JP3225650U - 巾木の繋ぎ部材及びコーナー部材、並びに巾木装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】直線状に延びる複数本の巾木継目部に取付け、該継目部に生じる隙間や段差を被覆する為の繋ぎ部材を提供する。【解決手段】繋ぎ部材3は表面板と上面板を有すカギ型形状とし、表面板の裏側には巾木表面に形成した凹溝10に嵌る嵌入片13を設け、該嵌入片13の上面及び下面には凹溝上面と下面に食い込むことが出来るノコ歯16を形成している。【選択図】図7
Description
本考案は、部屋の壁面及び床面に沿って巾木を配置し、コーナー部にはコーナー部材を、また、直線状に延びる継目部には繋ぎ部材を取付けた巾木装置、及び巾木の繋ぎ部材並びにコーナー部材に関するものである。
部屋の壁面と床面との境界域の外観を良くする為に、また、保護する為に巾木が取付けられている。巾木は一定の断面をした長尺材であり、背面を壁面に当接すると共に底面は床に面して固定される。従って、該巾木によって床面と壁面との間に生じる隙間をカバーすることが出来る。
ところで、巾木を取付けた場合には隣り合って突き合わされる巾木間に隙間が生じ、この隙間を被覆す為にコーナー部にはコーナー部材が取付けられる。
また、大きな部屋であれば1本の巾木では足りず、直線状に延びる複数本の巾木を繋ぎ合わせる場合もあり、その為に各巾木の継目部に繋ぎ部材を介在することもある。
ところで、巾木を取付けた場合には隣り合って突き合わされる巾木間に隙間が生じ、この隙間を被覆す為にコーナー部にはコーナー部材が取付けられる。
また、大きな部屋であれば1本の巾木では足りず、直線状に延びる複数本の巾木を繋ぎ合わせる場合もあり、その為に各巾木の継目部に繋ぎ部材を介在することもある。
従来の巾木はその長さが約4m程あり、部屋のコーナー部以外で巾木を繋ぎ合わせる必要性は殆どない。しかし、近年ではコスト面において運送上の問題があり、その為に一般に2m程の長さが使われている。長さ2mの巾木であれば、部屋のコーナー部以外の直線部においても繋ぎ合わせることが必要になる。
巾木を直線部において繋ぎ合わせるには、ノコギリで切断した面が突き合わされるが、隙間なく突き合わせることは容易でなく、その為に継目部がカバー(被覆)される繋ぎ部材が取付けられる。
巾木を直線部において繋ぎ合わせるには、ノコギリで切断した面が突き合わされるが、隙間なく突き合わせることは容易でなく、その為に継目部がカバー(被覆)される繋ぎ部材が取付けられる。
ところで、上記繋ぎ部材は接着剤又は両面テープにて取付けることが出来る。しかも、巾木を取付けた後で、継目部の外観が好ましくない場合に繋ぎ部材を取付けることが出来る。しかし、接着剤や両面テープを介して繋ぎ部材を巾木表面に取付ける場合、僅かな位置ズレによって外観が損なわれ、時には外れ落ちる場合もある。
図8(a)は部屋の壁面及び床面に面して取付けた巾木(イ)、(ロ)を表している。そして、巾木(イ)、と巾木(ロ)のコーナー部にはコーナー部材(ホ)が取付けられ、直線状に延びている巾木(ロ)、(ロ)の継目部には繋ぎ部材(ニ)を取付けている。
同図(b)に示しているように、直線状に延びている巾木(ロ)、(ロ)の継目はノコギリで切断することで僅かな隙間(ハ)が介在し、この隙間(ハ)は繋ぎ部材(ニ)を取付けることでカバーすることが出来、巾木の外観が損なわれないようにしている。
同図(b)に示しているように、直線状に延びている巾木(ロ)、(ロ)の継目はノコギリで切断することで僅かな隙間(ハ)が介在し、この隙間(ハ)は繋ぎ部材(ニ)を取付けることでカバーすることが出来、巾木の外観が損なわれないようにしている。
