JP3227848B2 - アイロン - Google Patents

アイロン

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JP3227848B2
JP3227848B2 JP34616992A JP34616992A JP3227848B2 JP 3227848 B2 JP3227848 B2 JP 3227848B2 JP 34616992 A JP34616992 A JP 34616992A JP 34616992 A JP34616992 A JP 34616992A JP 3227848 B2 JP3227848 B2 JP 3227848B2
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錦 金
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレスアイロン等の
アイロン掛け時におけるレベル表示を行うアイロンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アイロンの使いやすさや仕上がり
具合に対する使用者の要求は高まるとともに機能も複雑
になっている。従来のアイロンは表示素子に複数個の発
光ダイオード(以下LEDと言う)を用い、切りの状態
と各設定温度をそれぞれのLEDの発光状態で表現した
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術ではアイロンのベース温度状態を満足に表現し
て、使用者に利用可能状況を伝達する事に限界があっ
た。
【0004】本発明は、前記従来の問題点を解決するも
ので、温度入力の休止期間も温度が表示され、目安とな
って使い勝手のよいアイロンを提供することを第1の目
的としている。
【0005】第2の目的は表示が使用可能時間となって
使い勝手のよいアイロンを提供することである。
【0006】第3の目的は各温度設定でフルレンジを使
った適切なレベル表示でベース温度表示を行うアイロン
を提供することである。
【0007】第4の目的は到達後はベース温度の使用範
囲内で広いスケールの表示となるアイロンを提供するこ
とである。
【0008】第5の目的は温度過低下後の使用に適さな
い低温域から使用可になるまでのレベル表示を行うアイ
ロンを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため本発明は、設定温度入力手段と、レベル表示部
と、アイロン掛けベースの温度を検知する温度抵抗素子
と、この温度抵抗素子の検知温度をもとにベース温度を
前記設定温度入力手段による設定温度に制御する温度制
御手段と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとにレベル
表示部の表示を制御する第1の表示制御手段と、前記温
度抵抗素子の温度検知休止期間に前記温度抵抗素子に代
わりベース温度を推定する温度推定手段と、この推定値
により前記レベル表示部の表示を制御する第2の表示制
御手段とを備えたアイロンとする。
【0010】前記第2の目的を達成するため本発明は、
設定温度入力手段と、レベル表示部と、アイロン掛けベ
ースの温度を検知する温度抵抗素子と、この温度抵抗素
子の検知温度をもとにベース温度を前記設定温度入力手
段による設定温度に制御する温度制御手段と、前記温度
抵抗素子の検知温度をもとにレベル表示部の表示を制御
する第1の表示制御手段と、前記温度抵抗素子の温度検
知休止期間において温度検知休止開始時の前記温度抵抗
素子の検知温度をもとに使用可能時間を推定する残時間
推定手段と、この推定された使用可能時間をもとに減算
を行う減算タイマと、この減算タイマの減算値をもとに
前記レベル表示部の表示を制御する第2の表示制御手段
とを備えたアイロンとする。
【0011】前記第3の目的を達成するため本発明は、
設定温度入力手段と、レベル表示部と、アイロン掛けベ
ースの温度を検知する温度抵抗素子と、この温度抵抗素
子の検知温度をもとにベース温度を前記設定温度入力手
段による設定温度に制御する温度制御手段と、前記温度
抵抗素子の検知温度をもとに前記設定温度入力手段で入
力された設定毎に用意された複数のスケールでレベル表
示部の表示を制御する表示制御手段とを備えたアイロン
とする。
【0012】前記第4の目的を達成するため、本発明は
設定温度入力手段と、レベル表示部と、アイロン掛けベ
ースの温度を検知する温度抵抗素子と、この温度抵抗素
子の検知温度をもとにベース温度を前記設定温度入力手
段による設定温度に制御する温度制御手段と、前記温度
抵抗素子の検知温度をもとに第1のスケールによってレ
