JP3223977U - 孤輪車 - Google Patents

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丈巳 廣瀬
丈巳 廣瀬
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株式会社タケミ・コーポレーション
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Abstract

【課題】本考案は、砂地や泥寧地などの作業現場における車輪の沈み込みを軽減することができる新規な孤輪車を提供する。【解決手段】一輪の車輪2と、前記車輪2の車軸21を両軸受け部にて支持する軸受け部3と、前記軸受け部3に連結されたフレーム4と、前記フレーム4の後部に設けられたハンドル部5と、前記フレーム4上に配された荷台6と、を具備してなる孤輪車1における前記車輪2をバルーンタイヤとする。【選択図】図1

Description

本考案は、車輪が一つの手押し式の運搬台車である孤輪車に関する。
「猫車」や「一輪運搬車」或いは単に「一輪車」と称される「孤輪車」は、一つの車輪を有する手押し式の運搬台車である。
この孤輪車は、車輪を中心にしてその場で方向転換できたり、不陸のある作業現場においても荷台の水平を保つことができたりするなど、二以上の複数の車輪を有する荷車より取り回しの自由度が高い。そのため、現在、孤輪車は多くの作業現場で利用されており、又、新たな機能が付加された孤輪車も開発されている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
実用新案登録第3216614号公報 特開2001−138925号公報
ところで、この種の孤輪車は砂地や泥濘地の作業現場において車輪の沈み込みが生じ、運搬作業が困難となる。そのため、このような作業現場においては、板材を敷いて前記孤輪車を移動させるための足場を設けていた。そして、前記孤輪車には、狭い足場を通すことができるように、比較的細い幅寸法の車輪が備えられていた。
しかしながら、作業開始時おける足場の敷設及び作業終了時における足場の撤去は煩雑な作業であり、又、足場に沿ってしか孤輪車を移動させることができない作業状況は、孤輪車が本来的に有する取り回しの自由度の高さを損なうことになる。
本考案は前記技術的課題に鑑みて開発されたものであり、砂地や泥寧地などの作業現場における車輪の沈み込みを軽減することができる新規な孤輪車を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するための本考案の孤輪車は、一輪の車輪と、前記車輪の車軸を両軸受け部にて支持する軸受け部と、前記軸受け部に連結されたフレームと、前記フレームの後部に設けられたハンドル部と、前記フレームの上部に配された荷台と、を具備してなる孤輪車であって、前記車輪がバルーンタイヤとなされたことを特徴とする(以下、「本考案孤輪車」と称する。)。
前記本考案孤輪車においては、前記車輪の幅寸法が100〜300mmとなされたものが好ましい態様となる。
前記本考案孤輪車においては、前記車輪の空気圧が、指定空気圧の上限値±10%となされたものが好ましい態様となる。
前記本考案孤輪車においては、前記車輪の外径寸法が、300〜400mmとなされたものが好ましい態様となる。
本考案孤輪車によれば、砂地や泥地などの作業現場における車輪の沈み込みを軽減することができる。
図1は、本考案孤輪車の一実施形態を示す斜視図である。 図2(a)〜(d)は、従来の孤輪車から本考案孤輪車を作成する様子を段階的に示す斜視図である。 図3は、前記本考案孤輪車の砂地における移動の様子を示す正面図である。
以下、本考案孤輪車1の実施形態を説明するが、本考案はこれらの実施形態に限定されるものではない。
<本考案孤輪車(1)>
図1に、本考案孤輪車1の一実施形態を示す。前記本考案孤輪車1は、一輪の「車輪(2)」と、「軸受け部(3)」と、「フレーム(4)」と、「ハンドル部(5)」と、「荷台(6)」と、を具備する。
‐車輪2‐
本考案において、前記車輪2はバルーンタイヤとなされる。ここで「バルーンタイヤ」とは、比較的幅寸法が太く、空気圧が低い低圧タイヤを意味する。本実施形態においては、前記車輪2として、外形寸法(Y)350mm、幅寸法(X)180mmの市販のバルーンタイヤ(商品名:MAX WHEEL PAYLOAD(55KG/121LBS))を用いた。なお、本実施形態においては、前記車輪2の空気圧につき、前記バルーンタイヤの指定空気圧の上限値である0.2kg/cmとした。
‐軸受け部3‐
