JP3223655U - 自作用ジャンプ傘の安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自作用ジャンプ傘の安全装置を提供する。【解決手段】ジャンプ傘は、傘骨体と石突12、留め具13、露先14などの付属部品とからなる自作用キットが販売されており、購入者が傘布20を用意すれば、オリジナルなジャンプ傘を作ることができる。傘骨体は、中棒1に親骨を連結した上ロクロと、受骨を連結した中ロクロとバネを介して設けた下ロクロを摺動可能に設け、中棒1の下端に手元11を設けるとともに、その付近に下ハジキと押し釦を設けたもので、傘布20が取り付けられてないので、押し釦を操作すると勢いよく拡開する。ジャンプ傘ができ上がる間は傘骨体を閉じたまま製作するようにし、傘骨体が拡開しないように、傘骨体の外周を切断しなければ外せない結束帯で締結したもの。【選択図】図5

Description

本考案は、自作用のキットでジャンプ傘を製作する場合の安全装置に関する。
種々のデザインの傘が販売されているが、営業上ある程度の量を作る必要から大半は似たようなデザインの傘になっている。そこで、近年は、中棒に傘骨を組み付けた傘骨体と、傘布を取り付けるための石突、留め具、露先などの傘部品をセットにした自作用の傘キットが販売されている。
この傘キットは、手開き傘の他自動開き傘(ジャンプ傘)もあり、傘布を自作するための型紙および説明書が添付されており、顧客がこれを購入し、傘布にする布を用意すれば、オリジナルな傘を作ることができる。
ジャンプ傘のキットの傘骨体は、図1に示すように、中棒1の上端近くに親骨2を連結した上ロクロ6が取り付けられ、その下方に受骨3を連結した中ロクロ7と引棒4を連結した下ロクロ8がバネ5を介して摺動可能に設けられている。そして、中棒1の下端には手元11が取り付けられ、その近傍には下ハジキ9と押し釦10が設けられている。
この傘骨体は、傘布20が取り付けられてないので、押し釦10を操作すると勢いよく拡開する。
ジャンプ傘は、閉じたときは、傘布を傘骨に巻き付け帯状の巻紐で締結できるようにしているが、巻紐が締結されてない状態で、押し釦10に不用意に触れるなどして、突然拡開することによる事故例が多々報告されている。
これを防止するため、例えば、手元に露先に係止する円環状の止具を設け(特許文献1参照)たものが知られている。
特許文献1の円環状の止具は、手元上端に軸方向に移動可能な筒状体を設け、収束した親骨の先端の露先をその内部に入れて保持するようにしたもので、筒状体はネジで移動するようにしている。
実開平04−9120
ジャンプ傘のキットの傘骨体は、傘を閉じたときは下ロクロに下ハジキが係止して閉じた状態を保持しているが、押し釦を操作したときは、傘布が取り付けられてないので、バネの付勢力が大きく勢いよく拡開する。キットでの製作中は、傘骨に触ることが多く、危険性が少なくない。突然の拡開に十分注意をしながら作業をしなければならないという難点もある。
なお、上記巻紐による締結は、傘布が付設されてない状態では使用できない。また、特許文献1の円環状の止具は、ネジで移動させるので傘骨の保持が確実であるが露先が付いていない製作途中の状態では機能しない。
本考案は、上記の点に鑑み開発されたものであり、自作用のジャンプ傘のキットを用いてオリジナルなジャンプ傘を安全に作ることができる安全装置を提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、本考案の自作用ジャンプ傘の安全装置は、次のように構成した。すなわち、下端に手元、上端側に上ロクロが取り付けられ、該手元と上ロクロの間に摺動可能に取り付けられた中ロクロ及び下ロクロと、中ロクロと下ロクロの間に設けたバネと手元近傍に下ハジキと押し釦が組み込まれた中棒と、該上ロクロに取り付けられた親骨と、一端を中ロクロに他端を該親骨に連結された受骨と、一端を下ロクロに他端を受骨に連結された引棒とからなる傘骨体と、該中棒の先端に取り付けられる石突および留め具と、親骨の先端に取り付けられる露先と、傘布に縫い付けられる巻紐の止め具を含む付属部品とからなる自作用ジャンプ傘のキットにおいて、傘布が取り付けられるまで、該傘骨体を閉じた状態に保持するため、切断しないと外せない帯状の結束帯で手元側の親骨外周を締結したことを特徴としている。
