JP3225785U - 眼鏡状部位を備えたバンダナ - Google Patents
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Abstract
【課題】バンダナとサングラスを個別に準備する必要のない、ファッション性が高く、快適に使用できるバンダナを提供する。【解決手段】バンダナ1は、バンダナ本体10と、バンダナ本体10に取り付けられる眼鏡状部位20とから構成される。眼鏡状部位20は、バンダナ1を頭に被せた状態で前頭部にあたかもサングラスを装着したように現れるよう、バンダナ本体10から左右両脇に延びる一対の結び目部位10a、10bの間の略中央位置に取り付けられる。眼鏡状部位20には、サングラスや眼鏡のレンズに対応する透明体、もしくはこれに模した不透明体が設けられ、これらは眼鏡状部位20から着脱可能に構成されてもよい。また、眼鏡状部位20の周囲となるバンダナ本体10には、眼鏡のフレームに模した図柄が描かれていてもよい。【選択図】図1
Description
本考案は、一般に布状部材を頭の上を覆うように被せて後頭部で結ぶことにより頭に装着されるバンダナ、およびバンダナ同等品に関する。
バンダナは絞り染めを意味するヒンディー語の「バンドゥヌ(Bandhnu)」を語源とし、絞り染めや更紗模様で染めた木綿の布地を指す用語で、基本的には頭や髪を飾る装飾品として用いられるほか、ハンカチのように汗を吸収したり、直射日光を遮って頭を保護したりするなどの実用性をも備えている。一般には四角い布地一枚を三角形状になるよう対角線に沿って半分に畳んで使用されるが、昨今では予め三角形に近い形状としたものや、裁断されたものを頭の形に合わせて縫い合わせたバンダナキャップなどの派生品も見られる(例えば、特許文献1、2参照。)。以降、本明細書でいうバンダナには、本考案の実施に支障のない限りこのような派生品や、ほぼ同等目的で使用されるスカーフ、ネッカチーフ、タオル、手拭い、鉢巻などのバンダナ同等品も含まれるものとする。
バンダナは、単独で頭に装着されることのほか、ファッション性を高めるために特に若者を中心としてバンダナの上からサングラスを含む眼鏡類を被せるように装着することが流行っている。これらバンダナに被せて使用されるサングラスもしくは眼鏡類(以下、本明細書ではこれらを代表して単に「サングラス」と呼ぶ。)は、勿論本来の用途を果たすため目を覆うように使用することも可能であるが、このような本来の用途に使用されないまま単に装飾用としてバンダナの上に、すなわち人の前頭部に被せて使用されることも少なくない。
このようなファッション性を意図したバンダナにサングラスを組み合わせる場合の使用には改善の余地が見られた。装着する場合にはまずバンダナを頭に装着し、その上にサングラスを被せるために二度手間を要した。これは取り外す場合においても同様であり、さらには外した後の状態ではこれら要素を別々に管理することを要し、特に小物であるサングラスに関しては紛失、置き忘れのリスクが生じ得た。
加えてサングラスは、目に被せて使用する本来の目的のために左右のレンズはブリッジと呼ばれる部材でつながれ(ただし、ゴーグル状の場合はレンズが左右一体。)、両レンズの間にあるノーズパットと呼ばれる部分を鼻の付根におき、モダン(先セル)と呼ばれる折れ曲がった部分を両耳の裏側に差し込み、テンプル(つる)と呼ばれる部分のばね力を利用することで目を覆って固定されるのが基本である。しかしながらサングラスがバンダナの上に装着して使用される場合には、ノーズパットで支持されることはなく、通常はモダンで耳に支持されることもない。結局、バンダナに対してはフレームのばね力によって生ずる摩擦力のみに頼ってサングラスがバンダナ上に保持されるものとなり、正規の使用方法と比較して不安定になり勝ちである。このため、適切な保持力が確保されない場合にはサングラスがずれ落ちたり、極端には後方に向けて外れたりすることで使用者が気づかないままサングラスが失われることにもつながり得なかった。これを防ぐよう摩擦力を高めるためにフレーム(テンプル部分)のばね力を高くすると、側頭部が両側から押し付けられるようになって装着者が不快感を覚えることにもなった。
以上より、本考案は上述した従来技術にある各種問題点を解消し、バンダナとサングラスの組み合わせが快適に利用できるよう改善することを目的としている。
本考案は、バンダナとサングラスを一体に形成することによって上述した従来技術の問題を解消するもので、具体的には以下の内容を含む。