ベル表示部の表示を制御する第1の表示制御手段と、ベ
ース温度が設定温度に到達したことを検知する到達検知
手段と、この到達検知手段により切り替えられ第2のス
ケールによってレベル表示部の表示を制御する第2の表
示制御手段とを備えたアイロンとする。
【0013】前記第5の目的を達成するため、本発明は
設定温度入力手段と、レベル表示部と、アイロン掛けベ
ースの温度を検知する温度抵抗素子と、この温度抵抗素
子の検知温度をもとにベース温度を前記設定温度入力手
段による設定温度に制御する温度制御手段と、前記温度
抵抗素子の検知温度をもとに第1のスケールによってレ
ベル表示部の表示を制御する第1の表示制御手段と、ベ
ース温度が設定温度に到達したことを検知する到達検知
手段と、この到達検知手段により切り替えられる前記温
度抵抗素子の検知温度に第2のスケールによってレベル
表示部の表示を制御する第2の表示制御手段と、前記第
2の表示制御中においてあらかじめ定められた温度を越
えて前記温度抵抗素子の検知温度が低下した場合にこれ
を検知する温度低下検知手段と、この温度低下検知手段
により切り換えられ、第3のスケールでレベル表示部の
表示を制御して現在温度を表示する第3の表示制御手段
とを備えたアイロンとする。
【0014】
【作用】本発明のアイロンは、前記第1の構成により、
前記温度抵抗素子の温度検知休止期間に前記温度抵抗素
子に代わりベース温度を推定する温度推定手段によっ
て、ベース温度が推定され、この推定値により第2の表
示制御手段によって表示され、温度入力の休止期間も温
度表示される。
【0015】前記第2の構成により、前記温度抵抗素子
の温度検知休止期間において残時間推定手段によって温
度検知休止開始時の前記温度抵抗素子の検知温度から使
用可能時間が推定され、減算タイマによってこの推定さ
れた使用可能時間をもとに減算が行われ、使用可能な時
間が第2の表示制御手段によってこの減算値をもとにレ
ベル表示部にレベル表示されることにより、これから使
用可能な時間がどの程度あるかがレベルで表示されるも
のである。
【0016】前記第3の構成により、表示制御手段の設
定温度入力手段で入力された設定毎に用意された複数の
スケールによって温度抵抗素子の検知温度をもとにレベ
ル表示部の表示が制御され、ベース温度を各温度設定に
対して相対的にレベル表示される。
【0017】前記第4の構成により、ベース温度が設定
温度に到達した後、到達検知手段により表示手段が切り
替えられ、ベース温度が第2の表示制御手段の第2のス
ケールによってレベル表示部に表示され、到達後は使用
温度範囲内で広いスケールとなる。
【0018】前記第5の構成により、到達後の検知温度
の過低下が温度低下検知手段によって検知され、第3の
表示制御手段に切り替えられ、第3のスケールで検知温
度がレベル表示部に表示され、温度過低下後は過低下か
ら再使用可能までの範囲内のスケールでレベル表示に表
示される。
【0019】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について図面を
参照しながら説明する。図1において、1はベースの余
熱を利用しアイロン掛けを行うコードレスアイロン本
体、2はアイロンのベース、3はベース2の加熱用ヒー
タ、4はアイロン掛けベース2の温度を抵抗変化として
検知する温度抵抗素子(以下サーミスタと言う)、5は
低(150℃)・中(175℃)・高(200℃)の設
定温度入力手段である設定スイッチ、6はサーミスタ4
の抵抗値と設定スイッチ5による設定温度を比較して、
設定温度を境界とし加熱用ヒータ3の通電をオン・オフ
制御を行う制御手段、7は液晶による5段階のレベル表
示部、8はレベルの最低を室温レベル40℃から最高で
200℃としてその間を5レベルに等分してサーミスタ
4の検知温度をもとに温度レベル表示を制御する第1の
表示制御手段、9はサーミスタ4の温度検知休止期間に
前記サーミスタ4に代わりベース温度を推定する温度推
定手段、10はこの推定値により前記レベル表示部7の
表示を制御する第2の表示制御手段である。
【0020】以上のように構成されたアイロンについ
て、その動作を説明する。まず使用者はアイロン掛けを
行おうとする衣類、例えば化繊に適したベース面温度の
低設定を入力する。この設定温度信号を受け、制御手段
6がサーミスタ4の検知温度と比較し、設定温度を境界
とした加熱用ヒータ3の通電のオン・オフ制御を行う。
ベース2面のサーミスタ4の検知温度は未使用状態から
上昇し、第1の表示制御手段8はレベル表示を温度変化
に応じて表示を変化させる。使用者はレベル表示によっ
て現在のベース温度がわかる。使用者がアイロンを置台
