JP3224134B2 - ガイドブッシュの内周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法 - Google Patents
ガイドブッシュの内周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法Info
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- C23G5/00—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
Description
に支持するガイドブッシュの被加工物と摺接する内周面
に形成された硬質カーボン膜の剥離方法に関する。
削工具が近くで回転可能に保持するガイドブッシュに
は、回転型と固定型とがある。回転型のものは常に被加
工物と共に回転しながらその被加工物を軸方向に摺動可
能に保持し、固定型のものは回転せずに被加工物を回転
及び軸方向に摺動可能に保持する。
れに弾力を持たせるための摺り割り、コラムに取り付け
るためのネジ部と、被加工物を保持する内周面とを備え
ており、その内周面は常に被加工物と摺接するため摩耗
しやすく、特に固定型の場合はその摩耗が激しい。
て被加工物と摺接するガイドブッシュ内周面に硬質カー
ボン膜を形成することにより、その耐摩耗性を飛躍的に
高め、焼き付きを防ぐこともできるようにすることを提
案している。
ボン膜であり、ダイアモンドによく似た性質をもつた
め、ダイアモンドライクカーボン(DLC)とも云われる
ものである。
カース硬度で3000Hv以上)、耐摩耗性に優れ、摩擦係数
が小さく(超硬合金の1/8位)、耐蝕性にも優れてい
る。
ボン膜を設けたガイドブッシュは、従来の超硬合金やセ
ラミックスを内周面に設けたものに比べて、耐摩耗性が
飛躍的に向上する。
ュとして使用して、切削量が大きく加工速度が大きな重
切削を行なっても、被加工物にキズを発生させたり、焼
き付きを生じたりすることがなく、長期間に亘って精度
の高い加工を行なうことが可能になる。
層を介して硬質カーボン膜を設けるとよい。
かの化合物からなる下層と、シリコン又はゲルマニウム
あるいはそのいずれかの化合物からなる上層との2層膜
で形成すると、下層がガイドブッシュの内周面(基材の
合金工具鋼)との密着性を保ち、上層が硬質カーボン膜
と強く結合するため、密着性のよい強固な硬質カーボン
膜を設けることができる。
どの超硬合金、あるいはシリコンカーバイト(SiC)な
どのセラミックスの焼結体等の硬質部材を介して硬質カ
ーボン膜を設けてもよく、その場合も、上記と同様な中
間層を介して硬質カーボン膜を設けるとさらに密着性を
高めることができる。
たガイドブッシュであっても、成膜後の検査で成膜不良
が検出された場合や、長期間の使用によって硬質カーボ
ン膜に損傷が発生した場合、あるいは何らかの不都合が
発生した場合などに、そのガイドブッシュを再生するた
めに、その内周面に形成された硬質カーボン膜を剥離す
る必要が生じる。
成された硬質カーボン膜を、従来技術であるプラズマエ
ッチング法を用いて剥離することが考えられる。
ーボン膜をガイドブッシュの内周面から除去する方法を
説明するための図である。
上方にアノード79とフィラメント81を備えた真空槽61の
中に、内周面に硬質カーボン膜15が形成されたガイドブ
ッシュ11を、絶縁支持具80に固定して配置する。
段によって真空排気する。その後、このガイドブッシュ
11に直流電源73から直流電圧を印加するとともに、この
ガイドブッシュ11に対向するように配置されたアノード
79にはアノード電源75から直流電圧を印加し、フィラメ
ント81にはフィラメント電源77から交流電圧を印加す
る。
空槽61内に導入して、真空槽61内に酸素プラズマを発生
させて、酸素と硬質カーボン膜の炭素とを反応させて、
ガイドブッシュ11の内周面に形成されている硬質カーボ
ン膜15をエッチング除去する。
シュ11の内周面に形成された硬質カーボン膜15を、その
内周面全域にわたって完全に除去することはできない。
ドブッシュ11の開口端面から中心開口11jの奥側にはプ
ラズマが充分に入っていかず、中心開口11j内に均一な
プラズマが形成されない。
