域1〜5の温度:325、320、305、295
及び295℃;ゲートとヘッド:280℃;アダプター:280
℃;ダイ帯域1〜5の温度:280、260、260、260及び260
℃;スクリュー速度:35rpm;ロール温度(上部/中央部
/底部):50/60/70℃。シートの厚さは30milであった。
これらのブレンドから発生したアセトアルデヒドを表I
に要約する。
例2 ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を例1に従って製
造し、以下の方法を用いてポリエステルBとブレンドし
た。
ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を微粉砕し、次い
で、真空オーブン中で120℃において48時間乾燥させ
た。ポリエステルBをコンエア乾燥機中で150℃におい
て16時間乾燥させた。ポリアミド粉末を表Iに挙げたよ
うな濃度でポリエステルBペレットとドライブレンドし
た。ブレンドを、混合スクリューを装着した3/4インチ
(1.91cm)のブラベンダー押出機を用いて285℃のダイ
温度において押出及びペレット化した。これらのブレン
ドから発生したアセトアルデヒドを表Iに要約する。
例3 ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を以下の方法によ
って製造した。
アジピン酸5.05kg、ヘキサメチレンジアミンの70%水
溶液6.31kg及び水3.64kgを含む混合物を調製した。混合
物を例1と同様にして反応させ、そして押し出した。ポ
リ(ヘキサメチレンアジパミド)の数平均分子量及びI.
V.を測定すると各々、2,500及び0.43dL/gであった。末
端アミノ基濃度は0.28mmol/gであり、末端カルボキシル
基濃度は0.13mmol/gであった。
前記方法に従って製造したポリ(ヘキサメチレンアジ
パミド)を使用して、例2と同様な方法を用いてポリエ
ステルBとのブレンドを調製した。これらのブレンドか
ら発生したアセトアルデヒドを表Iに要約する。
例4 ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を以下の方法によ
って製造した。
アジピン酸4.93kg、ヘキサメチレンジアミンの70%水
溶液6.44kg及び水3.64kgを含む混合物を調製した。混合
物を例1と同様にして反応させ、そして押し出した。ポ
リ(ヘキサメチレンアジパミド)の数平均分子量及びI.
V.を測定すると各々、2,300及び0.31dL/gであった。
前記方法に従って調製したポリ(ヘキサメチレンアジ
パミド)を使用して、例2と同様な方法を用いてポリエ
ステルBとのブレンドを調製した。これらのブレンドか
ら発生したアセトアルデヒドを表Iに要約する。
例5 ポリエステルA中に、I.V.1.2dL/g及び数平均分子量2
0,000を有する商品グレードのポリ(ヘキサメチレンア
ジパミド)25重量%を含むブレンドを、例1に記載した
方法に従って調製した。
例1の方法に従って前記ブレンドを含むポリエステル
Bからシートを押し出した。これらのブレンドから発生
したアセトアルデヒドを表Iに要約する。
例6 I.V.が1.2dL/g及び数平均分子量20,000の商品グレー
ドのポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を使用して、例
2に記載した方法に従ってポリエステルBとのブレンド
を調製した。これらのブレンドから発生したアセトアル
デヒドを表Iに要約する。
表Iの結果は、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を
含むポリエチレンテレフタレート型のブレンドがアセト
アルデヒド濃度を減少させることを明白に示す。更に、
結果は、本発明の低分子量ポリ(ヘキサメチレンアジパ
ミド)ポリアミドが、インヘレント粘度によって決定さ
れるように、臨界量で使用された時に、例5及び6にお
いて使用される高分子量ポリアミドよりも、このような
ポリエステル中のアセトアルデヒド濃度の減少において
有用であることを示す。更に、例2、3及び4は、ポリ
アミドの分子量とアセトアルデヒド濃度の減少における
その有効性とが逆の関係にあることを示す。
例7 ポリ(カプロラクタム)、ナイロン−6を以下の方法
によって製造した。
アミノカプロン酸131.0g及び水60.0gを含む混合物を
調製した。混合物を窒素雰囲気下の重合反応器中に入
れ、そして還流するまで加熱しながら30分間、攪拌し
た。水を蒸留して除き、混合物を275℃に加熱し、30分