ところで、同図(c)には繋ぎ部材(ニ)の表面と裏面をそれぞれ表しているように、繋ぎ部材(ニ)は表面板(ヘ)と上面板(ト)を有したカギ型を成し、表面板(ヘ)の両側縁には垂直に屈曲した側片(チ)、(チ)を背面側へ突出している。
そして、表面板(ヘ)の裏面には両面テープ(リ)が貼着されていて、この両面テープ(リ)を介して巾木(ロ)、(ロ)に貼着され、間に介在する隙間(ハ)が見えないように被覆することが出来る。
そして、表面板(ヘ)の裏面には両面テープ(リ)が貼着されていて、この両面テープ(リ)を介して巾木(ロ)、(ロ)に貼着され、間に介在する隙間(ハ)が見えないように被覆することが出来る。
図9(a)は直線状に延びている巾木(ロ)、(ロ)の継目部に繋ぎ部材(ニ)を取付けた場合を表している。(b)は両巾木(ロ)、(ロ)の切口が正確に切断されている場合で、継目部には隙間を有していないが、(c)のように切断が不正確であれば継目部に隙間(ハ)が形成される。
また、巾木(ロ)、(ロ)の下縁には軟質不陸調整材(ヌ)が設けられている。その為に床面に沿って取付けた巾木(ロ)、(ロ)は上下方向にバラ付きを生じ、継目部には段差が発生することがある。上記繋ぎ部材(ニ)は両巾木(ロ)、(ロ)間の継目部に生じた隙間並びに段差を被覆することが出来る。
また、巾木(ロ)、(ロ)の下縁には軟質不陸調整材(ヌ)が設けられている。その為に床面に沿って取付けた巾木(ロ)、(ロ)は上下方向にバラ付きを生じ、継目部には段差が発生することがある。上記繋ぎ部材(ニ)は両巾木(ロ)、(ロ)間の継目部に生じた隙間並びに段差を被覆することが出来る。
ところで、接着剤や両面テープを介して繋ぎ部材を巾木表面に取付ける場合、隣り合う巾木の位置ズレ(段差)を繋ぎ部材にて是正することは容易でなく、時には取付けた繋ぎ部材が外れ落ちる場合もある。
直線状に延びる巾木継目部に取付ける繋ぎ部材に関する文献は存在しないが、巾木のコーナー部材に関しては、従来から文献に記載された色々な技術が知られている。
例えば、特開2018−150727号に係る「巾木のコーナー部材」は、壁との隙間発生を抑制することが出来、この巾木コーナー部材は可撓性を有し、互いに直交する方向に延びる側板部を設け、両側板部の間には面取り側板部を形成している。
直線状に延びる巾木継目部に取付ける繋ぎ部材に関する文献は存在しないが、巾木のコーナー部材に関しては、従来から文献に記載された色々な技術が知られている。
例えば、特開2018−150727号に係る「巾木のコーナー部材」は、壁との隙間発生を抑制することが出来、この巾木コーナー部材は可撓性を有し、互いに直交する方向に延びる側板部を設け、両側板部の間には面取り側板部を形成している。
実開平6−1592号に係る「巾木コーナー部材」は、入隅と出隅兼用の巾木コーナー部材である。
2つの方形面を断面L字型に接合して垂直面とする。この垂直面の下端部から、垂直面に囲まれた内側に向けて、出隅用鍔を水平かつL字状に形成する。一方、垂直面の上端部からは、外側に向けて、入隅用鍔を水平かつL字状に形成する。これらの垂直面と各鍔部との接合部には、垂直面と各鍔部とを切り離すための切り込みを形成している。
2つの方形面を断面L字型に接合して垂直面とする。この垂直面の下端部から、垂直面に囲まれた内側に向けて、出隅用鍔を水平かつL字状に形成する。一方、垂直面の上端部からは、外側に向けて、入隅用鍔を水平かつL字状に形成する。これらの垂直面と各鍔部との接合部には、垂直面と各鍔部とを切り離すための切り込みを形成している。
さらに、特開2001−12070号に係る「コーナーパッド及びそれが使用される幅木」は、 簡単な作業によりかつはずれにくく確実に固定できるコーナーパッドおよびそれが使用される幅木である。
