JP3224993U - 衣類収容用ダンボール箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常の形態のダンボール箱を改良することによって、衣類をハンガーに吊った状態で収容することができる衣類収容用ダンボール箱を提供する。【解決手段】箱本体部2の一端側の上側内フラップ16及び下側内フラップ24には、先端側から箱本体部2側に延びる上側スリット32及び下側スリット34が設けられている衣類収容用ダンボール箱であって、上側内フラップ16は、幅面部8の上端から内側に折り曲げられた第1上折曲部38と、第1上折曲部38から下側に折り曲げられた第2上折曲部42とを有し、また下側内フラップ24は、幅面部8の下端から内側に折り曲げられた第1下折曲部50と、第1下折曲部50から上側に折り曲げられた第2下折曲部54とを有し、上側内フラップ16及び下側内フラップ24を折曲した状態では、上側内フラップ16側の上側スリット32と下側内フラップ24側の下側スリット34とが相互に整合する。【選択図】図4
Description
本考案は、クリーニング用衣類などを宅配などするために用いる衣類収容用ダンボール箱に関する。
衣類を収容するための収容箱として、ダンボ−ルから形成された衣類収容用ダンボ−ル箱が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この衣類収容用ダンボール箱は、衣類を収容するための箱本体と、この箱本体の内側に対向して配設される一対の支持壁部材とを備えている。一対の支持壁部材の上端部にはU字状の受部が設けられ、これら受部に上方から棒状部材が受け入れられる。
このような衣類収容用ダンボール箱では、箱本体内の一対の支持壁部材間に棒状部材が延びているので、この棒状部材に衣類を吊ったハンガーを掛けることができ、従って、衣類を吊った状態で箱本体内に収容することができる。
しかしながら、このような衣類収容用ダンボール箱では、次のような問題がある。第1に、衣類を収容するための箱本体に加えて一対の支持壁部材が必要となり、それ故に、それを製作するのに多くのダンボール材料を使用し、またそれらを搬送するのに嵩が大きくなり、これらことに起因して、衣類収容用ダンボール箱の製造コストが高くなる。第2に、衣類を吊ったハンガーを棒状部材に吊り下げるために、これを掛ける棒状部材に大きな負荷が作用し、それ故に、この棒状部材を受け入れるU字状の受部の強度も大きくしなければならず(例えば、ダンボール材料を貼り合わせて強度を大きくする)、その製造が煩雑であるとともに、これによっても製造コストが上昇する。
本考案の目的は、通常の形態のダンボール箱を改良することによって、衣類をハンガーに吊った状態で収容することができる衣類収容用ダンボール箱を提供することである。
本考案の請求項1に記載の衣類収容用ダンボール箱は、相互に対向する一対の長さ面部及び前記一対の長さ面部を接続する一対の幅面部を有する箱本体部と、前記箱本体部の前記一対の幅面部の上端から延びる一対の上側内フラップと、前記一対の幅面部の下端から延びる一対の下側内フラップと、前記箱本体部の前記一対の長さ面部の上端から延びる一対の上側外フラップと、前記一対の長さ面部の下端から延びる一対の下側外フラップとを備えており、
前記一対の上側内フラップ及び前記一対の下側内フラップのうち対応する一方の上側内フラップ及び下側内フラップには、先端部側から前記箱本体部側に延びる上側スリット及び下側スリットが設けられており、
前記上側内フラップは、前記幅面部の前記上端から内側に折り曲げられた第1上折曲部と、前記第1上折曲部から下側に折り曲げられて対応する幅面部に平行に延びる第2上折曲部とを有し、また前記下側内フラップは、前記幅面部の前記下端から内側に折り曲げられた第1下折曲部と、前記第1下折曲部から上側に折り曲げられて前記上側内フラップの前記第2上折曲部の外面側又は内面側にて上方に延びる第2下折曲部とを有し、前記上側内フラップの前記上側スリットと前記下側内フラップの前記下側スリットとが相互に整合するように構成されていることを特徴とする。
前記一対の上側内フラップ及び前記一対の下側内フラップのうち対応する一方の上側内フラップ及び下側内フラップには、先端部側から前記箱本体部側に延びる上側スリット及び下側スリットが設けられており、
前記上側内フラップは、前記幅面部の前記上端から内側に折り曲げられた第1上折曲部と、前記第1上折曲部から下側に折り曲げられて対応する幅面部に平行に延びる第2上折曲部とを有し、また前記下側内フラップは、前記幅面部の前記下端から内側に折り曲げられた第1下折曲部と、前記第1下折曲部から上側に折り曲げられて前記上側内フラップの前記第2上折曲部の外面側又は内面側にて上方に延びる第2下折曲部とを有し、前記上側内フラップの前記上側スリットと前記下側内フラップの前記下側スリットとが相互に整合するように構成されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側スリットは、前記上側内フラップの前記第2上折曲部に設けられ、前記第2上折曲部の一端から他端まで延びており、また前記下側スリットは、前記下側内フラップの前記第2下折曲部に設けられ、前記第2折曲部の一端から他端まで延びていることを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側内フラップの前記第2上折曲部は、前記下側内フラップの前記第2下折曲部の内面側に配置されており、前記上側内フラップは、更に、前記第2上折曲部から折曲されて前記下側内フラップの前記第1折曲部に沿って延びる第3上折曲部を有し、前記上側内スリットは、前記上側内フラップの先端から前記第3上折曲部及び前記第2上折曲部を通して設けられ、また前記下側スリットは、前記下側内フラップの先端から前記第2下折曲部を通して設けられていることを特徴とする。
