JP3225046U - フロアパネル及び二重床 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度と床下空間の広さを確保できるフロアパネル及び二重床を提供すること。【解決手段】フロアパネル10は、平板部11の相対する2辺にそれぞれ設けられる第1リブ21と、第1リブの隣に並べて設けられる第3リブ23と、第1リブにそれぞれつながり平板部の相対する他の2辺にそれぞれ設けられる第2リブ22と、第2リブの隣に並べて設けられる第4リブ24と、を備え、第3リブ23は、第1部31と、第1部の長手方向の両側に位置し第1部よりも高さが低い第2部32とを備え、第4リブ24は、第3部33と、第3部の長手方向の両側に位置し第3部よりも高さが低い第4部34とを備え、第1部および第3部の高さは、第1リブ及び第2リブの高さよりも高い。【選択図】図1

Description

本考案はフロアパネル及び二重床に関するものである。
クリーンルームや電算機室等のフリーアクセスフロアを作るフロアパネルは、強度や剛性を確保するため、正方形の平板部の裏面に複数のリブが設けられている(特許文献1)。特許文献1のフロアパネルは、平板部の4辺に設けられるリブの内側に、そのリブよりも高いリブが設けられており、その高いリブの交点が支持脚の上に配置される。
特開平1−111956号公報
しかしながら上記の技術では、高いリブの交点が支持脚の上に配置されるので、フロアパネルの強度を確保するためにそのリブを高くすると、平板部から支持脚までのフロアパネルの厚さが厚くなるので、床下空間が狭くなるという問題点がある。
本考案は上述した問題を解決するためになされたものであり、強度と床下空間の広さを確保できるフロアパネル及び二重床を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本考案のフロアパネルは、正方形の板状の平板部と、平板部の裏面に設けられる複数のリブと、を備え、リブは、平板部の相対する2辺にそれぞれ設けられる第1リブと、第1リブにそれぞれつながり平板部の相対する他の2辺にそれぞれ設けられる第2リブと、第2リブにそれぞれつながり第1リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第3リブと、第1リブにそれぞれつながり第2リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第4リブと、第2リブにそれぞれつながり第3リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第5リブと、第1リブにそれぞれつながり第4リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第6リブと、を備え、第3リブは、第1部と、第1部の長手方向の両側に位置し第1部と第2リブとにつながり第1部よりも高さが低い第2部と、を備え、第4リブは、第3部と、第3部の長手方向の両側に位置し第3部と第1リブとにつながり第3部よりも高さが低い第4部と、を備え、第1部および第3部の高さは、第1リブ及び第2リブの高さよりも高い。
また、本考案の二重床は、床に配置された複数の支持脚と、支持脚に架設されたストリンガと、を備え、前記フロアパネルの第1リブ及び第2リブの一部、第2部、第4部が支持脚の上に配置され、ストリンガの上に第1リブ及び第2リブの残部が配置される。
請求項1記載のフロアパネルによれば、平板部の相対する2辺に設けられた第2リブにつながる第3リブが、平板部の他の相対する2辺に設けられた第1リブの隣に並べて設けられる。第1リブにつながる第4リブが、第2リブの隣に並べて設けられる。第3リブは、第1部と、第1部の長手方向の両側に位置し第1部と第2リブとにつながる第2部と、を備え、第4リブは、第3部と、第3部の長手方向の両側に位置し第3部と第1リブとにつながる第4部と、を備える。第1部および第3部の高さは、第1リブ及び第2リブの高さよりも高いので、第1部および第3部によってフロアパネルの強度を確保できる。また、第2部は第1部よりも低く、第4部は第3部よりも低いので、第2部、第4部、第1リブ及び第2リブを支持脚の上に配置することにより、フロアパネルの平板部から支持脚までの厚さを薄くできる。よって、強度と床下空間の広さを確保できる。
