JP6726875B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、より詳細には、器具本体と、器具本体に着脱可能に支持される光源ユニットとを備えた照明器具に関する。
従来、器具本体と、器具本体に着脱可能に取り付けられて器具本体に支持される光源部(光源ユニット)とを備えた照明器具が提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の照明器具の器具本体は、天板部と、天板部の長手方向に沿った両端縁からそれぞれ下向きに突出する一対の側壁と、一対の側壁のそれぞれの先端から斜め上方へ立ち上がる一対の側板部とを有している。なお、器具本体は、天井に直付けされる。
光源部は、取付部材と、複数の発光素子が実装された基板と、カバー部材とを備えている。取付部材は、先端に引掛部を有する係止壁を有している。係止壁は、取付部材の長手方向に沿った一方の端から取付部材の短手方向に沿って突出している。
光源部は、器具本体の片方の側壁に形成されている孔の周縁に係止壁の引掛部が引っ掛けられることにより、側壁から吊り下げられた状態で器具本体に仮保持される。そして、光源部は、引掛部を支点として回転することにより、取付部材の長手方向に沿った他方の端から取付部材の短手方向に沿って突出する側壁の先端を、器具本体の側壁の下端から突出している係止爪に引っ掛けて器具本体に固定される。
特開2012−3993号公報
ところで、特許文献1記載の従来例のような器具本体が壁に取り付けられる場合がある。特許文献1記載の従来例の構成では、器具本体が壁に取り付けられた状態で器具本体に光源部(光源ユニット)を仮保持させることが難しかった。
本発明の目的は、器具本体に対して光源ユニットを仮保持させることが可能な照明器具を提供することである。
本発明の一態様に係る照明器具は、器具本体と、前記器具本体に着脱可能に取り付けられる光源ユニットとを備え、前記器具本体は、前面が開口した長尺の箱状に形成され、前記開口した前記前面を正面に向けるようにして壁面に取り付けられている。前記光源ユニットは、固体光源と、前記固体光源を支持し前記器具本体に取り付けられる取付部材と、前記取付部材を前記器具本体の前記前面に対して前記前面の上端を支点にして回転可能に支持する支持部材と、前記取付部材に設けられているばね部材とを有している。前記取付部材は、前記器具本体に取り付けられる取付位置と、前記器具本体から離れた開位置との間で回転可能に前記支持部材に支持されている。前記ばね部材は、前記取付部材に支持された基部と、前記基部から突出する腕部とを有している。前記ばね部材は、前記取付部材が前記取付位置から離れるにつれて前記腕部の変位量を多くするように構成されている。前記器具本体は、前記腕部の先端部分を取り外し可能に支持する支持部と、前記腕部の前記先端部分が着脱可能に引っ掛けられる引掛部とを有している。
本発明の照明器具は、器具本体に対して光源ユニットを仮保持させることが可能になるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の斜視図である。 図2は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図3は、同上の照明器具の光源ユニットを外した状態の正面図である。 図4は、同上の照明器具を示し、光源ユニットを仮保持している状態の一部を省略した斜視図である。 図5は、同上の照明器具を示し、光源ユニットを仮保持している状態の一部を省略した斜視図である。 図6は、同上の照明器具を示し、光源ユニットを仮保持している状態の一部を省略した側面図である。 図7は、同上の照明器具を示し、一部を省略した背面断面図である。
