JP3223816B2 - 照明装置及びそれを用いた撮影装置 - Google Patents

照明装置及びそれを用いた撮影装置

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JP3223816B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明装置及びそれを
用いた撮影装置に関し、例えばカメラ本体(撮影本体)
の一部に装着して、カメラ本体の撮影動作と連動させて
照明光(閃光)を被写体側へ効率良く照射し、撮影する
際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラ本体の一部に装着して
カメラの撮影動作に連動させて照明光(閃光)を被写体
側に照射して撮影するようにした照明装置(ストロボ装
置)が種々と提案されている。
【0003】例えば特開昭57−150826号公報で
は使用時にはカメラ撮影光軸から離れた位置に発光部を
保持固定し、非使用状態には発光部が前側に倒れ、カメ
ラと一体的な形状になるように構成した照明装置が提案
されている。
【0004】又特開昭59−165037号公報では閃
光放電管から射出した光束を帯状に集光させ、その集光
部にファイバーを配置し、これを適宜束ねることによっ
て所定の配光が得られるように構成した照明装置が提案
されている。
【0005】又本出願人は特開平8−234277号公
報において、発光手段と発光手段からの光を被写体に照
射する為に光を部材を通して部材の長手方向に案内し、
光を折り曲げて被写体に向けて集光放射する光学手段と
を備え、発光手段からの光を部材を通してその部材の長
手方向に案内し、光を被写体に向けて集光放射するよう
にした光の利用効率の良い照明装置を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般にカメラ等の装置
全体が小型・軽量化された撮影装置に装着する照明装置
(ストロボ装置)としては、 (a1).小型軽量であること。
【0007】(a2).光源手段からの照明光を効率良く被
写体側へ照射することができること。
【0008】(a3).照明装置が赤目防止の為に撮影レン
ズの光軸からなるべく遠く離れていること。等が要望さ
れている。
【0009】本発明は、本出願人の先に提案した特開平
8−234277号公報の照明装置を更に改良し、光源
手段からの光束(照明光)を被写体側に照射するときに
適切に構成した導光部材(光学部材)を介することによ
り、高い利用効率で照射することができるスチルカメ
ラ,ビデオカメラ等に好適な照明装置及びそれを用いた
撮影装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、 (1-1) 光源手段からの光束を光学部材を介して、照射光
として照射する照明装置において、該光学部材は該光源
手段に対向した入射面、該入射面からの光束の一部を全
反射させて導光する導光領域、該導光領域からの光束を
射出させる為の射出面を有した、該入射面から遠ざかる
につれて肉厚が減少する光射出領域とを有していること
を特徴としている。
【0011】特に、 (1-1-1) 前記光射出領域の射出面の対向面側には該対向
面に近接させて反射部材が設けられていること。
【0012】(1-1-2) 前記光射出領域の射出面の対向面
には反射膜が施されていること。
【0013】(1-1-3) 前記射出面は平面又は曲面より成
っていること。
【0014】(1-1-4) 前記光射出領域の光束の進行方向
に直交する断面積は前記入射面から遠ざかるにつれて徐
々に減少していること。
【0015】(1-1-5) 前記光射出領域の光束の進行方向
の断面は先端部が鋭角的に尖っていること。
【0016】(1-1-6) 前記導光領域の光束の進行方向に
直交する断面積は一定であること。
【0017】(1-1-7) 前記導光領域の光束の進行方向の
断面形状は長方形状又は湾曲した帯形状より成っている
こと。
【0018】(1-1-8) 前記光源手段は閃光放電管を有
し、前記光学部材の入射面は該閃光放電管のアーク長方
向に長い長方形状をしており、該光学部材の射出面の該
アーク長方向の長さは該入射面よりも長いこと。
【0019】(1-1-9) 前記光源手段からの光束のうち前
記入射面以外に放射された光束を、該入射面側へ反射集