本考案は、自作用ジャンプ傘のキットを用いてオリジナル傘の製作中に、不用意に傘骨体が拡開することを防止するもので、傘布が取り付けられるまでは傘骨体を閉じた状態で製作するように製作手順を説明書に明記し、傘骨体の手元付近の傘骨外周を切断しないと外せない結束帯で締結したものである。
自作用キットには、傘布は含まれておらず、キットの購入者が用意する。また、傘布にデザインを合わせる必要のある天丸、菊座、巻紐も購入者が用意することになっている。なお、傘布を裁断するための型紙と、製作の説明書は添付されている。
結束帯は、傘骨体が拡開しないように締結するもので、簡単には外せないものが良く、ゴムのように劣化すると伸びきってしまったり切れるものものは、好ましくない。
また、締結状態で傘布を取り付けるので、邪魔にならない帯状のものが望ましい。
具体的には、電線を束ねる合成樹脂製の結束バンドは断面が平たくて一度締結すると切断しないと外せないので、望ましいが、これに限るものではない。例えば、紐を重ねて縛り、取り外す場合は切断するようにしたものでもよい。
傘布が取り付けられていても、押し釦が不用意に押されると拡開するが、傘布がない場合のように急激ではなく、傘布に取り付けられた巻紐で固定することもできる。
傘骨体を結束帯で締結した状態で製作する場合、傘骨体に傘布を取り付ける作業が傘骨体を拡開して行う場合に比べ若干難しいが、これを行うことにより、安全が確保される。そのため、結束帯は簡単には外せないようにしている。
本考案の自作用ジャンプ傘の安全装置は、傘骨体と石突、留め具、露先、巻紐用止め具などの付属部品とからなる自作用のジャンプ傘のキットにおいて、傘骨体手元側の親骨外周を結束帯で締結し、製作は傘を閉じた状態でほぼ完成させるようにしたので、不用意に押し釦に触っても傘が拡開することがなく、安全に製作できる。
ジャンプ傘の傘骨体の拡開状態を示す正面図である。 同、自作用のジャンプ傘のキットを示し、(a)は傘骨体、(b)は石突、(c)は留め具、(d)は露先、(e)はボタンである。 同、(a)は傘布用の型紙、(b)は天丸、菊座、傘布、巻紐である。 同、結束帯を示す斜視図である。 同、(a)は傘骨体を結束帯で締結し、傘布が取り付けられた状態を示し、(b)は巻紐を止めた状態を示す斜視図である。
本考案の自作用ジャンプ傘の安全装置の実施の形態を、図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、ジャンプ傘の傘骨体1Aの拡開した状態を示す。図2は自作用のジャンプ傘のキットを示すもので、傘骨体1Aと、付属部品の石突12と、留め具13と、露先14と、ボタン15である。図3は、傘布用の型紙24と、傘布20と、これに取り付けられる部品で天丸21と、菊座22と、巻紐23である。図4は、結束帯30を示し、図5は、傘骨体1Aを結束帯30で締結し、傘布20を取り付けた状態を示している。
自作用ジャンプ傘のキットは、図2に示すように、傘骨体1Aと付属部品とから構成される。傘骨体1Aには傘布20が取り付けられておらず、手元側の親骨外周が結束帯30(図4参照)で締結されている。
傘骨体1Aは、図1に示すように、中棒1に親骨2を連結した上ロクロ6と、受骨3を連結した中ロクロ7とバネ5を介して設けた下ロクロ8を中棒1に摺動可能に設け、中棒1の下端に手元11を設けるとともに、その付近に下ハジキ9と押し釦10を設けている。
結束帯30は、ここでは、図4に示す合成樹脂製の電線を結束するのに使用する通常結束バンドと称するものを使用している。この結束帯30は、ヘッド31とバンド32とテール33とからなり、バンド32にはセレーション32aが形成されている。
傘骨体1Aの締結は、傘骨体1Aの手元11に近いあたりをバンド32の部分を輪にしてテール33をヘッド31の差込口31aに挿入し締めつけることによっている。不要なテール33部はハサミやニッパーで切断する。差込口31aには爪が付いており、セレーション32が係止し、テールをヘッド31から抜くことはできない。