請求項2記載のフロアパネルによれば、第1部と第2部との境界は、第4リブと第6リブとの間に位置し、第3部と第4部との境界は、第3リブと第5リブとの間に位置する。第1部および第3部の長さを確保できるので、請求項1の効果に加え、フロアパネルの強度を十分に確保できる。
請求項3記載のフロアパネルによれば、第1部および第3部の高さはリブの中で最も高い。よって、請求項1又は2の効果に加え、第1部および第3部よりも高いリブを設ける場合に比べて床下空間の広さを確保しつつ、強度をさらに大きくできる。
請求項4記載のフロアパネルによれば、第1部および第3部の厚さは、第5リブ及び第6リブの厚さよりも厚い。よって、請求項1から3のいずれかの効果に加え、第5リブ及び第6リブも厚くする場合に比べてフロアパネルの質量の増加を抑制しつつ、フロアパネルの強度をさらに大きくできる。
請求項5記載のフロアパネルによれば、第1リブは、第5部と、第5部の長手方向の両側に位置し第5部と第2リブとにつながり第5部よりも高さが低い第6部と、を備える。第2リブは、第7部と、第7部の長手方向の両側に位置し第7部と第1リブとにつながり第7部よりも高さが低い第8部と、を備えている。第5部および第7部の高さは、第2部および第4部の高さよりも高いので、請求項1から4のいずれかの効果に加え、第5部および第7部によりフロアパネルの強度をさらに大きくできる。
請求項6記載のフロアパネルによれば、第5部と第6部との境界は、第4リブと第6リブとの間に位置し、第7部と第8部との境界は、第3リブと第5リブとの間に位置する。第5部および第7部の長さを確保できるので、請求項5の効果に加え、フロアパネルの強度を十分に確保できる。
請求項7記載のフロアパネルによれば、第5部および第7部の厚さは、第5リブ及び第6リブの厚さよりも厚い。よって、請求項5又は6の効果に加え、第5リブ及び第6リブも厚くする場合に比べてフロアパネルの質量の増加を抑制しつつ、フロアパネルの強度をさらに大きくできる。
請求項8記載のフロアパネルによれば、第7リブは第1部どうしをつなぎ、第8リブは第7リブに交わり第2部どうしをつなぐ。第7リブ及び第8リブの高さは、第1リブ、第2リブ、第5リブ及び第6リブの高さよりも高いので、請求項1から7のいずれかの効果に加え、第7リブ及び第8リブによりフロアパネルの強度をさらに大きくできる。
請求項9記載のフロアパネルによれば、第7リブ及び第8リブの厚さは、第5リブ及び第6リブの厚さよりも厚いので、請求項8の効果に加え、フロアパネルの強度をより大きくできる。
請求項10記載の二重床によれば、床に配置された複数の支持脚にストリンガが架設され、支持脚の上に第1リブ及び第2リブの一部、第2部、第4部が配置される。ストリンガの上に第1リブ及び第2リブの残部が配置されるので、二重床の強度と床下空間を確保できる。
本考案の一実施の形態におけるフロアパネルの斜視図である。 支持脚の上にフロアパネルを配置した二重床の平面図である。 図2のIII−III線における二重床の断面図である。
以下、本考案の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は一実施の形態におけるフロアパネル10の斜視図である。
図1に示すようにフロアパネル10は、正方形の板状の平板部11と、平板部11の裏面に設けられる複数のリブ20と、を備えている。リブ20は平板部11に垂直に付けられた板である。本実施形態では、フロアパネル10はアルミニウム合金製やマグネシウム合金製の鋳造製品であり、ダイカストにより平板部11及びリブ20が一体に成形されている。フロアパネル10は、平板部11の裏面に根太(図示せず)や支持脚42(図3参照)を設けることにより、平板部11によってクリーンルームや電算機室などに床面が形成される。
リブ20は、平板部11の相対する2辺にそれぞれ設けられる2本の第1リブ21と、第1リブ21にそれぞれつながり平板部11の相対する他の2辺にそれぞれ設けられる2本の第2リブ22と、第2リブ22にそれぞれつながり第1リブ21の隣にそれぞれ並べて設けられる2本の第3リブ23と、第1リブ21にそれぞれつながり第2リブ22の隣にそれぞれ並べて設けられる2本の第4リブ24と、第2リブ22にそれぞれつながり第3リブ23の隣にそれぞれ並べて設けられる2本の第5リブ25と、第1リブ21にそれぞれつながり第4リブ24の隣にそれぞれ並べて設けられる2本の第6リブ26と、を備えている。