から離脱して電源から切り離して使用するとベース面温
度のサーミスタ4の検知温度は不明となる。しかしサー
ミスタ4の温度検知休止期間にはサーミスタ4に代わり
ベース温度を推定する温度推定手段9が現在のベース温
度の推定を行い、第2の表示制御手段10はレベル表示
を推定温度の変化に応じて表示を変化させ、レベル表示
は低くなり、使用者には温度低下の目安となる。ベース
温度が低くなりすぎると使用できなくなるので使用者は
アイロンを置台に載置する。以上のように本実施例によ
れば、レベル表示は温度入力の休止期間も温度表示さ
れ、目安となって使いよい。
【0021】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図2において、図
1と同一部分には同一番号を付けて説明を省略する。図
において、11はサーミスタ4の温度検知休止期間にお
いて検知休止開始時のサーミスタ4の検知温度から使用
可能な時間を推定する残時間推定手段、12はこの推定
値から時間経過に対応して減算を行う減算手段、13は
この推定値により前記レベル表示部7の表示を制御する
第2の表示制御手段である。
【0022】以上のように構成されたアイロンについ
て、その動作を説明する。まず使用者はアイロン掛けを
行おうとする衣類、例えば化繊に適したベース面温度の
低設定を入力する。この設定温度信号を受け、制御手段
6がサーミスタ4の検知温度と比較し、設定温度を境界
とした加熱用ヒータ3の通電のオン・オフ制御を行う。
ベース2面のサーミスタ4の検知温度は未使用状態から
上昇し、第1の表示制御手段8はレベル表示を温度変化
に応じて表示を変化させる。使用者はレベル表示によっ
て現在のベース温度がわかる。使用者がアイロンを置台
から離脱して電源から切り離して使用するとベース面温
度のサーミスタ4の検知温度は不明となる。残時間推定
手段11が離脱前の温度より使用可能な残時間の推定を
行い、減算手段12が時間経過にしたがい推定時間の減
算を行う、第2の表示制御手段13はレベル表示を残時
間の減少に応じて表示を変化させ、レベル表示は低くな
り、使用者には使用可能時間の目安となり、使用者はア
イロンを置台に載置する。
【0023】以上のように本実施例によれば、レベル表
示は温度入力の休止期間も使用可能時間が表示され、目
安となって使いよい。
【0024】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図4において、図
1と同一部分には同一番号を付けて説明を省略する。1
4は低設定では最低を室温レベル40℃から最高で15
0℃としてその間を5レベルに等分したスケールで温度
表示を行い、中設定では最低を室温レベル40℃から最
高で175℃としてその間を5レベルに等分したスケー
ルで温度表示を行い、高設定では最低を室温レベル40
℃から最高で200℃としてその間を5レベルに等分し
たスケールで温度表示を行って、温度設定によりレベル
表示のスケールを切り替えて表示を制御する表示制御手
段である。
【0025】以上のように構成されたアイロンについ
て、その動作を説明する。まず使用者はアイロン掛けを
行おうとする衣類、例えば化繊に適したベース面温度の
低設定を入力する。この設定温度信号を受け、制御手段
6がサーミスタ4の検知温度と比較し、設定温度を境界
とした加熱用ヒータ3の通電のオン・オフ制御を行う。
ベース2面のサーミスタ4の検知温度は未使用状態から
上昇し、表示制御手段14はレベル表示を温度変化に応
じて低スケールを用いての表示を変化させる。使用者は
レベル表示によって現在のベース温度が設定温度に対し
てどの程度であるかがわかる。設定温度付近の使用可能
温度になると、表示はフルレベルとなり、化繊で使用可
能なことがわかる。使用者がアイロン1を離脱して使用
するとベース面温度のサーミスタ4の検知温度が低下す
る。表示制御手段14はレベル表示を温度変化に応じて
表示を変化させ、レベル表示は低くなり、使用者は温度
低下がわかる。ベース温度が低くなりすぎると使用でき
なくなるので使用者はアイロンを載置する。ここでアイ
ロン掛けをする衣類が例えば綿に変わったとき、使用者
は設定スイッチ5を高に変える。表示制御手段14は設
定温度高に応じて表示のスケールを変える。表示はフル
レベルから数レベル低くなり、使用者は現在のベース温
度が設定温度に対してどの程度であるかがわかり、使用
開始可能までの目安となる。制御手段6による加熱用ヒ
ータ3の通電に従い、サーミスタ4の検知温度は上昇し
て、表示は再びフルレベルとなり、綿で使用可能なこと
がわかる。
【0026】以上のように本実施例によれば、レベル表
示は各設定温度において、それぞれの設定温度に応じた
