JP3223974B2 - 排水管洗浄方法及び装置 - Google Patents
排水管洗浄方法及び装置Info
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Description
ル等に配設された排水管等の配管設備を洗浄する排水管
洗浄方法及び装置の改良に関する。
ース先端に配設されたヘッド部は、高圧水を進行方向対
し斜め後方に放射状に憤出するための噴射孔が円周方向
に沿って所定のピッチで複数個穿設されたノズルと、該
ノズルの先端に連設された自在ガイドとから構成されて
いる。
5一20380号公報、実公昭49−37403号公報
に示されるように、回転ドラム内に収納され、この回転
ドラムを回転することによって高圧ホースに対し回転を
与えるようにしている。
たノズルには、日本国特開昭54−110658号公報
に示されるように、該ノズルから噴射される高圧水によ
る推進力及び回転ドラムからの高圧ホースの引き出し動
作によって排水管内を回転しつつ進行し、これにより管
内周面の洗浄を行っている。
浄対象の排水管としては大きく別けて縦管と横管がある
が、上述した従来の排水管洗浄装置によると、縦管内で
高圧ホースを回転させ、これにより該高圧ホース先端に
連結したノズルを回転させると、ノズルは縦管の内周面
に沿って旋回する。
しづつ引き出して縦管内に送り込むと、ノズルは縦管内
周面に沿って螺旋状に旋回しつつ前進し、縦管の内周面
に付着した固形物をノズルから噴射された高圧水により
粉砕除去する。
高圧ホ一スを回転させても、ノズルには管底へ向けて自
重が作用するので管内周面に沿って旋回することはな
い。
圧ホースを回転させ、かつ回転ドラムから高圧ホースを
少しづつ引き出して管内に送り込んでも、ノズルは横管
の管底に沿って単に直線的に進行するだけで、横管内周
面に沿って螺旋状に旋回することはなく、横管内周面の
うち特に横管上部の洗浄力が劣る難点がある。
水の噴射圧力は管壁から遠くなるほど低下するため、管
底から遠い位置にある横管上部に付着している固形物を
高圧水により粉砕することは難しく、これを粉砕するた
めには、より高圧、より大水量を供給する設備が必要と
され、この点においても従来のものは効率良く管内部を
均一に洗浄することができなかった。
管内周面に沿ってノズルを旋回させることができる排水
管洗浄方法及び装置を提供することを目的とする。
ため、この発明では、高圧ホースの先端にノズルを設
け、該ノズルの先端に自在ガイドを連結し、前記ノズル
に穿設された複数の噴射孔から高圧水を斜め後方に噴射
させ、該噴射力によってノズルに推進力を発生させ、前
記高圧ホースを回転させつつ該高圧ホースを排水管内に
送り出し、前記ノズルから噴射する高圧水によって管内
を洗浄する排水管洗浄方法において、前記高圧ホースの
回転と引き出しに伴って、前記複数の噴射孔のうち、特
定の噴射孔のみが常時管内周面と対向するように、管の
内周面に沿って前記ノズルを螺旋状に旋回させるように
している。
浄方法及び装置を詳述する。
及び装置に適用されるノズル1を示す高圧ホース先端部
の要部破断面図である。
若干可撓性を有する剛体管、例えばステンレスホースか
らなる高圧ホース2の先端に圧着ソケット4を介し直接
連結している。またこのノズル1の先端には周知の自在
ガイド6が連設されている。なお、この自在ガイド6の
詳細については本願出願人が先に提出した特開昭62−
163789号を参照されたい。
ス2を圧着ソケット4を介し直接連結すると、高圧ホー
ス2の連結端2aとノズル1の先端面1aとの間の長さ
Lを短く設定することができるので、後述する管の曲り
部での高圧ホース2の湾曲性を著しく向上させることが
できる。
に、ノズル1の後方周面には、水あるいは温水からなる
高圧水を噴射する4個の噴射孔10、11、12、13
が穿設され、これらの噴射孔10、11、12、13は
図1に示すように、ノズル1の軸穴1b及びホースジョ