第1リブ21、第3リブ23及び第5リブ25は互いに平行に配置され、第2リブ22、第4リブ24及び第6リブ26は互いに平行に配置されている。第1リブ21、第3リブ23及び第5リブ25は、第2リブ22、第4リブ24及び第6リブ26に垂直に交わる。第5リブ25を挟んで第3リブ23の反対側に、複数の第1補強部29が設けられている。複数の第1補強部29は互いに平行に配置されており、第1補強部29は第2リブ22、第4リブ24及び第6リブ26に垂直に交わる。第6リブ26を挟んで第4リブ24の反対側に、複数の第2補強部30が設けられている。複数の第2補強部30は互いに平行に配置されており、第2補強部30は第1リブ21、第3リブ23及び第5リブ25に垂直に交わる。
平板部11のうち、第1リブ21、第2リブ22、第3リブ23及び第4リブ24に囲まれた4つの角に、平板部11の厚さ方向に貫通する穴(図示せず)があけられている。
第3リブ23は、第1部31と、第1部31の長手方向の両側に位置する第2部32と、を備えている。第2部32は、第1部31と第2リブ22とにつながり第1部31よりも高さが低い。第1部31の長手方向の両側の2か所に、第1部31のうち最も高い第1脚部31aが設けられている。
第4リブ24は、第3部33と、第3部33の長手方向の両側に位置する第4部34と、を備えている。第4部34は、第3部33と第1リブ21とにつながり第3部33よりも高さが低い。第3部33の長手方向の両側の2か所に、第3部33のうち最も高い第1脚部33aが設けられている。第1脚部31a,33aは同じ高さである。
第1部31及び第3部33の高さは、リブ20の中で最も高い。リブ20を下にして複数のフロアパネル10を積み重ねたときに、第1脚部31a,33aは、別のフロアパネル10の平板部11に接する。
第1リブ21は、第5部35と、第5部35の長手方向の両側に位置する第6部36と、を備えている。第6部36は、第5部35と第2リブ22とにつながり第5部35よりも高さが低い。第2リブ22は、第7部37と、第7部37の長手方向の両側に位置する第8部38と、を備えている。第8部38は、第7部37と第1リブ21とにつながり第7部37よりも高さが低い。第5部35及び第7部37の高さは、第5リブ25、第8リブ28、第1補強部29及び第2補強部30の高さと同じである。
第6部36及び第8部38には、第1リブ21と第2リブ22との交点を含む部位に第2脚部39が設けられている。第2脚部39の高さは、第6部36及び第8部38のうち最も高く、第2部32及び第4部34よりも高く、第1部31及び第3部33よりも低い。第6部36のうち第2脚部39を除く部分の高さ、及び、第8部38のうち第2脚部39を除く部分の高さは、第2部32及び第4部34の高さと同じである。
リブ20は、第1部31同士をつなぐ第7リブ27と、第2部32同士をつなぐ第8リブ28と、をさらに備える。第7リブ27は、第1リブ21、第3リブ23、第5リブ25、第8リブ28及び第1補強部29に垂直に交わる。第8リブ28は、第2リブ22、第4リブ24、第6リブ26及び第2補強部30に垂直に交わる。本実施形態では、第7リブ27の数は2本であり、第7リブ27は第1部31のほぼ中央につながる。第8リブ28の数も2本であり、第8リブ28は第2部32のほぼ中央につながる。第7リブ27及び第8リブ28の高さは、第1リブ21、第2リブ22、第5リブ25、第6リブ26、第1補強部29及び第2補強部30の高さよりも高い。
第7リブ27及び第8リブ28の厚さは、第5リブ25、第6リブ26、第1補強部29及び第2補強部30の厚さよりも厚い。第1部31、第3部33、第5部35及び第7部37の厚さは、第7リブ27及び第8リブ28の厚さよりも厚い。第5リブ25、第6リブ26、第1補強部29及び第2補強部30は同じ厚さである。
図2は支持脚42の上にフロアパネル10を配置した二重床40の平面図である。図3は図2のIII−III線における二重床40の断面図である。二重床40は、1つの支持脚42の上に4枚のフロアパネル10の角が配置されるが、図3及び図4では、支持脚42が支持する4枚のフロアパネル10のうち1枚が図示され、残りの3枚の図示が省略されている。