スケールによるレベルの表示となり、各設定温度におい
てレベル表示の全レベルが有効となる。
【0027】(実施例4) 以下
本発明の第4の実施例について図面を参照しながら説明
する。図4において、図1と同一部分には同一番号を付
けて説明を省略する。15はベース温度の設定温度到達
を検知し、レベル表示部7の表示を切り替える到達検知
手段、16は設定温度到達後はレベル表示部を使用可能
下限温度120℃から最高で使用可能温度180℃とし
てその間を5レベルに等分した第2のスケールによって
温度レベルの表示を制御する第2の表示制御手段であ
る。
【0028】以上のように構成されたアイロンについ
て、その動作を説明する。まず使用者はアイロン掛けを
行おうとする衣類に適したベース面温度の設定を入力す
る。この設定温度信号を受け、制御手段6がサーミスタ
4の検知温度と比較し、設定温度を境界とした加熱用ヒ
ータ3の通電のオン・オフ制御を行う。ベース2面のサ
ーミスタ4の検知温度は未使用状態から上昇し、第1の
表示制御手段8はレベル表示を温度変化に応じて表示を
変化させる。使用者はレベル表示によって現在のベース
温度がわかる。設定温度到達が到達検知手段15に検知
される。設定温度到達後はベース温度が第2のスケール
によってレベル表示を制御する第2の表示制御手段16
によって、到達後の使用可能下限温度に対する相対表示
レベルがレベル表示部7に点灯表示される。使用者はア
イロンを使用するとき、レベル表示部の相対表示を使用
可能下限温度までの温度の低下の目安にアイロン掛けが
できる。
【0029】以上のように本実施例によれば、ベース温
度が設定温度に到達した後、到達検知手段15により表
示手段が切り替えられ、ベース温度が第2の表示制御手
段17の第2のスケールによってレベル表示部7に表示
され、到達後は使用範囲内で広いスケールとなって、レ
ベルが表示される。
【0030】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図5において、図
4と同一部分には同一番号を付けて説明を省略する。1
7は到達後のベース温度の過低下を検知する温度低下検
知手段、18は温度低下検知手段17によって切り替え
られ、低下後はレベル表示部7を使用不能温度100℃
から最高で到達温度200℃としてその間を5レベルに
等分した第3のスケールによって温度レベル点滅表示を
制御する第3の表示制御手段である。
【0031】以上のように構成されたアイロンについ
て、その動作を説明する。設定温度到達後、使用による
ベース温度の使用限度を越える低下までは実施例4に同
じである。ベース温度の低下が温度低下検知手段17に
検知される。過低下後はベース温度が第3のスケールに
よってレベル表示を制御する第3の表示制御手段18に
よって、過低下以下の温度から到達温度までに対する相
対表示レベルがレベル表示部7に点滅表示される。使用
者はアイロンを使用するとき、レベル表示部7の点滅相
対表示を再度適温到達するまでの目安にアイロン掛けを
待つことができる。
【0032】以上のように本実施例によれば、温度過低
下後は過低下から再使用可能までの範囲内のスケールで
レベル表示が表示される。
【0033】
【発明の効果】 以上のように本発明によ
れば、設定温度入力手段と、レベル表示部と、アイロン
掛けベースの温度を検知する温度抵抗素子と、この温度
抵抗素子の検知温度をもとにベース温度を前記設定温度
入力手段による設定温度に制御する制御手段と、前記温
度抵抗素子の検知温度をもとにレベル表示部の表示を制
御する第1の表示制御手段と、前記温度抵抗素子の温度
検知休止期間に前記温度抵抗素子に代わりベース温度を
推定する温度推定手段と、この推定値により前記レベル
表示部の表示を制御する第2の表示制御手段とを備えた
アイロンであるので、温度抵抗素子の温度検知休止期間
に温度抵抗素子に代わりベース温度を推定する温度推定
手段によって、ベース温度が推定され、この推定値によ
り第2の表示制御手段によって表示され、温度入力の休
止期間も温度表示できるものである。
【0034】また本発明は、設定温度入力手段と、レベ
ル表示部と、アイロン掛けベースの温度を検知する温度
抵抗素子と、この温度抵抗素子の検知温度をもとにベー
ス温度を前記設定温度入力手段による設定温度に制御す
る制御手段と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとにレ
ベル表示部の表示を制御する第1の表示制御手段と、前
記温度抵抗素子の温度検知休止期間において温度検知休
止開始時の前記温度抵抗素子の検知温度をもとに使用可
能時間を推定する残時間推定手段と、この推定された使
用可能時間をもとに減算を行う減算タイマと、この減算
