JP3224200U - 上下腿部運動器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】立ち上がり困難な訓練者が、立ち上がりが出来るようになるために安全に座ったままで訓練が出来る訓練具を提供する。【解決手段】重りを具備して負荷を変える事が出来る機構を有し、座位姿勢にて行うフレーム構造の上下腿部運動器具であって、床面に設置される装置本体1と、装置本体に揺動軸線を中心として揺動自在に具備された左右一対の揺動アーム11と、揺動アームに具備された左右一対の上下腿部背面載置手段(載置具4、5及び載置用軸6、7)と、揺動アームに負荷を付与するための負荷付与手段(重り3)を備える。【選択図】図3
Description
本考案は、椅子に座る通常生活で稼働させる機会の少ない立ち上がりに使用する上下腿部の筋肉群や臀部筋肉群を座ったままで安全に活性化させることを目的にした運動器具に関する。
日常生活では、椅子に座る姿勢が常態化している。椅子に座る姿勢により、上下腿部や臀部の筋肉群を使う機会が少なくなり高齢化と共に足腰が弱り立ち上がり困難や歩行困難などの悪循環に陥る。
このようなことから、立ち上がり訓練のための筋肉トレーニングマシンが提案され実用に供されている。(特許文献1参照)
上述した筋肉トレーニングマシンにおいては、座った状態にて揺動アームのクッションを両太股の上側に作用させて座部材から立ち上り運動を行う機能を備えている。
ところが、立ち上がりが困難な訓練者に、安全に立ち上がりが出来る状態になるまでは、座ったままで上下腿部や臀部の筋肉群の訓練が出来る運動器具の実現が望まれていた。
本考案の目的は、立ち上がりが困難な高齢者などに座った状態で安全に訓練に用いることができる訓練具を提供することである。
本考案の請求項1に記載の運動器具では、重りを具備して負荷を変える事が出来る機構を有し、座位姿勢にて行うフレーム構造の上下腿部運動器具であって、床面に設置される装置本体と、前記装置本体に揺動軸線を中心として揺動自在に具備された左右一対の揺動アームと、前記揺動アームに具備された左右一対の上下腿部背面載置手段と、前記揺動アームに負荷を付与するための負荷付与手段を備えることを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の運動器具では、装置本体に具備された椅子は、前記椅子下部に椅子軸と前記椅子軸に連結された椅子揺動軸受を設けると共に、前記椅子の過剰な揺動動作を緩和するための緩衝部材を設けたことを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の運動器具では、上下腿部背面載置手段は、前記揺動アームに水平に設けた左右一対の上腿部背面載置用軸と下腿部背面載置用軸にそれぞれ回転自在に取り付けた上腿部背面載置具と下腿部背面載置具とからなり、前記上腿部背面載置具と前記下腿部背面載置具は、上下腿部の前後の揺動動作に連動して正逆回転することを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の運動器具では、重りを具備して負荷を変える事が出来る機構を有し、座位姿勢にて行うフレーム構造の上下腿部運動器具であって、床面に設置される装置本体と、前記装置本体に揺動軸線を中心として揺動自在に具備された左右一対の揺動アームと、前記左右一対の揺動アームに具備された左右一対の上下腿部背面載置手段と、前記左右一対の揺動アームに負荷を付与するための負荷付与手段を備えたことにより、訓練者は前記座位姿勢になり前記左右一対の揺動アームに具備された前記左右一対の上下腿部背面載置手段に左右上下腿部背面を載置し、座った状態で前記左右上下腿部背面を揺動させることによって立ち上がり困難な訓練者が、立ち上がりが出来るようになるために座った状態で安全に左右上下腿部や臀部の筋肉群の訓練が出来る。
また、本考案の請求項2に記載の運動器具では、装置本体に具備された椅子は、前記椅子下部に椅子軸と前記椅子軸に連結された椅子揺動軸受を設けると共に、前記椅子の過剰な揺動動作を緩和するための緩衝部材として前記椅子軸の前、装置本体の前方に支柱Aを設け、前記椅子軸の後、前記装置本体の後方に支柱Bを設け、前記支柱Aと前記支柱Bのそれぞれにバネを具備したことにより、椅子が前後過剰な揺動で筋肉群に無理な負荷を掛けること無くスムーズな訓練が出来る。
また、本考案の請求項3に記載の運動器具では、上下腿部背面載置手段は、前記揺動アームに水平に設けた左右一対の上腿部背面載置用軸と下腿部背面載置用軸にそれぞれ正逆回転自在に取り付けた上腿部背面載置具と下腿部背面載置具とからなり、前記上腿部背面載置具と前記下腿部背面載置具は、上下腿部の前後の揺動動作に連動して正逆回転することで、訓練者の上下腿部背面が載置し易くなり、前記上下腿部背面の摩擦を無くして上下腿部や臀部の筋肉群の訓練がスムーズに出来る。
以下、図1〜6に基づき、本考案の上下腿部運動器具の一実施形態について説明する。図1は、上下腿部運動器具の一実施形態を示す正面図であり、図2は、図1の上下腿部運動器具の側面図であり、図3から図6は、図1の上下腿部運動器具を用いた上下腿部運動の姿勢を説明するための図である。
図1及び図2において、図示の上下腿部運動器具は、装置本体1に椅子2を具備し、左右一対の揺動アーム11を具備し、前記揺動アーム11にそれぞれ正逆回転自在に取り付けた上腿部背面載置具4と下腿部背面載置具5とからなり、上腿部背面載置用軸6に上腿部背面載置具4や下腿部背面載置用軸7に下腿部背面載置具5を具備したフレーム構造となっている。
この実施形態では、椅子2は椅子下部の椅子揺動軸受8を中心として椅子軸9が前後に揺動する構造となっている。前後に揺動する際の緩衝部材として前記椅子軸9の前、装置本体1の前方に支柱A13を設け、前記椅子軸9の後、前記装置本体1の後方に支柱B14を設け、前記支柱A13と前記支柱B14のそれぞれにバネ12を具備し衝撃を緩和する構造となっている。