間保持した。この混合物を275℃において20分間攪拌し
た。ポリカプロラクタムはI.V.が0.47dL/g及び数平均分
子量5,000であった。反応の最終工程を30分に増やす
と、I.V.が0.63dL/gのポリ(カプロラクタム)が生成さ
れた。
前記方法に従って製造したポリ(カプロラクタム)を
用いて、ポリエステルBとブレンドを調製した。ポリア
ミドを微粉砕し、次いで、真空オーブン中で120℃で48
時間乾燥させた。ポリエステルBをコンエア乾燥機中で
150℃において16時間乾燥させた。ポリアミド粉末を0.5
重量%の濃度でポリエステルBペレットとドライブレン
ドした。このブレンドを、混合スクリューが装着された
3/4インチのブラベンダー押出機を用いて285℃のダイ温
度において押出及びペレット化した。ブレンドから発生
したアセトアルデヒドを表IIに要約する。
例8 I.V.1.3dL/g及び数平均分子量6,000を有する商品グレ
ードのポリ(カプロラクタム)を用いて、例7に記載し
た方法に従って、ポリエステルBとのブレンドを調製し
た。これらのブレンドから発生したアセトアルデヒドを
表IIに要約する。
表IIの結果は、ポリ(カプロラクタム)を含むポリエ
チレンテレフタレート型ブレンドがアセトアルデヒド濃
度を減少させたことを明白に示す。更に、この結果は、
本発明の低分子量ポリ(カプロラクタム)ポリアミド
は、インヘレント粘度によって決定されるように、臨界
量で使用された時に、例8において使用される高分子量
ポリアミドよりも、このようなポリエステル中のアセト
アルデヒド濃度の減少において有効であることを示す。
例9 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸4.32kg、m−キシリレンジアミン4.82kg、
及び水7.72kgを含む混合物を調製した。混合物を窒素雰
囲気下の重合反応器中に入れた。混合物を30分間還流す
るまで攪拌しながら加熱した。混合物を120℃に加熱
し、60分間保持すると同時に、水を蒸留して除去した。
次いで、温度を3.25時間にわたって275℃に上昇させ
た。混合物を275℃において30分間攪拌した。ポリ(m
−キシレンアジパミド)を水中に押し出し、粉砕し、そ
して乾燥させた。ポリ(m−キシリレンアジパミド)の
数平均分子量及びI.V.を測定すると各々、2,300及び0.2
7dL/gであった。
前記方法に従って調製したポリ(m−キシリレンアジ
パミド)を、ポリエステルA中にポリアミド25重量%を
含む濃縮物を調製するのに使用した。ポリアミドを微粉
砕し、次いで、真空オーブン中で120℃で16時間乾燥さ
せた。ポリエステルAをコンエア乾燥機中で150℃にお
いて16時間乾燥させた。ポリアミド粉末を0.5重量%及
び1.0重量%の濃度でポリエステルAペレットとドライ
ブレンドした。ブレンドを、1.25インチ(3.175cm)の
キリオン(Killion)一軸スクリュー押出機を用いて260
〜275℃のダイ温度において押出及びペレット化した。
ポリエチレン成核剤3.0重量%と共に前記ブレンドを
2.0及び4.0重量%含むポリエステルBからシートを押し
出した。ポリエステルBを150℃において4時間乾燥さ
せた。ポリアミド濃縮物をポリエステルBとドライブレ
ンドし、助剤供給系を用いて成核剤を添加した。押出機
は、直径12インチ(30.48cm)のロールを有するウェレ
ックス(Welex)3−ロールスタック引き取り装置を用
いる、100HPエディ(Eddy)電流駆動装置を有する3.5イ
ンチ(8.89cm)24:1プロデックス(Prodex)押出機であ
った。スクリューはミキサーを有さない効率のよい型で
あった。押出条件は以下の通りであった:シリンダー帯
域1〜5の温度:各々、310、315、300、290及び290
℃;ゲートとヘッド:265℃;アダプター:265℃;ダイ帯
域1〜5の温度:275、270、270、270及び270℃;ポリア
ミド濃度0、2及び4重量%におけるスクリュー速度:
各々、31、32及び35rpm;上部、中央部及び底部における
ロール温度:各々、55、60及び66℃。シートの厚さは30
mil(0.763mm)であった。
熱金型/冷金型機能の付いた24インチ(60.96cm)の
リレ(Lyle)連続巻き取り供給熱成形機を用いて熱成形
した。熱成形条件は以下の通りである:ヒーター帯域1
〜8の温度:各々、415、オフ、350、260、260、260、3
50℃及びオフ;熱金型:205℃;冷金型:77℃;0、2及び
4重量%のポリアミド濃縮物のサイクル時間:各々、3.
