JP3225824B2 - Nパラレル連続カウント判別回路 - Google Patents

Nパラレル連続カウント判別回路

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JP3225824B2
JP3225824B2 JP01762496A JP1762496A JP3225824B2 JP 3225824 B2 JP3225824 B2 JP 3225824B2 JP 01762496 A JP01762496 A JP 01762496A JP 1762496 A JP1762496 A JP 1762496A JP 3225824 B2 JP3225824 B2 JP 3225824B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル伝送装置
に係り、特に前段回路にてデータ列を1クロック毎に誤
りデータか正常データかを判定した後のNビット並列の
入力データの中の連続した正常データの個数が規定数に
達したか否かを判別するNパラレル連続カウント判別回
路に関する。近年、ディジタル伝送装置の高速化に伴
い、伝送データの中の誤りの無い連続した正常データの
個数が規定数に達したか否かを判別する回路を含むLS
Iにおいても、其の正常データの連続性の判別の高速化
が要求されている。このため、其のLSIの内部素子の
高速化は勿論のこと、連続性の判別回路の設計も、其の
判別動作の高速化を考慮して設計する必要がある。
【0002】
【従来の技術】図10の(1) に従来のNパラレル連続カ
ウント判別回路の構成を示し同図の (2)に其の動作例の
タイムチャートを示す。図10の(1) の従来例の構成
は、図示しない前段回路で、ビット単位で誤りデータか
正常データかを判定した後のN=8ビット並列の入力デ
ータ (データ7 〜データ0)を、其のMSB(データ7)を
優先してLSB(データ0)の方向へ順位を付し出力する
優先エンコーダ1 と、LSB(データ0)を優先してMS
B(データ7)の方向へ順位を付して出力する優先エンコ
ーダ2 とに入力し、同図の (2)の動作例に示す如く、連
続性の判別基準として予め定めた正常データの連続個数
R =30 の場合に、例えば入力の8ビット並列のデータの
LSB(データ0)から数えて7番目のデータ7(MSB)
が誤り(動作タイムチャートでは黒塗りで示す)で、以
後は正常データが連続する(図2ではケース2 である)
場合は、エンコーダ1 とエンコーダ2 は、誤りデータ迄
の正常データの連続数の0,7;8,8;8,8;8,8 を、それぞれ
2進化信号D1,D2 として出力する。即ち、入力の8並列
データの第1列のMSB(データ7)が黒塗りの誤りであ
る場合は、LSB(データ0)から始めた正常データの数
を数えた優先エンコーダ2 の出力7 の2進化信号D2をセ
レクタSEL で選択し、ラッチであるフリップフロップFF
を通し、アダーADD にて、優先エンコーダ1 の不定出力
の2進化信号D1と加算され、ADD 出力=X を得るが、こ
のADD 出力=Xは、セレクタSEL では、誤り有りの場合の
選択信号"1" により選択されず、優先エンコーダ2 の出
力7 のD2が選択されて、FF出力=7となる。次のクロック
の第2列の8並列データは全て誤りが無くD1=D2=8であ
るので、誤り無しの場合の選択信号"0" により、1クロ
ック前のアダーADD 出力(D1+D2)=7+8=15がセレクタSEL
で選択され、FF出力=15 となる。次のクロックの第3列
の8並列データにも誤りが無くD1=D2=8であるので、ア
ダーADD にて優先エンコーダ1 の次の出力D1である2進
化信号D1'=8 とFF出力=15 とが加算され、ADD 出力(D1+
D2+D1')=23を得、セレクタSEL で選択され、FF出力=23
を得る。最後の第4列でもD1=8, D2=8なので、ADD 出力
は 23+8=31となり、セレクタSEL で選択され、FF出力=3
1 となる。此の時のADD 出力=31 をコンパレータに入力
し、該コンパレータで予め与えられた基準値30と比較
し、該基準値30より大きいので、図10の8並列データ
の第1列のMSB(データ7)が誤りで、其れ以降は正常
データが続く動作例の場合は、正常ビットの連続数が第
4列で基準値30に達したと判断し、連続判別信号として
符号"H" を外部へ出力していた。ところが、この図10
の従来の回路では、クロック毎の正常データを順に加算
するアダーADD を使用しているので、其の加算処理に大
きな遅延時間を要し、例えば入力の一定数の伝送データ
のフレーム同期を取る装置などにて、正常データの連続
