JP3223987U - 電源アダプタ一体型天井灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付け及び取外しが容易であり、かつ安全性の高い電源アダプタ一体型天井灯を提供する。【解決手段】天井に設けられた電源配線器具7と係合し得る電源引掛刃を有する天井灯一体型電源アダプタ2と、発光素子を有し中央開口孔を有する天井灯本体3と、天井灯本体3の周囲に螺合して取り付けられる天井灯カバー4を備えた天井灯1において、電源アダプタ2のケーシングが透明性素材で形成され、ケーシングの周縁が天井灯本体3の中央開口孔の周縁と下側から嵌合又は固定され、天井灯本体3がケーシングの上に載置された状態で、電源アダプタ2が電源配線器具7に接続固定される。また、電源アダプタ2のケーシングは、天井配線器具7の中心位置に電源アダプタ2の中心位置を合わせるための、位置合わせ用マーカを備える。【選択図】図1
Description
本考案は、天井に取り付ける照明器具に関するものである。
現在、天井灯の電源アダプタとしては、使用数量が多い分離型電源アダプタと、一体型電源アダプタの2種類が一般に知られている。しかしながら、何れのタイプの電源アダプタを使用しても、電源アダプタの厚さが厚すぎること、取付操作が煩雑であること、包装の不便さ、輸送の問題、および天井灯全体のコストが高いなどの問題がある。
図8は、従来技術の分離型電源アダプタの取付説明図であり、フル引掛ローゼットの天井配線器具に取付ける場合を示している。図8に示すように、取付作業者(図示せず)は、分離型電源アダプタ8を天井配線器具7に取付ける場合、分離型電源アダプタ8の下面から分離型電源アダプタ8の影の位置に存在する天井配線器具7の大凡の位置を把握しながら天井配線器具7に取付けを行うので、分離型電源アダプタ8の大きさは天井配線器具7に比べて小さくなっている。
実際の取付時は、2つの電源引掛刃81を天井配線器具7に設けられた所定の電源穴71に挿入して回転固定をする必要があるが、天井配線器具7の所定の電源穴71が分離型電源アダプタ8の影になってしまうので、簡単に取付けることが困難であるという問題があった。
実際の取付時は、2つの電源引掛刃81を天井配線器具7に設けられた所定の電源穴71に挿入して回転固定をする必要があるが、天井配線器具7の所定の電源穴71が分離型電源アダプタ8の影になってしまうので、簡単に取付けることが困難であるという問題があった。
図9は、従来の分離型電源アダプタ8を使用する天井灯11を分離型電源アダプタ8に取付ける場合の取付方法と、従来の天井灯カバー10を取付ける場合の取付方法を示す図である。天井灯本体9は、図8に示す分離型電源アダプタ8の天井灯本体の側面に設けられたロックツメ82により鉛直方向に固定され、また、天井灯本体9の裏側(天井側)のスポンジ91の弾力による天井面との摩擦力により、鉛直方向を回転軸とする回転が抑制され固定されている。
前述のように、分離型電源アダプタ8は、取付作業時の視野を確保するため、天井配線器具7よりも小さい必要があるが、天井灯本体9および天井灯カバー10の重量を保持する必要がある。そのため、分離型電源アダプタ8では、天井灯本体ロックツメ82の保持強度を確保する必要がある上に、天井灯本体9を取外す際には、天井灯本体のロックツメ82が解除される機構を有する必要があるため、分離型電源アダプタ8は内部構造が複雑になり、重量が重い、厚みがある、コストが高いなどのデメリットがあった。
前述のように、分離型電源アダプタ8は、取付作業時の視野を確保するため、天井配線器具7よりも小さい必要があるが、天井灯本体9および天井灯カバー10の重量を保持する必要がある。そのため、分離型電源アダプタ8では、天井灯本体ロックツメ82の保持強度を確保する必要がある上に、天井灯本体9を取外す際には、天井灯本体のロックツメ82が解除される機構を有する必要があるため、分離型電源アダプタ8は内部構造が複雑になり、重量が重い、厚みがある、コストが高いなどのデメリットがあった。
これに対して、一体型電源アダプタの場合は、一体型電源アダプタを配した天井灯の大きさが天井配線器具よりも大きくなるため、天井配線器具7の大凡の位置および電源穴71の位置を確認するための機構が必要となる。