上下方向の両端縁に設けた爪部を幅木Bの裏面および下面に係止させ、さらに爪部の基部先端に突設した係止突部を幅木Bに設けた溝とそれぞれ係合させ、裏面に突設した蟻形の突条を幅木Bの表面に凹設した蟻溝と嵌合させた状態で、幅木Bと一体に壁に固定している。
上下方向の両端縁に設けた爪部を幅木Bの裏面および下面に係止させ、さらに爪部の基部先端に突設した係止突部を幅木Bに設けた溝とそれぞれ係合させ、裏面に突設した蟻形の突条を幅木Bの表面に凹設した蟻溝と嵌合させた状態で、幅木Bと一体に壁に固定している。
このように、巾木のコーナー部に取付けるコーナー部材に関する文献記載の技術は色々知られている。しかし、巾木の継目部は直線状に延びる部分にも存在する。本考案が解決しようとする課題は直線状に延びる巾木の継目部やコーナー部を被覆する繋ぎ部材及びコーナー部材であって、接着剤や両面テープを用いることなく正しく位置決めして取付け出来る繋ぎ部材、コーナー部材及び巾木装置を提供する。
本考案に係る巾木の繋ぎ部材は、真っすぐに延びる複数本の巾木の継目部に取付けられ、該継目部の外観を向上することが出来る。すなわち、繋ぎ部材を継目部に取付けることで、継目部に生じる隙間を無くし、また隣り合う巾木間に発生する段差を防止する。一方、巾木のコーナー部に生じる隙間や段差を無くすことが出来るコーナー部材である。
巾木は長方形断面を有す長尺材であって、床面と壁面の境界部に配置される部材であるが、表面には長手方向に延びる凹溝を形成している。該凹溝は一般的に四角形断面をしているが、限定はしないことにする。
巾木は長方形断面を有す長尺材であって、床面と壁面の境界部に配置される部材であるが、表面には長手方向に延びる凹溝を形成している。該凹溝は一般的に四角形断面をしているが、限定はしないことにする。
ところで、繋ぎ部材は互いに突き合わされる両巾木の継目部に取付けられ、巾木の正面と上面を被覆することが出来るようにカギ型を成し、その為に表面板と上面板を有している。
そして、表面板には背面側に突出する嵌入片を有し、該嵌入片は上記凹溝に嵌入して取付けられ、同時に隣り合う巾木を繋いで位置決めして段差を無くすことが出来る。
コーナー部材の場合は、上記繋ぎ部材が垂直に交差した形状を有した構造としている。すなわち、垂直に交わる表面板と垂直に交わる上面板を有し、表面板には背面側へ突出する嵌入片を設けている。
そして、表面板には背面側に突出する嵌入片を有し、該嵌入片は上記凹溝に嵌入して取付けられ、同時に隣り合う巾木を繋いで位置決めして段差を無くすことが出来る。
コーナー部材の場合は、上記繋ぎ部材が垂直に交差した形状を有した構造としている。すなわち、垂直に交わる表面板と垂直に交わる上面板を有し、表面板には背面側へ突出する嵌入片を設けている。
本考案の繋ぎ部材及びコーナー部材は上記凹溝に嵌入片が嵌って取付けられるが、具体的な取付け手段は限定しない。例えば、嵌入片に接着剤を介して固定したり、又は嵌入片の上下面にノコ歯を形成し、該ノコ歯が凹溝面に噛み込むように取付けることも出来る。 嵌入片は繋ぎ部材及びコーナー部材の表面板全幅にわたって形成する場合、又は板状として部分的に形成することも出来る。そして、巾木表面には上記凹溝面と共に化粧フイルム又はシールが貼着される。
本考案の繋ぎ部材は直線状に延びる複数本の巾木の継目部に取付けられ、該継目部を被覆することで、継目部に介在する隙間及び継目部に発生する段差を隠すことが出来る。該繋ぎ部材には背面側へ突出して嵌入片が設けられ、この嵌入片が巾木表面に形成した凹溝に嵌ることで簡単に取付けられる。