の硬質カーボン膜は除去できるが、内周面の奥側(第10
図では下部)の硬質カーボン膜はエッチング除去できな
い。
のであり、ガイドブッシュの内周面に形成された硬質カ
ーボン膜を、その内周面の全域に亘って確実に除去でき
るようにすることを目的とする。
ラズマエッチング法によって硬質カーボン膜をガイドブ
ッシュの内周面から剥離する際に、ガイドブッシュの中
心開口内に補助電極を挿入して、その補助電極を接地す
るか又はその補助電極に直流正電圧を印加することを特
徴とする。
形成された硬質カーボン膜の剥離方法は、被加工物と摺
接する内周面に硬質カーボン膜が形成されたガイドブッ
シュの中心開口内に補助電極を挿入した状態で、該ガイ
ドブッシュを真空槽内に配置し、その補助電極を接地す
るか又は直流正電圧を印加し、真空槽内を排気した後、
該真空槽内に酸素を含むガスを導入し、その真空槽内に
プラズマを発生させて、酸素と硬質カーボン膜の炭素と
を反応させることにより、ガイドブッシュの内周面から
前記硬質カーボン膜をエッチング除去する。
イドブッシュに直流電圧を印加するとともに、真空槽内
に配置されたアノードに直流電圧を、フィラメントに交
流電圧をそれぞれ印加する方法と、ガイドブッシュに高
周波電力を印加する方法、あるいは直流電圧のみを印加
する方法などがある。
素ガスのみ、酸素とアルゴンの混合ガス、酸素と窒素の
混合ガス、あるいは酸素と水素の混合ガスを使用すると
よい。
内に補助電極を挿入して、それを接地するかあるいはそ
れに直流電圧を印加するため、直流電圧あるいは高周波
電圧が印加されるガイドブッシュとの間にプラズマ放電
が発生する。したがって、ガイドブッシュの中心開口内
全体に酸素プラズマが生成され、その酸素と硬質カーボ
ン膜の炭素との反応によって、ガイドブッシュの内周面
全域の硬質カーボン膜をエッチング除去することができ
る。
の周囲領域であるガイドブッシュ内周面と補助電極との
間の領域に電子を集める効果を生じ、この補助電極の周
囲領域は電子密度が高くなる。
の衝突確率が増え、ガス分子のイオン化が促進されて、
その補助電極の周囲領域のプラズマ密度が高くなる。そ
のため、硬度カーボン膜の剥離速度が、印加電圧に応じ
て速くなる。
も、その中心開口内にプラズマを発生させ、その内周面
に形成されている硬質カーボン膜を剥離することが可能
になる。
ッシュの内周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法
の異なる実施形態に使用する装置の模式的断面図であ
る。
電極への印加電圧と硬質カーボン膜のエッチング速度と
の関係を示す線図である。
硬質カーボン膜を剥離するガイドブッシュの縦断面図お
よび斜視図である。
ドブッシュの内周面に形成された硬質カーボン膜を剥離
しようとする場合の第1図と同様な模式的断面図であ
る。
シュ装置を設けた自動旋盤の主軸近傍のみを示す断面図
である。
シュ装置を設けた自動旋盤の主軸近傍をのみを示す断面
図である。
実施形態による、ガイドブッシュ内周面に形成した硬質
カーボン膜の剥離方法を説明する。
自動旋盤の構造について簡単に説明する。
面図である。この自動旋盤は、ガイドブッシュ11を固定
して、その内周面11bで被加工物51(仮想線で示す)を
回転自在に保持する状態で使用する固定型のガイドブッ
シュ装置37を設けたものである。
ド上を、図で左右方向に摺動可能となっている。
支持された主軸19を設けている。そして主軸19の先端部
には、コレットチャック13を取り付けている。
心孔内に配置する。そしてコレットチャック13の先端の
外周テーパ面13aと、チャックスリーブ41の内周テーパ
面41aとが互いに面接触している。
部に、帯状のバネ材をコイル状にしたスプリング25を設
けている。そして、このスプリング25の働きによって、
中間スリーブ29内からコレットチャック13を押し出すこ
とができる。
ジ固定するキャップナット27に接触して位置を規制して
いる。このため、コレットチャック13がスプリング25の
バネ力によって、中間スリーブ29から飛び出すことを防
止している。
介してチャック開閉機構31を設ける。そしてチャック開
閉爪33を開閉することによって、コレットチャック13は
開閉し、被加工物51を把持したり解放したりする。