付属部品は中棒1の先端に取り付けられる石突12と、留め具13と、傘布20に縫い付けられる露先14と、巻紐23を傘布20へ止めるボタン15である。なお、巻紐23を止めるボタン15は、図示してないが、別にホックが付設されており、購入者の好みで、いずれかを使用できるようにしている。
また、キットには、図3(a)に示す傘布用の型紙24と、制作するための説明書が添付されているが、図3(b)に示す傘布20、天丸21,菊座22は購入者が用意する。
次に、この自作用ジャンプ傘のキットを使用してオリジナルジャンプ傘を製作する作業について説明する。
先ず、キットの購入者は、添付されている製作の説明書を見て、キットに含まれているもの、自分で用意するもの、安全に製作するための事項を理解する。
次に、傘骨体1A(図2(a)参照)を取出し、手元11寄りの親骨2の外周が結束帯30で締結されていることを確認する。
次に、布を用意し、型紙24を用いて傘布20を作る。ここでは、親骨2が8本のものを使用しているので、型紙24と同寸法の2等辺三角形の傘布片を8個裁断し、ミシンで繋げて円状に作る。なお、柄のある布を使用する場合は、柄合わせをする場合の裁断図を作って、傘布片を裁断する。また、天丸21や菊座22、巻紐23も傘布片と同じ布から裁断する。なお、傘の一部を透明にしたり、一部を蛍光色にすることも可能である。
巻紐23は、一端を傘布20に、他端にはボタン15を縫い付ける。
次に、傘布20に8本の露先14を縫い付けて、傘骨体1Aに取り付ける。この作業は、傘骨体1Aが結束帯30によって締結された傘が閉じられた状態のままで行う。
先ず、中棒1の上端に天丸21を通し、その上に傘布20の中心部を通し、その上から菊座22を通し、留め具13を糊付けする。さらに、その上に石突12を取り付ける。
続いて、傘布20に縫い付けられた露先14を親骨2の先端に嵌め込むが、この作業は傘を閉じた状態なので、傘布20の傘布片の縫い目のどれと親骨2のどれとを合わせればよいかを探す必要がある。この作業は、傘布20を捲って、傘布20の内側から見て、傘布片のつなぎ目の一つと、これと合う位置の親骨2を探し、先端の露先14を嵌着すれば、最初の位置が決まるので、後はその隣、次の隣と順次取りつければよい。
8本の親骨2全てに露先14を取り付けたら、傘布20の裾の一部を捲って、ハサミで結束帯30を切断する。そして、次に、周りに人がいないことを確認して、押し釦10を押して傘を拡開する。そして、傘布20を親骨2との留め位置で縫い付けて固定する。以上の作業で、オリジナルジャンプ傘は完成する。
傘布20が傘骨体1Aに取り付けられた状態では、押し釦10が不用意に押されても急には拡開しないが、さらに、安全を望む場合は、結束帯30を切断する前に、傘布20の巻紐23を傘布20に巻き付けてボタン15で止めるとよい。
1A 傘骨体
1 中棒
2 親骨
3 受骨
4 引棒
5 バネ
6 上ロクロ
7 中ロクロ
8 下ロクロ
9 下ハジキ
10 押し釦
11 手元
12 石突
13 留め具
14 露先
15 ボタン
20 傘布
21 天丸
22 菊座
23 巻紐
24 型紙
30 結束帯
31 ヘッド
32 バンド
32a セレーション
33 テール

Claims (1)

  1. 下端に手元、上端側に上ロクロが取り付けられ、該手元と上ロクロの間に摺動可能に取り付けられた中ロクロ及び下ロクロと、中ロクロと下ロクロの間に設けたバネと手元近傍に下ハジキと押し釦が組み込まれた中棒と、該上ロクロに取り付けられた親骨と、一端を中ロクロに他端を該親骨に連結された受骨と、一端を下ロクロに他端を受骨に連結された引棒とからなる傘骨体と、該中棒の先端に取り付けられる石突および留め具と、親骨の先端に取り付けられる露先と、傘布に縫い付けられる巻紐の止め具を含む付属部品とからなる自作用ジャンプ傘のキットにおいて、傘布が取り付けられるまで、該傘骨体を閉じた状態に保持するため、切断しないと外せない帯状の結束帯で手元側の親骨外周を締結したことを特徴とする自作用ジャンプ傘の安全装置。
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