95、3.90及び4.10秒。
この方法によって製造された熱成形PETトレイは、ポ
リアミド0.5重量%に関して0.5ppmのアセトアルデヒド
を含み、1.0重量%のポリアミドに関しては0.2ppmのア
セトアルデヒドを含み、ポリアミドがない場合にはアセ
トアルデヒドを12.2ppm含んでいた。このように、臨界
量で使用された、本発明の低分子量ポリアミドは、熱成
形、結晶化PETトレイ中のアセトアルデヒド濃度を60倍
も減少させた。
例10 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸43.8g、m−キシリレンジアミン53.0g(30
%モル過剰)及び水50.0gを含む混合物を調製した。混
合物を窒素雰囲気下の500mLフラスコ中に入れた。混合
物を20〜30分間、還流するまで攪拌しながら加熱した。
水を蒸留して除去し、温度を30分間にわたって275℃に
上昇させた。混合物を275℃において30分間攪拌した。
この方法で生成したポリ(m−キシリレンアジパミド)
はI.V.が0.20dL/gであった。
前述のようにして製造したポリ(m−キシリレンアジ
パミド)と、ポリエステルCとのブレンドを以下の方法
で製造した。
ポリアミドを微粉砕し、次いで、真空オーブン中で12
0℃で48時間乾燥させた。ポリエステルCをコンエア乾
燥機中で150℃において16時間乾燥させた。ポリアミド
粉末を0.1、0.3乃至及び0.5重量%の濃度でポリエステ
ルCペレットとドライブレンドした。ブレンドを、混合
スクリューが装着された3/4インチ(1.91cm)のブラベ
ンダー押出機を用いて270℃のダイ温度において押出及
びペレット化した。ブレンドから発生したアセトアルデ
ヒドを表III及びVIに要約する。
以下の方法によってボルトを調製した。ポリエチレン
テレフタレート1990g中の前述のように製造したポリ
(m−キシリレンアジパミド)10gをポリエステルCと
ドライブレンドした。単一キャビティの予備成形金型を
装着したシンシナティ ミラクロン(Cincinnati Milac
ron)モデルPC−3成形機を用いて溶融温度275℃におい
てボトル予備成形品を射出成形した。この予備成形品を
1/2−リットルのボトルに再加熱ブロー成形した。ボル
トのヘッドスペース、側面曇り価及びこれらのブレンド
から発生したアセトアルデヒドを表VIに要約する。
例11 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸43.80g、m−キシリレンジアミン48.96g
(20%モル過剰)及び水50gを含む混合物を調製した。
混合物は例10に記載した方法に従って、調製し、そして
重合させた。ポリ(m−キシリレンアジパミド)はI.V.
が0.26dL/g及び数平均分子量3,500であった。
ポリ(m−キシリレンアジパミド)とポリエステルC
とのブレンドを例10と同様にして調製した。これらのブ
レントから発生したアセトアルデヒドを表IIIに要約す
る。
例12 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸43.80g、m−キシリレンジアミン43.86g
(7.5%モル過剰)及び水50gを含む混合物を調製した。
この混合物は、例10に記載した方法に従って、調製し、
そして重合させた。ポリ(m−キシリレンアジパミド)
はI.V.が0.44dL/g及び数平均分子量5,000であった。
ポリ(m−キシリレンアジパミド)とポリエステルC
とのブレンドを例10と同様にして調製した。これらのブ
レンドから発生したアセトアルデヒドを表III及びVIに
要約する。
ボトルを例10と同様にして調製した。ボルトのヘッド
スペース、側面曇り価及びこれらのブレンドから発生し
たアセトアルデヒドを表VIに要約する。
例13 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸43.80g、m−キシリレンジアミン42.84g
(5%モル過剰)及び水50.0gを含む混合物を窒素雰囲
気下の500mlフラスコ中に入れた。混合物は、例10に記
載した方法に従って調製し、そして重合させた。ポリ
(m−キシリレンアジパミド)は、I.V.が0.53dL/g及び
数平均分子量が7,030であった。末端アミノ基濃度は0.1
3mmol/gであった。末端カルボキシル基濃度は0.035mmol
/gであった。
ポリ(m−キシリレンアジパミド)とポリエステルC