先端部が相互に開くように移動すると、チャック開閉爪
33の中間スリーブ29と接触している部分が、第11図で左
方向に移動して中間スリーブ29を左方向に押す。この中
間スリーブ29の左方向への移動により、中間スリーブ29
の左端に接触しているチャックスリーブ41が左方向に移
動する。
止めしているキャップナット27によって、主軸19から飛
び出すのを防止されている。
によって、コレットチャック13の摺り割りが形成されて
いる部分の外周テーパ面13aと、チャックスリーブ41の
内周テーパ面41aとが強く押されて、互いにテーパ面に
沿って移動することになる。
くなり、被加工物51を把持することができる。
工物51を解放するときは、チャック開閉爪33の先端部が
相互に閉じるように移動することにより、チャックスリ
ーブ41を左方向に押す力を除く。
とチャックスリーブ41とが、図で右方向に移動する。
と、チャックスリーブ41の内周テーパ面41aとの押圧力
が除かれることになる。それによって、コレットチャッ
ク13は自己のもつ弾性力で内周面の直径が大きくなり、
被加工物51を解放することができる。
り、そこに、ガイドブッシュ装置37をその中心軸線を主
軸中心線と一致させるようにして配置している。
定して、このガイドブッシュ11の内周面11bで被加工物5
1を回転可能な状態で保持する固定型のガイドブッシュ
装置37である。
リーブ23を嵌入し、そのブッシュスリーブ23の先端には
内周テーパ面23aを設けている。
に外周テーパ面11a及び摺り割り11cを形成したガイドブ
ッシュ11を嵌入させて配置している。
のネジ部に螺着して設けた調整ナット43を回転すること
によって、ガイドブッシュ11の内径と被加工物51の外形
との隙間寸法を調整することができる。
スリーブ23に対してガイドブッシュ11が図で右方向に移
動し、コレットチャック13の場合と同様に、ブッシュス
リーブ23の内周テーパ面23aとガイドブッシュ11の外周
テーパ面11aとが相互に押圧されて、ガイドブッシュ11
の先端部に内径が小さくなるためである。
(刃物)45を設けている。
把持すると共に、ガイドブッシュ装置37で支持し、しか
もこのガイドブッシュ装置37を貫通して加工領域に突き
出した被加工物51を、切削工具45の前進後退と主軸台17
の移動との合成運動によって所定の切削加工を行なう。
る状態で使用する回転型のガイドブッシュ装置につい
て、第12図によって説明する。この第12図において、第
11図と対応する部分には同一の符号を付している。
チャック13とガイドブッシュ11とが同期して回転するガ
イドブッシュ装置と、同期しないで回転するガイドブッ
シュ装置とがある。この図に示すガイドブッシュ装置37
は、コレットチャック13とガイドブッシュ11とが同期し
て回転するものである。
ップナット27から突き出した回転駆動棒47によって、ガ
イドブッシュ装置37を駆動する。この回転駆動棒47に代
えて、歯車やベルトプーリによってガイドブッシュ装置
37を駆動するものもある。
定するホルダ39の中心孔に、軸受21を介して回転可能な
状態にブッシュスリーブ23を嵌入させて配置している。
さらに、このブッシュスリーブ23の中心孔にガイドブッ
シュ11を嵌入させて配置している。
によって説明したものと同様な構成である。そしてガイ
ドブッシュ装置37の後端部に、ガイドブッシュ11のネジ
部に螺着して設けた調整ナット43を回転することによっ
て、ガイドブッシュ11の内径を小さくして、ガイドブッ
シュ11の内径と被加工物51の外形との隙間寸法を調整す
ることができる。
第11図によって説明した自動旋盤の構成と同じであるの
でそれらの説明は省略する。
膜を剥離するガイドブッシュについて説明する。
あり、第9図はその外観を示す斜視図である。
た自由な状態を示している。このガイドブッシュ11は、
長手方向の一端部に外周テーパ面11aを形成し、他端部
にネジ部11fを有する。
なる貫通した中心開口11jを設けている。そして、外周
テーパ面11aを設けた側の内周に、被加工物51を保持す
る内周面11bを形成している。そして、この内周面11b以
外の領域には、内周面11bの内径より大きな内径をもつ
段差部11gを形成している。
