JP3224959U - 手荷物検査用手提げ - Google Patents

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Abstract

【課題】手荷物検査の際に手荷物を入れるトレーに代えて使用でき、軽くて薄く、丈夫であり、取り扱い性が良好な容器の提供。【解決手段】柔軟なシート材12を有し、このシート材12に、シート材12の平面視形状の仮想中心線CLを挟んで対をなす直線状の折り襞部15を形成する。折り襞部は一対形成され、シート材12の端から端まで形成される。またシート材12における折り襞部15の長手方向と直交する方向の端部に、手をかける提げ手13を形成する。提げ手13はシート材12における内側に向けて折り込まれる折り襞部15の折り込み先端15aがあらわれる面に、提げ手部材16を取付けて形成する。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば航空機搭乗者や施設入館者などの手荷物検査の際に、手荷物を入れるための容器に関する。
前述のような容器としては、これまで下記特許文献1に開示されているような硬質樹脂製のトレーが用いられてきた。
特開2018−131239号公報
しかし、トレーは硬く、一定の形をしており、ある程度の重量もあるので、移動や管理に手間や労力がかかる。また、手に持つときには片手で簡単に持つことはできず、両手を使う必要があった。
そこで、この考案は、従来のトレーに代わる取り扱いやすい新たな容器を提供することを主な目的とする。
そのための手段は、柔軟なシート材を有し、前記シート材に、前記シート材の平面視形状の仮想中心線を挟んで対をなす直線状の折り襞部が形成され、前記折り襞部の長手方向と直交する方向の端部に、手をかける提げ手が形成された手荷物検査用手提げである。
この手荷物検査用手提げにおいては、シート材における折り襞部の折り込み先端があらわれる面と反対側の面の中央に手荷物を置いて提げて部をもって引き上げると、折り襞部の長手方向の中間部が広がる。一方、折り襞部の長手方向の端部は広がらずに、折り襞部を有する部分が全体として船底型に変形する。この形は折り襞部と手荷物との接触抵抗と、折り襞部と折り目の変形によって維持され、手荷物の収容状態は安定する。また、手荷物を取り出せば、折り襞部は柔軟なシート材に形成されているので、元の形態に戻せる。
この考案によれば、柔軟なシート材で構成されるとともに、手荷物の収容に適した形状への変形を可能にする折り襞部を備えたので、柔軟で軽く扱いやすい、これまでにない手荷物検査用手提げが得られる。
手荷物検査用手提げの斜視図。 手荷物検査用手提げの分解斜視図。 シート材の折り襞部分の断面図。 使用時の一工程を示す説明図。 使用時の一工程を示す説明図。 使用時の一工程を示す説明図。 手荷物を収容した状態の斜視図。 2つ折りした状態の斜視図。 他の例に係る手荷物検査用手提げの裏面図。 他の例に係る手荷物検査用手提げの斜視図。
この考案を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に手荷物検査用手提げ11の斜視図を示す。
手荷物検査用手提げ11は、検査のために手荷物を一時的に収容する容器である。これまでの硬質合成樹脂製のトレーに代わって使用され、多くの利便性が得られるように、手荷物検査用手提げ11は柔軟なシート材で構成されている。
図2は手荷物検査用手提げ11の分解斜視図であり、この図に示すように、手荷物検査用手提げ11は、平面視円形をなすシート材12と、左右一対の提げ手13と、テープ状の縁部材14で構成されている。
シート材12は、平面視形状の中心点を通る仮想中心線CL(図1参照)を挟んで対をなす直線状の折り襞部15を有している。折り襞部15はシート材12の端から端まで延びている。シート材12は前述したように平面視円形であるが、シート材12は折り襞部15を有する状態で平面視円形である。
折り襞部15は左右に一対設けられており、折り襞部15が形成された部分の断面図である図3に示したように、平面視形状における内側に向けて適宜幅折り込んで形成される。折り襞部15の折り込み先端15a同士は、シート材12の同一面で相対向している。折り込み先端15aを形成する際に形成される他の折り目15bは、折り込み先端15aと異なりシート材12の平面形状の外側を向いている。折り込み先端15aと他の折り目15bには、折り癖がつけられている。