タイマの減算値をもとに前記レベル表示部の表示を制御
する第2の表示制御手段とを備えたアイロンであるの
で、温度抵抗素子の温度検知休止期間において残時間推
定手段によって温度検知休止開始時の温度抵抗素子の検
知温度から使用可能時間が推定され、減算タイマによっ
てこの推定された使用可能時間をもとに減算が行われ、
使用可能な時間が第2の表示制御手段によって、この減
算値をもとにレベル表示部にレベル表示されることによ
り、これから使用可能な時間がどの程度あるかがレベル
で表示できるものである。
【0035】また本発明は、設定温度入力手段と、レベ
ル表示部と、アイロン掛けベースの温度を検知する温度
抵抗素子と、この温度抵抗素子の検知温度をもとにベー
ス温度を前記設定温度入力手段による設定温度に制御す
る制御手段と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとに前
記設定温度入力手段で入力された設定毎に用意された複
数のスケールでレベル表示部の表示を制御する表示制御
手段とを備えたアイロンであるので、表示制御手段の設
定温度入力手段で入力された設定毎に用意された複数の
スケールによって温度抵抗素子の検知温度をもとにレベ
ル表示部の表示が制御され、ベース温度を各温度設定に
対して相対的にレベル表示できるものである。
【0036】また本発明は、設定温度入力手段と、レベ
ル表示部と、アイロン掛けベースの温度を検知する温度
抵抗素子と、この温度抵抗素子の検知温度をもとにベー
ス温度を前記設定温度入力手段による設定温度に制御す
る制御手段と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとに第
1のスケールによってレベル表示部の表示を制御する第
1の表示制御手段と、ベース温度が設定温度に到達した
ことを検知する到達検知手段と、この到達検知手段によ
り切り替えられる第2のスケールによってレベル表示部
の表示を制御する第2の表示制御手段とを備えたアイロ
ンであるので、ベース温度が設定温度に到達した後、到
達検知手段により表示手段が切り替えられ、ベース温度
が第2の表示制御手段の第2のスケールによってレベル
表示部に表示され、到達後は使用温度範囲内で広いスケ
ールにできるものである。
【0037】また本発明は、設定温度入力手段と、レベ
ル表示部と、アイロン掛けベースの温度を検知する温度
抵抗素子と、この温度抵抗素子の検知温度をもとにベー
ス温度を前記設定温度入力手段による設定温度に制御す
る制御手段と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとに第
1のスケールによってレベル表示部の表示を制御する第
1の表示制御手段と、ベース温度が設定温度に到達した
ことを検知する到達検知手段と、この到達検知手段によ
り切り替えられる前記温度抵抗素子の検知温度に第2の
スケールによってレベル表示部の表示を制御する第2の
表示制御手段と、前記第2の表示制御中においてあらか
じめ定められた温度を越えて前記温度抵抗素子の検知温
度が低下した場合にこれを検知する温度低下検知手段
と、この温度低下検知手段により切り換えられ、第3の
スケールでレベル表示部の表示を制御して現在温度を表
示する第3の表示制御手段とを備えたアイロンであるの
で、到達後の検知温度の過低下が温度低下検知手段によ
って検知され、第3の表示制御手段に切り替えられ、第
3のスケールで検知温度がレベル表示部に表示され、温
度過低下後は過低下から再使用可能までの範囲内のスケ
ールでレベル表示できるものである。
【0038】なお、実施例では各温度を例示し、表温度
設定を3レベル、表示レベルを5段階の液晶表示、到達
後は点灯表示、温度低下後は点滅表示としたが他の方法
によって実現しても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアイロンの構成
【図2】本発明の第2の実施例におけるアイロンの構成
【図3】本発明の第3の実施例におけるアイロンの構成
【図4】本発明の第4の実施例におけるアイロンの構成
【図5】本発明の第5の実施例におけるアイロンの構成
【符号の説明】
1 コードレスアイロン本体 2 ベース 3 加熱用ヒータ 4 温度抵抗素子(サーミスタ) 5 設定スイッチ 6 制御手段 7 レベル表示部 8 第1の表示制御手段 9 温度推定手段 10、13、16 第2の表示制御手段 11 残時間推定手段 12 減算手段 14 表示制御手段 15 到達検知手段 17 温度低下検知手段 18 第3の表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 錦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 富田 謙治郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−94900(JP,A) 特開 平3−254800(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 75/26 G05D 23/19