とのブレンドを例10と同様にして調製した。これらのブ
レンドから発生したアセトアルデヒドを表IIIに要約す
る。
例14 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸43.80g、m−キシリレンジアミン41.82g
(2.5%モル過剰)及び水50gを含む混合物を窒素雰囲気
下の500mlフラスコ中に入れた。混合物は例10に記載し
た方法に従って調製し、そして重合させた。ポリ(m−
キシリレンアジパミド)はI.V.が0.70dL/g及び数平均分
子量が10,500であった。末端アミノ基濃度は0.049mmol/
gであった。末端カルボキシル基濃度は0.039mmol/gであ
った。
ポリ(m−キシリレンアジパミド)ポリエステルCと
のブレンドを例10と同様にして調製した。これらのブレ
ンドから発生したアセトアルデヒドを表IIIに要約す
る。
例15 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸51.10g、m−キシリレンジアミン48.79g及
び水60.0gを含む混合物を調製した。混合物は、例10に
記載した方法に従って調製し、そして重合させた。ポリ
(m−キシリレンアジパミド)はI.V.が1.0dL/g及び数
平均分子量22,000であった。
ポリ(m−キシリレンアジパミド)とポリエステルC
とのブレンドを例10と同様にして調製した。これらのブ
レンドから発生したアセトアルデヒドを表III及びVIに
要約する。
ボトルを例10と同様にして調製した。ボトルのヘッド
スペース、側面曇り価及びこれらのブレンドから発生し
たアセトアルデヒドを表VIに要約する。
表IIIの結果は、ポリ(m−キシリレンアジパミド)
を含むポリエチレンテレフタレート型ブレンドがアセト
アルデヒド濃度を減少させることを明白に示す。更に、
これらの結果は、臨界量で使用した、本発明の低分子量
ポリ(m−キシリレンアジパミド)ポリアミドが、例15
において使用した高分子量ポリアミドよりも、このよう
なポリエステル中のアセトアルデヒド濃度を減少させる
のに有効であることを示す。更に、例10〜14は、ポリア
ミドの分子量とアセトアルデヒドの減少におけるその有
効性の間に逆の関係があることを示す。
例16 I.V.が0.61である、例1に従って調製したポリ(ヘキ
サメチレンアジパミド)をポリエステルB、ポリエチレ
ン成核剤及びTiO2とブレンドした。ブレンドを、以下の
方法を用いてフィルムに押し出した。
ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)を微粉砕してか
ら、真空オーブン中で120℃において48時間乾燥させ
た。ポリエステルBをコンエア乾燥機中で150℃におい
て16時間乾燥させた。ポリエステルA中の50重量%ブレ
ンドとしてTiO2を加えた。TiO2ブレンドを真空オーブン
中で120℃において48時間乾燥させた。ブレンドは全
て、ポリエチレン成核剤3.3重量%を含んでいた。ポリ
アミド及びTiO2の濃度を表IVに挙げる。成分をドライブ
レンドしてから、ダイ温度が285℃のキリオン(Killio
n)1.25インチ(3.175cm)押出機を用いて30mil(0.763
mm)のフィルムに押し出した。フィルムサンプルを強制
空気炉中で180℃において30分間結晶化した。結晶化フ
ィルムに関する測色を表IVに挙げる。
混合スクリューを装着した3/4インチ(1.91cm)のブ
ラベンダー押出機を用いて、ダイ温度285℃においてド
ライブレンド成分を押出することによって、ポリエチレ
ン成核剤3.3重量%、I.V.が0.61のポリ(ヘキサメチレ
ンアジパミド)0.75重量%、及びTiO20.5重量%を含む
ポリエステルBのブレンドを調製した。成核剤を含むが
ポリアミド又はTiO2を含まないPETについてはペレット
中のアセトアルデヒドが7.7ppmであるのに比べて、この
ブレッドはペレット中のアセトアルデヒドが1.0ppmであ
った。
表IVの結果は、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)の
ようなポリアミドを含むポリエチレンテレフタレートの
乳白色が二酸化チタンの添加によって改良されることを
明白に示す。更に、二酸化チタンの添加はこのようなブ
レンドの黄色度を減少させる。
例17 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸2.69kg、m−キシリレンジアミン2.76kg