二重床40は、床41に固定された支持脚42と、支持脚42に架設されたストリンガ45と、支持脚42に固定されたフロアパネル10と、を備えている。支持脚42は、支持脚42の上端に位置する受け部43と、支持脚42から横方向に延びるアーム44と、を備えている。アーム44は、受け部43よりも床41に近い位置に配置されている。アーム44は、平面視において、支持脚42を中心として90°ずつ回転した位置に4つ設けられている。アーム44には、ストリンガ45が取り付けられる。本実施形態では、ストリンガ45は角筒状の部材である。
受け部43の上に、フロアパネル10の第2部32、第4部34、第6部36及び第8部38が配置される。受け部43に第2脚部39が接する。平板部11の穴(図示せず)にボルト等の軸状部材(図示せず)を通し、軸状部材を介して受け部43に平板部11が固定される。フロアパネル10の第1リブ21及び第2リブ22が、ストリンガ45の上に配置される。なお、第1リブ21及び第2リブ22はストリンガ45に接しておらず、第1リブ21とストリンガ45との間、第2リブ22とストリンガ45との間には、それぞれ隙間がある。
第2部32は第1部31よりも低く、第4部34は第3部33よりも低く、第6部36は第5部35よりも低く、第8部38は第7部37よりも低いので、第2部32、第4部34、第6部36及び第8部38を受け部43の上に配置することにより、フロアパネル10の平板部11から受け部43までの厚さを薄くできる。よって、床41とフロアパネル10との間の床下空間の広さを確保できる。また、第1部31及び第3部33の高さは、第5部35及び第7部37の高さよりも高いので、第1部31及び第3部33によってフロアパネル10の強度を確保できる。
フロアパネル10の平板部11から支持脚41の受け部43までの厚さと同じ厚さの別のフロアパネルが敷き詰められた二重床において、そのフロアパネルのいくつかをフロアパネル10と交換したときには、フロアパネル10によって二重床の強度を部分的に設定できる。さらに、フロアパネル10の平板部11から支持脚41の受け部43までの厚さを、別のフロアパネルの厚さと同じにできるので、支持脚42を専用品に交換しなくても、フロアパネル10の平板部11が作る二重床の床面に段差ができないようにできる。
第1リブ21の第5部35及び第2リブ22の第7部37の高さは、第1部31及び第3部33の高さよりも低いので、ストリンガ45の上に第1リブ21及び第2リブ22を配置できる。これにより、フロアパネル10の第1リブ21及び第2リブ22の位置までストリンガ45の位置を高くできるので、フロアパネル10及びストリンガ45と床41との間の床下空間を広くできる。また、ストリンガ45が配置された二重床において、フロアパネルのいくつかをフロアパネル10と交換したときに、フロアパネル10のリブ20がストリンガ45に干渉しないようにできる。よって、支持脚42やストリンガ45を専用品に交換しなくても、既設の二重床にフロアパネル10を配置できる。
第6部36及び第8部38に設けられた第2脚部39が受け部43に接するので、第2脚部39の高さを正確に作ることにより、平板部11から第2脚部39までのフロアパネル10の厚さの精度を確保できる。
第1部31と第2部32との境界32aは、第4リブ24と第6リブ26との間に位置し、第3部33と第4部34との境界34aは、第3リブ23と第5リブ25との間に位置する。これにより第1部31及び第3部33の長さを確保できるので、フロアパネル10の強度を十分に確保できる。
第5部35と第6部36との境界36aは、第4リブ24と第6リブ26との間に位置し、第7部37と第8部38との境界38aは、第3リブ23と第5リブ25との間に位置する。これにより第5部35及び第7部37の長さを確保できるので、フロアパネル10の強度を十分に確保できる。
第1部31及び第3部33の高さはリブ20の中で最も高いので、全体にリブ20を高くする場合に比べて、床41とフロアパネル10との間の床下空間を広くしつつ、第1部31及び第3部33によってフロアパネル10の強度を確保できる。
第1部31、第3部33、第5部35及び第7部37の厚さは、第5リブ25、第6リブ26、第7リブ27、第8リブ28、第1補強部29及び第2補強部30の厚さよりも厚い。よって、第5リブ25、第6リブ26、第7リブ27、第8リブ28、第1補強部29及び第2補強部30も厚くする場合に比べて、フロアパネル10の質量の増加を抑制しつつ、フロアパネル10の強度を大きくできる。