らバネ部11dにまで、外周テーパ面11aを円周方向に3等
分するように摺り割り11cを、120゜間隔で3箇所に設け
ている。
このガイドブッシュ11の外周テーパ面11aを押圧するこ
とによって、バネ部11dが撓み、内周面11bと第8図に仮
想線で示す被加工物51との隙間寸法を調整することがで
きる。
ジ部11fとの間に嵌合部11eを設けている。そして、この
嵌合部11eを第11図及び第12図に示したブッシュスリー
ブ23の中心孔に嵌合させることによって、ガイドブッシ
ュ11を主軸の中心線上で、しかも主軸中心線に平行に配
置することができる。
(SKS)を用い、外形形状と内形形状とを形成した後、
焼き入れ処理と焼き戻し処理とを行なう。
に示すように肉厚が2mmから5mmの寸法を有する超硬部材
12をロウ付け手段により固定して、被加工物51と摺接す
る内周面11bを形成するとよい。
85%〜90%と、炭素(C)が5%〜7%と、バインダー
としてコバルト(Co)が3%〜10%の組成のものを用い
る。
が閉じた状態で、内周面11bと被加工物51との間に半径
方向で5μm〜10μmの隙間を設けている。それによ
り、被加工物51が出入りして内周面11bと摺接するた
め、その摩耗が問題となる。
は、固定されたガイドブッシュ11に保持され被加工物51
が高速で回転して加工されるため、内周面11bと被加工
物51との間で高速摺動し、しかも切削負荷による内周面
11bへの過大な被加工物51の押圧力によって、焼き付き
を発生させる問題がある。
述した硬質カーボン膜(DLC)15を形成している。その
硬質カーボン膜15の膜厚は1μmから5μmとする。
とよく似た性質をもち、機械的強度が高く、摩擦係数が
小さく潤滑性があり、腐食性にも優れている。
のガイドブッシュ11は、耐摩耗性が飛躍的に向上し、長
期間の使用や重切削加工においても、被加工物51と接触
する内周面11bの摩耗を抑えることができる。また、被
加工物51へのキズの発生を抑えることも可能になり、ガ
イドブッシュ11と被加工物51との焼き付きの発生を抑制
することもできる。
超硬部材12の内周面にこの硬質カーボン膜を直接形成す
ることもできるが、内周面11bとの密着性を高めるため
に薄い中間層(図示はしていない)を介して、硬質カー
ボン膜を形成するとよい。
(Si)やゲルマニウム(Ge)、あるいはシリコンやゲル
マニウムの化合物でもよい。あるいは、シリコンカーバ
イト(SiC)やチタンカーバイト(TiC)のような炭素を
含む化合物でもよい。
ン(W),モリブデン(Mo),あるいはタンタル(Ta)
とシリコン(Si)との化合物も適用できる。
r)による下層と、シリコン(Si)又はゲルマニウム(G
e)による上層との2層膜に形成してもよい。
ガイドブッシュ11の基材あるいは超硬部材12との密着性
を保つ役割を果たし、上層のシリコンやゲルマニウムは
硬質カーボン膜15と共有結合して、この硬質カーボン膜
15と強く結合する役割を果たす。
だし、2層の場合は上層と下層共に0.5μm程度とす
る。
内周面に形成した硬質カーボン膜を剥離しなければなら
ない場合がある。
11bの全域から硬質カーボン膜15を迅速確実に剥離でき
るようにするのである。
1の実施形態で使用する装置の模式的断面図である。
し、その内部上方にアノード79とフィラメント81を備え
た真空槽61内に、被加工物と摺接する内周面に硬質カー
ボン膜15が形成されたガイドブッシュ11を配置する。そ
のガイドブッシュ11は、絶縁支持具80によって真空槽61
に対して電気的に絶縁して固定支持される。
に、ロッド状の補助電極71を挿入するように配置する。
このとき、この補助電極71は、ガイドブッシュ11の中心
開口11jの中心軸線と一致する位置になるように配置す
る。そして、この補助電極はステンレス鋼等の金属材料
で形成されており、やはり金属材料で形成されて接地さ
れている真空槽61に導通してしおり、真空槽61を介して
接地電位となる。
になるように、図示しない排気手段によって排気口65か
ら真空排気する。
(O2)を真空槽61内に導入して、真空槽61内の圧力を3
×10-3torrになるように制御する。
ス3kVの直流電圧を印加するとともに、アノード79には
アノード電源75からプラス50Vの直流電圧を印加し、フ