本発明の一実施形態に係る光源ユニット及び照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。以下に説明する実施形態の照明器具は、例えば、建物の避難経路となる階段の踊り場の壁面に設置される照明器具(いわゆる階段通路誘導灯)である。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る照明器具(以下、照明器具と略す)9は、図1及び図2に示すように、光源ユニット1と、器具本体3とを備えている。また、照明器具9は、2つの非常用光源ユニット2と、非常用電源ユニット4と、電池ユニット6と、制御ユニット5と、人検知ユニット7とを備えることが好ましい。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、図1に示す向きにおいて、照明器具9の上下、左右及び前後の各方向を規定する。すなわち、照明器具9が階段の踊り場の壁面に設置された状態において、鉛直方向を上下方向とし、壁面の法線方向を前後方向とし、正面から見て左右方向を左右方向とする。
器具本体3は、長尺の矩形平板状に形成される背板30と、長尺の矩形平板状である上板31及び下板32とを有する(図2参照)。上板31は、背板30の上端における長手方向の両端部を除く部分から背板30の法線方向に沿って前方へ突出するように形成されている。同じく、下板32は、背板30の下端における長手方向の両端部を除く部分から背板30の法線方向に沿って前方へ突出するように形成されている。ただし、背板30と上板31及び下板32とは、金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい(図2参照)。
背板30は、複数(図示例では4つ)の長孔300を有している。これらの長孔300は、背板30の長手方向に沿って間隔を空けて設けられている(図3参照)。これらの長孔300はそれぞれ、踊り場の壁(コンクリート壁)に埋設されているアンカーボルトが挿通される。そして、これらのアンカーボルトにナットが締め付けられることによって、器具本体3がコンクリート壁に固定される。また、背板30の長手方向のほぼ中央に、複数(図示例では2つ)の丸孔301が長手方向に並ぶように設けられている(図3参照)。これらの丸孔301は、常用電源(商用電源)からの給電用の給電線が挿通される、さらに、背板30の前面における丸孔301の近傍には、複数(図示例では3つ)の端子台33が取り付けられている。これらの端子台33には、丸孔301から引き込まれる給電線や、建物に設置されている自動火災報知設備から火災信号を受信するための信号線などが電気的に接続される。
器具本体3は、2つの第1受け金具34及び2つの第2受け金具35を有している。2つの第1受け金具34はそれぞれ、上板31の長手方向(左右方向)の両端近傍の位置に取り付けられている(図3及び図4参照)。これら2つの第1受け金具34はそれぞれ、矩形板状に形成され、上板31の下面との間に隙間を空け、かつ、上板31の下面とほぼ平行に配置されている。また、2つの第1受け金具34はそれぞれ、概ね矩形の挿通孔340を有している。これらの挿通孔340のそれぞれに、一対一に対応する引掛金具16の引掛片160及び一対の引掛突起162が挿抜可能に挿通される(図4及び図6参照)。
2つの第2受け金具35はそれぞれ、固定部350、連結部351、支持部352、突出部353、引掛部354を有している。なお、固定部350、連結部351、支持部352、突出部353、引掛部354は、1つの金属板が加工されることで一体に形成されていることが好ましい。固定部350は、矩形板状に形成され、中央にねじ挿通孔3500を有している。つまり、固定部350は、ねじ挿通孔3500に挿通されるねじが器具本体3の背板30にねじ止めされることで器具本体3に固定されている(図5参照)。支持部352は、矩形平板状に形成されている。また、支持部352は、矩形の挿通孔3520を有している。挿通孔3520の長手方向は、器具本体3の長手方向(左右方向)に一致している(図5参照)。連結部351は、矩形板状に形成されている。連結部351の後端が固定部350の下端と繋がっている。連結部351の前端が支持部352の上端と繋がっている。すなわち、固定部350と支持部352が連結部351によって連結されている。突出部353は、矩形板状に形成されて支持部352の下端から前方へ突出している(図6参照)。突出部353は、器具本体3の下板32の上面に接するように配置されている(図6参照)。引掛部354は、突出部353から切り起こされて鉤形に形成されている(図5及び図6参照)。