光させる反射傘を、該光源手段の周囲に設けたこと。
【0020】(1-1-10)前記光射出領域の射出面の対向面
側に該対向面に近接させて反射部材を設け、前記光源手
段からの光束のうち前記入射面以外に放射された光束を
該入射面側に反射集光させる反射傘を、該光源手段の周
囲に設ける際、該反射部材と該反射傘を同一部材より構
成したこと。等を特徴としている。
【0021】本発明の撮影装置は、 (2-1) 構成(1-1) の照明装置を用いて被写体を照明して
いることを特徴としている。
【0022】特に、 (2-1-1) 前記照明装置はカメラ本体の一部に回動可能に
装着されていることを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の照明装置をカメラ
(撮像装置)に適用したときの実施形態1の要部概略
図、図2,図3は図1の照明装置の要部概略図である。
【0024】図中、1はカメラ本体(撮影本体)、6は
レンズ鏡筒であり、撮影レンズを保持している。以下、
カメラ本体1の上下方向をY軸、左右方向をX軸、光軸
方向をZ軸として表わす。
【0025】11は照明装置であり、カメラ本体1の上
部に、回転軸(不図示)を中心にYZ断面内において回
動可能となっている。2点鎖線は照明装置11を回動さ
せてカメラ本体1に重ねた収納状態を示している。
【0026】2は光源手段としての閃光放電管(閃光発
光管,ストロボ)であり、X方向に長いアーク(発光
部)を有している。3は反射鏡(反射傘)であり、反射
面がシリンドリカル面より成り、閃光放電管2からの光
束のうち前方以外の例えば被写体側と反射側に放射され
る光束を被写体側へ反射集光させている。
【0027】4は照明光束を導光する為の光透過材より
成る平板状の光学部材(導光部材)であり、後述するよ
うに光入射面4aから入射してきた照明光束を導光する
導光部(導光領域)4cと光入射面4aから遠ざかるに
従ってXY断面の肉厚が徐々に減少する照明光束を被写
体側へ照射する為の光射出領域4dを有している。4b
は光射出面であり、平面又は曲面(尚、本明細書におい
て曲面とは球面,非球面,2次曲面,シリンドリカル
面,トーリック面等をいう。)から成っている。
【0028】本実施形態では導光部4cの上下面4c
1 ,4c2 は全反射を利用した平面又は曲面より成って
いるが、AlやAg等を蒸着して鏡面反射を利用するよ
うにしても良い。
【0029】5は反射板であり、光学部材4の光射出領
域4dのうちの射出面4bに対向する面4c3 に近接し
て設けている。尚、反射板5を用いないで面4c3 に反
射膜(金属反射膜)を施しても良い。
【0030】光源2からの照明光束は光学部材4の光入
射面4aより入射し、このうち一部の光束は直接、光射
出領域4dに導光し、他の光束は導光領域4cの上下面
4c1 ,4c2 で全反射(又は/及び鏡面反射)を繰り
返して光射出領域4dに導光している。そして光射出領
域4dより直接、射出面4bより射出する光束(光射出
領域4dの上下面4c3 ,4c4 で全反射した光束)及
び面4c3 を通過し、反射板5で反射した後に面4c3
に再入射した光束を光射出面4bより被写体側へ照射し
ている。このとき光射出面4bは面光源となっている。
【0031】図1は照明装置11の使用時を示してお
り、このとき射出面4bはZ軸に対して所定角度、傾い
ている。そして不使用時には回転軸を中心に回動してカ
メラ本体1の上部に2点鎖線で示すように折り重なるよ
うにして収納している。
【0032】本実施形態において照明装置の使用時には
光射出面4bはカメラ本体1に傾斜しており、被写体側
に対向しており、その射出面積は広く、面光源に近い状
態となっている。
【0033】これによって効率の良い照明効果が得ら
れ、また広い面を利用して光射出を行う為、指向性が高
い。又光束の集光性は導光部4cの薄くなる割合によっ
て左右され、徐々に広い範囲にわたって変化する場合は
指向性が高く、光射出面4bが狭い場合には指向性は低
く、拡散された成分として射出する。
【0034】本実施形態では、ほぼ光学部材4のZ方向
の略中央から厚み(y方向の長さ)変化が始まっている
例を示している。
【0035】図示のように肉厚変化が始まった直後の点
4e(Z方向の位置)から光の射出が起こりはじめる。
図示のように光射出開始の位置4eを光源1から遠ざけ
ることによって写真撮影時の赤目現象を防止している。