数が規定数だけあるか否かの判別が高速に行われないと
いう問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、クロ
ック単位の誤りの有/無を判定した後のNビット並列の
入力データの中の連続した良データの連続数をカウンタ
で計数し規定数に達したか否かを判別する際に、従来の
処理時間が大きくなるアダーADD を使用する方法を止め
て、簡単で且つ入力から出力までの処理時間が小さく抑
制されるNパラレル連続カウント判別回路を実現する事
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明のNパラレル連続カウント判別回路の基本構成
を、図1の原理的な構成図に示す。本発明では、アダー
ADD を使用しないで高速のNパラレル連続カウント判別
回路を実現する為に、以下の考え方で回路を構成する。
図2(並列数N=8の入力データの中の連続した正常デ
ータ〇をカウンタがカウントした連続個数を比較する時
の基準の連続個数を 30 とした場合の、連続した正常デ
ータ〇が始まる誤りXの位置の変化により分類される9
種類のケース1 〜9 を表示したもの)を参照し、 1. 誤りの有/無を1クロック毎に判定した後のNビッ
ト並列のデータを入力し其の第1列のNビットの中の連
続した正常データ〇が始まる位置(誤りデータX)迄の
LSBから始まりMSB方向の正常データ〇の連続個数
(1) を優先エンコーダで検出し、ラッチである保持
部4 に保持する。この時、カウント制御部2 であるカウ
ンタのデコーダDECは、その出力(2) としてカウン
ト初期値Dを定めるロードL 端子への制御信号を出力
し、カウンタ3は其の初期値D に初期化される。また、
DECは、出力(1)として最終列の連続した正常デー
タのカウント期待値B を出力し、判別部5 のコンパレー
タの比較の基準値とする。
【0005】2. カウンタ3のCTRは、第2列目以
降のNビットの全てに誤りが無い良データのみから成る
列の数nをカウントする。 3. 第1列目のN並列データのLSBから誤りXまでの
連続した正常データ〇の個数(1)と、N並列データの全
てが誤りの無い良データのみの列の数nのカウントを終
えた時点で、最終列のMSBから始まる連続した良デー
タ〇の個数(A)を優先エンコーダで検出し、其の良デ
ータ〇の全連続個数が予め定めた規定値Rに達したか否
かをコンパレータで判別する。
【0006】要するに、正誤が判定された後の並列にN
ビットの入力データの中の連続した正常データの規定個
数R の連続性を判別するには、先ず、其の第1列目のL
SBから始まり誤データX迄の正常データ〇の連続個数
(1)を知る事により、図2の9種類のケースの何れのケ
ースに相当するかを知り、其の相当するケースの第1列
の良データ〇の連続個数(1) と予め定めた規定の良デー
タ〇の全連続個数R とにより、最終列のMSBから始ま
りカウントされる連続した良データ〇の最終位置が計算
されるので、途中の中間列は、Nデータの全ての判定に
誤りが無い(Nパラレルデータの論理和ORが0) 良デー
タのみの列が幾つ有るかという列数nのカウント情報に
より、連続した良データ〇全部の規定数Rの連続性が検
出されたか否かを判別する事が出来る。
【0007】図1の本発明の原理的な構成図にて、1は
連続個数検出部であり、1クロック毎に正/誤を判定し
た後の Nビットパラレルの入力データの最初の列の連続
した正常データの連続個数(1) と最終列の正常データの
連続個数(A) とを別々に検出するもの。
【0008】2は制御部であり、上記の図2の Nパラレ
ルの入力データの最初の列の連続した正常データの始ま
る誤りデータXの位置により分類される9種類のケース
の何れのケースに相当するかを知ることにより初期化さ
れ、入力のクロック毎の各列の Nパラレルのデータの中
の誤り有/無しを表す信号(2) の"1/0" により前記入力
データの最初の列の正常データの連続個数(1) を一時保
持するラッチの出力(1) により、カウンタ3(CT
R)のカウント初期値を或るデータ値Dに定めるロード
端子Lへの制御信号(2) と、最終列の正常データのカウ
ント期待値(1) とを生成するデコーダDECである。
【0009】3はカウンタCTRであり、N パラレル
の入力データの全ての判定が“良”即ち、誤りが無い良
データのみの列の数nをカウントするもの。4は保持部
であり、連続個数検出部1 で検出された最初の列の誤り
データ迄の連続した正常データの個数(1) を、各クロッ
ク毎の列における誤り有/無しの2値符号"1/0" のラッ
チ信号(2) により、保持/ 解除する所謂ラッチであ
る。