また折り襞部の幅などの寸法は適宜設定されるが、この例では、一対の折り襞部15の幅は同一に設定され、折り襞部15の幅W1は、対をなす折り襞部15の折り込み先端15a同士の間隔W2よりも広く設定されている。折り襞部15の折り込み先端15a同士を当接させて折り込み先端15a同士の間隔W2をゼロにしてもよい。
なお、折り込み先端15aがあらわれる面をシート材12の裏面12aとし、他の折り目15bがあらわれる面をシート材の表面12bとする。
このようなシート材12は、柔軟性を有し軽い適宜材料を形成されるが、化学繊維などからなる不織布で構成されるとよい。不織布は丈夫であり、しなやかでありながらも伸びず、物品に対する接触を柔らかくできるからである。
提げ手13は、シート材12における折り襞部15の長手方向と直交する方向の端部に形成された、手をかける部分である。提げ手13は提げ手部材16を取付けて形成される。提げ手部材16は、一定幅のテープ状であり、織物などの適宜の材料で構成される。提げ手部材16の取り付けは、提げ手部材16の長手方向の両方の端16aをシート材12の外周縁に縫着などの適宜手段で固定して行う。
提げ手部材16は、シート材12における内側に向けて折り込まれる折り襞部15の折り込み先端15aがあらわれる面、つまり裏面に、シート材12の内側に向けて形成される。
縁部材14は、シート材12の全周に取り付けられる。縁部材14の取り付けにより、前述した折り襞部15の長手方向の両端が固定され、提げ手部材16が固定される。縁部材14は不織布等の適宜の材料で構成され、シート材12に対する取り付けは縫着によるとよい。
以上のように構成された手荷物検査用手提げ11は、次のようにして使用される。
シート材12の表面を上にして広げて置き、シート材12の中央に図4に示したごとく手荷物Xを載せる。このとき、裏面の提げ手部材16を左右方向外側に出しておく。つづいて提げ手部材16を持ってシート材12の左右両端を上へ引き上げると、図5に示したように折り襞部15がのびる。つまり、裏面において互いに向き合っていた折り込み先端15aがシート材12の引っ張りに伴って変形して左右方向外側に移動して、表面に現れている他の折り目15bよりも左右方向外側に位置する。このとき、折り癖のついた他の折り目15bと折り込み先端15aにおける手荷物Xが置かれた長手方向の中間部は、他の折り目15bでは上に凸、折り込み先端15aでは下に凸の線状になる。
提げ手部材16を持ってシート材12の左右方向両端を更に上に引き上げることによって、シート材12は図6に実線で示したように、シート材12の左右両端部が互いに接近する態様に形を変える。このような変形は、提げ手部材16をシート材12の裏面に取り付けたことによって、より自然に行われる。このとき折り襞部15の長手方向の両端部は固定されており伸びないので、他の折り目15bと折り込み先端15aの長手方向の両端部は端に向けて収束した形態を維持する。
このような変形によって、折り襞部15の長手方向の中間部で幅が広がって下がり、長手方向両端部が幅狭となって上方に上がって、手荷物Xを支える部分が図7に示したような船底型になる。この形態は、シート材12と手荷物Xとの接触抵抗と、折り襞部15の長手方向の両端部の変形と、折り込み先端15aと他の折り目15bの変形によって維持され、シート材12の左右両端部は手荷物Xを覆った形態になる。折り込み先端15aと他の折り目15bは折り癖を有しているので、船底型への変形時の形態安定性は極めて良い。
シート材12の平面視形状が円形であるので、シート材12における折り襞部15の長手方向の両端に対応する部位が垂れたりすることはなく、美麗で無駄のない外観が得られる。
また提げ手部材16は、手を離すと起立したシート材12の左右両端からシート材12に沿って垂れた状態になり、次に取り上げる際に簡易迅速に手に持つことができる。しかも提げ手部材16は片手で持つこともできる。
なお、使用に際してはシート材12を前述のような形態に手で変形してから手荷物を収容してもよい。