また、本考案の請求項4に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側内フラップの前記第2上折曲部は、前記下側内フラップの前記第2下折曲部の内面側に配置されており、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、前記上側スリットを挟んで両側に一対の連結開口が設けられ、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、前記上側内フラップの前記一対の連結開口に対応して、前記下側スリットを挟んで両側に一対の挿入連結部が設けられており、前記下側内フラップの前記一対の挿入連結部が折曲されて前記上側内フラップの前記一対の連結開口に挿入連結されることを特徴とする。
また、本考案の請求項5に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱では、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、その両側部に一対の連結切欠きが設けられ、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、前記上側内フラップの前記一対の連結切欠きに対応して、その両側部に一対の係合連結部が設けられており、前記下側内フラップの前記一対の係合連結部が折曲されて前記上側内フラップの前記一対の連結切欠きに係合連結されることを特徴とする。
また、本考案の請求項6に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱では、前記上側内フラップの前記第2上折曲部の基部には、前記上側スリットに連通する上側挿入切欠きが設けられ、ハンガーのフック部が前記上側内フラップの前記上側挿入切欠きを通して挿入されることを特徴とする。
また、本考案の請求項7に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱では、前記上側内フラップの前記上側挿入切欠きには、前記上側挿入切欠きを開閉するための上側開閉片が設けられていることを特徴とする。
また、本考案の請求項8に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、更に、前記一対の連結開口に対応して一対の上側挿入開口又は上側挿入切欠きが設けられているとともに、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、更に、前記一対の挿入連結部に対応して一対の下側挿入開口が設けられており、前記上側内フラップ及び前記下側内フラップを所要の通りに組み付けると、前記下側内フラップの前記一対の下側挿入開口と前記上側内フラップの前記一対の上側挿入開口又は上側挿入切欠きとが、相互に整合するように構成されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項9に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側内フラップの前記第2折曲部は、前記下側内フラップの前記第2折曲部の外面側に配置されており、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、前記下側スリットを挟んで両側に一対の連結開口が設けられ、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、前記下側内フラップの前記一対の連結開口に対応して、前記上側スリットを挟んで両側に一対の挿入連結部が設けられており、前記上側内フラップの前記一対の挿入連結部が折曲されて前記下側内フラップの前記一対の連結開口に挿入連結されることを特徴とする。
更に、本考案の請求項10に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱では、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、その両側部に一対の連結切欠きが設けられ、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、前記下側内フラップの前記一対の連結切欠きに対応して、その両側部に一対の係合連結部が設けられており、前記上側内フラップの前記一対の係合連結部が折曲されて前記下側内フラップの前記一対の連結切欠きに係合連結されることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の衣類収容用ダンボール箱によれば、一対の上側内フラップ及び一対の下側内フラップのうち対応する一方の上側内フラップ及び下側内フラップには、上側スリット及び下側スリットが設けられ、この上側内フラップについては幅面部の上端から内側に折り曲げられた後更に下側に折り曲げることにより、また下側内フラップについては、幅面部の下端から内側に折り曲げられた後更に上側に折り曲げることにより、箱本体部の幅面部と折曲された上側内フラップ及び下側内フラップとの間に収容空間が生じ、この収容空間をハンガーのフック部を収容するための収容空間として用いることができ、これにより、ハンガーに吊した状態の衣類を収容することができる。
また、上側内フラップと下側内フラップとを所要の通りに折曲すると、上側内フラップの上側スリットと下側内フラップの下側スリットとが相互に整合して連通スリットを構成するので、これら上側スリット及び下側スリット(連通スリット)を通してハンガーのフック部を収容空間に位置付けることができる。
また、本考案の請求項2に記載の衣類収容用ダンボール箱によれば、上側スリットは上側内フラップの第2上折曲部の一端から他端まで延び、また下側スリットは下側内フラップの第2下折曲部の一端から他端まで延びているので、ハンガーのフック部を収容空間に位置付けるためのスリット(連通スリット)は、箱本体部の幅面部の内側においてその上端から下端まで延び、これにより、衣類を吊ったハンガーをより多く箱本体部内に収容することができる。