すなわち、本考案に係る1つの態様は、頭の上に被せた状態で左右両脇に延びる一対の結び目部位を後頭部の背後で結び、頭全体を覆うようにして使用することが可能なバンダナであって、バンダナ本体と、該バンダナ本体に取り付けられる眼鏡状部位とから構成され、この眼鏡状部位が、一対の結び目部位の略中央位置で前記バンダナ本体に取り付けられていることを特徴とするバンダナに関する。
眼鏡状部位には、サングラスや眼鏡のレンズに相当する透明体、もしくはこれらを模した不透明体が設けられている。前記透明体もしくは不透明体は、眼鏡状部位から着脱可能に構成することができる。また、バンダナ本体の眼鏡状部位の周囲には、サングラスのフレームに模した図柄が描かれていてもよい。
本考案の実施により、サングラスを模した眼鏡状部位を一体に形成したファッション性の高いバンダナを提供することができ、バンダナ及びサングラスの装着、取り外しを容易として、これら要素の管理を確実にすることができ、特には装飾用として頭上で使用される際におけるサングラスを模した眼鏡状部位の脱落を防ぐという効果を奏する。さらに加えて、サングラスであれば必要とされるブリッジ、ノーズパッド、テンプル、モダン、蝶番を含む眼鏡フレームのほとんどの要素を不要にし、バンダナ自身がこれらの機能を果たすことによって大幅な合理化を果たすという効果をも奏するものとなる。
以下、本考案の実施の形態にかかるバンダナにつき、図面を参照して説明する。図1(a)は、本実施の形態に係るバンダナ1を示している。同図においてバンダナ1は、バンダナ本体10と、一対の透明部位20とから構成されている。図示のバンダナ1の例では、四辺形の布地を三角形となるよう対角線に沿って2つに折り畳まれており、その際に折り目となる長辺の両端に結び目部位10a、10bが形成される。ただしバンダナ本体10は、このように2つに折り畳まれたものでなくても、頭を覆うことができるよう始めから三角形状、もしくはその他の適切な形状とすることでもよい。その他の形状の例としては、同図の破線10cで示すように一対の透明部位20が取り付けられる部分のみが折り畳まれて二重に重ねられるようにしたものでもよい。
バンダナ本体10は、頭を覆うように被さる柔軟性のあるものであれば、特に材質にはこだわらない。バンダナ本体10には適切な色彩、模様、図柄が施されることによって装飾品としての自由な表現が可能であることは従来技術に係るバンダナと同様である。
一対の透明部位20は、サングラスに相当する部位であり、結び目部位10aと10bのほぼ中央となる位置に所定間隔を設けてバンダナ本体10に取り付けられている。このときの所定間隔とは人の目の間隔に対応しており、サングラスや眼鏡においてはブリッジと呼ばれる部位を挟んで配置される一対の透明体の間の間隔に相当する。すなわち、一対の透明部位20は、「眼鏡状部位20」と言い換えることもできる。
以上のように構成されたバンダナ1の使用時には、まずバンダナ本体10の主要部を頭の上に被せ、両脇にある結び目部位10a、10bを左右から引っ張って後頭部の背後で結ぶことにより、通常のバンダナと全く同様に装着することができる。加えて本実施の形態に係るバンダナ1によれば、頭に装着された状態で透明部位20が前頭部に現れ、外部から見たときにこれによってバンダナ1の上にあたかもサングラスを被せているように表現される。好みによって一対の透明部位20から両脇にサングラスのフレーム(テンプル、モダン、ブリッジ)に相当する図柄を描けば、遠方から見て実際のサングラスと外観上見分けがつかないほどにもすることができる。
バンダナ1に透明部位20をこのように取り付けることにより、従来のバンダナのようにサングラスがずれ落ちて失われるなどの心配がない。加えて本実施の形態に係るバンダナ1によれば、日差しの強い状態下などではバンダナを前頭部から顔の前面にまで移動させ、透明部位20が目の前に対向するよう配置して結び目部位10aと10bが結ばれることで透明部位20をそのままサングラスとして機能させることができる。そのため透明部位20は、サングラスと同様にスモークが入ったものとすることができ、あるいは必要であれば度を入れた眼鏡と同様なレンズとすることもできる。
図1(b)は、変形に係る透明部位30を備えたバンダナ2を示している。ここでは一対の透明部位20の代わりに単体の透明部位30が取り付けられており、透明部位30はゴーグル状に両眼を覆う形状となっている。このような形態に係る透明部位30であっても、先と同様に「眼鏡状部位30」と言い換えることができる。透明部位30のバンダナ本体10への取り付け位置、バンダナ2の装着方法や利用方法は、上述した図1(a)に示すバンダナ1と同様である。なお、当該バンダナ2を頭上もしくは眼前に装着した場合に透明部位30が使用者の体の線に沿うよう、図の左右方向に向けて湾曲したものとすること、もしくは装着した際に透明部位30自身が左右方向に湾曲する柔軟性を備えたものとすることが望ましい。図1(a)に示す透明部位20のたまご型形状、図1(b)に示す透明部位30のまゆ型形状はいずれも単なる例示であって、例えば角型や星形など、装飾性を高めるために他の形状とすることも自在である。