電池ユニット6は、ニッケル水素電池などの2次電池を複数有し、これら複数の2次電池が合成樹脂成形体のケースに収容されて構成される。なお、電池ユニット6は、背板30の前面における左端の部位に取り付けられることが好ましい(図3参照)。
非常用電源ユニット4は、常用電源から給電される交流電力を直流電力に変換して電池ユニット6を充電する充電回路と、常用電源が停電したときに電池ユニット6から非常用光源ユニット2に供給される直流電流を調整する点灯回路とを有する。さらに、非常用電源ユニット4は、後述する点検スイッチが押操作されたとき、充電回路を強制的に停止し、かつ、電池ユニット6から給電される直流電力で点灯回路に非常用光源ユニット2を点灯させるように構成される。なお、非常用電源ユニット4は、図3に示すように、背板30の前面における右端の部位に取り付けられることが好ましい。
点検スイッチは、図1及び図3に示すように、合成樹脂製の箱体40に収容され、下板32の左端近傍に取り付けられることが好ましい。なお、箱体40内には、押釦スイッチからなる点検スイッチの他に、赤外線を媒体とするワイヤレス信号を受信する受光素子などが収容されている。箱体40の下面に、複数の孔400が設けられている(図1参照)。そして、これらの孔400を通して点検スイッチの押釦の押操作や、受光素子によるワイヤレス信号の受信が可能となっている。なお、非常用電源ユニット4は、受光素子でワイヤレス信号を受信した場合も、点検スイッチが押操作されたときと同じく、充電回路を強制的に停止し、かつ、電池ユニット6から給電される直流電力で点灯回路に非常用光源ユニット2を点灯させる。
人検知ユニット7は、電波センサ70と、センサ取付台71とを有する。電波センサ70は、ミリ波帯の電波を媒体として人(移動体)を検知し、人を検知したときに人検知信号を制御ユニット5に出力するように構成される。センサ取付台71は、電波センサ70を保持し、器具本体3の下板32における長手方向の中央に取り付けられる(図1〜図3参照)。
制御ユニット5は、常用電源から給電されて動作し、人検知ユニット7(の電波センサ70)から出力される人検知信号に応じて、光源ユニット1を制御するように構成される。制御ユニット5は、人検知ユニット7から人検知信号が出力されているとき、光源ユニット1に定格点灯するように指示するための制御信号を出力する。また、制御ユニット5は、人検知信号が出力されなくなってから所定の待機時間(例えば、数十秒から数分)が経過したとき、光源ユニット1に消灯又は定格点灯時よりも少ない光量で点灯するように指示するための制御信号を出力する。ただし、制御ユニット5は、常用電源が停電したときは全ての動作を停止する。
光源ユニット1は、図2に示すように、LEDモジュール10と、LEDモジュール10が取り付けられる取付部材11と、LEDモジュール10を覆うようにして取付部材11に取り付けられるカバー12とを備える。また、光源ユニット1は、LEDモジュール10に直流電力を供給する電源ユニット13を備えることが好ましい。
LEDモジュール10は、長尺の矩形板状に形成された実装基板100を有する。実装基板100は、その前面に複数のLED(発光ダイオード)101が左右方向(長手方向)に沿って1列に並ぶように実装されている(図2参照)。なお、実装基板100は、例えば、左側の端部にコネクタが実装されている。このコネクタは、実装基板100に形成されている導体と、電源ユニット13の出力線とを電気的に接続するように構成される。
取付部材11は、板金によってU字状に形成されている。取付部材11は、長尺かつ矩形板状に形成された底板110と、底板110の上端及び下端からそれぞれ後方に突出する一対の側板111とを有する(図2参照)。これら一対の側板111の後端には、互いに離れる向き(外向き)に湾曲する引掛部112がそれぞれ全長に亘って設けられる。なお、上述したLEDモジュール10は、例えば、取付部材11の底板110の一部を切り起こすことで形成された爪115により、取付部材11に固定される(図2参照)。