そこで、天井配線器具7の電源穴71への取付を容易にした照明器具取付装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。これは、一体型電源アダプタに、天井配線器具7の取付面を取付作業者が透視することができるように開口部を設けたものであるが、電源引掛刃の部分は開口部ではないため、電源穴71に電源引掛刃を挿入することが容易でないという問題があった。
そこで、天井配線器具7の電源穴71への取付を容易にした照明器具取付装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。これは、一体型電源アダプタに、天井配線器具7の取付面を取付作業者が透視することができるように開口部を設けたものであるが、電源引掛刃の部分は開口部ではないため、電源穴71に電源引掛刃を挿入することが容易でないという問題があった。
また、一体型電源アダプタ部分を透明にし、かつ、電源引掛刃と電源穴の位置を把握し易くするために、取付用補助部品を配した天井灯が知られている(特許文献2を参照)。特許文献2に開示された天井灯は、一体型電源アダプタを用いた天井灯であるが、天井配線器具7の電源穴71を容易に確認することができる。
しかしながら、一体型電源アダプタの部分を透明にする場合には、電源引掛刃を保持するための十分な強度がないと、部材の劣化等により、天井灯本体や天井灯カバーが落下する恐れがある。したがって、一体型電源アダプタを透明にする場合には、落下防止のための工夫がより求められるが、かかる点については、上記特許文献2に開示された天井灯では、十分な考慮がなされていないという問題がある。
しかしながら、一体型電源アダプタの部分を透明にする場合には、電源引掛刃を保持するための十分な強度がないと、部材の劣化等により、天井灯本体や天井灯カバーが落下する恐れがある。したがって、一体型電源アダプタを透明にする場合には、落下防止のための工夫がより求められるが、かかる点については、上記特許文献2に開示された天井灯では、十分な考慮がなされていないという問題がある。
上記状況に鑑みて、本考案は、取付け及び取外しが容易であり、かつ安全性の高い電源アダプタ一体型天井灯を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案の電源アダプタ一体型天井灯は、天井に設けられた電源配線器具と係合し得る電源引掛刃を有する天井灯一体型電源アダプタと、発光素子を有し中央開口孔を有する天井灯本体と、天井灯本体の周囲に螺合して取り付けられる天井灯カバーを備えた天井灯において、電源アダプタのケーシングが透明性素材で形成され、ケーシングの周縁が天井灯本体の中央開口孔の周縁と下側から嵌合又は固定され、天井灯本体がケーシングの上に載置された状態で、電源アダプタが電源配線器具に接続固定される。
天井灯一体型電源アダプタのケーシングの上に天井灯本体が載せられ固定されることにより、例えば、螺子により固定した場合に、当該螺子が緩みや劣化により、天井灯から脱落したとしても、天井灯本体や天井灯カバーが落下することがなく、安全性の高い構成となっている。天井灯一体型電源アダプタのケーシングに用いられる透明性素材としては、ポリカーボネート(PC)が好適であるが、透明性及び強度の高いその他の樹脂素材でもよい。
天井灯一体型電源アダプタのケーシングの上に天井灯本体が載せられ固定されることにより、例えば、螺子により固定した場合に、当該螺子が緩みや劣化により、天井灯から脱落したとしても、天井灯本体や天井灯カバーが落下することがなく、安全性の高い構成となっている。天井灯一体型電源アダプタのケーシングに用いられる透明性素材としては、ポリカーボネート(PC)が好適であるが、透明性及び強度の高いその他の樹脂素材でもよい。
本考案の電源アダプタ一体型天井灯において、電源アダプタのケーシングは、天井配線器具の中心位置に電源アダプタの中心位置を合わせるための、位置合わせ用マーカを備えることが好ましい。位置合わせ用マーカが設けられることにより、天井灯の取付作業が容易となり、作業効率が向上する。なお、位置合わせ用マーカは、天井灯一体型電源アダプタのケーシングと同じく透明性素材で形成されることが好ましいがこれに限定されるものではない。
