JP3225866U - 自動車の走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】足に異常が発生しても、自由になる手で操作することにより、徐々に、かつ、確実に自動車を停止させることができる自動車の走行制御装置を提供すること。【解決手段】ハンドルに停止スイッチ5が設けられ、停止スイッチ5を操作することにより、走行用動力源から走行駆動装置へ供給される動力が遮断されて自動車が停車する。走行用動力源がオイルタンク1であり、走行駆動装置がオイル・エンジン2であり、オイルタンク1とオイル・エンジン2とを接続する油路3に、停止スイッチ5を操作することにより閉じる常開の電磁弁4が設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、手動で操作することにより、自動車を緩やかに停車させることができる自動車の走行制御装置に関する。
近年、高齢者による交通事故が社会問題となっている。これは、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いに起因することが多いといわれている。
高齢者は、アクセルペダルに足を載せているときに、予兆もなく、足の筋肉が硬直したり、腿から足先にかけて痛んだりすることがあり、このような症状が発症すると、頭ではわかっていても、アクセルペダルから足を外せなくなってしまう。
ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだときに、ブレーキが作動して自動車を停車させる安全装置も開発されている。しかし、このような安全装置では、足が硬直した場合に、アクセルペダルを強く踏み込むのではないため、自動車を停車させることはできない。
従来、ハンドルに取り付けられたスイッチを操作することにより、自動車を停止させる装置が提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
これら従来の装置は、スイッチを手動操作して自動車を停止させるので、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる暴走を避けることが可能であり、足が硬直した場合にも、自由に動かせる手を用いて自動車を停止させることができるという利点がある。
実開昭62−6066号公報 特開平11-32158号公報
しかし、上記特許文献1及び特許文献2に記載された自動車の停止装置は、スイッチを操作すると自動車が急停車し、他者に被害を与える事態は回避できるとしても、運転者あるいは同乗者は大きな怪我をする恐れがある。
本考案が解決しようとする課題は、足に異常が発生しても、自由になる手で操作することにより、徐々に、かつ、確実に自動車を停止させることができる自動車の走行制御装置を提供することにある。
本考案の自動車の走行制御装置は、上記課題を解決するために、ハンドルに停止スイッチが設けられ、該停止スイッチを操作することにより、走行用動力源から走行駆動装置へ供給される動力が遮断されて、自動車が停車することを特徴とする構成を有する。
前記走行用動力源がオイルタンクであり、前記走行駆動装置がオイル・エンジンであり、前記オイルタンクと前記オイル・エンジンとを接続する油路に、前記停止スイッチを操作することにより閉じる常開の電磁弁が設けられることがある。
前記走行用動力源が蓄電池であり、前記走行駆動装置がモータであり、前記蓄電池と前記モータとを接続する電路に、前記停止スイッチを操作することにより開く常閉スイッチが設けられてもよい。
本考案によれば、足が硬直してブレーキペダルを操作できないときも、自由になる手を用いてハンドルに設けた停止スイッチを操作することにより、確実に自動車を停止させることができる。
また、走行駆動装置に供給される動力を遮断して自動車を徐々に停止させるので、運転者や同乗者が急停車の衝撃で大きな怪我をする心配もない。
本考案の実施形態を示す自動車の走行制御装置のブロック図である。 本考案の実施形態に係るハンドルの正面図である。 本考案の実施形態に係る電磁弁の断面図であり、(ア)は開状態、(イ)は閉状態を示す。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、実施形態を示す自動車の走行制御装置のブロック図、図2は、実施形態に係るハンドルの正面図、図3は、実施形態に係る電磁弁の断面図である。
本実施形態において、自動車は、油を走行用動力とするガソリン・エンジン車、ディーゼル・エンジン車等のオイル・エンジン車である。