次に図2(a)は、図1(a)に示す透明部位20の中央付近で切断した断面を斜視で示している。同図において透明部位20は、透明体21と、透明体21を外側と内側とから挟んで固定する固定リング22、23とから構成されている。両固定リング22、23の間にはバンダナ本体10の布地が透明体21と一緒に挟まれている。本実施の形態ではバンダナ本体10は折り畳まれて2枚が重なった状態となっており、このようにすることで透明部位20の保持力が高まって信頼性が向上するために好ましくはあるが、布地によっては折り畳まれることなく三角形状のもの1枚とすること、あるいはその他の形状のものとすることもできる。これは、上述した通りである。
図2(a)に示す例では、透明体21はスモークの入った度のない平坦なプラスチック製としているが、ガラス製でもよく、あるいは断面曲面状としても、度の入ったレンズとすることでもよい。透明体21を断面曲面状として凹部を目の方向に向けることで目を覆った場合に睫毛が触れることがなくより快適に装着できるものとなる。固定リング22、23は、本実施の形態では薄い鉄板をリング状に打抜いたものを使用しているが、透明体21を固定するのに十分な強度を保てるものである限り、例えばアルミ板、プラスチック板、木板、合板など他の材料とすることでもよい。表面に化粧板を貼るか塗装を施すことにより、装飾効果をより高めることができる。
透明部位20とバンダナ本体10との取り付け方法は、透明体21の形状に合わせて取り付け代を見込んで打抜かれたバンダナ本体10の穴に透明体21を位置合わせし、両側から固定リング22、23を重ねて共加工により周囲に多数の固定穴25を穿ち、これを太糸26で縫うようにして取り付けている。ただし、この取り付け方法は一例であって、例えば固定リング22、23をいずれも樹脂製とし、一方の固定リングからは針状の突起を多数突出させ、他方の固定リングにはこの突起に対応させた穴を設けておいて、突起を透明体20、バンダナ本体10、他方の固定リングの穴に順に貫通させた後、突起の頭を加熱溶融することなどで固定することもできる。
図2(b)は他の態様の透明部位20aの断面を斜視で示している。この透明部位20aは、透明体21aと、固定リング22aとから構成されている。透明体21aは図では平坦なガラス製で描かれているが、プラスチック製にしたり、断面曲面状として度の入ったレンズにしたりすることもできることは先の態様と同様である。固定リング22aは、ここではゴム製もしくは軟質プラスチック製で、透明体21aの周囲の縁部に対向する部分にこれを差し込み可能なU字状の溝25aが全周に亘って設けられ、このU字状の溝25a内に透明体21aの周囲をはめることによって透明体21aを固定可能にしている。
このような透明部位20aとバンダナ本体10との取り付け方法は、まず透明体21aの周囲を固定リング22aの溝25a内にはめ、これを予め固定リング22aとの取り付け代を見込んで打抜かれたバンダナ本体10の穴に位置合わせし、図示の例では固定リング22aの周囲のリップ部分とバンダナ本体10の打抜き穴の周囲とを太糸26で縫い合わせることにより固定している。この固定方法は単なる一例であって、例えばホチキスで止めたり接着したりすることでもよく、また固定リング22aとバンダナ本体10をいずれも樹脂系として両者を加熱溶着することなどでもよい。
透明部位20aを固定リング22aの溝25に着脱可能なはめ込み式とすることにより、透明体21aの取り付け、取り外しが容易となり、例えばスモーク入りから透明の眼鏡レンズへの取り換え、度の異なるレンズへの取り換え、透明体21aの割れや損傷時の取り換えなどが容易となる。このような透明体の取り換え可能な構成は通常の眼鏡やサングラスでは専門技術がなければ容易にできなかったことであり、本態様の有力な利点となる。
図2(c)は、さらに他の態様に係る透明体21bがバンダナ本体10に取り付けられた状態の透明部位20bの断面を斜視で示している。同図において透明体21bは、プラスチック製の薄板をヒートプレスや真空成形により形成されている。中央部分は変形に対する抵抗が得られ易いよう外に向けて凸状に形成され(図の上方が外側に向く)、周囲には取り付け代となるフランジ部27が張り出している。バンダナ本体10への取り付けは、透明体21bの外周に合わせて取り付け代を見込んで打抜かれたバンダナ本体10の穴の縁部を透明体21bのフランジ部27に重ね合わせ、縫い合わせたりホチキスで止めたりして取り付けられている。ただしこの取り付け方法は単なる一例であって、先の態様の例で示したものと同様に接着、溶着など他の取り付け方法が利用されてもよい。