また、本考案の請求項3に記載の衣類収容用ダンボール箱によれば、上側内フラップの第2上折曲部は下側内フラップの第2下折曲部の内面側に配置され、この上側内フラップは第2上折曲部から折曲されて下側内フラップの第1下折曲部に沿って延びる第3上折曲部を有しているので、上側内フラップを折り曲げて確実に組み立てることができる。
また、本考案の請求項4に記載の衣類収容用ダンボール箱によれば、上側内フラップの第2上折曲部は下側内フラップの第2下折曲部の内面側に配置され、この上側内フラップの第2上折曲部に一対の連結開口が設けられ、下側内フラップの第2下折曲部に一対の挿入連結部が設けられているので、下側内フラップの一対の挿入連結部を折曲して上側内フラップの一対の連結開口に挿入することにより、これらの第2下折曲部及び第2上折曲部を連結することができる。
また、本考案の請求項5に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱によれば、上側内フラップの第2上折曲部の両側部に一対の連結切欠きが設けられ、下側内フラップの第2下折曲部の両側部に一対の係合連結部が設けられているので、下側内フラップの一対の係合連結部を折曲して上側内フラップの一対の連結切欠きに係合させることにより、これらの第2下折曲部及び第2上折曲部を確実に連結することができる。
また、本考案の請求項6に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱によれば、上側内フラップの第2上折曲部の基部に上側挿入切欠きが設けられているので、この上側挿入切欠きを通してハンガーのフック部を収容空間に容易に挿入することができる。
また、本考案の請求項7に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱によれば、上側内フラップの上側挿入切欠きには上側開閉片が設けられているので、上側開閉片を開状態にすることにより、この上側挿入切欠きを通してハンガーのフック部を収容空間に挿入することができ、またこの上側開閉片を閉状態にすることにより、上側挿入切欠きが閉塞され、ハンガーのフック部の収容空間からの離脱を防止することができる。
また、本考案の請求項8に記載の衣類収容用ダンボール箱によれば、上側内フラップの第2上折曲部に一対の上側挿入開口(又は上側挿入切欠き)が設けられ、下側内フラップの第2下折曲部に一対の下側挿入開口が設けられ、上側内フラップ及び下側内フラップを所要の通りに組み付けた状態では、一対の下側挿入開口及び一対の上側挿入開口(又は上側挿入切欠き)とが相互に整合するので、これら下側挿入開口及び上側挿入開口(又は上側挿入切欠き)を通して指を挿入して上側内フラップの第2上折曲部を裏側から支えることができ、これにより、一対の挿入連結部を親指で強く押すことが可能となり、一対の挿入連結部の一対の連結開口への挿入作業を強い力でもって確実に行うことができる。
また、本考案の請求項9に記載の衣類収容用ダンボール箱によれば、上側内フラップの第2上折曲部は下側内フラップの第2下折曲部の外面側に配置され、この下側内フラップの第2下折曲部に一対の連結開口が設けられ、上側内フラップの第2上折曲部に一対の挿入連結部が設けられているので、上側内フラップの一対の挿入連結部を折曲して下側内フラップの一対の連結開口に挿入することにより、これらの第2上折曲部及び第2下折曲部を連結することができる。
更に、本考案の請求項10に記載の衣類収容用ダンボ−ル箱によれば、下側内フラップの第2下折曲部の両側部に一対の連結切欠きが設けられ、上側内フラップの第2上折曲部の両側部に一対の係合連結部が設けられているので、上側内フラップの一対の係合連結部を折曲して下側内フラップの一対の連結切欠きに係合させることにより、これらの第2上折曲部及び第2下折曲部を確実に連結することができる。
以下、添付図面を参照して、本考案に従う衣類収容用ダンボール箱の各種実施形態について説明する。まず、図1〜図7を参照して、本考案に従う衣類収容用ダンボール箱の一実施形態について説明する。
図1及び図4において、図示の衣類収容ダンボール箱は、衣類などを収容するための箱本体部2を備え、この箱本体部2は、一対の長さ面部4,6と、これら一対の長さ面部4,6を接続する一対の幅面部8,10を備え、一対の長さ面部4,6が相互に対向して配設され、一対の幅面部8,10が相互に対向して配設される。一対の長さ面部4,6及び一対の幅面部8,10は矩形状の箱本体部2を構成し、この箱本体部2内に衣類などが後述するように収容される。
箱本体部2の上端部には上側外フラップ12,14及び上側内フラップ16,18が設けられている。箱本体部2の一方長さ面部4の上端から一方の上側外フラップ12が延び、他方の長さ面部6の上端から他方の上側外フラップ14が延びている。また、箱本体部2の一方の幅面部8の上端から一方の上側内フラップ16が延び、他方の幅面部10の上端から他方の上側内フラップ16が延びている。
この箱本体部2の下端部には下側外フラップ20,22及び下側内フラップ24,26が設けられている。箱本体部2の一方の長さ面部4の下端から一方の下側外フラップ20が延び、他方の長さ面部6の下端から他方の下側外フラップ22が延びている。また、箱本体部2の一方の幅面部8の下端から一方の下側内フラップ24が延び、他方の幅面部10の下端から他方の下側内フラップ26が延びている。このようなダンボール箱構造は、一般的なダンボール素材を用いた周知のダンボール箱構造である。
この第1の実施形態では、上述したダンボール箱構造に、次のような改良が施されている。図1及び図4とともに図2、図3及び図5を参照して、この衣類収容用ダンボール箱においては、上側内フラップ16の幅方向(図2、図4及び図5において左右方向、図6及び図7において紙面に対して垂直な方向)において略中央部に上側スリット32が設けられ、またこの上側内フラップ16に対応する下側内フラップ24の幅方向において略中央部に下側スリット34が設けられている。