(10%モル過剰)及び水4.82kgを含む混合物を調製し
た。混合物を窒素雰囲気下の重合反応器中に入れた。混
合物を30分間還流するまで攪拌しながら加熱した。混合
物を120℃に加熱し、60分間保持すると同時に、水を蒸
留して除去した。次いで、温度を3.25時間にわたって27
5℃に上昇させた。混合物を30分間、275℃において攪拌
した。ポリ(m−キシリレンアジパミド)を水中に押し
出し、粉砕し、そして乾燥させた。ポリ(m−キシリレ
ンアジパミド)の数平均分子量及びI.V.を測定すると、
各々、6.730g/モル及び0.41dL/gであった。
前述のようにして製造したポリ(m−キシリレンアジ
パミド)と、ポリエステルCとのブレンドを以下の方法
で製造した。
ポリアミドを微粉砕し、次いで、真空オーブウン中で
120℃において48時間乾燥させた。ポリエステルCをコ
ンエア乾燥器中で150℃において16時間乾燥させた。ポ
リアミド粉末を0.5重量%の濃度でポリエステルCペレ
ットとドライブレンドした。ブレンドを、混合スクリュ
ーが装着された3/4インチ(1.91cm)のブラベンダー押
出機を用いて270℃のダイ温度において押出及びペレッ
ト化した。ブレンドから発生したアセトアルデヒドを表
VIに要約する。
以下の方法によってボトルを調製した。前述のように
製造したポリ(m−キシリレンアジパミド)0.34kgをポ
リエステルC65.58kg及び、1−シアノ−6−(4−(2
−ヒドロキシエチル)アニリノ)−3−メチル−3H−ジ
ベンゾ(F,I,J)イソキノリン−2,7−ジオン250ppmを含
む濃縮物2.18kgとドライブレンドした。ブレンドは着色
剤8ppmを含んでいた。この濃縮物は、エステル交換後、
重縮合前において、重合の間にPETのバッチに1−シア
ノ−6−(4−(2−ヒドロキシエチル)アニリノ)−
3−メチル−3H−ジベンゾ(F,I,J)イソキノリン−2,7
−ジオンを添加することによって調製した。濃縮物用の
PET基材は、標準溶融相重合法を用いてジメチルテレフ
タレート及びエチレングリコールから調製した。ポリエ
ステル樹脂を強制空気乾燥機中で乾燥させた。ボトル予
備成形品は、8個取予備成形金型を装着したハスキー
(Husky)XL225射出成形機上で二段延伸ブロー成形法を
用いて成形した。ボトル予備成形品は溶融温度275〜300
℃において成形した。予備成形品はボトルブロー成形工
程前に周囲条件において24時間貯蔵した。ボトルは、石
英ランプを用いて予備成形品を再加熱することによって
ブロー成形した。予備成形品はガラス転移温度よりもわ
ずかに高温に加熱し、加圧して、2リットルのボルト型
金型の中にブロー成形した。ボルトのヘッドスペース、
側面曇り価及びこれらのブレンドから発生したアセトア
ルデヒドを表Vに要約する。各ブレンドを8回試験し、
8個のボトルについてヘッドスペースアセトアルデヒド
残留(HSAA)に関する標準偏差を括弧内に挙げる。
表Vのデータは、本発明のポリアミドを使用すると曇
り価のレベルがわずかに増加することを示す。また、メ
ルト温度が上昇するにつれて、発生するアセトアルデヒ
ドが増加することに注目することは重要である。
例18 ポリ(m−キシリレンアジパミド)を、以下の方法に
よって製造した。
アジピン酸43.80g、m−キシリレンジアミン46.92g
(15%モル過剰)及び水50gを含む混合物を窒素雰囲気
下の500mlフラスコ中に入れた。混合物を例10に記載し
た方法に従って調製し、そして重合させた。ポリ(m−
キシリレンアジパミド)はI.V.が0.31dL/g及び数平均分
子量が3,050g/モルであった。末端アミノ基濃度は0.42m
mol/gであった。末端カルボキシル基濃度は0.011mmol/g
であった。
ポリ(m−キシリレンアジパミド)とポリエステルC
とのブレンドを例17と同様にして調製した。これらのブ
レンドから発生したアセトアルデヒドを表VIに要約す
る。
ボトルを例10と同様にして調製した。ボトルヘッドス
ペース、側面曇り価及びこれらのブレンドから発生した
アセトアルデヒドを表VIに要約する。
例19 ポリ(ヘキサメチレンイソフタルアミド)を、以下の
方法によって製造した。
イソフタル酸及びヘキサメチレンジアミンの予め形成
された塩98.7g、ヘキサメチレンジアミンの70%水溶液1
0.36g(15%モル過剰)及び水60.0gを含む混合物を窒素
雰囲気下の500mlフラスコ中に入れた。混合物を20〜30
