JP3223855B2 - 導波路型半導体受光素子およびその製造方法 - Google Patents

導波路型半導体受光素子およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導波路型半導体受光
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信用半導体受光素子として、導波路
型半導体受光素子の研究開発が進められている。従来の
面入射型素子では光吸収層に対して垂直な方向から信号
光を入射するのに対し、導波路型半導体受光素子では水
平な方向から入射する。したがって、導波路型半導体受
光素子では、光吸収層を薄く設計した場合でも導波路長
を十分長くとれば高い光電変換効率が得られる。すなわ
ち、従来の面入射型では素子応答特性の高速化(キャリ
ア走行時間短縮)と光電変換効率がトレードオフの関係
であったのに対し、導波路型半導体受光素子では両者の
両立が可能となる。
【0003】このような高速性と高い光電変換効率の両
立という特徴に着目して作製された導波路型半導体受光
素子としては、例えば「1994年6月、第5回オプト
エレクトロニクス・コンフアレンス、テクニカルダイジ
ェスト、66〜67頁(Fifth Optoelec
tronics Cnference(0EC‘94)
technical Digest,July 199
4)」にその一例が報告されている。この素子は、図1
2に示すように、半絶縁性InP基板101上にn+
InPクラッド層102、n+−InGaAsP中間屈
折率層(コア層とクラッド層の中間の屈折率を有する
層。層厚0.8μm)103、n−InGaAs光吸収
層104(層厚住0.2μm)、p+−InGaAsP
中間屈折率層105(層厚0.8μm)、p+−InP
クラッド層106からなる導波路メサを形成し、これを
ポリイミド107で埋め込んだ構造となっている。結晶
成長時の不純物ドーピングによりpn接合を形成してお
り、pn接合の形態としてはいわゆるグロウンジャンク
ション(Grown junction)型に属する。
【0004】また、導波路型半導体受光素子は、モジュ
ール化の際の組立性に優れるという特徴も併せ持つ。た
とえば石英系導波路部品と単体の半導体レーザー、受光
素子等を組み合わせていわゆるハイブリッド型光送受信
モジュールを構成する場合、受光素子として面入射型素
子を用いると、光の入射方向が素子の表面に対して垂直
であるため、電気の配線、あるいは入射信号光の光路の
いずれかを90度折り曲けることが必要で、組立性とい
う観点からは問題があった。これに対し、導波路型半導
体受光素子を用いれば入射信号光を素子の端面から、す
なわち素子表面に対し平行な方向から入射できるためこ
の折り曲げが不要となる。通常、半導体レーザーも素子
の端面から光を出射する形態であることから、半導体レ
ーザーと導波路型半導体受光素子とで組立工程を共通化
できるという事もあり、モジュールの組立性の向上、コ
ストの低減が期待できる。
【0005】このようにモジュール組立性に優れるとい
う特徴に着目して作製された導波路型半導体受光素子と
しては、例えば「1996年3月、電子情報通信学会総
合大会論文集、講演番号C−361」にその一例が報告
されている。この素子は図13に示したように、導波路
メサの中央部に不純物の選択熱拡散によりp+領域11
3が形成された、プレーナ型の素子となつている。移導
波構造としては、InP基板109上にn−InGaA
sP下部中間屈折率層110(1.2μm組成)、14
μm組成のn-InGaAsP光吸収層(コア層)11
1、InGaAsP上部中間屈折率層(1.2μm組
成)112を順次積層した構造を有する。この素子は波
長1.3μm帯の信号光の受信に用いる。下部、上部の
中間屈折率層110、112の挿入の目的は、入射光ス
ポットの位置ずれに対して高い結合トレランスを得て、
かつ素子の動作電圧は低く保つことにある。すなわち導
波路型半導体受光素子においては、光吸収層厚を厚く設
計すればそれだけ高い結合トレランスが得られるもの
の、この時光吸収層を空乏化させるための電圧、つまり
素子の動作電圧が上昇するという問題が生じる。そこ
で、中間屈折率層の挿入により、光吸収層厚は薄く保っ
