JP3225847U - Ledライトシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】HIDライトの代替として使用するLEDライトに、車載用バッテリーから電気エネルギーを供給する際に、LEDライトの最大許容電圧を超える電圧が供給されることを防ぐLEDライトシステムを提供する。【解決手段】LEDライト13の最大許容電圧を超える電圧がLEDライトに供給されることを防ぐ緩衝装置12を車載用バッテリー11とLEDライトとの間に設ける。緩衝装置12は、LEDライトの最大許容電圧を基準に切り替わる切替器12aを有し、切替器によって、LEDライトの点灯時から所定時間までは、変圧器12bを介してLEDライトに電気エネルギーを供給し、所定時間経過後は変圧器を介さずにLEDライトに電気エネルギーを供給する。【選択図】図1
Description
本考案は、LEDライトシステム、詳しくは、車載用バッテリーから電気エネルギーを供給される際に、LEDライトの最大許容電圧を超える電圧がLEDライトに供給されることを防ぐLEDライトシステムに関する。
従来から、環境負荷低減等、LEDのメリットを最大限活用できるように、車載用照明器具がLEDに代替されつつある(特許文献1)。このうち、LEDへの代替が難しいものとして、HIDランプがある。HIDランプは、金属原子高圧蒸気中のアーク放電による光源であり、点灯には、およそ23000V程度と高い電圧が必要とされる。これに対して、LEDは、点灯時に高い電圧を必要としないだけでなく、最大許容電圧が低いため、HIDランプを単にLEDランプに置換した場合、点灯時の高電圧によりLEDランプが故障することがある。このため、HIDランプからLEDランプへの代替は困難であるとされている。
LEDへの代替が難しいものとして、HIDランプがある。HIDランプは、金属原子高圧蒸気中のアーク放電による光源であり、点灯には、およそ23000V程度と高い電圧が必要とされる。これに対して、LEDは、点灯時に高い電圧を必要としないだけでなく、最大許容電圧が低いため、HIDランプを単にLEDランプに置換した場合、点灯時の高電圧によりLEDランプが故障することがある。このため、HIDランプからLEDランプへの代替は困難であるとされている。
そこで、発明者は、高圧の電気エネルギーが発生する時期と、LEDの最大許容電圧に着目した。つまり、23000Vの高い電圧が車載用バッテリーから供給されるのは、HIDランプの点灯開始から所定時間経過するまでであり、その後、高い電圧が車載用バッテリーからHIDランプに供給されることはないことに着目した。そして、点灯開始から所定時間経過するまでの間は、変圧器を介して、最大許容電圧以下に低下することにより、LEDランプに高圧な電気エネルギーが供給されることを防ぐことができることを知見し、本考案を完成させた。
本考案は、車載用バッテリーから電気エネルギーを供給される際に、LEDライトの最大許容電圧を超える電圧がLEDライトに供給されることを防ぐLEDライトシステムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、車載用バッテリーから電気エネルギーを供給されることにより、HIDライトの代替としてLEDライトが点灯するLEDライトシステムであって、前記車載用バッテリーから、前記LEDライトの最大許容電圧を超える電圧がこのLEDライトに供給されることを防ぐ緩衝装置をこの車載用バッテリーとこのLEDライトとの間に設けたLEDライトシステムである。
請求項2に記載の考案は、前記緩衝装置は、前記LEDライトの最大許容電圧を基準に回路が切り替わる切替器を有し、前記車載用バッテリーから供給された電気エネルギーは、前記切替器により、前記LEDライトの点灯時から所定時間まで、前記最大許容電圧以下に低下する変圧器を介してこのLEDライトに供給し、所定時間経過後は変圧器を介さずにこのLEDライトに供給する請求項1に記載のLEDライトシステムである。
本考案によれば、車載用バッテリーとLEDライトとの間に、緩衝装置が設けられている。この緩衝装置は、LEDライトの最大許容電圧を超える電圧がLEDライトに供給されることを防ぐものであり、LEDライトの故障を防ぐことができる。
この緩衝装置については、請求項2に記載の考案のように、LEDライトの電気エネルギー供給時間によって、車載用バッテリーから供給される電気エネルギーは最大許容電圧以下に電圧を低下させる変圧器を介して、LEDライトに供給されるか、変圧器を介さずに直接LEDライトに供給されるかを決定する構成を採用してもよい。
23000Vの高い電圧が車載用バッテリーから供給されるのは、LEDライトの点灯開始から所定時間経過するまでであり、その後、高い電圧が車載用バッテリーからLEDライトに供給されることはないため、タイマと切替器とを連携させ、切替器によって、変圧器の仲介の有無を決定することが回路を単純化させることができ、理想的である。
23000Vの高い電圧が車載用バッテリーから供給されるのは、LEDライトの点灯開始から所定時間経過するまでであり、その後、高い電圧が車載用バッテリーからLEDライトに供給されることはないため、タイマと切替器とを連携させ、切替器によって、変圧器の仲介の有無を決定することが回路を単純化させることができ、理想的である。
本考案によれば、車載用バッテリーとLEDライトとの間に、緩衝装置が設けられ、この緩衝装置は、LEDライトの最大許容電圧を超える電圧がLEDライトに供給されることを防ぐため、LEDライトの故障を防ぐことができる。
特に、請求項2に記載の考案によれば、緩衝装置について、LEDライトの電気エネルギー供給時間によって、車載用バッテリーから供給される電気エネルギーは最大許容電圧以下に電圧を低下させる変圧器を介して、LEDライトに供給されるか、変圧器を介さずに直接LEDライトに供給されるかを決定する構成を採用する。これにより、単純な回路で緩衝装置を作製することができ、安価でLEDライトの故障を防ぐことができるLEDライトシステムを構成することができる。
本考案の実施例を、図1を参照に説明する。ただし、本実施例は本考案の例示であり、本考案は実施例に限定される意図ではない。