第7リブ27及び第8リブ28の高さは、第1リブ21、第2リブ22、第5リブ25、第6リブ26、第1補強部29及び第2補強部30の高さよりも高い。よって、全体にリブ20を高くする場合に比べて、床41とフロアパネル10との間の床下空間を広くしつつ、フロアパネル10の強度を大きくできる。
第7リブ27及び第8リブ28の厚さは、第5リブ25、第6リブ26、第1補強部29及び第2補強部30の厚さよりも厚い。よって、第5リブ25、第6リブ26、第1補強部29及び第2補強部30も厚くする場合に比べて、フロアパネル10の質量の増加を抑制しつつ、フロアパネル10の強度をより大きくできる。
以上、実施の形態に基づき本考案を説明したが、本考案は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば第1リブ21、第2リブ22、第3リブ23、第4リブ24、第5リブ25、第6リブ26、第7リブ27、第8リブ28、第1補強部29及び第2補強部30の高さや厚さ、第1補強部29及び第2補強部30の本数は一例である。これらは平板部11の大きさやフロアパネル10の要求特性(強度および剛性)に応じて適宜設定できる。
実施形態では、第1リブ21に第5部35及び第6部36が設けられ、第2リブ22に第7部37及び第8部38が設けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第5部35及び第7部37を省略し、第2脚部39を除いて第1リブ21の高さを第6部36と同じ高さにし、第2脚部39を除いて第2リブ22の高さを第8部38と同じ高さにすることは当然可能である。
実施形態では、第1部31、第3部33、第5部35及び第7部37の厚さや高さが、長手方向の全長に亘って同一の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。フロアパネル10の要求特性に応じて、リブ20の長手方向の中央に向かって第1部31、第3部33、第5部35及び第7部37の高さや厚さが大きくなるように設定することは当然可能である。
実施形態では、第1部31及び第3部33と同じ高さのリブ20が存在しない場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第5リブ25、第6リブ26、第7リブ27、第8リブ28、第1補強部29及び第2補強部30の少なくとも1つの高さを、第1部31及び第3部33と同じ高さにすることは当然可能である。リブ20を高くすることにより強度を大きくできるからである。但し、第1部31及び第3部33と同じ高さのリブ20を設けないのが好ましい。リブ20が高くなると、その分だけ床下空間が狭くなるからである。
実施形態では説明を省略したが、第1リブ21、第2リブ22、第3リブ23、第4リブ24、第5リブ25、第6リブ26、第7リブ27、第8リブ28、第1補強部29及び第2補強部30以外の他のリブを平板部11に設けることは当然可能である。他のリブとしては、例えば、第5リブ25、第6リブ26、第1補強部29及び第2補強部30よりも高さの低いリブが挙げられる。
実施形態では説明を省略したが、平板部11を厚さ方向に貫通する複数の貫通孔を、リブ20を避けて平板部11に設けることは当然可能である。平板部11に貫通孔を設けることにより、貫通孔を通して空気を流通させることができる。これにより、クリーンルーム内の気流調節や電算機の放熱冷却に適した空調用フロアパネルが得られる。貫通孔の形状としては、円形状や四角形状など適宜設定することが可能である。
実施形態では、支持脚42にストリンガ45が架設される二重床40について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。フロアパネル10の使い方に制限はないので、ストリンガ45が省略された二重床を構成するためにフロアパネル10を用いることは当然可能である。
10 フロアパネル
11 平板部
20 リブ
21 第1リブ
22 第2リブ
23 第3リブ
24 第4リブ
25 第5リブ
26 第6リブ
27 第7リブ
28 第8リブ
31 第1部
32 第2部
32a 第1部と第2部との境界
33 第3部
34 第4部
34a 第3部と第4部との境界
35 第5部
36 第6部
36a 第5部と第6部との境界
37 第7部
38 第8部
38a 第7部と第8部との境界
40 二重床
41 床
42 支持脚
45 ストリンガ

Claims (10)