また、取付部材11は、一対の引掛金具16と、一対の引掛金具16のそれぞれを移動可能に支持する一対の支持金具18と、一対の引掛ばね17とを有している(図2及び図4〜図7参照)。引掛ばね17は、ねじりコイルばねからなり、コイル状の基部170、第1腕部171及び第2腕部172を有している(図7参照)。ただし、第1腕部171は、第2腕部172よりも十分に長く形成されている。また、第1腕部171の先端部部は鉤形に曲げられている(図5参照)。
引掛金具16は、帯状の金属板がS字形状に曲げ加工されて構成されており、引掛片160と、支持片161と、一対の引掛突起162とを有している(図4及び図6参照)。一対の引掛突起162はそれぞれ、引掛片160の先端(上端)から引掛片160の短手方向(左右方向)に突出している。支持片161は、L字形状に形成されて引掛片160の基端(下端)に繋がっている。
支持金具18は、矩形板状に形成された本体部180を有している。本体部180の下端に、引掛ばね17を保持する保持部181と、引掛ばね17の第2腕部172を係止する係止部182とが設けられている(図4及び図6参照)。また、本体部180は、二対の支持片183を有している。これら二対の支持片183は、本体部180の一部がL字形に切り起こされることにより、本体部180の後面との間に隙間を空けるように形成されている。また、これら二対の支持片183は、上下方向及び左右方向に並ぶように配置されている(図4参照)。引掛金具16の支持片161は、これら二対の支持片183と本体部180の後面との間に隙間に挿通されることにより、上下方向に沿って移動可能に支持されている(図4及び図6参照)。つまり、引掛金具16は、引掛片160のほぼ全体を側板111の外に突出させる第1位置(図4参照)と、引掛片160の上端部分(一対の引掛突起162を含む部分)のみを側板111の外に突出させる第2位置(図7参照)との間を移動することができる。
保持部181は、引掛ばね17の基部170を保持するように構成されている。また、係止部182は、引掛ばね17の第2腕部172の先端を係止するように構成されている(図4及び図6参照)。したがって、引掛ばね17は、外力を受けることで第1腕部171を取付部材11から離す向きに撓み、かつ、第1腕部171を取付部材11に近付ける向きの弾性力(ばね力)を生じるように構成されている。
電源ユニット13は、常用電源から供給される交流電力を直流電力に変換し、当該直流電力をLEDモジュール10に供給して点灯するように構成される。また、電源ユニット13は、制御ユニット5から出力される制御信号に応じて、LEDモジュール10に供給する直流電力を増減するように構成される。つまり、電源ユニット13は、制御ユニット5から定格点灯するように指示するための制御信号を受け取った場合、LEDモジュール10に定格の直流電力(直流電流)を供給する。また、電源ユニット13は、制御ユニット5から消灯又は定格点灯時よりも少ない光量で点灯するように指示するための制御信号を受け取った場合、LEDモジュール10への直流電力の供給を停止する、あるいは、定格よりも少ない直流電力を供給する。なお、電源ユニット13は、取付部材11の後面側において、例えば、ねじなどを用いて側板111に取り付けられる(図2参照)。
カバー12は、図2に示すように、カバー本体14と一対のカバーエンド15とを有している。カバー本体14は、透光性を有する合成樹脂(例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等)により、長手方向(左右方向)の両端が開放された角筒状に形成されている。一対のカバーエンド15はそれぞれ、カバー本体14を形成する材料と同じ材料により、矩形板状に形成されている。一方のカバーエンド15は、カバー本体14の左端に取り付けられてカバー本体14の左側の端面を塞いでいる。他方のカバーエンド15は、カバー本体14の右端に取り付けられてカバー本体14の右側の端面を塞いでいる(図2参照)。なお、カバー本体14は、一対の突壁部120を有している。一対の突壁部120は、後方へ突出するように、カバー本体14の長手方向(左右方向)の全長に渡って設けられている。また、これら一対の突壁部120の後端には、内向き(上側の突壁部120では下向き、下側の突壁部120では上向き)に突出する突起部121がそれぞれ設けられている(図2参照)。カバー12は、一対の突壁部120の突起部121がそれぞれ、取付部材11の一対の側板111のうちの対応する側板111の引掛部112に引っ掛かることにより、取付部材11の前面を被うように取付部材11に取り付けられる。