本考案の電源アダプタ一体型天井灯において、天井灯本体の天井への取付面には、天井面との摩擦を高める部材が設けられないことが好ましい。一般には、天井灯本体の天井への取付面には、摩擦を高める部材としてスポンジ素材の部材が設けられることが多いが、電源アダプタと一体型の天井灯とすることにより、スポンジ素材等を設ける必要がなくなる。摩擦を高める部材を設けない構成とすることにより、部品点数の削減と低コスト化を図ることが可能となる。
本考案の電源アダプタ一体型天井灯において、電源アダプタのケーシングは、円形状の透明性素材のトップカバー及びボトムカバーから成り、トップカバーは、そのトップに電源配線器具の下面形状と同じ形状が形成されたことが好ましい。トップカバーのトップに電源配線器具の下面形状と同じ形状が形成されることにより、取付作業時の位置合わせと取付状態の確認が容易となる。
本考案の電源アダプタ一体型天井灯において、電源アダプタのケーシングは、トップカバーの中心及びボトムカバーの中心に、位置合わせ用マーカとしてのボスが形成され、トップカバーのボスは下側に凸となり電源配線器具と接する部位は平坦に形成されたことが好ましい。
トップカバーの中心及びボトムカバーの中心に、位置合わせ用マーカとしてのボスが形成されることにより、両方のボスを結ぶ線を目安として、電源アダプタのケーシングの姿勢を容易に把握することが可能となる。また、トップカバーのボスが下側に凸となり電源配線器具と接する部位は平坦に形成されることにより、作業の利便性を高めつつ、取付作業及び固定作業の妨げとならない構造となっている。
トップカバーの中心及びボトムカバーの中心に、位置合わせ用マーカとしてのボスが形成されることにより、両方のボスを結ぶ線を目安として、電源アダプタのケーシングの姿勢を容易に把握することが可能となる。また、トップカバーのボスが下側に凸となり電源配線器具と接する部位は平坦に形成されることにより、作業の利便性を高めつつ、取付作業及び固定作業の妨げとならない構造となっている。
本考案の電源アダプタ一体型天井灯は、電源アダプタの最大厚みが25〜35mmであることが好ましく、より好ましくは25〜30mmである。一般的な分離型電源アダプタの厚みは、43mm以上であるが、電源アダプタと一体型の天井灯とすることで薄型化を図ることが可能となる。電源アダプタをより薄型化することにより、利便性及びデザイン性が高くなるだけではなく、より軽量化を図ることが可能となり、より安全性が向上する。
本考案によれば、取付け及び取外しが容易であり、かつ安全性の高い天井灯とすることができるといった効果を有する。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本考案の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図1は、実施例1の天井灯の取付説明図を示している。図1に示すように、天井灯1は、天井灯一体型電源アダプタ2、天井灯本体3及び天井灯カバー4から成り、天井灯一体型電源アダプタ2と天井灯本体3は、後述する電源アダプタ取付ビス5により固定されている。まず、天井灯一体型電源アダプタ2の構造について説明する。
図2は、実施例1の一体型電源アダプタの内部構成図を示している。図2に示すように、一体型電源アダプタ2は、トップカバー21、電源引掛刃(22a,22b)、電源コード23、電源引掛刃取付ビス(24a,24b)、ロックツメ25、バネ26、コック解除ボタン27、ボトムカバー28及びネジ29dから成る。後述するとおり、一体型電源アダプタ2は、トップカバー21とボトムカバー28を固定するためのネジ(29a〜29c)も備えられている。電源引掛刃取付ビス(24a,24b)は、電源引掛刃(22a,22b)及び電源コード23を固定するものである。トップカバー21及びボトムカバー28は、透明素材であるポリカーボネート(PC)素材で成型されているため、電源引掛刃(22a,22b)と天井配線器具7との位置と取付状態を容易に確認でき、かつ、電源引掛刃(22a,22b)を保持するのに十分な強度を有する構成となっている。