イント3を介して前記ホース2の内部と連通している。
なお、実施例ではこのような噴射孔10、11、12、
13のうち、図2で示すように下方に位置する噴射孔1
0の径の大きさを、他の同一径の噴射孔11、12、1
3の径よりも大きく設定し、これにより噴射孔10から
は大流量の高圧水が噴射されるようにしている。
ち、噴射孔12はノズル1の中心Oを中心として噴射孔
10と対称な位置に形成され、また噴射孔11、13は
Oを中心として円周方向に沿って互いに反対方向へ所定
角度傾斜し、かつ噴射孔12と中心Oを結ぶ線分に対し
て左右対称な位置に形成されている。
2、13の断面積の総和は従来のノズルに形成された複
数の噴射孔の断面積の総和と同一に設定されている。
る上述した各噴射孔10、11、12、13の傾斜角度
は、図1に示すように、噴射孔10がα度に設定され、
また他の噴射孔11、12、13がそれぞれβ度(β>
α)に設定されている。
を他の噴射孔11、12、13の傾斜角β度よりも小さ
く設定する理由は、図3に示すように、横排水管5内に
おいて、各噴射孔10、11、12、13から斜め後方
に噴射される各高圧水の噴射圧力F1、F2、F3、F
4(F1>F2=F3=F4)のうち、横排水管5の内
周面5aへ向け作用する噴射圧力F1の分力F1´を比
較的小さく設定し、またF2、F3、F4による管内周
面5aへ向け作用する噴射圧力F2、F3、F4の各分
力F2´、F3´、F4´を比較的大きく設定し、噴射
孔10のみを管内周面5aへ押し付けるためである。
を小さく設定して、F1´を比較的小さく設定すると、
管の内周面に直接作用する力が低減し、洗浄の際に管を
痛める虞が可及的に低減する。
1の各噴射孔10、11、12、13からそれぞれ高圧
水が噴射されると、図3のBB断面で示す図4のように
横排水管5の内周面5aにはそれぞれ分力F1´、F2
´、F3´、F4´が作用する。
5aからF1´、F2´、F3´、F4´に対応する反
作用が作用するが、その反作用がノズル1が横排水管5
の管底5bにある場合に、F1´<F2´´+F3´+
F4´´+mg…(1)の条件を満たし、かつ、図4と
同一部分を同一符号で示す図5のように、ノズル1が管
上5cにある場合は、F1´<F2´´+F3´+F4
´´−mg…(2)の条件を満たすようにそれぞれF1
´、F2´´、F3´、F4´´、mgを設定する、な
お、ここで、mgはノズル1に作用する自重、F2´´
はF2´の垂直方向へ向け作用する分力であり、またF
4´´はF4´の垂直方向へ向け作用する分力である。
水平方向へ向け作用する分力であり、またF4´´´は
F4´の水平方向へ向け作用する分力であり、この各水
平方向へ向け作用する各分力によって横管5内における
ノズル1の自転が阻止されている。
ように、F1´、F2´´、F3´、F4´´、mgを
設定すると(即ち、複数の噴射孔の形成位置および各噴
射孔から噴射される高圧水の噴射水量を調整すると)、
図4で示すように、ノズル1が横管5の管底5bにある
場合は、(1)式の設定条件に基づき、ノズル1はその
噴射孔10のみを管底5bに押し付けた姿勢を維持す
る。
の管上5cにある場合は、(2)式の設定条件に基づ
き、ノズル1はその噴射孔10のみを管上5cに押し付
けた姿勢を維持する。
で示すノズル1の姿勢では、径の一番大きい噴射孔10
から噴出される高圧水は、その流量が一番大きく、しか
もこの噴射孔10が横管5の管底5bに最も接近するか
ら、この噴射孔10から噴出される高圧水により横管5
の管底5bに付着した固形物が効率良く洗浄されること
となる。
の洗浄効率が一層向上する。
の一番大きい噴射孔10から噴出される高圧水は、その
流量が一番大きく、しかもこの噴射孔10が横管5の管
上5cに最も接近するから、この噴射孔10から噴出さ
れる高圧水により横管5の管上5cに付着した固形物も
効率良く洗浄されることとなる。
水管の洗浄作用を説明し、併せて構成をより詳細に説明