ィラメント81にはフィラメント電源77から30Aの電流が
流れるように10Vの交流電圧を印加する。
領域に酸素プラズマが発生する。このとき、負の直流高
電圧が印加されたガイドブッシュ11の中心開口11j内に
も、その内面と接地電位の補助電極71との間にプラズマ
放電が発生し、導入された酸素ガスによる多量の酸素プ
ラズマが生成される。
反応し、その硬質カーボン膜15のを内周面の全域からエ
ッチングして剥離し除去することができる。
心に補助電極71を配置すると、その中心開口11j内の全
長に亘ってプラズマ放電特性が均一になる。その結果、
ガイドブッシュ11の内周面に形成されるプラズマ強度に
ばらつき分布の発生がなく、この均一な酸素プラズマを
用いて、開口端面付近から開口奥側まで均等に硬質カー
ボン膜15をエッチング除去することができる。
より細ければよいが、好ましくは内周面との間に4mm程
度の隙間によるプラズマ形成領域を設けるようにすると
よい。さらに、この補助電極71の径とガイドブッシュ11
の中心開口11jの径との寸法比を1/10以下にすることが
望ましく、補助電極71を細くする場合は線状にすること
もできる。そして、この補助電極71は、ステンレス(SU
S)のような金属材料やタングステン(W)またはタン
タル(Ta)のような高融点の金属材料で作成する。
ドブッシュ11に補助電極71を挿入したとき、ガイドブッ
シュ11の開口端面と揃えるような長さとするか、好まし
くは図示のように、ガイドブッシュ11の端面から補助電
極71の先端が突出しないように、1mm〜2mm内側になるよ
うな長さにするとよい。
説明する。
模式的断面図であり、第1図と対応する部分には同一の
符号を付し、それらの説明は省略する。
に第1図に示したアノード79とフィラメント81に相当す
るものは設けていない。
様に、ガイドブッシュ11とその中心開口11j内に補助電
極71を配置する。
になるように排気口65から真空排気した後、ガス導入口
63から酸素を含むガスとして酸素(O2)を真空槽61の内
部に導入して、真空度が0.3torrになるように調整す
る。
Hzの高周波電源69からマッチング回路67を介して、300W
の高周波電力を印加して、真空槽61内のガイドブッシュ
11の周辺領域及び中心開口11j内にプラズマを発生させ
る。
に、ガイドブッシュ11の内周面11b全域の硬質カーボン
膜15を剥離除去することができる。
施形態の場合と同じであるから説明を省略する。
説明する。
模式的断面図であり、この第1図と対応する部分には同
一の符号を付し、それらの説明は省略する。
に第1図に示したアノード79とフィラメント81に相当す
るものは設けていない。
様に、ガイドブッシュ11とその中心開口11j内に補助電
極71を配置する。
になるように排気口65から真空排気した後、ガス導入口
63から酸素を含むガスとして酸素(O2)を真空槽61の内
部に導入して、真空度が0.3torrになるように調整す
る。
ス400Vの直流電圧を印加して、真空槽61内のガイドブッ
シュ11の周辺領域及び中心開口11j内にプラズマを発生
させる。
カーボン膜15を剥離除去することができる。
を印加するだけでプラズマを発生させる点を除けば、前
述の第1,第2の実施形態と同様であり、その作用・効果
も同じであるから説明を省略する。
から第7図を用いて説明する。
の第4,第5,第6の実施形態で使用する装置の模式的断面
図であるが、それぞれ第1図,第2図,および第3図に
示したものと同様なプラズマ発生方法を用いるものであ
る。
各実施形態と相違するのは、補助電極71を、ガイドブッ
シュ11の中心開口11jの段差部に嵌入させた碍子等の絶
縁部材85によって、ガイドブッシュ11に対しても真空槽
61に対しても電気的に絶縁して支持させ、その補助電極
71に補助電極電源83から直流正電圧を印加するようにし
た点だけである。
ュの内周面の硬質カーボン膜のエッチング速度との関係
を第7図に示す。
ロVから30Vまで変化させた場合の硬質カーボン膜のエ
ッチング速度を示す。ただし、曲線88はガイドブッシュ
11の開口内面と補助電極71との隙間が3mmのときの特性
を示し、曲線91はガイドブッシュ11の開口内面と補助電
極71との隙間が5mmのときの特性を示す。