2つの非常用光源ユニット2はそれぞれ、非常用LEDモジュール20、取付台21、ユニットカバー22などを備えている(図2参照)。非常用LEDモジュール20は、非常照明用の光源であるLED、LEDから放射される光の配光を制御するレンズ201などを有している。取付台21は、一対の側壁210と、これら一対の側壁210同士を連結する連結片とを有している。一対の側壁210はそれぞれ、矩形板状に形成されている。非常用LEDモジュール20は、連結片の前面に取り付けられている。2つのユニットカバー22はそれぞれ、2つの取付台21のうちの対応する取付台21の連結片の前面、上面及び下面を覆うように構成されている。ただし、非常用LEDモジュール20のレンズ201は、ユニットカバー22に設けられている窓孔2230に挿通されている(図2参照)。
2つの非常用光源ユニット2のうちの一方の非常用光源ユニット2は、器具本体3の長手方向の一端(左端)に取り付けられる。また、2つの非常用光源ユニット2のうちの他方の非常用光源ユニット2は、器具本体3の長手方向の他端(右端)に取り付けられる。つまり、2つの非常用光源ユニット2は、長尺の器具本体3の長手方向の両端に1つずつ配置される(図1参照)。
次に、本実施形態の照明器具9を階段の踊り場の壁に取り付ける場合の作業手順を説明する。取付作業を行う作業者は、まず、2つの非常用光源ユニット2が取り付けられている器具本体3を壁に取り付ける。すなわち、作業者は、壁から引き出されている給電線及び信号線を、後方から前方に向かって背板30の丸孔301に挿通した後、器具本体3の背板30の複数(例えば、2つ)の長孔300のそれぞれに、壁から突出している2本のアンカーボルトを1本ずつ挿通する。そして、作業者は、長孔300に挿通した2本のアンカーボルトのそれぞれにナットを締め付けて器具本体3を壁に固定する。それから、作業者は、丸孔301に挿通した給電線及び信号線のそれぞれを、複数の端子台33のうちの対応する端子台に電気的に接続する。
続いて、作業者は、光源ユニット1を器具本体3に取り付ける。まず、作業者は、光源ユニット1の一対の引掛金具16をそれぞれ移動させ、それぞれの引掛片160を取付部材11の側板111の外に突出させる。そして、作業者は、一対の引掛金具16のそれぞれの引掛片160を、器具本体3の一対の第1受け金具34のうちの対応する挿通孔340に挿通する。このとき、作業者は、引掛突起162の先端に設けられている一対の引掛突起162のそれぞれを、引掛片160の挿通孔340の縁に引っ掛ける。つまり、光源ユニット1は、一対の引掛金具16のそれぞれの一対の引掛突起162を支点とし、器具本体3に対して回転可能に仮保持されている。それから、作業者は、光源ユニット1を器具本体3から離れた位置(開位置)に保持し、引掛ばね17の第1腕部171を撓ませ、第1腕部171の先端部分を第2受け金具35の引掛部354に引っ掛ける。引掛ばね17は、第1腕部171の先端部分を引掛部354に引っ掛ける向きの弾性力(ばね力)を生じる。したがって、光源ユニット1は、引掛ばね17の弾性力によって、開位置で器具本体3に仮保持される(図4〜図6参照)。
作業者は、光源ユニット1が器具本体3に仮保持されている状態において、給電線が接続されている端子台33から引き出されている電源ケーブルを電源ユニット13と電気的に接続する。その後、作業者は、第1腕部171の先端部分を、引掛部354から外して支持部352の挿通孔3520に挿通し、器具本体3の前面に光源ユニット1が被さる位置(取付位置)まで光源ユニット1を前から後に向かって回転させる。このとき、引掛金具16は、引掛片160を側板111の内側に引っ込める向きに移動する。光源ユニット1は、挿通孔3520の縁に接触している第1腕部171の弾性力(ばね力)によって取付位置に保持される(図7参照)。以上の手順で照明器具9が壁に取り付けられる。