揺動自在に装着された揺動アーム11は、重り3によって負荷の増減が出来る。揺動アーム11には、揺動アーム11に水平に設けた左右一対の上腿部背面載置用軸6と上腿部背面載置用具4、下腿部背面載置用軸7と下腿部背面載置具5を具備し、前記上腿部背面載置用軸6を中心に前記上腿部背面載置用具4が正逆自在に回転でき、前記下腿部背面載置用軸7を中心に前記下腿部背面載置具5が正逆自在に回転できる構造となっている。
上述した上下腿部運動器具の装置本体1を用いて、上腿部や下腿部や臀部の筋肉群を座ったままで訓練を行うには、次の通りにすればよい。主として、図3を参照して、訓練者15は、装置本体1の椅子2に装置本体1に向かって、上腿部背面を上腿部背面載置具4に載せて座る。次に図4のように、前記上腿部背面載置具4に載せた上腿部背面を前下方に揺動させることで上腿部や臀部の筋肉群の筋力活性化を図ることができる。
また、図5を参照して、訓練者15は、装置本体1の椅子2に装置本体1に向かって、下腿部背面を下腿部背面載置具5に載せて座る。次に図6のように、前記下腿部背面載置具5に載せた下腿部背面を前下方に揺動させることで下腿部や臀部の筋肉群の筋力活性化を図ることができる。
特に、この装置本体1においては、訓練者15は上下腿部背面を前後方向に揺動させる際、座っている椅子2の椅子軸9が椅子揺動軸受8を中心に前後に揺動すると同時に、その動きに連動して揺動アーム11に具備されている上腿部背面載置具4や下腿部背面載置具5が正逆回転することで、訓練者15の上下腿部背面が載置し易くなり、前記上下腿部背面の摩擦を無くして上下腿部や臀部の筋肉群の訓練がスムーズに出来ることで上下腿部や臀部の筋肉群の筋力活性化を図ることができる。
以上、本考案の上下腿部運動器具の実施形態について説明したが、本考案はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
1 装置本体
2 椅子
3 重り(負荷付与手段)
4 上腿部背面載置具
5 下腿部背面載置具
6 上腿部背面載置用軸
7 下腿部背面載置用軸
8 椅子揺動軸受
9 椅子軸
10 揺動アーム軸受
11 揺動アーム
12 バネ(緩衝部材)
13 バネ用支柱A
14 バネ用支柱B
15 訓練者
2 椅子
3 重り(負荷付与手段)
4 上腿部背面載置具
5 下腿部背面載置具
6 上腿部背面載置用軸
7 下腿部背面載置用軸
8 椅子揺動軸受
9 椅子軸
10 揺動アーム軸受
11 揺動アーム
12 バネ(緩衝部材)
13 バネ用支柱A
14 バネ用支柱B
15 訓練者
Claims (3)
- 重りを具備して負荷を変える事が出来る機構を有し、座位姿勢にて行うフレーム構造の上下腿部運動器具であって、床面に設置される装置本体と、前記装置本体に揺動軸線を中心として揺動自在に具備された左右一対の揺動アームと、前記揺動アームに具備された左右一対の上下腿部背面載置手段と、前記揺動アームに負荷を付与するための負荷付与手段を備えることを特徴とする上下腿部運動器具。
- 装置本体に具備された椅子は、前記椅子下部に椅子軸と前記椅子軸に連結された椅子揺動軸受を設けると共に、前記椅子の過剰な揺動動作を緩和するための緩衝部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の上下腿部運動器具。
- 上下腿部背面載置手段は、前記揺動アームに水平に設けた左右一対の上腿部背面載置用軸と下腿部背面載置用軸にそれぞれ回転自在に取り付けた上腿部背面載置具と下腿部背面載置具とからなり、前記上腿部背面載置具と前記下腿部背面載置具は、上下腿部の前後の揺動動作に連動して正逆回転することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の上下腿部運動器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003631U JP3224200U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 上下腿部運動器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019003631U JP3224200U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 上下腿部運動器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3224200U true JP3224200U (ja) | 2019-12-05 |
Family
ID=68763310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019003631U Active JP3224200U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 上下腿部運動器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224200U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111568696A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-08-25 | 江苏医药职业学院 | 一种偏瘫患者臀部运动装置 |
-
2019
- 2019-09-05 JP JP2019003631U patent/JP3224200U/ja active Active
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CN111568696A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-08-25 | 江苏医药职业学院 | 一种偏瘫患者臀部运动装置 |
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