する。
作用を示す配管設備の要部断面図である。
ス2は、端末機20を介して図示せぬ高圧ポンプの排出
口に連結している。
れる高圧水の開閉を行うハルブの制御、ドラムに巻回し
た高圧ホース2の繰り出し、高圧ホース2のドラムヘの
巻き取り、及び高圧ホース2の回転を行う。なおこの端
末機20の詳細は日本国実公昭56−36856号公報
に開示されている。
加圧した高圧水を、高圧ホース2の先端に取り付けたノ
ズル1の各噴射穴10、11、12、13(図2)から
噴射させることにより行う。
る高圧水により管内付着物aを粉砕剥離すると同時に、
ノズル1は噴射される高圧水により得られる推進力と、
手操作又は自動による高圧ホース2のくり出し操作によ
って管内を前進する。
図4で示すノズル1の初期位置から、高圧ホース2を端
末機20によって一方向へ回転させると、それに連動し
て当該ノズル1は矢印のごとく軸穴1bを中心に時計方
向へ回転する。
11、12、13から噴射される高圧水(F1、F2、
F3、F4)の噴射方向は図7で示すように変化し、こ
れによりノズル1には、噴射孔10のみを管内周面5a
に押し付けた姿勢を維持したまま矢印G方向への旋回力
が発生する。
を管内周面5aに押し付けた姿勢を維持したまま矢印G
方向への旋回力が発生すると、当該ノズル1は図8に示
すように、噴射孔10が常時管内周面5aと対向する姿
勢を維持しつつ横管5内を旋回し、ついには図5で示す
ように、ノズル1は噴射孔10を横管5の管上5cと対
向させた位置に到達する。
の噴射孔10を横管5の管上5c対向させた位置に到達
した時点で、図6に示す高圧ホース2の回転を停止すれ
ば、ノズル10は、その噴射孔10を横管5の管上5c
対向させた姿勢を維持したまま旋回を停止する。
噴射孔10を横管5の管上5c対向させた姿勢を維持し
たまま旋回を停止し、その後、手操作又は自動により高
圧ホース2をくり出し操作すれば、ノズル10の噴射孔
10は横管5の管上5cのみに対向したまま長手方向に
沿って進行するから、これにより横管5の管上5cに付
着した管内付着物a(図6)のみを、噴射孔10から噴
射される流量が一番大きい高圧水により粉砕剥離すこと
もできることとなる。
高圧ホース2を端末機20(図6)によって回転させる
ことにより、当該ノズル1をさらに矢印のごとく軸穴1
bを中心に時計方向へ回転させると、その回転の際に各
噴射孔10、11、12、13から噴射される高圧水
(F1、F2、F3、F4)の噴射方向が図9で示すよ
うに再び変化し、これによりノズル1には、噴射孔10
のみを管内周面5aに押し付けた姿勢を維持したまま矢
印G方向への旋回を開始する。
を管内周面5aに押し付けた姿勢を維持したまま矢印G
方向への旋回を開始すると、当該ノズル1は図10に示
すように、噴射孔10が常時管内周面5aと対向する姿
勢を維持しつつ横管5内を旋回し、ついには図4で示す
ように、ノズル1は噴射孔10を横管5の菅底5bと対
向させた初期位置に復帰する。
では、図11で示す要部拡大図で示すように、高圧ホー
ス2を端末機20によって回転させ、かつくり出し操作
をすることにより、当該ノズル1は噴射量が最も多い、
噴射孔10を管内周面5aに対向させた姿勢を維持しつ
つ矢印G方向へ螺旋状に旋回し、これにより横管5の内
周面5aに付着した管内付着物を、噴射される流量が一
番大きい高圧水により効率よく粉砕剥離すこととなる。
高圧ホース2を一定の速度で回転し、且つ高圧ホース2
をくり出すことでノズル1は管内周面を螺旋状に旋回す
る。
縦主管22の内周面22aに対向させた姿勢を維持しつ
つ螺旋状に旋回するので、縦管内においても、ノズル1
は効率よく管内付着物aを粉砕剥離すこととなる。
圧ホース2とを圧着ソケット4を介し直接連結し、これ
により高圧ホース2の連結端2aとノズル1の先端面1
aとの長さLを短く設定したので、図12で示すよう
に、排水管21の曲り部23では、ノズル1近傍の高圧
ホース2の湾曲性、すなわち湾曲する際の曲率半径をよ