【0036】光学部材4の入射面4aは矩形状をしてお
り、そのX軸方向(閃光放電管2のアーク長方向)の長
さは閃光放電管2のX軸方向の有効アーク長よりも若干
長く、又入射面4aのY軸方向の長さは反射鏡3の開口
部に対して隙間を生じない程度の開口部の長さと略同じ
である。
【0037】これによって閃光放電管2からの光束を入
射面4aより効率的に取り込んでいる。射出面4bのX
方向の長さは入射面4aよりも長くなっている。導光領
域4cのYZ断面(光束の進行方向の断面)は長方形状
より成っており、又XY断面(光束の進行方向と直交す
る断面)の断面積は一定となっている。光射出領域4d
のYZ断面は先端部が鋭角的に尖った3角形状をしてお
り、又XY断面の断面積は入射面4aから遠ざかるにつ
れて徐々に減少している。
【0038】次に本実施形態の光学部材4の構成の特徴
について図2,図3を用いて説明する。図2では閃光発
光管2の中心から出た光線の光線トレースも同時に示し
ている。
【0039】閃光発光管2から射出された光は直接、又
は反射傘3で反射した後、そのほとんど全ての成分が導
光部材4の入射面4aに入射する。図中の導光領域4c
では厚み(y軸方向の長さ)の変化はなく、この断面に
限っては入射時の角度成分がそのまま保持される。
【0040】次に導光部材4の肉厚が点eより徐々に変
化する領域(光射出領域)4dに入ると入射時の角度成
分から変化し、全反射せずに導光部材4から抜け出よう
とする成分が発生する。これは入射時の入射角度が大き
い成分ほど、この特性が先に表われ、入射時の入射角度
が小さい場合には、この光射出領域4dで何度か反射し
た後に表われる。
【0041】また、このように入射時の入射角度成分ご
とに光射出領域4dでの全反射又は反射板5での反射回
数が決定され、光射出領域4dから空気層へ射出する際
にはほぼ同一の角度成分として射出される。
【0042】図3はこの状況をより明確に示した光路説
明図である。図3において入射時の入射角の大きい成分
(光束)を破線、中位を2点鎖線、入射角の小さいもの
を細線で示している。
【0043】入射角度の大きい成分は、肉厚が薄くなる
領域4dより上下面4c3 ,4c4で2回反射した後に
射出する。一方、2点鎖線で示した中位の入射角の成分
は光射出領域4dに入射後、上面4c3 ,4c4 、上面
4c3 、そして下面4c4 の合計4回反射した後に射出
する。最後に実線で示した入射角の少ない成分は光射出
領域4dに入射後、上面4c3 と下面4c4 で合計して
6回反射した後に射出する。
【0044】このように光射出領域4dへの入射後の光
束の全反射回数は異なるが、射出後はほぼ同一の方向の
角度成分の光となって射出され、ほぼ一定方向のみを照
射する照明光に変換している。この間、反射は全反射を
利用している為、理論的には光損失はなく、効率の良い
集光制御が可能となっている。
【0045】本実施形態では光射出領域4dで徐々にY
Z断面内での肉厚を変化させることによって光が射出す
る方向が射出面4bだけでなく、その反対側の面4c3
にも射出する可能性がある。
【0046】そこで、この面4c3 の近傍に高反射率を
有する反射板5を配置し、全反射しきれずに面4c3
ら射出した光だけを再度導光部材4内に戻すように構成
している。このように構成することにより全反射によっ
て制御できる光束は全て全反射を利用して制御できる
為、反射板5の利用による反射面での光量ロスを最小限
に抑え、これによって効率が良い照射を行っている。
【0047】本実施形態では光射出面4bの裏面側の面
4c1 に高反射率の反射板5を配置しているが必ずしも
この構成に限定されず、光射出面4bの反対側の面4c
3 に高反射率の金属蒸着面を蒸着しても良い。この場
合、蒸着面で光が幾分吸収されるが、上述の例で示した
場合の導光部材4と反射板5間の隙間から光が抜けて光
量ロスしてしまう成分はなく、効率がかえって良くなる
場合もある。
【0048】本実施形態における導光部材4の光射出領
域4dの形状は先端部が尖っている。そしてこの先端部
の上下面4c3 ,4c4 を平面や曲面で形成して入射角
の少ない成分が光射出領域4dから正しく射出されるよ
うにしている。これによって光束が光射出領域4dの上
下面4c3 ,4c4 で反射して光源2の存在する方向へ
再度戻ってしまうのを防止している。
【0049】図4は本発明の実施形態2の要部断面図で