  1. 正方形の板状の平板部と、前記平板部の裏面に設けられる複数のリブと、を備え、
    前記リブは、前記平板部の相対する2辺にそれぞれ設けられる第1リブと、
    前記第1リブにそれぞれつながり前記平板部の相対する他の2辺にそれぞれ設けられる第2リブと、
    前記第2リブにそれぞれつながり前記第1リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第3リブと、
    前記第1リブにそれぞれつながり前記第2リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第4リブと、
    前記第2リブにそれぞれつながり前記第3リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第5リブと、
    前記第1リブにそれぞれつながり前記第4リブの隣にそれぞれ並べて設けられる第6リブと、を備え、
    前記第3リブは、第1部と、前記第1部の長手方向の両側に位置し前記第1部と前記第2リブとにつながり前記第1部よりも高さが低い第2部と、を備え、
    前記第4リブは、第3部と、前記第3部の長手方向の両側に位置し前記第3部と前記第1リブとにつながり前記第3部よりも高さが低い第4部と、を備え、
    前記第1部および前記第3部の高さは、前記1リブ及び前記第2リブの高さよりも高いことを特徴とするフロアパネル。
  2. 前記第1部と前記第2部との境界は、前記第4リブと前記第6リブとの間に位置し、
    前記第3部と前記第4部との境界は、前記第3リブと前記第5リブとの間に位置することを特徴とする請求項1記載のフロアパネル。
  3. 前記第1部および前記第3部の高さは、前記リブの中で最も高いことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロアパネル。
  4. 前記第1部および前記第3部の厚さは、前記第5リブ及び前記第6リブの厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のフロアパネル。
  5. 前記第1リブは、第5部と、前記第5部の長手方向の両側に位置し前記第5部と前記第2リブとにつながり前記第5部よりも高さが低い第6部と、を備え、
    前記第2リブは、第7部と、前記第7部の長手方向の両側に位置し前記第7部と前記第1リブとにつながり前記第7部よりも高さが低い第8部と、を備え、
    前記第5部および前記第7部の高さは、前記第2部および前記第4部の高さよりも高いことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のフロアパネル。
  6. 前記第5部と前記第6部との境界は、前記第4リブと前記第6リブとの間に位置し、
    前記第7部と前記第8部との境界は、前記第3リブと前記第5リブとの間に位置することを特徴とする請求項5記載のフロアパネル。
  7. 前記第5部および前記第7部の厚さは、前記第5リブ及び前記第6リブの厚さよりも厚いことを特徴とする請求項5又は6に記載のフロアパネル。
  8. 前記リブは、前記第1部どうしをつなぐ第7リブと、
    前記第7リブに交わり前記第2部どうしをつなぐ第8リブと、を備え、
    前記第7リブ及び前記第8リブの高さは、前記第1リブ、前記第2リブ、前記第5リブ及び前記第6リブの高さよりも高いことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のフロアパネル。
  9. 前記第7リブ及び前記第8リブの厚さは、前記第5リブ及び前記第6リブの厚さよりも厚いことを特徴とする請求項8記載のフロアパネル。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載のフロアパネルを用いた二重床であって、
    床に配置された複数の支持脚と、
    前記支持脚に架設されたストリンガと、を備え、
    前記支持脚の上に、前記第1リブ及び前記第2リブの一部、前記第2部、前記第4部が配置され、
    前記ストリンガの上に、前記第1リブ及び前記第2リブの残部が配置されることを特徴とする二重床。
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