分間還流するまで攪拌しながら加熱した。水を蒸留して
除去し、温度を30分間にわたって285℃に上昇させた。
混合物を30分間285℃において攪拌した。ポリ(ヘキサ
メチレンイソフタルアミド)を水中に押し出し、粉砕
し、そして乾燥させた。ポリ(ヘキサメチレンイソフタ
ルアミド)はI.V.が0.15dL/g及び数平均分子量1,800で
あった。
前述のようにして製造したポリ(ヘキサメチレンイソ
フタルアミド)と、ポリエステルCとのブレンドを以下
の方法で製造した。
ポリアミドを微粉砕し、次いで、真空オーブン中で12
0℃において48時間乾燥させた。ポリエステルCをコン
エア乾燥機中で150℃において16時間乾燥させた。ポリ
アミド粉末を0.5重量%の濃度でポリエステルCペレッ
トとドライブレンドした。ブレンドを、混合スクリュー
が装着された3/4インチ(1.91cm)のブラベンダー押出
機を用いて270℃のダイ温度において押出及びペレット
化した。ブレンドから発生したアセトアルデヒドを表VI
に要約する。
例10と同様にしてボトルを調製した。ボトルのヘッド
スペース、側面曇り価及びこれらのブレンドから発生し
たアセトアルデヒドを表VIに要約する。
例20 I.V.が0.85dL/g及び数平均分子量18,000の、三菱ガス
化学(株)製のMXD6ポリアミド、グレード#6001を微粉
砕し、真空オーブン中で120℃において48時間乾燥させ
た。ポリエステルCと乾燥ポリアミド粉末とを乾式タン
ブル混合することによって、0.25及び0.5重量%のMXD6
ポリアミドのブレンドを調製した。予備成形品を、8個
のキャビティー予備成形金型を装着したハスキー(Husk
y)XL225射出成形機上で287℃の溶融温度において射出
成形した。この予備成形品を2リットルのボトルに再加
熱ブロー成形した。ボトルのヘッドスペース、側面曇り
価及びこれらのブレンドから発生したアセトアルデヒド
を表VIに要約する。
例21 I.V.が1.4dL/g及び数平均分子量24,000の、市販の成
形用ポリ(カプロラクタム)を微粉砕し、次いで、真空
オーブン中で120℃において48時間乾燥させた。
例11と同様にしてボトルを調製した。ボトルのヘッド
スペース、側面曇り価及びこれらのブレンドから発生し
たアセトアルデヒドを表VIに要約する。
例22 I.V.が0.85dL/g及び数平均分子量18,000の、三菱ガス
化学(株)製のMXD6ポリアミド、グレード#6001を微粉
砕し、真空オーブン中で120℃において48時間乾燥させ
た。
例11と同様にしてボトルを調製した。ボトルのヘッド
スペース、側面曇り価及びこれらのブレンドから発生し
たアセトアルデヒドを表VIに要約する。
表VIの結果は、臨界量で使用した、本発明の低分子量
ポリアミドが、例15及び20〜22において使用した高分子
量ポリアミドよりも、PET基材ポリエステル中のアセト
アルデヒド濃度を減少させるのに有効であることを示
す。同様に、臨界量で使用した、本発明の低分子量ポリ
アミドは目に見える曇りを生じない。例えば、1未満の
ヘッドスペースアルデヒド値及び3未満の曇り価パーセ
ントは、本発明の低分子量ポリアミドを用いて初めて同
時に達成される。これに対して、比較例として使用する
例15及び20〜22は、低いヘッドスペースアセトアルデヒ
ド値及び低い曇り価を同時に達成することはできない。
比較例における問題は、少量の高分子量ポリアミドを使
用する場合には許容され得るレベルの曇りが達成できる
が、残留アセトアルデヒドが非常に多いことである。他
方、比較的多量の高分子量ポリアミドを使用する場合に
は、残留アセトアルデヒドは曇りを犠牲にした場合にの
み減少させることができる。従って、本発明は曇りを犠
牲にした場合にした低残留アセトアルデヒドを達成でき
ないという二律背反性を克服した。
前記の詳細な説明に鑑みて、多くの変更が当業者には
自明であろう。このような自明な修正は全て、添付した
請求の範囲の全範囲内であることを意図するものであ
る。
以下に本発明の態様を説明する。
1.(A)(1)少なくとも85モル%のテレフタル酸から
の反復単位を含んでなるジカルボン酸成分;及び (2)少なくとも85モル%のエチレングリコールからの
反復単位を含んでなるジオール成分(ジカルボン酸100
モル%及びジオール100モル基準) を含んでなるポリエステル98.0〜99.95重量%;並びに (B)15,000未満の数平均分子量を有する低分子量の部
分芳香族ポリアミド、7,000未満の数平均分子量を有す
る低分子量の脂肪族ポリアミド、及びそれらの組合せか