たまま等価的なコア層厚を増大させることでこのトレー
ドオフの問題を回避している。なお、このとき中間屈折
率層は高不純物濃度としているので、その挿入により動
作電圧が上昇することはない。
【0006】図12、図13の素子では、ウェハをへき
開することにより入射端面を形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の導波路型半導体
受光素子の問題点は、低暗電流、高信頼な素子を作製す
ることが困難な点である。その理由は、まず、図12、
図13のいずれの従来例においても、へき開により入射
端面を形成しているからである。
【0008】本発明の目的は、暗電流が低く高信頼で、
かつ高感度な導波路型半導体受光素子を高歩留まりで提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、導波路型半導
体受光素子の製造方法において、入射端面をエッチング
により形成する工程と、素子分離のためのガイド溝をエ
ッチングにより形成する工程を少なくとも含み、かつこ
れらの工程が同時に行われ、その後前記ガイド溝に沿っ
てへき開する工程を含み、かつ前記入射端面内に入射光
を光電変換する光吸収層が含まれることを特徴とする導
波路型半導体受光素子の製造方法、及びその方法により
得られる導波路型半導体受光素子である。
【0010】本発明による導波路型半導体受光素子の製
造工程は、従来の技術の課題を解決するための手段とし
て、素子の入射端面と素子分離ガイド溝を同時にエッチ
ングにより形成する工程(図1に示した工程)を含む。
【0011】素子の入射端面と素子分離ガイド溝を同時
にエッチングにより形成する工程を含むことにより、暗
電流が低く高信頼で、かつ高感度な素子を高い歩留まり
で得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1から図10は、本発明の第一の実施
例、およびその製造工程を説明する図で、図1、図3、
図6、図8は各製造工程における素子を真上から見た
図、図2は図1中の破線A−A’における断面図、図4
(a)、(b)はそれぞれ図3中の破線A−A’、B−
B’における断面図、図5(a)、(b)および図9
(a)、(b)はそれぞれ図4(a)、(b)に対応す
る図、図7は図6中の破線C−C’における断面図、図
10は完成後の素子の断面図である。以下、第一の実施
例の製造工程を説明する。まず、(100)面を有する
半絶縁性InP基板1上にn+−InPバッファ層2
(1×1018cm-3、層厚1.5μm)、n+−InG
aAsP中間屈折率層3(1×1018cm-3、波長組成
1.3μm、層厚0.8μm)、n-−InGaAs光
吸収層4(1×1015cm-3、波長組成1.67μm、
層厚0.5μm)、p+−InGaAsPバンド不連続
緩和層5(1×1018cm-3、波長組成1.3μm、層
厚0.1μm)、p+−InPクラッド層6(1×10
18cm-3、層厚1μm)、p+−InGaAsコンタク
ト層7(1×1019cm-3、層厚0.2μm)を順次積
層する。
【0014】次にこの結晶成長後のウェハ上に、ブロム
メタノールなどを用いたエッチングにより図1、図2に
示すようなガイド溝8を形成する。このとき、この溝の
方向を[01−1]方向に一致させて、かつ、比較的遅
いエツチング速度でエッチングを行うことにより、図2
のように溝の断面形状をV字型とすることができる。図
1に示すように、このガイド溝8の側壁の一部領域が完
成後の素子の入射端面となる。次にブロムメタノールな
どを用いたウェットエッチング、あるいはリアクティブ
・イオン・エッチング法などによるドライエッチングに
より、2段階のエッチングを行い、図3、図4に示すよ
うに導波路領域(イ)、nコンタクト領域(ロ)、素子
分離領域(ハ)、パッド電極領域(ニ)を形成する。
【0015】領域(ロ)はn+−・InGaAsP中間
屈折率層3に達する深さまで、また、領域(ハ)は半絶
縁性InP基板1に達する深さまでエッチングを行う。
領域(イ)、および領域(ニ)にはエッチングを施さな
い。次に図5に示すようにエッチング後のウェハ全面に
InAlAs層9(〜1×1015cm-3、波長組成0.