この実施形態では、上側内フラップ16及び下側内フラップ24は、図3に示すように組み立てられる。即ち、上側内フラップ16については、破線36の部位(幅面部8と上側内フラップ16との境界部位)において内側に折曲され、この折曲された部分が第1上折曲部38を構成し、また第1上折曲部38の破線40の部位において下側に折曲され、この折曲された部分が第2上折曲部42を構成し、更に、第2上折曲部42の破線44の部位において外側に折曲され、この折曲された部分が第3上折曲部46を構成する。
第1上折曲部38は、幅面部8の上端から一対の下側外フラップ20,22に平行に内側に延び、第2上折曲部42は、第1上折曲部38の先端から幅面部8に平行に下側に延び、第3上折曲部36は、第2上折曲部42の先端から一対の下側外フラップ20,22に平行に外側に延びている。
また、下側内フラップ24については、破線48の部位(幅面部8と下側内フラップ24との境界部位)において内側に折曲され、この折曲された部分が第1下折曲部50を構成し、また下側内フラップ24の破線52の部位において上側に折曲され、この折曲された部分が第2下折曲部54を構成する。
第1下折曲部50は、幅面部8の下端から一対の下側外フラップ20,22に沿って内側に延び、第2下折曲部54は、第1下折曲部50の先端から上方に上側内フラップ16の第2上折曲部42の外面側に沿って延び、上述の第1下折曲部50は、一対の下側外フラップ20,22と上側内フラップ16の第3上折曲部46との間に位置する。
第1下折曲部50は、幅面部8の下端から一対の下側外フラップ20,22に沿って内側に延び、第2下折曲部54は、第1下折曲部50の先端から上方に上側内フラップ16の第2上折曲部42の外面側に沿って延び、上述の第1下折曲部50は、一対の下側外フラップ20,22と上側内フラップ16の第3上折曲部46との間に位置する。
一対の長さ面部4,6の一端側(図1において右上側、図2において上側)の上側内フラップ16及び下側内フラップ24が上述したように折曲されるので、図3に示すように、幅面部8並びに折曲された上側内フラップ16及び下側内フラップ24によって矩形状の収容空間56が規定され、このように組み付けた状態では、図1及び図2に示すように、上側内フラップ16の上側スリット32と下側内フラップ24の下側スリット34とが相互に整合して連通スリットを構成する。
この実施形態では、上側スリット32は、上側内フラップ16の先端から第3上折曲部46及び第2上折曲部42を通して形成され、その先端から破線40の部位まで延びており、また下側スリット34は、下側内フラップ24の先端から第2下折曲部54を通して形成され、その先端から破線52の部位まで延びている。このように構成されているので、上側内フラップ16及び下側内フラップ24を組み付けた状態では、図1及び図2に示すように、上側スリット32及び下側スリット34は、幅面部8の内側においてその上端から下端まで上下方向に直線状に延びている。
尚、この実施形態では、上側内フラップ16の第2上折曲部42及び第3上折曲部46に上側スリット32を設けているが、第2上折曲部42のみに上側スリット32を設けるようにしてもよい。また、この実施形態では、上側内フラップ16に第3上折曲部46を設けているが、この第3上折曲部46を省略するようにしてもよい。
この実施形態では、下側内フラップ24の第2下折曲部54の内面側に上側内フラップ16の第2上折曲部42が位置することに関連して、上側内フラップ16の第2上折曲部42に、上側スリット32を挟んで両側に一対の連結開口62,64が設けられている。連結開口62,64は、例えば、上側内フラップ16の先端側(破線44側)の方が基部側(破線40側)よりも長い逆台形状に形成される。一対の連結開口62,64に対応して、下側内フラップ24の第2下折曲部54には、下側スリット34を挟んで両側に一対の挿入連結部66,68が設けられている。これら挿入連結部66,68は、細長い半楕円状であり、基部側(破線52側)が第2下折曲部54に接続されて一体になっており、一対の挿入連結部66,68の上記幅方向における長さは、一対の連結開口62,64よりも長くなっている。
このように構成されているので、上側内フラップ16及び下側内フラップ24を所要の通りに折曲した状態では、図2及び図6(a)から理解されるように、上側内フラップ16の一対の連結開口62,64の外面側(即ち、箱本体部2の内側)に下側内フラップ24の一対の挿入連結部66,68が位置して整合し、このような状態にて、一対の挿入連結部66,68を親指(図示せず)で押して折曲させると、図7(a)で示すように、かかる一対の挿入連結部66,68が対応する連結開口62,64を通して収容空間56内に突出し、それらの一部が連結開口62,64に係合することによって、上側内フラップ16の第2上折曲部42と下側内フラップ24の第2下折曲部54とが、一対の挿入連結部66,68を介して挿入連結される。
この実施形態では、上述したことに関連して、更に、上側内フラップ16の第2上折曲部42の両側部に一対の連結切欠き72,74が設けられている。これら連結切欠き72,74は、例えば、両側端が両側に開口し、それらの切欠き幅は開口端から内側に向けて漸減する台形状に形成される。一対の連結切欠き72,74に対応して、下側内フラップ24の第2下折曲部54の両側部には、一対の係合連結部76,78が設けられている。これら係合連結部76,78は、それらの内側端が第2下折曲部54に接続されて一体となっており、またそれらの幅は先端から内側に向けて漸減する台形状に形成されている。