該嵌入片は隣り合う巾木の凹溝に跨って嵌入することが出来、その為に繋ぎ部材は外れることなく取付けられると共に、該嵌入片が凹溝の嵌ることで、巾木の継目に段差を生じることはなく、勿論、継目部の隙間は被覆される。
該嵌入片は隣り合う巾木の凹溝に跨って嵌入することが出来、その為に繋ぎ部材は外れることなく取付けられると共に、該嵌入片が凹溝の嵌ることで、巾木の継目に段差を生じることはなく、勿論、継目部の隙間は被覆される。
そして、嵌入片を凹溝に嵌めることで繋ぎ部材は簡単に取付けることが出来、前記図8、図9に示した両面テープを用いる場合に比較して、繋ぎ部材の取付け作業は向上する。同じく、コーナー部材は巾木のコーナー部(出隅、入隅)に取付けることが出来、コーナー部に生じる隙間並びに段差を被覆することが出来る。コーナー部材は表面板に形成している嵌入片を凹溝に嵌って取付けられる。
図1は繋ぎ部材によって繋がれた巾木を示す実施例であり、1a,1b、1cは巾木、2はコーナー部材、3は繋ぎ部材をそれぞれ表している。巾木1aと巾木1bは部屋のコーナー壁面に配置され、互いに突き合わされる端面を被覆する為にコーナー部材2が取付けられている。
また、真っすぐに延びる巾木1bと巾木1cの間には繋ぎ部材3が取付けられ、その結果、3本の巾木1a,1b,1cは、継目部に隙間並びに段差を生じることなく配置されている。
また、真っすぐに延びる巾木1bと巾木1cの間には繋ぎ部材3が取付けられ、その結果、3本の巾木1a,1b,1cは、継目部に隙間並びに段差を生じることなく配置されている。
図2は真っすぐに延びる巾木1bと巾木1cの継目部4に繋ぎ部材3を取付ける前の状態であり、継目部4には隙間5が介在している。上記繋ぎ部材3は継目部4に取付けることで隙間5を塞ぐことが出来る。
繋ぎ部材3は同図に示すように、表面板6と上面板7を有したカギ型を成し、該繋ぎ部材3を継目部4に取付けることで、巾木1bと巾木1cの表面8と上面9を被覆して隙間5を塞ぐことが出来る。
そして、巾木1a,1b,1cの表面8には一定の深さと幅を有す凹溝10が形成され、長手方向に延びている。
繋ぎ部材3は同図に示すように、表面板6と上面板7を有したカギ型を成し、該繋ぎ部材3を継目部4に取付けることで、巾木1bと巾木1cの表面8と上面9を被覆して隙間5を塞ぐことが出来る。
そして、巾木1a,1b,1cの表面8には一定の深さと幅を有す凹溝10が形成され、長手方向に延びている。
図3は巾木1の表面8に凹溝10を加工する工程を表している。(a)は表面8に凹溝のない巾木素材、(b)は巾木素材の表面8に凹溝10を加工する為にカッター11を配置した場合、(c)はカッター11を回転して表面8を溝加工する場合で、該カッター11は回転しながら長手方向に移動することで所定の深さを有す一定幅の凹溝10が加工される。(d)は表面8に凹溝10が加工された場合、(e)は巾木表面8にフイルム12を貼着する場合、(f)はフイルム12を貼り付けた場合で、該フイルム12は巾木1の表面8.凹溝10、上面9及び下面17、さらに背面18の一部にわたって貼着される。
図4は本考案に係る繋ぎ部材3を示す具体例であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)左側面図、(d)は右側面図、(e)は背面図をそれぞれ表わしている。繋ぎ部材3は同図に示しているように、表面板6と上面板7を有すカギ形を成し、表面板6の中央部背面には嵌入片13を後方へ延ばしている。嵌入片13は同図(e)の背面図に示しているように、4枚の板状嵌入片13a,13b,13c,13dから成っている。勿論、表面板6の全幅にわたって連続した形状とすることも出来る。