80μm、層厚0.3μm)を、モレキュラー・ビーム
・エピタキシー(MBE)法による結晶成長により形成
する。次に図6、図7に示したようにガイド溝8上の一
部領域(ホ)を残して他の部分をレジスト膜10で覆っ
た後、領域(ホ)のInAlAs層9をリン酸、過酸化
水素水、水の混合液などのエッチング液を用いて選択的
にエッチング除去する。レジスト膜10を除去した後、
通常のフォトリソグラフィーエ程、蒸着工程などによ
り、図8、図9に示すように窒化シリコン膜11、段差
緩和のためのポリイミド膜12、AuZnアロイ電極1
3、AuGeNiアロイ電極14、TiPtAuパッド
電極15を形成する。
【0016】次に図10に示すように、半絶縁性InP
基板1の裏面側を厚さ150μm程度まで研磨し、Ti
Au膜16を形成した後、図10に示すようにガイド溝
8に沿ってへき開し、素子を完成させる。このとき、ガ
イド溝8の側壁の一部が素子の入射端面となる。この第
一の実施例の素子は、図12の従来例と同様、高速性と
高い光電変換効率の両立という特徴に着目してして設計
されており、主に高速光通信に用いる。
【0017】次に第一の実施例の動作、効果について説
明する。図12、および図13に示した従来例では、ウ
ェハをへき開することにより入射端面を形成している。
したがってへき開時に導波路に機械的ストレスがかか
り、そのストレスが原因で暗電流増大などの素子劣化が
起こりやすかった。これに対し、第一の実施例では、入
射端面をエッチングにより形成しており、素子分離のた
めのへき開時にも導波路に機械的ストレスがかからず、
暗電流の低く高信頼な素子が歩留まりよく得られる。
【0018】さらに第一の実施例の別の動作、効果につ
いて説明する。エッチングにより入射端面を形成する場
合、その入射端面がへき開位置から離れすぎると光ファ
イバーなどとの光結合が困難となり、感度劣化の原因と
なる。逆に近すぎると、へき開の位置ずれが起こった場
合に入射端面の破壊がおこり、暗電流増大などの原因と
なる。したがって、へき開位置と入射端面との距離は正
確に制御する必要がある。この目的に対し、第一の実施
例ではへき開用のガイド溝の側壁の一部領域を入射端面
として用いている、すなわちガイド溝形成と入射端面形
成を同時に行っているので位置ずれが起こらず、完成後
の素子も光ファイバの等との光結合が容易であるため高
感度で、かつ作製歩留まりも向上するという効果があ
る。
【0019】さらに第一の実施例の別の動作、効果につ
いて説明する。第一の実施例では図13の従来例と異な
り、導波路のメサ側壁、および入射端面に、InAlA
s層が形成されている。InAlAsは波長組成が0.