図3は、実施例1の天井灯一体型電源アダプタの外観図であり、(1)は上方からの斜視図、(2)は下方からの斜視図を示している。図3(1)に示すように、トップカバー21の中心部分には、中心を示す上面センターボス6aが設けられ、ボトムカバー28の中心部分には、中心を示す下面センターボス6bが設けられている。これにより、天井配線器具7への一体型電源アダプタ2の取付作業時に、天井配線器具7の中央の位置と一体型電源アダプタ2のセンターボス(6a,6b)とを一直線上に合わせることで、容易に一体型電源アダプタ2の姿勢、中心位置の位置合わせが可能である。
また、図3(1)に示すように、トップカバー21は、そのトップに電源配線器具の内、角型引掛シーリングの下面形状と類似した形状が形成されている。これにより、例えば、角型引掛シーリングに取り付ける際には、トップカバー21の形状と角型引掛シーリングの下面形状を照合しながら作業することで、取付作業時の位置合わせや取付状態の確認がより容易となる。
また、図3(1)に示すように、トップカバー21は、そのトップに電源配線器具の内、角型引掛シーリングの下面形状と類似した形状が形成されている。これにより、例えば、角型引掛シーリングに取り付ける際には、トップカバー21の形状と角型引掛シーリングの下面形状を照合しながら作業することで、取付作業時の位置合わせや取付状態の確認がより容易となる。
図4及び5は、実施例1の天井灯一体型電源アダプタの内部断面図であり、図4(1)は、図4(2)に示す一体型電源アダプタのA−A断面図を示している。また、図5(1)は、図5(2)に示す一体型電源アダプタのB−B断面図を示している。
図4(1)及び(2)に示すように、電源引掛刃(22a,22b)及び電源コード23は、電源引掛刃取付ビス(24a,24b)により固定され、トップカバー21とボトムカバー28はネジ(29a〜29c)によりしっかりと固定されている。なお、トップカバー21とボトムカバー28はネジ29dによっても固定されている。
図4(1)及び(2)に示すように、電源引掛刃(22a,22b)及び電源コード23は、電源引掛刃取付ビス(24a,24b)により固定され、トップカバー21とボトムカバー28はネジ(29a〜29c)によりしっかりと固定されている。なお、トップカバー21とボトムカバー28はネジ29dによっても固定されている。
図5(1)に示すように、一体型電源アダプタ2の内部には、ロックツメ25、バネ26及びコック解除ボタン27が設けられ、コック解除ボタン27を操作することにより、ロックツメ25のロック状態を切り換えることが可能となっている。すなわち、ロック解除ボタン27を押すとロックツメ25を押し下げ、バネ26を圧縮し、天井配線器具7とのロックが解除される。また、ロック解除ボタン27を離すと、ロックツメ25はバネ26の力で押し上げられ、天井配線器具7との間でロック状態が保持される。
このように、一体型電源アダプタ2の内部は複雑な構成を有しているが、図4(2)に示すように、電源コード23は、電源コードガイド(23a,23b)により位置決めがなされ、一体型電源アダプタ2の中心部を避けて配置され、かつ一体型電源アダプタ2のトップカバー21及びボトムカバー28は、前述の通り透明素材であるポリカーボネート素材で形成されているので、一体型電源アダプタ2の中央部分は下面から上面を完全に透視できる構造となっている。
このように、一体型電源アダプタ2の内部は複雑な構成を有しているが、図4(2)に示すように、電源コード23は、電源コードガイド(23a,23b)により位置決めがなされ、一体型電源アダプタ2の中心部を避けて配置され、かつ一体型電源アダプタ2のトップカバー21及びボトムカバー28は、前述の通り透明素材であるポリカーボネート素材で形成されているので、一体型電源アダプタ2の中央部分は下面から上面を完全に透視できる構造となっている。
図6は、実施例1の天井灯の組立説明図を示している。図6に示すように、一体型電源アダプタ2と天井灯本体3は、電源アダプタ取付ビス5により固定される。
図7は、一体型電源アダプタと天井灯本体の接続イメージ図であり、(1)は従来技術の場合、(2)は実施例1の場合を示している。なお、ここでは説明の都合上、詳細な仕様については図示していない。