り一層小さく設定することができ、これによりノズル1
が小径の排水管の曲り部23をスムーズに通過して、こ
のような小径の排水管の曲り部23を効率よく洗浄する
こともできる。
噴射孔10を排水管のの内周面に常時対向させる姿勢を
維持させることができるため、例えば図13で示すよう
に、ノズル1の噴射孔10と対応する部分の高圧ホース
2周面に、その長手方向に沿って噴射孔10の位置を示
す基準ライン30を形成し、これにより高圧ホース20
回転させている間に噴射孔10の位置が、管内周面のど
の位置にあるかを確実に知ることができる。
に洗浄する場合は、基準ライン30により噴射孔10の
位置が管上に至った回転位置で、高圧ホース2の回転を
停止させ、そこから高圧ホース2をくくり出せば排水管
の管上のみを入念に洗浄することができることとなる。
噴射する4個の噴射孔10、11、12、13が穿設す
る場合について詳述したが、全体として前述の(1)、
(2)式が満足すればよく、その噴射孔の数、形成位
置、あるいは径の大きさ等は実施例に限定されるもので
はなく、各種の変形が考えられる。
10、11、12、13から噴射される噴射媒体として
水または温水等の流体を使用する場合について詳述した
が、この発明は上記実施例に限定されることなく、噴射
媒体としては流体と気体の混合体を使用しても良い。
混合体を使用すると、噴射媒体が排水管に衝突すると、
混合された気体が弾けてその洗浄力を一層向上させるこ
とができる。
は各種のものを使用することができるが、例えば流体と
して水または温水を使用し、また気体としては空気を使
用することができる。
洗浄方法及び装置では、ノズルに形成された複数の噴射
孔のうち、特定の噴射孔が常時管内周面と対向するよう
に、ノズルを管の内周面に沿って螺旋状に旋回させるよ
うにしたから、ノズルの旋回により管壁周囲のすべての
部分に固着した付着物をノズルから噴射される高圧水で
粉砕することができ、これにより横管、縦管にかかわり
なく、各種タイプの管内を効率良く完全に洗浄すること
ができる。
断面図。
部破断面図。
要部破断面図。
の作用を示す要部破断面図。
ンを示す高圧ホースの平面図。
Claims (20)
- 【請求項1】高圧ホースの先端にノズルを設け、該ノズ
ルの先端に自在ガイドを連結し、前記ノズルに穿設され
た複数の噴射孔から高圧水を斜め後方に噴射させ、該噴
射力によってノズルに推進力を発生させ、前記高圧ホー
スを回転させつつ該高圧ホースを排水管内に送り出し、
前記ノズルから噴射する高圧水によって管内を洗浄する
排水管洗浄方法において、 前記高圧ホースの回転と引き出しに伴って、前記複数の
噴射孔のうち、特定の噴射孔のみが常時管内周面と対向
するように、前記ノズルを螺旋状に旋回させるようにし
たことを特徴とする排水管洗浄方法。 - 【請求項2】前記特定の噴射孔の径は他の噴射孔の径よ
りも大きく設定されていることを特徴とする請求項(1)
記載の排水管洗浄方法。 - 【請求項3】前記ノズルと前記高圧ホースは圧着ソケッ
トを介して直接連結されていることを特徴とする請求項
(1)記載の排水管洗浄方法。 - 【請求項4】前記高圧ホースの表面には、その長手方向
に沿って前記特定の噴射孔の位置を示す基準ラインが形
成されていることを特徴とする請求項(1)記載の排水管
洗浄方法。 - 【請求項5】前記高圧水は温水であることを特徴とする
請求項(1)記載の排水管洗浄方法。 - 【請求項6】高圧ホースの先端にノズルを設け、該ノズ
ルの先端に自在ガイドを連結し、前記ノズルに穿設され
た複数の噴射孔から高圧水を斜め後方に噴射させ、該噴
射力によってノズルに推進力を発生させ、前記高圧ホー
スを回転させつつ該高圧ホースを排水管内に送り出し、
前記ノズルから噴射する高圧水によって管内を洗浄する
排水管洗浄装置において、 前記複数の噴射孔の形成位置および各噴射孔から噴射さ
れる高圧水の噴射水量を調整することにより、前記複数