次に、本実施形態の照明器具9の電池ユニット6を交換する場合の作業手順を説明する。作業者は、光源ユニット1のカバー12の下面に指を掛け、カバー12の下部を手前に引くようにして光源ユニット1を後から前に向かって回転させる。そして、作業者は、引掛ばね17の第1腕部171を撓ませ、第1腕部171の先端部分を挿通孔3520から抜いて第2受け金具35の引掛部354に引っ掛けて光源ユニット1を器具本体3に仮保持させる(図4〜図6参照)。作業者は、光源ユニット1が器具本体3に仮保持されている状態において、器具本体3に取り付けられている電池ユニット6を外して、新しい電池ユニット6を器具本体3に取り付ける。作業者は、電池ユニット6を交換後、第1腕部171の先端部分を引掛部354から外して支持部352の挿通孔3520に挿通し、光源ユニット1を取付位置まで回転させる。以上の手順で電池ユニット6の交換作業が完了する。
ここで、第2受け金具35に引掛部354がない場合、引掛ばね17の弾性力(ばね力)により、器具本体3に対して、光源ユニット1を開位置で仮保持させることができない。そして、光源ユニット1を開位置で仮保持することができなければ、照明器具9の取付作業や電池ユニット6の交換作業などの作業性が著しく低下する虞がある。
これに対して本実施形態の照明器具9は、第2受け金具35に引掛部354が設けられており、引掛ばね17の第1腕部171の先端部分を引掛部354に引っ掛けることにより、器具本体3に対して、光源ユニット1を開位置で仮保持させることができる。その結果、本実施形態の照明器具9は、引掛部354のない場合(光源ユニット1を開位置で仮保持できない場合)と比較して、照明器具9の取付作業や電池ユニット6の交換作業などの作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の照明器具9において、引掛部354は、第1腕部171の先端部分を着脱可能に引っ掛けるように構成されている。引掛ばね17は、第1腕部171の先端部分が引掛部354に引っ掛けられているとき、開位置(又は開位置の近傍の位置)で光源ユニット1(取付部材11)を仮保持するように構成されている。本実施形態の照明器具9は、引掛ばね17の先端部分を引掛部354に引っ掛けるだけの簡単な作業で光源ユニット1を開位置に仮保持することができる。
さらに、支持部352は、第1腕部171が抜き差し可能に挿通される挿通孔3520を有している。挿通孔3520に挿通された第1腕部171が挿通孔3520の縁に引っ掛かるように構成されている。本実施形態の照明器具9は、第1腕部171を挿通孔3520の縁に引っ掛け、引掛ばね17の弾性力(ばね力)によって光源ユニット1を器具本体3に取り付けることができる。
また、本実施形態の照明器具9は、支持部352と引掛部354を同一の板材に一体に形成しているので、部品点数を増やさずに引掛部354を設けることができる。
上述のように本実施形態の照明器具9は、器具本体3と、器具本体3に着脱可能に取り付けられる光源ユニット1とを備えている。光源ユニット1は、固体光源(発光ダイオード<LED101>)と、LED101を支持し器具本体3に取り付けられる取付部材11とを有している。また、光源ユニット1は、取付部材11を器具本体3に対して回転可能に支持する支持部材(引掛金具16)と、取付部材11に設けられているばね部材(引掛ばね17)とを有している。取付部材11は、器具本体3に取り付けられる取付位置と、器具本体3から離れた開位置との間で回転可能に引掛金具16に支持されている。引掛ばね17は、取付部材11に支持された基部170と、基部170から突出する腕部(第1腕部171)とを有している。引掛ばね17は、取付部材11が取付位置から離れるにつれて第1腕部171の変位量を多くするように構成されている。器具本体3は、第1腕部171の先端部分を取り外し可能に支持する支持部352と、第1腕部171の先端部分が着脱可能に引っ掛けられる引掛部354とを有している。