図7(1)に示すように、従来技術の天井灯100の場合においても、一体型電源アダプタ2と天井灯本体3は、電源アダプタ取付ビス5により固定されているが、天井灯本体3の上に一体型電源アダプタ2を取り付けているため、電源アダプタ取付ビス5の緩みや劣化等により電源アダプタ取付ビス5が脱落してしまうと、天井灯本体3及び天井灯カバー4が落下する恐れがある。
これに対して、図7(2)に示すように、実施例1の天井灯1の場合においては、一体型電源アダプタ2の上に天井灯本体3を取り付けているため、仮に電源アダプタ取付ビス5の緩みや劣化等により、電源アダプタ取付ビス5が脱落してしまったとしても、天井灯本体3や天井灯カバー4は、依然として一体型電源アダプタ2に係合されたままであり、落下する恐れがないという利点ある。
図7は、一体型電源アダプタと天井灯本体の接続イメージ図であり、(1)は従来技術の場合、(2)は実施例1の場合を示している。なお、ここでは説明の都合上、詳細な仕様については図示していない。
図7(1)に示すように、従来技術の天井灯100の場合においても、一体型電源アダプタ2と天井灯本体3は、電源アダプタ取付ビス5により固定されているが、天井灯本体3の上に一体型電源アダプタ2を取り付けているため、電源アダプタ取付ビス5の緩みや劣化等により電源アダプタ取付ビス5が脱落してしまうと、天井灯本体3及び天井灯カバー4が落下する恐れがある。
これに対して、図7(2)に示すように、実施例1の天井灯1の場合においては、一体型電源アダプタ2の上に天井灯本体3を取り付けているため、仮に電源アダプタ取付ビス5の緩みや劣化等により、電源アダプタ取付ビス5が脱落してしまったとしても、天井灯本体3や天井灯カバー4は、依然として一体型電源アダプタ2に係合されたままであり、落下する恐れがないという利点ある。
図1に示すように、天井灯1は、天井灯一体型電源アダプタ2と天井灯本体3が固定された状態で取り付け、使用するため、取付け及び取外しが容易にできることが求められる。この点、取付作業者(図示せず)は、一体型電源アダプタ2の下面から図3(2)に示す下面センターボス6bと図3(1)に示す上面センターボス6aを重ねながら、かつ天井配線器具7の中心、すなわち2つの電源穴71の中心を一致させ、かつ中央の透視可能部分から天井配線器具7の電源穴71と電源引掛刃(22a,22b)の位置関係を水平な回転方向の調整のみで、容易に電源引掛刃(22a,22b)を天井配線器具7の2つの電源穴71に挿入することができる。
一般的な天井配線器具7は、2つの電源穴71の中心部を特定しやすい形状になっているので、取付作業者は天井配線器具7の中心部分を特定することができる。
本実施例の天井灯1では、取付作業者は一体型電源アダプタ2の下面から下面センターボス6bと上面センターボス6aを重ねるように調整することで、その視線を無意識にかつ正確に一体型電源アダプタ2の鉛直方向とすることができる。また、一体型電源アダプタ2の中央部分が透明で透視できる構造が確保されているので、一体型電源アダプタ2の中央部分から天井配線器具7の中心部を確認して位置を合わせることで、水平な回転方向の位置調整のみで、天井灯本体の取付作業を完了できる。
一般的な天井配線器具7は、2つの電源穴71の中心部を特定しやすい形状になっているので、取付作業者は天井配線器具7の中心部分を特定することができる。
本実施例の天井灯1では、取付作業者は一体型電源アダプタ2の下面から下面センターボス6bと上面センターボス6aを重ねるように調整することで、その視線を無意識にかつ正確に一体型電源アダプタ2の鉛直方向とすることができる。また、一体型電源アダプタ2の中央部分が透明で透視できる構造が確保されているので、一体型電源アダプタ2の中央部分から天井配線器具7の中心部を確認して位置を合わせることで、水平な回転方向の位置調整のみで、天井灯本体の取付作業を完了できる。
天井灯本体の取付作業を行った後、天井灯本体3に天井灯カバー4を取り付ける。天井灯カバー4は、天井灯本体3と位置を合わせ、水平面上で回転させながら取付作業を行うが、一体型電源アダプタ2は、天井配線器具7と直接ロックされており、しかも天井灯本体3は、一体型電源アダプタ2に電源アダプタ取付ビス5で直接取り付けられている。したがって、分離型電源アダプタ8を使用した場合のように、天井灯カバー10を取り付ける際に、天井灯本体9が回転してしまうといったことはない構造である。