【0010】5は判定部であり、制御部2 のデコーダD
ECがデータ保持部4 に保持した最初の列の正常デー
タの連続個数(1) により生成した最終列の正常データの
カウント期待値(1) の出力B と、カウンタ3 がカウント
した良データのみから成る列の数n と、カウンタ3 に設
定した基準となる連続した良データの最大カウント数R
から計算された最終列の正常データの連続個数の情報A
とにより、入力の Nパラレルのデータから、正常データ
の規定の連続個数R が実際に検出されたか否かを判別す
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は、並列数N=8の入力デー
タの中の連続した正常データ〇をカウンタがカウントし
た連続個数を比較し判別する時に基準となる連続個数を
30 とした場合の、連続した正常データ〇が始まる誤り
データXの位置により分類される9種類のケース1 〜9
を表示したもの。図3は、本発明の実施例の動作を説明
するための入力の種類を表す前記図2の9種類の各ケー
スと、制御部2であるDECの出力(1) の各ケースの最
終列の連続した正常データ〇のカウント期待値B と, D
ECの出力(2) であるカウンタCTR の初期値D 又はセレ
クタSEL の選択信号"1/0" と、カウンタCTR の出力であ
る誤りの無い良データのみから成る列の数nとを表す図
である。
【0012】図4は本発明の請求項1に対応する実施例
1 のNパラレル連続カウント判別回路の (1)構成図と
(2)動作例としてケース2の途中からケース8に移行し
た場合のタイムチャートとを示す。図4の(1) 構成図の
中、はプライオリティエンコーダ1 であり、入力の正
/誤の判定後のNビットパラレルの情報の中の連続した
正常データの始まる位置、即ち誤データX(図4の(2)
では黒塗り)の位置までの MSBから LSBの方向に数えた
正常データ〇の連続個数のデータD1を検出し、2進化信
号A(バイナリ)として出力するもの。は、と同様の
プライオリティエンコーダ2 であり、Nパラレル情報の
中の誤データXの位置までの LSBから MSBの方向に数え
た正常データ〇の連続個数のデータD2を検出し、2進化
信号(1) として出力するものであり、また、入力のNパ
ラレル情報の中に少くとも1個の誤りデータXが有った
場合は、保持すべきデータである事を示すラッチ信号
(2) として2値符号"1/0" の"1" を生成し、データの保
持部4 であるラッチへ出力する。は保持部4 のラッ
チであり、プライオリティエンコーダ2 の検出データ
D2の2進化信号(1) を、ラッチ信号(2) である2値符
号"1/0" の"1" により一時保持し、"0" により解除す
る。は制御部2 であるデコーダDECであり、ラッチ
からの出力(1)により、カウンタ3 であるの4ビッ
トカウンタCTR がカウントする初期値D を定めるのに必
要な情報(2) と、判別部5 であるのコンパレータで比
較に必要な最終列の正常データのカウント期待値B の情
報を、図3に示すDEC出力(1) として、図示しない
が、適当な論理ゲートで生成し出力する。図2の9種類
のケースの中のケース2(各列が8パラレルの入力デー
タの第1列の連続した正常データ〇が始まる誤りXの位
置が、MSBであってLSBから計数して7個目の位置
の場合) の途中の第4列で、ケース8(正常データ〇が
始まる誤りXの位置がLSBから計数して1個目の位置
の場合)に移行した場合を動作例に取ると、最初のケー
ス2の間は、4ビットカウンタCTR に対しては初期値
D の情報(2) として、15(4ビットカウンタ出力の10進
数 0〜15の最大値15)−2(8個並列の全データが良デ
ータである列の数2)=13に相当する2進化信号のカウ
ント値Aとして "1111− 0010 = 1101"を出力し、コ
ンパレータに対する情報Bの信号(1) としては、最終列
の良データのカウント期待値の10進数7に相当する2進
化信号のカウント値"0111"を出力する。4ビットカウ
ンタCTRは、プライオリティエンコーダ2 の出力D2の
第1列のNパラレルの情報に誤りXが有った場合に、其
のカウント初期値D を定めるロードL が、エンコーダ2
の出力のラッチ信号(2) の誤り有/無"1/0" の"1" で動
作し、デコーダDECの出力(2)のデータD の値13に
初期化され、CTR値がクロックで値13,14,15とカウント
アップし、ラッチ信号(2) が"1" から"0" "0" となる。
そして第3クロックのCTR値14の時、CTR の出力の全
て良データ数8 の列が2列で16個続き値23となり其の時
に桁上げのC0出力が"H" となりCTR 値が15になるが、