このようにして使用された手荷物検査用手提げ11は、手荷物Xを取り出せば容易に元の状態に戻すことができる。使用しないときには手荷物検査用手提げ11は、平面視円形をなす平たい形態にしておいても、図8に示したようにシート材12の表面12bを外にして折り襞部15の長手方向に沿って2つ折りの形態にしておいてもよい。
手荷物検査用手提げ11は、柔軟なシート材で構成されているので、しなやかで軽く、移動や保管などの取り扱い性がきわめて良い。雑に扱っても壊れることがない。手荷物に対する接触もやさしく、手荷物を傷つけることはない。そのうえ保管等に際して省スペース化もはかれる。
このため、手荷物検査用手提げ11は、保管から使用の一連の作業に対しての取り扱いの手間や労力を、これまで用いられてきたトレーの場合に比して、大幅に削減できる。
手荷物検査用手提げ11は、シート材12の折り襞部15を端から端まで形成し、縁部材14を取付けて構成しているので、製造は簡単であり、必要な強度も得られる。
備える折り襞部15は一対であるので、変形の態様がシンプルであり、この点でも取り扱い性が良い。
折り襞部15について、折り襞部15の幅W1は折り込み先端15a同士の間隔よりも広いので、手荷物Xを収容したときの底面を広くできる。
以下、その他の例について説明する。この説明において、前述の構成と同一の構成については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図9は他の例に係る手荷物検査用手提げ11の裏面図である。この図に示すように、提げ手部材16はテープ状ではなく適宜の広さを有するシート片であってもよい。シート片である提げ手部材16は、基部を円弧とする略長方形状であり、先端部に提げ手13となる長穴16bが形成されている。
図10は他の例に係る手荷物検査用手提げ11の表面を示す斜視図であり、この手荷物検査用手提げ11は、提げ手13が長穴で形成されている。
このほか、図示しないが、シート材の平面視形状は、円形のほか、長円形または楕円形であってもよい。いずれの場合も前述のように使用時における折り襞部15の長手方向の両端部に対応する部位の形態を良好にできて取り扱い性がよい。
また、シート材には防汚加工などの必要な処理をしてもよい。
11…手荷物検査用手提げ
12…シート材
13…提げ手
14…縁部材
15…折り襞部
15a…折り込み先端
15b…他の折り目
16…提げ手部材
CL…仮想中心線

Claims (7)

  1. 柔軟なシート材を有し、
    前記シート材に、前記シート材の平面視形状の仮想中心線を挟んで対をなす直線状の折り襞部が形成され、
    前記折り襞部の長手方向と直交する方向の端部に、手をかける提げ手が形成された
    手荷物検査用手提げ。
  2. 前記シート材における内側に向けて折り込まれる前記折り襞部の折り込み先端があらわれる面に、前記提げ手としての提げ手部材が取り付けられた
    請求項1に記載の手荷物検査用手提げ。
  3. 前記折り襞部が端から端まで形成され、
    前記シート材の全周にテープ状の縁部材が取り付けられた
    請求項1または請求項2に記載の手荷物検査用手提げ。
  4. 形成された前記折り襞部が一対である
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の手荷物検査用手提げ。
  5. 前記シート材の平面視形状が、円形、長円形または楕円形である
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の手荷物検査用手提げ。
  6. 前記シート材が不織布製である
    請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の手荷物検査用手提げ。
  7. 前記折り襞部の幅が、対をなす前記折り襞部の折り込み先端同士の間隔よりも広い
    請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の手荷物検査用手提げ。
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