このように構成されているので、上側内フラップ16及び下側内フラップ24を所要の通りに折曲させた状態では、図2及び図6(b)から理解されるように、上側内フラップ16の一対の連結切欠き72,74の外面側(即ち、箱本体部2の内側)に下側内フラップ24の一対の係合連結部76,78が整合して位置し、このような状態にて、一対の係合連結部66,68を親指(図示せず)で押して折曲させると、図7(b)で示すように、かかる一対の係合連結部76,78が対応する連結切欠き72,74を通して収容空間56内に突出し、それらの一部が連結切欠き72,74に係合し、これによって、上側内フラップ16の第2上折曲部42と下側内フラップ24の第2下折曲部54とが、一対の係合連結部66,68を介して係合連結される。
この実施形態では、下側内フラップ24の一対の挿入連結部66,68及び一対の係合連結部76,78を用いて上側内フラップ16の第2上折曲部42と下側内フラップ24の第2下折曲部54とを連結しているので、これらを確実に連結することができるが、一対の挿入連結部66,68を用いて確実に連結できる場合には、一対の係合連結部76,78及びこれに関連する構成を省略することができ、また一対の係合連結部76,78を用いて確実に連結できる場合には、一対の挿入連結部66,68及びこれに関連する構成を省略することができる。
この実施形態では、図1〜図3に示すように、下側内フラップ24(第2下折曲部54)の略中央先端部に下側挿入切欠き80が設けられ、この下側挿入切欠き80が下側スリット34に連通されている。この下側内フラップ24における、下側スリット34を挟んで下側挿入切欠き80と対向する部位は、円弧状に形成されている。また、上側内フラップ16の第2上折曲部42の略中央基端部に上側挿入切欠き82が設けられ、この上側挿入切欠き82が上側スリット32に連通されている。
このよう構成されているので、上側内フラップ16及び下側内フラップ24を所要の通りに折曲した状態(また、所要の通りに組み付けた状態)では、図1〜図3に示すように、上側内フラップ16の上側挿入切欠き82と下側内フラップ24の下側挿入切欠き80とが相互に整合して挿入切欠きを構成し、図2から理解されるように、ハンガー86(例えば、衣類を吊したものなど)のフック部88をこの挿入切欠き(下側挿入切欠き80及び上側挿入切欠き82)を通して収容空間56内に挿入することができ、この挿入状態おいては、ハンガー86のフック部88を連通スリット(下側スリット34及び上側スリット32)を通して移動させることができる。
この上側挿入切欠き82には、更に、上側開閉片84が設けられており、この上側開閉片84は、第1上折曲部38に接する部分が接続されて一体に構成されている。この上側開閉片84は、破線36の部位を折曲することによって、図2に一点鎖線で示す状態であって、図3に実線で示す状態の閉状態と、図2に実線で示す状態であって、図3に一点鎖線で示す開状態との間を移動させることができる。この閉状態にあるときには、上側開閉片84は上側挿入切欠き82内に位置して閉塞し、また開状態にあるときには、上側開閉片84は破線36の部位を中心として上方に移動して上側挿入切欠き82を開放する。
この実施形態では、上側挿入切欠き82に上側開閉片84を設けているが、下側挿入切欠き80に、上側開閉片84と同様の下側開閉片(図示せず)を設けるようにしてもよい。尚、このような上側開閉片84を省略するようにしてもよい。
このような衣類収容用ダンボール箱は、例えば、次のようにして組み付けて、クリーニング前後の衣類などを収容して例えば宅配用などに用いることができる。主として図1〜図4を参照して、この衣類収容用ダンボール箱を組み付けるには、例えば、一対の下側内フラップ24,26を内側に折り曲げ、そして、折曲した一対の下側内フラップ24,26を覆うように一対の下側外フラップ20,22を内側に折り曲げ、その後、折曲した一対の下側外フラップ24,26の先端部を粘着テープ(図示せず)で貼り合わせる。
次いで、折曲した下側内フラップ24については、破線52(図5参照)の部位で折り曲げる。また、上側内フラップ16については、破線36,40,44の部位で折り曲げる。そして、図3に示すように、折曲した上側内フラップ16が箱本体部2内の外側に、折曲した下側内フラップ24が箱本体部2内の内側となるように位置付ける(即ち、上側内フラップ16の第2上折曲部42を覆うように下側内フラップ24の第2下折曲部54を位置付ける)。
その後、下側内フラップ24側の一対の挿入連結部66,68を上側内フラップ16側の対応する連結開口62,64を通して収容空間56内に押し込むとともに、下側内フラップ24側の一対の係合連結部76,78を上側内フラップ16側の対応する連結切欠き72,74を通して収容空間56内に押し込み、このようにして下側内フラップ24と上側内フラップ16とを連結して下側内フラップ24及び上側内フラップ16の内側に収容空間56を形成し、このようにして図1に示す状態の衣類収容用ダンボール箱を組み付けることができる。
この衣類収容用ダンボール箱にハンガー86に吊した状態の衣類(図示せず)を収容するには、図2に示すように、上側内フラップ16側の上側開閉片84を上方に折り曲げて開状態(図2に実線で示す状態)にし、ハンガー86のフック部88を下側内フラップ24の下側挿入切欠き80及び上側内フラップ16の上側挿入切欠き82を通して収容空間56内に挿入する。そして、挿入したハンガー86のフック部88を連通スリット(下側スリット34及び上側スリット32)に沿って下側に移動させ、一対の下側外フラップ20,22上に載置して収容する。複数の衣類を収容するときには、上述した収容動作を繰り返し遂行するようになる。
衣類の収容が終了した後は、上側内フラップ16側の上側開閉片84を元の閉状態に戻す。このように元の状態にすると、上側挿入切欠き82が閉塞され、ハンガー86のフック部88が連通スリット(下側スリット34及び上側スリット32)から外れることがなく、従って、収容した衣類が衣類収容用ダンボール箱内で大きく動くことがなく、トラックなどに積んで安全に搬送することができる。