80μmで、光吸収層であるInGaAsの1.67μ
mと比較して短波長、すなわちバンドギャップエネルギ
ーが大きい材料であり、導波路のメサ側壁、および入射
端面部に露出したInGaAs光吸収層の表面を安定化
する効果がある。従つて素子の暗電流が低減し、また、
長期的に見ても暗電流増加などの素子劣化が起こりにく
くなるという効果がある。
【0020】さらに第一の実施例の別の動作、効果につ
いて説明する。図12や図13に示したような従来の導
波路型半導体受光素子では、へき開端面を入射端面とし
ているので、入射端面上にInAlAs層などを形成す
る場合は、へき開後に結晶成長を行わなければならず、
極めて困難であった。これに対し第一の実施例では、エ
ッチングで形成した溝の側壁を入射端面としているの
で、へき開を行う以前のウェハの状態でInAlAs層
の結晶成長を行うことが可能となり、入射端面上ヘのI
nAlAs層形成が容易に実現されるという効果があ
る。
【0021】さらに第一の実施例の別の動作、効果につ
いて説明する。第一の実施例ではへき開用のガイド溝の
方向を[01−1]方向と一致させている。したがっ
て、エッチング速度の結晶面方位依存性の影響でガイド
溝の断面がV字型となり、へき開時に力が集中しやす
く、良好なガイド溝として作用するという効果がある。
【0022】以上説明した本発明第一の実施例は請求項
1〜5に対応する。
【0023】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。図11は第二の実施例を示す断面図であり、第一
の実施例に於ける図10に対応する。第二の実施例で
は、まず結晶層構造が第一の実施例と異なる。第二の実
施例では(100)面を有する半絶縁性InP基板1上
にn+−InPバッファ層2(1×1018cm-3、層厚
1.5μm)、n+−InGaAsP中間屈折率層17
(1×1018cm-3、波長1.3μm、層厚3μm)、
-−InGaAs光吸収層18(1×1015cm-3
波長組成1.67μm、層厚1μm)、n-−InGa
AsPバンド不連続緩和層19(1×1016cm-3、波
長組成1.3μm、層厚0.1μm)、n -−InPク
ラッド層20(1×1016cm-3、層厚1μm)を順次
積層している。
【0024】さらに、第二の実施例ではZnの選択熱拡
散により、導波路領域(イ)内にn -−InGaAs光
吸収層18とn-−InGaAsPバンド不連続緩和層
19の境界に達する深さまでp+領域21を形成する。
この時、入射端面近傍にZnの選択熱拡散を施さない非
拡散領域22をもうける。その他の作製工程などは第一
の実施例と同様である。この第二の実施例の素子は、図
13の従来例と同様、モジュール組立性に優れるという
特徴に着目してして設計されており、主に比較的低速な
光通信用の低コストな光受信モジュールなどに用いる。
【0025】次に第二の実施例の動作、効果について説
明する。第一の実施例が図13の従来例と異なる点は、
入射端面部に非拡散領域22が形成されている点であ
る。非拡散領域22が形成されているのでn-−InG
aAs光吸収層18入射端面部分には電界が印加されな
い。従って従来例と比較して暗電流が低減され、また素
子の信頼性も向上するという効果がある。
【0026】さらに第二の実施例の別の動作、効果につ
いて説明する。第二の実施例の素子に光を入射した際、
非拡散領域22における光吸収層18で生成したキャリ
アはキャリアの濃度勾配による拡散によりp+領域21
の下部の空乏化した光吸収層18ヘ流れ込み、光電流と
して外部回路に検出される。このときもし入射端面上に
InAlAs層9が形成されていないと、非拡散領域2
2における光吸収層18で生成したキャリアの一部が入
射端面における表面再結合により失われ、感度劣化が起
こる。これに対し第二の実施例では入射端面上にバンド
ギャップエネルギーの大きいInAlAs層9が形成さ
れているのでキャリアの表面再結合速度が大幅に低減さ
れ、感度劣化が防止されるという効果がある。
【0027】以上説明した本発明第二の実施例は請求項
6に対応する。
【0028】なお、以上第一、第二の実施例では導波路
のメサ側壁、および入射端面に、InAlAs層を形成
した例を説明したが、光吸収層よりもバンドギャップエ
ネルギーの大きい材料であれば、InAlAs層に限ら
ず、例えばInP層などでも同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明の効果は、暗電流が低く高信頼
で、かつ高感度な素子を歩留まりよく得られることであ
る。
【0030】第一の理由は、へき開用のガイド溝形成と
入射端面形成を同時に行っているからである。
【0031】第二の理由は、前記ガイド溝の方向を[0
1−1]方向と一致させているからである。
【0032】第三の理由は、光吸収層よりもバンドギャ
ップエネルギーが大きい半導体からなる表面保護膜が、
同素子の入射端面上に形成されているからである。
【0033】第四の理由は、前記ガイド溝上に形成され
た前記表面保護膜を除去する工程を含むからである。
【0034】第五の理由は、不純物の選択熱拡散により
pn接合を形成するプレーナ型の素子構造を有し、導波
路の中央部に位置する主電極の導電型と、光の入射端部
の導電型とが異なっていることを特徴とする導波路型半
導体受光素子において、光吸収層よりもバンドギャップ
エネルギーが大きい半導体層が、同素子の入射端面上に