この時のコンパレータの入力は、DECの出力(1)
である最終列の良データのカウント期待値B が7で,エ
ンコーダ1 の出力の良データの連続数A が 8x2=16 で合
計値0+16+7=23となるが、基準値R=30以下であるので、
コンパレータ出力は"L" となる。従って判定部5 の
AND の出力の連続判別信号は"L" となる。次の第4列
の途中でケース8に移行すると、其の第1列目で、正常
データ〇が始まる誤りX(黒塗り)の位置が、LSBか
ら計数して1番目の位置であり、MSBからカウントし
て正常データ〇が無いので、エンコーダ1 の出力D1=
0, エンコーダ2 の出力( 1) D2=1 となり、ラッチ信
号(2) は "0"から"1" に変化するが、ラッチ出力は値
7のままである。しかし、第2列目から少くとも第5列
までは、各列とも誤りXが無いので、エンコーダ1 の
出力D1=8, エンコーダ2 の出力(1)D2=8 が4列続き、
ラッチ信号(2) は "1"から"0" に変化し"0" が4ケ続
く。そしてラッチ出力も、値7から値1となり値1が
4ケ続く。デコーダDECの出力(1)の最終列のカウ
ント期待値B は、図3に示す如く、値7から値5に変
り、値5が4ケ続く。DEC出力(2) のカウント初期値
D の値13は値12となり、値12が4個続き、CTR 値の初期
値が12となり、CTR 値が1クロック毎に12,13,14,15と
カウントアップされる。第4クロックの第4列の CTR値
14の時、CTR の出力の全て良データの個数8 の列が3
列で24個続き良データの連続値が 1+24=25となるので、
第5クロックの第5列で出力される桁上げ出力の C0 出
力は"H" となりCTR値が15となる。このCTR 値14の
時、コンパレータの入力は、DEC出力の信号(1)
である最終列のカウント期待値B が第2クロック以来5
であり、エンコーダ1 の出力の良データの連続数A が
8x3=24 であるので、良データの合計値 1+24+5=30とな
り、基準値R=30に達するので、コンパレータ出力は"
H" となる。従って、第5列で出力される判定部5 のA
ND の出力の連続判別信号は"H" となり、ケース2 の
後のケース8 の場合は、正常データが第5列で基準の連
続数30に達したと判別される。
【0013】図5は本発明の請求項2に対応する実施例
2の構成を示し、前述の図4の請求項1の実施例1の
デコーダ部DEC の出力(2) を得る為に必要なカウンタの
最大値15(1111)から、誤りの無い列の数n の例えば値2
(0010)を引算する減算(−)を含む複雑な論理演算を無
くす事を目的として、図4のデコーダ部DEC とカウ
ンタCTR とを、図5の (1)構成図に示すデコーダDEC
とカウント部の如く、変えたものであり、図5の
(2) は動作例としてケース3(連続した正常データ〇〇
─の始まる誤りデータXの位置がLSBから計数して6
番目の場合)のタイムチャートを示す。図5の(1) の
デコーダDECが、コンパレータに対して出力する信
号(1) は図4と同様であり、カウント部に対して出力
する信号(2)は、図3の実施例の動作の説明のためのD
EC出力(2) の欄の実施例2 に示す如く、図2の9種類
(実質8種類)のケースの場合のケース2 の時だけ、カ
ウント部を構成する最終段のセレクタSEL に対し符号
“0"を出力し、他のケースでは符号"1" を出力する2値
符号"1/0" である。カウント部は、エンコーダ2の
出力(2)の誤り有/無の符号"1/0" を其の初段のカウン
タの初期値を定めるロード端子L に入力し、其の誤り有
/無の符号"1/0" の反転符号"0/1" を動作可能/不可能
のイネーブル端子E に入力する事により、常に初期値D
がオール零0,0─から始まるイネーブルE 付きの初段カ
ウンタCTR と、中間段の全て誤り無しの列の数nが2の
CTR値1のデコーダDEC1と, 全て誤り無しの列の数nが
3の CTR値2のデコーダDEC2と、該デコーダDEC1の出力
とデコーダDEC2の出力とを 0入力端と 1入力端とに入力
し其の一方を出力として選択する最終段の 0-1セレク
タSEL とから成り、其の初段のイネーブルE 付きのカウ
ンタCTR は、プライオリティエンコーダ2 の出力(1)
のD2に誤りXが有った場合の出力(2) の符号"1" の時
に、カウンタの初期値を定めるロードL を動作させ、初
期値がデータD の値0に初期化される。エンコーダ2
の出力(1) のD2に誤りXが無い場合の出力(2)の符号"0"
の時に、カウントアップする。そして中間段のデコー
ダDEC1, DEC2は、誤りXが無い良データ〇のみの列の数