このように衣類を収容した後は、他方の上側内フラップ18を内側に折り曲げ、更に一対の上側内フラップ16,18を覆うように一対の上側外フラップ12,14を内側に折り曲げ、その後、折曲した一対の上側外フラップ12,14の先端部を粘着テープ(図示せず)で貼り合わせ、このようにして搬送する衣類の荷造りを行うことができる。
このような衣類収容用ダンボール箱は、図8及び図9に示すように構成することもできる。尚、以下の実施形態において、図1〜図7に示す実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
衣類収容用ダンボール箱の他の実施形態を示す図8及び図9において、この他の実施形態では、下側内フラップ24A側の一対の挿入連結部66,68の挿入動作を容易にするために、上側内フラップ16Aに一対の上側挿入開口102,104が設けられ、下側内フラップ24Aに一対の下側挿入開口106,108が設けられている。
更に説明すると、上側内フラップ16Aは、破線36及び破線40の部位で折り曲げて形成される第1上折曲部38A及び第2上折曲部42Aを有するが、上述した実施形態における第3上折曲部は省略されている。この上側内フラップ16Aの第2上折曲部42Aには、一対の連結開口62,64及び一対の連結切欠き72,74が設けられ、更に一対の連結開口62,64に対応して一対の上側挿入開口102,104が設けられている。一方(又は他方)の上側挿入開口102(又は104)は、第2上折曲部42Aにおける、対応する連結開口62(又は64)よりも先端側の部位に設けられる。
この実施形態では、上側挿入開口102,104には、これらを開閉自在に塞ぐ上側開閉部材110,112が設けられ、この上側開閉部材110,112を折り曲げることにより、上側挿入開口102,104を開放することができる。尚、上側開閉部材110,112については省略することができ、この場合、上側挿入開口102,104のみが設けられる。
また、下側内フラップ24Aは、破線48及び破線52の部位で折り曲げて形成される第1下折曲部50A及び第2下折曲部54Aを有している。この実施形態では、上側内フラップ16Aのこのような構成に関連して、下側内フラップ24Aの第2下折曲部54Aには、一対の挿入連結部66,68及び一対の係合連結部76,78が設けられ、更に一対の挿入連結部66,68に対応して一対の下側挿入開口106,108が設けられている。一方(又は他方)の下側挿入開口106(又は108)は、第2下折曲部54Aにおける、対応する挿入連結部66(又は68)よりも基部側(破線52の部位側)の部位に設けられる。この他の実施形態におけるその他の構成は、図1〜図7に示す実施形態と実質上同一であり、その説明を省略する。
この衣類収容用ダンボール箱では、上側内フラップ16A及び下側内フラップ24Aは、上述したように折り曲げると図9(a)に示す状態となる。即ち、下側内フラップ24Aの第2下折曲部54Aの一対の挿入連結部66,68と上側内フラップ16Aの第2上折曲部42Aの一対の連結開口62,64とが整合した状態となり、また第2下折曲部54Aの一対の下側挿入開口106,108と第2上折曲部42Aの上側挿入開口102,104(一対の上側開閉部材110,112)とが整合した状態となる。更に、図示していないが、第2下折曲部54Aの一対の係合連結部76,78と第2上折曲部42Aの連結切欠き72,74とが整合した状態となる。
このような状態において、第2下折曲部54Aの一対の挿入連結部66,68を指(例えば、親指)で押し、第2上折曲部42Aの一対の連結開口62,64を通して収容空間56内に押し込んで挿入連結するとともに、第2下折曲部54Aの一対の係合連結部76,78を指で押し、一対の連結切欠き72,74を通して収容空間56内に押し込んで係合連結する。
この一対の挿入連結部66,68を例えば親指でもって押圧するとき、図9(b)に示すように、一対の上側開閉部材110,112を収容空間56側に折曲することにより、親指を除く4本の指の指先を、第2下折曲部54Aの下側挿入開口106,108及び第2上折曲部42Aの上側挿入開口102,104を通して収容空間56内に挿入することが可能となる。従って、収容空間56内に挿入した指先でもって、上側内フラップ16Aの第2上折曲部42Aを収容空間56側から支えることができ、これにより、下側内フラップ24A側の一対の挿入連結部66,68を親指で強く押し込むことが可能となり、一対の挿入連結部66,68の挿入動作が容易になるとともに、その押し込みを強く確実に行うことができる。
このような衣類収容用ダンボール箱は、図10及び図11に示すように構成することもできる。衣類収容用ダンボール箱の更に他の実施形態を示す図10及び図11において、この実施形態では、上側内フラップに更なる改良が施されている。
図10及び図11において、下側内フラップ24Bは、図8及び図9に示す実施形態と同様の構成であり、その第2下折曲部42Bには、一対の挿入連結部66,68、一対の係合連結部76,78及び一対の下側挿入開口06,108が設けられている。また、上側内フラップ16Bは、図8及び図9に示す実施形態と同様に、一対の連結開口62,64及び一対の連結切欠き72,74を備えているが、上側挿入開口に代えて一対の上側挿入切欠き122,124が設けられている。この実施形態におけるその他の構成は、図8及び図9に示す実施形態と実質上同一である。
この衣類収容用ダンボール箱では、上側内フラップ16B及び下側内フラップ24Bは、上述したように折り曲げることにより、図11に示す状態となる。即ち、所要の通りに組み立てると、下側内フラップ24Bの第2下折曲部54Bの一対の挿入連結部66,68と上側内フラップ16Bの第2上折曲部42Bの一対の連結開口62,64とが整合した状態となり、また第2下折曲部54Bの一対の下側挿入開口106,108と第2上折曲部42Bの上側挿入切欠き12,124とが整合した状態となる。