らなる群からなる選ばれたポリアミド2.0〜0.05重量%
((A)及び(B)の総重量は100%である) を含んでなる、改良された風味保持性を有するポリエス
テル組成物。
2.(A)(1)テレフタル酸からの反復単位から本質的
になるジカルボン酸成分;及び (2)エチレングリコールからの反復単位から本質的に
なるジオール成分(ジカルボン酸100モル%及びジオー
ル100モル%基準) を含んでなるポリエステル98.0〜99.95重量%;並びに (B)15,000未満の数平均分子量を有する低分子量の部
分芳香族ポリアミド、7,000未満の数平均分子量を有す
る低分子量の脂肪族ポリアミド、及びそれらの組合せか
らなる群から選ばれたポリアミド2.0〜0.05重量%
((A)及び(B)の総重量は100%である)を含んで
なる、改良された風味保持性を有するポリエステル組成
物。
3.(A)(1)少なくとも85モル%のテレフタル酸から
の反復単位を含んでなるジカルボン酸成分;及び (2)少なくとも85モル%のエチレングリコールからの
反復単位を含んでなるジオール成分(ジカルボン酸100
モル%及びジオール100モル%基準) を含んでなるポリエステル98.0〜99.95重量%;並びに (B)15,000未満の数平均分子量を有する低分子量の部
分芳香族ポリアミド2.0〜0.05重量%((A)及び
(B)の総重量は100%である) を含んでなる、改良された透明性を有するポリエステル
組成物。
4.(A)(1)少なくとも85モル%のテレフタル酸から
の反復単位を含んでなるジカルボン酸成分;及び (2)少なくとも85モル%のエチレングリコールからの
反復単位を含んでなるジオール成分(ジカルボン酸100
モル%及びジオール100モル%基準) からなるポリエステル98.0〜99.95重量%;並びに (B)15,000未満の数平均分子量を有する低分子量の部
分芳香族ポリアミド、7,000未満の数平均分子量を有す
る低分子量の脂肪族ポリアミド、及びそれらの組合せか
らなる群から選ばれたポリアミド2.0〜0.05重量%
((A)及び(B)の総重量は100%である) を含んでなる熱可塑性ポリエステル組成物からなる熱成
形又は圧伸成形プラスチック成形品。
5.前記ジカルボン酸成分がテレフタル酸からの反復単位
から本質的になり、且つ前記ジオール成分がエチレング
リコールからの反復単位から本質的になる態様4に係る
プラスチック成形品。
6.前記低分子量部分芳香族ポリアミドが、ポリ(m−キ
シリレンアジパミド)、ポリ(ヘキサメチレンイソフタ
ルアミド)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド−コ−イ
ソフタルアミド)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド−
コ−テレフタルアミド)、及びポリ(ヘキサメチレンイ
ソフタルアミド−コ−テレフタルアミド)からなる群か
ら選ばれる態様1に係る組成物。
7.前記低分子量部分芳香族ポリアミドがポリ(m−キシ
リレンアジパミド)である態様6に係る組成物。
8.前記低分子量脂肪族ポリアミドがポリ(ヘキサメチレ
ンアジパミド)及びポリ(カプロラクタム)からなる群
から選ばれる態様1に係る組成物。
9.前記低分子量脂肪族ポリアミドがポリ(ヘキサメチレ
ンアジパミド)である態様8に係る組成物。
10.前記低分子量部分芳香族ポリアミドが、ポリ(m−
キシリレンアジパミド)、ポリ(ヘキサメチレンイソフ
タルアミド)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド−コ−
イソフタルアミド)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド
−コ−テレフタルアミド)及びポリ(ヘキサメチレンイ
ソフタルアミド−コ−テレフタルアミド)からなる群か
ら選ばれる態様4に係る成形品。
11.前記低分子量部分芳香族ポリアミドがポリ(m−キ
シリレンアジパミド)である態様10に係る成形品。
12.前記低分子量脂肪族ポリアミドがポリ(ヘキサメチ
レンアジパミド)及びポリ(カプロラクタム)からなる
群から選ばれる態様4に係る成形品。
13.前記低分子量脂肪族ポリアミドがポリ(ヘキサメチ
レンアジパミド)である態様12に係る成形品。
14.前記熱可塑性ポリエステル組成物の層を含んでなる
多層成形品である態様4に係る成形品。
15.共押出によって前記熱可塑性ポリエステル組成物の