のカウント数n の最大値(図2の入力の9種類のケース
で、ケース2の場合はn="2" であり、その他のケース
の場合はn="3である。従って、デコーダDEC1はカウン
タCTR 値"2" を表す値1をデコードし、DEC2はカウンタ
CTR 値"3" を表す値2をデコードする。カウント部の
最終段のセレクタSEL の出力が"H" となった時に、最
終列の前である第3列目までの2つの列に誤りが無いと
前段のコンパレータ出力の"H" で判断し、最終列の第
4列の良データの連続数が8個と判断する。従って、ケ
ース3の動作例の場合は、第4列の最終で連続した良デ
ータ〇の数が 6+8x2+8=30 となり、判別部のAND出力の
連続判別信号は"H" となる。
【0014】図6は本発明の請求項3に対応する実施例
3の構成を示し、図5のカウント部の構成を更に簡略
化する事を目的としたものである。図6の(1) 構成図
は、図5のカウント部のカウントCTR とデコーダDEC
1,DEC2 とを、一つのシフトレジスタREGに置換した
ものである。図6の(2)は其の動作例のケース7の場合
のタイムチャートである。図5では、第2列以降の各列
の誤りが無い良データのみの時間のカウントは、初段の
イネーブルE 付きバイナリカウンタCTRで行っていた動
作を、図6では、シフトレジスタREGにより行わせた
ものである。その動作は、プライオリティエンコーダ
2 の出力(2)の誤り有りの符号"1" の時に、其の反転符
号"0" により、シフトレジスタREGの内容がクリアさ
れ、誤り無しの符号"0" の時に、其の反転符号"1" によ
り該シフトレジスタREGがシフト動作をし、誤り無し
の列の数n=2の CTR値1 のA出力を第4クロックで出
力し、誤り無しの列の数n=3の CTR値2 のB出力を第
5クロックで出力する。そしてセレクタSELにて、DE
C 出力(2) の符号"1" により、誤り無しの列の数n=3
のB出力"H" が選択され、判別部の ANDで、前段のコ
ンパレータの出力"H"と ANDが取られ、AND 出力の連
続判定信号は、第5列の4個目で正常データ〇の連続
個数が 2+8x3+4=30 となり、規定値R=30に達して符号"
H" を出力する。
【0015】図7は本発明の請求項4に対応する実施例
4の構成を示し、図4の実施例1 のデコーダDEC の構
成を簡略化する事を目的として、図4のデコーダDEC
の構成をROMに置換したものである。ROMは、
図4のデコーダ部DEC と同等の動作を行うもので、ラ
ッチに保持した最初の列の正常データの連続数の情報
(1)を基にして, 予めカウンタの初期値を定める制御信
号(2) と最終列の正常データの連続数の期待値(B) とを
書き込み記憶したものである。
【0016】図8は本発明の請求項5に対応する実施例
5の構成を示し、図9は本発明の請求項5に対応する実
施例5の動作のタイムチャートを示し、図4の実施例1
の回路構成の簡略化を目的としたものである。図8の実
施例5 では、図4のプライオリティエンコーダ1 及び
コンパレータを使用せず、其れと同じ動作を、図8の
デコーダDECの回路に示す如く、前段のデコーダ
DEC の出力(1) である最終列の正常データのカウント期
待値B を表す3本の信号(1) を,図2の9種類のケース
1〜9の,実際はケース1,9が同じなので8種類のケ
ースを表す8本の信号に変換する 3-8 DECと、其の出力
の8本の信号を選択信号として,8種類のケースの各最
終列の正常データの連続数の1つを選択するセレクタS
ELとで構成されるデコーダDECにより、行わせる
様に構成したものである。図8の実施例5 のデコーダD
ECの回路では、ケース4の場合はデータ7の個数
1、ケース5の場合はデータ7とデータ6の AND出力の
個数2、ケース6の場合はデータ7とデータ6とデータ
5の AND出力の個数3、以下同様にして、実際は同じケ
ース1,9の場合は、データ7とデータ6とデータ5と
データ4とデータ3とデータ2の AND出力の個数6、最
後のケース3の場合は、データ7とデータ6とデータ5
とデータ4とデータ3とデータ2とデータ1とデータ0
の AND出力の個数8の何れか1つを選択して、判別部の
ANDに入力し、カウンタCTR から入力する、8並
列のデータの全てが誤り無しの正常データ〇のみの列の
数n を表す桁上げ出力C0との論理積を該ANDで取
り、其のANDの出力として連続判定信号を得る。
図9の動作例ケース3の場合は其のタイムチャートに示
す如く、エンコーダ2 の出力(1) は、第1クロックの
第1列では誤り(黒塗り)までの正常データの連続個数
は6であり、第2列以降第4列までの3列では連続個数
8なので、8が3ケ続く。従って、エンコーダ2 の出