透明体21bをこのような構成とすることにより、透明体21bそのものとその取り付け方法を含めて非常に安価に提供することができて有利となり、かつ軽量に形成できる点で他の態様に比較してメリットがある。透明体21bはスモークを加えることも可能であり、さらにヒートプレスの代わりに射出成型することで厚みを変化させてレンズ状に度を加えることも可能である。
なお、本明細書で「透明部位」と称する部分は、単に頭を飾るための装飾品としてばかりでなく、これをずらして使用することでサングラスや眼鏡としての機能を果たすことが期待されている。しかしながら、この透明部位を単なる頭上を飾る装飾品であると割り切って使用しようとする場合、透明体は必ずしも文字通りの透明でなくても、例えばプラスチック材、ガラス材や、陶器板、鉄板など、装飾品として機能する透明体に模した不透明な要素に置き換えることも可能である。したがって、上述した「透明部位」を「眼鏡状部位」と呼び換えた場合、それが眼鏡状の外観を呈するよう構成されている限り、透明体が不透明体に置き換えられてもよい。
図3は、図1(a)に示すバンダナ1の使用状態を示している。バンダナ本体10を頭に被せて図の背後となる結び目部位(10a、10b)を結んだ状態で眼鏡状部位20が前頭部上に現れ、装飾品としての機能を果たすことが分かる。このバンダナ1を下方へずらして眼鏡状部位20が両目を塞ぐ位置に移動すれば、サングラスとして使用することが可能である。図3に示すように、バンダナは一般には後頭部の背後で結び目部位を結んで使用されるが、実際には各種の結び方があり、前頭部に結び目が現れたり、極端には首や腕の肩部に捲かれて結ばれたりすることもある。本実施の形態に係るバンダナ1においても、支障がない限りそのような利用方法が排除されることはない。
また、眼鏡状部位20をサングラスとして利用する場合、図3に示すバンダナ1が結ばれた状態を上下逆さまとし、頭の代わりに覆面のように顔を覆って後頭部の背後で結び目部位を締結して眼鏡状部20を目の前に配置することもできる。バンダナ1をこのように装着すれば、顔面の日焼けをバンダナ本体1で防ぎつつ眼鏡状部位20をサングラスとして利用することが可能になる。
本考案に係るバンダナの各種態様について説明してきたが、以上を集約し、本考案に係る透明部位を備えたバンダナを従来技術に係るバンダナと比較した場合、単にサングラスや眼鏡をバンダナと組み合わせただけに留まらず、繰り返しとはなるが以下のような顕著な技術的効果を得ることができる。
1.本考案に係るバンダナの透明部位を従来技術に係る頭上に装着された装飾品としてのサングラスの代替として捉えた場合、眼鏡状部位がバンダナと一体となるために容易にずれたり外れたりすることがなく、したがって頭上での保持力(摩擦力)を確保するための眼鏡フレームのテンプルやモダンの弾性力を強化する等の対応の必要性がなく、このため不必要な圧迫力が頭に作用しないことから装着が快適となる。
2.本考案に係るバンダナの眼鏡状部位を従来技術に係るサングラスや眼鏡の代替として捉えた場合、眼鏡のフレームに相当する機能を全てバンダナ本体が果たすことから、ブリッジ、ノーズパッド、蝶番、テンプル、モダンなどの眼鏡フレームに必要な各要素を全て廃止することができ、簡略化、軽量化、低コスト化、さらには資源の節約につながるなどの効果を奏する。
3.バンダナと透明部位とが一体に形成されるため、従来技術のようにこれらを個別に保管する場合に比べて管理が容易となり、サングラスや眼鏡の脱落などによる紛失のリスクを軽減することができる。
4.サングラスや眼鏡のレンズに相当する透明体を着脱可能に取り付けることも容易であり、そのように構成することで従来技術のサングラスや眼鏡では専門技術が必要とされた透明体(レンズ)の取り換えを誰もがどこでも容易にできるようになるというメリットが得られる。
5.透明部位を単なる頭上の装飾品として割り切ることにより、眼鏡状部位には透明体の代わりに不透明体が使用されてもよい。これは従来技術のように独立したサングラスを装飾用に使用している限り発想することは困難な構成であった。
1.本考案に係るバンダナの透明部位を従来技術に係る頭上に装着された装飾品としてのサングラスの代替として捉えた場合、眼鏡状部位がバンダナと一体となるために容易にずれたり外れたりすることがなく、したがって頭上での保持力(摩擦力)を確保するための眼鏡フレームのテンプルやモダンの弾性力を強化する等の対応の必要性がなく、このため不必要な圧迫力が頭に作用しないことから装着が快適となる。