図5は前記図4(d)のA部拡大図を示している。嵌入片13は表面板6の背後へ突出し、その形状は概略長方形であって、先端コーナーは丸みを有し、上面14と下面15にはノコ歯16,16・・・を設けている。ノコ歯16は嵌入片13の先端側に傾斜面を有して斜めに立ち上がり、また頂点に向いて垂直に起立している。すなわち、概略直角三角形を成していて、上面14及び下面15には2個のノコ歯16,16が対を成して形成されている。
図6は上記繋ぎ部材3を巾木表面に取付ける場合を表している。(a)は繋ぎ部材3を、(b)は巾木1の断面を、(c)は巾木1に繋ぎ部材3を取付けた場合の断面を表している。
ところで、繋ぎ部材3を巾木1に取付ける場合、繋ぎ部材3の表面板6に設けている嵌入片13を巾木表面に形成している凹溝10に嵌入する。嵌入片13の上面14及び下面15には複数のノコ歯16,16・・・が形成されていて、嵌入片13を凹溝10に嵌入するならばノコ歯16,16・・・は凹溝10の上面19及び下面20に食い込んで固定され、その為に繋ぎ部材3は凹溝10から離脱することはない。
ところで、繋ぎ部材3を巾木1に取付ける場合、繋ぎ部材3の表面板6に設けている嵌入片13を巾木表面に形成している凹溝10に嵌入する。嵌入片13の上面14及び下面15には複数のノコ歯16,16・・・が形成されていて、嵌入片13を凹溝10に嵌入するならばノコ歯16,16・・・は凹溝10の上面19及び下面20に食い込んで固定され、その為に繋ぎ部材3は凹溝10から離脱することはない。
図7は嵌入片13が凹溝10に嵌入する工程を表している詳細図である。(a)は嵌入片13が凹溝10に嵌る前の状態を、(b)は嵌入片13が凹溝10に嵌合して固定された状態を表している。
ここで、嵌入片13は4枚の板状嵌入片13a,13b,13c,13dにて形成されていて、その為に凹溝10には比較的容易に嵌入することが出来る。すなわち、ノコ歯16,16・・・は凹溝10の上面19及び下面20に食い込み易い。
ここで、嵌入片13は4枚の板状嵌入片13a,13b,13c,13dにて形成されていて、その為に凹溝10には比較的容易に嵌入することが出来る。すなわち、ノコ歯16,16・・・は凹溝10の上面19及び下面20に食い込み易い。
前記図1〜図7で説明した実施形態は、真っ直ぐに延びている巾木の継目部に取付ける繋ぎ部材である。本考案は巾木コーナー部に取付ける為のコーナー部材も対象とする。該コーナー部材は互いに垂直に交差する表面板と上面板を有し、該表面板には背面側へ突出する嵌入片を設けている。したがって、互いに垂直を成す表面板に形成される嵌入片も互いに垂直を成している。
該嵌入片はコーナー部の巾木表面に設けている凹溝に嵌り、コーナー部材は安定して取付けられる。
該嵌入片はコーナー部の巾木表面に設けている凹溝に嵌り、コーナー部材は安定して取付けられる。
1 巾木
2 コーナー部材
3 繋ぎ部材
4 継目部
5 隙間
6 表面板
7 上面板
8 表面
9 上面
10 凹溝
11 カッター
12 フイルム
13 嵌入片
14 上面
15 下面
16 ノコ歯
17 下面
18 背面
19 上面
20 下面
2 コーナー部材
3 繋ぎ部材
4 継目部
5 隙間
6 表面板
7 上面板
8 表面
9 上面
10 凹溝
11 カッター
12 フイルム
13 嵌入片
14 上面
15 下面
16 ノコ歯
17 下面
18 背面
19 上面
20 下面
Claims (9)
- 直線状に延びる複数本の巾木継目部に取付け、該継目部に生じる隙間や段差を被覆する為の繋ぎ部材において、該繋ぎ部材は表面板と上面板を有すカギ型形状とし、表面板の裏側には巾木表面に形成した凹溝に嵌る嵌入片を設け、該嵌入片の上面及び下面には凹溝上面と下面に食い込むことが出来るノコ歯を形成したことを特徴とする巾木の継ぎ手部材。