の噴射孔のうち、特定の噴射孔のみが常時管内周面と対
向するように設定し、前記高圧ホースの回転と引き出し
に伴って前記ノズルを管の内周面に沿って螺旋状に旋回
させるようにしたことを特徴とする排水管洗浄装置。 - 【請求項7】前記特定の噴射孔の径は他の噴射孔の径よ
りも大きく設定されていることを特徴とする請求項(6)
記載の排水管洗浄装置。 - 【請求項8】前記ノズルと前記高圧ホースは圧着ソケッ
トを介して直接連結されていることを特徴とする請求項
(6)記載の排水管洗浄装置。 - 【請求項9】前記高圧ホースの表面には、その長手方向
に沿って前記特定の噴射孔の位置を示す基準ラインが形
成されていることを特徴とする請求項(6)記載の排水管
洗浄装置。 - 【請求項10】前記高圧水は温水であることを特徴とす
る請求項(6)記載の排水管洗浄装置。 - 【請求項11】高圧ホースの先端にノズルを設け、該ノ
ズルの先端に自在ガイドを連結し、前記ノズルに穿設さ
れた複数の噴射孔から噴射媒体を斜め後方に噴射させ、
該噴射力によってノズルに推進力を発生させ、前記高圧
ホースを回転させつつ該高圧ホースを排水管内に送り出
し、前記ノズルから噴射する噴射媒体によって管内を洗
浄する排水管洗浄方法において、 前記噴射媒体を流体と気体との混合体により構成すると
ともに、前記高圧ホースの回転と引き出しに伴って、前
記複数の噴射孔のうち、特定の噴射孔のみが常時管内周
面と対向するように、前記ノズルを螺旋状に旋回させる
ようにしたことを特徴とする排水管洗浄方法。 - 【請求項12】前記流体は水または温水であり、前記気
体は空気であることを特徴とする請求項(11 )記載の排
水管洗浄方法。 - 【請求項13】前記特定の噴射孔の径は他の噴射孔の径
よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項(1
1 )記載の排水管洗浄方法。 - 【請求項14】前記ノズルと前記高圧ホースは圧着ソケ
ットを介して直接連結されていることを特徴とする請求
項(11 )記載の排水管洗浄方法。 - 【請求項15】前記高圧ホースの表面には、その長手方
向に沿って前記特定の噴射孔の位置を示す基準ラインが
形成されていることを特徴とする請求項(11 )記載の排
水管洗浄方法。 - 【請求項16】高圧ホースの先端にノズルを設け、該ノ
ズルの先端に自在ガイドを連結し、前記ノズルに穿設さ
れた複数の噴射孔から噴射媒体を斜め後方に噴射させ、
該噴射力によってノズルに推進力を発生させ、前記高圧
ホースを回転させつつ該高圧ホースを排水管内に送り出
し、前記ノズルから噴射する噴射媒体によって管内を洗
浄する排水管洗浄装置において、 前記噴射媒体を流体と気体との混合体により構成すると
ともに、前記複数の噴射孔の形成位置および各噴射孔か
ら噴射される噴射媒体の噴射量を調整することにより、
前記複数の噴射孔のうち、特定の噴射孔のみが常時管内
周面と対向するように設定し、前記高圧ホースの回転と
引き出しに伴って前記ノズルを管の内周面に沿って螺旋
状に旋回させるようにしたことを特徴とする排水管洗浄
装置。 - 【請求項17】前記流体は水または温水であり、前記気
体は空気であることを特徴とする請求項(16 )記載の排
水管洗浄装置。 - 【請求項18】前記特定の噴射孔の径は他の噴射孔の径
よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項(1
6 )記載の排水管洗浄装置。 - 【請求項19】前記ノズルと前記高圧ホースは圧着ソケ
ットを介して直接連結されていることを特徴とする請求
項(16 )記載の排水管洗浄装置。 - 【請求項20】前記高圧ホースの表面には、その長手方
向に沿って前記特定の噴射孔の位置を示す基準ラインが
形成されていることを特徴とする請求項(16 )記載の排
水管洗浄装置。
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