JP3226943U - 調理用網 - Google Patents

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雄児 森
雄児 森
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株式会社モリチュウ
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Abstract

【課題】ロストワックス鋳造法により製造した網の清掃を短時間で良好に行うことができる調理用網を提供する。【解決手段】ロストワックス鋳造法で製作される網100は、全体の輪郭が円形で、中央部分は平坦面110、周囲は傾斜面112となっており、終端には周縁部114が形成されている。網を構成する網芯102は格子状に形成され、網芯の間は四角形の網目104となっている。網芯の断面は、縦横いずれの方向についても円形となっている。清掃時、ワイヤーブラシを網に当てがって、左右に動かすと、ワイヤーブラシの毛先が網芯に当たる。網芯の側面にも良好に毛先が届き、清掃を短時間で良好に行うことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、焼肉などの調理に使用する調理用網の改良に関する。
従来の調理用網としては、例えば、下記特許文献1記載の「焼肉用の金網」がある。これは、クリンプ加工(波付け加工)を施した波形の縦線と横線を格子状に編み込んだものである。図2(C-1)には、その一例が示されており、網900は、波形の横線902と、波形の縦線904を格子状に編み込んだ構成となっている。このような網900を用いて焼肉などを行うと、肉や野菜などの炭化物や油脂分が、網900の横線902,縦線904の表面や、それらの交差部分の隙間内に固着してしまうので、同図(C-2),(C-3)に示すように、ワイヤーブラシWBを表裏に当てて擦り取るなどの方法で清掃が行われる。
このような編み込み型の網900に対し、本願出願人は、同図(B-1)に示すようなロストワックス鋳造法によって製造した網800を提案しており、同図(B-1)に示すように全体が緩やかな曲面形状となっている。網芯802は、同図(B-2)に拡大して示すように、断面が縦長の楕円形状となっている。
実用新案登録第3127497号公報
ところで、上述した網800をワイヤーブラシWBで清掃する場合、同図(B-2),(B-3)に示すように、網800の表裏に当てるようにする。すると、ワイヤーブラシWBの毛先BTが網目804から入り込み、網芯802に当たるようになるが、網芯802の側面については、毛先BTが上手く当たらない。このため、清掃を良好に行うことができず、清掃に時間を要することとなる。
本考案は、以上の点に着目したもので、ロストワックス鋳造法により製造した網の清掃を短時間で良好に行うことを、その目的とする。
本考案は、網芯がロストワックス鋳造法で製造される調理用網において、網芯が格子状に形成されており、かつ、それらの網芯の形成方向に対して垂直の断面が、円形となるようにしたことを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本考案によれば、ロストワックス鋳造法によって製造される調理用網の網芯の断面を円形としたので、清掃作業を容易に短時間で行うことができる。
本考案の一実施例を示す図である。(A)は平面図であり、同図の#1−#1線に沿って矢印方向に見た図が(B)に示されている。 (A)は前記実施例の清掃時の様子を示す図である。(B)及び(C)は従来の網の清掃時の様子を示す図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
図1には、本実施例にかかる調理用網が示されており、同図(A)は平面を示し、同図(B)は前記(A)を#1−#1線に沿って矢印方向に開いた端面を示している。これらの図に示すように、網100は、全体の輪郭が円形となっている。網100の中央部分は平坦面110となっており、周囲は傾斜面112となっており、その終端には周縁部114が形成されている。網100を構成する網芯102は格子状に形成されており、網芯102の間は四角形の網目104となっている。更に、網芯102の形成方向に対して垂直の断面が、図1(B)に示すように、縦方向も横方向も円形となっている。
網100は、ロストワックス鋳造の方法で製作される。ロストワックス鋳造は、ロウを利用した鋳造方法で、ロウで網100の原型を作り、この原型の周りを鋳砂や石膏で覆い固めて鋳型を得る。次に、この鋳型を加熱することで、内部のロウを溶かし出して除去する。すると、ロウが溶かし出された後に網100の原型の空洞が形成される。次に、溶かした金属を前記鋳型内に流し込むと、溶けたロウの原型である網100の鋳物を得ることができる。なお、このような製造工程を経るため、各部が丸みを帯びている。例えば、網目104は、四角形であるが、角部が丸みを帯びた形状となっている。
次に、本実施例の清掃時の様子を説明すると、清掃時、ワイヤーブラシWBは、図2(A-1)に示すように、網100に当てがって、前記左右に動かすようにする。すると、ワイヤーブラシWBの毛先BTは、同図(A-2)に拡大して示すように、毛先BTが網芯102の上面や側面に当たるようになる。同図(A-2)は表面の場合であるが、裏面の場合は同図(A-3)のようになる。これらのように、網100の表裏両面からワイヤーブラシWBを当てることで、網芯102の上下面のみならず、側面にも良好に毛先BTが届くようになり、短時間で良好に清掃することができる。これに対し、上述した図2(B-1)の背景技術の楕円断面の場合、同図(B-2)に表面側の清掃時の様子を示し、同図(B-3)に裏面側の清掃時の様子を示すように、網芯802の特に側面の清掃を良好に行うことができない。
以上のように、本実施例によれば、網芯102の断面を円形とすることで、上下面や側面を良好に清掃することができる。
<他の実施例> なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例では、網100が平坦面110と傾斜面112を有する例を示したが、傾斜面112はなくてもよい。また、全体が図2(B-1),(B-2)の例のように湾曲していてもよい。
(2)また、全体の平面形状も、上記実施例のような円形ではなく、四角形,楕円形など、各種の形状としてよい。網目104の形状についても同様である。
(3)網100の素材としては、ステンレスが好適な例であるが、それに限定されるものではない。
(4)本発明の網100は、焼肉などの調理に好適である。
本考案によれば、ロストワックス鋳造法によって製造される調理用網の網芯の断面を円形としたので、清掃作業を容易に短時間で行うことができ、業務用の焼肉用網などに好適である。
100:網
102:網芯
104:網目
110:平坦面
112:傾斜面
114:周縁部
800:網
802:網芯
804:網目
900:網
902:横線
904:縦線
WB:ワイヤーブラシ
BT:毛先

Claims (1)

  1. 網芯がロストワックス鋳造法で製造される調理用網において、
    網芯が格子状に形成されており、かつ、それらの網芯の形成方向に対して垂直の断面が、円形となるようにしたことを特徴とする調理用網。
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