形成されているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図2】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図3】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図4】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図5】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図6】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図7】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図8】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図9】本発明の第一の製造工程を説明する図である。
【図10】本発明の第一の実施例を説明する図である。
【図11】本発明の第二の実施例を説明する図である。
【図12】従来の技術の一例を示す図である。
【図13】従来の技術の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 半絶縁性InP基板 2 n+−InPバッファ層 3 n+−InGaAsP中間屈折率層 4 n-−InGaAs光吸収層 5 p+−InGaAsPバンド不連続緩和層 6 p+−InPクラッド層 7 p+−InGaAsコンタクト層 8 ガイド溝 9.InAlAs層 10 レジスト膜 11 窒化シリコン膜 12 ポリイミド膜 13 AuZnアロイ電極 14 AuGeNiアロイ電極 15 TiPtAuパッド電極 16.TiAu膜 17 n+−InGaAsP中間屈折率層 18 n-−InGaAs光吸収層 19 n-−InGaAsPバンド不連続緩和層 20 n-−InPクラッド層 21 p+領域 22 非拡散領域 101 半絶縁性InP基板 102 p+−InPクラッド層 103 n+−InGaAsP中間屈折率層 104 n-−InGaAs光吸収層 105 p+−InGaAsP中間屈折率層 106 p+−InPPクラッド層 107 ポリイミド 108 p電極 109 InP基板 110 n−InGaAsP下部中間屈折率層 111 n-−InGaAsP光吸収層 112 InGaAsP上部中間屈折率層 113 p+領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−316506(JP,A) 特開 平2−143471(JP,A) 特開 平6−21505(JP,A) 特開 平6−90016(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/00 - 31/0392 H01L 31/08 - 31/119

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波路型半導体受光素子の製造方法にお
    いて、入射端面をエッチングにより形成する工程と、素
    子分離のためのガイド溝をエッチングにより形成する工
    程を少なくとも含み、かつこれらの工程が同時に行わ
    れ、その後前記ガイド溝に沿ってへき開する工程を含
    み、かつ前記入射端面内に入射光を光電変換する光吸収
    層が含まれることを特徴とする導波路型半導体受光素子
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 導波路型半導体受光素子の製造方法にお
    いて、入射端面をエッチングにより形成する工程と、素
    子分離のためのガイド溝をエッチングにより形成する工
    程を少なくとも含み、かつこれらの工程が同時に行わ
    れ、かつ前記入射端面内に入射光を光電変換する光吸収
    層が含まれる導波路型半導体受光素子の製造方法であっ
    て、 前記ガイド溝を形成する方向が[01−1]方向
    であることを特徴とする導波路型半導体受光素子の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の製造方法により
    得られる導波路型半導体受光素子。
  4. 【請求項4】 光吸収層よりもバンドギャップエネルギ
    ーが大きい半導体からなる表面保護膜が、同素子の入射
    端面上に形成されており、かつ該表面保護膜は、前記光
    吸収層を形成する工程とは別の工程において形成される
    ことを特徴とする請求項3記載の導波路型半導体素子。
  5. 【請求項5】 前記ガイド溝上に形成された前記表面保
    護膜を選択的にエッチング除去する工程を含むことを特
    徴とする請求項1記載の導波路型半導体受光素子の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 不純物の選択熱拡散によりpn接合を形
    成するプレーナ型の素子構造を有し、導波路の中央部に
    位置する主電極の導電型と、光の入射端部の導電型とが
    異なっていることを特徴とする請求項4記載の導波路型
    半導体受光素子。
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