ある。図3に示す実施形態1では反射傘3と反射板5を
独立する2部品として取り扱っていた。これに対して本
実施形態では反射傘3aと反射板5aの一部をつなぎ、
高反射率を有する材料41で一部品で成形している。こ
れによって装置全体の簡素化を図っている。
【0050】図5,図6は本発明の照明装置11をカメ
ラ本体1の一部に回転軸52を中心に回動可能に装置し
たときの実施形態3の要部正面図と要部側面図である。
図7は本実施形態の照明装置の要部断面図、図8は図7
の光学部材の一部分の拡大説明図である。
【0051】本実施形態は図1の実施形態1に比べて照
明装置11を構成する光学部材(導光部材)51の形状
が異なっているだけであり、その他の構成は基本的に同
じである。
【0052】図中、図1で示した要素と同一要素には同
符号を付している。図6では照明装置11の使用時を示
しており、導光部材51の射出面51bが被写体に対向
(正対)するようにしている。不使用時には回転軸52
を中心に照明装置11を反時計回りに回動させてカメラ
本体1に重なるように収納している。閃光放電管2の発
光面及び回転軸52はいずれもX軸と平行となってい
る。
【0053】本実施形態の光学部材51の導光領域51
cはそのYZ断面において図7に示すように湾曲した帯
形状より成っている。又導光領域51cの面51c1
51c2 はYZ断面内において曲面より成っている。
【0054】本実施形態では射出面51bを撮影レンズ
の光軸から遠く離すことによって撮影画面の赤目の発生
を防止している。51dはYZ断面内の肉厚が徐々に減
少する光射出領域である。導光領域51cの肉厚(YZ
断面内の厚さ)は同じであり、光射出領域51dの肉厚
は入射面51aから遠ざかるにつれて薄くなっている。
【0055】射出面51bは凹形状、その反対側の面5
1c3 は平面又は凸形状(このとき反射板5の反射面は
凹形状となっている。)より成っている。光学部材51
のXY断面における形状は図5に示すようにX方向の長
さが入射面51aに比べて射出面51bが長くなるよう
に設定している。
【0056】本実施形態では光学部材51の光射出領域
51dにおけるYZ断面内の肉厚(Y方向の厚さ)を入
射面51aから遠ざかるに従って、徐々に薄くして、光
射出面51bを面光源として光束を効率良く被写体側へ
射出させるようにしている。
【0057】又、導光領域51cにおいてはYZ断面内
の厚さを一定とし、YZ断面内における面51c1 ,5
1c2 の曲率を次の如く設定して光入射面51aから入
射してきた光束を射出面51b側へ効率良く導光してい
る。
【0058】次に本実施形態の光学部材51のYZ断面
内における形状(曲率)の設定方法について図8を用い
て説明する。導光部材51に入射する光束の最大入射角
をθmax 、曲面の51c1 の点Qにおける接線のなす角
度をα、導光材料51の材質の屈折率をnとすると、 sin θ=n sinβ β=sin-1 ((sin θ) /n) 全反射条件を求めると、 90°−β−α≧ sin-1(1/n) α≦90°−α−sin-1 (1/n) となる。
【0059】光束の最大入射角を90°とし、光学部材
51の材質をアクリルn=1.49171とすると、 α≦5.8084° となる。
【0060】本実施形態では、面51c1 を点Pで接
し、点Qを通る曲面よりも曲率Rが大きくなるようにし
て光線抜けのない導光部材を形成している。
【0061】図示のようにこの曲率は導光部材51の幅
をd及び材料の屈折率をnとしたとき、導光部材51に
入射する最大入射角等に依存する。また、この関係は導
光部材51の肉厚が徐々に変化するものには対応せず、
広がるものについては光線抜けがしにくく、逆に狭まる
ものについては徐々に光線が抜けやすくなっていく。
【0062】
【発明の効果】本発明によれは以上のように、光源手段
からの光束(照明光)を被写体側に照射するときに適切
に構成した導光部材(光学部材)を介することにより、
高い利用効率で照射することができるスチルカメラ,ビ
デオカメラ等に好適な照明装置及びそれを用いた撮影装
置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】図1の照明装置の説明図
【図3】図1の照明装置の説明図
【図4】本発明の実施形態2の要部概略図
【図5】本発明の実施形態3の要部正面図
【図6】本発明の実施形態3の要部側面図