電源83から補助電極71に印加する直流正電圧を増加させ
ると、硬質カーボン膜のエッチング速度は速くなる。ま
た、ガイドブッシュ11の開口内面と補助電極71との間の
隙間寸法が大きい方が、硬質カーボン膜のエッチング速
度は速くなる。
補助電極71との隙間寸法が3mmのときは、補助電極71に
印加する電圧がゼロVの接地電圧では、ガイドブッシュ
11の中心開口11j内に酸素プラズマが発生せず、硬質カ
ーボン膜を剥離できない。
の隙間が3mmのときでも、補助電極71に印加する電圧を
高くしていくと、ガイドブッシュ11の中心開口11j内の
補助電極71の周囲に酸素プラズマが発生し、硬質カーボ
ン膜を剥離することができるようになる。
態においては、ガイドブッシュ11の中心開口11j内の中
央部に配置した補助電極71に、補助電極電源83からの直
流の正電圧を印加して、硬質カーボン膜15をエッチング
除去している。
領域であるガイドブッシュ11の中心開口11jの内面と補
助電極71との間の領域に電子を集める効果を生じ、この
補助電極71の周囲領域は電子密度が高くなる。
むガス分子と電子の衝突確率が増え、ガス分子のイオン
化が促進されて、その補助電極71の周囲領域のプラズマ
密度が高くなる。
ボン膜の剥離速度は、補助電極71に電圧を印加しないと
きに比べて速くなる。
心開口11jの内面と補助電極71との隙間寸法が小さくな
ると、補助電極71に正電圧を印加しないで硬質カーボン
膜を剥離しようとしても、中心開口11j内にはプラズマ
が発生せず、エッチング除去できない。これにたいし
て、これらの実施形態のように、補助電極71に正電圧を
印加して電子を強制的に補助電極71の周囲領域の開口内
に集めることにより、補助電極71の周囲にプラズマを発
生させることができる。
質カーボン膜15を剥離除去することが可能になる。
のと変わらない。
は、酸素を含むガスとして酸素ガスを用いる場合につい
て説明したが、酸素以外に、酸素とアルゴン(Ar)との
混合ガス、酸素と窒素(N2)との混合ガス、あるいは酸
素と水素(H2)との混合ガスも使用することが可能であ
る。そしてこれらの混合ガスを前述したいずれの実施形
態に使用したときにも、その各実施形態と同様な効果が
得られる。
た場合には、酸素による反応エッチングと、アルゴンイ
オンによる物理エッチングの相乗効果によって、硬質カ
ーボン膜を剥離するエッチングが促進される。
反応エッチングと、窒素イオンによる物理エッチングの
相乗効果によって、硬質カーボン膜を剥離するエッチン
グが促進される。窒素イオンによる物理エッチングの効
果はアルゴンイオンほど大きくはないが、硬質カーボン
膜が剥離した後のガイドブッシュの基材をエッチングす
る恐れはない。
って酸素と硬質カーボン膜の炭素との反応が促進され、
剥離速度が速まる。
イドブッシュの内周面に形成された硬質カーボン膜を、
その内周面の全域に亘って迅速かつ確実に剥離させて除
去することができる。また、開口径が小さいガイドブッ
シュの内周面に形成された硬質カーボン膜でも、容易に
エッチング除去することができる。
カーボン膜に欠陥が発見されたり、ガイドブッシュの長
期間の使用によりその内周面の硬質カーボン膜が劣化し
たような場合に、その硬質カーボン膜をガイドブッシュ
の内周面から効率よく確実に除去するこができる。した
がって、そのガイドブッシュの被加工物と摺接する内周
面に新たな硬質カーボン膜を形成することにより再生し
て活性することが容易になる。
Claims (15)
- 【請求項1】被加工物と摺接する内周面に硬質カーボン
膜が形成されたガイドブッシュの中心開口内に補助電極
を挿入した状態で、該ガイドブッシュを、内部にアノー
ドとフィラメントを備えた真空槽内に配置し、 前記補助電極を接地するか又は直流正電圧を印加し、 前記真空槽内を排気した後、該真空槽内に酸素を含むガ
スを導入し、 前記ガイドブッシュに直流電圧を印加するとともに、前
記アノードに直流電圧を、前記フィラメントに交流電圧
をそれぞ印加することにより前記真空槽内にプラズマを
発生させて、該ガイドブッシュの内周面から前記硬質カ
ーボン膜をエッチング除去する ことを特徴とするガイドブッシュの内周面に形成された
硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項2】被加工物と摺接する内周面に硬質カーボン