実施例にかかるLEDライトシステム10は、車載用バッテリー11、緩衝装置12、LEDライト13から構成されている。具体的には、車載用バッテリー11と緩衝装置12とをリード線にて連結し、緩衝装置12とLEDライト13を別のリード線にて連結することにより、LEDライトシステム10が構築される。なお、本実施例は、SUV車に搭載されているHIDライトをLEDライトシステム10に取り替えたものであり、車両の基本構成については、市販車両によるが、本発明は車体や大きさによって、実施に影響されるものではない。
本実施例の車載用バッテリー11は、市販のSUV車に搭載されているものをそのまま使用した。そして、HIDライトの接続端子を外し、緩衝装置12から延びる接続コードの先端に取り付けられている接続端子を、HIDライトの接続端子として接続した。
緩衝装置12は、変圧器12b、タイマ、切替器12aの3つの部材から構成される。変圧器12bは、23000V程度の高圧の電気エネルギーをLEDライトシステム10が故障しない最大許容電圧以下(例えば30V)まで電圧を低下させるものである。
図2のグラフの(a)に示すように、23000Vの高い電圧が車載用バッテリー11から供給されるのは、LEDライト13の点灯開始から所定時間経過するまでであり、その後、高い電圧が車載用バッテリー11からLEDライト13に供給されることはない。このため、タイマ(図示しない)と切替器(スイッチ)12aとが連動するように回路を構成するとともに、点灯開始から所定時間までは、変圧器12bを介してLEDライト13に電気エネルギーが供給され、所定時間経過後は、変圧器12bを介さずにLEDライト13に電気エネルギーが供給されるようにする。そして、電気エネルギーの供給が絶たれたときに、切替器12aにより変圧器12bを介してLEDライト13に電気エネルギーが供給されるように回路が切り替わる。
図2のグラフの(a)に示すように、23000Vの高い電圧が車載用バッテリー11から供給されるのは、LEDライト13の点灯開始から所定時間経過するまでであり、その後、高い電圧が車載用バッテリー11からLEDライト13に供給されることはない。このため、タイマ(図示しない)と切替器(スイッチ)12aとが連動するように回路を構成するとともに、点灯開始から所定時間までは、変圧器12bを介してLEDライト13に電気エネルギーが供給され、所定時間経過後は、変圧器12bを介さずにLEDライト13に電気エネルギーが供給されるようにする。そして、電気エネルギーの供給が絶たれたときに、切替器12aにより変圧器12bを介してLEDライト13に電気エネルギーが供給されるように回路が切り替わる。
LEDライト13については、市販のLEDライト13を使用した。本実施例におけるLEDライト13は、最大許容電圧が30Vのものを使用した。基本的には、HIDライトと同じ照度のライト13を使用するが、法定の範囲内であれば目的や趣味嗜好によって適宜変更は可能である。
このように構成することで、図2のグラフの(b)に示すように、LEDライト13に供給される電気エネルギーは、一定して30V以下となり、LEDライト13の点灯開始から所定時間経過するまでに発生する高圧の電気エネルギーが供給されることはなかった。
このため、本実施例におけるLEDライトシステム10を使用すれば、HIDライトの代替として、LEDライト13が故障せずに連続して使用可能となる。
このため、本実施例におけるLEDライトシステム10を使用すれば、HIDライトの代替として、LEDライト13が故障せずに連続して使用可能となる。
10 LEDライトシステム、
11 車載用バッテリー、
12 緩衝装置、
12a 切替器、
12b 変圧器、
13 LEDライト。
11 車載用バッテリー、
12 緩衝装置、
12a 切替器、
12b 変圧器、
13 LEDライト。
Claims (2)
- 車載用バッテリーから電気エネルギーを供給されることにより、HIDライトの代替としてLEDライトが点灯するLEDライトシステムであって、
前記車載用バッテリーから、前記LEDライトの最大許容電圧を超える電圧がこのLEDライトに供給されることを防ぐ緩衝装置をこの車載用バッテリーとこのLEDライトとの間に設けたLEDライトシステム。 - 前記緩衝装置は、前記LEDライトの最大許容電圧を基準に回路が切り替わる切替器を有し、
前記車載用バッテリーから供給された電気エネルギーは、
前記切替器により、前記LEDライトの点灯時から所定時間まで、前記最大許容電圧以下に低下する変圧器を介してこのLEDライトに供給し、所定時間経過後は変圧器を介さずにこのLEDライトに供給する請求項1に記載のLEDライトシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020000288U JP3225847U (ja) | 2020-01-30 | 2020-01-30 | Ledライトシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020000288U JP3225847U (ja) | 2020-01-30 | 2020-01-30 | Ledライトシステム |
Publications (1)
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JP3225847U true JP3225847U (ja) | 2020-04-09 |
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Family Applications (1)
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JP2020000288U Active JP3225847U (ja) | 2020-01-30 | 2020-01-30 | Ledライトシステム |
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JP (1) | JP3225847U (ja) |
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2020
- 2020-01-30 JP JP2020000288U patent/JP3225847U/ja active Active
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