- 垂直交わる巾木のコーナー部に取付け、該コーナー部に生じる隙間や段差を被覆する為のコーナー部材において、該コーナー部材は互いに垂直を成して交わる表面板と上面板を有すカギ型形状とし、表面板の裏側には巾木表面に形成した凹溝に嵌る嵌入片を設け、該嵌入片の上面及び下面には凹溝上面と下面に食い込むことが出来るノコ歯を形成したことを特徴とする巾木のコーナー部材。
- 上記嵌入片を複数の板状体で構成した請求項1記載の巾木の繋ぎ部材。
- 上記嵌入片を複数の板状体で構成した請求項2記載の巾木のコーナー部材。
- 上記表面板の下端部には、折り曲げて切取ることが出来る削除片を設けた請求項1、又は請求項3記載の巾木の継ぎ手部材。
- 上記表面板の下端部には、折り曲げて切取ることが出来る削除片を設けた請求項2、又は請求項4記載の巾木のコーナー部材。
- 直線状に延びる複数本の巾木継目部に繋ぎ部材を取付けて該継目部に生じる隙間や段差を被覆した巾木装置において、該繋ぎ部材は表面板と上面板を有すカギ型形状とし、表面板の裏側には巾木表面に形成した凹溝に嵌る嵌入片を設け、該嵌入片の上面及び下面には凹溝上面と下面に食い込むことが出来るノコ歯を形成した構造とし、この嵌入片を凹溝に嵌めると共にノコ歯を上下面に食い込ませて固定したことを特徴とする巾木装置。
- 垂直交わる巾木のコーナー部にコーナー部材を取付け、該コーナー部に生じる隙間や段差を被覆した巾木装置において、該コーナー部材は互いに垂直を成して交わる表面板と上面板を有すカギ型形状とし、表面板の裏側には巾木表面に形成した凹溝に嵌る嵌入片を設け、該嵌入片の上面及び下面には凹溝上面と下面に食い込むことが出来るノコ歯を形成した構造とし、この嵌入片を凹溝に嵌めると共にノコ歯を上下面に食い込ませて固定したことを特徴とする巾木装置。
- 上記巾木の表面、凹溝、上面、下面、及び背面の一部にかけてフイルム又はシートを貼着した請求項7、又は請求項8記載の巾木装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004505U JP3225650U (ja) | 2019-11-28 | 2019-11-28 | 巾木の繋ぎ部材及びコーナー部材、並びに巾木装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019205103 Continuation | 2019-11-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3225650U true JP3225650U (ja) | 2020-03-19 |
Family
ID=69780807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019004505U Active JP3225650U (ja) | 2019-11-28 | 2019-11-28 | 巾木の繋ぎ部材及びコーナー部材、並びに巾木装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3225650U (ja) |
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- 2019-11-28 JP JP2019004505U patent/JP3225650U/ja active Active
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