この実施形態において、一対の挿入連結部66,68を例えば親指でもって押圧するときには、図11から理解される如く、親指を除く4本の指の指先を第2下折曲部54Bの下側挿入開口106,108及び第2上折曲部42Bの上側挿入切欠き122,124を通して収容空間56内に挿入することがでる。従って、図8及び図9に示す実施形態と同様に、収容空間56内に挿入した指先でもって、上側内フラップ16Bの第2上折曲部42Bを収容空間56側から支えることができ、上述した実施形態と同様に、下側内フラップ24B側の一対の挿入連結部66,68を親指で強く押し込むことができる。
以上、本考案に従う衣類収容用ダンボール箱の各種実施形態について説明したが、本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、下側内フラップ24の第2下折曲部54の内面側に上側内フラップ16の第2上折曲部42が位置するように構成しているが、これとは反対に、下側内フラップ24の第2下折曲部54の外面側に上側内フラップ16の第2上折曲部42が位置するように構成することもでき、この場合、上側内フラップ16の第3上折曲部46は省略される。
この場合、図示していないが、上側内フラップ16の第2上折曲部42及び下側内フラップ24の第2下折曲部54を連結するための挿入連結部及び係合連結部などは、次のように構成される。即ち、下側内フラップ16の第2下折曲部54に、下側スリット34を挟んで両側に一対の連結開口が設けられ、かかる一対の連結開口62,64に対応して、上側内フラップ16の第2上折曲部42には、上側スリット32を挟んで両側に一対の挿入連結部が設けられる。また、下側内フラップ24の第2下折曲部54の両側部に一対の連結切欠きが設けられ、かかる一対の連結切欠きに対応して、上側内フラップ16の第2上折曲部42の両側部に一対の係合連結部が設けられる。
このような構成の衣類収容用ダンボ−ル箱では、上側内フラップ16及び下側内フラップ24を所要の通りに折曲した状態では、上述したと同様に、下側内フラップ24の一対の連結開口の外面側(即ち、箱本体部2の内側)に上側内フラップ16の一対の挿入連結部が位置して整合し、また下側内フラップ24の一対の連結切欠きの外面側(即ち、箱本体部2の内側)に上側内フラップ16の一対の係合連結部が整合して位置する。そして、このような状態において、上側内フラップ16側の一対の挿入連結部を下側内フラップ24側の対応する連結開口を通して折曲させると、かかる一対の挿入連結部が対応する連結開口に係合し、また上側内フラップ16側の一対の係合連結部を下側内フラップ24側の対応する連結切欠きを通して折曲させると、かかる一対の係合連結部が対応する連結切欠きに係合し、かかる場合においても、下側内フラップ24の第2下折曲部54と上側内フラップ16の第2上折曲部42と上述したと同様にして連結することができる。
2 箱本体部
4,6 長さ面部
8,10 幅面部
12,14 上側外フラップ
16,16A,16B,18 上側内フラップ
20,22 下側外フラップ
24,24A,24B,26 下側内フラップ
42,42A,42B 第2上折曲部
54,54A,54B 第2下折曲部
62,64 連結開口
66,68 挿入連結部
72,74 挿入切欠き
76,78 係合連結部
80 下側挿入切欠き
82 上側挿入切欠き
84 上側開閉片
86 ハンガー
102,104 上側挿入開口
106,108 下側挿入開口
122,124 上側挿入切欠き
4,6 長さ面部
8,10 幅面部
12,14 上側外フラップ
16,16A,16B,18 上側内フラップ
20,22 下側外フラップ
24,24A,24B,26 下側内フラップ
42,42A,42B 第2上折曲部
54,54A,54B 第2下折曲部
62,64 連結開口
66,68 挿入連結部
72,74 挿入切欠き
76,78 係合連結部
80 下側挿入切欠き
82 上側挿入切欠き
84 上側開閉片
86 ハンガー
102,104 上側挿入開口
106,108 下側挿入開口
122,124 上側挿入切欠き
また、本考案の請求項2に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側スリットは、前記上側内フラップの前記第2上折曲部に設けられ、前記第2上折曲部の一端から他端まで延びており、また前記下側スリットは、前記下側内フラップの前記第2下折曲部に設けられ、前記第2下折曲部の一端から他端まで延びていることを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側内フラップの前記第2上折曲部は、前記下側内フラップの前記第2下折曲部の内面側に配置されており、前記上側内フラップは、更に、前記第2上折曲部から折曲されて前記下側内フラップの前記第1下折曲部に沿って延びる第3上折曲部を有し、前記上側スリットは、前記上側内フラップの先端から前記第3上折曲部及び前記第2上折曲部を通して設けられ、また前記下側スリットは、前記下側内フラップの先端から前記第2下折曲部を通して設けられていることを特徴とする。
また、本考案の請求項9に記載の衣類収容用ダンボール箱では、前記上側内フラップの前記第2上折曲部は、前記下側内フラップの前記第2下折曲部の外面側に配置されており、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、前記下側スリットを挟んで両側に一対の連結開口が設けられ、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、前記下側内フラップの前記一対の連結開口に対応して、前記上側スリットを挟んで両側に一対の挿入連結部が設けられており、前記上側内フラップの前記一対の挿入連結部が折曲されて前記下側内フラップの前記一対の連結開口に挿入連結されることを特徴とする。
Claims (10)
- 相互に対向する一対の長さ面部及び前記一対の長さ面部を接続する一対の幅面部を有する箱本体部と、前記箱本体部の前記一対の幅面部の上端から延びる一対の上側内フラップと、前記一対の幅面部の下端から延びる一対の下側内フラップと、前記箱本体部の前記一対の長さ面部の上端から延びる一対の上側外フラップと、前記一対の長さ面部の下端から延びる一対の下側外フラップとを備えており、