自動車には、図1に示すように、走行用動力源となるオイルタンク1、及び、走行駆動装置であるオイル・エンジン2が搭載される。オイルタンク1とオイル・エンジン2とは油路3で接続され、オイルタンク1からオイル・エンジン2へ油路3を介して油が供給される。
図示しないが、オイルタンク1には車外に開口する油供給口が形成され、オイル・エンジン2はクラッチ、変速機等を介して車軸に接続されている。
以上の構造は、一般的な自動車と変わるところはない。
油路3には常開の電磁弁4が設けられる。電磁弁4は停止スイッチ5を操作することにより閉じる。
停止スイッチ5は、図2に示すように、ハンドル6の正面において、クラクション等の他機器を操作する際に邪魔にならない位置に設置され、押しボタン式等の手動で簡単に操作でき、しかも、誤操作しにくい形態としてある。
電磁弁4は、図3に示すように、油路3の一部となる弁ケース7を有し、弁ケース7のオイルタンク1側の一端にインポート8が形成され、オイル・エンジン2側の他端にアウトポート9が形成される。インポート8とアウトポート9の間には油路3を横断する隔壁10が設けられ、隔壁10に流路孔11が形成されている。
また、電磁弁4のソレノイド部14には、先端が流路孔11に接離する可動コア12が設置され、可動コア12の先端には流路孔11を開閉する弁体13が取り付けられている。可動コア12は、先端の弁体13が流路孔11から遠ざかるよう付勢されている。
そして、常態では、図3の(ア)に示すように、可動コア12が後退して流路孔11が開放されており、オイルタンク1からオイル・エンジン2へ油路3を通して油が供給され、自動車は通常運転できるようになっている。
この状態で、ハンドル6に設けられた停止スイッチ5を手動で押圧操作すると、電磁弁4のソレノイド部14に通電され、図3の(イ)に示すように、可動コア12が付勢力に抗して前進し、その先端が流路孔11に接近する。この結果、流路孔11が弁体13で閉鎖され、オイルタンク1からオイル・エンジン2へ供給される油が遮断される。
すると、オイル・エンジン2は燃焼を継続することができず、自動車は2秒〜5秒後に徐々に停止する。
エンジンキーあるいはリモートコントローラによってオイル・エンジン2の停止操作を行うか、停止スイッチ5を再度押圧操作すると、電磁弁4が消磁されて開き、オイルタンク1からオイル・エンジン2への油の供給を再開できる。
本考案は、上記実施形態に限定されない。
例えば、電磁弁の構造は、常開で、停止スイッチの操作により閉じるものであれば、図示したものに限定されない。
電動自動車の走行制御装置の場合は、走行用動力源は蓄電池であり、走行駆動装置はモータである。蓄電池とモータとを接続する電路には常閉スイッチが設けられ、常態では蓄電池からモータへ走行用動力となる電気が供給される。
そして、ハンドルに設置された停止スイッチを押圧操作することにより、電路に設けられた常閉スイッチが開いて、蓄電池からモータへ供給される電気が遮断され、自動車が徐々に停止する。
常閉スイッチは、モータを停止操作するか、あるいは、停止スイッチを再度押圧操作することにより閉じる。
また、通常走行時に停止スイッチを操作した場合、走行駆動装置への動力の供給を遮断するのと同時に、ブレーキ作動装置へ信号を送り、徐々にブレーキをかけるようにすることもできる。
1 オイルタンク(走行用動力源)
2 オイル・エンジン(走行駆動装置)
3 油路
4 電磁弁
5 停止スイッチ
6 ハンドル
7 弁ケース
8 インポート
9 アウトポート
10 隔壁
11 流路孔
12 可動コア
13 弁体
14 ソレノイド部

Claims (3)

  1. ハンドルに停止スイッチが設けられ、該停止スイッチを操作することにより、走行用動力源から走行駆動装置へ供給される動力が遮断されて、自動車が停車することを特徴とする自動車の走行制御装置。
  2. 前記走行用動力源がオイルタンクであり、前記走行駆動装置がオイル・エンジンであり、前記オイルタンクと前記オイル・エンジンとを接続する油路に、前記停止スイッチを操作することにより閉じる常開の電磁弁が設けられたことを特徴とする請求項1に記載された自動車の走行制御装置。
  3. 前記走行用動力源が蓄電池であり、前記走行駆動装置がモータであり、前記蓄電池と前記モータとを接続する電路に、前記停止スイッチを操作することにより開く常閉スイッチが設けられたことを特徴とする請求項1に記載された自動車の走行制御装置。
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