【図7】図4の照明装置の説明図
【図8】図7の一部分の拡大説明図
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 光源手段 3 反射鏡 4,51 光学部材 4a,51a 入射面 4b,51b 射出面 4c,51c 導光領域 4d,51d 光射出領域 5 反射板 6 レンズ鏡筒 11 照明装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/05 G03B 15/02 G03B 15/03

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段からの光束を光学部材を介し
    て、照射光として照射する照明装置において、該光学部
    材は該光源手段に対向した入射面、該入射面からの光束
    の一部を全反射させて導光する導光領域、該導光領域か
    らの光束を射出させる為の射出面を有した、該入射面か
    ら遠ざかるにつれて肉厚が減少する光射出領域とを有し
    ていることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記光射出領域の射出面の対向面側には
    該対向面に近接させて反射部材が設けられていることを
    特徴とする請求項1の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記光射出領域の射出面の対向面には反
    射膜が施されていることを特徴とする請求項1の照明装
    置。
  4. 【請求項4】 前記射出面は平面又は曲面より成ってい
    ることを特徴とする請求項1,2又は3の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記光射出領域の光束の進行方向に直交
    する断面積は前記入射面から遠ざかるにつれて徐々に減
    少していることを特徴とする請求項1,2,3又は4の
    照明装置。
  6. 【請求項6】 前記光射出領域の光束の進行方向の断面
    は先端部が鋭角的に尖っていることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記導光領域の光束の進行方向に直交す
    る断面積は一定であることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか1項記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記導光領域の光束の進行方向の断面形
    状は長方形状又は湾曲した帯形状より成っていることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の照明装
    置。
  9. 【請求項9】 前記光源手段は閃光放電管を有し、前記
    光学部材の入射面は該閃光放電管のアーク長方向に長い
    長方形状をしており、該光学部材の射出面の該アーク長
    方向の長さは該入射面よりも長いことを特徴とする請求
    項1〜8のいずれか1項記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記光源手段からの光束のうち前記入
    射面以外に放射された光束を、該入射面側へ反射集光さ
    せる反射傘を、該光源手段の周囲に設けたことを特徴と
    する請求項1〜9のいずれか1項記載の照明装置。
  11. 【請求項11】 前記光射出領域の射出面の対向面側に
    該対向面に近接させて反射部材を設け、前記光源手段か
    らの光束のうち前記入射面以外に放射された光束を該入
    射面側に反射集光させる反射傘を、該光源手段の周囲に
    設ける際、該反射部材と該反射傘を同一部材より構成し
    たことを特徴とする請求項1の照明装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
    照明装置からの光束を利用していることを特徴とする撮
    影装置。
  13. 【請求項13】 前記照明装置はカメラ本体の一部に回
    動可能に装着されていることを特徴とする請求項12の
    撮影装置。
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