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定温度入力手段と、レベル表示部と、
    アイロン掛けベースの温度を検知する温度抵抗素子と、
    この温度抵抗素子の検知温度をもとにベース温度を前記
    設定温度入力手段による設定温度に制御する制御手段
    と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとにレベル表示部
    の表示を制御する第1の表示制御手段と、前記温度抵抗
    素子の温度検知休止期間に前記温度抵抗素子に代わりベ
    ース温度を推定する温度推定手段と、この推定値により
    前記レベル表示部の表示を制御する第2の表示制御手段
    とを有するアイロン。
  2. 【請求項2】 設定温度入力手段と、レベル表示部と、
    アイロン掛けベースの温度を検知する温度抵抗素子と、
    この温度抵抗素子の検知温度をもとにベース温度を前記
    設定温度入力手段による設定温度に制御する制御手段
    と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとにレベル表示部
    の表示を制御する第1の表示制御手段と、前記温度抵抗
    素子の温度検知休止期間に温度検知休止開始時の前記温
    度抵抗素子の検知温度をもとに使用可能時間を推定する
    残時間推定手段と、この推定された使用可能時間をもと
    に減算を行う減算タイマと、この減算タイマの減算値を
    もとに前記レベル表示部の表示を制御する第2の表示制
    御手段とを有するアイロン。
  3. 【請求項3】 設定温度入力手段と、レベル表示部と、
    アイロン掛けベースの温度を検知する温度抵抗素子と、
    この温度抵抗素子の検知温度をもとにベース温度を前記
    設定温度入力手段による設定温度に制御する制御手段
    と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとに前記設定温度
    入力手段で入力された設定毎に用意された複数のスケー
    ルによってレベル表示部の表示を制御する表示制御手段
    とを有するアイロン。
  4. 【請求項4】 設定温度入力手段と、レベル表示部と、
    アイロン掛けベースの温度を検知する温度抵抗素子と、
    この温度抵抗素子の検知温度をもとにベース温度を前記
    設定温度入力手段による設定温度に制御する制御手段
    と、前記温度抵抗素子の検知温度をもとに第1のスケー
    ルによってレベル表示部の表示を制御する第1の表示制
    御手段と、ベース温度が設定温度に到達したことを検知
    する到達検知手段と、この到達検知手段により切り替え
    られ前記温度抵抗素子の検知温度をもとに第2のスケー
    ルによってレベル表示部の表示を制御する第2の表示制
    御手段とを有するアイロン。
  5. 【請求項5】 設定温度入力手段と、レベル表示部と、
    アイロン掛けベースの温度を検知する温度抵抗素子と、
    この温度抵抗素子の検知温度をもとにベース温度を前記
    設定温度入力手段による設定温度に制御する制御手段
    と、前記温度抵抗素子の検知温度もとに第1のスケー
    ルによってレベル表示部の表示を制御する第1の表示制
    御手段と、ベース温度が設定温度に到達したことを検知
    する到達検知手段と、この到達検知手段により切り替え
    られる前記温度抵抗素子の検知温度もとに第2のスケ
    ールによってレベル表示部の表示を制御する第2の表示
    制御手段と、前記第2の表示制御中においてあらかじめ
    定められた温度を越えて前記温度抵抗素子の検知温度が
    低下した場合にこれを検知する温度低下検知手段と、こ
    の温度低下検知手段により切り換えられ、第3のスケー
    ルでレベル表示部の表示を制御して現在温度を表示する
    第3の表示制御手段とを有するアイロン。
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