2.本考案に係るバンダナの眼鏡状部位を従来技術に係るサングラスや眼鏡の代替として捉えた場合、眼鏡のフレームに相当する機能を全てバンダナ本体が果たすことから、ブリッジ、ノーズパッド、蝶番、テンプル、モダンなどの眼鏡フレームに必要な各要素を全て廃止することができ、簡略化、軽量化、低コスト化、さらには資源の節約につながるなどの効果を奏する。
3.バンダナと透明部位とが一体に形成されるため、従来技術のようにこれらを個別に保管する場合に比べて管理が容易となり、サングラスや眼鏡の脱落などによる紛失のリスクを軽減することができる。
4.サングラスや眼鏡のレンズに相当する透明体を着脱可能に取り付けることも容易であり、そのように構成することで従来技術のサングラスや眼鏡では専門技術が必要とされた透明体(レンズ)の取り換えを誰もがどこでも容易にできるようになるというメリットが得られる。
5.透明部位を単なる頭上の装飾品として割り切ることにより、眼鏡状部位には透明体の代わりに不透明体が使用されてもよい。これは従来技術のように独立したサングラスを装飾用に使用している限り発想することは困難な構成であった。
本考案に係る眼鏡状部位を備えたバンダナは、当該バンダナを製造し、販売し、使用する主にファッション業の産業分野において広く利用することができる。
1、2.バンダナ、 10.バンダナ本体、 10a、10b.結び目部位、 20、20a.透明部位(眼鏡状部位)、 21、21a、21b.透明体、 22、22a、23.固定リング、 25.固定穴、 25a.溝、 26.太糸、 27.フランジ部、 30.透明部位(眼鏡状部位)。
Claims (4)
- 頭の上に被せた状態で左右両脇に延びる一対の結び目部位を後頭部の背後で結び、頭全体を覆うようにして使用することが可能なバンダナにおいて、
前記バンダナが、バンダナ本体と、該バンダナ本体に取り付けられる眼鏡状部位とから構成され、
前記眼鏡状部位が、前記一対の結び目部位の略中央位置で前記バンダナ本体に取り付けられていることを特徴とするバンダナ。 - 前記眼鏡状部位に、サングラスや眼鏡のレンズに相当する透明体、もしくはこれらを模した不透明体が設けられている、請求項1に記載のバンダナ。
- 前記透明体もしくは不透明体が、前記眼鏡状部位から着脱可能に構成されている、請求項2に記載のバンダナ。
- 前記眼鏡状部位の周囲のバンダナ本体に、サングラスのフレームに模した図柄が描かれている、請求項1に記載のバンダナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000202U JP3225785U (ja) | 2020-01-22 | 2020-01-22 | 眼鏡状部位を備えたバンダナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000202U JP3225785U (ja) | 2020-01-22 | 2020-01-22 | 眼鏡状部位を備えたバンダナ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017030805A Continuation JP2018135613A (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | 眼鏡状部位を備えたバンダナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3225785U true JP3225785U (ja) | 2020-04-02 |
Family
ID=69954176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020000202U Active JP3225785U (ja) | 2020-01-22 | 2020-01-22 | 眼鏡状部位を備えたバンダナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3225785U (ja) |
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2020
- 2020-01-22 JP JP2020000202U patent/JP3225785U/ja active Active
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