前記一対の上側内フラップ及び前記一対の下側内フラップのうち対応する一方の上側内フラップ及び下側内フラップには、先端部側から前記箱本体部側に延びる上側スリット及び下側スリットが設けられており、
前記上側内フラップは、前記幅面部の前記上端から内側に折り曲げられた第1上折曲部と、前記第1上折曲部から下側に折り曲げられて対応する幅面部に平行に延びる第2上折曲部とを有し、また前記下側内フラップは、前記幅面部の前記下端から内側に折り曲げられた第1下折曲部と、前記第1下折曲部から上側に折り曲げられて前記上側内フラップの前記第2上折曲部の外面側又は内面側にて上方に延びる第2下折曲部とを有し、前記上側内フラップの前記上側スリットと前記下側内フラップの前記下側スリットとが相互に整合するように構成されていることを特徴とする衣類収容用ダンボール箱。 - 前記上側スリットは、前記上側内フラップの前記第2上折曲部に設けられ、前記第2上折曲部の一端から他端まで延びており、また前記下側スリットは、前記下側内フラップの前記第2下折曲部に設けられ、前記第2折曲部の一端から他端まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記上側内フラップの前記第2上折曲部は、前記下側内フラップの前記第2下折曲部の内面側に配置されており、前記上側内フラップは、更に、前記第2上折曲部から折曲されて前記下側内フラップの前記第1折曲部に沿って延びる第3上折曲部を有し、前記上側内スリットは、前記上側内フラップの先端から前記第3上折曲部及び前記第2上折曲部を通して設けられ、また前記下側スリットは、前記下側内フラップの先端から前記第2下折曲部を通して設けられていることを特徴とする請求項2に記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記上側内フラップの前記第2上折曲部は、前記下側内フラップの前記第2下折曲部の内面側に配置されており、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、前記上側スリットを挟んで両側に一対の連結開口が設けられ、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、前記上側内フラップの前記一対の連結開口に対応して、前記下側スリットを挟んで両側に一対の挿入連結部が設けられており、前記下側内フラップの前記一対の挿入連結部が折曲されて前記上側内フラップの前記一対の連結開口に挿入連結されることを特徴とする請求項1に記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、その両側部に一対の連結切欠きが設けられ、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、前記上側内フラップの前記一対の連結切欠きに対応して、その両側部に一対の係合連結部が設けられており、前記下側内フラップの前記一対の係合連結部が折曲されて前記上側内フラップの前記一対の連結切欠きに係合連結されることを特徴とする請求項4に記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記上側内フラップの前記第2上折曲部の基部には、前記上側スリットに連通する上側挿入切欠きが設けられ、ハンガーのフック部が前記上側内フラップの前記上側挿入切欠きを通して挿入されることを特徴と請求項1〜5のいずれかに記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記上側内フラップの前記上側挿入切欠きには、前記上側挿入切欠きを開閉するための上側開閉片が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、更に、前記一対の連結開口に対応して一対の上側挿入開口又は上側挿入切欠きが設けられているとともに、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、更に、前記一対の挿入連結部に対応して一対の下側挿入開口が設けられており、前記上側内フラップ及び前記下側内フラップを所要の通りに組み付けると、前記下側内フラップの前記一対の下側挿入開口と前記上側内フラップの前記一対の上側挿入開口又は上側挿入切欠きとが、相互に整合するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記上側内フラップの前記第2折曲部は、前記下側内フラップの前記第2折曲部の外面側に配置されており、前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、前記下側スリットを挟んで両側に一対の連結開口が設けられ、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、前記下側内フラップの前記一対の連結開口に対応して、前記上側スリットを挟んで両側に一対の挿入連結部が設けられており、前記上側内フラップの前記一対の挿入連結部が折曲されて前記下側内フラップの前記一対の連結開口に挿入連結されることを特徴とする請求項1に記載の衣類収容用ダンボール箱。
- 前記下側内フラップの前記第2下折曲部には、その両側部に一対の連結切欠きが設けられ、前記上側内フラップの前記第2上折曲部には、前記下側内フラップの前記一対の連結切欠きに対応して、その両側部に一対の係合連結部が設けられており、前記上側内フラップの前記一対の係合連結部が折曲されて前記下側内フラップの前記一対の連結切欠きに係合連結されることを特徴とする請求項9に記載の衣類収容用ダンボール箱。
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