力(2) のラッチ信号(2) は、第1列では誤り有りの符
号"1" を出力し、誤りの無い第2列以降第4列までの3
列は誤り無しの符号"0" を3ケ続けて出力する。ラッ
チの出力は、第1列から第4列まで、不定値X,値6,6,
6 となり、DEC の出力の(1) は不定値X,値8,8,8 と
なり、DEC の出力の(2) である4ビットカウンタCTR
の初期値は、不定値X,値13(=15-2),13,13となる。従っ
てカウンタCTR 値は第2クロックの第2列で初期値13を
取り、第3,第4クロックで値14, 15とカウントアップ
し、第4クロックの第4列目でCTR 値の最大値15に達
し、其の第4列目でカウンタの CO 出力は符号"H"
となり、判別部のANDに入力される。ANDで
は、前段のコンパレータの出力"H" と ANDが取られ、
AND 出力の連続判定信号は、第4列の8個目で正常デ
ータ〇の連続個数が 6+8x2+8=30 となり、規定値R=30に
達したとして符号"H" を出力する。
【0017】以上、本発明の実施例として5つの実施例
1〜実施例5 を図4〜図9に示したが、これらの実施例
の組合せとして、特に図示しないが、図4〜図6,図8
のデコーダDEC を、図7のROMに置換したり、図
7,図8のカウンタCTR を、図5のイネーブル付きカ
ウンタとデコーダDEC1,DEC2 とセレクタSEL とから成る
カウンタ部や、其のイネーブル付きカウンタとデコー
ダDEC1,DEC2 とをシフトレジスタREG に置き換えた図6
のカウンタ部に置換した実施例が構成されることは言
うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明による、Nパ
ラレル連続カウント判別回路は、従来回路が素直に誤り
でない正常データの連続数を順次数える構成であるのに
対し、単に判定開始の最初の1クロック目で正常か誤り
かを判定した後の最初のパラレル情報入力のLSBから
の連続した良データの個数を検出しラッチした其のラッ
チ情報により、制御部であるカウンタのデコーダDEC が
カウンタのカウント数を制御し、規定数の連続した正常
データの最終列のデータと予想される位置のMSBから
の連続個数により、連続した正常データの数が規定の連
続数に達したか否かを判別するので、判別処理の高速化
に寄与する効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のNパラレル連続カウント判別回路の
原理的な構成図
【図2】 本発明の実施例の動作を説明するためのN=
8の場合の連続した正常データの始まる位置による9種
類のケースを示す図
【図3】 本発明の実施例の動作を説明するための各ケ
ースの制御部DECとカウンタ部CTRの出力信号を表
す図
【図4】 本発明の請求項1に対応する実施例1 の構成
と其の動作のタイムチャート
【図5】 本発明の請求項2に対応する実施例2 の構成
と其の動作のタイムチャート
【図6】 本発明の請求項3に対応する実施例3 の構成
と其の動作のタイムチャート
【図7】 本発明の請求項4に対応する実施例4 の構成
と其の動作のタイムチャート
【図8】 本発明の請求項5に対応する実施例5 の構成
【図9】 本発明の請求項5に対応する実施例5 の動作
のタイムチャート
【図10】 従来のNパラレル連続カウント判別回路の
構成と其の動作のタイムチャート
【符号の説明】
図1における1は連続個数検出部、2は制御部、3はカ
ウンタ、4は保持部、5は判別部、図4〜図7における
はプライオリティ・エンコーダ1 、はプライオリテ
ィ・エンコーダ2 、はラッチ、はデコーダDEC 、
はカウンタ又はカウンタ部、はコンパレータ、はA
ND回路である。
フロントページの続き (72)発明者 堀 正人 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番 9号 富士通ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 大場 隆浩 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番 9号 富士通ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 上月 俊明 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番 9号 富士通ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 城下 恵理子 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番 9号 富士通ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 渡▲邊▼ 智治 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番 9号 富士通ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平7−95181(JP,A) 特開 平6−268633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤りか正常かを1クロック毎に判定した