膜が形成されたガイドブッシュの中心開口内に補助電極
を挿入した状態で、該ガイドブッシュを真空槽内に配置
し、 前記補助電極を接地するか又は直流正電圧を印加し、 前記真空槽内を排気した後、該真空槽内に酸素を含むガ
スを導入し、 前記ガイドブッシュに高周波電力を印加することにより
前記真空槽内にプラズマを発生させて、該ガイドブッシ
ュの内周面から前記硬質カーボン膜をエッチング除去す
る ことを特徴とするガイドブッシュの内周面に形成された
硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項3】被加工物と摺接する内周面に硬質カーボン
膜が形成されたガイドブッシュの中心開口内に補助電極
を挿入した状態で、該ガイドブッシュを真空槽内に配置
し、 前記補助電極を接地するか又は直流正電圧を印加し、 前記真空槽内を排気した後、該真空槽内に酸素を含むガ
スを導入し、 前記ガイドブッシュに直流電圧を印加することにより前
記真空槽内にプラズマを発生させて、該ガイドブッシュ
の内周面から前記硬質カーボン膜をエッチング除去する ことを特徴とするガイドブッシュの内周面に形成された
硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項4】前記酸素を含むガスが酸素ガスである請求
の範囲第1項記載のガイドブッシュの内周面に形成され
た硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項5】前記酸素を含むガスが酸素ガスである請求
の範囲第2項記載のガイドブッシュの内周面に形成され
た硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項6】前記酸素を含むガスが酸素ガスである請求
の範囲第3項記載のガイドブッシュの内周面に形成され
た硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項7】前記酸素を含むガスが酸素とアルゴンの混
合ガスである請求の範囲第1項記載のガイドブッシュの
内周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項8】前記酸素を含むガスが酸素とアルゴンの混
合ガスである請求の範囲第2項記載のガイドブッシュの
内周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項9】前記酸素を含むガスが酸素とアルゴンの混
合ガスである請求の範囲第3項記載のガイドブッシュの
内周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項10】前記酸素を含むガスが酸素と窒素の混合
ガスである請求の範囲第1項記載のガイドブッシュの内
周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項11】前記酸素を含むガスが酸素と窒素の混合
ガスである請求の範囲第2項記載のガイドブッシュの内
周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項12】前記酸素を含むガスが酸素と窒素の混合
ガスである請求の範囲第3項記載のガイドブッシュの内
周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項13】前記酸素を含むガスが酸素と水素の混合
ガスである請求の範囲第1項記載のガイドブッシュの内
周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項14】前記酸素を含むガスが酸素と水素の混合
ガスである請求の範囲第2項記載のガイドブッシュの内
周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。 - 【請求項15】前記酸素を含むガスが酸素と水素の混合
ガスである請求の範囲第3項記載のガイドブッシュの内
周面に形成された硬質カーボン膜の剥離方法。
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