本実施形態の照明器具9が上述のように構成されれば、引掛ばね17の第1腕部171の先端部分を引掛部354に引っ掛けることにより、器具本体3に対して、光源ユニット1を開位置で仮保持させることができる。
また、本実施形態の照明器具9において、第1腕部171の先端部分が鉤形に形成されていることが好ましい。引掛部354は、第1腕部171の先端部分を着脱可能に引っ掛けるように構成されていることが好ましい。引掛ばね17は、第1腕部171の先端部分が引掛部354に引っ掛けられているとき、開位置又は開位置の近傍の位置で取付部材11を仮保持するように構成されていることが好ましい。
本実施形態の照明器具9が上述のように構成されれば、引掛ばね17の先端部分を引掛部354に引っ掛けるだけの簡単な作業で光源ユニット1を開位置に仮保持することができる。
さらに、本実施形態の照明器具9において、支持部352は、第1腕部171が抜き差し可能に挿通される挿通孔3520を有することが好ましい。支持部352は、挿通孔3520に挿通された第1腕部171が挿通孔3520の縁に引っ掛かるように構成されていることが好ましい。
本実施形態の照明器具9が上述のように構成されれば、第1腕部171を挿通孔3520の縁に引っ掛け、引掛ばね17の弾性力(ばね力)によって光源ユニット1を器具本体3に取り付けることができる。
またさらに、本実施形態の照明器具9において、支持部352と引掛部354が同一の板材に一体に形成されていることが好ましい。
本実施形態の照明器具9が上述のように構成されれば、部品点数を増やさずに引掛部354を設けることができる。
9 照明器具
1 光源ユニット
3 器具本体
11 取付部材
16 引掛金具(支持部材)
17 引掛ばね(ばね部材)
101 LED(固体光源)
170 基部
171 第1腕部(腕部)
352 支持部
354 引掛部
3520 挿通孔

Claims (4)

  1. 器具本体と、前記器具本体に着脱可能に取り付けられる光源ユニットとを備え、
    前記器具本体は、前面が開口した長尺の箱状に形成され、前記開口した前記前面を正面に向けるようにして壁面に取り付けられ、
    前記光源ユニットは、固体光源と、前記固体光源を支持し前記器具本体に取り付けられる取付部材と、前記取付部材を前記器具本体の前記前面に対して前記前面の上端を支点にして回転可能に支持する支持部材と、前記取付部材に設けられているばね部材とを有し、
    前記取付部材は、前記器具本体に取り付けられる取付位置と、前記器具本体から離れた開位置との間で回転可能に前記支持部材に支持されており、
    前記ばね部材は、前記取付部材に支持された基部と、前記基部から突出する腕部とを有し、前記取付部材が前記取付位置から離れるにつれて前記腕部の変位量を多くするように構成され、
    前記器具本体は、前記腕部の先端部分を取り外し可能に支持する支持部と、前記腕部の前記先端部分が着脱可能に引っ掛けられる引掛部とを有していることを特徴とする照明器具。
  2. 前記腕部の前記先端部分が鉤形に形成されており、
    前記引掛部は、前記先端部分を着脱可能に引っ掛けるように構成されており、
    前記ばね部材は、前記腕部の前記先端部分が前記引掛部に引っ掛けられているとき、前記開位置又は前記開位置の近傍の位置で前記取付部材を仮保持するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記支持部は、前記腕部が抜き差し可能に挿通される挿通孔を有し、前記挿通孔に挿通された前記腕部が前記挿通孔の縁に引っ掛かるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記支持部と前記引掛部が同一の板材に一体に形成されていることを特徴とする請求項3記載の照明器具。
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