したがって、図6に示すように、天井灯本体3の天井との当接面に設けられるスポンジ31は、分離型電源アダプタ8を使用した場合に天井灯本体9の天井との当接面に設けられるスポンジ91よりも薄くする、或はスポンジ31を設けない構成とすることが可能である。
したがって、図6に示すように、天井灯本体3の天井との当接面に設けられるスポンジ31は、分離型電源アダプタ8を使用した場合に天井灯本体9の天井との当接面に設けられるスポンジ91よりも薄くする、或はスポンジ31を設けない構成とすることが可能である。
本考案は、天井や壁面等に取り付ける照明器具に有用である。
1,11、100 天井灯
2 (天井灯)一体型電源アダプタ
3,9 天井灯本体
4,10 天井灯カバー
5 電源アダプタ取付ビス
6a 上面センターボス
6b 下面センターボス
7 天井配線器具
8 分離型電源アダプタ
21 トップカバー
22a,22b,81 電源引掛刃
23 電源コード
23a,23b 電源コードガイド
24a,24b 電源引掛刃取付ビス
25 ロックツメ
26 バネ
27 コック解除ボタン
28 ボトムカバー
29a〜29d ネジ
31,91 スポンジ
71 電源穴
82 (天井灯本体)ロックツメ
2 (天井灯)一体型電源アダプタ
3,9 天井灯本体
4,10 天井灯カバー
5 電源アダプタ取付ビス
6a 上面センターボス
6b 下面センターボス
7 天井配線器具
8 分離型電源アダプタ
21 トップカバー
22a,22b,81 電源引掛刃
23 電源コード
23a,23b 電源コードガイド
24a,24b 電源引掛刃取付ビス
25 ロックツメ
26 バネ
27 コック解除ボタン
28 ボトムカバー
29a〜29d ネジ
31,91 スポンジ
71 電源穴
82 (天井灯本体)ロックツメ
Claims (6)
- 天井に設けられた電源配線器具と係合し得る電源引掛刃を有する天井灯一体型電源アダプタと、
発光素子を有し中央開口孔を有する天井灯本体と、
前記天井灯本体の周囲に螺合して取り付けられる天井灯カバー、
を備えた天井灯において、
前記電源アダプタのケーシングが透明性素材で形成され、
前記ケーシングの周縁が前記天井灯本体の前記中央開口孔の周縁と下側から嵌合又は固定され、前記天井灯本体が前記ケーシングの上に載置された状態で、前記電源アダプタが前記電源配線器具に接続固定されたことを特徴とする電源アダプタ一体型天井灯。 - 前記電源アダプタのケーシングは、前記天井配線器具の中心位置に前記電源アダプタの中心位置を合わせるための、位置合わせ用マーカを備えることを特徴とする請求項1に記載の電源アダプタ一体型天井灯。
- 前記天井灯本体の天井への取付面には、天井面との摩擦を高める部材が設けられないことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源アダプタ一体型天井灯。
- 前記電源アダプタのケーシングは、円形状の透明性素材のトップカバー及びボトムカバーから成り、前記トップカバーは、そのトップに前記電源配線器具の下面形状と同じ形状が形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電源アダプタ一体型天井灯。
- 前記電源アダプタのケーシングは、前記トップカバーの中心及びボトムカバーの中心に、前記位置合わせ用マーカとしてのボスが形成され、前記トップカバーの前記ボスは下側に凸となり前記電源配線器具と接する部位は平坦に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の電源アダプタ一体型天井灯。
- 前記電源アダプタの最大厚みが、25〜35mmであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の電源アダプタ一体型天井灯。
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