前記軸受け部3は、前記車輪2の車軸21を両軸受け部にて支持する役割を担う。図2(a)に示すように、従来市販されている孤輪車100は、その構造上、運搬作業時にすべての荷重が車輪20の車軸21に掛かるため、剛性を確保すべく、軸受け部3が車軸21の両軸を受ける構造となされる。その一方で、本考案において前記車輪2として利用するバルーンタイヤは、従来市販されていた孤輪車100において車輪20として用いられていたタイヤ(チューブ式タイヤ、或いはノーパンクタイヤ)と比較して幅寸法が大きいため、市販の孤輪車100にそのまま取り付けることはできない。本実施形態においては、図2(b)〜(c)に示すように、市販の孤輪車100に設けられていた一対の軸受け部3(3L、3R)をフレーム4からいったん切断し、前記フレーム4に対して溶接固定することによって、取り付け位置が前記車輪2の幅寸法(X)に応じた間隔となされた軸受け部3(3L、3R)を再構築している。なお、本実施形態においては、両軸受け部3(3L、3R)を架橋するようにして、両軸受け部3(3L、3R)の間隔を保持するためのガード31を設けている。
‐フレーム4
前記フレーム4は、前記軸受け部3に連結される。前記フレーム4は、本考案孤輪車1の骨組みをなすものである。本実施形態において、前記フレーム4は、鋼管を屈曲して成形されている。
‐ハンドル部5‐
前記ハンドル部5は、前記フレーム4の後部に設けられる。前記ハンドル部5は、本考案孤輪車1の操舵となる取手である。本実施形態において、前記ハンドル部5は、鋼管を屈曲して前記フレーム4を成形する際に、前記フレーム4と一体的に形成されている。
‐荷台6‐
前記荷台6は、前記フレーム4の上部に配される。前記荷台6は、本考案孤輪車1における資材等の荷物を積載するための受け皿である。本実施形態において、前記荷台6は鋼板プレスによって成形されており、図示しない蝶ネジを介して、前記フレーム4に対して取り外し可能に固定されている。
前記構成を有する本考案孤輪車1は前記車輪2がバルーンタイヤとなされているため、図3に示すように、砂地(又は泥寧地)においても前記車輪2の沈み込みが軽減される。これは、前記バルーンタイヤが低圧タイヤであり、本考案孤輪車1の自重や前記荷台6に積載された荷物の重さによって偏平し、前記車輪2の幅寸法(X)より大きい接地幅が生じ、もって、前記車輪2の沈み込みが抑制されるからと予想される。これより、本考案孤輪車によれば、作業現場に砂地や泥寧地があっても、板材による足場を敷設する必要がなくなる。
ところで、本実施形態においては、前記車輪2として、外形寸法(Y)350mm、幅寸法(X)180mmのバルーンタイヤを用いているが、前記車輪2の外径寸法(Y)及び幅寸法(X)は、特に限定されない。前記車輪2の外径寸法(Y)については、300〜400mm(より好ましくは、350±30mm)が好ましい。一方、前記車輪2の幅寸法(X)については、100〜300mm(より好ましくは、200±50mm)が好ましい。
又、本実施形態においては、前記車輪2の空気圧につき、指定空気圧の上限値としているが、前記車輪2の空気圧についても特に限定されない。但し、前記車輪2の空気圧を指定空気圧の上限値付近とすれば、前記車輪2の偏平が過剰になりすぎず、作業現場における砂地や泥寧地以外の移動も円滑となる。前記車輪2の空気圧については、指定空気圧の上限値±10%(より好ましくは±5%)とすることが好ましい。
なお、本考案は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本考案の範囲内のものである。
本考案は、砂地や泥寧地における移動が円滑な孤輪車として好適に用いられる。
1 本考案孤輪車(孤輪車)
2 車輪
21 車軸
3 軸受け部
4 フレーム
5 ハンドル部
6 荷台

Claims (4)

  1. 一輪の車輪と、前記車輪の車軸を両軸受け部にて支持する軸受け部と、前記軸受け部に連結されたフレームと、前記フレームの後部に設けられたハンドル部と、前記フレームの上部に配された荷台と、
    を具備してなる孤輪車であって、
    前記車輪がバルーンタイヤとなされたことを特徴とする孤輪車。
  2. 請求項1に記載の孤輪車において、
    前記車輪の幅寸法が、100〜300mmとなされた孤輪車。
  3. 請求項1又は2に記載の孤輪車において、
    前記車輪の空気圧が、指定空気圧の上限値±10%となされた孤輪車。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の孤輪車において、
    前記車輪の外径寸法が、300〜400mmとなされた孤輪車。

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