    後のNビット並列の入力データの中の連続した正常デー
    タの個数が規定数に達したか否かを判別するNパラレル
    連続カウント判別回路であって、該判定後のNビット並
    列の入力データの中の連続した正常データのMSBから
    LSBの方向の数を検出する第1優先エンコーダと、L
    SBからMSBの方向の数を検出する第2優先エンコー
    ダと、該Nビット並列の入力データの中に少くとも1個
    の誤りが有った時、誤り有りの符号"1" により該誤りの
    位置までのLSBからMSBの方向の正常データの連続
    数の情報をクロック毎に保持し, 誤り無しの符号"0" に
    より解除するラッチと、其の保持した最初の列の正常デ
    ータの連続数の情報を基に, カウンタの初期値を定める
    制御信号と最終列の連続した正常データのカウント期待
    値とを生成するデコーダと、誤りの無いN個の正常デー
    タのみから成る列の数をカウントし桁上げ出力を送出す
    るカウンタと、予め定めた連続数の正常データの最終位
    置で前記第1優先エンコーダの出力と前記デコーダの出
    力の最終列の正常データの連続数の期待値とを比較する
    コンパレータと、其のコンパレータの出力と前記カウン
    タの桁上げ出力との論理積を取るANDとを具えたこと
    を特徴とするNパラレル連続カウント判別回路。
  2. 【請求項2】 前記のカウンタを、Nビット並列の入力
    データの中の誤り有/無しを表す符号"1/0" により其の
    カウンタ初期値を定め其の誤り有/無の符号"1/0" の反
    転符号"0/1" により動作可能/不可能とする事により、
    常に初期値がオール零0 から始まる初段のイネーブル付
    きのカウンタと、Nビット並列の最初の列の正常データ
    の連続数により自動的に定まる全て誤り無しの正常デー
    タのみの列の数の2種類の数の一方のカウント値のデコ
    ーダと, 他方のカウント値のデコーダとの中間段と、該
    2種類のデコーダの出力の一方を選択し出力とする最終
    段のセレクタとから成るカウント部に変更し、該カウン
    ト部の最終段のセレクタの選択信号"1/0" を、前記デコ
    ーダで生成した出力とする様にしたことを特徴とする請
    求項1記載のNパラレル連続カウント判別回路。
  3. 【請求項3】 前記カウンタ部の初段のイネーブル付き
    カウンタと中間段の2種類のデコーダを、前記最初の列
    の正常データの連続数により自動的に定まる全て誤り無
    しの正常データのみの列の2種類の列数のカウント値を
    それぞれ出力するシフトレジスタに置換したことを特徴
    とする請求項2記載のNパラレル連続カウント判別回
    路。
  4. 【請求項4】 前記請求項1のデコーダを、予めカウン
    タの初期値を定める制御信号と最終列の正常データの連
    続数の期待値とを書き込み記憶したROMに置換したこ
    とを特徴とする請求項1記載のNパラレル連続カウント
    判別回路。
  5. 【請求項5】 前記請求項1のコンパレータを、前記デ
    コーダが最終列の正常データのカウント期待値として出
    力する値1乃至Nを表すnビットの2値化信号を、最初
    の列の正常データの連続数から自動的に定まるN種類の
    正常データの連続状態のケースを表す信号に変換する n
    -Nデコーダと、其の出力のN種類のケースを表す信号を
    選択信号として、Nビット並列の入力データのN種類の
    連続したデータの論理積を取ったN種類のAND出力を
    入力とし其の中の1種類の出力を選択するセレクタとか
    ら成るデコーダに置換したことを特徴とする請求項1記
    載のNパラレル連続カウント判別回路。
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