層を有するラミネートを形成し、そして該ラミネートを
成形品に成形することによって得られる態様14に係る成
形品。
16.結晶化助剤、耐衝撃性改良剤、離型剤、嵌め外し
剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属不活性化
剤、着色剤、成核剤、ホスフェート安定剤、加工助剤及
び充填剤からなる群から選ばれた添加剤を更に含む態様
1に係る組成物。
17.前記成核剤がポリエチレンである態様16に係る組成
物。
18.前記着色剤が二酸化チタンである態様16に係る組成
物。
19.前記着色剤がカーボンブラックである態様16に係る
組成物。
20.結晶化助剤、耐衝撃成改良剤、離型剤、嵌め外し
剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属不活性化
剤、着色剤、成核剤、ホスフェート安定剤、加工助剤及
び充填剤からなる群から選ばれた添加剤を更に含む態様
4に係る製品。
21.前記成核剤がポリエチレンである態様20に係る成形
品。
22.前記着色剤が二酸化チタンである態様20に係る成形
品。
23.前記着色剤がカーボンブラックである態様20に係る
成形品。
24.前記着色剤が1−シアノ−6−(4−(2−ヒドロ
キシエチル)アニリノ)−3−メチル−3H−ジベンゾ
(F,I,J)イソキノリン−2,7−ジオンである態様20に係
る成形品。
25.熱可塑性ポリエステルを、ポリエステル基準で0.05
〜2.0重量%の、数平均分子量が15,000未満の低分子量
の部分芳香族ポリアミド、数平均分子量が7,000未満の
低分子量の脂肪族ポリアミド及びそれらの組合せからな
る群から選ばれたポリアミドとドライブレンドし、組成
物を溶融混練し、そして溶融混練組成物を成形品に熱成
形することを含んでなる、熱成形ポリエステル成形品中
のアセトアルデヒド濃度を減少させる方法。
26.態様25の方法の成形品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−24849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 67/00 - 67/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(1)少なくとも85モル%のテレフ
    タル酸からの反復単位を含んでなるジカルボン酸成分;
    及び (2)少なくとも85モル%のエチレングリコールからの
    反復単位を含んでなるジオール成分(ジカルボン酸100
    モル%及びジオール100モル%基準)を含んでなるポリ
    エステル98.0〜99.95重量%;並びに (B)15,000未満の数平均分子量を有する低分子量の部
    分芳香族ポリアミド、7,000未満の数平均分子量を有す
    る低分子量の脂肪族ポリアミド、及びそれらの組合せか
    らなる群から選ばれたポリアミド2.0〜0.05重量%(但
    し(A)及び(B)の総重量は100%であり、前記低分
    子量脂肪族ポリアミドはポリ(ヘキサメチレンアジパミ
    ド)及びポリ(カプロラクタム)からなる群から選ばれ
    たものである) を含んでなる、改良された風味保持性を有するポリエス
    テル組成物。
  2. 【請求項2】(A)(1)少なくとも85モル%のテレフ
    タル酸からの反復単位を含んでなるジカルボン酸成分;
    及び (2)少なくとも85モル%のエチレングリコールからの
    反復単位を含んでなるジオール成分(ジカルボン酸100
    モル%及びジオール100モル%基準)を含んでなるポリ
    エステル98.0〜99.95重量%;並びに (B)ポリ(m−キシリレンアジパミド)、ポリ(ヘキ
    サメチレンイソフタルアミド)、ポリ(ヘキサメチレン
    アジパミド−コ−イソフタルアミド)、ポリ(ヘキサメ
    チレンイソフタルアミド−コ−テレフタルアミド)及び
    ポリ(ヘキサメチレンイソフタルアミド−コ−テレフタ
    ルアミド)からなる群から選ばれた、15,000未満の数平
    均分子量を有する低分子量の部分芳香族ポリアミド2.0
    〜0.05重量%(A)及び(B)の総重量は100%であ
    る) を含んでなる、改良された透明性を有するポリエステル
    組成物。
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